JPH0648540A - ホッパを備えたパイプコンベヤ - Google Patents
ホッパを備えたパイプコンベヤInfo
- Publication number
- JPH0648540A JPH0648540A JP3223377A JP22337791A JPH0648540A JP H0648540 A JPH0648540 A JP H0648540A JP 3223377 A JP3223377 A JP 3223377A JP 22337791 A JP22337791 A JP 22337791A JP H0648540 A JPH0648540 A JP H0648540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- pipeline
- guide rail
- center line
- pipe
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- Granted
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- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 本発明はホッパから投入された被搬送物によ
りリンクチエーン等の搬送手段が浮き上がるのを抑えて
効率的に搬送を行なうホッパを有するパイプコンベヤに
関する。 【構成】 ホッパ１３とパイプラインとが連通する投入
口の上部で、パイプラインの中心線に沿って搬送手段の
搬送方向に延出するガイドレール１２を設けてあり、該
ガイドレールの外面は、中心線から側方に沿って漸次下
降する傾斜面１２ａに設定している。また、ホッパの投
入口の中心線がパイプランのセンターより一側方へオフ
セットして、ホッパの側壁面でパイプの真上を覆うよう
にして、ブレードやチェーンの浮き上がりを抑えるよう
にしてもよい。
りリンクチエーン等の搬送手段が浮き上がるのを抑えて
効率的に搬送を行なうホッパを有するパイプコンベヤに
関する。 【構成】 ホッパ１３とパイプラインとが連通する投入
口の上部で、パイプラインの中心線に沿って搬送手段の
搬送方向に延出するガイドレール１２を設けてあり、該
ガイドレールの外面は、中心線から側方に沿って漸次下
降する傾斜面１２ａに設定している。また、ホッパの投
入口の中心線がパイプランのセンターより一側方へオフ
セットして、ホッパの側壁面でパイプの真上を覆うよう
にして、ブレードやチェーンの浮き上がりを抑えるよう
にしてもよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプライン内にブ
レードやバケット等の押出体をチェーンまたはワイヤに
所定間隔に連結した搬送手段を内装し、押出体の浮き上
がりを防止するホッパを備えたパイプコンベヤの改良に
関する。
レードやバケット等の押出体をチェーンまたはワイヤに
所定間隔に連結した搬送手段を内装し、押出体の浮き上
がりを防止するホッパを備えたパイプコンベヤの改良に
関する。
【０００２】
【従来の技術】リンクチエーンにブレードまたはバケッ
ト等の押出体を等間隔に連結した搬送手段を内蔵したパ
イプコンベヤでは、上記搬送手段を循環駆動させて種々
の固体物質（一例を挙げれば、木材または金属チップ、
土砂、鉱物原料、金属性物質、紙製品、プラスチック、
魚貝類、雪、生ゴミ等）やその他の顆粒状物質等を搬送
している。図７は、従来のリンクチェーン式パイプコン
ベヤの一例を示すものであって、直管１と、略Ｌ状やＵ
状に曲成されたエルボ管２との組合せにより蛇行状に形
成されたパイプラインが設けられている。このパイプラ
インには適宜箇所に被搬送物の投入口となるホッパ３が
設けられ、所定箇所に上記被搬送物を廃棄又は搬送する
ための排出部４が配設されている。そして、このリンク
チェーン式パイプコンベヤの内部には、無端チェーン５
が内蔵されており、排出部４が形成された駆動ケーシン
グ１０に設けられてモータ（図示せず）により駆動する
駆動輪９に掛け渡され、上記パイプライン内をその最短
距離を結ぶように張設されて循環するようになっている
（図８、図９参照）。ここで上記リンクチェーン式パイ
プコンベヤでは駆動輪９による無端チェーン５の折返し
方向は特に限定されるものではなく、上下方向（図示
例）でも左右方向でもよい。また、パイプラインは折返
しのない一方通行的にレイアウトされていてもよい。上
記無端チェーン５は卵形リンク６の向きを互いに直交し
て多数連結したものからなり、適宜間隔毎に円形状の外
周を有するブレード７が固着されていて該ブレード７に
より被搬送物を搬送するようになっている。従って、無
端チェーン５はパイプラインの各コーナー部の内側コー
