JPH0648563B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH0648563B2
JPH0648563B2 JP60180259A JP18025985A JPH0648563B2 JP H0648563 B2 JPH0648563 B2 JP H0648563B2 JP 60180259 A JP60180259 A JP 60180259A JP 18025985 A JP18025985 A JP 18025985A JP H0648563 B2 JPH0648563 B2 JP H0648563B2
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寿純 安藤
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図) F作用 G実施例 Gブロック図の説明(第2図) G第1の実施例の動作説明(第3図,第4図) G第2の実施例の動作説明(第5図) H発明の効果 A産業上の利用分野 この発明はVTR等のようにコントロール信号用トラッ
クを有するものであって、このコントロールトラックに
おいて頭出し用等に用いられるインデックス信号をコン
トロール信号に多重記録できるようにする記録再生装置
に関する。
B発明の概要 この発明はコントロール信号トラックに、例えばコント
ロール信号のデューティファクタを変えてインデックス
信号を重畳して記録できる装置において、再生中に、イ
ンデックス信号の書き込み又は消去を行うとき、その書
き込み又は消去の全動作時間内の途中の若干の期間にお
いて書き込み又は消去動作を中止するとともにその期間
においてスピードモード判別を行ない、その判別出力に
よって、書き込み又は消去の期間内においてスピードモ
ードが変わっていたとしてもその後のコントロール信号
が乱されないようにしたものである。
C従来の技術 従来、VTRにおいて頭出し等のためのインデックス信
号をコントロール信号に重畳して記録し、これを高速再
生時に抽出して自動頭出しを行えるようにしたものが知
られている。この場合、インデックス信号をコントロー
ル信号に重畳するのは、信号のデューティファクタを変
えることで行っている。
すなわち、コントロール信号は、一般に、第6図Aに示
すようにデューティファクタ50%の30Hzの矩形波で、例
えばその立ち上がり時点が再生時のトラッキングサーボ
に利用されるものである。従って、コントロール信号の
周波数と立ち上がり時点の位相は変えられない。そこ
で、第6図Bに示すように、コントロール信号とは周波
数と立ち上がり位相は変えずに、立ち下がり時点を変え
た信号、つまりコントロール信号とはデューティファク
タを変えた例えばデューティファクタが20%の信号をイ
ンデックス信号とするようにしている。
ところで、このインデックス信号はビデオ信号の記録
時、その記録始めや各イベントの頭の部分に記録するこ
とができる他、記録済のテープに対し後の時点において
再生しながら、所望の位置に書き込むことができるよう
にされ、また、書き込まれたインデックス信号を消去で
きるようにされている。
第7図はこのような機能を有するコントロール信号及び
インデックス信号の記録再生系の一例である。
(1)はコントロール信号用固定ヘッド、(2)は記録アン
プ、(3)はヘッド(1)の再生出力を波形整形して矩形波出
力を得る波形整形回路で、この回路(3)はシュミット・
トリガー回路で形成されている。
(4)はヘッド(1)に流す記録電流を作る電流源を形成する
電流供給回路、(5)は記録アンプ(2)においてヘッド(1)
に流す記録電流の向き及び電流を流す期間をコントロー
ルするスイッチコントロール回路である。また、(6)は
記録開始時にインデックス信号をヘッド(1)に供給する
ための記録インデックス形成回路である。
(7)は積分回路、(8)はレベル比較回路で、これら回路
(7)及び(8)によって再生時、インデックス信号がヘッド
(1)の出力より抽出される。
また、(9)はシステムコントローラ(以下シスコンと略
称する)であり、マイクロコンピュータを有している。
(10)は再生しながらインデックス信号の書き込み又は消
去をなすとき、その動作を制御するための信号を再生コ
ントロールパルスCTLに同期して作成するマイクロコ
ンピュータを有するインデックスコントローラである。
以上の構成において、シスコン(9)に接続される再生ス
イッチ(11)がオンにされる再生時においては、インデッ
クスコントローラ(10)よりの信号IDWR及びIDERは共に常
に「0」となり、このため、スイッチ回路(15)はオンと
なる。また、これら信号IDWR及びIDERがスイッチコント
