JP2004531013A - 多重位相クロックの高速ゼロ位相再始動 - Google Patents

多重位相クロックの高速ゼロ位相再始動 Download PDF

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Abstract

PRML読取/書込チャンネル装置の多重フェーズクロックの高速ゼロ位相再始動。ゼロ位相再始動は、それぞれ、ほぼ同じ周期であり他のクロックパルス波に関してはそれぞれ位相が一致していない複数のクロックパルス波(402)を受信するための入力部と、クロックパルス波の1つに対応している少なくとも1つの出力端子を含む出力部と、複数のクロックパルス波を対応する出力端子(404,406,408)に連続的に結びつけるゼロ位相回路とを備えている。

Description

【0001】
〔発明の背景〕
本発明は、概ね、磁気データ記憶装置の分野に関する。より具体的には、本発明は、磁気データ記憶装置の部分応答最尤読取/書込チャネルに関するものである。
【0002】
コンピュータにより処理されるデジタルデータは、大抵、ハードディスクまたはハードディスクドライブと呼ばれる永久データ記憶システムに記憶される。データは、通常、1および0の列(「ビット」)により構成されている。ハードディスクは、磁性面を備え、この磁性面に、データのビットを示すための個別の磁界をプログラムできる。従来のハードディスク装置においては、データ列が、符号化され、次いで、磁性面上を通過する読み/書きヘッドによりハードディスクにプログラムされる。また、読み/書きヘッドが磁性面を通るときに、読取/書込ヘッドは、表面の各区分を、2つの磁界極性のうちの1つに極性化する。従って、符号化されたビットは、磁界反転列を含むことになる。
【0003】
ここで、データは、磁界反転として符号化されているため、磁性面の特定の区分を個々のビットのために位置づけることが望ましい。また、同じ極性を有する連続的な区分の続きは望ましくない。なぜなら、どこで1つのビットが終了し、どこから他のビットが開始するのかを判断するのが困難だからである。また、ビット位置を追跡するために、クロック同期データは、プログラムされたデータにより符号化される。このクロック同期データは、データがハードドライブから読まれるとき、識別子(「クロック識別子」)を供給する。しかしながら、上記クロック識別子は、磁性面における貴重なスペースを使用してしまう。
【0004】
また、データは、通常、ピーク検出を用いて読まれている。そして、読取/書込ヘッドが磁界の反転部を通るときに、小さな電圧過渡現象が、読取/書込ヘッドに生じる。さらに、読取/書込チャネルと呼ばれるピーク検出読取回路は、磁性面上を通過する読取/書込ヘッドと電気的に結合される。また、読取/書込チャネルは、検出したピークから読取ったデータを、データのプログラムに用いられる符号化技術に基づいて解釈する。さらに、読取/書込チャネルは、データをクロックと同期して連続的に分析し、磁界反転を示す電圧過渡現象を認識することにより、信号をデジタル情報に変換する。
【0005】
ピーク検出方法によりデータを記憶できる密度は、例えば、非常に密集した磁性ピークの干渉により制限される。また、ハードディスクでの物理的なスペースは制限されているため、記憶されるデータ量は、データを記憶できる面積密度を上昇することにより最適化される。しかしながら、ハードディスクで記憶されるデータ密度を最適化する目的は、ディスクから読取られるデータの信頼性の最適化と均衡を保っている。そのため、密度の上昇に伴って、個々のデータビットを区別すること、および、全てのノイズから分離することがより複雑となる。また、密度の上昇に伴って、符号間の干渉(inter-symbol interference「ISI」)の可能性が高くなる。具体的には、密度の上昇に伴って、個々の磁場の強度が弱くなる。
【0006】
ここで、部分応答最尤(partial response, maximum likelihood「PRML」)方法に基づく読取/書込チャネルは、上昇した密度において信頼できるデータ記憶を提供する一方、必要なクロック識別子が最小となる。この技術は、一般的に2つの処理を含んでいる。すなわち、1)部分応答、および、2)最尤度である。ここで、部分応答の観点からは、読取/書込チャネル回路は、複雑なデジタル信号処理(digital signal processing「DSP」)、および、読取/書込ヘッドから送られてくる磁気データ列を処理するためのアルゴリズムのサンプリングを実行する。また、最尤度の観点からは、読取/書込チャネルは、磁気データ列を示す、最も適当なデータの列を決定するように設計されている。上記読取/書込ヘッドからの磁気データ列は、ビタビ検出と呼ばれる処理により復号化される。そして、ビタビ検出の間に、アルゴリズムがデータの可能な組み合わせを決定し、差の一番少ない突合せが、正しいデータである最尤度を有すると決定された組み合わせとなる。
