JPH0648589Y2 - ピンチローラー駆動機構 - Google Patents

ピンチローラー駆動機構

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JPH0648589Y2
JPH0648589Y2 JP10034588U JP10034588U JPH0648589Y2 JP H0648589 Y2 JPH0648589 Y2 JP H0648589Y2 JP 10034588 U JP10034588 U JP 10034588U JP 10034588 U JP10034588 U JP 10034588U JP H0648589 Y2 JPH0648589 Y2 JP H0648589Y2
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JP
Japan
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lever
pinch roller
rotates
shaft
pin
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JP10034588U
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真已 富田
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Priority to EP94114278A priority patent/EP0628961B1/en
Priority to DE68927124T priority patent/DE68927124T2/de
Priority to DE68928698T priority patent/DE68928698T2/de
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はカセツト式記録再生装置におけるピンチロー
ラー駆動機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図は例えば実開昭61-34633号公報に示された従来の
ピンチローラー駆動機構を示す斜視図であり、図におい
て(1)はベースプレート、(2)はキヤプスタン軸、
(3)はピンチローラー、(4)は駆動軸、(5)は円
形カム、(6)は第1の軸、(7)は第1の軸(6)を
中心に回動する第1のレバー、(8)は第2の軸、
(9)は第2の軸(8)を中心に回動する第2のレバ
ー、(10)は第2の軸(8)を中心に回動する第3のレ
バー、(11)は第2のレバー(9)と第3のレバー(1
0)とを互いに引き寄せるスプリング、(12)はカム
(5)の内部に設けられたカム溝、(13)は第1のレバ
ー(7)の一端に植設されかつカム溝(12)内を移動す
る第1のピン、(14)は第1のレバー(7)の他端に植
設された第2のピン、(15)は第2のレバー(9)の内
部に設けられかつ第2のピン(14)と嵌合するスリツ
ト、(16)は第2のレバー(9)と第3のレバー(10)
との位置決めをする係止爪片である。
次に動作について説明する。任意の駆動機構例えばモー
ターからウォーム等を介してカム(5)が回動する。す
ると、第1のピン(13)はカム溝(12)の外壁に沿つて
移動し、第1のレバー(7)は第1の軸(6)を中心に
回動する。第1のレバー(7)の回動方向はカム(5)
の回動方向およびカム溝(12)の形状によつて任意に選
択できるが、例えば第1のレバー(7)が第1の軸
(6)を中心に時計回り方向に回動したとする。する
と、第2のピン(14)がスリツト(15)内をスリツト
(15)の外壁と接触しながら移動する。その結果、第2
のレバー(9)は第2の軸(8)を中心にした反時計回
り方向のモーメントを受けて反時計回り方向に回動す
る。すると、スプリング(11)は付勢され、第3のレバ
ー(10)を第2の軸(8)の回りに反時計回り方向に回
動させ、第3のレバー(10)と一体のピンチローラー
(3)も同時に回動する。そして回動角が所定の角度に
達すると、ピンチローラー(3)がキヤプスタン軸
(2)に当接し、それ以降の第2のレバー(9)の回動
によるスプリング(11)の付勢力はピンチローラー
(3)のキヤプスタン軸(2)への圧着力となつて与え
られる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来のピンチローラー駆動機構では駆動源
として円形カム(5)を用いているので、強度上の問題
より肉厚が大きくなり、薄型化を図るには不適当である
し、また機構系の各要素の配置が円形カム(5)の周辺
に集まり、設計上の自由度が小さくなるなどの問題点が
あつた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、駆動手段が小型・薄型化できると共に、機構
系の配置の自由度を大きくしたピンチローラー駆動機構
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案に係るピンチロー
ラー駆動機構は、ピンチローラーとキヤプスタン軸との
圧接力を与える部材の駆動源として内部に案内溝を設け
た扇形回転部材を用いたものである。
〔作用〕
この考案におけるピンチローラー駆動機構は、内部に案
内溝を設けた扇形回転部材により、レバーを駆動し、ピ
ンチローラーをキヤプスタン軸に圧接させる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図〜第8図について説
明する。第1図において、(17)は駆動モーター、(1
8)は駆動モーター(17)により駆動されるギア、(1
9)はギア(18)と円弧状ギア部(19a)により噛合する
扇形回転部材、(20)は扇形回転部材(19)の回動中心
である第1の支軸、(21)は扇形回転部材(19)の内部
に設けられた案内溝、(22)は第1のレバー、(23)は
第1のレバー(22)に植設されかつ案内溝(21)の内部
を移動する第1のピン、(24)は第2のレバー、(25)
は第1のレバー(22)と第2のレバー(24)との回動中
心である第2の支軸、(26)は第3のレバー、(27)は
第3のレバー(26)に植設されかつ第2のレバー(24)
と当接する第2のピン、(28)は第3のレバー(26)の
回動中心である第3の支軸、(29)は第3のレバー(2
6)に設けられたピンチローラー、(30)はキヤプスタ
ン軸、(31)は第1のバネ、(32)は第2のレバー(2
4)と一体に構成された係止部材、(33)は第3のレバ
ー(26)を反時計回り方向に付勢する第2のバネであ