ロール回路(5)に供給されており、記録アンプ(2)の端子
(2a)及び(2b)の内部は第8図Aのようにこの再生時にお
いては構成される。したがって、ヘッド(1)の再生出力
CTL(第9図A)が波形整形回路(3)に供給され、こ
れよりこの出力CTLの立ち上がりのパルスで「1」に
立ち上がり、出力CTLの立ち下がりのパルスで「0」
になる矩形波信号SB(同図B)が得られる。
そして、この再生時、シスコン(9)からの切換信号によ
りスイッチ(16)がPB側に切り換えられて、矩形波信号
SBが端子(17)に導出され、サーボ回路等に送られる。
また、矩形波信号SBは、また、積分回路(7)に供給さ
れて、その「0」の期間が積分され、その積分出力がレ
ベル比較回路(8)に供給される。コントロール信号はデ
ューティファクタ50%であるので、その積分出力はレベ
ル比較回路(8)のスレッショールド値を越えないが、イ
ンデックス信号であるときには「0」の期間は80%にな
るため、その積分出力がスレッショールド値を越え、イ
ンデックス信号が検知され、その検知出力が端子(18)に
導出され、これが例えばシスコン(9)に供給され、高速
再生時に、その検知時点でテープが停止され、頭出しが
なされる。
次に記録スイッチ(12)がオンにされる記録時について説
明するに、このときは記録モード信号RECMがスイッチコ
ントロール回路(5)に供給されて、記録アンプ(2)の端子
(2a)及び(2b)の内部の接続が等価的に第8図Bに示すよ
うに4つのスイッチSW〜SWを含む回路となるよ
うにされる。この第8図Bにおいて、電流源(21)はイン
デックスコントローラ(10)より電流供給回路(4)に供給
される信号CONTが「1」となることにより、回路(4)の
トランジスタQがオンし、これに伴ってトランジスタ
がオンにすることにより、記録アンプ(2)に供給さ
れる電流HCである。
4つのスイッチSW〜SWは端子(22)よりの記録コ
ントロール信号SC(第9図C)(デューティファクタ
50%)によって、スイッチSWとSW,スイッチS
とSWという組み合わせ単位でオン・オフし、ヘ
ッド(1)に流れる電流の向きが変えられて、第9図Aの
信号CTLのような状態でテープに記録される。
この記録の開始時、常にインデックス信号が自動的に記
録されるようにされている。すなわち、スイッチ(16)が
シスコン(9)からの切換信号によりこの記録開始時点の
若干の期間、REC側に切り換えられており、端子(22)
よりの記録コントロール信号SC(第9図C)がこのス
イッチ(16)を介して記録インデックス形成回路(6)に供
給される。そして、これよりは記録コントロール信号S
Cに同期したデューティ20%のインデックス信号SD
(第9図D)が得られ、この記録開始時より若干の期間
では、この信号SDによりスイッチSW−SWとス
イッチSW−SWとが切り換えられ、テープ上にイ
ンデックス信号が記録される。この期間は高速再生時
に、このインデックス信号を前述の積分回路(7)とレベ
ル比較回路(8)とによって、検知できるだけの長さの期
間で、例えばテープ長で16cm分とされている。
また、この場合、記録動作中において、所定の位置にイ
ンデックス信号を書き込めるようになされており、イン
デックスマークスイッチ(13)をオンにすると、その時点
から数えて最初のコントロール信号SCの立ち上がりか
ら、インデックスコントローラ(10)よりの信号IDWR及び
CONTの両信号が立ち上がり、その後は前述の記録開始時
と同様の動作によってインデックス信号SD(第9図
D)がその位置に書き込まれる。
次に、再生しながら、インデックス信号を書き込む場合
について説明する。
第10図Aはヘッド(1)よりの再生出力CTLである。再
生中、インデックスマークスイッチ(13)がオンにされる
とそこから数えてこの再生出力CTLの最初の立ち上が
りから同図B及びCに示すようなタイミングで、インデ
ックスコントローラ(10)より信号IDWR及びCONTが得られ
る。すなわち信号IDWRは、このとき、第10図Bから明ら
かなように再生出力CTLの立ち上がりパルス時点を基
準にして出力CTLの一周期Tの10%の位置から80%の
位置までの期間「1」になり、他の期間は「0」になる
もので、記録アンプはこの信号IDWRが「0」のときは前
述の再生状態(第8図A)、信号IDWRが「1」のときは
記録状態(第8図B)となり、この「1」の期間はヘッ
ド(1)に記録電流の供給可能状態、つまり書き込み待機
状態になる。
この書き込み待機状態において信号CONTが「1」になる
と電流供給回路(4)のトランジスタQ,Qがオンに
なり、ヘッド(1)に記録電流HCが流れ、書き込まれ