【0007】
PRML読取/書込チャネルは、大抵、1つ以上の発振器回路を備え、上記発振器回路は、読取および書込動作を同期化させるために用いられる多重位相クロック信号を供給する。一般的に、発振器は、多重クロックパルス波を供給する。そして、上記多重クロックパルス波は、それぞれ、ほぼ同じ周波数であって、他のクロックパルス波とはそれぞれ位相が一致していない。また、パワーアップのときには、発振器は、大抵、クロックパルス波を順不同に与える。しかしながら、クロック信号を含む読取/書込チャネルにおける他の回路には、多重位相クロック信号を、予測可能な順序で供給する必要がある。具体的には、ゼロ位相始動を有するクロック信号パルス波は、各クロック信号パルス波の各位相に応じて順次供給される。
【0008】
また、回路は、ゼロ位相始動を確実にするために、発振器に加えられている。しかしながら、発振器に加えられた回路は、多重位相クロックパルスにひずみを生じさせ、発振器が多重位相クロック信号を生成する速度が落ちる。さらに、多重位相クロック信号がリセットされるときに、発振器回路がリセットされるが、上記多重位相クロック信号に依存する全ての回路をさらにリセットする必要がある。また、ゼロ位相再始動を提供する他の技術は、クロックパルスが遅延する間に、パルス波の1周期において多重位相クロック信号をリセットすることを含んでいる。しかしながら、この技術は、かなりの時間と精密なクロック遅延補償が必要である。
【0009】
従って、多重位相クロック用のプログラム可能な高速ゼロ移送再始動回路の技術が必要となる。
【0010】
〔概要〕
ここで、多重位相クロックのための高速ゼロ移送再始動について開示する。多重位相クロックのための高速ゼロ移送再始動により、パルス波が迅速且つ確実に同期する。そして、多重パルス波は、パルス波位相に応じて、パルス波に対応する端子と順次結びつけられる。
【0011】
高速ゼロ位相再始動装置の一実施形態は、入力部、出力部、および、ゼロ位相回路を含む集積回路を備えている。上記入力部は、多重位相クロック信号により生成される多重クロックパルス波を受信するように設計されている。各クロックパルス波は、ほぼ同じ周波数であり、他のクロックパルス波とは位相が一致していない。また、上記出力部は、各クロックパルス波と対応する少なくとも1つの端子を含む出力端子を備えている。また、上記ゼロ位相回路は、出力部と入力部との双方の電気接続されている。そして、ゼロ位相回路は、リセット信号に応じて、時間的に順次、各クロックパルス波を対応する出力端子に結びつける。パルス波は順次結びつけられるため、最上位位相クロックパルス波は、対応する出力部と結びついている第1信号であり、最下位位相クロックパルス波は、対応する出力端子と結びついている最後のクロックパルス波となる。上記パルス波が対応する出力部に結びつけられた後は、ゼロ位相回路において他のリセット信号が受信されるまで、出力部は結びつけられたままとなる。
【0012】
高速ゼロ位相再始動方法の一実施形態は、複数のクロックパルス波を受信することにより多重位相クロック信号を再始動し、リセット入力信号に応じて最上位位相クロックパルス波を最上位出力端子と結びつけ、最上位位相クロックパルス波の結びつきに応じて少なくとも1つの中間位相クロックパルス波を中間出力端子と結びつけ、中間位相クロックパルス波の結びつきに応じて最下位位相クロックパルスを最下位出力端子と結びつけることを含んでいる。
【0013】
本発明の概要の説明は、単に導入として備えられているものであり、この欄に記載されていることは、本発明の範囲を規定する請求項についての限定と捉えるべきではない。また、本発明のさらなる目的および利点は、以下の説明で示され、そして、一部は該説明から明らかになるか、あるいは、本発明を実施することにより分かるであろう。さらに、本発明の目的および利点は、請求項において特に記載する方法および組み合わせにより達成され、かつ、得られる。
【0014】
〔それぞれの図面の簡単な説明〕
図1Aは、ホスト装置と連結されているハードドライブの例のブロック図である。
【0015】
図1Bは、ハードドライブと共に用いられる読取/書込チャネルの一実施形態を示すブロック図である。
【0016】
