JP4786255B2 - ストレージシステム及び記憶制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶制御技術に関する。
ストレージシステムに関する技術として、例えば、特開2001−256003号公報、特開2003−140837号公報、特開平8−328760号公報、特開平10−63576号公報、及び、特開2002−123479号公報に開示されている技術が知られている。
特開2001−256003号公報 特開2003−140837号公報 特開平8−328760号公報 特開平10−63576号公報 特開2002−123479号公報
ところで、ストレージシステムに採用することができるアーキテクチャとして、例えば、共有メモリアーキテクチャ、又は、分散メモリアーキテクチャがある。
共有メモリアーキテクチャによれば、ストレージシステムに関する種々の情報が共有メモリに格納され、ストレージシステム内のどのインターフェース基板(例えば、ホスト装置に対するインターフェース基板、及び、メディアドライブに対するインターフェース基板)も、共有メモリ内の情報にアクセスすることができる。しかし、このため、共有メモリへのアクセスが集中してしまい、それが、ボトルネックとなってしまう。
分散メモリアーキテクチャによれば、ルーティング及びスイッチング機能を有する上位のルータ/スイッチ部と、RAID構成が分割された下位の複数のモジュールとが存在する。上位のルータ/スイッチ部が、ホスト装置からコマンドを受け、そのコマンドを解析して、複数のモジュールのどこにアクセスすれば良いのかを判断し、複数のモジュールのうちの一以上のモジュールにアクセスすることができる。しかし、このため、ルータ/スイッチ部の負荷が大きくなってしまう。また、一つのRAID構成が複数のモジュールにより提供されるため、一つのモジュールに障害が生じた場合、他のモジュールが正常であっても、RAID構成が壊れてしまう。
従って、本発明の一つの目的は、共有メモリアーキテクチャと分散メモリアーキテクチャの両方の問題点を解消した新規な記憶制御技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、後の説明から明らかになるであろう。
本発明に従うストレージシステムは、ストレージシステムの外に存在する装置である外部装置からコマンドを受信して転送するルータと、複数のRAIDモジュールと、前記ルータからコマンドを受信して前記複数のRAIDモジュールのいずれかに送信するスイッチとを備える。各RAIDモジュールは、複数のメディアドライブと、前記複数のメディアドライブにより提供されるRAIDグループに従う論理ユニットと、前記外部装置との間でやり取りされるデータをメモリと、前記外部装置から前記スイッチを介して受信されたデータや、前記論理ユニットから読み出されたデータを記憶することができるメモリと、プロセッサとを備える。前記プロセッサは、前記外部装置から前記スイッチを介して受信されたコマンドに従って、前記メモリに記憶されたデータを前記論理ユニットに書き込む、又は、前記メモリに記憶されたデータを前記スイッチに出力する。このストレージシステムでは、各RAIDモジュールが、RAIDグループを、他のRAIDモジュールにまたがらないように単独で備える。前記外部装置は、ホスト装置であっても良いし、別のストレージシステムであってもよい。
本発明の一態様では、前記ルータは、前記コマンドの解析(例えば、ライトコマンドであるかリードコマンドであるかの判別)を行うことなく前記コマンドを転送することができる。この場合、前記各RAIDモジュール内の前記プロセッサが、前記コマンドの解析を行い、その解析の結果に従う処理を実行することができる。
本発明の一態様では、前記ルータは、前記コマンドの解析を行うことなく前記コマンドの転送を制御するコマンド転送回路(例えば転送手段)と、コマンドの転送を制御するための転送制御情報を記憶することができる記憶域(例えば記憶手段)とを備えることができる。前記転送制御情報では、論理ユニットを識別するための各論理ユニットID毎に、コマンドの転送先を特定するための経路データが対応付けることができる。前記コマンド転送回路は、前記外部装置から論理ユニットID及びコマンドを受信し、その論理ユニットIDに対応した経路データを前記転送制御情報から特定し、特定された経路データを基に前記受信したコマンドを転送することができる。
前記各RAIDモジュールは、そのRAIDモジュールに存在する各論理ユニットを表す各論理ユニットIDを記憶することができる記憶資源(例えば記憶手段)を備えることができる。前記各RAIDモジュールは(例えばプロセッサが)、前記記憶資源で論理ユニットIDの更新があった場合に、更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを前記スイッチに送信することができる。前記スイッチは、前記更新要求と、前記更新に関わる論理ユニットIDとを、前記ルータに送信することができる。前記ルータは、前記更新要求と、前記更新に関わる論理ユニットIDとを受信し、前記更新要求に従って、前記受信した論理ユニットIDを用いて、前記転送制御情報を更新することができる。
ここで、前記ルータは、バッファを備えることができる。前記ルータは、前記更新要求を受信した場合であっても、前記外部装置からコマンドを受付け、前記外部装置からコマンドを受信したならば、前記受信したコマンドを前記バッファに蓄積し、前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送することができる。
また、前記RAIDモジュールは、前記更新要求をブロードキャストすることができる、
