JPH0648695A - フォークリフトのカートンクランプ装置 - Google Patents

フォークリフトのカートンクランプ装置

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JPH0648695A
JPH0648695A JP22348192A JP22348192A JPH0648695A JP H0648695 A JPH0648695 A JP H0648695A JP 22348192 A JP22348192 A JP 22348192A JP 22348192 A JP22348192 A JP 22348192A JP H0648695 A JPH0648695 A JP H0648695A
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clamp
platen
carton
angle
piece
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JP22348192A
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Masatatsu Hirano
真達 平野
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷の種類、性質、形態および重量に応じてカ
ートンクランプのプラテンの下すぼみ角度を調節できる
ようにすること。 【構成】 リフトブラケットの前面に駆動機構1Dを介
して互いに近接又は離隔可能に取り付けられた左右一対
のクランプアーム11、12と、両クランプアーム1
1、12に対して軸支され対向面21、22の角度が変
わり得るカートンクランプのプラテン2と、クランプア
ーム11、12とカートンクランプのプラテン2との間
に配設されたピン部材13のリング部13Rにおいて穴
部31から各辺32〜35までの距離が異なる矩形のピ
ース30を係止して貫通ボルトによりプラテン2の固着
部26に固着して、プラテン2の下すぼみ角度を調整す
る角度調節機構3とから成るフォークリフトのカートン
クランプ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトの対向
面の角度を変え得るカートンクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクランプ装置(特開平2−818
96号)には、図10に示すようにクランプアームの対
向面の最下段の緩衝パッドLPを他段のパッドPより突
出させる(図10中矢印で示す)ことにより下すぼみ形
態を実現するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は、荷の
落下防止のためのクランプアームの対向面の最下段の緩
衝パッドを厚くして突出させるものであるため、突出量
を変えることができず対応し得る荷の種類、性質、形態
および重量は限られていまう。また、もし突出量を変え
るとすれば、緩衝パッドの厚さの異なるものを予め多数
用意して交換する必要が有り、交換の手間および費用が
大変であった。
【0004】そこで本発明者は、カートンクランプのプ
ラテンを回動可能とし、必要に応じプラテンの角度を調
整できるようにするという本発明の技術的思想に着眼
し、さらに研究開発を重ねた結果、簡単な操作により、
荷の種類、性質、形態および重量に応じてカートンクラ
ンプのプラテンの下すぼみ角度を調節できるようにする
という目的を達成する本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のフォークリフトのカートンクランプ装置
は、リフトブラケットの前面に駆動機構を介して互いに
近接又は離隔可能に取り付けられた左右一対のクランプ
アームと、両クランプアームの対向部に配設され対向面
の角度が変わり得るカートンクランプのプラテンと、ク
ランプアームとカートンクランプのプラテンとの間に配
設されカートンクランプのプラテンの配設角度を変えた
複数の状態で固定し得る角度調節機構とから成るもので
ある。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)のフ
ォークリフトのカートンクランプ装置は、リフトブラケ
ットの前面に駆動機構を介して互いに近接又は離隔可能
に取り付けられた左右一対のクランプアームと、両クラ
ンプアームに対して軸支され対向面の角度が変わり得る
カートンクランプのプラテンと、クランプアームとカー
トンクランプのプラテンとの間に配設され、クランプア
ームの係止穴に対して長さが異なる複数の固着面を有す
るピースを介して固着することにより、カートンクラン
プのプラテンの配設角度を変える角度調節機構とから成
るものである。
【0007】
【作用】上記構成より成る第1発明のカートンクランプ
装置は、対向面の角度が変わり得るカートンクランプの
プラテンを角度調節機構により必要に応じた下すぼみ角
度に調節して固定するものである。
【0008】上記構成より成る第2発明のカートンクラ
ンプ装置は、両クランプアームに対して軸支され対向面
