JP4606823B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスクアレイ装置の技術に関し、特に、外部からのデータ入出力要求を受けるチャネル制御部の構成に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討したところによれば、従来のディスクアレイ装置の技術に関しては、以下のような技術が考えられる。
たとえば、ディスクアレイ装置は、データを記憶する複数の記憶ボリュームと、これらの記憶ボリュームに対するデータ入出力を制御するディスク制御部と、外部からのデータ入出力要求を受けるチャネル制御部と、チャネル制御部およびディスク制御部によって通信される制御情報が格納される共有メモリと、チャネル制御部とディスク制御部との間で通信されるデータが一時的に保存されるキャッシュメモリと、これらに接続される内部接続部と、自ディスクアレイ装置を管理する管理端末などから構成される。
このディスクアレイ装置において、記憶ボリューム群が提供する物理的な記憶領域上には、少なくとも1つ以上の論理ボリュームが設定され、この論理ボリュームが外部のホストコンピュータに提供される。ホストコンピュータは、所定のコマンドを送信することにより、論理ボリュームに対してデータの書き込み、読み出しを行うことができる。
このようなディスクアレイ装置などの記憶装置を含むコンピュータシステムにおいては、異なる各種ホストコンピュータ入出力インタフェースを有するホストコンピュータ間で、各種の記憶装置上のデータを共有する技術がある(たとえば特許文献1)。
特開平9−325905号公報
ところで、前記のような本発明者が検討した従来のディスクアレイ装置の技術に関して、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
たとえば、ディスクアレイ装置の構成において、チャネル制御部のパッケージは、ホストコンピュータとの間で通信を行うリンク制御、このリンク制御とキャッシュメモリとの間でデータを転送するチャネル制御、リンク制御およびプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換えるバスブリッジはそれぞれ独立したLSIで構成されている。そのため、チャネル数の増加や、システム構成の自由度を上げるためには、複数のLSI、また複数バスをパッケージ上に配置する必要があり、配置面積やバス速度などが問題になっている。
そこで、本発明の目的は、チャネル制御部のパッケージにおいて、1つのチャネル当たりに必要なLSI数を削減して、より多くのチャネルをパッケージ上に実装することを可能とするディスクアレイ装置の技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、データを記憶する複数の記憶ボリュームと、複数の記憶ボリュームに対するデータ入出力を制御するディスク制御部と、外部からのデータ入出力要求を受けるチャネル制御部と、チャネル制御部およびディスク制御部によって通信される制御情報が格納される共有メモリと、チャネル制御部とディスク制御部との間で通信されるデータが一時的に保存されるキャッシュメモリと、チャネル制御部、ディスク制御部、共有メモリおよびキャッシュメモリに接続される内部接続部と、チャネル制御部、ディスク制御部および共有メモリに接続され、自ディスクアレイ装置を管理する管理端末とを有するディスクアレイ装置に適用され、以下のような特徴を有するものである。
(1)本発明において、チャネル制御部は、外部との間で通信を行う複数のリンク制御LSIと、外部からのデータ入出力コマンドを処理する複数のプロセッサと、複数のリンク制御LSIおよび複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換えるバスブリッジ制御手段を持ち、バスブリッジ制御手段によりリンク制御LSIに接続されたバスとプロセッサに接続されたバスとを接続して、プロセッサの指示によりリンク制御LSIとキャッシュメモリとの間でデータを転送するチャネル制御LSIとを有するものである。
また、チャネル制御LSIのバスブリッジ制御手段は、複数のバスと複数のバスとを切り換え可能とし、複数のリンク制御LSIのそれぞれに接続された各バスと複数のプロセッサのそれぞれに接続された各バスとを接続するものである。さらに、バスブリッジ制御手段は、接続先のアドレスを格納するアドレス格納手段を有し、アドレス格納手段に格納されたアドレスにより接続先を変更するものである。
また、チャネル制御LSIのバスブリッジ制御手段は、接続先のバス状態を監視する監視機能を有し、監視機能による監視の結果、接続先のバスが障害である場合にはブリッジ動作をスイープし、接続先のバスが正常である場合にはブリッジ動作を実行するものである。さらに、チャネル制御LSIは、各バスの状態を格納するバス状態格納手段を有し、記監視機能は、バス状態格納手段を参照して各バスの状態を監視するものである。さらに、チャネル制御LSIは、自バスブリッジ制御手段が自バスの障害を検出した時点で他バスブリッジ制御手段にエラー信号を送信し、他ブリッジ制御手段のバス状態格納手段に自バスの障害情報を設定するものである。
また、チャネル制御LSIのバスブリッジ制御手段は、2重ライト機能を有し、第1のバスに接続されたリンク制御LSIが発行した入出力コマンドを、第2、第3のバスにそれぞれ接続された2つのプロセッサに通信させ、入出力コマンドを受領して処理可能なプロセッサのうち、応答の速いプロセッサに処理を依頼するものである。
(2)本発明において、別のチャネル制御部は、外部との間で通信を行う複数のリンク制御LSIと、外部からのデータ入出力コマンドを処理する複数のプロセッサと、複数のリンク制御LSIおよび複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換えるバスブリッジ制御手段を持ち、バスブリッジ制御手段によりリンク制御LSIに接続されたバスとプロセッサに接続されたバスとを接続して、プロセッサの指示によりリンク制御LSIとキャッシュメモリとの間でデータを転送する複数のチャネル制御LSIと、複数のチャネル制御LSI間を接続するバス上に設けられ、パスの接続可否情報を格納する記憶手段とを有するものである。
また、リンク制御LSIは、記憶手段にアクセス可能で、記憶手段を参照してパスの接続可否を判断するものである。さらに、記憶手段は、管理端末からアクセス可能で、管理端末からパスの接続可否情報が設定されるものである。さらに、リンク制御LSIは、パスの接続状態情報を記憶手段に記録し、管理端末は、パスの接続状態を参照可能とするものである。
また、チャネル制御LSIのバスブリッジ制御手段は、複数のバスと複数のバスとを切り換え可能とし、複数のリンク制御LSIのそれぞれに接続された各バスと複数のプロセッサのそれぞれに接続された各バスとを接続するものである。さらに、バスブリッジ制御手段は、接続先のアドレスを格納するアドレス格納手段を有し、アドレス格納手段に格納されたアドレスにより接続先を変更するものである。
また、チャネル制御LSIのバスブリッジ制御手段は、接続先のバス状態を監視する監視機能を有し、監視機能による監視の結果、接続先のバスが障害である場合にはブリッジ動作をスイープし、接続先のバスが正常である場合にはブリッジ動作を実行するものである。さらに、チャネル制御LSIは、各バスの状態を格納するバス状態格納手段を有し、記監視機能は、バス状態格納手段を参照して各バスの状態を監視するものである。さらに、チャネル制御LSIは、自バスブリッジ制御手段が自バスの障害を検出した時点で他バスブリッジ制御手段にエラー信号を送信し、他バスブリッジ制御手段のバス状態格納手段に自バスの障害情報を設定するものである。
また、チャネル制御LSIのバスブリッジ制御手段は、2重ライト機能を有し、第1のバスに接続されたリンク制御LSIが発行した入出力コマンドを、第2、第3のバスにそれぞれ接続された2つのプロセッサに通信させ、入出力コマンドを受領して処理可能なプロセッサのうち、応答の速いプロセッサに処理を依頼するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)チャネル制御LSIにバスブリッジ制御手段を内蔵することにより、1つのチャネル当たりに必要なLSI数を削減することで、より多くのチャネルをパッケージ上に実装することが可能となる。
(2)バスブリッジ制御手段を複数対複数でブリッジ可能とすることにより、あるバス上のプロセッサと、他のバス上のリンク制御LSIとのアクセスが可能となるので、各チャネル動作の自由度が上がり、負荷分散などの制御が可能となる。
(3)バスブリッジ制御手段が接続先のバス状態を監視可能とすることにより、ブリッジ先の障害などに影響されることなく、他のブリッジ動作を継続させることが可能となる。
(4)バスブリッジ制御手段に2重ライト機能を有することにより、リンク制御LSIが発行したライトコマンドを2つのプロセッサに通信させることで、リンク制御LSIがホストコマンドを処理させるプロセッサを、より少ない通信回数で選択的に決定することが可能となる。
(5)複数のチャネル制御LSI間にパスの接続可否情報を格納する記憶手段を接続することにより、リンク制御LSIが記憶手段を参照して論理パスの確立判断をすることで、プロセッサの負荷を低減させることが可能となる。特に、不正な論理パス確立要求に対して、ディスクアレイ装置の処理能力ダウンを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<発明の概念>
本発明のストレージシステム(ディスクアレイ装置)は、記憶ボリューム、ディスク制御部、チャネル制御部、共有メモリ、キャッシュメモリ、内部接続部、管理端末などから構成される。記憶ボリュームは、データを記憶する。ディスク制御部は、記憶ボリュームに対するデータ入出力を制御する。チャネル制御部は、外部からのデータ入出力要求を受ける。共有メモリは、チャネル制御部およびディスク制御部によって通信される制御情報が格納される。キャッシュメモリは、チャネル制御部とディスク制御部との間で通信されるデータが一時的に保存される。内部接続部は、チャネル制御部、ディスク制御部、共有メモリおよびキャッシュメモリに接続される。管理端末は、チャネル制御部、ディスク制御部および共有メモリに接続され、自ディスクアレイ装置を管理する。