ナーの内周面に常に接して循環し、且つブレード７が上
記内周面と衝合し無端チェーン５を捻りながら旋回して
おり、パイプラインのコーナー部を越えるとブレード７
は無端チェーンの捻れの反発力で逆方向に旋回して復帰
しこれを繰り返しながら循環して被搬送物を排出するよ
うになっている。このようなリンクチェーン式パイプコ
ンベヤにおいて、従来は図１０及び図１１に示すよう
に、パイプラインのパイプの一部を切欠いて開口を形成
し、その開口に被搬送物を受け入れるためのホッパ３を
溶接している。
ト等の押出体を等間隔に連結した搬送手段を内蔵したパ
イプコンベヤでは、上記搬送手段を循環駆動させて種々
の固体物質（一例を挙げれば、木材または金属チップ、
土砂、鉱物原料、金属性物質、紙製品、プラスチック、
魚貝類、雪、生ゴミ等）やその他の顆粒状物質等を搬送
している。図７は、従来のリンクチェーン式パイプコン
ベヤの一例を示すものであって、直管１と、略Ｌ状やＵ
状に曲成されたエルボ管２との組合せにより蛇行状に形
成されたパイプラインが設けられている。このパイプラ
インには適宜箇所に被搬送物の投入口となるホッパ３が
設けられ、所定箇所に上記被搬送物を廃棄又は搬送する
ための排出部４が配設されている。そして、このリンク
チェーン式パイプコンベヤの内部には、無端チェーン５
が内蔵されており、排出部４が形成された駆動ケーシン
グ１０に設けられてモータ（図示せず）により駆動する
駆動輪９に掛け渡され、上記パイプライン内をその最短
距離を結ぶように張設されて循環するようになっている
（図８、図９参照）。ここで上記リンクチェーン式パイ
プコンベヤでは駆動輪９による無端チェーン５の折返し
方向は特に限定されるものではなく、上下方向（図示
例）でも左右方向でもよい。また、パイプラインは折返
しのない一方通行的にレイアウトされていてもよい。上
記無端チェーン５は卵形リンク６の向きを互いに直交し
て多数連結したものからなり、適宜間隔毎に円形状の外
周を有するブレード７が固着されていて該ブレード７に
より被搬送物を搬送するようになっている。従って、無
端チェーン５はパイプラインの各コーナー部の内側コー
ナーの内周面に常に接して循環し、且つブレード７が上
記内周面と衝合し無端チェーン５を捻りながら旋回して
おり、パイプラインのコーナー部を越えるとブレード７
は無端チェーンの捻れの反発力で逆方向に旋回して復帰
しこれを繰り返しながら循環して被搬送物を排出するよ
うになっている。このようなリンクチェーン式パイプコ
ンベヤにおいて、従来は図１０及び図１１に示すよう
に、パイプラインのパイプの一部を切欠いて開口を形成
し、その開口に被搬送物を受け入れるためのホッパ３を
溶接している。
【０００３】この構成では、ホッパ３の横断面は、断面
略Ｕ字形をしているが、ホッパの被搬送物移送方向の長
さが１ｍを超える長い寸法に設定されたり、被搬送物の
比重が大きく、細かい物質の場合には、チエーン５が被
搬送物の上に乗り上げ浮き上がってしまい、被搬送物上
を滑る等して効率的な搬送ができない欠点がある。
略Ｕ字形をしているが、ホッパの被搬送物移送方向の長
さが１ｍを超える長い寸法に設定されたり、被搬送物の
比重が大きく、細かい物質の場合には、チエーン５が被
搬送物の上に乗り上げ浮き上がってしまい、被搬送物上
を滑る等して効率的な搬送ができない欠点がある。
【０００４】このような問題点は、上記構成のリンクチ
ェーン式パイプコンベヤに限らず、パイプコンベヤあっ
て、該パイプの管路内を、ブレードやバケット等の押出
体を所定間隔で連結したローラーチェーンやワイヤその
他の牽引用伝動部材が移動する構造の場合にも同様の問
題が生じており、この種の技術分野において解決が待た
れている。
ェーン式パイプコンベヤに限らず、パイプコンベヤあっ
て、該パイプの管路内を、ブレードやバケット等の押出
体を所定間隔で連結したローラーチェーンやワイヤその
他の牽引用伝動部材が移動する構造の場合にも同様の問
題が生じており、この種の技術分野において解決が待た
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたもので、この発明の課題は、ホッパの
投入口が開口しているために、被搬送物の影響でリンク
チェーン等の搬送手段が浮き上がるのを抑えて効率的に
搬送を行なうホッパを備えたパイプコンベヤを提供する
ことにある。
鑑みて創案されたもので、この発明の課題は、ホッパの
投入口が開口しているために、被搬送物の影響でリンク
チェーン等の搬送手段が浮き上がるのを抑えて効率的に
搬送を行なうホッパを備えたパイプコンベヤを提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため、請求項１の発明では、パイプライン内に、
