JPH0648589B2 - 情報記憶サブシステム用の非同期データ・チャネル - Google Patents

情報記憶サブシステム用の非同期データ・チャネル

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JPH0648589B2
JPH0648589B2 JP1503581A JP50358189A JPH0648589B2 JP H0648589 B2 JPH0648589 B2 JP H0648589B2 JP 1503581 A JP1503581 A JP 1503581A JP 50358189 A JP50358189 A JP 50358189A JP H0648589 B2 JPH0648589 B2 JP H0648589B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に非同期データ・チャネル及びそのよう
なチャネル中で非同期データ信号を発生し検出する方法
に関し、より具体的には、そのようなデータ・チャネル
を含む移動媒体タイプの情報記憶サブシステムに関する
ものである。
[発明の背景技術] ディスク記憶サブシステムでは、ディスク上の情報を運
ぶ共心のトラックが、通常2つの方法のどちらか1つで
フォーマットされる。固定ブロック・アーキテクチャで
は、情報は固定長データ・フィールドに記憶され、その
前に固定長識別子(ID)フィールドが付く。カウント
・キー・データ(CKD)アーキテクチャでは、情報は
可変長データ・フィールドに記憶され、その前にデータ
・フィールドを識別するキー・フィールドと、その長さ
を指定するカウント・フィールドが付く。どちらの場合
も、各フィールドは、制御情報を含むギャップで分離さ
れている。
各フィールド内のデータは同期しているが、連続したフ
ィールドが互いに完全に同期していることは保証されな
い。したがって、ギャップ領域内の情報には、後続のフ
ィールドを読み書きする回路を同期させるための同期情
報が含まれる。
一般に、同期情報は、「ビット同期」情報と「バイト同
期」情報という2種のタイプのものがある。ビット同期
情報の目的はデータをラッチし復号することができるよ
うに、位相ロック発振器(PLO)を後続フィールドの
ビット速度に同期させることである。バイト同期フィー
ルド情報の目的は、直列化/並列化装置(Serdes)中の
データ・レジスタを後続フィールド中のバイト境界と同
期させることである。
この従来技術の一例は、IBM3310直接アクセス記
憶装置であり、これは固定ブロック・アーキテクチャで
フォーマットされたディスク・ファイルを使用してい
る。ディスク・ファイルで、IDフィールド及びデータ
・フィールドの前のギャップには、(クロック情報を含
むようにコーディングされた)最高16バイトまでの論
理ゼロを含む「リード・イン」フィールドが含まれてい
る。これは、読取り回路または書込み回路のクロックを
データ・フィールド内のデータのビット伝送速度と同期
させるために使われるビット同期情報である。その後
に、非ゼロの8ビット同期バイトが続き、これは2進値
00000001に復号される。リング・カウンタを使
って、データ・フィールド内の直列データを、同期バイ
トの最下位ビットと同期した8ビット・バイトに区分す
る。
同期バイトの1つの“1”ビットを復号する際にエラー
が発生し、したがって後続のフィールドと正しく同期し
ない可能性があるため、同期バイト自体が反復されたよ
り複雑な同期パターンも使用されている。こうした同期
バイト用にもっと複雑な「ソフト」復号論理を使用する
こともでき、これは限られた数の誤ったビットに対して
許容性がある。
IBM3310直接アクセス記憶装置では、比較的簡単
なMFM(修正周波数変調)データ・コーディング方を
使用している。最近のディスク記憶装置は、2,7RL
L(ランレングス制限)コードを使用しているが、やは
り同様の問題がある。R.E.ジェンキンス(Jenkin
s)の論文「1F/2F位相合せシステム(1F/2F Phase
Alignment System)」、IBMテクニカル・ディスク
ロージャ・ブルテン、Vol.23、No.1、1980
年6月、p.318には、2バイトにわたって記録され
たビット同期情報が正しく復号されるかどうか検査する
ことにより、2,7RLLチャネルにおける1Fクロッ
クと2Fクロックの位相を合わせる技術が開示されてい
る。
部分応答最尤(PRML)タイプのチャネルでもバイト
の同期化が必要である。この種のチャネルは遠隔通信の
分野で周知であり、情報記憶サブシステムのデータ・チ
ャネル用のものも提案されている。情報記憶用のPRM
Lチャネルは、米国特許第4571734号明細書に記
載されている。こうしたチャネルはヴィテルビ・チャネ
ルとも呼ばれているが、このチャネルでは、読戻し信号
を等化してサンプリングできる標準化された形にしなけ
ればならない。そうする必要があるのは、サンプリング
されディジタル化されたアナログ読戻し信号が保護され
る、最尤ディジタル信号列をPRMLデコーダで指定で
きるようにするためである。信号列中のデータ・フィー
ルド間のギャップに、一連の「トレーニング」バイトを
含めることによって、この等化を適応型のものにするこ
とが知られている。典型的な場合、この等化パターン
は、できるだけ変動の幅が広い周波数成分をもつ反復パ
ターンとなる。
バイトまたは「フレーム」または「ワード」の同期化の
問題は、英国特許第1478736号、英国特許第21
23654A号、欧州特許第0139511A2号、欧
州特許第0208537A2号の各明細書に記載されて
いるPRMLチャネルでも生じる。これらの特許や特許
出願に記載されているPRMLチャネルは、遠隔通信用
に使用される。特別にコーディングしたフレーム同期信
号の使用も考案されているが、記載されている手法は、
そうではなく、ヴィテルビ・デコーダで計算した「分岐
メトリック」を比較することによってフレームの同期を
実現し維持しようとするものである。それが所定のしき
い値と異なる場合は、同期が失われたことになり、位相
合せを行なう。この手法はデータとインタリーブしたフ
レームまたはバイト同期情報が不要になる可能性がある
が、その代償として、デコーダが同期外れになったとき
正しく復号が行なわれなくなる期間が時々生じる。した
がって、データを非同期フィールドに分割し、その前に
それ自体の同期情報を付ける手法は、信頼性が低くな
る。
したがって、従来技術は、データ伝送のオーバヘッドが
増すことを代償に信頼性を確保するものである。ディジ
タル・コード化された音声伝送ではこのことは問題にな
らないかもしれないが、ディジタル・データが壊れては
ならない応用分野では、それは全く受け入れられない。