このような構成において、特に、チャネル制御部は、外部との間で通信を行う複数のリンク制御LSIと、外部からのデータ入出力コマンドを処理する複数のプロセッサと、複数のリンク制御LSIおよび複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換えるブリッジ制御部(バスブリッジ制御手段)を持ち、ブリッジ制御部によりリンク制御LSIに接続されたバスとプロセッサに接続されたバスとを接続して、プロセッサの指示によりリンク制御LSIとキャッシュメモリとの間でデータを転送するチャネル制御LSIとを有して構成される。詳細には、図2〜図17を用いて後述する。
また、別のチャネル制御部は、外部との間で通信を行う複数のリンク制御LSIと、外部からのデータ入出力コマンドを処理する複数のプロセッサと、複数のリンク制御LSIおよび複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換えるブリッジ制御部(バスブリッジ制御手段)を持ち、ブリッジ制御部によりリンク制御LSIに接続されたバスとプロセッサに接続されたバスとを接続して、プロセッサの指示によりリンク制御LSIとキャッシュメモリとの間でデータを転送するチャネル制御LSIと、複数のチャネル制御LSI間を接続するバス上に設けられ、パスの接続可否情報を格納するパス管理情報メモリ(記憶手段)とを有して構成される。詳細には、図18〜図20を用いて後述する。
<ストレージシステムを含むシステムの全体構成>
図1により、本発明の一実施の形態に係るストレージシステムを含むシステムの全体構成の一例を説明する。図1はストレージシステムを含むシステムの全体構成を示す構成図である。
本実施の形態に係るストレージシステムを含むシステムは、図1に示すように、ストレージシステム100と、上位装置の情報処理装置(1)〜(5)500から構成される。
ストレージシステム100は、ストレージ制御装置200とストレージ駆動装置300とを備える。ストレージ制御装置200は、たとえば情報処理装置500から受信したコマンドに従ってストレージ駆動装置300に対する制御を行う。たとえば、情報処理装置500からデータ入出力要求を受信して、ストレージ駆動装置300が備える記憶ボリューム310に対してデータの読み書きを行う。
情報処理装置500は、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備えたコンピュータなどの情報機器である。情報処理装置500が備えるCPUによって各種プログラムが実行されることにより、様々な機能が実現される。情報処理装置500は、たとえばパーソナルコンピュータやワークステーションであることもあるし、メインフレームコンピュータであることもある。特に、情報処理装置500は、たとえば銀行の自動預金預け払いシステムや航空機の座席予約システムなどにおける中枢コンピュータとして利用される。
図1において、情報処理装置(1)〜(3)500は、SAN(Storage Area Network)600を介してストレージ制御装置200と通信可能に接続されている。SAN600は、ストレージ駆動装置300と情報処理装置(1)〜(3)500との間でデータ入出力要求やデータの送受信を行うためのネットワークである。SAN600を介して行われる情報処理装置(1)〜(3)500とストレージ制御装置200との間の通信は、たとえばファイバチャネルプロトコルに従って行われるようにすることができる。
また、情報処理装置(4),(5)500は、SAN600などのネットワークを介さずに直接にストレージ制御装置200と通信可能に接続されている。情報処理装置(4),(5)500とストレージ制御装置200との間の通信は、たとえばFICON(Fibre Connection)(登録商標)やESCON(Enterprise System Connection)(登録商標)、ACONARC(Advanced Connection Architecture)(登録商標)、FIBARC(Fibre Connection Architecture)(登録商標)などの通信プロトコルに従って行われるようにすることができる。
もちろん、情報処理装置500とストレージ制御装置200との間は、SAN600を介して接続される場合、SANを介さずに直接に接続される場合に限らず、たとえば、LAN(Local Area Network)を介して接続されているようにすることもできる。LANを介して接続される場合には、たとえばTCP/IP(Transmisson Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って通信を行うようにすることができる。
<ストレージ駆動装置>
ストレージ駆動装置300は、データを記憶するための多数の物理ディスクドライブを備えている。これにより、情報処理装置500に対して大容量の記憶領域を提供することができる。物理ディスクドライブは、ハードディスクドライブなどのデータ記憶媒体、あるいはRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成する複数のハードディスクドライブにより構成されてなるようにすることができる。また、物理ディスクドライブにより提供される物理的な記憶領域である物理ボリュームには、論理的な記録領域である論理ボリュームを設定することができる。物理ボリュームと論理ボリュームとを含む、データを記憶するための記憶領域を記憶ボリューム310とも記す。
ストレージ制御装置200とストレージ駆動装置300との間は、図1のように直接に接続される形態とすることもできるし、ネットワークを介して接続されるようにすることもできる。さらに、ストレージ駆動装置300は、ストレージ制御装置200と一体として構成されるようにすることもできる。
<ストレージ制御装置>
ストレージ制御装置200は、チャネル制御部210、共有メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240、管理端末250、内部接続部260を備える。ストレージ制御装置200は、チャネル制御部(1)〜(5)210によりSAN600を介して情報処理装置(1)〜(3)500との間の通信を行う。また、チャネル制御部(6),(7)210により情報処理装置(4)500、チャネル制御部(8)210により情報処理装置(5)500との間の通信を行う。
チャネル制御部210は、情報処理装置500との間で通信を行うための通信インタフェースを備え、情報処理装置500からデータ入出力要求を受信し、情報処理装置500との間でデータの送受信を行う。
各チャネル制御部210は、管理端末250と共に内部LANで接続されている。これにより、チャネル制御部210に実行させるマイクロプログラムなどを管理端末250から送信し、インストールすることが可能となっている。
内部接続部260は、チャネル制御部210、共有メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240を相互に接続する。チャネル制御部210、共有メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240の間でのデータやコマンドの授受は、内部接続部260を介することにより行われる。内部接続部260は、たとえばクロスバスイッチで構成される。
共有メモリ220およびキャッシュメモリ230は、チャネル制御部210、ディスク制御部240の間で授受されるデータを記憶するメモリである。共有メモリ220は、主に制御情報やコマンドなどを記憶するために利用されるのに対し、キャッシュメモリ230は、主にデータを記憶するために利用される。
たとえば、あるチャネル制御部210が情報処理装置500から受信したデータ入出力要求がデータ書き込み要求であった場合には、当該チャネル制御部210はデータ書き込み要求を共有メモリ220に書き込むと共に、情報処理装置500から受信した書き込みデータをキャッシュメモリ230に書き込む。一方、ディスク制御部240は、共有メモリ220を監視しており、共有メモリ220にデータ書き込み要求が書き込まれたことを検出すると、当該データ書き込み要求に従ってキャッシュメモリ230から書き込みデータを読み出してストレージ駆動装置300内の記憶ボリューム310に書き込む。
また、あるチャネル制御部210が情報処理装置500から受信したデータ入出力要求がデータ読み出し要求であった場合には、読み出し対象となる読み出しデータがキャッシュメモリ230に存在するかどうかを調べる。ここで、キャッシュメモリ230に存在すれば、チャネル制御部210はその読み出しデータを情報処理装置500に送信する。一方、読み出しデータがキャッシュメモリ230に存在しない場合には、当該チャネル制御部210はデータ読み出し要求を共有メモリ220に書き込むと共に、共有メモリ220を監視する。データ読み出し要求が共有メモリ220に書き込まれたことを検出したディスク制御部240は、ストレージ駆動装置300内の記憶ボリューム310から読み出し対象となる読み出しデータを読み出して、これをキャッシュメモリ230に書き込むと共に、その旨を共有メモリ220に書き込む。そして、チャネル制御部210は、読み出し対象となる読み出しデータがキャッシュメモリ230に書き込まれたことを検出すると、その読み出しデータを情報処理装置500に送信する。
このように、チャネル制御部210およびディスク制御部240の間では、キャッシュメモリ230を介してデータの授受が行われ、キャッシュメモリ230には、記憶ボリューム310に記憶されるデータのうち、チャネル制御部210やディスク制御部240により読み書きされるデータが記憶される。
ディスク制御部240は、データを記憶する複数の記憶ボリューム310と通信可能に接続され、ストレージ駆動装置300の制御を行う。たとえば、上述のように、チャネル制御部210が情報処理装置500から受信したデータ入出力要求に応じて、記憶ボリューム310に対してデータの読み書きを行う。