チェーンまたはワイヤにブレード等の押出体を連結した
搬送手段を内装しホッパを備えたパイプコンベヤにおい
て、ホッパとパイプラインとが連通する投入口の上部
で、パイプラインの中心線に沿って搬送手段の搬送方向
に延出するガイドレールを設ける、該ガイドレールの外
面が、中心線から側方に沿って漸次下降する面に設定さ
れる、という技術的手段を講じている。また請求項４の
発明では、ホッパの投入口の中心線がパイプランの中心
線より一側方へずれて設定され、ホッパの側壁面が、少
なくともパイプラインの中心線に沿う垂直位置を覆う、
という技術的手段を講じている。更に、請求項５の発明
では、ホッパの投入口の開口が、リンクチェーンに連結
されて被搬送物を押し動かす押出体が所定以上突出しな
いように拘束する間隔に設定される、という技術的手段
を講じている。
決するため、請求項１の発明では、パイプライン内に、
チェーンまたはワイヤにブレード等の押出体を連結した
搬送手段を内装しホッパを備えたパイプコンベヤにおい
て、ホッパとパイプラインとが連通する投入口の上部
で、パイプラインの中心線に沿って搬送手段の搬送方向
に延出するガイドレールを設ける、該ガイドレールの外
面が、中心線から側方に沿って漸次下降する面に設定さ
れる、という技術的手段を講じている。また請求項４の
発明では、ホッパの投入口の中心線がパイプランの中心
線より一側方へずれて設定され、ホッパの側壁面が、少
なくともパイプラインの中心線に沿う垂直位置を覆う、
という技術的手段を講じている。更に、請求項５の発明
では、ホッパの投入口の開口が、リンクチェーンに連結
されて被搬送物を押し動かす押出体が所定以上突出しな
いように拘束する間隔に設定される、という技術的手段
を講じている。
【０００７】
【作用】請求項１の発明では、ホッパの投入口の上部に
ガイドレールを設けるので、該ガイドレールでチエーン
またはワイヤに連結されて被搬送物を押し動かす押出体
が所定以上浮き上がらないように拘束することができ
る。これにより、ホッパ近傍のパイプライン内に被搬送
物が堆積されても押出体は被搬送物を搬送することがで
きる。また、請求項４の発明では、ホッパの側壁面が少
なくともパイプラインの中心線に沿う垂直位置を覆うの
で、ホッパの投入口から突出しようとする搬送手段を上
記側壁面の内面で抑えて浮き上がりを防止することがで
きる。更に、請求項５の発明では、ホッパの投入口の幅
をリンクチェーンに連結されて被搬送物を押し動かす押
出体が所定以上浮き上がらないように拘束する間隔に設
定されるので、同様に浮き上がりを防止することができ
る。
ガイドレールを設けるので、該ガイドレールでチエーン
またはワイヤに連結されて被搬送物を押し動かす押出体
が所定以上浮き上がらないように拘束することができ
る。これにより、ホッパ近傍のパイプライン内に被搬送
物が堆積されても押出体は被搬送物を搬送することがで
きる。また、請求項４の発明では、ホッパの側壁面が少
なくともパイプラインの中心線に沿う垂直位置を覆うの
で、ホッパの投入口から突出しようとする搬送手段を上
記側壁面の内面で抑えて浮き上がりを防止することがで
きる。更に、請求項５の発明では、ホッパの投入口の幅
をリンクチェーンに連結されて被搬送物を押し動かす押
出体が所定以上浮き上がらないように拘束する間隔に設
定されるので、同様に浮き上がりを防止することができ
る。
【０００８】
【実施例】以下に、この発明のホッパを備えたパイプコ
ンベヤの好適実施例について図面を参照して説明する。
図１〜図２に示すホッパ１３は、ホッパ１３の投入口１
４の上部に、搬送方向に沿ってガイドレール１２を備え
た構成からなっている。
ンベヤの好適実施例について図面を参照して説明する。
図１〜図２に示すホッパ１３は、ホッパ１３の投入口１
４の上部に、搬送方向に沿ってガイドレール１２を備え
た構成からなっている。
【０００９】このガイドレール１２は、図示例の場合、
断面倒立Ｖ字状の鋼材からなってホッパ１３の前後方向
の開口幅よりわずかに短い長さに設定されている。そし
て、ガイドレール１２は、ホッパ１３の前後一対に固着
された横桟２１によってホッパ１３に固着されている。
断面倒立Ｖ字状の鋼材からなってホッパ１３の前後方向
の開口幅よりわずかに短い長さに設定されている。そし
て、ガイドレール１２は、ホッパ１３の前後一対に固着
された横桟２１によってホッパ１３に固着されている。
【００１０】このガイドレール１２は、ホッパ１３とパ
イプライン１２とが連通して被搬送物が投入される投入
口１４の上部で、パイプライン１２の中心線に沿って無
端チェーン５の搬送方向に延出するよう配置されてい
る。ここで、ガイドレール１２の位置は、ホッパ１３と
連接される管路１’内で、パイプラインの周壁に対応す