本発明の一態様では、前記各RAIDモジュールが、各論理ユニットIDと各メディアドライブIDとの対応を表す構成情報を備えることができる(例えば構成情報記憶手段を備えることができる)。前記各RAIDモジュールが備える構成情報には、その構成情報を備えるRAIDモジュールに存在する論理ユニット及びメディアドライブのそれぞれのIDが含まれていればよく、他のRAIDモジュールに存在する論理ユニット及びメディアドライブのそれぞれのIDが含まれていなくてもよい。前記プロセッサは、前記スイッチから受信された論理ユニットIDに対応するメディアドライブIDを前記構成情報から特定し、前記特定されたメディアドライブIDに対応するメディアドライブにアクセスすることができる。
本発明によれば、共有メモリアーキテクチャと分散メモリアーキテクチャの両方の問題点が解消された新規な記憶制御技術が提供される。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1Aは、本発明の第一実施形態に係るシステム全体の構成例を示す。
複数台(一台であってもよい)のホスト装置1、1、…と、ストレージシステム3とが、通信ネットワーク2を介して通信可能に接続されている。
ホスト装置1は、例えば、CPU、メモリ及び表示装置等のハードウェア資源を備えるコンピュータ装置(例えばサーバマシン)である。ホスト装置1は、ストレージシステム3に対して、読出し対象データのリードコマンドや、ライトコマンド及び書き込み対象データを送信することができる。
通信ネットワーク2としては、種々のものを採用することができる。具体的には、例えば、通信ネットワーク2は、SAN(Storage Area Network)又はLAN(Local Area Network)とすることができる。
ストレージシステム3は、例えば、多数のメディアドライブをアレイ状に配設して構成されたRAID(Redundant Array of Independent Inexpensive Disks)のようなディスクアレイシステムとすることができる。
図1Bは、ストレージシステム3の構成例を示す。
ストレージシステム3には、複数のプロトコルチップ(図では「PC」と略記)5、5、…と、複数のルータ7、7、…と、スイッチ(以下、SW)9と、複数のRAIDモジュール11、11、…と、サービスプロセッサ(以下、SVP)22とが備えられる。プロトコルチップ5、ルータ7及びRAIDモジュール11のうちの少なくとも一つは、一つであっても良い。
プロトコルチップ5は、ホスト装置1とルータ7との間でやり取りされるコマンドのプロトコル変換を行う回路である。
ルータ7は、プロトコルチップ5によってプロトコル変換されたコマンドを受け(コマンドの他にデータを受ける場合もある)、そのコマンドの経路制御を行う。なお、ルータ7に、上記のプロトコルチップ5が内蔵されても良い。
SW9は、各ルータ7、各RAIDモジュール11及びSVP22の相互の接続を切り替える装置である。SW9は、例えば、クロスバSWとすることができる。SW9には、ルータ7に接続される二以上のポート12A、12A、…と、RAIDモジュール3に接続される二以上のポート12B、12B、…とが備えられている。
RAIDモジュール11は、キャッシュメモリやプロセッサ等を有したパッケージ(別の言い方をすれば一群)であり、他のRAIDモジュール11に依存しないRAID構成を有している。すなわち、RAIDモジュール11に存在するRAID構成は、他のRAIDモジュール11からは独立しており、他のRAIDモジュール11で障害が生じても、壊れないようになっている。ここで、RAID構成は、例えば、所定のRAIDレベル(例えばRAID5)に従って設定されたRAIDグループ(例えば一又は複数の論理ユニット(以下、LU))とすることができる。
SVP22は、SW9を介して、各ルータ7や各RAIDモジュール11にアクセスすることができる装置である。具体的には、例えば、SVP22は、保守用の端末であり、管理者が操作する入力装置(例えばキーボードやマウス)や、管理者による操作に従う処理を実行する制御装置(例えばCPU等が搭載されたマザーボード)や、RAIDモジュール11やルータ7に設定される情報が表示される表示装置(例えばディスプレイ画面)を備えることができる。SVP22は、ストレージシステム3に搭載されていても良いし、LAN等の通信ネットワークを介して遠隔に備えられてもよい。また、SVP22の機能が、少なくとも一つのホスト装置1に搭載され、そのホスト装置1が、SVP22として、ストレージシステム3をコントロールしても良い。
以上が、ストレージシステム3の概要である。この実施形態では、以下の説明を分かり易くするために、各ルータ7がSW9を介して全てのRAIDモジュール11に接続されている、換言すれば、各RAIDモジュール11がSW9を介して全てのルータ7に接続されているものとする。
以下、このストレージシステム3が備える種々の要素について、詳細に説明する。
図2Aは、ルータ7の構成例を示す。
ルータ7は、CPUを備えておらず、ホスト装置1から受信したコマンドの解析を行うことがない。この点は、ストレージシステム3に施された一つの工夫である。ルータ7は、例えば、一種の回路基板であり、ローカルメモリ(以下、LM)21とASIC(Application Specific Integrated Circuit)27を備える。