各ディスク制御部240は、管理端末250と共に内部LANで接続されており、相互に通信を行うことが可能である。これにより、ディスク制御部240に実行させるマイクロプログラムなどを管理端末250から送信し、インストールすることが可能となっている。
<管理端末>
管理端末250は、ストレージシステム100を保守・管理するための情報機器である。オペレータは、管理端末250を操作することにより、たとえばストレージ駆動装置300内の物理ディスクドライブの構成の設定や、情報処理装置500とチャネル制御部210との間の通信路であるパスの設定、記憶ボリュームの設定、チャネル制御部210やディスク制御部240において実行されるマイクロプログラムのインストールなどを行うことができる。これらの設定や制御は、管理端末250が備えるユーザインタフェース、あるいは管理端末250で動作するWebサーバにより提供されるWebページを表示する情報処理装置のユーザインタフェースからオペレータなどにより行うようにすることができる。
<チャネル制御部の構成>
図2、図3により、本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、チャネル制御部の構成の一例を説明する。それぞれ、図2は本実施の形態のチャネル制御部の構成を示す構成図、図3は図2に対する比較例として、従来のチャネル制御部の構成を示す構成図である。
本実施の形態のチャネル制御部210は、図2に示すように、情報処理装置500に接続される複数(図2では8つ)のリンク制御LSI211と、内部接続部260に接続される複数(図2では2つ)のチャネル制御LSI212と、複数(図2では8つ)のプロセッサ(MP)213などから構成される。
このチャネル制御部210の構成において、リンク制御LSI(1),(2)はバス(3)を介して、リンク制御LSI(3),(4)はバス(4)を介して、それぞれ、チャネル制御LSI(1)に接続され、さらに、このチャネル制御LSI(1)には、プロセッサ(0),(1)がバス(1)を介して、プロセッサ(2),(3)がバス(2)を介して、それぞれ接続される。同様に、リンク制御LSI(5),(6)はバス(7)を介して、リンク制御LSI(7),(8)はバス(8)を介して、それぞれ、チャネル制御LSI(2)に接続され、さらに、このチャネル制御LSI(2)には、プロセッサ(4),(5)がバス(5)を介して、プロセッサ(6),(7)がバス(6)を介して、それぞれ接続される。
リンク制御LSI211は、情報処理装置500との間で通信を行うための通信インタフェース機能を提供し、情報処理装置500からデータ入出力要求コマンドを受信し、プロセッサ213と通信を行う。さらに、データはチャネル制御LSI212と通信を行うことで、情報処理装置500に対してデータの送受信を行う。
チャネル制御LSI212は、その内部にDMA(Direct Memory Access:データ転送制御部)や、バスブリッジの機能を有し、プロセッサ213の指示により、データをキャッシュメモリ230、リンク制御LSI211との間で転送する。
プロセッサ213は、情報処理装置500からのデータ入出力要求コマンドの処理、また、キャッシュメモリ230の管理や、チャネル制御LSI212の制御を行う。
これに対して、従来のチャネル制御部は、図3に示すように、情報処理装置500に接続される複数(図3では4つ)のリンク制御LSI211と、内部接続部260に接続されるチャネル制御LSI212と、複数(図3では4つ)のプロセッサ(MP)213と、これらに加えて、複数(図3では2つ)のバスブリッジ216を有して構成される。
ところで、ストレージシステム100においては、多様な情報処理システムを構築するにあたって、情報処理装置500と接続するチャネル数は重要な要素となり、その数は増加の一途をたどっている。この要求に応えるために、従来の構成(図3)のままチャネル数を増やすためには、リンク制御LSI211を増やす必要があり、また、それを処理するプロセッサ213やチャネル制御LSI212、バスブリッジ216も併せて増やす必要がある。このように、複数のLSI、また複数のバスをパッケージ上に配置するためには、配置面積やバス速度などが問題になる。
そこで、本実施の形態においては、図2に示すチャネル制御LSI212にバスブリッジの機能を持たせ、1つのチャネル当たりに必要なLSI数を削減することで、より多くのチャネルをパッケージ上に実装することが可能となる。このチャネル制御LSI212の内部構成については後述する。
<チャネル制御部の動作>
図4により、チャネル制御部の動作の一例(データ書き込み動作)を説明する。図4はチャネル制御部の動作を示すフロー図である。
まず、リンク制御LSI211は、情報処理装置500からデータ入力要求(ホストコマンド)を受信すると(S101)、コマンドの通知、コマンドパラメータの通知、コマンド処理の依頼を、チャネル制御LSI212のブリッジ動作を経由して、プロセッサ(MP)213に対して行う(S102)。そして、プロセッサ213は、コマンド処理を開始する(S103)。
さらに、リンク制御LSI211は、情報処理装置500から受信したデータをチャネル制御LSI212に格納する(S104,S105)。
続いて、リンク制御LSI211は、ステータスの通知を、チャネル制御LSI212のブリッジ動作を経由して、プロセッサ213に対して行う(S106)。そして、プロセッサ213は、コマンドの受領を、チャネル制御LSI212のブリッジ動作を経由して、リンク制御LSI211に対して応答する(S107)。
さらに、プロセッサ213は、DMA起動を行う(S108)。そして、チャネル制御LSI212は、DMA転送を行い(S109)、チャネル制御LSI212に格納されたデータ(S105)をキャッシュメモリ230に格納する。DMA転送が終了したら、プロセッサ213に対して報告する(S110)。
続いて、プロセッサ213は、コマンドステータスの通知を、チャネル制御LSI212のブリッジ動作を経由して、リンク制御LSI211に対して行う(S111)。そして、リンク制御LSI211は、コマンドステータスの送信を、情報処理装置500に対して行う(S112)。
さらに、リンク制御LSI211は、情報処理装置500からステータスアクセプトを受信すると、チャネル制御LSI212のブリッジ動作を経由して、プロセッサ213に対して報告する(S113)。そして、プロセッサ213は、コマンド終了の通知を、チャネル制御LSI212のブリッジ動作を経由して、リンク制御LSI211に対して行う(S114)。
これにより、プロセッサ213におけるコマンド処理は終了となり(S115)、またリンク制御LSI211におけるコマンド処理も終了となる(S116)。
<チャネル制御LSIの構成>
図5により、チャネル制御LSIの構成の一例を説明する。図5はチャネル制御LSIの構成を示す構成図である。
チャネル制御LSI212は、図5に示すように、外部の4つのバス(1)〜(4)と接続する専用のバスI/F(1)〜(4)2121、内部接続部260と接続する専用の内部接続I/F2122を通じて外部と接続されており、バス(1)−(3)、(1)−(4)、(2)−(3)、(2)−(4)間はLSI内部のバスブリッジ制御手段として機能するブリッジ制御部(1)〜(4)2123により接続されている。
チャネル制御LSI212の内部には、DMA(1)〜(8)2124が内蔵され、バス(1)上のプロセッサ213により制御可能なDMA(1)〜(4)と、バス(2)上のプロセッサ213より制御可能なDMA(5)〜(8)が存在し、DMA(1)〜(8)はプロセッサ213の指示により、バス(3),(4)上のリンク制御LSI211と内部接続部260を介してキャッシュメモリ230とデータ転送を行う。
また、チャネル制御LSI212の内部には、各バスの状態を表し、バス状態格納手段として機能するバスエラーレジスタ2125が存在し、プロセッサ213がこのバスエラーレジスタ2125を参照することで、各バスの状態を監視することができる。
プロセッサ213もしくはリンク制御LSI211により出されたバスコマンドは、バスI/F2121により、そのコマンドアドレスに従い、ブリッジ制御部2123か、DMA2124か、その他LSI内部レジスタ(バスエラーレジスタなど)に分類され、ブリッジ制御部2123の場合は、同コマンドアドレスによりさらにブリッジ先が決定される。
従来のチャネル制御部の構成(図3)では、バス(1)上のプロセッサ213は、バス(3)上のリンク制御LSI211のみしか通信することができなかったため、バス(3)上のリンク制御LSI211の負荷が上がった場合でも、そのコマンドを処理できるプロセッサ213はバス(1)上のプロセッサ213に制限されるし、また、バス(1)に障害が発生した場合は、バス(3)上のリンク制御LSI211を処理するプロセッサ213がなくなってしまうため、同リンク制御LSI211と接続している情報処理装置500が依頼したデータ入出力要求を処理することができなくなってしまう。
本実施の形態の構成では、図5に示すように、バスをn対n(図5では2対2)でブリッジ可能とすることで、バス(3)上のリンク制御LSI211が受信したデータ入出力要求をバス(1),(2)上のいずれかのプロセッサ213で処理するといった、従来不可能だった処理が可能となり、各チャネル動作の自由度が上がり、負荷分散などの制御が可能となる。なお、同様に、バス(4)上のリンク制御LSI211が受信したデータ入出力要求はバス(1),(2)上のいずれかのプロセッサ213で処理することができる。
<ブリッジ制御部の構成>
図6により、ブリッジ制御部の構成の一例を説明する。図6はブリッジ制御部の構成を示す説明図である。
ブリッジ制御部2123は、図6に示すように、それぞれアドレス格納手段として機能し、ライトバスコマンドとデータをブリッジするために、そのアドレスとコマンド、カウント、データを格納するライトバッファを3つ、リードバスコマンドをブリッジするために、そのアドレスとコマンド、カウントを格納するリードバッファを持ち、また接続先のブリッジ制御部からリードバスコマンド要求があった場合に、ブリッジ先で行ったリードデータを格納するリード(ブリッジ用)データバッファが存在する。さらに、接続先のブリッジ制御部の状態を示すブリッジ先エラー情報レジスタを持つ。