[発明の開示] したがって、本発明は、データ・フィールド内でビット
伝送速度周波数で同期するデータ・フィールドが、ビッ
ト伝送速度周波数の第1の部分倍数で反復する第1のパ
ターンの制御信号と、ビット伝送速度周波数が第2の部
分倍数で反復する第2のパターンの制御信号とを含む調
節領域で分離されるという、非同期信号を検出するため
の手段と、前記第1パターンから前記第1部分倍数周波
数の第1のクロック信号を誘導する手段と、前記第2パ
ターンから前記第2部分倍数周波数の第2のクロック信
号を誘導する手段と、前記第1クロック信号と第2クロ
ック信号の位相の一致を検出して、前記の一致の検出に
対して固定した時間関係で、データ・フィールドの開始
を示す同期信号を生成する手段とを含む、非同期データ
・チャネルを提供する。
データ・フィールドの開始の指示は、従来技術で生成さ
れる、バイト同期、フレーム同期、またはワード同期信
号に相当する。しかし、バイトのビット・パターンの比
較ではなく位相の一致によりこの信号を生成するので、
従来技術の手法に比べて簡単で信頼性が高くなる。
本発明が特に有用なチャネルは、非同期信号をサンプリ
ングする手段と、サンプリングした非同期信号をその制
御入力端に供給される調節信号に応じて等化する適応等
化器と、等化器の出力から非同期信号を発生した可能性
の最も高い2進シーケンスを出力する最尤指定機構とを
含む、部分応答最尤タイプのチャネルで、特に有用であ
る。このようなチャネルでは、本発明は、上記第2のパ
ターンの制御信号からの等化器出力に応答して、そのよ
うな調節信号を発生し、それを前記等化器の制御入力端
に印加するための調節手段を設けることが好ましい。
この配置構成の利点は、別に(専用の)バイト同期情報
を設ける必要がないことである。その代り、データ・フ
ィールドの始めを示すための位相情報を、適応等化器の
既存のトレーニング情報に組み込む。
好ましい配置構成では、第1クロック信号を誘導する手
段が、前記第1のパターンの制御信号の位相にロックす
るように配置された位相ロック発振器を含み、第2クロ
ック信号を誘導する手段がクロック式リング・カウンタ
を含む。
さらに、第2クロック信号を誘導する手段が、前記第2
パターンの制御信号を認識するためのパターン認識機構
を含み、リング・カウンタの出力を前記第2パターンと
同期させるため、その出力を、前記リング・カウンタの
入力として接続することが好ましい。
この配置構成では、チャネルは、リング・カウンタの出
力と一致する前記第2パターンの制御信号がその後所定
の回数だけ認識されたのに応答して、パターン認識機構
からのそれ以上の出力を阻止する阻止手段を含むことが
好ましい。
本発明は、たとえば遠隔通信の分野などどんなデータ・
チャネルにも適用できるが、本発明の主な適用分野は、
外部システムとの間でデータをやりとりするためのイン
タフェース手段と、上記に開示したようなデータ・チャ
ネルとを含む、移動媒体タイプの情報記憶サブシステム
である。このデータ・チャネルは移動情報記憶媒体を含
み、前記検出手段は、記憶媒体の移動中にそこから情報
を読み取り、またはそこに情報を書き込むための変換手
段を含む。
このような情報記憶サブシステムは、たとえば磁気ディ
スクまたは光ディスク記憶サブシステムあるいは磁気テ
ープ・サブシステムでよい。
本発明によるこのような情報記憶サブシステムにおい
て、インタフェース手段は、前記外部システムからのデ
ータを、データ部分と調節部分を交互に含む直列データ
列に分割するフォーマット化手段を含むことが好まし
く、データ・チャネルは、直列データ列に応答して、対
応する非同期信号を発生する書込み回路を含む。この非
同期信号は、前記ビット伝送速度周波数で同期し、第1
及び第2のパターンの制御信号を確認する調節信号で分
離されている。この第1のパターンはビット伝送速度周
波数の第1の部分倍数で反復し、第2のパターンはビッ
ト伝送速度周波数の第2の部分倍数で反復し、第1パタ
ーンと第2パターンの位相関係は、第2パターンの終り
に、後続のデータ信号の始めを示す位相一致を生成する
ような関係である。
前記の概念に関連して、本発明はまた、その内部ではデ
ータが所定のビット伝送速度周波数で同期する、調節領
域で分離されたデータ・フィールドを含む非同期データ
信号を発生する方法も提供する。この方法は、調節領域
中に、前記所定のビット伝送速度周波数で第1及び第2
の制御信号パターンを逐次発生し、第1パターンはビッ
ト伝送速度周波数の第1の部分倍数で反復し、第2パタ
ーンはビット伝送速度周波数の第2の部分倍数で反復
し、第1と第2のパターンの位相関係が、第2のパター
ンの終りに位相の一致を生じるようなものであり、前記
の位相の一致によって決定される時間から開始して、前
記ビット伝送速度周波数で後続のデータ・フィールドを
書き込むことを含む。
本発明はまた、それと概念上関連する、前記の方法によ
って発生した非同期信号中のデータを検出する方法をも
提供する。この方法は、前記第1制御信号パターンから
前記第1の部分倍数周波数の第1クロック信号を誘導す
るステップと、前記第2制御信号パターンから前記第2
の部分倍数周波数で第2のクロック信号を誘導するステ
ップと、データ・フィールドの始めを示す、前記第1と
第2の制御信号の位相の一致を検出し、その後の処理の
ために前記データ・フィールド中の信号を前記制御信号
から分離するステップを含む。
本発明による装置に対応して、好ましい検出方法は、非
同期信号をサンプリングするステップと、信号サンプル
を等化するステップと、前記第2の制御信号パターンに
対応して等化されたサンプルをフィードバックするステ
ップと、前記フィードバック・サンプルに応じて前記等
化ステップを適応調節するステップと、適応等化された
サンプルを最尤シーケンス指定機構に印加するステップ
を含む。
以上のことから理解されるように、本発明は関連するい
くつかの概念を含むが、必ずしもそのすべてが1つの装
置内に存在する必要はない。たとえば、遠隔通信の分野
では、本発明に基づいて生成される非同期データの送信
機は、本発明に基づいてデータを検出する非同期データ
の受信機とは全く別に製造し販売される。
また本発明による情報記憶サブシステムのすべてが、非
同期データの生成と検出の両方を行なう必要はない。そ
れは、たとえばある種の光記憶装置などの読取り専用サ
ブシステムか、それとも大部分の磁気ディスク記憶シス
テムや磁気テープ記憶システムのように情報の読取りも
書込みもできるものかによって決まる。
次に、図面を参照して、本発明の例示的説明を行なう。
[図面の簡単な説明] 第1図は、ディスク・ファイル用のPRMLデータ・チ
ャネルの概略構成図である。
第2図は、第1図のチャネル中の読戻し波形のサンプリ
ング及び復号を示す図である。