る。信号CONTは同図Cに示すように、信号CTLの立ち
上がりのパルス位置を基準にして周期Tの20%位置から
60%位置まで「1」になる。つまり、書き込み待機状態
中に信号CONTが「1」になり、これが電流供給回路(4)
に供給されて、記録電流HC(第10図D)がヘッド(1)
に流れ込む。この電流HCの立ち下がりでデューティフ
ァクタ20%の位置に立ち下がりが記録され、また、この
電流HCにより50%の位置にある信号CTLの立ち下が
りが消去されて、その結果としてインデックス信号が書
き込まれる。
このときインデックスコントローラ(10)よりの信号IDER
は「0」のままであって、このため、電流供給回路(4)
のスイッチ(4S)がオンになっている。したがって、信号
CONTが「0」になってもトランジスタQのコレクタに
接続されているコンデンサ(4C)によって電流HCはゆっ
くり立ち上がる。これは、コントロール信号及びインデ
ックス信号の書き込みをヘッド(1)の電流の流れの方向
変化によって行なっているため、信号CONTの矩形波のま
まの電流を電流HCとして流すと60%の位置に立ち下が
りが記録されてしまって、後日、サーボ乱れの原因とな
るので、この記録波形への影響を小さくするためであ
る。
なお、このインデックス信号の書き込み時においても、
記録再生装置は再生サーボを行って、再生画が見えるよ
うにされている。この場合、信号IDWRによってスイッチ
(15)がコントロールされるため、このスイッチ(15)の出
力PBC(第10図E)はヘッド(1)の出力CTLの立ち
上がりのパルスしか得られない。そこで、この場合、サ
ーボに必要な矩形波出力を得ることができるように、信
号IDWRはコンデンサ(23)及び抵抗(24)によって微分さ
れ、その微分パルスIDPが波形整形回路(3)に供給さ
れる。したがって、波形整形回路(3)の入力信号INP
(第10図F)は、パルスPBCとパルスIDPが加わっ
たものとなる。しがって、回路(3)の出力COは第10図
Gに示すような矩形波となり、その立ち上がりをサーボ
の基準として用いることができる。なお、この書き込み
時はスイッチ(16)は常にPB側に切り換えられている。
次に、再生動作中に、インデックス消去スイッチ(14)が
オンとされて前に記録されていたインデックス信号を消
去する場合について説明する。
このインデックス信号の消去は、デューティファクタ20
%のインデックス信号波形をデューティファクタ50%の
コントロール信号波形に直すことである。
このときは、先ず、インデックス信号を消去すべき位置
がサーチされ、そのサーチされたインデックス信号記録
部分において、以下のようにして消去動作がなされる。
インデックスコントローラ(10)からは、ヘッド(1)の再
生出力CTL(第10図A)の立ち上がり時点を基準にし
て、その周期Tの5%位置から80%位置までの間「1」
になる信号IDER(第10図H)が得られ、これがスイッチ
コントロール回路(5)に供給されて書き込み時と同様
に、その「1」の期間でヘッド(1)に対し電流供給可能
状態となる。
一方、インデックスコントローラ(10)からの信号CONRは
第10図Iに示すようにこの消去時においては信号CTL
の立ち上がりを基準にして周期Tの10%位置から50%位
置までの間「1」になる。したがって、電流供給回路
(4)のトランジスタQ及びQはこの期間でオンとな
り、第10図Jに示すように電流HCがこの期間ヘッド
(1)に流れる。しかし、この消去時は、第10図からも明
らかなように書き込み時と逆向きの電流がヘッドに流れ
る。したがって、20%位置にある立ち上がりのパルスは
消去されるとともに50%位置に立ち下がりパルスが記録
され、インデックス信号が消去される。
なお、この消去時は、信号CONTと同波形の矩形状電流を
電流HCとして流す必要があるので信号IDERによりこの
電流供給時、スイッチ(4S)はオフとされる。
この消去時においても、信号IDERがコンデンサ(23)及び
(24)を介して微分パルスIDPとされ、これがスイッチ
(15)よりの立ち上がりのパルスPBC(同図E)と加算
されて、波形整形回路(3)の入力パルスINP(第10図
K)とされ、その波形整形出力COとして同図Lに示す
ような信号が得られ、サーボの基準信号として端子(17)
に導出される。
以上の消去動作は、インデックス信号の書き込み部分を
含んでこれより若干長い部分にわたってなされる。
D発明が解決しようとする問題点 VTRは、例えばβI,βII,βIIIのような複数のス
ピードモードを一般に有し、1本のテープ中に異なる複
数のスピードモードで複数の番組が記録されている場合
も多々ある。
この場合、記録されるコントロール信号の周波数は30Hz