<ブリッジ制御部間の接続信号>
図7により、ブリッジ制御部間の接続信号の一例を説明する。図7はブリッジ制御部間の接続信号を示す説明図である。
たとえば、ブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123との間の接続信号の例では、図7に示すように、ブリッジ制御部(1)からブリッジ制御部(3)に対して、アドレス、コマンド、カウント、データ、リクエスト(REQ)、エンド(END)、イネーブル(EN)、ライト−リード(W−R)、レディ(RDY)の各信号を送信する。
また、同様に、ブリッジ制御部(3)からブリッジ制御部(1)に対して、アドレス、コマンド、カウント、データ、リクエスト、エンド、イネーブル、ライト−リード、レディの各信号を送信する。
また、ブリッジ制御部(1)とブリッジ制御部(3)との間では、エラーの信号も送受信される。
なお、ブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(4)2123との間、ブリッジ制御部(3)2123とブリッジ制御部(2)2123との間、さらにブリッジ制御部(2)2123とブリッジ制御部(4)2123との間も同様である。
<ライトブリッジ動作>
図8により、ライトブリッジ動作の一例を説明する。図8はライトブリッジ動作を示すフロー図である。
バス(1)上のプロセッサ213からバス(3)上のリンク制御LSI211に対してライト動作が行われた場合のブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123の動作の例では、図8に示すように、まず、ブリッジ制御部(1)は、ライトアドレス/コマンドを受信すると(S201)、ライトバッファがFULLか否かを判定する(S202)。この判定の結果、FULLの場合(y)はバスリトライを行い、FULLでない場合(n)はバッファのBUSY設定、ライトデータの格納を行う(S203)。
続いて、ブリッジ制御部(1)は、ライトアドレスをデコードし(S204)、ライトブリッジ要求を、ブリッジ制御部(3)に対して行う。この際に、リクエスト、ライトアドレス、コマンド、カウントの各信号を送信する(S205)。そして、ブリッジ制御部(3)は、ライトブリッジ要求を受信し(S206)、バス(3)がBUSYか否かを判定する(S207)。この判定の結果、BUSYの場合(y)はバスリトライを行い、BUSYでない場合(n)は、データ受信をイネーブル状態にして(S208)、イネーブル信号をブリッジ制御部(1)に対して送信する。そして、ブリッジ制御部(1)は、データをブリッジ制御部(3)に対して送出する(S209)。
さらに、ブリッジ制御部(3)は、全データを受信すると、エンド信号をブリッジ制御部(1)に対して送信し(S210)、これによりブリッジ動作が終了となる(S211)。そして、ブリッジ制御部(1)は、バッファのBUSY解除を行い(S212)、これによりブリッジ動作が終了となる(S213)。
以上のライトブリッジ動作において、ブリッジ制御部(1)では、ライトアドレス/コマンド受信からライトデータ格納までがバス(1)ライト動作であり、ライトアドレス/コマンド受信からブリッジ動作終了までがブリッジ(1)動作となる。また、ブリッジ制御部(3)では、バス(3)BUSY?から全データ受信までがバス(3)ライト動作であり、ライトブリッジ要求受信からブリッジ動作終了までがブリッジ(3)動作となる。
<リードブリッジ動作>
図9により、リードブリッジ動作の一例を説明する。図9はリードブリッジ動作を示すフロー図である。
バス(1)上のプロセッサ213からバス(3)上のリンク制御LSI211に対してリード動作が行われた場合のブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123の動作の例では、図9に示すように、まず、ブリッジ制御部(1)は、リードアドレス/コマンドを受信すると(S301)、リードブリッジがBUSYか否かを判定する(S302)。この判定の結果、BUSYの場合(y)はバスリトライを行い、BUSYでない場合(n)はバス(1)のSplit要求を行う(S303)。
続いて、ブリッジ制御部(1)は、リードアドレスをデコードし(S304)、リードブリッジ要求を、ブリッジ制御部(3)に対して行う。この際に、リクエスト、リードアドレス、コマンド、カウントの各信号を送信する(S305)。そして、ブリッジ制御部(3)は、リードブリッジ要求を受信し(S306)、バス(3)がBUSYか否かを判定する(S307)。この判定の結果、BUSYの場合(y)はバスリトライを行い、BUSYでない場合(n)は、バス(3)によるリード動作を行い(S308)、リードデータをレディ状態にして、レディ信号をブリッジ制御部(1)に対して送信する(S309)。
さらに、ブリッジ制御部(1)は、バス(1)がBUSYか否かを判定する(S310)。この判定の結果、BUSYの場合(y)はバスリトライを行い、BUSYでない場合(n)は、データ受信をイネーブル状態にして(S311)、イネーブル信号をブリッジ制御部(2)に対して送信する。そして、ブリッジ制御部(3)は、データをブリッジ制御部(1)に対して送信する(S312)。
さらに、ブリッジ制御部(1)は、全データを受信すると、エンド信号をブリッジ制御部(3)に対して送信し(S313)、これによりブリッジ動作が終了となる(S314)。そして、ブリッジ制御部(3)は、バッファのBUSY解除を行い(S315)、これによりブリッジ動作が終了となる(S316)。
以上のリードブリッジ動作において、ブリッジ制御部(1)では、リードアドレス/コマンド受信からバス(1)Split要求までがバス(1)リード動作(1)、データ受信イネーブルから全データ受信までがバス(1)リード動作(2)であり、リードアドレス/コマンド受信からブリッジ動作終了までがブリッジ(1)動作となる。また、ブリッジ制御部(3)では、バス(3)リード動作がバス(3)リード動作であり、リードブリッジ要求受信からブリッジ動作終了までがブリッジ(3)動作となる。
<ライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))>
図10により、ライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))の一例を説明する。図10はライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))を示すフロー図である。
バス(1)上のプロセッサ213から故障しているバス(3)上のリンク制御LSI211に対してライト動作が行われた場合のブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123の動作の例では、ブリッジ制御部(1)は、ライトアドレスのデコード時に、ブリッジ制御部内のブリッジ先エラー情報を参照することにより、ブリッジ先がエラー状態であることを認識し、ブリッジ制御部(3)とやり取りすることなく、終結する。
すなわち、図10に示すように、ブリッジ制御部(3)は、バス(3)の故障を検出すると、エラー信号をブリッジ制御部(1)に対して送信する(S401)。そして、ブリッジ制御部(1)は、バス(3)のエラー設定を行う(S402)。
以降は、ブリッジ制御部(1)において、前記ライトブリッジ動作(図8)と同様に、ライトアドレス/コマンド受信(S403)、ライトバッファFULL?(S404)、バッファBUSY設定、ライトデータ格納(S405)を行う。
そして、ブリッジ制御部(1)は、ライトアドレスをデコードし(S406)、バス(3)がエラー状態であるか否かを判定する(S407)。この判定の結果、エラー状態でない場合(n)はブリッジ要求を行い、エラー状態の場合(y)はバッファBUSY解除(S408)を行い、これによりブリッジ動作が終了となる(S409)。
<ライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))>
図11により、ライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))の一例を説明する。図11はライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))を示すフロー図である。
前記図10との違いは、バス(3)が実際に動作した段階で故障を検出している点である。
すなわち、図11に示すように、ブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123において、前記ライトブリッジ動作(図8)と同様に、ライトアドレス/コマンド受信(S501)、ライトバッファFULL?(S502)、バッファBUSY設定、ライトデータ格納(S503)、ライトアドレスデコード(S504)、ライトブリッジ要求(S505)、ライトブリッジ要求受信(S506)、バス(3)BUSY?(S507)を行う。
そして、ブリッジ制御部(3)は、バス(3)の故障を検出すると、エラー信号をブリッジ制御部(1)に対して送信する(S508)。そして、ブリッジ制御部(1)は、バッファBUSY解除(S509)を行い、これによりブリッジ動作が終了となる(S510)。
この図11および前記図10の動作は共に、バス(3)の障害であることをブリッジ制御部(1)2123が認識し、ブリッジ制御部(1)内のライトバッファを開放させ、バス(1)−(3)ブリッジ動作を終了させることで、バス(3)の障害によって、バス(1)−(4)間のブリッジ動作に影響を与えることがない。
また、この動作において、プロセッサ213はライト動作がバス(3)上のリンク制御LSI211に正しく行われたかどうかは分からないが、前記図5で示すように、チャネル制御部210でのコマンド処理はリンク制御LSI211とプロセッサ213間でインターロックを取りながら処理されているため、これらのフローのようにバス(3)が故障している場合は、相手から応答がないという契機で、チャネル制御LSI212のバスエラーレジスタ2125を参照することで、バス(3)の障害を検出することができる。
<リードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))>
図12により、リードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))の一例を説明する。図12はリードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))を示すフロー図である。
バス(1)上のプロセッサ213から故障しているバス(3)上のリンク制御LSI211に対してリード動作が行われた場合のブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123の動作の例では、ブリッジ制御部(1)は、リードアドレスのデコード時に、ブリッジ制御部内のブリッジ先エラー情報を参照することにより、ブリッジ先がエラー状態であることを認識し、ブリッジ制御部(3)とやり取りすることなく、プロセッサのリード要求に対して、リードデータの代わりにエラーメッセージを変更する。
すなわち、図12に示すように、ブリッジ制御部(3)は、バス(3)の故障を検出すると、エラー信号をブリッジ制御部(1)に対して送信する(S601)。そして、ブリッジ制御部(1)は、バス(3)のエラー設定を行う(S602)。
以降は、ブリッジ制御部(1)において、前記リードブリッジ動作(図9)と同様に、リードアドレス/コマンド受信(S603)、リードブリッジBUSY?(S604)、バス(1)Split(S605)、リードアドレスデコード(S606)を行う。
そして、ブリッジ制御部(1)は、バス(3)がエラー状態であるか否かを判定する(S607)。この判定の結果、エラー状態でない場合(n)はブリッジ要求を行い、エラー状態の場合(y)はバス(1)がBUSYか否かを判定する(S608)。この判定の結果、BUSYの場合(y)はバスリトライを行い、BUSYでない場合(n)は、Splitエラーメッセージ送出(S609)を行い、これによりブリッジ動作が終了となる(S610)。
<リードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))>
図13により、リードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))の一例を説明する。図13はリードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))を示すフロー図である。
前記図12との違いは、バス(3)が実際に動作した段階で故障を検出している点である。
すなわち、図13に示すように、ブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(3)2123において、前記リードブリッジ動作(図9)と同様に、リードアドレス/コマンド受信(S701)、リードブリッジBUSY?(S702)、バス(1)Split(S703)、リードアドレスデコード(S704)、リードブリッジ要求(S705)、リードブリッジ要求受信(S706)、バス(3)BUSY?(S707)を行う。
そして、ブリッジ制御部(3)は、バス(3)の故障を検出すると、エラー信号をブリッジ制御部(1)に対して送信する(S708)。そして、ブリッジ制御部(1)は、バス(3)エラー設定(S709)を行い、バス(1)がBUSYか否かを判定する(S710)。この判定の結果、BUSYの場合(y)はバスリトライを行い、BUSYでない場合(n)は、Splitエラーメッセージ送出(S711)を行い、これによりブリッジ動作が終了となる(S712)。
この図13および前記図12の動作は共に、バス(3)の障害であることをブリッジ制御部(1)2123が認識し、バス(1)に対してエラーメッセージを返し、バス(1)−(3)ブリッジ動作を終了させることで、バス(3)の障害によって、バス(1)−(4)間のブリッジ動作に影響を与えることがない。
<バス(3)障害時のブリッジパス>
図14により、バス(3)障害時のブリッジパスの一例を説明する。図14はバス(3)障害時のブリッジパスを示す説明図である。
バス(3)障害時のブリッジパスの例では、図14に示すように、バス(3)に障害が発生し、この障害を検出したブリッジ制御部(3)2123は、ブリッジ制御部(1),(2)2123に対してエラーを通知することにより、ブリッジ制御部(1),(2)はバス(3)へのブリッジ動作をあきらめる。
この際に、バス(1)−(4)間、バス(2)−(4)間のブリッジ動作は、問題なく動作する。
<バス(3)のブリッジ先空間MAP>
図15により、バス(3)のブリッジ先空間MAPの一例を説明する。図15はバス(3)のブリッジ先空間MAPを示す説明図である。
バス(3)のブリッジ先空間MAPの例では、図15に示すように、各アドレスに対してブリッジ先が割り当てられており、ブリッジ制御部(3)2123は、このアドレスをデコードし、ブリッジ先を決定する。
たとえば、アドレス0x00000000にアクセスがあると、バス(1)へのブリッジであることから、ブリッジ制御部(1)2123にリクエストを出し、アドレス0x30000000ならば、バス(2)へのブリッジなので、ブリッジ制御部(2)2123にリクエストを出す。また、アドレス0x50000000にアクセスがある場合は、2重ライトなので、ブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(2)2123にリクエストを出す。なお、2重ライトの動作については後述する。
<2重ライトブリッジ動作>
図16により、2重ライトブリッジ動作の一例を説明する。図16は2重ライトブリッジ動作を示すフロー図である。
バス(3)上のリンク制御LSI211からバス(1),(2)上のプロセッサ213に対してライト動作が行われた場合のブリッジ制御部(3)2123とブリッジ制御部(1),(2)2123の動作の例では、前記ライトブリッジ動作(図8)と同様の動作がブリッジ制御部(1)2123とブリッジ制御部(2)2123に対して実行される。
すなわち、図16に示すように、ブリッジ制御部(3)は、ライトアドレス/コマンド受信(S801)、ライトバッファFULL?(S802)、バッファBUSY設定、ライトデータ格納(S803)、ライトアドレスデコード(S804)を行う。
そして、ブリッジ制御部(3)は、まず、ライトブリッジ要求を、ブリッジ制御部(3)に対して行い(S805)、データをブリッジ制御部(1)に対して送出する(S806)。そして、ブリッジ制御部(1)は、バス(1)ライト動作を行い(S807)、ブリッジ動作が終了したら、エンド信号をブリッジ制御部(3)に対して送信する(S808)。
同様に、ブリッジ制御部(3)は、ライトブリッジ要求を、ブリッジ制御部(2)に対して行い(S809)、データをブリッジ制御部(2)に対して送出する(S810)。そして、ブリッジ制御部(2)は、バス(2)ライト動作を行い(S811)、ブリッジ動作が終了したら、エンド信号をブリッジ制御部(3)に対して送信する(S812)。
そして、ブリッジ制御部(3)は、バッファのBUSY解除を行い(S813)、これによりブリッジ動作が終了となる(S814)。
<2重ライトを用いたコマンド処理依頼方法>
図17により、2重ライトを用いたコマンド処理依頼方法の一例を説明する。図17は2重ライトを用いたコマンド処理依頼方法を示すフロー図である。
2重ライトを用いたコマンド処理依頼方法においては、前記チャネル制御部210の動作(図4)と同様の動作が2つのプロセッサ213に対して実行される。
すなわち、図17に示すように、リンク制御LSI211は、ホストコマンドを受信すると(S901)、2重書きエリアに対して、コマンド通知、コマンドパラメータ通知、コマンド処理依頼を行い(S902)、コマンドを通知されたプロセッサ(この例ではMP(0)と(2))213は、コマンドのキャッチアップ時に、リンク制御LSI211に対してコマンド受領の応答を送信する(S903)。
そして、リンク制御LSI211は、通常、早いもの順で、コマンド受領の応答のあったプロセッサ(この例ではMP(2))213にコマンドを処理させる。このとき、リンク制御LSI211はチャネル制御LSI212へデータ転送を開始し(S904)、さらに、2重書きエリアに対して、プロセッサ(MP(2))213を選択したことを含むステータスを通知することで(S905)、プロセッサ(MP(2))213がステータスチェック(S906)の後に正式にコマンド処理を開始する(S907)。一方、遅れてコマンド受領(S908)の応答のあったプロセッサ(MP(0))213は、ステータスチェック(S909)の後に別処理を開始することができる(S910)。
<別のチャネル制御部の構成>
図18により、本実施の形態において、別のチャネル制御部の構成の一例を説明する。図18は別のチャネル制御部の構成を示す構成図である。
別のチャネル制御部210aにおいて、前記図2の構成と異なる点は、図18に示すように、2つのチャネル制御LSI(1)と(2)間をバス(2)で接続し、さらにこのバス(2)にパス管理情報メモリ214を設けた点である。他のリンク制御LSI211、チャネル制御LSI212、プロセッサ(MP)213は、前記図2と同様の構成および機能を有するものであるので、ここでの説明は省略する。
このパス管理情報メモリ214は、管理端末250やリンク制御LSI211よりアクセス可能で、管理端末250よりパスの接続可否情報が設定され、リンク制御LSI211がパス管理情報メモリ214を参照し、パスの確立制御を行う。また、パスの確立情報などと接続状態情報をリンク制御LSI211が記録することで、管理端末250よりそのパス状態を参照することができる。
<パス管理情報メモリの構成>
図19により、パス管理情報メモリの構成の一例を説明する。図19はパス管理情報メモリの構成を示す説明図である。
パス管理情報メモリ214には、図19に示すように、接続可能IPや、接続中IP、接続開始時、接続終了時を含む接続情報などが格納される。パス確立可否を判断する上で、相手を識別する情報としてIPを示す。これは、相手識別が可能であれば、ファイバチャネルのWWNなどでもよい。また、接続情報として、現在接続中のIPやその時間を記録しておき、管理端末250により各チャネルのパス状況を把握することができる。