第3図は、第1図のチャネル中の事前コード化機能を示
す図である。
第4図は、本発明による非同期データ・チャネルを組み
込んだディスク記憶サブシステムの概略構成図である。
第5図は、第6図のデータ・チャネルのPRMLチャネ
ル回路を形成する部分の詳細構成図である。
第6図は、第4図のサブシステムで使用するデータ・ト
ラック・フォーマットを示す図である。
第7図は、第5図の回路で使用するビット伝送速度同期
波形を示す図である。
第8図は、第5図の回路で使用するディジタル等化回路
の概略図である。
第9図は、第6図のデータ・チャネルの読取り論理回路
を形成する部分を示す図である。
第10図は、第9図の読取り論理回路で生じる波形を示
す図である。
第11図は、第6図のデータ・チャネルの書込み論理回
路を形成する部分を示す図である。
第12図は、第11図の書込み論理回路で生じる波形を
示す図である。
[実施例] これから説明する本発明による非同期データ・チャネル
の具体例は、磁気ディスク記憶サブシステムで使用され
る、いわゆる部分応答最尤(PRML)チャネルであ
る。本発明の実際の実施態様について述べる前に、ディ
スク・ファイルPRMLサブシステムについて一般的に
説明する。
PRMLデータ経路を第1図に示す。この図は、磁気変
換ヘッドを用いた従来型の磁気ディスクへのデータの記
録及び磁気ディスクからのデータの読戻しを示したもの
である。ヘッドとディスクの組合せを概略的にブロック
10で示す。
ブロック10より右側の経路は書込み(記録)データ経
路であり、外部データ処理装置とのサブシステム・イン
タフェースから入力端11でNRZO形のデータを受け
取る。ヘッドとディスクより右側の経路は読取りデータ
経路で、出力端12でインタフェースにNRZ1形のデ
ータを送り戻す。
PRMLデータ経路の心臓部は、ヴィテルビ・デコーダ
13である。これは既知の最尤シーケンス指定機構であ
り、入力アナログ波形をディジタル化したサンプルに応
答して、その波形を発生した可能性の最も高い2進シー
ケンスを決定する。この指定機構は、そのために、サン
プリングした時点でのエラーの平方の和を最小にする。
これは、あるパターン(たとえば+1,X,+1)が不
可能であるとの磁気的制約に従って、3つの3進値(+
1、0、−1)の1つをとるはずである。
理想的なPRMLアナログ波形の例30を第2図に示
す。この図には、3つの3進レベルが示されている。実
際にサンプリングされる値は、読戻し信号の振幅変動と
サンプリング時点に対する時間シフトの結果、理想とは
違ってくることは明らかである。第2図に示すように、
ヴィテルビ・アルゴリズムの出力は2進波形(コード化
された読取りデータ)であり、もっとも尤が大きいと決
定された3進波形のt1値が1で置換される。
使用する特定のヴィテルビ・アルゴリズムが働くには、
入力NRZOデータがコード化されたとき、エンコーダ
14によるある種の制約条件を満足することが必要であ
る。エンコーダ14は入力されたNRZOデータ・スト
リームを(0,4/4)8/9比ラン・レングス制限コ
ードに変換する。(0,4/4)制約は、連続する1の
間の連続する0の最小数と最大数を定義するものであ
る。すなわち、0の最小数は0個であり、連続する0の
最大数は4である。2番目の4は、偶数ビットのセット
内及び奇数ビットのセット内で連続する1の間の0の最
大数を示し、やはり4である。エンコーダ14は、8入
力ビットごとに9つのコード化ビットを生成する。した
がって、このコードの比は8/9である。
読戻し処理中の実際のヘッド/ディスク・インタフェー
スの伝達関数のために、コード化ビット・ストリームを
プレコーダ15でさらに事前コード化する必要がある。
読戻し信号31と書込み信号32の関係を第3図に示す
が、図を見るとわかるように、それは演算1−D2で表
される。ただし、D2は1でない最終ビットの値であ
る。プレコーダ15の機能は、この演算の逆1/(1−
2)をエンコーダ14からのビット・ストリームに印
加して、読戻し信号が(0、4/4)コード化データと
正しく対応するようにさせることである。
事前コード化の後、書込み回路16は、コード化され事
前コード化されたデータ書込み論理信号を、選択した磁
気ヘッドに印加される適切な2段式駆動電流に変換す
る。
読戻しデータ経路では、読戻しアナログ信号が通常のア
ナログ等化器17を通過してから、アナログ/ディジタ
ル変換器18によってサンプリングされ、ディジタル化
される。最尤シーケンス指定機構の正確さは、シーケン
ス指定機構13への入力が、読戻し状態での変更にかか
わらずできるだけ標準的であるかどうかによる。このた
め、ディジタル化したサンプル値を、指定機構13に印
加する前に等化する、別のディジタル等化器19が設け
られている。この等化器及びその動作については、後で
第8図に関して詳しく説明する。
最後に、まだコード化されたままの指定機構からの読取
りデータが、(0,4/4)デコーダ20でNRZ1形
に復号されて、システム・インタフェースに送り返され
る。
本発明を記述するには、ヴィテルビ・アルゴリズムの完
全な説明は不要である。ただし、同じエンコーダとプレ
コーダを使用した完全な説明は、米国特許第45717
34号明細書に出している。
以上PRMLデータ・チャネルの動作について一般的に
説明したが、第4図に、磁気ディスク記憶サブシステム
におけるPRMLデータ・チャネルの主要回路構成要
素、及び関連するインタフェースを概略的に示す。基本
的に、データ・バッファ40で緩衝記憶された上位シス
テムからの並列NRZOデータと、ディスク制御装置4
1からの追加の制御データが、バス42を介してPRM
Lデータ・チャネルとの間で直列NRZO信号として転
送される。PRMLデータ・チャネルは、2つのチップ
43と44から構成される。チップ43はPRMLチャ
ネル・チップと呼ばれ、第1図を参照すると、等化器、
ADC、及びシーケンス指定機構の各構成要素を含んで
いる。チップ44はPRMLチャネル制御チップと呼ば
れ、エンコーダ、デコーダ、プレコーダを含み、後述の
様々な制御機能を実行する。第1図の書込み回路16
は、電子回路モジュール45の一部であり、モジュール
45は物理的に磁気ヘッド支持アーム上にあり、ヘッド
60などの選択されたヘッドに書込み電流を供給し、そ
のヘッドからの読取り電圧を事前増幅する。
データ・バッファ40はバッファ・マネージャ46に接
続され、バッファ・マネージャ46はインタフェース・
チップ47及びディスク制御チップ41とあいまって、
SCSI(小型コンピュータ・システム・インタフェー
ス)を形成する。このSCSIインタフェースはANS
I X3.131−1986号標準に合致するものであ
り、3個のチップ41、46、47はウェスタン・ディ