で一定であっても、テープのコントロールトラックに記
録されるコントロール信号の立ち上がり、立ち下がりの
記録跡のピッチはスピードモードによって異なる。した
がって、再生時は、あるスピードモードで再生している
とき、それと異なるスピードモードで記録された部分に
なると再生コントロール信号の周期が変わるので、これ
を利用してモード判別し、シスコン(9)にその判別出力
を供給して装置を自動的にそのモードに切換えるように
している。
ところで、上述した再生中にインデックス信号の書き込
み又は消去をなす場合に、そのインデックス信号の書き
込み又は消去を前述したような所要時間分にわたって行
なうのであるが、その時間中にスピードモードが変化す
る記録部分を再生する場合もある。
このような場合、スピードモードが変わったにもかかわ
らず、同じモードとしてインデックス信号の書き込み又
は消去を行なってしまうと、その部分のコントロール信
号は乱されてしまい、その結果、その乱された部分の再
生画が全く視聴できなくなってしまう。
このような場合、書き込み又は消去動作中に端子(17)に
サーボ用信号として取り出した信号が、モード変化時に
は再生出力CTLの周期が乱れることによって30Hzの信
号に対して大きく乱れた場合にはサーボロックがはずれ
るので、それを監視して書き込み又は消去動作を直ちに
中止することによってその部分のコントロール信号を乱
さないようにすることはできる。
ところが、前述の場合、インデックス信号の書き込み及
び消去前には、信号IDWR及びIDERによってヘッド(1)よ
りの再生コントロールパルスCTLのうち再生サーボの
基準に使用する極性例えば立ち上がりの信号部分は再生
状態にして取り出すようにするとともにこれら信号IDWR
及びIDERを利用してサーボ用基準信号COを形成するよ
うにしている。
このため、書き込み又は消去時、例えば第10図に示すよ
うにスピードモードがβIからβII(スピード比2:
1)に変化した場合でも同図から明らかなように何等、
変らずにサーボ用基準信号COが得られてしまい、サー
ボはロック状態を保持する。したがって、βIIモード部
分のコントロール信号が乱されてしまうことになる。
E問題点を解決するための手段 第1図はこの発明装置の一例を機能を中心として示した
ブロック図である。
第1図において、(31)はシスコンで、前述と同様に再生
スイッチ(11)、記録スイッチ(12)、インデックスマーク
スイッチ(13)、インデックス消去スイッチ(14)が接続さ
れている。
そして、スイッチ(13)又は(14)がオンされたとき、イン
デックス書き込み又は消去がなされるもので、このとき
制御信号発生回路(32)より前述の制御信号IDWR又はIDER
及びCONT等が停止手段(33)を介してインデックス信号/
消去信号発生回路(34)に供給される。この回路(34)は第
6図例ではスイッチコントロール回路(5)及び記録アン
プ(2)、さらに電流供給回路(4)の部分に相当する。
制御信号形成回路(32)からは、また、記録再生切換スイ
ッチ(36)の切換信号が得られる。この切換信号は第6図
例の信号IDWR又はIDERに相当し、これがオアゲート(37)
を通じてスイッチ回路(36)に供給されてこのスイッチ回
路(36)が切換えられて、これによりインデックス信号が
書き込まれ、また、消去信号が書き込まれる。
そして、書き込み又は消去動作中の途中であって、動作
開始時点より所定時間経過した時点になると、シスコン
(31)よりの信号がオアゲート(37)を介してスイッチ回路
(36)に供給されて、スイッチ回路(36)は強制的に再生側
端子PBにのみ切り換えられる。そして、若干の時間、
この再生状態を保持する。また、停止手段(33)によっ
て、この若干の時間の間、制御信号形成回路(32)よりの
制御信号の発生回路(34)への供給が阻止される。そし
て、この再生状態において、ヘッド(1)の出力がゲート
回路(38)を介してモード判別回路(39)に供給されて、例
えば再生コントロールパルスの周期を検出することによ
ってモード判別がなされる。そして、このモード判別出
力がシスコン(31)に供給されるとともに警報手段(40)に
供給され、モード変化があったとき、このシスコン(31)
からの信号により制御信号制御回路(32よりの制御信号
の発生が停止され、書き込み又は消去動作は強制的に停
止されるとともに警報が発せられる。
モード判別回路(39)でモード変化が検出されないとき
は、シスコン(31)よりの信号により停止手段(33)による
制御信号の発生回路(34)の供給停止が解除され、書き込
み又は消去動作が再開される。これと同時にゲート回路
(38)が閉じられ、モード判別動作は停止する。