の角度が変わり得るカートンクランプのプラテンをクラ
ンプアームへの係止穴に対して長さの異なる角度調節機
構のピースの固着面により固着することにより、必要に
応じた下すぼみ角度に調節して固定するものである。
【0009】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のカートンク
ランプ装置は、角度調節機構による簡単な操作により、
荷の種類、性質、形態および重量に応じてカートンクラ
ンプのプラテンの下すぼみ角度を調節して固定できると
いう効果を奏する。
【0010】上記作用を奏する第2発明のカートンクラ
ンプ装置は、角度調節機構のピースの固着面を変えると
いう簡単な操作により、荷の種類、性質、形態、および
重量に応じてカートンクランプのプラテンの下すぼみ角
度を調節して固定できるという効果を奏する。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例につき、図面を用いて具
体的に説明する。
【0012】(第1実施例)第1実施例のフォークリフ
トのカートンクランプ装置は、第1および第2発明の実
施例で、カートンクランプのプラテンの中央部に支点を
配設し、下部に角度調節機構を配設して、プラテンの下
すぼみ角度を調節するものである。
【0013】第1実施例のカートンクランプ装置は、図
1〜図5に示すようにフォークリフトのマスト(図示せ
ず)に沿って昇降されるリフトブラケット(図示せず)
の前面に配置されたクランプベース1Bの前面に駆動機
構1Dのシリンダを介して左右一対のクランプアーム1
1、12が互いに近接又は離隔可能に配設されている。
【0014】カートンクランプのプラテン2は、クラン
プアーム11、12の対向部に配設され、対向面21、
22を有し、クランプアーム11および12の先端に垂
設されたピン部材13の上端に配設された十字部材14
の左右の支持部14Sによりプラテン2の背面23に対
向して上下に配設された一対の三角形状の部材24、2
5を軸受24J、25Jを介して軸支することにより、
プラテン2を支持するとともに、プラテン2の下すぼみ
角度を変える場合の支点を構成する。
【0015】角度調節機構3は、ピン部材13の下端に
形成したリング部13Rに係合する矩形のピース30で
構成される。ピース30は、図2および図3に示すよう
に偏心した位置にピン部材13のリング部13Rととも
にボルトが貫通固着される穴部31が形成されている。
従って穴部31の中心と側壁32との間の距離A(垂直
状態)、穴部31の中心と側壁33との距離B(第1下
すぼみ状態)、穴部31の中心と側壁34との間の距離
C(第2下すぼみ状態)、穴部31の中心と側壁35と
の間の距離D(第3下すぼみ状態)となり、側壁32〜
35のどの側壁を貫通ボルトによりプラテン2の固着部
26に当接させて固着するかにより、リング部材13と
プラテン2の下部との距離が変わり、図4および図5に
示すようにそれに応じてプラテン2は1つの垂直状態と
3つの下すぼみ状態を採り得る構成より成る。
【0016】貫通ボルトによりピース30をプラテン2
に固定するに当り、ピース30の偏心した穴部31を避
けて各側壁32〜35に同一の貫通穴が形成できる場合
は、プラテン2の固着部26は、通常の2個の貫通穴を
形成するので良いが、ピース30の各側壁32〜35に
形成される貫通穴の位置が異なる場合は、プラテン2の
固着部26は、貫通穴の位置を考慮した長孔を2個形成
し、各側壁の貫通穴に応じた位置でそれぞれ固定され
る。従って、プラテン2は、図4および図5に示すよう
にピース30の穴部31とプラテン2の固着部26に当
接固着した側壁32〜35との距離A〜Dに応じた垂直
および複数の下すぼみ角度で固定される。
【0017】上記構成より成る第1実施例のカートンク
ランプ装置は、荷物に応じて貫通ボルトを抜いて角度調
節機構3のピース30の側壁32〜35の中から最適の
側壁をプラテン2の固着部26へ当接させて貫通ボルト
を締着することにより、ピース30の穴部31の中心と
側壁までの距離(A〜D)に応じてプラテン2が十字部
材14の左右の支持部14Sに対して回動して傾斜し、
適切な対向面21、22の下すぼみ角度を実現する。
【0018】上記作用を奏する第1実施例のカートンク
ランプ装置は、荷物の種類、性質、形態および重量に応
じて下すぼみ角度を複数に調整できるので、荷物の望ま
しいクランプを可能にするという効果を奏する。
【0019】また第1実施例装置は、ピース30の固着
部26へ固着する側壁を変えて固着するだけで、荷に応
じた下すぼみ角度を実現できるので操作が非常に簡単
で、機構もシンプルであるという効果を奏する。
【0020】(第2実施例)第2実施例のカートンクラ
ンプ装置は、図6に示すようにピン部材13の下端のリ
ング部13Rに、第1実施例のピース30に代えてプラ
テン2の背面23に固着したアーム23Aを挿入して、
下すぼみ状態にする時はプラテン2の上部を外方へ傾斜
させるもので、プラテン2の背面23に固着した球継手
を内蔵する部材17とピン部材13に回転可能に係止し
た角度調節機構3の六角形ピース37の6辺の中から適