る位置に設定することが好ましい。
イプライン１２とが連通して被搬送物が投入される投入
口１４の上部で、パイプライン１２の中心線に沿って無
端チェーン５の搬送方向に延出するよう配置されてい
る。ここで、ガイドレール１２の位置は、ホッパ１３と
連接される管路１’内で、パイプラインの周壁に対応す
る位置に設定することが好ましい。
【００１１】また、ガイドレール１２の後端部１２ｃ
は、図３で一層明瞭なように、投入口１４から離反する
方向（図示例では上方）に徐々に湾曲されており、チェ
ーン５またはブレード７がホッパ１３の投入口へ進入し
てきた際に、上記ガイドレール１２の後端部１２ｃとぶ
つかって拘束されないよう形成されている。ここでチェ
ーン５またはブレード７のいずれが投入口１４寄りにく
るかは、ホッパの前後でパイプラインが屈曲する方向に
よって異なる。
は、図３で一層明瞭なように、投入口１４から離反する
方向（図示例では上方）に徐々に湾曲されており、チェ
ーン５またはブレード７がホッパ１３の投入口へ進入し
てきた際に、上記ガイドレール１２の後端部１２ｃとぶ
つかって拘束されないよう形成されている。ここでチェ
ーン５またはブレード７のいずれが投入口１４寄りにく
るかは、ホッパの前後でパイプラインが屈曲する方向に
よって異なる。
【００１２】この湾曲部分はガイドレール１２の前後両
端に形成してもよく、その場合は無端チェーン５の搬送
方向を正逆に変更しても同様の作用を奏することができ
る。従って、上記後端部１２ｃによって、チェーン５ま
たはブレード７が確実にガイドレール１２と係合または
衝合して、ホッパ１３の開口部分を通過することができ
る。
端に形成してもよく、その場合は無端チェーン５の搬送
方向を正逆に変更しても同様の作用を奏することができ
る。従って、上記後端部１２ｃによって、チェーン５ま
たはブレード７が確実にガイドレール１２と係合または
衝合して、ホッパ１３の開口部分を通過することができ
る。
【００１３】本実施例で、ガイドレール１２は、断面倒
立Ｖ字状からなっているので、ホッパ１３から投入され
た被搬送物は傾斜面１２ａでガイドされ、その上に堆積
されることがない。従って、ガイドレール１２は、その
外面が、中心線から側方に沿って漸次下降する面１２ａ
に設定されていればよく、例えば断面倒立Ｕ字状や半円
弧形状であってもよい。
立Ｖ字状からなっているので、ホッパ１３から投入され
た被搬送物は傾斜面１２ａでガイドされ、その上に堆積
されることがない。従って、ガイドレール１２は、その
外面が、中心線から側方に沿って漸次下降する面１２ａ
に設定されていればよく、例えば断面倒立Ｕ字状や半円
弧形状であってもよい。
【００１４】また、本実施例ではガイドレール１２の内
面には溝１２ｂが形成されているので、浮き上がったチ
エーン５を抑えると共に、溝１２ｂに係合して搬送方向
にスライドさせることができる。また、ブレード７が突
出する場合には、上記ガイドレール１２の内面をブレー
ド７の外周面に沿う湾曲形状としてもよく、このガイド
レール１２の内面形状は、要するにチェーン５（または
ワイヤー）やブレード７（またはバケット）と衝合する
と共に、搬送方向にスライド可能な構成であれば、如何
なる形状であってもよい。
面には溝１２ｂが形成されているので、浮き上がったチ
エーン５を抑えると共に、溝１２ｂに係合して搬送方向
にスライドさせることができる。また、ブレード７が突
出する場合には、上記ガイドレール１２の内面をブレー
ド７の外周面に沿う湾曲形状としてもよく、このガイド
レール１２の内面形状は、要するにチェーン５（または
ワイヤー）やブレード７（またはバケット）と衝合する
と共に、搬送方向にスライド可能な構成であれば、如何
なる形状であってもよい。
【００１５】次に、図４および図５に示すホッパ３３
は、投入口３４をパイプのセンターから一側方にずれた
位置に設け、該投入口３４から垂直に立ち上がるように
ホッパ３３を形成する壁面を立設した構成からなってい
る。従って、ホッパ３３の下側を覆う大径パイプ３１の
壁面３１ａは該パイプ３１の中心線に沿う垂直位置を覆
っている。
は、投入口３４をパイプのセンターから一側方にずれた
位置に設け、該投入口３４から垂直に立ち上がるように
ホッパ３３を形成する壁面を立設した構成からなってい
る。従って、ホッパ３３の下側を覆う大径パイプ３１の
壁面３１ａは該パイプ３１の中心線に沿う垂直位置を覆
っている。
【００１６】そこで、ホッパ３３の下をリンクチェーン
５が移送される際に、ブレードまたはリンクチェーンは
上記ホッパ３３の下側を覆う大径パイプ３１の壁面３１
ａと衝合するので、それ以上に上へ浮き上がることがな
く、被搬送物の上を滑らず押し動かすことができる。な
お、ホッパ３３の投入口３４側には、ホッパ３３と連接