LM27は、揮発性又は不揮発性のメモリである。LM27には、例えば、ルータ7を介してやり取りされるパケット群(コマンド及び/又はデータを含んだもの)を一時的に蓄積するためのパケットバッファ25が設けられる。また、LM27は、ルーティングテーブル23を記憶することができる。ルーティングテーブル23は、ホスト装置1からのコマンドやデータの経路(換言すれば転送先)を制御するための情報である。ルーティングテーブル23には、例えば、図2Bに例示するように、複数の情報要素セットが登録される。各情報要素セットには、論理ユニット番号(以下、LUN)とポート番号(以下、ポート#)とが含まれる。LUNとは、LUを特定するための番号(番号以外のIDであっても良い)である。ポート#とは、SW9が備える複数のポートのうちルータ7に接続されているポート12Aの番号である。なお、LUN及びポート#は、番号以外のIDであっても良い。
ASIC27は、パケット群の転送を制御するLSI(Large Scale Integration)である。このASIC27は、純粋なハードウェア回路とすることができる。ASIC27は、ホスト装置1からプロトコルチップ5を介して図2Cに例示する第一パケット群(例えばLUNとコマンドを含んだ情報)を受信し、それにポート#を付加したパケット群(図2Dに例示するパケット群、以下、第二パケット群)を、SW9に送信する。ASIC27が行う処理については、後に図4を参照して詳細に説明する。
図3Aは、SW9の構成例を示す。
SW9には、ルータ7とRAIDモジュール11との間でやり取りされるパケット群の転送を制御するASIC31が搭載されている。ASIC31は、SVP22と接続することができる。SVP22は、このASIC31を介して、各ルータ7や各RAIDモジュール11にアクセスすることができる。
図3Bは、RAIDモジュール11の構成例を示す。
RAIDモジュール11には、複数のメディアドライブ57、57、…が備えられており、各メディアドライブ57へのアクセス経路が二重化されている。メディアドライブ57は、データを記憶することができる記憶メディアを備えた装置であり、例えば、ハードディスクドライブである。RAIDモジュール11には、制御部53と記憶部54とが備えられる。
制御部53には、キャッシュメモリ(以下、CM)51と、二重化された転送制御LSI49と、二重化されたディスクコントローラ41、41とが備えられる。制御部53は、例えば、一又は複数枚の回路基板で構成することができる。
CM51は、ルータ7とメディアドライブ57との間でやり取りされるデータを記憶することができるメモリである。また、CM51は、自分を備えるRAIDモジュール(以下、当該モジュール)11の構成に関する構成情報を記憶することもできる。別の言い方をすれば、当該RAIDモジュール11は他のRAIDモジュール11から独立したものなので、CM51は、他のRAIDモジュール11に関する構成情報を記憶する必要は無い。
転送制御LSI49は、例えばハブであり、CM51、コントローラ41、メディアドライブ57及びSW9間のパケット群の転送を制御する。
コントローラ41は、各メディアドライブ57に対するデータの入出力を制御する。コントローラ41には、例えば、マイクロプロセッサ(以下、MP)43、ブートメモリ45及びLM47が備えられる。ブートメモリ45は、MP43の起動用のプログラムを記憶している。MP43は、ブートメモリ45からそのプログラムを読むことにより起動することができる。また、MP43は、例えば、LM47から制御プログラムを読み込み、その制御プログラムを実行することにより、ストレージ仮想化機能(例えば、二以上のメディアドライブ57を一つの記憶資源としてホスト装置1に提供する機能)を発揮することができる。LM47は、MP43のワーク領域として利用される。LM47は、CM51の代わりに、構成情報を記憶しても良い。
記憶部54には、前述した複数のメディアドライブ57と、各メディアドライブ57と制御部53との通信を制御するスイッチ(例えば、ファイバチャネルスイッチ(以下、FSW)55)とが備えられる。複数のメディアドライブ57には、論理的な記憶デバイスである論理ユニット(LU)61が設定される。図3Bには、一つのLU61を示しているが、勿論、複数のLU61を設定することができる。
以下、ストレージシステム3において行われる種々の処理の流れ説明する。
図4は、ストレージシステム3がホスト装置1からコマンドを受信した場合に行われる処理の流れの一例を示す。
ホスト装置1は、第一パケット群をストレージシステム3に送信する(ステップS1)。具体的には、例えば、ホスト装置1は、アクセス先(例えば、データの書込み先又は読出し元)とするLUNを指定したコマンド(例えば、ライトコマンド又はリードコマンド)を、ストレージシステム3に送信する。
ストレージシステム3のルータ7が、プロトコルチップ5を介して、ホスト装置1からの第一パケット群を受信する。ルータ7のASIC27が、受信した第一パケット群を、LM21内のパケットバッファ25に蓄積する(S2)。
そして、ASIC27は、第一パケット群内のLUNに対応したポート#をルーティングテーブル23から特定する(S3)。具体的には、例えば、ASIC27は、第一パケット群内のLUNに対応し、且つ、ビジーの状態になっていないポート12Aに対応したポート#を特定する。
ASIC27は、パケットバッファ25から第一パケット群を読出し、読み出された第一パケット群に、S3で特定されたポート#を付加して第二パケット群とし(S4)、第二パケット群を、そのポート#に対応したSW9のポート12Aに送信する(S5)。
SW9のASIC31は、或るポート12Aを介して第二パケット群を受信し、受信した第二パケット群を、或るポート12Aに対応するポート12Bを介して、そのポート12Bに接続されているRAIDモジュール11に送信する(S6)。