図2は、多重位相クロック信号のゼロ位相再始動用の出力部を含む一実施形態のタイムチャートである。
【0017】
図3は、高速ゼロ位相再始動回路の一実施形態の概略図である。
【0018】
図4は、多重位相クロックの高速ゼロ位相再始動方法の例に関するフローチャートである。
【0019】
〔好ましい実施形態の詳細な説明〕
本願に記載の実施形態は、PRMLを基礎とする読取/書込チャネル装置に関連している。上記読取/書込チャネルは、ハードドライブの読取/書込ヘッドと結びついている。また、本願では、「と結びついている(coupled with)」という表現は、直接接続、または、1つ以上の中間部品を介した間接的な接続のことを意味している。このような中間部品には、ハードウエアおよびソフトウエアの双方を基礎とする部品が含まれている。また、読取/書込チャネルは、データをハードディスクへ磁気的に記憶させるように読取/書込ヘッドを制御するために、ホスト装置からのデジタルデータを電気インパルスに変換する。そして、読取処理の間に、読取/書込チャネルは、読取/書込ヘッドによって磁気的に感知されたアナログ波形を受信し、その波形をドライブに記憶されるデジタルデータに変換する。
【0020】
図示する実施形態は、PRML多重位相クロック用の高速ゼロ位相再始動を提供する。上記多重位相クロックパルス波は、パルス波の各位相に応じて同期がとられている。ここで、多重位相クロックを再始動するための時間は、パルス波を出力端子と順次結びつけることにより短縮される。
【0021】
以下に、添付の図1〜図4を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
【0022】
図1Aに、ホスト装置112と接続されているハードドライブ100のブロック図を示す。分かり易いように、サーボ/アクチュエータのモータ制御(servo/actuator motor control)などのいくつかの部品は図示していない。ドライブ100は、磁性面およびスピンドルモータ102、読取/書込ヘッドおよびアクチュエータ組立品104、前置増幅器106、読取/書込チャネル108、ならびに、制御器110を備えている。ここで、上記前置増幅器106は、インターフェース114,116を介して、読取/書込チャネル108と接続されている。また、上記制御器110は、インターフェース118,120を介して、読取/書込チャネル108と接続されている。
【0023】
上記ハードディスク100から読取るために、ホスト装置112は、例えば、シリンダおよびセクタアドレスなどのディスクドライブにおけるデータの位置を識別する位置識別子を与える。また、制御器110は、このアドレスを受信し、記録媒体102におけるデータの物理的な位置を判断する。次いで、制御器110は、読取/書込ヘッドを、読取/書込ヘッド104の下側においてデータがスピンするような適切な位置へ移動させる。そして、読取/書込ヘッド104の下側においてデータがスピンする時に、読取/書込ヘッド104は、磁化変化の有無を感知し、アナログ信号データの列を生成する。そして、このデータは、前置増幅器106へ送信される。また、この前置増幅器106は、上記信号を増幅し、インターフェース114を介して、上記データを読取/書込チャネル108へ送信する。そして、以下に説明するように、読取/書込チャネルは、増幅されたアナログ波形を、前置増幅器106から受信し、この波形を、それが示しているデジタル2値データに復号化する。次いで、このデジタル2値データは、インターフェース118を介して、制御器110へ送信される。また、上記制御器110は、ハードドライブ100をホスト装置112と接続する。ここで、制御器110は、ハードドライブ100の処理速度、および/または、信頼性を上昇させることを目的として、キャッシュまたはエラー検出/修正の機能などの付加的な機能を備えていてもよい。
【0024】
上記ホスト装置112は、書込処理のため、制御器110に、書込むべき2値のデジタルデータ、および、例えばシリンダやセクタアドレスといった、データをどこに書込むかという位置を与える。また、上記制御器110は、読取/書込ヘッド104を目的の場所へ移動させ、書込まれる2値のデジタルデータを、インターフェース120を介して読取/書込チャネル108へ送信する。そして、上記読取/書込チャネル108は、2値のデジタルデータを受信し、それを符号化し、アナログ信号を生成する。なお、このアナログ信号は、読取/書込ヘッド104を駆動して、2値のデジタルデータを示す、適切な磁束変化を磁性記録媒体102へ伝えるように使用されるものである。生成された信号は、インターフェース116を介して、読取/書込ヘッド104を駆動する前置増幅器106へ送信される。