<パス確立手順>
図20により、パス確立手順の一例を説明する。図20はパス確立手順を示すフロー図である。
パス管理情報メモリ214を用いて、リンク制御LSI211がパス確立を行う場合には、まず、管理端末250は、パス管理情報メモリ214に接続可能IPを設定する(S1001)。そして、リンク制御LSI211は、バス接続要求を受信すると(S1002)、パス管理情報メモリ214から接続可能IPをリードし(S1003)、パス確立を判定する(S1004)。この判定の結果、パス確立が不可能な場合(n)には要求を拒否し、パス確立が可能な場合(y)はパス接続受領を送信する(S1005)。さらに、リンク制御LSI211は、パス管理情報メモリ214に接続情報をライトする(S1006)。そして、管理端末250は、パス管理情報メモリ214から接続情報を採取する(S1007)。
<本実施の形態の効果>
(1)チャネル制御LSI212にブリッジ制御部2123を内蔵することにより、チャネル制御LSI212にバスブリッジ制御機能を持たせ、1つのチャネル当たりに必要なLSI数を削減することで、リンク制御LSI211、プロセッサ213を複数接続するなど、より多くのチャネルをパッケージ上に実装することが可能となる。
すなわち、従来の構成におけるチャネル制御部は、リンク制御、チャネル制御、バスブリッジはそれぞれ独立したLSIで構成されていたが、チャネル数の増加や、システム構成の自由度を上げるためには、複数のLSI、また複数バスをパッケージ上に配置する必要があり、配置面積やバス速度などが問題になっていたが、本実施の形態ではこの問題を解決することができる。
(2)チャネル制御LSI212に内蔵したブリッジ制御部2123を複数対複数でブリッジ可能とし、ブリッジ制御部2123に複数のライトバッファを持ち、そのアドレスによりブリッジ先を変更させることにより、バス(1)上のプロセッサ213と、バス(3),(4)上のリンク制御LSI211とのアクセスが可能となり、これによって各チャネル動作の自由度が上がり、負荷分散などの制御が可能となる。また、内部接続部260への接続線が複数になるので、信頼性の向上が可能となる。
すなわち、従来の構成では、バス(3)上のリンク制御LSIの負荷が上がった場合に、処理できるプロセッサはバス(1)上のプロセッサに制限(バス(3)はバス(2)につながっていないため)されるという問題があったが、本実施の形態ではこの問題を解決することができる。
(3)チャネル制御LSI212に内蔵したブリッジ制御部2123が接続先のバス状態を監視し、ブリッジ要求が障害バスにされた場合は、そのブリッジ動作をスイープし、ブリッジ先が別バスであれば、その動作は正常にブリッジさせることにより、ブリッジ先の障害などに影響されることなく、他のブリッジ動作を継続させることができる。
すなわち、従来の構成では、バス(3)の障害に引きずられて、他のバスに障害が伝播する。バス(3)に障害が発生しても、ブリッジ内バッファにあるデータや、バス(1)もしくは(2)上のプロセッサの同障害検出によるアクセス停止までラグがあるため、障害バスへのアクセスが発生する。その場合に、ブリッジ内バッファにデータが処理されない、バス(1)もしくは(2)上でリトライタイムアウトが発生するなどの障害が発生するという問題があったが、本実施の形態ではこの問題を解決することができる。
(4)チャネル制御LSI212のブリッジ制御部2123に2重ライトの機能を持たせることで、バス(3)上のリンク制御LSI211が発行したライトコマンドをバス(1),(2)上の2つのプロセッサ213に通信させ、コマンドを受領して処理可能なプロセッサのうち、応答の速いプロセッサに処理を依頼することで、ホストコマンドをより効果的に処理させることにより、リンク制御LSI211がホストコマンドを処理させるプロセッサを、より少ない通信回数で、選択的に決定することができる。
すなわち、従来の構成では、リンク制御LSIにおいて、ホストコマンドの処理をプロセッサに依頼する場合に、選択可能なプロセッサを順番に選択していく場合、ある時間に暇なプロセッサと忙しいプロセッサが発生する可能性があり、処理にむらが発生する。また、プロセッサの負荷状況をリンク制御LSIが把握するのは困難であり(たとえばプロセッサ自身が自分の負荷状態をプロセッサの特定メモリに記憶しても、リンク制御LSIは各プロセッサの同メモリをリードして比較するといった処理が必要になる)、どのような基準でプロセッサを選択するかが問題であったが、本実施の形態ではこの問題を解決することができる。
(5)2つのチャネル制御LSI212間のバス上にパス管理情報メモリ214を設けた構成をとり、管理端末250が従来は共有メモリ220に置かれていたパスの接続可否情報を同構成のパス管理情報メモリ214に格納し、パス管理情報メモリ214をリンク制御LSI211が参照してパスの接続可否を判断することにより、リンク制御LSI211が論理パスの確立判断をすることで、プロセッサ213の負荷を低減させることができる。特に、不正な論理パス確立要求に対して、ストレージシステム100の処理能力ダウンを防ぐことができる。
すなわち、従来の構成では、インターネットなどの不特定多数が接続可能なネットワークを介して情報処理装置とストレージ制御装置とをつなぐ場合、ストレージ制御装置に対して複数の論理パス(データの入出力を行うためのパス)の接続要求が発生する。従来は、リンク制御LSIが受信した論理パス接続要求をプロセッサに処理依頼し、プロセッサは共有メモリを参照し、その接続可否を判断してリンク制御LSIに通知することで、論理パスの確立が行われていたが、上述のように不特定多数から接続要求がある場合、そのパス接続可否判断が増加し、プロセッサの処理能力低下、ひいてはシステム全体の処理能力のダウンにつながるという問題があったが、本実施の形態ではこの問題を解決することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の一実施の形態に係るストレージシステムを含むシステムの全体構成を示す構成図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、チャネル制御部の構成を示す構成図である。 図2に対する比較例として、従来のチャネル制御部の構成を示す構成図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、チャネル制御部の動作を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、チャネル制御LSIの構成を示す構成図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、ブリッジ制御部の構成を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、ブリッジ制御部間の接続信号を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、ライトブリッジ動作を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、リードブリッジ動作を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、ライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、ライトブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、リードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(1))を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、リードブリッジ動作(バス(3)故障ケース(2))を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、バス(3)障害時のブリッジパスを示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、バス(3)のブリッジ先空間MAPを示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、2重ライトブリッジ動作を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、2重ライトを用いたコマンド処理依頼方法を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、別のチャネル制御部の構成を示す構成図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、パス管理情報メモリの構成を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係るストレージシステムにおいて、パス確立手順を示すフロー図である。
符号の説明
100…ストレージシステム、200…ストレージ制御装置、210,210a…チャネル制御部、211…リンク制御LSI、212…チャネル制御LSI、2121…バスI/F、2122…内部接続I/F、2123…ブリッジ制御部、2124…DMA、2125…バスエラーレジスタ、213…プロセッサ、214…パス管理情報メモリ、216…バスブリッジ、220…共有メモリ、230…キャッシュメモリ、240…ディスク制御部、250…管理端末、260…内部接続部、300…ストレージ駆動装置、310…記憶ボリューム、500…情報処理装置、600…SAN。

Claims (17)

  1. データを記憶する複数の記憶ボリュームと、前記複数の記憶ボリュームに対するデータ入出力を制御するディスク制御部と、外部からのデータ入出力要求を受けるチャネル制御部と、前記チャネル制御部および前記ディスク制御部によって通信される制御情報が格納される共有メモリと、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部との間で通信されるデータが一時的に保存されるキャッシュメモリと、前記チャネル制御部、前記ディスク制御部、前記共有メモリおよび前記キャッシュメモリに接続される内部接続部と、前記チャネル制御部、前記ディスク制御部および前記共有メモリに接続され、自ディスクアレイ装置を管理する管理端末とを有し、