第二パケット群を受信したRAIDモジュール11において、転送制御LSI49が、第二パケット群内のコマンドをコントローラ41に転送する。もし、第二パケット群内に書込み対象データが含まれていれば、転送制御LSI49が、書込み対象データをCM51に書き込む。
コントローラ41のMP43が、転送制御LSI49からコマンドを受信し、受信したコマンドを解析する(S7)。具体的には、例えば、MP43は、受信したコマンドが、ライトコマンドであるかリードコマンドであるかを判別する。
RAIDモジュール11内では、MP43による判別の結果がライトコマンドであるかリードコマンドであるかに応じた処理が実行行われる(S8)。
例えば、MP43がリードコマンドであると判別した場合、MP43は、リードコマンドで指定されている読出し対象データを、第二パケット群内のLUNに対応するLU61を構成する各メディアドライブ57に要求することができる。そのLU61を構成する各メディアドライブ57がどれであるかは、例えば、LUNとメディアドライブIDとの対応付けが書かれた構成情報71(図5参照)を参照することにより特定することができる。要求を受けた各メディアドライブ57から、要求されたデータが読み出され、読み出されたデータは、転送制御LSI49を介してCM51に書かれる。そして、そのデータは、CM51から読み出され、転送制御LSI49を介して、第二パケット群が出力されたポート12Bに送られる。これにより、SW9及びルータ7を介して、リードコマンドの発行元のホスト装置1に、読出し対象データが送信される。
一方、MP43がライトコマンドであると判別した場合、MP43は、転送制御LSI49に、CM51に書かれた書込み対象データを、第二パケット群内のLUNに対応するLU61を構成する各メディアドライブ57へと書き込ませる。これにより、CM51に書かれた書込み対象データが、転送制御LSI49を介して、LU61を構成する各メディアドライブ57に書かれる。
以上が、ストレージシステム3がホスト装置1からコマンドを受信した場合に行われる処理の流れの一例である。この処理によれば、ルータ7に、各LUNに転送経路が対応付けられたルーティングテーブル23が設定されている。ルータ7は、ホスト装置1から指定されたLUNに対応した転送経路をルーティングテーブル23から特定し、その転送経路にコマンドを流せば良いようになっている。具体的には、転送経路として、SW9のポート12Aのポート#が設定されている。ポート12Aが決まれば、SW9からのコマンドの出口となるポート12Bが決まり、ポート12Bが決まれば、コマンドの行き先となるRAIDモジュール11も決まる。RAIDモジュール11では、どのLUNのLU61にどのメディアドライブ57が対応しているかが構成情報71として管理されており、LUN及びコマンドがRAIDモジュール11に送信されれば、そのRAIDモジュール11でコマンドが解析され、それに応じて、そのLUNに対応するLU61を提供するメディアドライブ57にアクセスされる。従って、この実施形態では、ルータ7で受信したLUNから、メディアドライブ57への経路が定まる。
さて、この実施形態では、ルータ7が持っているルーティングテーブル23を更新する必要のあるイベント(以下、ルーティングテーブル更新イベント)が生じることがある。そのイベントとは、ルーティングテーブル23に書かれている情報要素に関わる情報の更新であり、具体的には、例えば、RAIDモジュール内でのLUNの追加、変更又は削除である。このイベントが生じる具体的な例としては、構成情報71がSVP22等からロードされること、構成情報71がSVP22等によって更新されること、或いは、RAIDモジュール11が追加又は取り除かれることが考えられる。
ルーティングテーブル更新イベントが発生した場合、ストレージシステム3において、ルーティングテーブルの更新のための処理が行われる。
図5は、ストレージシステム3において行われるルーティングテーブル更新処理の流れの一例を示す。なお、この図5では、ルーティングテーブル更新処理に係るステップを50以降の番号で表し、ホスト装置1からのコマンドの転送に関わるステップを10〜30の間の番号で表す。
RAIDモジュール11内のMP43が、ルーティングテーブル更新イベントの発生を検出することができる(S51)。具体的には、例えば、MP43が、SVP22からの構成情報71をロードしてCM51(又はLM47)に書いた場合、或いは、CM51に存在する構成情報71のLUNを追加、変更又は削除した場合に、上記イベントの発生とすることができる。
MP43は、テーブル更新要求(UP_REQ0)をブロードキャストする(S52)。具体的には、例えば、MP43は、テーブル更新要求を、当該RAIDモジュール11の各ポートから出力する。これにより、SW9を介して、全てのルータ7に、テーブル更新要求が送信される(S53)。以下、説明を分かり易くするために、一つのRAIDモジュール11と一つのルータ7との間のやり取りを例に採る。
ルータ7のASIC27は、UP_REQ0を受けた場合、ルーティングテーブル23に追加、変更又は削除する情報の受け付けが可能であれば、更新可能であることを表すステータス(UP_RDY0)を、UP_REQ0の送信元ポート12Aへと返答することができる(S54)。なお、ステータス(UP_RDY0)を返答したとき、ASIC27は、ルータ7の状態を、ホスト装置1からの第一のパケット群を受信して処理することができる通常状態から、休憩となるアイドル状態を介して、ルーティングテーブル23の変更待ちの状態に切り替えることができる(例えば、アイドル状態は一時的な状態とすることができる)。具体的には、例えば、ASIC27が、ルータ7の状態が切り替わる都度に、切り替わり後の状態を表す状態データをLM21に書くことができる。