ジタル社(Western Digital Corp.)から市販されてい
る(部品番号WD10C00、WD60C40、WD3
3C93)。この3個のチップは、マイクロプロセッサ
48と連動し、それによってインタフェース・チップ4
7に供給されたコマンドに応答するように制御される。
それらのコマンドはSCSI標準で定義されており、デ
ィスク・ファイルからデータを読み取り、またはディス
ク・ファイルにデータを書き込み、そのデータを関連す
る制御信号と一緒にバス42上に転送するコマンドが含
まれる。
PRMLチャネル・チップ43の構成図を、第5図に示
す。その全体構造及び動作は次の通りである。
ヘッド60(第4図)からの読戻し信号はAEモジュー
ル45で増幅され、可変利得増幅器(VGA)100に
入力される。VGA100の示差出力はオフチップ低域
フィルタ101に押し込まれ、次いでバッファ103で
緩衝記憶される。このバッファの出力は次に「ノッチ」
フィルタ104に押し込まれる。フィルタ104は第2
のバッファ105を駆動する。この最終バッファ段は、
「全域」フィルタ106に入力を供給する。フィルタ1
06は、他のフィルタ・セクションによって起こされた
位相シフトを復元するのに使用される。次にこのフィル
タの出力が、バッファ107を介してフラッシュ・アナ
ログ/ディジタル変換器110に供給される。この信号
が次にフラッシュ・アナログ/ディジタル変換器によっ
てサンプリングされ、サンプル値がラッチ111でラッ
チされて、エンコーダ112で6ビット・ワードにコー
ド化される。このディスク信号のディジタル表現が、次
にディジタル余弦等化器113にパスされる。エラー検
出器114と積分器115からなるフィードバック・ル
ープによって、等化器113は適応型になっている。
等化の後、ヴィテルビ検出器120が、1と0のどちら
が存在するかを繰返し判定する。検出器120は、2進
検出に関する判定を絶えず更新する。隣接ビットによる
干渉のために、検出器120は連続的に新しいサンプル
を取り、読み取ろうとしている実際のビット・パターン
の古い推定値を更新しなければならない。ヴィテルビ検
出器120の出力は、コード化読取りデータ信号であ
り、これがこのモジュールの主データ出力である。
アナログ/ディジタル・コード化出力は、利得論理回路
121、122及び周波数論理回路123、124にも
パスされる。これらの論理回路は、獲得モード及び追跡
モードで必要なタイミングと利得の訂正を決定する。2
つの主制御ループが、正確にデータを検出し、刻時を同
期させるために使用される。2つの6ビット・ワード
が、周波数ディジタル/アナログ変換器126及び利得
ディジタル/アナログ変換器125を駆動するこれらの
制御ブロックから出力される。利得ディジタル/アナロ
グ変換器125は外部コンデンサを駆動する。この外部
コンデンサの電圧は単位利得増幅器によって緩衝され、
続いてVGA回路100にフィードバックされる。エン
ベロープ検出器ブロック128を利得制御ループに切り
換えて、チャネルが読取りや書込みを行なっていないと
き、チャネルに利得情報を供給することができる。
周波数ディジタル/アナログ変換器126の出力は、フ
ィルタ129を駆動する。この電圧は、続いてトランス
コンダクタンス回路130で緩衝される。回路130の
出力電流が、VCO140に供給されて、位相ロック・
ループを形成する。どちらのディジタル/アナログ変換
器も、出力電力を増幅する高速同期モードをもつ。この
高電流モードは、ロックオン中に使用される。外部抵抗
が、両方のディジタル/アナログ変換器からDAC電流
選択回路131を介して、「正常」LSB電流と「高速
同期」LSB電流をセットする。VCOバッファ140
も2個の外部抵抗を有し、それらはVCOのループ利得
及び中央周波数を決定する。
このモジュール用のクロックは、読取り動作中にVCO
140によって生成される。VCOは、データと整列す
るように連続して自己を調節する。非読取り状態のとき
は端子141に外部水晶クロックが供給され、360度
位相検出器142が、VCOをロックオン近くに保つた
め、周波数ディジタル/アナログ変換器126を駆動す
る。次の読取りサイクルで、VCOはすぐにロックオン
を獲得することができる。このモジュールは、54MH
zのVCO周波数で走行するように設計されている。V
COが54MHzで走行するとき、クロック生成論理回
路143は2分割を行ない、出力144に27MHzの
コード化ビット伝送速度クロックを生成する。クロック
生成論理回路143はチップ用の主クロックを制御す
る。
マイクロプロセッサからの外部信号−「チャネル読取ゲ
ート」によって、モジュールは読取り動作に入る。別の
信号−「チャネル書込みゲート」は、ファイル書込み動
作に関するあるチャネル機能を制御するのに使用され
る。書込み動作中は、データが無効なので、VGA、利
得バッファ、直流復元機能及びエンベロープ検出器機能
は遮断される。
シーケンス制御装置150は、チップのアナログ・セク
ションへの制御線の状態を決定する。シーケンス制御装
置150によって発生される「獲得成功」信号は正常読
取り動作中に、データが同期フィールドでロックオンさ
れており、端子151でチップから出力されるとき、高
レベルになる。
このモジュールは、書込みデータ遷移をわずかにシフト
させるための、ディジタル・プログラム可能書込み事前
補償回路160をも備えている。書込みデータが、端子
161で書込み制御回路162に入力される。事前補償
値はテスト・ポート制御機構/メモリ163を介して入
力される。外部抵抗によって回路160における事前補
償スキューの最大量が設定される。この最大事前補償値
は、8つの離散値に分解され、モジュール内部で3ビッ
トでプログラミングされる。事前補償された書込みデー
タは、端子164でモジュールから示差的に出る。
DAC制御書込み電流源165もこのモジュールの特徴
である。この端子166の出力電流の値は、テスト・ポ
ートによって選択された4ビットによって制御される。
外部抵抗によって、ベース増分電流が決まる。
本発明に属するPRMLチャネルの諸態様を説明するに
は、ディスク・トラックのフォーマットを考える必要が
ある。このフォーマットは、第6図に示してある。
このフォーマットは固定ブロック形式と呼ばれ、短い固
定長識別子またはIDフィールドが前についた固定長デ
ータ・フィールドにデータが記録される。IDフィール
ド200は、長さ6バイトの一義的識別子201と、そ
の後に続く2バイトのCRC(循環冗長検査)バイト2
02を含む。識別子201は、その後に続くデータ・フ
ィールド210のあるデータの表面セクタ番号を一義的
に識別する。識別子は通常、読取り動作または書込み動
作が行なわれる前に、ヘッドが正しいセクタ上にあるこ