【0025】
図1Bに、図1Aに記載のハードドライブ100と共に用いられる、部分応答最尤(Partial Response Maximum Likelihood「PRML」)符号化技術をサポートする読取/書込チャネル108の例を示す。分かり易いように、いくつかの部品を省略している。上記読取/書込チャネル108は、有効チャネル長が0.18ミクロンであるトランジスタの相補形金属酸化膜半導体(complementary metal oxide semiconductor「CMOS」)プロセスを用いた集積回路として実施される。また、他のプロセス技術、および、形状を用いてもよく、本願に開示する回路は、さらに、ハードディスク制御器論理などのハードディスク電子機器を含む他の回路と集積されていてもよい。また、上記のように、読取/書込チャネル108は、2値のデジタル情報と、記録媒体102上で磁束として示されるアナログ信号との間で変換を行う。さらに、上記読取/書込チャネル108は、2つの主な区分、すなわち、読取経路156および書込経路158に分割されている。
【0026】
上記書込経路158は、パラレルからシリアルへの変換器144、ランレングス限定(run-length-limited「RLL」)符号化器146、パリティ符号化器148、書込前置補償回路150、および、駆動回路152を備えている。上記パラレルからシリアルへの変換器144は、インターフェース120を介して、ホスト装置112からデータを同時に8ビット受信する。また、変換器144は、入力データをシリアル化し、シリアルビット列を、RLL符号化器146へ送信する。そして、RLL符号化器146は、記録媒体102に記憶するための公知のランレングス限定アルゴリズムによって、シリアルビット列を、記号による2値の列に符号化する。例えば、上記RLL符号化器は、磁束変化の間隔が適切にあいていること、および、磁束変化していないデータの長い続きが記憶されないことを確保するために、32/33ビット記号コードを使用する。次いで、上記RLL符号化データは、奇偶検査ビットをデータに加えるパリティ符号化器148へ送信される。例えば、パリティ符号化器148は、このような記憶されるデータの磁気特性に起因して0または1の長い続きが記憶されないことを確保するために、奇数パリティを使用する。その後、パリティ符号化データは、デジタル信号というよりもアナログ信号として処理される。そして、上記アナログ信号は、書込前置補償回路150へ送られる。また、この書込前置補償回路150は、記憶プロセスにおける磁気的なひずみを補償するために、ビット列のパルス幅を動的に調整する。そして、上記調整されたアナログ信号は、駆動回路152へ送信される。ここで、この駆動回路152は、読取/書込ヘッド104を駆動し、かつ、データを記憶するために、インターフェース116を介して前置増幅器106へ信号を駆動する。また、例えば、駆動回路152は、前置増幅器106に対する差動出力を生成する擬似エミッタ接続論理(pseudo emitter coupled logic「PECL」)駆動回路を備えている。
【0027】
上記読取経路156は、減衰回路/入力抵抗器122、可変利得増幅器(variable gain amplifier「VGA」)、耐磁性非対称線形器(magneto-resistive asymmetry linearizer「MRA」)126、連続時間フィルタ(continuous time filter「CTF」)128、バッファ130、アナログからデジタルへの変換器(analog to digital converter「ADC」)132、有限インパルス応答(finite impulse response「FIR」)フィルタ134、補間されたタイミング回復(interpolated timing recovery「ITR」)回路136、ビタビアルゴリズム検出器138、パリティ復号器140、および、ランレングス限定(「RLL」)復号器142を備えている。ここで、読取/書込チャンネル108は、読取/書込ヘッド104により記録媒体102から感知した増幅された磁気信号を、インターフェース114を介して受信する。感知した磁気信号を示すアナログ信号波形は、まず、入力抵抗器122へ送られる。この入力抵抗器122は、信号を減衰し、かつ、いくらかの入力抵抗器からなる切り替え回路である。次に、減衰された信号は、信号を増幅するVGA124へ送信される。そして、次いで、上記増幅された信号は、記憶プロセスにより生じる全てのひずみに対して信号を調整するMRA126へ送信される。