JP2686793B2 - コード判別装置 - Google Patents

コード判別装置

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JP2686793B2
JP2686793B2 JP29699788A JP29699788A JP2686793B2 JP 2686793 B2 JP2686793 B2 JP 2686793B2 JP 29699788 A JP29699788 A JP 29699788A JP 29699788 A JP29699788 A JP 29699788A JP 2686793 B2 JP2686793 B2 JP 2686793B2
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惣一 高野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定の信号の有無を判別するコード判別装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
最近は自動車のドアをキーを用いずに自動車から離れ
てドアーを開錠又は鎖錠する、所謂キーレスエントリー
方式が採用されつつある。このキーレスエントリー方式
により自動車のドアーを開錠又は鎖錠する場合は、自動
車から離れた位置で、例えば携帯用送信機によりドアー
を開錠又は鎖錠させるための特定のコードで変調した電
波を送信する。そうすると自動車に搭載している受信機
は送信された電波を受信する。そしてコード判別装置が
復調したコードが特定のコードであるかを判別して、受
信機、即ち自動車に予め設定しているコードと一致して
いる場合にドアーを開錠又は鎖錠させる信号を出力して
開錠又は鎖錠をすることになる。そして、自動車に搭載
してあるこの種の受信機は、開錠又は鎖錠のために送信
させる電波を常に受信すべく待機状態になっている。そ
して開錠又は鎖錠のために送信された電波を受信した場
合にコード判別回路及び制御回路の電源を投入し、受信
しない場合には電源を遮断して、待機状態における消費
電力の低減を図っている。
なお、このようなコードの送信には光、超音波、音波
等が通信媒体として用いられている。
ところで、前述した開錠又は鎖錠をするコードの送信
に電波を利用する場合は例えばコードに対応する周波数
でFM変調したFM電波が使用されている。そして受信機が
受信したそのFM電波から、開錠又は鎖錠のコードを受信
したか否かをコード判別装置のスケルチ回路により判別
している。
従来のコード判別装置は、スケルチ回路が、一般に復
調信号に含まれる周波数のうち高い周波数域の周波数を
検出し、コードを受信した場合は、その周波数分が低下
する特性を利用してコードの受信の有,無を判別してい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来のコード判別装置におけるスケルチ回路
は、復調信号の周波数のうち高い周波数域の周波数を検
出し、その周波数成分の低下を検出して送信されたコー
ドの有,無を判別するから開錠又は鎖錠のためのコード
でない無変調信号、音声信号を受信した場合もスケルチ
回路がコードを受信した場合と同様の出力を発する虞れ
があるという問題がある。また従来のスケルチ回路はそ
の回路の特性上、FM信号以外の電波を使用し得ない不都
合がある。
本発明は斯かる問題に鑑み、復調した特定コードのパ
ルスと、そのパルスとは異なるパルスとを正確に判別
し、特定コードのパルスで出力を発するコード判別装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るコード判別装置は、パルス信号をスケル
チ及びコード判別・出力部へ入力し、スケルチ回路の出
力を前記コード判別・出力部へ入力して、スケルチ回路
の出力に基づいてパルス信号中の特定のコードを判別す
べく構成しているコード判別装置において、前記スケル
チ回路は、2つのワンショットマルチバイブレータ及び
NOTゲートの直列回路と、前段のワンショットマルチバ
イブレータの入力及び出力信号がともに入力され、その
出力を前記NOTゲートへ入力しているNORゲートとを備
え、前記ワンショットマルチバイブレータの各出力信号
時間幅を異ならせてあることを特徴とする。
〔作用〕
前段のワンショットマルチバイブレータは入力された
パルスの立下り時点から所定時間のパルスを出力する。
後段のワンショットマルチバイブレータは入力された前
段のワンショットマルチバイブレータの出力パルスの立
上り時点から所定時間のパルスを出力する。NOTゲート
は後段のワンショットマルチバイブレータの出力の反転
出力を発する。NORゲートは前段のワンショットマルチ
バイブレータの入,出力パルスがともに入力されるとNO
Tゲートの出力を反転させる。
これにより、所定のパルス幅範囲内のパルスが入力さ
れた場合に出力を発する。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面により詳述する。
第1図は本発明に係るコード判別装置を備えた受信機の
ブロック図である。図示しない送信機から送信された特
定コードでFM変調したFM電波、即ちFM信号SFMが受信・
復調部1へ入力され、その出力S1はコンパレータ部2へ
入力される。コンパレータ部2の出力S2はスケルチ回路