とを確認するために読み取られる。
データ・フィールドでは、データは通常512バイトま
たは520バイトのユーザ・データ領域211に記憶さ
れる。その後に、データ内のある種のエラーを検出し訂
正するための6バイトのECC(エラー検査/訂正)バ
イト212が続く。
PRMLチャネルは、すべての磁気記録チャネルと同様
に、ID及びユーザ・データを検出しラッチし復号する
のに使われる刻時回路を各フィールドの前で同期させな
ければならない程度に非同期である。そうするために、
各フィールドの可変情報を含む部分の前に同期情報をつ
けなければならない。その場合は、IDフィールドでも
データ・フィールドでも、これは12バイトの同期ビッ
ト203、213と、それに続いて追加の同期領域20
4、214の後の5バイトのトレーニング・バイト20
5、215とからなる。トレーニング・バイトは、ディ
ジタル適応等化器113(第5図)にトレーニング情報
を提供し、かつタイミング情報も提供するという2重の
目的をもつ。このタイミング情報は、同期ビット情報と
共に、ID201あるいはユーザ・データ211のどち
らか該当するものの開始に対応する「バイト同期」状態
を定義する。
同期ビット・パターンは、ヴィテルビ・デコーダ120
(第5図)によって、連続する一連の1として復号され
る。しかし、ディジタル余弦等化器113での等化後に
ディスクから読み戻される信号は、実際には、第7図に
示すような正弦波の3進等化物であるシーケンス+1、
+1、−1、−1の4ビット反復3進パターンである。
このパターンは、3進値から検出できる4つの位相をも
つが、その出力が純粋に2進的であるヴィテルビ検出処
理では失われる。タイミング・エラー回路124(第5
図)が、等化器113からの等化済み信号と共に直接供
給され、ビット同期波形の各サンプル時間がVCP出力
のそれぞれ同じ位相で発生するようにVCO140を同
期させる。同期されたVCO出力をクロック生成回路が
使って、コード化ビット伝送速度クロック信号を出力1
44で発生する。
読出しゲートからの12バイトをカウントした後、連続
する15個の正しく復号された1が、ヴィテルビ・デコ
ーダによって同期ビット情報の最後の4バイト中で生成
される。次いでこの判定を使って、獲得成功信号の発生
が可能になる。この信号はビット同期パターンの正しい
位相が次に発生したときに発生され、それにより第1の
部分倍数周波数の位相を定義する。
この実施態様では、−1から+1への遷移を正しく位相
として選ぶ。この選択は人為的なもので、論理設計を簡
単にするためにこう選んだものである。
ヴィテルビ検出器によって検出されるトレーニング・フ
ィールド・パターンは、2進値001100111が5
バイト繰り返すものである。こう選んだのは、ディスク
からの対応する3進信号における周波数成分の範囲のた
めであり、主としてディジタル余弦等化器113(第5
図)の適応等化を容易にするためである。
この等化器を第8図に示すが、これは主としてディスク
・ファイルにおけるOD−ID半径の変動を補償するた
めに必要である。これは、下記の絶対値伝達関数に応じ
てチャネルの周波数応答を変更する。
H()=1+2Kcos(2πT) 位相伝達関数は1である。
1個のパラメータ“K”だけを使って、第5図に示すよ
うな適応ループを用いてこの等化器を調節する。第8図
を見るとわかるように、アナログ/ディジタル・エンコ
ーダ112からの読戻し信号の6ビット・アナログ/デ
ィジタル・コード化サンプル値が等化器の入力251に
印加されるとき、5ビットのK値が入力250に印加さ
れる。252の出力は、ヴィテルビ検出器120及びタ
イミング・エラー回路124に印加される。
“K”ループは、直列ビット・ストリーム中の第1の2
進0の対によってトリガされる。45ビット(5バイ
ト)の場合、これは閉ループ制御システムとして動作す
る。その後、ループが開き、読取り動作が続行して、4
5ビットの「トレーニング同期」の終りにK値が発生さ
れる。
Kエラー回路114は、各ビットが誤等化されたとき、
余弦等化器の出力から等化誤差推定値(ΔKn)を発生
する。誤等化されるビットは、シーケンス(0,x,
1)及び(1,x,0)の中間ビットである。反復され
るトレーニング・パターン001100111は、その
ような9ビットのうちの8ビットを有する。
この誤差推定値は積分器115に送られて、更新された
K値Kn+1を生成する。ただし、 Kn+1=Kn−δΔKn 項δはディジタル積分器の速度である。Knは、ビット
時間“n”に余弦等化器によって使用される値、Kn+1
はその次のビット時間“n+1”に使用される値であ
る。
トレーニング・フィールドのもう一つの主な機能は、反
復タイミング信号を供給することである。その位相がビ
ット同期パターンの1つの選択された位相と一致する
と、バイト同期状態となる。トレーニング情報及びデー
タの読戻しバイト長さ9ビットであり、選択されたトレ
ーニング・パターンは、バイトの可能な9つの位相がす
べて一義的に認識可能となるようなものである。バイト
同期信号の生成は、PRMLチャネル制御チップ44で
行なわれる。チップ44の重要部分について、次に第9
図及びそれに対応する第10図の波形図を参照しながら
説明する。
第9図で、PRMLチャネル・チップ43のヴィテルビ
・デコーダからのエンコード読出しデータ信号が、チャ
ネル制御チップ44の並列化9ビット・シフト・レジス
タ300に印加される。シフト・レジスタ300の内容
が倍数XOR回路301によって、参照ラッチ302に
保持されている9ビットの参照トレーニング・バイト・
パターンと比較される。比較の結果が一致すると、エン
コード読出しデータ中でトレーニング・バイトが検出さ
れ、現在シフト・レジスタ300に保持されていること
を示す一致信号が発生される。
一致信号はORゲート303に供給される。ORゲート
303の出力は9ビットの刻時リング・カウンタ304
へのリング・イン信号である。リング・カウンタ304
は、クロック生成回路143(第5図)によりエンコー
ド読出しデータのビット伝送速度と同期して発生され
る、エンコード・ビット伝送速度クロック信号(第10
図には示さず)によって刻時される。最初、リング・カ
ウンタ304はすべて0にリセットされる。最初の一致
(第10図も参照)が発生したとき、第1のリング要素
305が1にセットされる。これは、バイト境界を試み
に識別するものである。この1ビットはリング中でエン
コード・ビット伝送速度クロック信号で刻時され、その
後の動作のタイミングを制御するために、各段から連続
する位相出力C1〜C9を取り出すことができる。
次の一致状態が発生したとき、最初にセットされたビッ
トが、最後のリング・カウンタ段C9から出力されてリ
ング・アウト信号を生成したばかりである。リング・ア