基本的に、MRA126は、書込経路158における書込前置補償回路150の逆の機能を果たす。次いで、ノイズを除去するために、上記信号は、基本的には低パスフィルターであるCTF128を通過する。次いで、フィルタリングされた信号は、アナログ信号をサンプリングしてデジタル形状に変換するADC132へ、バッファ130を介して、送信される。次いで、上記デジタル信号は、FIRフィルタ134へ送信され、次に、タイミング回復回路136へ送信される。ここで、タイミング回復回路136は、FIRフィルタ134、MRA126、および、VGA124とフィードバック方向に接続され(図示せず)、これにより、受信した信号に応じて、これらの回路がタイミング補償を与えるように適応させる。例えば、FIRフィルタ134は、10タップFIRフィルタである。次いで、上記デジタル信号は、ビタビアルゴリズム検出器138へ送信される。このビタビアルゴリズム検出器138は、デジタル信号処理技術を用いたデジタル信号によって示される2値ビットパターンを決定する。例えば、ビタビアルゴリズム検出器138は、32状態ビタビ処理装置(32 state Viterbi processor)を使用している。次いで、上記デジタル信号により示される2値データは、奇偶検査ビットを取り除くパリティ復号器140へ送信され、次いで、RLL復号器142へ送信される。また、上記RLL復号器142は、2値のRLL符号化記号を、実際の2値データに復号する。次いで、このデータは、インターフェース118を介して、制御器110へ送信される。
【0028】
上記読取/書込チャネル108は、クロック合成器154をさらに備えている。クロック合成器154は、読取/書込チャネル108を動作するために必要な多重位相クロック信号を生成する。例えば、クロック合成器154は、必要な多重位相クロック信号を生成するための電圧制御発振器および様々なクロック分割器を有する、位相同期ループ(phase lock look「PLL」)を備えている。
【0029】
図2に、発振器回路200および高速ゼロ位相再始動回路202の例を示す。発振器回路200は、電圧入力によって決まる周波数を有する多重位相クロック信号204を生成する位相制御発振器でもよい。また、上記多重位相クロック信号204は、独立したチャンネルに対して多重化されていてもよく、あるいは、単一チャンネルと統合されていてもよい。多重位相クロック信号204は、周波数(周期)はほぼ同じであるが、位相は他のクロックパルスと一致していない複数のクロックパルス波を含んでいる。例えば、上記クロック信号204は、最上位位相パルス波(p3)206、最下位位相パルス波(p0)208、および、2つの中間位相パルス波(p2,p1)210を含む4つのパルス波を有している。上記最下位位相パルス波208は、通常、多重位相クロック信号204の位相ゼロと関連付けられている。一方、最上位位相パルス波206は、通常、多重位相クロック信号204の位相ゼロから最も遅延したパルスと関連付けられている。また、上記中間位相パルス波210は、最下位位相パルス波と最上位位相パルス波との間の位相を有する個別のクロックパルス波を含んでいる。ここで、16位相または32位相など、より少なくまたはより多くの位相を生成する発振器回路200を使用してもよい。
【0030】
パワーアップのときに、上記発振器回路200は、非同期の多重位相クロック信号204を提供する。多重位相クロック信号204は、ゼロ位相再始動回路202の入力部212と通信を行う。また、上記入力部212は、1つ以上の入力端子を備えている。上記ゼロ位相再始動回路は、クロック信号204を出力部214に結びつけるように設計されている。そして、上記出力部214は、複数の出力端子216を備え、多重位相クロック信号204の各クロックパルス波206,208,210に対して少なくとも1つの出力端子216を有している。
【0031】
以下にさらに説明するように、上記ゼロ位相再始動回路202は、各クロックパルス波206,208,210を、クロックパルス波206,208,210の位相に応じて、対応する出力端子216に順次結びつける。ここで、最上位位相パルス波の第1周期218の間に、例えば、ゼロ位相再始動回路202は、最上位位相パルス波206を、対応する出力端子216と結びつける。また、最下位パルス波208のN番目の周期222の間に、ゼロ位相再始動回路202は、最下位位相パルス波(パルス波N)208を、対応する出力端子216と結びつける。ただし、Nは、クロックパルス波206,208,210の数に等しい。一実施形態では、N番目の周期は、第1周期の直後に続く。