もし、ASIC27が、UP_RDY0を返答する前に、第一パケット群をホスト装置1から受信したならば(S10)、通常状態であるため、旧い(つまり更新前の)ルーティングテーブル23で、図4のS2からS4の処理を行う。その結果、図4のS5及びS6と同様にして、第二パケット群がRAIDモジュール11へと送信され(S15及びS16)、RAIDモジュール11において、その第二パケット群内のコマンドの解析などが行われる。
ルータ7のASIC27は、UP_RDY0を返答した時点から、第一パケット群をホスト装置1から受信しても、第一パケット群をパケットバッファ25に蓄積することは行うが、その第一パケット群をSW9に送信することはしないようにする(つまり、第一パケット群がホスト装置1に送信されない時間帯Tの開始となる)。
ASIC27から返答されたUP_RDY0は、SW9を介してRAIDモジュール11に送られる(S55)。
RAIDモジュール11のMP43は、UP_RDY0を確認したならば、ルーティングテーブル23の更新に必要な情報(UPDATE0)を、UP_RDY0の送信元ポート12Bへと送信する(又はブロードキャストする)(S56)。UPDATE0に含まれる情報要素は、例えば、LUNの追加であれば、LUNを追加することの指示(例えばフラグ)と、追加されるべきLUNとすることができる。LUNの削除であれば、LUNを削除することの指示(例えばフラグ)と、削除されるべきLUNとすることができる。LUNの変更であれば、LUNを変更することの指示(例えばフラグ)と、変更前のLUNと、変更後のLUNとすることができる。UPDATE0は、SW9を介して、ルータ7に送信される(S57)。
ルータ7のASIC27は、UPDATE0を受信したときに、ルータ7を、変更待ち状態からアイドル状態を介して更新状態にすることができ、且つ、受信したUPDATE0に基づいて、ルーティングテーブル23を更新することができる(S58)。例えば、ASIC27は、UPDATE0に、LUNを追加することの指示が含まれていることを検出した場合には、UPDATE0に含まれているLUNと、各ポート#との情報要素セットを、ルーティングテーブル23に追加することができる。この場合に追加される情報要素セットの数は、ポート12Aの数と同じとすることができる。また、例えば、ASIC27は、UPDATE0に、LUNを削除することの指示が含まれていることを検出した場合には、UPDATE0に含まれているLUNと一致するLUNを含んだ全ての情報要素セットを、ルーティングテーブル23から削除することができる。また、例えば、ASIC27は、UPDATE0に、LUNを変更することの指示が含まれていることを検出した場合には、UPDATE0に含まれている変更前のLUNと一致する、ルーティングテーブル23上のLUNを、変更後のLUNに更新することができる。
ASIC27は、ルーティングテーブル23の更新が終了したならば、ルーティングテーブル23の更新の終了を表すステータス(ST0)を、UPDATE0の送信元ポート12Aに返答する(S59)。ST0は、SW9を介して、RAIDモジュール11に送信される(S60)。
なお、ST0が返答された時点で、第一パケット群がホスト装置1に送信されない時間帯Tの終了となる。このとき、ASIC27は、ルータ7の状態を、更新状態からアイドル状態を介して通常状態にすることができる。この場合、ASIC27は、パケットバッファ25に蓄積されている第一パケット群を読出し、第一パケット群内のLUNに対応するポート#を、新しい(つまり更新後の)ルーティングテーブル23から特定することができる。すなわち、その第一パケット群については、新しいルーティングテーブル23で、図4のS3−S8が行われる(時間帯Tが終了した後に第一パケット群が受信された場合には、図4のS2から行われる)。
以上が、ストレージシステム3において行われるルーティングテーブル更新処理の流れの一例である。なお、この処理流れは、新規にルーティングテーブル23をLM21に設定する場合にも適用することができる。例えば、ルータ7のLM21のルーティングテーブル21において、対応付け可能な全てのポート#が書かれていて、LUNがブランクになっているとする。この場合、各RAIDモジュール11が、自身の構成情報71に記録されている全てのLUNを各ルータ7に通知し、各ルータ7のASIC27が、通知されたLUNを各ポート#に対応付けることで、ルーティングテーブル23を構築することができる。
以上、上述した実施形態によれば、ストレージシステム3には、単一でRAID構成を有するRAIDモジュール11が用意される。RAIDモジュール11は、他のRAIDモジュール11に依存することのないものである。例えば、RAIDモジュール11内のMP43は、そのモジュール11内のCM51を利用するが、他のモジュール11内のCM51を利用することはしない。このため、RAIDモジュール11の数に実質的に比例した性能が期待できる。
また、上述した実施形態によれば、RAIDモジュール11単位で、増設したり取り外したりすることができる。このため、スケーラビリティの向上が期待できる。
また、上述した実施形態によれば、RAIDモジュール11の上位に、ホスト装置1からLUN及びコマンドを受信するルータ7が搭載される。このルータ7は、ホスト装置1からのコマンドの解析(例えば、そのコマンドがリードコマンドであるかライトコマンドであるかの判別)を行うことなく、そのコマンドを適切な下位の転送先に振り分けることができるように構成されている。このため、ルータ7における処理時間長は短く、故に、ホスト装置1に対して高速なアクセス処理を提供することが期待できる。