ウト信号と一致信号がANDゲート306に印加され、
ORゲート307を介してD型ラッチ308をセットす
る。ラッチ308の出力は一致禁止信号である。この信
号は、OR307を介してラッチ308からフィードバ
ックされるため、後続のクロック時間もアップ状態のま
まとなる。一致禁止信号は、2つの一致信号が発生した
ことを示し、それ以上一致の試みを拒否するために使用
される。これは、リング・カウンタの段305以外のす
べての段をANDゲート310によって“0”にリセッ
トし、比較回路301の出力をORゲート311によっ
て使用不能にすることによって行なう。
これで、リング・カウンタの同じ位相にある2つのトレ
ーニング・パターンを検出し、リング・カウンタの出力
において、バイト・クロックとして働く対応する1/9
位相タイミング信号を確立することによって、バイト境
界が決定された。ただし、それはそれ自体で、トレーニ
ング・バイトの終りに第1のデータ・バイトが開始する
こと、すなわちバイト同期状態を決定するものではな
い。
バイト同期信号を生成するため、第9図の回路は、1/
9位相タイミング信号「リング・アウト」をエンコード
・ビット伝送速度クロックから導かれた1/4位相信号
と比較する。1/4位相信号は、チップ43中のシーケ
ンス制御回路150(第5図)から得られるはずである
が、チャネル制御チップ44にはパスされない。
その代りに、エンコード・ビット伝送速度クロックを4
で割り、チップ43からの「獲得成功」信号と合致する
位相を選択することにより、所望の信号が生成される。
第9図で、「獲得成功」信号がNANDゲート320に
印加され、NANDゲート320の出力は、2段カウン
タ構成で配列された2つのD型ラッチ321と322の
D入力に印加される。エンコード・ビット伝送速度クロ
ックは、両方のラッチの刻時入力に印加される。AND
回路323は、2つのラッチの出力を受け取って、所望
の位相関係にある信号P4(第10図)を発生する。
最後に、バイト同期信号がAND回路324から発生さ
れる。AND回路324の入力は、V4位相信号P4、
1/9位相信号C9、及び一致禁止信号である。AND
ゲート324の出力が、ラッチ325によってラッチさ
れる。ラッチ325の出力はBYTE SYNCである
(第10図参照)。
この回路は、1/9位相を決定するのに、可能な5つの
トレーニング・バイトのうちの2つだけを認識すればよ
いので、すべてのビットの認識が必要な従来のバイト同
期動作とは違って、エラー許容性が比較的大きい。
次に、第9図の回路の残りの部分を参照して、NRZI
情報がどのようにしてディスク制御装置に送り戻される
かを説明する。シフト・レジスタ300は、ヴィテルビ
・デコーダからの9ビット・バイトを含む。この9ビッ
ト・バイトを(0,4/4)復号し、NRZIビットと
して直列化しなければならない。これは、9ビット・ラ
ッチ350を使って行なわれる。ラッチ350は、リン
グ・カウンタのC9位相のとき、すなわち正しいバイト
境界上で、シフト・レジスタ300の内容をラッチす
る。ラッチされたデータは、(0,4/4)デコーダ3
51にパスされ、8ビット・パターンに復号される。こ
のパターンは、ラッチ・デコード・データ信号に応答し
てラッチ352によってラッチされる。後者の信号は、
ANDゲート353によって、バイト同期信号が立ち上
がった後で発生するように最初のC3位相で発生され
る。
ラッチ352の内容は8ビット・シフト・レジスタ35
4に転送され、RRCLK信号によって決まる減少した
速度で読み出される。シフト・レジスタ354からの出
力は読出しデータ信号であり、ANDゲート355とラ
ッチ356を通ってNRZIデータとして制御装置チッ
プ41(第4図)にゲートアウトされる。
第9図の残りの回路は、トレーニング・バイトとデータ
・バイトの間の遷移に関するものである。制御装置41
(第4図)は、実データの開始前に、任意の数のすべて
“1”ビットとその後に続くすべて0のバイトを維持す
るようにプログラミングされている。
第10図のタイミング図をも参照すると、これは、バイ
ト同期信号と後続のC4位相をANDゲート360に印
加することによって行なわれる。ANDゲート360の
出力は、ラッチ361をセットして読込み同期信号を立
ち上がらせる。それにより、3ビット・カウンタ362
が使用可能となる。カウンタ360の復号された出力の
1つはラッチNRZIである。ラッチNRZI信号は、
シフト・レジスタ354をゲートして、読出しデータ信
号としてのその内容をANDゲート355に読み出させ
る。
読出しデータ信号は、ラッチ357からのANDゲート
355の使用可能入力選択読出しデータがアップ状態で
ないとき、ANDゲート355を通過しない。もう1つ
のラッチ358もセットされていないので、NRZI出
力は、ANDゲート359に印加される読出し信号によ
って決定される。これは、必要な間中ずっとNRZI出
力をすべて“1”にするように予め決定される。
1バイトの終りに、ラッチ358が最初のラッチNRZ
I信号によってセットされ、伝送同期信号を発生する。
AND359の出力が立ち下り、NRZI“0”が1バ
イトに対して出力される。伝送同期信号と第2のラッチ
NRZIパルスが次のANDゲート360を使用可能に
し、その結果、ラッチ357がセットされて、選択読出
しデータ信号を発生する。次いでシフト・レジスタ35
4からの読出しデータが、遅延されたデータ・バイト1
から始まるNRZIとして出力される。
以上、バイト同期の検出と生成及び、ディスクからファ
イル制御装置及びSCSIインタフェースに送り戻され
るNRZIデータを同期させる際のその使用について述
べたが、次にビット同期パターン及びトレーニング・バ
イト・パターンを記録すべきデータに対して正しい位置
関係で生成することについて説明する。
供給されるディスク・ファイルは、既に固定ブロック方
式でフォーマットされているディスクである。すなわ
ち、工場で書き込まれたビット同期情報とトレーニング
・バイト情報が前についたIDフィールドとデータ・フ
ィールドを既にもっている。ただし、データ・フィール
ドの情報をユーザが書き込むときは、そのフォーマット
内でその後の同期を確保するため、データを書き込む前
にビット同期パターンとトレーニング・バイト・パター
ンを書き直す必要がある。
この動作はディスク・ファイル制御装置41によって制
御される。制御装置41は実際にはシーケンサであり、
その動作はマイクロプログラムによって定義される。下
記に、新しいデータを書き込むための動作シーケンスの
例を示すが、第6図のフォーマットを参照するとよく理
解できる。
データ書込みマイクロプログラム ステップ番号 0 IDフィールドの接近を示す、ディスク・サーボ