切な1辺を部材17に当接させ、六角形ピース37の上
方においてピン部材13とプラテン2に固着された部材
17とを貫通ボルトにより固着するものである。
【0021】上記構成より成る第2実施例のカートンク
ランプ装置は、貫通ボルトをゆるめて角度調節機構3の
六角形ピース37の6辺の中から適切な辺を部材17へ
当接させてから貫通ボルトを締着することにより、荷物
に応じたプラテン2の対向面21の下すぼみ角度に調節
するものである。
【0022】上記作用を奏する第2実施例装置は、上記
第1実施例装置と同様の効果を奏する他、簡単な操作で
六角形のピース37によりプラテン2の下すぼみ角度を
調整するので下すぼみ角度の段数を増やすことができる
とともに、下部のリング部材13Rを支点として上部に
角度調節機構3および六角ピース37を配設したので調
節操作が一層簡易であるという効果を奏する。
【0023】(第3実施例)第3実施例のカートンクラ
ンプ装置は、第2実施例の角度調節機構3の六角ピース
37の代わりに、図7に示すように片側(両側でもよ
い)にテーパ面を形成したテーパ部材38を用いて、こ
のテーパ部材38の上下方向の位置を調節して貫通ボル
トにより固着するもので、第2実施例と同様の作用効果
を奏する他、テーパ部材38の上下方向の位置により無
段階の連続した下すぼみ角度が実現できるので、一層荷
物の種類、性質、形態、および重量に応じた最適な下す
ぼみ角度によるクランプを可能にするという効果を奏す
る。
【0024】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0025】上述の第2実施例は、六角形のピースにつ
いて説明したが、図8に示すような七角形ピース39
A、あるいは図9に示すような八角形ピース39B等に
変更することも可能であり、必要に応じ多角形ピースを
交換して利用する態様も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示す分解斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の角度調節機構を示す斜視図であ
る。
【図3】第1実施例の角度調節用のピースを示す斜視図
である。
【図4】第1実施例のプラテンの下すぼみ状態を示す説
明図である。
【図5】第1実施例のプラテンの下すぼみ状態を示す説
明図である。
【図6】第2実施例装置の角度調節機構を示す説明図で
ある。
【図7】第3実施例装置の角度調節機構を示す説明図で
ある。
【図8】第2実施例の変形例の七角形ピースを示す平面
図である。
【図9】第2実施例の変形例の八角形ピースを示す平面
図である。
【図10】従来装置のプラテンを示す断面図である。
【符号の説明】 1B クランプベース 1D 駆動機構 11、12 クランプアーム 13 ピン部材 13R リング部 14 十字部材 14S 左右の支持部 17 部材 2 カートンクランプのプラテン 21、22 対向面 23 背面 24、25 三角形の部材 24J、25J 軸受 26 固着部 3 角度調節機構 30 ピース 31 穴部 32、33、34、35 側壁 37 六角形ピース 38 テーパ部材 39A 七角形ピース 39B 八角形ピース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトブラケットの前面に駆動機構を介
    して互いに近接又は離隔可能に取り付けられた左右一対
    のクランプアームと、 両クランプアームの対向部に配設され対向面の角度が変
    わり得るカートンクランプのプラテンと、 クランプアームとカートンクランプのプラテンとの間に
    配設されカートンクランプのプラテンの配設角度を変え
    た複数の状態で固定し得る角度調節機構とから成ること
    を特徴とするフォークリフトのカートンクランプ装置。
  2. 【請求項2】 リフトブラケットの前面に駆動機構を介
    して互いに近接又は離隔可能に取り付けられた左右一対
    のクランプアームと、 両クランプアームに対して軸支され対向面の角度が変わ
    り得るカートンクランプのプラテンと、 クランプアームとカートンクランプのプラテンとの間に
    配設され、クランプアームの係止穴に対して長さが異な
    る複数の固着面を有するピースを介して固着することに
    より、カートンクランプのプラテンの配設角度を変える
    角度調節機構とから成ることを特徴とするフォークリフ
    トのカートンクランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115196359A (zh) * 2022-07-27 2022-10-18 郭均 一种物流货箱锁定装置及锁定方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025118A (ja) * 1973-07-02 1975-03-17
JPS5028614A (ja) * 1973-07-18 1975-03-24

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