また、上述した実施形態によれば、RAIDモジュール11から各ルータ7に更新要求や更新情報が発行される。各ルータ7は、更新要求を受けた場合、少なくともルーティングテーブル23を更新するまで、パケット未送信状態となる。各ルータ7は、その状態中に、ホスト装置1からコマンドを受信した場合には、コマンドをパケットバッファ25に蓄積しておき、その状態が解除された後に、更新後のルーティングテーブル23に従って、コマンドの振分けを行う。これにより、ストレージシステム3がホスト装置1から第一パケット群を受付けながら(別の言い方をすれば、ホスト装置1に第一パケット群の発行を止めてもらわなくても)、RAIDモジュール11内でのLUNを更新したり、それに伴って各ルータ7のルーティングテーブル23を更新したりすることができる。
また、上述した実施形態によれば、図6Cに例示するような方式、すなわち、RAIDモジュール11に、ストレージ仮想化機能を発揮するための制御プログラム70が搭載されるインバウンド方式が採用される。MP43は、制御プログラム70を実行することにより、例えば、LUNに対応するドライブ#を構成情報71(図5参照)から特定し、LUNのLU61に対応する各メディアドライブ57にアクセスすることができる。このようなインバウンド方式は、図6Aに例示するようなアウトバウンド方式や、図6Bに例示するような別のインバウンド方式のような欠点を緩和することができる。すなわち、図6Aに例示するようなアウトバウンド方式によれば、ホスト装置1毎に制御プログラム70が必要となるので、導入コストが高くなると考えられる。図6Bに例示するようなインバウンド方式によれば、中継装置80(例えば、SW9、ルータ7、又は、通信ネットワーク2に存在するスイッチ)がコマンド解析等の処理を行うことになり、性能劣化するおそれがある。図6Cに例示するインバウンド方式ならば、これらのような欠点を緩和することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、図7Aに例示するように、複数のルータ7が一体にされても良い(例えば、一つの回路基板90で作られても良い)。これにより、複数のルータ7での電源の共通化が図れる。
また、例えば、図7Bに例示するように、ルータ7と、RAIDモジュール11内の制御部53とが一体にされても良い(例えば、一つの回路基板110で作られても良い。これにより、ルータ7と制御部53との電源の共通化が図れる。
また、例えば、ルーティングテーブル23に登録される情報要素セットには、LUN及びポート#の他に、他種の情報要素が含まれても良い。他種の情報要素として、例えば、LUNに対応するLUを構成するドライブIDがあってもよい。また、例えば、コマンドの転送先となるRAIDモジュール11を識別するためのID(例えば番号、以下、モジュール#)が採用されてもよい。この場合、ルータ7は、ポート#に加えてモジュール#も、ホスト装置1からの第一パケット群に付加して、SW9に送信することができる。これにより、第二パケット群(ポート#、モジュール#及び第一パケット群を含んだもの)は、その第二パケット群内のモジュール#から識別されるRAIDモジュール11に送信される。
また、例えば、ルーティングテーブル23に登録されるポート#、及び/又は、第一パケット群に付加されるポート#は、複数種類あっても良い。例えば、ポート12Aのポート#に代えて又は加えて、ポート12Bのポート#、ルータ7のポート(図示せず)のポート#、及び、RAIDモジュールのポート(図示せず)のポート#のうちの少なくとも一つがあっても良い。
図1Aは、本発明の第一実施形態に係るシステム全体の構成例を示す。図1Bは、ストレージシステム3の構成例を示す。 図2Aは、ルータ7の構成例を示す。図2Bは、ルーティングテーブル23の構成例を示す。図2Cは、ルータ7がホスト装置1から受信する第一パケット群の構成例を示す。図2Dは、ルータ7がSW9に送信する第二パケット群の構成例を示す。 図3は、通常のリード方法で行われる処理の流れの一例を示す。 図4は、ストレージシステム3がホスト装置1からコマンドを受信した場合に行われる処理の流れの一例を示す。 図5は、ストレージシステム3において行われるルーティングテーブル更新処理の流れの一例を示す。 図6Aは、アウトバウンド方式の一例を示す。図6Bは、第一のインバウンド方式の一例を示す。図6Bは、本実施形態で採用される第二のインバウンド方式を示す。 図7Aは、本発明の一実施形態の一変形例の説明図である。図7Bは、本発明の一実施形態の別の変形例の説明図である。
符号の説明
1…ホスト装置 2…通信ネットワーク 3…ストレージシステム 5…プロトコルチップ 7…ルータ 9…スイッチ 11…RAIDモジュール 21…ローカルメモリ 22…サービスプロセッサ 23…ルーティングテーブル 25…パケットバッファ 27…ASIC 41…コントローラ 51…キャッシュメモリ 57…メディアドライブ 61…論理ユニット

Claims (8)

  1. ストレージシステムの外に存在する装置である外部装置からコマンドを受信して転送するルータと、
    複数のRAIDモジュールと、
    前記ルータからコマンドを受信して前記複数のRAIDモジュールのいずれかに送信するスイッチと
    を備え、
    各RAIDモジュールが、
    複数のメディアドライブと、
    前記複数のメディアドライブにより提供されるRAIDグループに従う論理ユニットと、
    前記外部装置から前記スイッチを介して受信されたデータや、前記論理ユニットから読み出されたデータを記憶することができるメモリと、
    前記外部装置から前記スイッチを介して受信されたコマンドに従って、前記メモリに記憶されたデータを前記論理ユニットに書き込む、又は、前記メモリに記憶されたデータを前記スイッチに出力するプロセッサと