【0032】
また、中間周期220の間、ゼロ位相再始動回路202は、中間位相パルス波210を、対応する出力端子216とそれぞれ独立して順次結びつける。また、中間位相パルス波210の各連続した周期の間に、各中間位相パルス波は結びつけられる。一実施形態では、中間周期が、第1周期の直後に続き、N番目の周期が、中間周期の直後に続く。
【0033】
図3に、図1のゼロ位相再始動回路202の例を示す。上記ゼロ位相再始動回路202は、ASIC、DSP、別個のハードウエア、プロセッサまたは他の装置を備えている。また、ゼロ位相再始動回路202は、各クロックパルス波206,208,210用の位相再始動段300を備えている。そして、各再始動段は、さらに、クロックパルス波入力部302、フリップフロップ306、論理ゲート308、および、クロックパルス波出力部310を備えている。上記フリップフロップ306は、D型フリップフロップ、S/R型フリップフロップ、または、J/K型フリップフロップなどの、記憶機能と少なくとも1つの出力部312とを備えているものであれば、どのような論理装置でもよい。また、上記フリップフロップ306は、少なくとも、第1入力部304と第2入力部314とを備えている。上記論理ゲート308は、ANDゲート、NANDゲート、多重化器、およびORゲート、またはNORゲートまたはこれらの組み合わせなどの、どのような多重入力単一出力デジタル論理装置でもよい。
【0034】
各再始動段300に関しては、再始動段300に対応するクロックパルス波206,208,210が、フリップフロップ306の第2入力部314と、論理ゲート308の入力部と電気的に通じている。また、フリップフロップ306の出力部312は、論理ゲート308の入力部と電気的に接続されている。また、最上位位相パルス波p(MSB)と対応している再始動段以外の各再始動段300に関しては、第1入力部304が、該再始動段300に直接先行するクロックパルス波206,208,210に対応する出力部312と電気的に接続されている。さらに、最上位位相クロックパルス波p(MSB)の再始動段に対応する第1入力部304は、リセット入力信号(n_reset)を受信するように設計されている。
【0035】
パワーアップのときに、n_reset信号は「0」であり、このn_reset信号は、出力部312を「0」に設定し、各再始動段階300のパルス波出力部310を「0」に設定する。上記n_reset信号が「1」に設定されると、最上位位相パルス波p(MSB)206に対応するフリップフロップ306の出力部312は、最上位位相パルス波206のクロック信号の次の周期の間に、「1」に設定される。ここで、最上位位相パルス波の出力部312が「1」に設定されると、対応する論理ゲート308は、最上位位相パルス波206をパルス波出力部P(MSB)310と結びつける。また、最上位位相パルス波206は、n_reset信号を受信するまで、パルス波出力部310と結びついたままである。
【0036】
さらに、最上位位相パルス波206は、クロック信号204の位相によって、最上位位相パルス波206に直接先行するパルス波と対応する再始動段300に通じている。一実施形態では、中間位相パルス波210の再始動段300は、最上位位相パルス波206の再始動段の直後に続いており、最下位位相パルス波206の再始動段は、中間位相パルス波210の直後に続いている。
【0037】
上記最上位位相パルス波206は、パルス波出力部310を介して、中間位相再始動段300の第1入力部へ制御信号を伝播する。ここで、最上位位相パルス波206が「1」に設定されると、第1入力部304において、中間位相フリップ/フロップ306は、中間位相パルス波210の次の周期の間に、出力部312を「1」に設定する。そして、出力部312が「1」に設定されると、対応する中間位相論理ゲート308は、中間位相パルス波210をパルス波出力部P(MSB)310と結びつける。
【0038】
また、中間位相パルス波が対応するパルス波出力部310と結びついているとき、中間位相パルス波210は、制御信号として最下位位相再始動段300へ伝播する。これに対し、対応する最下位位相フリップ/フロップ306と論理ゲート308とは、最下位位相パルス波208を、パルス波出力部310に対応するパルス波と結びつける。そして、最下位位相パルス波208は、最下位位相パルス波208の次の周期の間に、対応するパルス波出力部310と結びつけられる。一実施形態では、最下位位相パルス波208は、最下位位相パルス波のN番目の周期の間に、対応するパルス波出力部310と結びつけられる。ただし、Nは、クロック信号204のためのパルス波の数である。