からのセクタ・マークを待つ。
1. 読出しゲート信号を確認し、IDフィールドのビ
ット同期領域とトレーニング領域を通過する。
2. 同期完了を示す0のバイトを識別するために、P
RMLチャネルからのNRZIデータを比較する。
3. 目標IDアドレスに対する読戻しデータを比較す
る。
4. IDフラグをパスする(正しいトラックかどうか
検査する) 5. ID CRCを検査する。
6. 一致しなければ再試行する。
7. 書込みゲート信号を確認して、データ・フィール
ドに対する書込み論理を起動する。
8. ビット同期1の17バイトをNRZOデータとし
てPRMLチャネルに書き込む。
9. トレーニング・バイトをPRMLチャネルに書き
込む。
10.最高520のデータ・バイトを書き込む。
11.ECCの6バイトを書き込む。
12.書込みデータ経路をセクタの終りでフラッシュさ
せる。
13.シーケンサを停止する。
ディスク制御装置からの上記信号に応答する回路は、P
RMLチャネル制御チップ44中の書込み論理回路であ
る。これは第11図に示してあり、その動作を第12図
のタイミング図を参照して説明する。説明しやすいよう
に、第11図は少し簡単にしてある。
この回路は、入力400で制御装置からNRZOデータ
を受け取る。外部液晶クロックから誘導されたXTAL
CLK信号が入力401に印加される。このクロック
速度は、出力されるエンコード書込みデータ信号をディ
スクに記憶するために、所望の9ビット・バイト速度に
設定される。減少した速度のクロックRR CLKも入
力402に供給される。これは、コード化されていない
NRZOデータの8ビット・バイト速度に対応する。各
論理動作は、入力NRZOデータと2つのクロック出力
のカウンタから誘導された時間に順次行なわれる。主デ
ータ流れは、位相信号「ラッチNRZO」に応答してN
RZOデータが8ビットのシフト・レジスタ405にク
ロックインされ、8ビットのラッチ406にラッチされ
るというものである。ラッチされたデータは、エンコー
ダ407によって(0,4/4)コード化され、「選択
コード化データ」パルスに応答して9ビット・ラッチ4
08にラッチされる。次に、「ラッチ・コード化デー
タ」パルスに応答してシフト・レジスタ409がロード
され、コード化されたデータが書込みデータ信号として
XTAL CLK速度で線410上で直列化される。
多重化回路を通過した後、「書込みデータ」は「MPX
WRデータ」としてプレコーダ回路に印加される。こ
のプレコーダは、第1図のプレコーダ15と等価であ
る。プレコーダ出力は、出力415でエンコード書込み
データ信号としてPRMLチャネル・チップ43にクロ
ックアウトされる。
各種のタイミング信号は、次のように発生される。ディ
スク制御装置41からのNRZO出力は、「書込みゲー
ト(WG)」が確認された後、少くとも10ビットの
“0”と、その後に続くちょうど17個のビット同期バ
イト“1”(S1〜SL)である。8重AND回路42
0が最初の8個の“1”を認識して、フリップ・フロッ
プ421をセットし、WR IN SYNC信号を立ち
上がらせる。
WR IN SYNC信号は、循環3ビット・カウンタ
422を使用可能にして、RR CLKサイクルのカウ
ントを開始させる。デコーダ423は、バイト境界と、
8ビット・バイト内のビット・タイミングを示す。デコ
ーダ0出力はWR IN SYNCと共にANDゲート
424に印加され、バイト境界上でラッチNRZOタイ
ミング・パルスを生成させる。
デコーダ3出力は、ラッチ408へのSEL ENCデ
ータ信号であり、さらにフリップ・フロップ425をセ
ットするために印加される。このフリップ・フロップが
セットされると、第2のカウンタ430が使用可能にな
って、XTAL CLKサイクルをカウントする。その
出力がデコーダ431で復号されて、9ビット・バイト
・サイクルのタイミング情報を与える。デコーダ431
のデコード4出力は、ラッチ・コード化データ信号であ
り、シフト・レジスタ409にロードされる。
NRZO入力400上のビット同期の最初のバイト(ゼ
ロの後の11111111)が、ANDゲート420に
ラッチ421をセットする出力を発生させる。ラッチ4
21は、セットされると、ディスク制御装置41が書込
みのため同期しており、第1の部分倍数高次周波数の位
相を定義しなければならないことを示す。
トレーニングの位相がビット同期の位相に関して正しく
なるようにするため、プレコーダは、ビット同期の開始
時にD型ラッチ450によって強制的に正しい状態にさ
れる。プレコーダ中の2個のD型ラッチの必要な初期状
態は、書き込むべきビット同期の4を法とするビット数
によって決まる。この設計では、ビット同期の17バイ
ト(各9ビット)が書き込まれ、必要とされるプレコー
ダの状態は、ラッチ411中では“0”、ラッチ412
中では“1”である。これらの初期状態は、レジスタ4
13中で保持される。
多重化回路(447、448、449)は、必要に応じ
てビット同期をデータ・ストリームに挿入する。ビット
同期パターンは、(0,4/4)コードの制約条件を満
足するが、これはエンコーダ407内のパターンの1つ
ではなく、したがってディスク制御装置41から直接供
給することはできない。
ディスク制御装置41からのトレーニング・シーケンス
の第1バイトは、NANDゲート440、ANDゲート
441、及びラッチ442で検出される。これによって
マルチプレクサ(447、448、449)が切り替わ
り、それ以降、データ経路はシフト・レジスタ405、
ラッチ406、エンコーダ407、ラッチ408、シフ
ト・レジスタ409を通るようになる。
入力400上に‘11111111’以外のどのバイト
があっても、この切替えが起こる。実際には、バイト
‘0011111’がコード化されると必要なトレーニ
ング・パターン‘001100111’になるので、そ
れが使用される。
ビット同期、トレーニング・バイト及びデータ・シーケ
ンスは、XORゲート414を介してプレコーダを通過
する。
書込み動作の開始時にプレコーダのロードが完了するま
での短時間、「あれば書込み」からの遷移をデータ・ス
トリームに挿入するために、もう1つのマルチプレクサ
(452、453、454)が使用できる。
要約すると、第1の部分倍数周波数(ビット同期)の位
相が、書込み開始時のプレコーダのロードと、書き込ま
れたビット同期のビット数の(4を法とする)カウント
の組合せによって、第2の部分高次周波数(トレーニン
グ・パターン)の位相に対して整列される。
バイト同期信号を生成する際に第9図の一致回路によっ
て認識されるバイトも、最初のトレーニング・バイトの
前に書かれたビット同期のビット数と、PRMLチャネ
ルによって獲得成功信号が立ち上がる、ビット同期の選