モード判別出力により、モード変化があったことをシス
コン(31)が検知したとき、これに応じてテープスピード
をそのモードのものに切り換えるとともに、そのモード
の書き込み又は消去制御信号を制御信号形成回路(32)よ
り得るようにしておき、しかる後に停止手段の停止動作
を解除して書き込み又は消去動作を再開するようにして
もよい。
なお、上記の書き込み又は消去を中止する若干の期間は
モード判別に充分な期間、あるいはモード判別をしモー
ド切換を行なうのに充分な長さの期間であればよい。
F作用 書き込み又は消去動作の途中で、必ず、モード変化があ
るかどうかの判別を行なうようにされる。そして、モー
ド判別によりモード変化が検出されたときは書き込み又
は消去動作が停止され、あるいはモードに応じた書き込
み又は消去動作がなされるので、モード判別後のコント
ロール信号は乱されることはない。
G実施例 Gブロック図の説明 第2図はこの発明装置の要部の一例を示すもので、第6
図例と対応する部分には同一符号を付して示す。
この例においては、シスコン(9)よりは再生中のインデ
ックス信号書き込み又は消去動作の全区間(例えばテー
プ長で16cm分の時間)のうち約1/2のところから数フ
レーム区間分だけ「1」となる信号SPBが発生し、こ
の信号SPBがオアゲート(25)を通じてスイッチ(15)に
供給されるとともにスイッチコントロール回路(5)に供
給される。信号IDWR及びIDERも、このオアゲート(25)を
介してスイッチ(15)に供給される。
また、モード判別回路(26)にスイッチ(16)を通じたコン
トロール信号出力が供給され、その判別出力がシスコン
(9)に供給される。
さらに警報手段(27)、例えばスピーカが設けられ、シス
コン(9)により所要のとき、このスピーカ(27)より警報
音を発するようにされている。
他は第6図例と同様に構成されている。
第1の実施例の動作説明 第3図はシスコン(9)のマイコンがインデックス書き込
み時に実行するプログラムのフローチャートの一例で、
以下これに従って説明する。
先ず、再生中の第4図に示すようにスイッチ(13)がオン
とされるとシスコン(9)よりコントローラ(10)に信号IND
Xが供給され、書き込み動作が開始する(ステップ〔10
1〕)。すなわち、インデックスコントローラ(10)より
前述したような制御信号IDWR及びCONTが発生し、書き込
み動作がなされる。
そして、全書き込み動作期間TIの半分の時点になった
ことが判別されると(ステップ〔102〕)、信号INDXが
「0」になり、書き込み動作は一時停止する(ステップ
〔103〕)。そして、このとき、シスコン(9)よりの前述
の信号SPBが「1」となり、スイッチ(15)がオンにさ
れるとともにヘッド(1)の周辺部は再生状態の接続状態
となる。したがってスイッチ(16)からは再生コントロー
ル信号が得られ、これがモード判別回路(26)に供給され
て、モード判別される(ステップ〔104〕)。
そして、この判別出力がシスコン(9)に供給され、モー
ド変化の有無が判別される(ステップ〔105〕)。モー
ド変化がなければ、一時中止時点から数フレームの期間
経過後、信号INDXが「1」に戻り、信号SPBが「0」
になって、書き込み動作が再開される(ステップ〔10
6〕)。
そして、書き込み期間の終了時点が検知されると(ステ
ップ〔107〕)、書き込み動作が終了する(ステップ〔1
08〕)。
一方、判別出力によりモード変化が有と検知されたとき
は、一時中止期間が経過しても信号INDXはもはや「1」
にならず、書き込み動作は強制的に停止されインデック
スコントローラ(10)よりの信号IDWR,CONTは通常再生モ
ードのときの波形になる(ステップ〔109〕)。そし
て、スピーカ(27)より警報音が発せられる(ステップ
〔110〕)。
なお、信号SPBを「1」にして書き込み動作を中断す
る期間は、モード判別に十分な時間であればよい。
インデックス信号消去時は、スイッチ(14)をオンにした
のち消去すべき位置がサーチされ、その後、第3図のフ
ローチャートと同様にして消去信号の書き込み動作がな
される。
第2の実施例の動作説明 第1の実施例では、モード変化があったとき、インデッ
クス信号又は消去信号の書き込みを直ちに停止してしま
ったが次のようにしてもよい。
第5図は、その要部のフローチャートで、第3図のフロ
ーチャートのステップ〔100〕と〔110〕の代わりにステ
ップ〔111〕,〔112〕を設けたものである。
すなわち、この例においては、モード変化をステップ
〔105〕で検出したときはステップ〔111〕でシスコン
(9)により、装置をそのスピードモードに切り換えた
後、シスコン(9)よりインデックスコントローラ(10)に