【0039】
一実施形態では、上記中間位相再始動段300は、それぞれ、多重中間位相パルス波210を、対応するパルス波出力部310と結びつける。また、中間位相再始動段300は、それぞれ、中間位相パルス波210を、パルス波位相に基づいて、中間位相パルス波210に対応する周期の間に結びつけるように設計されている。そして、中間位相パルス波210が対応するパルス波出力部310と結びつくと、中間位相パルス波210は、制御信号として、続くフリップ/フロップ306へ伝播する。
【0040】
一実施形態では、最下位位相再始動段300は、最上位位相再始動段300のすぐ後に続く。ここで、最上位位相パルス波が対応するパルス波出力部310と結びつくと、最上位位相パルス波206は、制御信号として最下位位相再始動段階300へ伝播する。そして、最上位位相パルス波206は、最下位位相フリップ/フロップの第1入力部304において受信される。これに対応して、フリップ/フロップ306および対応する論理ゲート308は、最下位位相パルス波208を、対応するパルス波出力部310と結びつける。
【0041】
図4に、多重位相クロック信号の再始動方法の順をフローチャートに示す。上記方法は、複数のクロックパルス波を受信し(402)、第1クロック周期の間に、最上位位相パルス波を最上位出力端子と結びつけ(404)、中間クロック周期の間に、1つ以上の中間位相パルス波を中間出力端子と結びつけ(406)、N番目のクロック周期の間に、最下位位相パルス波を最下位出力端子と結びつける(408)工程とを含む。ただし、Nは、受信されたクロックパルス波の数である。
【0042】
上記工程402における複数のクロックパルス波は、それぞれ、ほぼ同じ周波数(周期)を有している。また、各クロックパルス波は、他のクロックパルス波と位相が一致していない。複数のクロックパルス波は、さらに、最上位位相クロックパルス波、最下位位相クロックパルス波、および、1つ以上の中間位相クロックパルス波を含んでいる。好ましい実施形態では、クロックパルス波の数は、16である。Nは、1より大きいどのような数でもよい。
【0043】
また、最上位位相パルス波を結びつける工程404の間に、最上位位相パルス波は、リセット信号に応じて、最上位位相出力端子と結びついている。一実施形態では、最上位位相パルス波は、他のリセット信号が通じるまで、結びついたままである。
【0044】
また、1つ以上の中間位相パルス波406を結びつける工程406の間、中間位相パルス波は、最上位位相パルス波または先行中間パルス波を結びつける工程404に応じて、中間出力端子と接続される。さらに、中間クロック周期は、第1クロック周期の直後に続く。一実施形態では、中間周期が多重連続クロック周期を含んでおり、この多重連続クロック周期の間に、各多重連続中間位相パルス波が、それぞれ、対応する中間出力部と結びつけられる。
【0045】
また、最下位位相パルス波を最下位出力端子と結びつける工程408の間に、最下位位相パルス波は、中間位相クロックパルス波の1つの結びつきに応じて、最下位出力端子と結びつけられる。一実施形態では、N番目のクロック周期は、中間クロック周期の直後に続いている。
【0046】
これまで説明してきたように、多重位相クロックを高速ゼロ位相再始動できる。本実施形態は、PRML読取/書込チャネル装置における、位相同期ループ(phase locked loop「LLP」)用の多重位相クロック信号を順次同期化することに適用できる。ここで、発振器回路は、様々な周波数の多重位相クロック信号を生成する電圧制御発振器を備えていてもよい。また、上記多重位相クロック信号は、他のパルス波と位相が一致していない各クロックパルスを有する多重クロックパルス波を含んでいる。そして、上記電圧制御発振器は、さらに、多重位相クロック信号の周波数を、電圧制御発振器と通じた電圧レベルに基づいて変化させる。
【0047】
ところで、本方法は、図1〜図4および上記に記載の回路に制限されない。上記多重位相クロックのゼロ位相再始動方法の様々な実施形態は、本発明の範囲内であることが分かる。また、多重位相クロックのゼロ位相再始動用の全ての部品は、単一集積回路半導体チップにおけるPRML読取/書込チャネルに備えられていてもよい。あるいは、本発明の原則に基づく回路の部品のいくつか、または、全てが、PRML読取/書込チャネル装置以外の1つ以上の集積回路に備えられていてもよい。
【0048】