3及びコード判別・出力部4へ入力され、スケルチ回路
3の出力S3はコード判別・出力部4へ入力されている。
コード判別・出力部4へはドアーのロック又はアンロッ
ク等の判断信号SSが入力されている。コード判別・出力
部4はコードを判別して予め与えられているコードと一
致したときに解錠すべき信号S4を出力するようになって
いる。この受信機において消費電力が比較的少ない受信
・復調部1、コンパレータ部2及びスケルチ回路3には
常に図示しない電源を接続していて、常に受信待機状態
となっている。そのため特定コードを送信するFM電波の
有無に拘らず受信した電波は復調され、復調された信号
はコンパレータ部2により所定の論理レベルに変換され
る。そしてスケルチ回路3は、コンパレータ部2から入
力された出力S2により特定コードを判別した場合には、
出力を発し、その出力がコード判別・出力部4へ入力さ
れると、コード判別・出力部4には図示しない電源が接
続されて動作状態になる。これによりコード判別・出力
部4は、それに予め設定しているコードとコンパレータ
部2から入力された信号S2によるコードとの一致、不一
致を判別する。そして一致している場合であり、しかも
コード判別・出力部4へ入力されている判断信号SSと一
致した場合に開錠又は鎖錠すべき信号S4を出力する。
ところで、前述した開錠又は鎖錠すべき特定のコード
は例えば第2図(a)に示すコード「1」と、第2図
(b)に示すコード「0」との組合せにより設定してお
り、送信機はそのコード「1」,「0」に各対応して例
えば2kHz,1kHzとする周波数でFM(周波数変調)変調し
たFM電波を送信するようにしている。したがってコード
「1」の周期T1は、コード「0」の周期T2の1/2となっ
ている。またスケルチ回路3のフィルタ特性、所謂通過
周波数範囲FFは、第3図に示すように周期T1,T2の
「1」,「0」の2つのコードの上,下限周波数が含ま
れる最も狭い周波数範囲に設定されていて、夫々のコー
ド「1」,「0」の周波数のパルスが存在しているとき
にスケルチ回路3が出力を発するようになっている。
第4図は本発明に係るコード判別装置におけるスケル
チ回路の回路図である。コンパレータ部2の出力S2がワ
ンショットマルチバイブレータ(以下単安定マルチとい
う)の反転入力端子及びNORゲートN1の一方の入力端
子へ入力されている。単安定マルチX1の電源端子は、コ
ンデンサC1と抵抗R1とからなる外付回路を介して電源V
と接続されている。入力端子B及びリセット端子はとも
に電源Vと接続されている。そして出力端子Qは後段の
単安定マルチX2の入力端子B及び前記NORゲートN1の他
方の入力端子と接続れている。前記抵抗R1とコンデンサ
C1とによる時定数で単安定マルチX1のワンショット時間
t1(t1≧T1)を得るよう夫々の値を選定している。単安
定マルチX2の電源端子はコンデンサC2をと抵抗R2を介と
からなる外付回路を介して電源Vと接続されている。反
転入力端子は接地されており、リセット端子は電源V
と接続されている。出力端子Qは逆直列接続のダイオー
ドD1とD2とを介してNORゲートN1の出力端子と接続され
ている。前記抵抗R2とコンデンサC2とによる時定数で単
安定マルチX2のワンショット時間t2(t2≦T2)を得るよ
う夫々の値を選定している。ダイオードD1とD2との接続
中間点はコンデンサC3を介して接地されており、また抵
抗R3を介して電源Vと接続するとともにNOTゲートN2の
入力側と接続されている。抵抗R3及びコンデンサC3は、
NOTゲートN2を閾値とした時定数回路でコードを正確に
確認できるだけの時定数を得るようにしている。これら
の単安定マルチX1,X2は、例えば日本電気(株)社製の
ワンショットマルチバイブレータICであるμPD74HC123A
を用いる。
前記単安定マルチX1は反転入力端子にコンパレータ
部2の出力信号S2が入力されると、そのパルスの立下り
でワンショットタイマがトリガされる。また単安定マル
チX2は入力端子Bに単安定マルチX1の出力信号SX1が入
力されると、そのパルスの立上りでワンショットタイマ
がトリガされる。
次にこのように構成したスケルチ回路の動作を説明す
る。コンパレータ部2が例えば第5図(a)に示すよう
な1:1のパルス幅で順次周期が短くなっていくパルス波
形の出力信号S2を出力すると、単安定マルチX1の出力波
形は、前記出力信号S2のパルスの立下りに同期してワン
ショットタイマがトリガされ、第5図(b)に示すパル
ス幅t1のパルス波形となる。そして単安定マルチX1の反
転入力端子の入力信号の周期がt1の周期より短縮する
と単安定マルチX1の出力はハイレベル状態を継続する。
つまり単安定マルチX1は1つのローパスフィルタとして
機能する。
そして単安定マルチX1のパルスの出力信号SX1が後段
の単安定マルチX2へ入力されると、単安定マルチX2は入
力されたパルスの立上りに同期してワンショットタイマ
がトリガされ、単安定マルチX2は第5図(c)に示す如
く時間幅t2のパルスを出力することになる。そして単安
定マルチX2に入力されるパルスの周期がパルスの時間幅
t2より短くなると単安定マルチX2の出力はハイレベルの
状態が継続する。
ここで、コンパレータ部2の出力信号S2が短周期にな
ると単安定マルチX1の出力波形はハイレベルを継続する