    を有し、前記RAIDグループを、1の前記RAIDモジュール内の前記メディアドライブで構成し、
    前記ルータは、
    前記コマンドの解析を行うことなく前記コマンドの転送を制御するコマンド転送回路と、
    コマンドの転送を制御するための転送制御情報を記憶することができる記憶域と、
    バッファと、
    を備え、
    前記転送制御情報では、論理ユニットを識別するための各論理ユニットID毎に、コマンドの転送先を特定するための経路データが対応付けられており、
    前記コマンド転送回路は、前記外部装置から論理ユニットID及びコマンドを受信し、その論理ユニットIDに対応した経路データを前記転送制御情報から特定し、特定された経路データを基に前記受信したコマンドを転送し、
    前記各RAIDモジュールが、当該RAIDモジュールに存在する各論理ユニットを表す各論理ユニットIDを記憶することができる記憶資源を備え、前記記憶資源で論理ユニットIDの更新があった場合に、更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを前記スイッチに送信し、
    前記スイッチは、前記更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを、前記ルータに送信し、
    前記ルータは、
    前記更新要求と、前記更新に関わる論理ユニットIDとを受信し、前記更新要求に従って、前記受信した論理ユニットIDを用いて、前記転送制御情報を更新し、
    前記更新要求を受信した場合であっても、前記外部装置からコマンドを受付け、前記外部装置からコマンドを受信したならば、前記受信したコマンドを、前記バッファに蓄積し、前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送し、
    前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送する
    ストレージシステム。
  2. 前記各RAIDモジュール内の前記プロセッサが、前記コマンドの解析を行い、その解析の結果に従う処理を実行する、
    請求項1記載のストレージシステム。
  3. 前記ルータは、前記更新要求を受信した場合、前記更新要求に従って、更新可能であるステータスを前記スイッチに送信し、
    前記スイッチは、当該ステータスを前記更新要求の送信元のRAIDモジュールに送信し、
    当該更新要求の送信元のRAIDモジュールは、前記ステータスを受信すると、更新に関わる論理ユニットIDを前記スイッチに送信し、
    前記スイッチは、前記更新に関わる論理ユニットIDを、前記ルータに送信し、
    前記ルータは、前記更新に関わる論理ユニットIDを受信し、前記受信した論理ユニットIDを用いて、前記転送制御情報を更新し、
    前記ルータは、
    前記更新要求を受信した場合であっても、前記外部装置からコマンドを受信したならば、前記外部装置からコマンドを受付け、
    前記更新可能であるステータスを前記スイッチに送信する前は、更新前の転送制御情報に基づいて当該受信したコマンドを転送し、
    前記更新可能であるステータスを前記スイッチに送信後は、前記受信したコマンドを前記バッファに蓄積し、前記転送制御情報の更新が終わったときに、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送し、前記通常状態に切り替えられたとき、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送する、
    請求項1又は2記載のストレージシステム。
  4. 前記RAIDモジュールは、二以上のメディアドライブ57を一つの記憶資源として前記外部装置に提供する機能であるストレージ仮想化機能を発揮するための制御プログラムを有する、
    請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  5. 前記RAIDモジュールは、前記更新要求をブロードキャストする、
    請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  6. 前記各RAIDモジュールが、各論理ユニットIDと各メディアドライブIDとの対応を表す構成情報を備え、
    前記各RAIDモジュールが備える構成情報には、その構成情報を備えるRAIDモジュールに存在する論理ユニット及びメディアドライブのそれぞれのIDが含まれ、他のRAIDモジュールに存在する論理ユニット及びメディアドライブのそれぞれのIDが含まれておらず、
    前記プロセッサは、前記スイッチから受信された論理ユニットIDに対応するメディアドライブIDを前記構成情報から特定し、前記特定されたメディアドライブIDに対応するメディアドライブにアクセスする、
    請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載のストレージシステム。
  7. ストレージシステムで実現される記憶制御方法において、
    ストレージシステムの外に存在する装置である外部装置から、論理ユニットを識別するための論理ユニットIDとコマンドをルータで受信し、
    前記ルータで、その論理ユニットIDに対応した経路データを、コマンドの転送先を特定するための経路データが各論理ユニットID毎に対応付けられた転送制御情報から特定し、特定された経路データを基に、前記コマンドの解析を行うことなく、前記コマンドを、スイッチに搭載されている複数のポートのうちのいずれかのポートに転送し、