するパイプの屈曲方向によってブレードまたはチェーン
が配されるが、リンクチェーンの場合には、略線状に延
びるので、大径パイプ３１のセンターを超えて該パイプ
３１の壁面が覆っている必要があるが、ブレードの突出
を抑える場合には、投入口の幅で規制してもよい。
５が移送される際に、ブレードまたはリンクチェーンは
上記ホッパ３３の下側を覆う大径パイプ３１の壁面３１
ａと衝合するので、それ以上に上へ浮き上がることがな
く、被搬送物の上を滑らず押し動かすことができる。な
お、ホッパ３３の投入口３４側には、ホッパ３３と連接
するパイプの屈曲方向によってブレードまたはチェーン
が配されるが、リンクチェーンの場合には、略線状に延
びるので、大径パイプ３１のセンターを超えて該パイプ
３１の壁面が覆っている必要があるが、ブレードの突出
を抑える場合には、投入口の幅で規制してもよい。
【００１７】次に、図６に示すホッパ４３は、投入口４
４の開口幅を、リンクチェーンに連結されて被搬送物を
押し動かすブレードを所定以上、上方への突出が行なわ
れないように拘束する幅の長さに設定している。図示例
では、投入口４４は、ブレードが所定以上突出しないよ
う、例えば直径の約２／３以下に設定されて、ブレード
の浮き上がりを抑えている。これによっても、上記と同
様に効率的に被搬送物の搬送を遂行することができる。
４の開口幅を、リンクチェーンに連結されて被搬送物を
押し動かすブレードを所定以上、上方への突出が行なわ
れないように拘束する幅の長さに設定している。図示例
では、投入口４４は、ブレードが所定以上突出しないよ
う、例えば直径の約２／３以下に設定されて、ブレード
の浮き上がりを抑えている。これによっても、上記と同
様に効率的に被搬送物の搬送を遂行することができる。
【００１８】
【発明の効果】この発明によれば、ホッパの投入口の上
方にガイドレールを設けて、チェーンやブレード等の搬
送手段の浮き上がりを抑えることができる。また、投入
口の位置を一側方へオフセットして設けると共に、パイ
プの壁面でパイプのセンタ上を覆うことにより、チェー
ンやブレード等の搬送手段の浮き上がりを抑えることが
できる。更に、投入口の幅を狭くすることにより押出体
の浮き上がりを防止することができる。これにより、搬
送手段は被搬送物の上を滑ることなく、確実に被搬送物
を搬送方向へ押し出すことができる。
方にガイドレールを設けて、チェーンやブレード等の搬
送手段の浮き上がりを抑えることができる。また、投入
口の位置を一側方へオフセットして設けると共に、パイ
プの壁面でパイプのセンタ上を覆うことにより、チェー
ンやブレード等の搬送手段の浮き上がりを抑えることが
できる。更に、投入口の幅を狭くすることにより押出体
の浮き上がりを防止することができる。これにより、搬
送手段は被搬送物の上を滑ることなく、確実に被搬送物
を搬送方向へ押し出すことができる。
【図１】ホッパの投入口上にガイドレールを設けた実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図２】図１の斜視図である。
【図３】パイプラインの長手方向に沿う断面図である。
【図４】投入口をパイプのセンタからオフセットした実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
【図５】図５の横断面図である。
【図６】投入口をブレードが浮き上がらない幅に設定し
た場合の異なる実施例の断面図である。
た場合の異なる実施例の断面図である。
【図７】従来のリンクチェーン式パイプコンベヤの一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図８】従来のパイプラインのコーナー部の内部状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図９】従来のパイプラインの内部を示す一部破断斜視
図である。
図である。
【図１０】従来のホッパを示す側面図である。
【図１１】従来のホッパを示す断面図である。
１ 直管 ２ エルボ管 ３ 供給口 ４ 排出部 ５ 無端チェーン ７ 円盤 ８ 被搬送物 ９ 駆動輪 １０ 補強板 １１ パイプ １２ ガイドレール １２ａ 傾斜面 １２ｃ ガイドの形成された後端 １３ ホッパ １４ 投入口 ３１ 大径パイプ ３１ａ 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕雄 東京都港区北青山一丁目２番３号 新キャ タピラー三菱株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 パイプライン内に、チェーンまたはワイ
ヤにブレード等の押出体を連結した搬送手段を内装しホ