ので単安定マルチX2へ入力される信号としては長周期の
パルスと同等となるので単安定マルチX2の出力はローレ
ベルになる。
このようにして、コンパレータ部2から1:1のパルス
幅で順次周期が短くなるパルス波形が出力されると、単
安定マルチX2の出力波形は、パルス幅t2以下の周期のと
きは、コンパレータ部2が出力するパルスの周期と同じ
周期のパルスを出力し、パルス幅がt2以上、t1以下のと
きはハイレベルを出力し、パルス幅がt1以上のときはロ
ーレベルを出力する。そして単安定マルチX2の出力は、
ダイオードD1,抵抗R3,コンデンサC3及びNOTゲートN2で
構成され、抵抗R3,コンデンサC3による時定数のタイマ
回路へ入力されることによって、NOTゲートN2の入力は
第5図に(d)に示すようにパルス幅t1からt2の範囲内
のパルスが単安定マルチX1へ入力されたときに最大値に
保持される。それによりNOTゲートN2の出力がローレベ
ルになり第5図(e)に示すようにスケルチ回路3が出
力を発することになる。したがって、特定のコードの周
波数がスケルチ回路に入力されて始めてコード判別・出
力部4が動作してコードを判別するから、特定コードを
含まない電波でコードを判別することがなくコードの誤
判別を防止することになる。
このようにして、特定コードを送信した電波を受信し
ていないときに復調されたアトランダムのパルス列によ
り万一にも単安定マルチX1の出力信号の周期がパルス幅
t1からt2の範囲内になっても、スケルチ回路3は誤動作
しないから、コード判別・出力部4は出力を発しない。
したがって、不要の外来電波によりコードが判別されず
コード判別装置の信頼性を高め得る。
なお、本実施例では単安定マルチX2へ入力するパルス
の波形は1:1で周期が順次短くなるパルス波形とした
が、単安定マルチX1はその反転入力端子へ入力される
パルスの立下りでトリガしてワンショットタイマ動作を
するので、コンパレータ部2の出力波形は1:1のパルス
幅である必要はない。
また、実際には、コンパレータ部2の出力信号は、特
定のコードを含む電波を受信していないときは、アトラ
ンダムのパルス幅のパルスとなる。そのため第6図
(a),(b),(c),(d),(e),(f)に示
すように、アトランダムのパルスの入力により単安定マ
ルチX1の出力波形が、ハイレベル時にコンパレータ部2
の出力がハイレベルになることがある。しかしNORゲー
トN1でコンパレータ部2の出力と単安定マルチX1の出力
とのNORの論理が成立するからダイオードD2を介してコ
ンデンサC3が放電してスケルチ回路3の出力信号S3がハ
イレベルになり、出力を発しない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、送信するコードのパル
ス幅範囲内のパルス信号が入力されたときにスケルチ回
路が出力を発するので、送信した特定コード、送信した
特定コードでないパルスとの分離性が良い。そのため復
調時の信号のSN比が悪い場合であっても送信されたコー
ドにより確実にコード判別装置が動作する。よって本発
明により、信頼性が高いコード判別装置を提供でき、例
えば自動車のキーレスエントリー方式に適用すればその
信頼性をより向上し得る優れた効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスケルチ回路を適用したキーレス
エントリー方式の受信機のブロック図、第2図(a),
(b)はコードの波形図、第3図はスケルチ回路のフィ
ルタ特性図、第4図はスケルチ回路の回路図、第5図
(a),(b),(c),(d),(e)はその各部の
波形図、第6図(a),(b),(c),(d),
(e),(f)は不要電波を受信した場合のスケルチ回
路の各部の波形図である。 1……受信・復調部、2……コンパレータ部、 3……スケルチ回路、4……コード判別・出力部、 X1,X2……ワンショットマルチバイブレータ N1……NORゲート、N2……NOTゲート、R1,R2,R3……抵
抗、C1,C2,C3……コンデンサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス信号をスケルチ及びコード判別・出
    力部へ入力し、スケルチ回路の出力を前記コード判別・
    出力部へ入力して、スケルチ回路の出力に基づいてパル
    ス信号中の特定のコードを判別すべく構成しているコー
    ド判別装置において、 前記スケルチ回路は、2つのワンショットマルチバイブ
    レータ及びNOTゲートの直列回路と、前段のワンショッ
    トマルチバイブレータの入力及び出力信号がともに入力
    され、その出力を前記NOTゲートへ入力しているNORゲー
    トとを備え、前記ワンショットマルチバイブレータの各
    出力信号時間幅を異ならせてあることを特徴とするコー
    ド判別装置。
JP29699788A 1988-11-24 1988-11-24 コード判別装置 Expired - Lifetime JP2686793B2 (ja)

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JPH02144482A JPH02144482A (ja) 1990-06-04
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