    前記チャネル制御部は、前記外部との間で通信を行う複数のリンク制御LSIと、前記外部からのデータ入出力コマンドを処理する複数のプロセッサと、前記複数のリンク制御LSIおよび前記複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換え、前記リンク制御LSIに接続されたバスと前記プロセッサに接続されたバスとを接続して、前記プロセッサの指示により前記リンク制御LSIと前記キャッシュメモリとの間でデータを転送するチャネル制御LSIとを有し、
    前記チャネル制御LSIは、前記複数のリンク制御LSIおよび前記複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換え、前記複数のリンク制御LSIのそれぞれに接続された第3および第4のバスを含む各バスと前記複数のプロセッサのそれぞれに接続された第1および第2のバスを含む各バスとを接続する第1〜第4のブリッジ制御部を含む複数のブリッジ制御部と、前記複数のブリッジ制御部により接続された各バス上の前記リンク制御LSIと前記キャッシュメモリとの間でデータを転送する複数のDMAとを有し、
    (1)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してライト動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第1のライトブリッジ動作では、
    (11)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (12)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスのエラー設定を行い、
    (13)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレス/コマンドを受信すると、ライトバッファがFULLか否かを判定し、この判定の結果、FULLの場合はバスリトライを行い、FULLでない場合はバッファのBUSY設定とライトデータの格納を行い、
    (14)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレスをデコードし、前記第3のバスがエラー状態であるか否かを判定し、この判定の結果、エラー状態でない場合はブリッジ要求を行い、エラー状態の場合はバッファのBUSY解除を行い、ブリッジ動作が終了となるものであり、
    (2)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してライト動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第2のライトブリッジ動作では、
    (21)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレス/コマンドを受信すると、ライトバッファがFULLか否かを判定し、この判定の結果、FULLの場合はバスリトライを行い、FULLでない場合はバッファのBUSY設定とライトデータの格納を行い、
    (22)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレスをデコードし、ライトブリッジ要求を、前記第3のブリッジ制御部に対して行い、
    (23)前記第3のブリッジ制御部は、ライトブリッジ要求を受信し、前記第3のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、
    (24)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (25)前記第1のブリッジ制御部は、バッファのBUSY解除を行い、ブリッジ動作が終了となるものであり、
    (3)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してリード動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第1のリードブリッジ動作では、
    (31)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (32)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスのエラー設定を行い、
    (33)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレス/コマンドを受信すると、リードブリッジがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は前記第1のバスのSplit要求を行い、
    (34)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレスをデコードし、
    (35)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスがエラー状態であるか否かを判定し、この判定の結果、エラー状態でない場合はブリッジ要求を行い、エラー状態の場合は前記第1のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は、Splitエラーメッセージ送出を行い、ブリッジ動作が終了となるものであり、
    (4)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してリード動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第2のリードブリッジ動作では、
    (41)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレス/コマンドを受信すると、リードブリッジがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は前記第1のバスのSplit要求を行い、
    (42)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレスをデコードし、リードブリッジ要求を、前記第3のブリッジ制御部に対して行い、
    (43)前記第3のブリッジ制御部は、リードブリッジ要求を受信し、前記第3のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、
    (44)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (45)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスのエラー設定を行い、前記第1のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は、Splitエラーメッセージ送出を行い、ブリッジ動作が終了となるものであることを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 請求項1記載のディスクアレイ装置において、
    前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出して前記第3のバスに障害が発生したことを前記第1及び第2のブリッジ制御部に対してエラーを通知し、
    前記第1及び第2のブリッジ制御部は、前記第3のバスへのブリッジ動作をあきらめ、前記第1のバスと前記第4のバスとの間、前記第2のバスと前記第4のバスとの間でブリッジ動作を行うことを特徴とするディスクアレイ装置。
  3. 請求項記載のディスクアレイ装置において、
    前記ブリッジ制御部は、接続先のアドレスを格納するアドレス格納手段を有し、前記アドレス格納手段に格納されたアドレスにより接続先を変更することを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 請求項1記載のディスクアレイ装置において、
    前記ブリッジ制御部は、接続先のバス状態を監視する監視機能を有し、前記監視機能による監視の結果、接続先のバスが障害である場合にはブリッジ動作をスイープし、接続先のバスが正常である場合にはブリッジ動作を実行することを特徴とするディスクアレイ装置。
  5. 請求項4記載のディスクアレイ装置において、
    前記チャネル制御LSIは、各バスの状態を格納するバス状態格納手段を有し、
    前記監視機能は、前記バス状態格納手段を参照して各バスの状態を監視することを特徴とするディスクアレイ装置。
  6. 請求項5記載のディスクアレイ装置において、
    前記チャネル制御LSIは、自ブリッジ制御部が自バスの障害を検出した時点で他ブリッジ制御部にエラー信号を送信し、前記他ブリッジ制御部のバス状態格納手段に前記自バスの障害情報を設定することを特徴とするディスクアレイ装置。
  7. 請求項1記載のディスクアレイ装置において、
    前記ブリッジ制御部は、2重ライト機能を有し、前記第3のバスに接続されたリンク制御LSIが発行した入出力コマンドを、前記第1および第2のバスにそれぞれ接続された2つのプロセッサに通信させ、前記入出力コマンドを受領して処理可能なプロセッサのうち、応答の速いプロセッサに処理を依頼することを特徴とするディスクアレイ装置。
  8. データを記憶する複数の記憶ボリュームと、前記複数の記憶ボリュームに対するデータ入出力を制御するディスク制御部と、外部からのデータ入出力要求を受けるチャネル制御部と、前記チャネル制御部および前記ディスク制御部によって通信される制御情報が格納される共有メモリと、前記チャネル制御部と前記ディスク制御部との間で通信されるデータが一時的に保存されるキャッシュメモリと、前記チャネル制御部、前記ディスク制御部、前記共有メモリおよび前記キャッシュメモリに接続される内部接続部と、前記チャネル制御部、前記ディスク制御部および前記共有メモリに接続され、自ディスクアレイ装置を管理する管理端末とを有し、