そのモード信号が供給されて、こきコントローラ(10)よ
りの制御信号IDWR及びIDERもそのモードに応じたものが
得られるようにしておく(ステップ〔112〕)。そし
て、その後、ステップ〔106〕に進み、書き込みが再開
される。したがって、モード変化があってもそのモード
に応じた正しいインデックス信号又は消去信号が記録さ
れる。
この例の場合には、中止する期間はモード判別をし、か
つ、モード切換をなすに充分な長さの期間であればよ
い。また、この例の場合には、警報は発しなくてもよ
い。
なお、警報手段は音でなく、ランプを点滅させる等の光
によるものでもよい。
なお、書き込み又は消去を中止する時点は1/2の時点に
限らず、その動作期間内の任意の時点でよい。
H発明の効果 この発明によれば、インデックス書き込み又は消去動作
を、モード変化がある部分に対し行なっても、その動作
の中ほどにおいてもモード判別を行ない、その判別出力
により、その後のコントロール信号が乱されないように
工夫されたので、これを再生したとき、画面の乱れる期
間はインデックス書き込み又は消去時間の1/2以下にな
る。そして、書き込み開始は消去開始時はモードは正し
いことから、コントロール信号の乱れる部分はわずかで
済むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の要部の一例の機能ブロック図、
第2図はこの発明装置の要部の一実施例のブロック図、
第3図〜第5図は第2図の実施例の動作を説明するため
の図、第6図はコントロールトラックの記録信号波形を
示す図、第7図は従来装置の要部の一例のブロック図、
第8図〜第10図は第7図例の説明のための図である。 (1)はコントロール信号用磁気ヘッド、(32)は制御信号
形成回路、(33)は停止手段、(34)はインデックス信号/
消去信号発生回路、(39)はモード判別回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の移送速度が異なる複数のスピー
    ドモードを有するとともに、上記記録媒体上のコントロ
    ールトラックに固定ヘッドによってコントロール信号が
    記録され、かつ、このコントロール信号にインデックス
    信号を多重して記録できるようにされた記録再生装置に
    おいて、 再生状態において制御命令を受けて上記コントロールト
    ラックにそのときのスピードモードに応じた上記インデ
    ックス信号の書き込み又は消去の制御信号を発生する手
    段と、この制御信号を受けて上記コントロールトラック
    にそのときのスピードモードに応じたインデックス信号
    の書き込み又は消去をなす手段と、上記書き込み又は消
    去の全動作時間内の任意の時点から若干の期間書き込み
    又は消去動作を中止する手段と、上記若干の期間におい
    てスピードモード判別を行う手段と、判別したスピード
    モードがそのときのスピードモードと異なるとき上記書
    き込み又は消去を禁止するとともに警告表示をなす手段
    とが設けられてなる記録再生装置。
  2. 【請求項2】記録媒体の移送速度が異なる複数のスピー
    ドモードを有するとともに、上記記録媒体上のコントロ
    ールトラックに固定ヘッドによってコントロール信号が
    記録され、かつ、このコントロール信号にインデックス
    信号を多重して記録できるようにされた記録再生装置に
    おいて、 再生状態において制御命令を受けて上記インデックス信
    号の書き込み又は消去の制御信号を発生する手段と、こ
    の制御信号を受けて上記コントロールトラックにそのと
    きのスピードモードに応じたインデックス信号の書き込
    み又は消去をなす手段と、上記書き込み又は消去の全動
    作時間内の任意の時点から若干の期間書き込み又は消去
    動作を中止する手段と、上記若干の期間においてスピー
    ドモード判別を行う手段と、判別したスピードモードが
    そのときのスピードモードと異なるときスピードモード
    切換をする手段と、上記インデックス信号を上記スピー
    ドモードに合わせたものに切り換える手段と、上記スピ
    ードモード切換がされた後、上記書き込み又は消去を再
    開する手段とからなる記録再生装置。
JP60180259A 1985-08-16 1985-08-16 記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0648563B2 (ja)

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