本発明の特定の実施形態を示して説明したが、変形をしてもよい。それゆえ、添付の請求項では、全ての同等のものを含み、全ての変更と変形とを包含している。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1A】ホスト装置と連結されているハードドライブの例のブロック図である。
【図1B】ハードドライブと共に用いられる読取/書込チャネルの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】多重位相クロック信号のゼロ位相再始動用の出力部を含む一実施形態のタイムチャートである。
【図3】高速ゼロ位相再始動回路の一実施形態の概略図である。
【図4】多重位相クロック用の高速ゼロ位相再始動方法の例に関するフローチャートである。

Claims (11)

  1. 互いに位相が一致していない複数のクロックパルス波であって、最上位位相クロックパルス波と最下位位相クロックパルス波とを含む複数のクロックパルス波を含んだ多重位相クロック信号用の入力部と、
    前記複数のクロックパルス波のそれぞれに対応する複数の出力端子を有する出力部と、
    前記入力部および前記出力部と電気接続されており、前記複数のクロックパルス波を、最上位位相クロックパルス波から最下位位相クロックパルス波まで、時間的に順次、対応する出力端子と結びつける(couple)ゼロ位相回路とを備える集積回路。
  2. 前記ゼロ位相回路は、前記クロックパルス波を、それぞれの周期の間に、対応する出力端子と独立して結びつける請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記複数のクロックパルス波は、少なくとも1つの中間位相パルス波を含む請求項2に記載の集積回路。
  4. 前記ゼロ位相回路は、リセット入力信号に応じて動作する請求項3に記載の集積回路。
  5. 前記ゼロ位相回路は、前記複数のクロックパルス波の1つに対応する少なくとも1つの再始動段を備え、前記再始動段は、前記対応するクロックパルス波を、制御信号に応じて前記出力部と結びつけるように配置されている請求項4に記載の集積回路。
  6. 前記再始動段は、
    (a)制御信号を伝播するように構成されているフリップ/フロップと、
    (b)前記フリップ/フロップ出力部と接続されており、前記対応するクロックパルス波を前記制御信号に応じて出力部と結びつける論理ゲートと、
    (c)前記フリップ/フロップがD型フリップ/フロップであり、前記論理ゲートがANDゲートである請求項6に記載の集積回路とを備える請求項5に記載の集積回路。
  7. 多重位相クロック信号を順次再始動する方法であって、上記方法は、
    (a)各クロックパルス波が他の複数のクロックパルス波のそれぞれと位相が略不一致となる複数のクロックパルス波であって、最上位位相クロックパルス波と少なくとも1つの最下位位相クロックパルス波とを含む複数の(N)クロックパルス波を受信する工程と、
    (b)第1クロック周期に、前記最上位位相パルス波を最上位出力端子と結びつける工程と、
    (c)(b)の後、クロックパルス波の数をNとすると、N番目のクロック周期の間に、前記最下位位相クロックパルスを最下位出力端子と順次結びつける工程とを含む方法。
  8. (b)の後、中間クロック周期の間に、少なくとも1つの中間位相パルス波を中間出力端子と順次結びつける工程をさらに含む請求項8に記載の方法。
  9. 対応する中間クロック周期に、複数の中間位相パルス波を対応する中間出力端子と順次結びつけることをさらに含む請求項9に記載の方法。
  10. PRML読取/書込チャネルにおける多重位相クロック信号の同期化方法であって、
    (a)各クロックパルス波が他の複数のクロックパルス波のそれぞれと位相が略不一致となる複数の(N)クロックパルス波を受信する工程と、
    (b)前記複数のクロックパルス波を、位相の関数として順次結びつける工程とを含む方法。
  11. コンピュータハードディスクドライブであって、
    (a)クロック信号が互いのクロック信号と位相が一致していない複数のクロック信号を生成するために配置されている発振器回路を有する部分応答最尤読取/書込チャンネルと、
    (b)前記発振器回路と接続されており、制御信号に応じてクロック信号をそれぞれの出力端子へ送信するように配置されているそれぞれの複数の論理ゲートと、
    (c)リセット信号に応じて制御信号を順次伝播するように配置されている複数のそれぞれのフリップ/フロップとを備えるコンピュータハードディスクドライブ。
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