る。
次に動作について説明する。まず初めに各構成要素は第
2図に示す状態にある。すなわち、第1のバネ(31)の
付勢力により係止部材(32)と第1のレバー(22)とは
当接状態にある。また、第3のレバー(26)の一端に設
けられた第2のピン(27)は第2のバネ(33)の付勢力
により第2のレバー(24)と当接状態にあり、ピンチロ
ーラー(29)とキヤプスタン軸(30)とは非当接状態に
ある。ここで駆動モーター(17)が回転し、その回転が
ギア(18)を介して扇形回転部材(19)のギア部(19
a)に伝達されると、図に示すように扇形回転部材(1
9)は第1の支軸(20)の回りに反時計回り方向に回動
する。すると、扇形回転部材(19)の案内溝(21)と嵌
合状態にある第1のピン(23)は前記の案内溝(21)の
回動により、案内溝(21)の壁面より力を受ける。その
結果、第1のレバー(22)は第2の支軸(25)の回りに
反時計方向に回動し、第1のバネ(31)を付勢する。こ
の付勢力により第2のレバー(24)も第2の支軸(25)
の回りに反時計回り方向に回動し、第2のピン(27)に
力を加える。すると、第3のレバー(26)は第3の支軸
(28)の回りに時計回り方向に回動し、ピンチローラー
(29)がキヤプスタン軸(30)と当接する。
第3図に示すように更に扇形回転部材(19)は回動を続
け、第1のレバー(22)を第2の支軸(25)の回りに反
時計回り方向に回動させるが、第3のレバー(26)はピ
ンチローラー(29)とキヤプスタン軸(30)とが既に当
接状態にあるため、第3の支軸(28)の回りに更に時計
回り方向には回動することができない。従つて第2のレ
バー(24)も回動できない。よつて、ピンチローラー
(29)とキヤプスタン軸(30)との当接後の、第1のレ
バー(22)の回動によつて第1のバネ(31)に与えられ
る力は、ピンチローラー(29)のキヤプスタン軸(30)
への圧接力として用いられる。
上記実施例において、第4図から第5図に動作すること
をローディング動作といい第6図にフローチャートで示
している。また第5図から第4図に動作することをアン
ローディング動作といい第7図にフローチャートで示し
ている。
なお、上記実施例では各構成部材の回動方向を上記のよ
うに与えたが、その他の組み合わせでも良いことは言う
までもない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によればピンチローラーの駆動
機構を小型化することができると共に、設計時の機構要
素の配置の自由度の大きいピンチローラー駆動機構を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるピンチローラー駆動
機構を示す斜視図、第2図,第3図は各動作を示す平面
図、第4図,第5図は動作を説明するための機構概念
図、第6図はローディング動作を説明するためのフロー
チャート、第7図はアンローディング動作を説明するた
めのフローチャート、第8図は機構概念図で使用した各
記号とその意味を示す図、第9図は従来のピンチローラ
ー駆動機構を示す斜視図である。 図において、(17)は駆動モーター、(18)は駆動ギ
ア、(19)は扇形回転部材、(20)は第1の支軸、(2
1)は案内溝、(22)は第1のレバー、(23)は第1の
ピン、(24)は第2のレバー、(25)は第2の支軸、
(26)は第3のレバー、(28)は第3の支軸、(29)は
ピンチローラー、(30)はキヤプスタン軸、(31)は第
1のバネを示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセツト内の磁気テープをテープカ
    セツトから引き出して磁気テープをキヤプスタンに圧着
    させて走行させるピンチローラーの駆動機構において、
    モーターの駆動力が伝達されて第1の支軸を中心に回動
    しかつ案内溝が設けられる扇形回転部材と、前記案内溝
    に嵌合する第1のピンが一端に設けられかつ第2の支軸
    を中心に回動する第1のレバーと、この第1のレバーに
    対して第1のバネで一方向に付勢されると共に付勢方向
    に係止されかつ前記第2の支軸を中心に回動する第2の
    レバーと、この第2のレバーと係合する方向に付勢され
    て第3の支軸を中心に回動しかつ一端にピンチローラー
    が設けられる第3のレバーとを備えたことを特徴とする
    ピンチローラー駆動機構。
JP10034588U 1988-03-15 1988-07-28 ピンチローラー駆動機構 Expired - Lifetime JPH0648589Y2 (ja)

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JP10034588U JPH0648589Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 ピンチローラー駆動機構
EP94114278A EP0628961B1 (en) 1988-03-15 1989-03-09 A tape tensioning mechanism
DE68927124T DE68927124T2 (de) 1988-03-15 1989-03-09 Magnetband Aufnahme- und Wiedergabegerät
DE68928698T DE68928698T2 (de) 1988-03-15 1989-03-09 Bandspannvorrichtung
EP89302329A EP0333378B1 (en) 1988-03-15 1989-03-09 Magnetic tape recording and playback device
CA000593558A CA1334216C (en) 1988-03-15 1989-03-13 Thin compact magnetic tape recording and playback device
AU31282/89A AU613160B2 (en) 1988-03-15 1989-03-14 Magnetic tape recording and playback device
US07/323,843 US5103356A (en) 1988-03-15 1989-03-15 Magnetic tape recording and playback device interconnected by conductor patterns formed on a circuit board

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