択された位相と、示差線形信号が「書込み」と「読取
り」の間に位相反転されるかどうかとに依存する。正し
いバイトが認識されることを保証するには、この3項目
が一定であり、書込みプレコーダの状態がプログラミン
グ可能でなければならない。
したがって、バイト同期信号は、4ビットごと及び36
ビットごとにクロックの一致が発生することによって認
識される。2トレーニング・バイト後の最初のその一致
が、データの正しい始めと見なされる。考え得るエラー
の機構は、4または5等化器トレーニング・バイトでの
パターン不一致、2トレーニング・バイトが同じ間違っ
た位相で検出される「別名」一致、及びビット同期が検
出できないことである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビット伝送速度周波数のフィールド内で同
    期するディジタル・データのフィールドが調節領域で分
    離され、上記調節領域が、上記ビット伝送速度周波数の
    第1の部分倍数で反復する第1の制御信号パターンと、
    上記ビット伝送速度周波数の第2の部分倍数で反復する
    第2の制御信号パターンとを含むという、非同期信号を
    検出する手段と、 上記第1パターンから上記第1部分倍数周波数の第1ク
    ロック信号を誘導する手段と、 上記第2パターンから上記第2部分倍数周波数の第2ク
    ロック信号を誘導する手段と、 上記第1クロック信号と第2クロック信号の位相の一致
    を検出し、データ・フィールドの開始を示す、上記の一
    致の検出に対して固定した時間関係の同期信号を発生す
    る手段と を含む、非同期データ・チャネル。
  2. 【請求項2】請求項1のデータ・チャネルにおいて、さ
    らに 上記非同期信号をサンプリングする手段と、 等化器の制御入力に供給される調節信号に応じてサンプ
    リングされた非同期信号を等化する適応等化器と、 上記第2の制御信号パターンに応答して上記調節信号を
    発生し、それを上記等化器の制御入力に印加する調節手
    段と、 等化器の出力から、非同期信号を発生した最尤2進シー
    ケンスを決定する、最尤シーケンス指定機構と を含むデータ・チャネル。
  3. 【請求項3】請求項1または2のデータ・チャネルにお
    いて、 第1クロック信号を誘導する手段が、上記第1の制御信
    号パターンの位相にロックするように配列された位相ロ
    ック式発振器を含み、第2クロック信号を誘導する手段
    が、刻時リング・カウンタを含むことを特徴とするデー
    タ・チャネル。
  4. 【請求項4】請求項3のデータ・チャネルにおいて、 第2クロック信号を誘導する手段が、上記第2の制御信
    号パターンを認識するためのパターン認識機構を含み、
    上記パターン認識機構の出力が、上記リング・カウンタ
    に入力として接続され、リング・カウンタの出力を上記
    第2パターンと同期させることを特徴とするデータ・チ
    ャネル。
  5. 【請求項5】請求項4のデータ・チャネルにおいて、 リング・カウンタの出力と一致する上記第2制御信号パ
    ターンがその後所定の回数だけ認識されるのに応じて、
    パターン認識機構からのそれ以上の出力を阻止する阻止
    手段を含むことを特徴とするデータ・チャネル。
  6. 【請求項6】外部システムとの間でデータをやりとりす
    るためのインタフェース手段と、上記いずれかの請求項
    のデータ・チャネルとを含み、データ・チャネルが可動
    式情報記憶媒体を含み、上記検出手段がその移動中に記
    憶媒体から情報を読み取りまた記憶媒体に情報を書き込
    むための変換手段を含むという、移動媒体型の情報記憶
    サブシステム。
  7. 【請求項7】請求項6の情報記憶サブシステムにおい
    て、 インタフェース手段が、上記外部システムからのデータ
    を、交互にデータ部分と調節部分を含む直列データ列に
    分割するフォーマット化手段を含み、データ・チャネル
    が、上記直列データ列に応答して、調節信号で分離され
    た、第1と第2の制御信号パターンを含む上記ビット伝
    送速度周波数で同期するデータ信号を含む、対応する記
    録すべき非同期信号を発生する書込み回路を含み、上記
    第1パターンがビット伝送速度周波数の第1部分倍数で
    反復し、上記第2パターンがビット伝送速度周波数の第
    2部分倍数で反復し、上記第1パターンと第2パターン
    の位相関係が、第2パターンの終りに後続のデータ信号
    の開始を示す位相の一致を発生するようなものであるこ
    とを特徴とする情報記憶サブシステム。
  8. 【請求項8】調節領域で分離された、所定のビット伝送
    速度周波数でデータが同期する非同期信号を発生する方
    法において、 調節領域中で第1及び第2の制御信号パターンを上記所
    定のビット伝送速度周波数で順次生成し、上記第1パタ
    ーンは上記ビット伝送速度周波数の第1部分倍数で反復
    し、上記第2パターンは上記ビット伝送速度周波数の第
    2部分倍数で反復し、第1及び第2のパターンの位相関
    係は、第2パターンの終りに位相の一致が生じるような
    ものであるステップと、 上記ビット伝送速度周波数で、上記位相の一致によって
    決定される時間から後続のデータ・フィールドを書き込
    むステップと を含む上記方法。
  9. 【請求項9】請求項7の方法によって発生される非同期
    信号中のデータを検出する方法において、 上記第1制御信号から上記第1部分倍数周波数の第1ク
    ロック信号を誘導するステップと、 上記第2制御信号から上記第2部分倍数周波数の第2ク
    ロック信号を誘導するステップと、 データ・フィールドの開始を示す、上記第1クロック信
    号と上記第2クロック信号の間の位相の一致を検出する
    ステップと、 上記データ・フィールド中の信号をさらに処理できるよ
    う上記制御信号から分離するステップと を含む上記方法。
  10. 【請求項10】請求項9のデータを検出する方法におい
    て、さらに非同期信号をサンプリングするステップと、 信号サンプルを等化するステップと 上記第2制御信号パターンに対応する等化済みサンプル
    をフィードバックするステップと、 上記フィードバックされたサンプルに応じて上記等化ス
    テップを適応的に調節するステップと、 適応等化されたサンプルを最尤シーケンス指定機構に印
    加するステップと を含む上記方法。
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