    前記チャネル制御部は、前記外部との間で通信を行う複数のリンク制御LSIと、前記外部からのデータ入出力コマンドを処理する複数のプロセッサと、前記複数のリンク制御LSIおよび前記複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換え、前記リンク制御LSIに接続されたバスと前記プロセッサに接続されたバスとを接続して、前記プロセッサの指示により前記リンク制御LSIと前記キャッシュメモリとの間でデータを転送する複数のチャネル制御LSIと、前記複数のチャネル制御LSI間を接続するバス上に設けられ、パスの接続可否情報を格納する記憶手段とを有し、
    前記チャネル制御LSIは、前記複数のリンク制御LSIおよび前記複数のプロセッサにそれぞれ接続された複数のバスを切り換え、前記複数のリンク制御LSIのそれぞれに接続された第3および第4のバスを含む各バスと前記複数のプロセッサのそれぞれに接続された第1および第2のバスを含む各バスとを接続する第1〜第4のブリッジ制御部を含む複数のブリッジ制御部と、前記複数のブリッジ制御部により接続された各バス上の前記リンク制御LSIと前記キャッシュメモリとの間でデータを転送する複数のDMAとを有し、
    (1)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してライト動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第1のライトブリッジ動作では、
    (11)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (12)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスのエラー設定を行い、
    (13)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレス/コマンドを受信すると、ライトバッファがFULLか否かを判定し、この判定の結果、FULLの場合はバスリトライを行い、FULLでない場合はバッファのBUSY設定とライトデータの格納を行い、
    (14)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレスをデコードし、前記第3のバスがエラー状態であるか否かを判定し、この判定の結果、エラー状態でない場合はブリッジ要求を行い、エラー状態の場合はバッファのBUSY解除を行い、ブリッジ動作が終了となるものであり、
    (2)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してライト動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第2のライトブリッジ動作では、
    (21)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレス/コマンドを受信すると、ライトバッファがFULLか否かを判定し、この判定の結果、FULLの場合はバスリトライを行い、FULLでない場合はバッファのBUSY設定とライトデータの格納を行い、
    (22)前記第1のブリッジ制御部は、ライトアドレスをデコードし、ライトブリッジ要求を、前記第3のブリッジ制御部に対して行い、
    (23)前記第3のブリッジ制御部は、ライトブリッジ要求を受信し、前記第3のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、
    (24)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (25)前記第1のブリッジ制御部は、バッファのBUSY解除を行い、ブリッジ動作が終了となるものであり、
    (3)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してリード動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第1のリードブリッジ動作では、
    (31)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (32)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスのエラー設定を行い、
    (33)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレス/コマンドを受信すると、リードブリッジがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は前記第1のバスのSplit要求を行い、
    (34)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレスをデコードし、
    (35)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスがエラー状態であるか否かを判定し、この判定の結果、エラー状態でない場合はブリッジ要求を行い、エラー状態の場合は前記第1のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は、Splitエラーメッセージ送出を行い、ブリッジ動作が終了となるものであり、
    (4)前記第1のバス上のプロセッサから故障検出の前記第3のバス上のリンク制御LSIに対してリード動作が行われた場合の前記第1のブリッジ制御部と前記第3のブリッジ制御部における第2のリードブリッジ動作では、
    (41)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレス/コマンドを受信すると、リードブリッジがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は前記第1のバスのSplit要求を行い、
    (42)前記第1のブリッジ制御部は、リードアドレスをデコードし、リードブリッジ要求を、前記第3のブリッジ制御部に対して行い、
    (43)前記第3のブリッジ制御部は、リードブリッジ要求を受信し、前記第3のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、
    (44)前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出すると、エラー信号を前記第1のブリッジ制御部に対して送信し、
    (45)前記第1のブリッジ制御部は、前記第3のバスのエラー設定を行い、前記第1のバスがBUSYか否かを判定し、この判定の結果、BUSYの場合はバスリトライを行い、BUSYでない場合は、Splitエラーメッセージ送出を行い、ブリッジ動作が終了となるものであることを特徴とするディスクアレイ装置。
  9. 請求項8記載のディスクアレイ装置において、
    前記リンク制御LSIは、前記記憶手段にアクセス可能で、前記記憶手段を参照してパスの接続可否を判断することを特徴とするディスクアレイ装置。
  10. 請求項9記載のディスクアレイ装置において、
    前記記憶手段は、前記管理端末からアクセス可能で、前記管理端末からパスの接続可否情報が設定されることを特徴とするディスクアレイ装置。
  11. 請求項10記載のディスクアレイ装置において、
    前記リンク制御LSIは、パスの接続状態情報を前記記憶手段に記録し、
    前記管理端末は、前記パスの接続状態を参照可能とすることを特徴とするディスクアレイ装置。
  12. 請求項8記載のディスクアレイ装置において、
    前記第3のブリッジ制御部は、前記第3のバスの故障を検出して前記第3のバスに障害が発生したことを前記第1及び第2のブリッジ制御部に対してエラーを通知し、
    前記第1及び第2のブリッジ制御部は、前記第3のバスへのブリッジ動作をあきらめ、前記第1のバスと前記第4のバスとの間、前記第2のバスと前記第4のバスとの間でブリッジ動作を行うことを特徴とするディスクアレイ装置。
  13. 請求項記載のディスクアレイ装置において、
    前記ブリッジ制御部は、接続先のアドレスを格納するアドレス格納手段を有し、前記アドレス格納手段に格納されたアドレスにより接続先を変更することを特徴とするディスクアレイ装置。
  14. 請求項8記載のディスクアレイ装置において、
    前記ブリッジ制御部は、接続先のバス状態を監視する監視機能を有し、前記監視機能による監視の結果、接続先のバスが障害である場合にはブリッジ動作をスイープし、接続先のバスが正常である場合にはブリッジ動作を実行することを特徴とするディスクアレイ装置。
  15. 請求項14記載のディスクアレイ装置において、
    前記チャネル制御LSIは、各バスの状態を格納するバス状態格納手段を有し、
    前記監視機能は、前記バス状態格納手段を参照して各バスの状態を監視することを特徴とするディスクアレイ装置。
  16. 請求項15記載のディスクアレイ装置において、
    前記チャネル制御LSIは、自ブリッジ制御部が自バスの障害を検出した時点で他ブリッジ制御部にエラー信号を送信し、前記他ブリッジ制御部のバス状態格納手段に前記自バスの障害情報を設定することを特徴とするディスクアレイ装置。
  17. 請求項8記載のディスクアレイ装置において、
    前記ブリッジ制御部は、2重ライト機能を有し、前記第3のバスに接続されたリンク制御LSIが発行した入出力コマンドを、前記第1および第2のバスにそれぞれ接続された2つのプロセッサに通信させ、前記入出力コマンドを受領して処理可能なプロセッサのうち、応答の速いプロセッサに処理を依頼することを特徴とするディスクアレイ装置。
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