JPH0648787Y2 - Lccソケット - Google Patents

Lccソケット

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JPH0648787Y2
JPH0648787Y2 JP1989146913U JP14691389U JPH0648787Y2 JP H0648787 Y2 JPH0648787 Y2 JP H0648787Y2 JP 1989146913 U JP1989146913 U JP 1989146913U JP 14691389 U JP14691389 U JP 14691389U JP H0648787 Y2 JPH0648787 Y2 JP H0648787Y2
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socket
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lcc
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JPH0386582U (ja
Inventor
功 大久保
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株式会社アイテイテイキヤノン
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はLCC(Leadless Chip Carrier)のソケットに関
する。
〔従来の技術〕
ICのLCC(Leadless Chip Carrier)のソケットは、第5
図に示すように、LCCの下面にある電極部にソケットの
コンタクトが接触するように構成されていた。したがっ
て、ソケットのコンタクトの上にLCCが載る形態である
ので、トータルの高さが大きくなり、コンパクトでない
という欠点があった。
そして、ソケットのリードは、ソケットの下面に形成さ
れており、基板等にハンダ付けされて電気的に接続され
るのであるが、基板等にハンダ付けを手ですることがで
きず、また、ハンダ付けした部分を目で確認し、検査等
することができなかった。これを解決するため、コンタ
クトのリードをインシュレータの側方に延ばして引き出
すということも試みられているが、ソケットの外形寸法
が大きくなりすぎるとという欠点があった。
また、LCCは、ソケットのコンタクトの上に単に載せて
あるだけなので、LCCがソケットから飛びだすのを防止
するため、ふたなどの押さえ具を設ける必要があった。
押さえ具の1例を第6図に示す。押さえ具は、ソケット
のインシュレータにヒンジで回転可能に支持されてお
り、LCCをソケット内に挿入した後、押さえ具をLCCのう
えに被せてあかないようにロックし、LCCがソケットか
ら抜けださないようにしてあった。したがって、部品点
数が多くなり、LCCのソケットへの挿入も押さえ具をい
ちいち閉じてロックするという余分の手間を必要とし
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のように、従来のソケットは、そのコンタクトの上
にLCCを載せるタイプのものであったため、トータルの
高さが高くなり、よりコンパクトに実装するという観点
から問題があった。したがって、ソケットの高さをなる
べく低くすることが要望されていた。
また、従来のLCCのソケットを基板等に手でハンダ付け
したり、ハンダ部分を目視確認することは、ソケットの
リードが下面側にあるため不可能であり、それを解決し
ようとすると、ソケットの寸法が大きくなるので、外形
寸法をおさえハンダ部を確認でき、手でハンダ付けをす
ることのできるソケットが要望されていた。
さらに、ふたなどのLCCのソケットからの離脱を防止す
る装置を必要としないソケットの出現が期待されていた
のである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の問題を解決するために本考案においては、LCCの
側面の電極部にソケットのコンタクトが接触するような
コンタクト形状とし、インシュレータの側壁のコーナー
部に切目を入れるとともに、インシュレータの側壁の下
部を切欠いてテーパ部を形成したことを特徴とするもの
である。
具体的には、コンタクトの基部の固定部とバネ部を構造
的に分離することによって上記の問題点を解決したもの
で、コンタクト基部の一端側にリードを設け、他端側に
上方に延びるコンタクトの固定部を形成し、基部の中央
部に、“くの字型”のバネ部を形成し、バネ部の先端に
U字状部を有する第2バネ部を形成し、第2バネ部の先
端を釣針状の形として曲面を形成した接触部を形成する
ことによって、問題点を解決したものである。
〔作用〕
コンタクトの基部の一端側に形成した固定部はソケット
のインシュレータの底板に埋設固定される。基部の他端
側に形成したリードは、インシュレータの側壁の下部を
切欠いたテーパ部に位置し、ソケットの外側面と下面に
露出するように配置され、ハンダ付けなどで回路に接続
される。基部のほぼ中央から“くの字型”に延びるバネ
部は、LCCがソケットに挿入されたとき、LCCを側方に押
し、LCCがソケットから抜け出すのを防止する。“くの
字型”先端からU字型に折れ曲がりその先端に接点を有
する接触部は、LCCの電極部と接触する。
また、インシュレータの側壁部の角部には、切目が設け
てある。ソケットに挿入されたLCCはこの切目部分を利
用して除去することができる。
〔実施例〕
第1図に本願考案のソケットの斜視図を示す。ソケット
1はLCCを受け入れ可能な箱状の形態をしており、底板
2と側壁3からなるインシュレータ4とコンタクト5と
から構成されている。
インシュレータ4の側壁3と、底板2は合成樹脂で一体
成型されている。側壁3の外方下側の底板2と連結する
部分は斜めに切欠きされており、テーパ部6が形成され
ている。側壁3にはコンタクトを収容する複数の溝7が
設けてあり、溝と溝とを仕切る仕切壁8がコンタクト同
志の接触を防止している。側壁3の各辺の終端部である