    前記スイッチの或るポートから入力されたコマンドを前記スイッチの別のポートから出力して複数のRAIDモジュールのうちのいずれかに転送し、
    各論理ユニットIDを記憶することができる、RAIDモジュール内の記憶資源で、論理ユニットIDの更新があった場合に、そのRAIDモジュールが、更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを前記スイッチに送信し、
    前記スイッチは、前記更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを、前記ルータに送信し、
    前記ルータは、前記更新要求と、前記更新に関わる論理ユニットIDとを受信し、前記更新要求に従って、前記受信した論理ユニットIDを用いて、前記転送制御情報を更新し、
    前記ルータは、前記更新要求を受信した場合であっても、前記外部装置からコマンドを受付け、前記外部装置からコマンドを受信したならば、前記受信したコマンドを前記ルータ内のバッファに蓄積し、前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送し、
    前記ルータは、前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送する、
    記憶制御方法。
  8. ストレージシステムの外に存在する装置である外部装置からコマンドを受信して転送するルータと、
    複数のRAIDモジュールと、
    前記ルータからコマンドを受信して前記複数のRAIDモジュールのいずれかに送信するスイッチと
    を備え、
    前記ルータ、各RAIDモジュール及び前記スイッチの各々は、ポートを有し、
    各RAIDモジュールが、
    複数のメディアドライブと、
    前記複数のメディアドライブにより提供されるRAIDグループに従う論理ユニットと、
    前記外部装置から前記スイッチを介して受信されたデータや、前記論理ユニットから読み出されたデータを記憶することができるメモリと、
    前記外部装置から前記スイッチを介して受信されたコマンドに従って、前記メモリに記憶されたデータを前記論理ユニットに書き込む、又は、前記メモリに記憶されたデータを前記スイッチに出力するプロセッサと
    を有し、前記RAIDグループを、1の前記RAIDモジュール内の前記メディアドライブで構成し、
    前記ルータは、
    前記コマンドの解析を行うことなく前記コマンドの転送を制御するコマンド転送回路と、
    コマンドの転送を制御するための転送制御情報を記憶することができる記憶域と
    バッファと、
    を備え、
    前記転送制御情報では、論理ユニットを識別するための各論理ユニットID毎に、コマンドの転送先を特定するための経路データとして、ポートを識別するためのポートIDが対応付けられており、
    前記コマンド転送回路は、前記外部装置から論理ユニットID及びコマンドを受信し、その論理ユニットIDに対応した経路データとしてポートIDを前記転送制御情報から特定し、特定されたポートIDを論理ユニットID及びコマンドのセットに付加して、前記ポートIDが付加された前記セットを転送し、
    前記各RAIDモジュールが、各論理ユニットIDと各メディアドライブIDとの対応を表す構成情報を記憶することができる記憶資源を備え、前記記憶資源で論理ユニットIDの更新があった場合に、更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを前記スイッチに送信し、
    前記各RAIDモジュールが、当該RAIDモジュールに存在する各論理ユニットを表す各論理ユニットIDを記憶することができる記憶資源を備え、前記記憶資源で論理ユニットIDの更新があった場合に、更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを前記スイッチに送信し、
    前記スイッチは、前記更新要求と、更新に関わる論理ユニットIDとを、前記ルータに送信し、
    前記ルータは、
    前記更新要求と、前記更新に関わる論理ユニットIDとを受信し、前記更新要求に従って、前記受信した論理ユニットIDを用いて、前記転送制御情報を更新し、
    前記更新要求を受信した場合であっても、前記外部装置からコマンドを受付け、前記外部装置からコマンドを受信したならば、前記受信したコマンドを、前記バッファに蓄積し、前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送し、
    前記転送制御情報の更新が終わった場合に、前記バッファに蓄積されている各コマンドを、更新後の転送制御情報に基づいて転送し
    前記各RAIDモジュールが備える構成情報には、その構成情報を備えるRAIDモジュールに存在する論理ユニット及びメディアドライブのそれぞれのIDが含まれ、他のRAIDモジュールに存在する論理ユニット及びメディアドライブのそれぞれのIDが含まれておらず、
    前記プロセッサは、前記スイッチから前記セットを受信し、前記受信したセット内のコマンドを解析し、且つ、前記受信したセット内の論理ユニットIDに対応するメディアドライブIDを前記構成情報から特定し、前記コマンドの解析の結果に従い、前記特定されたメディアドライブIDに対応するメディアドライブにアクセスする、
    ストレージシステム。
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