ッパを備えたパイプコンベヤにおいて、 ホッパとパイプラインとが連通する投入口の上部で、パ
イプラインの中心線に沿って搬送手段の搬送方向に延出
するガイドレールを設け、該ガイドレールの外面が、中
心線から側方に沿って漸次下降する面に設定されてなる
ことを特徴とするホッパを備えたパイプコンベヤ。 - 【請求項２】 ガイドレールが、断面略倒立Ｖ字状また
は略倒立半円弧状に形成されてなることを特徴とする請
求項１に記載のホッパを備えたパイプコンベヤ。 - 【請求項３】 ガイドレールの後端を、投入口から離反
する方向へ漸次湾曲してなることを特徴とする請求項１
に記載のホッパを備えたパイプコンベヤ。 - 【請求項４】 パイプライン内に循環駆動する搬送手段
を内装しホッパを備えたパイプコンベヤにおいて、 ホッパの投入口の中心線がパイプランの中心線より一側
方へオフセットされ、ホッパの側壁面が、少なくともパ
イプラインの中心線に沿う垂直位置を覆ってなることを
特徴とするホッパを備えたパイプコンベヤ。 - 【請求項５】 パイプライン内に循環駆動する搬送手段
を内装しホッパを備えたパイプコンベヤにおいて、 ホッパの投入口の開口が、リンクチェーンに連結されて
被搬送物を押し動かす押出体の上方への突出を規制する
間隔と長さを有するように拘束する間隔に設定されてな
ることを特徴とするホッパを備えたパイプコンベヤ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223377A JP2813081B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | ホッパを備えたパイプコンベヤ |
| KR1019920002818A KR100221182B1 (ko) | 1991-08-08 | 1992-02-24 | 호퍼를 구비한 파이프 컨베이어 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3223377A JP2813081B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | ホッパを備えたパイプコンベヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648540A true JPH0648540A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2813081B2 JP2813081B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=16797196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3223377A Expired - Fee Related JP2813081B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | ホッパを備えたパイプコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2813081B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102826385A (zh) * | 2012-09-21 | 2012-12-19 | 许多华 | 鼓风式多路输料机 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584517U (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-12 | 菅原輸機工業株式会社 | ケ−スコンベア−用輸送管 |
| JPS62124914U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-08-08 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3223377A patent/JP2813081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584517U (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-12 | 菅原輸機工業株式会社 | ケ−スコンベア−用輸送管 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2813081B2 (ja) | 1998-10-22 |
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