コーナーには溝状の切目9が切ってあり、側壁は底板2
とその下部で連結されているが、各辺の側壁同志は分離
されている。底板2の適当な個所に2つの径の異なる位
置決めポスト10が底板より下側に突出するように設けて
ある。この位置決めポスト10は、簡単に取り除ける構造
をしており、不要の場合は、底板2の下面から折ること
ができるようになっている。
コンタクト5は銅合金で形成され、表面にニッケルメッ
キさらに金メッキがなされている。基部50と“くの字
型”のバネ部51とU字状部52を有する第2バネ部53とか
ら構成されている。
基部50の一端側には上方に延びる固定部57が形成されて
おり、段部58と突起59を有し、ソケットの底板に埋設固
定される。突起59は、コンタクトが埋設固定された底板
2より抜け出すのを防止するためのものである。基部の
他端側には、リード55が形成されており、ソケットのリ
ードとして使用される。リード55は、下側に一段突出し
ており、ソケットに組み込まれたとき底板の下面より僅
かに突出するように構成されている。
基部の中央部には、上方に延びる“くの字型”のバネ部
51が形成されている。このバネ部の先端には、U字状に
折れ曲がり、先端に接触点54を有する第2バネ部53が形
成されている。第2バネ部53の先端は折り曲げられて釣
針状の形をして曲面を形成し、この曲面が接触点54とな
っている。
コンタクト5の固定部57は、ソケットのインシュレータ
の底板2に固定部57の下面が底板2の下面と一致するよ
うに埋設固定される。したがって、リード55の下面は、
底板の下面より僅かに突出している。バネ部51は、側壁
3の溝7に収容される。コンタクトのリード55は、側壁
3のテーパ部6に位置するように埋設され、リード55は
側壁3の外部に露出している。しかし、リードの最外点
は、側壁の最外点より外に出ないように形成され、か
つ、埋設固定されているので、リードが露出しているに
もかかわらず、ソケットの形状が大きくなることがな
く、コンパクトなソケットを得ることができる。
このソケットにLCCを挿入すると、第3図に示すようにL
CCのコンタクトがコンタクト5の接触点54に接触する。
コンタクト5の固定部57とバネ部51が分離されているの
で、コンタクトの“くの字型”のバネ部の全長がバネと
して作用するので、バネの有効長が従来のものより長く
なっている。したがって、高さが低く接触信頼性の高い
ソケットとなっている。
ソケットを基板などに実装するときは、基板に設けた位
置決め穴に位置決めポスト10をいれて位置決めし、リー
ド55に回路等をハンダ付けする。リード55が側壁の外部
に露出しているので、ハンダ付けを手で実施することも
可能であり、また、ハンダ付け後の、検査等も目で確認
できるようになった。
〔考案の効果〕
“くの字型”のバネ部を有するため、コンタクトの有効
バネ長さが大きくなっており、LCCを横方向に強く押圧
するため、LCCは簡単に抜け出したり、ソケットから離
脱することが無く、従来のソケットに較べ、簡単な押し
込み操作だけで、LCCをソケットに挿入可能となった。
コンタクトのリードがインシュレータの側壁の切欠き部
から露出しており、インシュレータの外方に突出してい
ないので、ソケットの外形寸法を大きくすることなく、
手ハンダ付けが可能になるとともに、ハンダ付け部を目
で確認することが可能になった。
LCCとソケットは、側壁部で接触するようにしてあるの
で、ソケットにLCCを挿入したときに全体の高さを小さ
くすることができ、コンパクトな実装が可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のソケットの斜視図。 第2図はソケットの平面図。 第3図はソケットの断面図。 第4図コンタクトの詳細図。 第5図は、従来のソケットの断面図。 第6図は、押さえ具を有するソケット斜視図を示す。 1……ソケット、2……底板 3……側壁、3……インシュレータ 5……コンタクト、6……テーパ部 7……溝、8……仕切 9……切目、10……位置決めポスト 11……テーパ部、50……基部 51……バネ部、52……U字状部 53……第2バネ部、54……接触点 55……リード、56……突出部 57……固定部、58……段部 59……突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーナー部に切目(9)を有する側壁
    (3)の下部に切欠を形成してテーパ部(6)を設けた
    インシュレータ(4)に、基部(50)の一端側にリード
    (55)を形成し、他端側に上方に延びる固定部(57)を
    形成し、基部(50)の中央部に上方に延びる“くの字
    型”のバネ部(51)を形成し、バネ部の先端にU字状部
    (52)を有し先端を釣針状の形として曲面を形成した接
    触部(54)を有する第2バネ部(53)を形成したコンタ
    クト(5)の固定部(57)をインシュレータ(4)の底
    板(2)に埋設固定し、コンタクトのリード(55)を側
    壁(3)のテーパ部(6)に側壁の最外点より外にでな
    いように露出させたLCCソケット。
JP1989146913U 1989-12-20 1989-12-20 Lccソケット Expired - Fee Related JPH0648787Y2 (ja)

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JPH0386582U JPH0386582U (ja) 1991-09-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0234786Y2 (ja) * 1985-11-13 1990-09-19
JPH01157439U (ja) * 1988-04-07 1989-10-30

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JPH0386582U (ja) 1991-09-02

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