JPH0530014Y2 - - Google Patents

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JPH0530014Y2
JPH0530014Y2 JP5516688U JP5516688U JPH0530014Y2 JP H0530014 Y2 JPH0530014 Y2 JP H0530014Y2 JP 5516688 U JP5516688 U JP 5516688U JP 5516688 U JP5516688 U JP 5516688U JP H0530014 Y2 JPH0530014 Y2 JP H0530014Y2
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powder
rail
discharge gate
gate
chain
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、トラフ内を羽根を具えたコンベヤチ
エーンで粉粒体を搬送し、トラフ底に設けられた
排出ゲートより粉粒体を排出落下させる粉粒体搬
送コンベヤの排出部の構造に関する。
従来の技術とその課題 従来から、第7図、第8図に示すように粉粒体
搬送コンベヤ(以下、単に「コンベヤ」と称す
る。)10は、羽根11を具えたコンベヤチエー
ン(以下、単に「チエーン」と称する。)12が
トラフ13の底板14上を移動し、この羽根11
で粉粒体Aを掻くようにして搬送し、排出ゲート
15より排出していた。
チエーン12は底板14上に固定されたレール
16上を案内されて移動するが、このレール16
は排出ゲート15部分には具えられていない。
これは、仮に、排出ゲート15にレール16を
またぐように設けると、レール16上でチエーン
12のリンク17間に入つている粉粒体がレール
16上をそのまま搬送され、排出ゲート15を通
過し、排出されないからである。
従つて、第8図のように、排出ゲート15部分
のみレール16を設けず、リンク17間の粉粒体
Aの排出を容易にしていた。
ところが、このような構造であると、排出ゲー
ト15を通過するチエーン12の一部分が排出ゲ
ート15に落ち込むようにして垂れ下がるので、
排出ゲート15を通過したチエーン12が再度レ
ール16に乗り移るとき、チエーン12のピン1
8がレール16の切断先端に衝突し、乗り移りが
円滑に行われないことがある。このため、レール
16の先端16aをチエーン12の垂れ下がりに
合わせて湾曲させ、衝突を防止しているが、この
湾曲分だけ、排出ゲート15を開閉するゲート板
19を底板14から離して設けなければならない
ばかりでなく、チエーン12が一旦垂れ下がるの
で円滑な移動ができなかつた。
そこで、排出ゲート15の構造を第9図に示す
ように、開口部20を途中までレール16を設け
て、この部分を下側から開口部20に設けたY字
状のレール支持板21で支持する構造のものがあ
る。
しかし、この構造であると、チエーン12の垂
れ下がりは少なくなるが、ゲート板19の上面と
レール16の下面の間にレール支持板21が介在
することになり、ゲート板19の上面と底板14
の上面とを同一にすることができないから、ゲー
ト板19の閉状態でゲート板19上に粉粒体Aが
残留する問題点がある。
課題を解決するための手段及び作用 本考案は、レール上を案内されて移動するコン
ベヤチエーンに具えた羽根により粉粒体を搬送し
て排出ゲートより該粉粒体を排出する粉粒体搬送
コンベヤにおいて、前記排出ゲートを通過するレ
ールから幅方向に切込量が重なり合うように両側
から切欠を形成されているとともに、開閉される
ゲート板と底板とが略々同一面である粉粒体搬送
コンベヤの排出部の構造により、前記問題点を解
決したものである。
コンベヤで搬送されてきた粉粒体は、排出ゲー
トより排出されるが、レール上でチエーンのリン
ク間に入つている粉粒体は複数の切欠を通過して
いくうちに、この切欠から落下して排出されるの
で、レール上の粉粒体は排出ゲートから完全に排
出される。
また、チエーンを案内するレールが排出ゲート
上をまたいでいるので、チエーンの垂れ下がりが
無くなる。
さらに、開閉されるゲート板と底板とが略々同
一面であるので、ゲート板はレールの直下に位置
できるから、ゲート板の閉状態でも搬送物が残留
しない。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は排出ゲート部分のみの平面図、第2図
は粉粒体搬送コンベヤ30の搬送方向に対し直角
に切断した縦断面図、第3図は第2図の左側面図
である。
トラフ31は空洞状で、高い位置に粉粒体を流
入する流入口(図示省略)があり、低い位置に排
出ゲート32が設けてある。
トラフ31の底板33にはレール34が敷設し
てある。レール34上にはコンベヤチエーン35
が移動できるように設けられている。チエーン3
5はトラフ31内を循環移動するもので、粉粒体
Aを掻いて搬送するための羽根36がリンク37
の外側に適宜の間隔で設けられている。
前記排出ゲート31は、開口部38と、開口部
38を開閉するゲート板39を有している。ゲー
ト板39の上面39aは開口部38を通過するレ
ール34の下面34aに密着し、底板33の上面
33aと略々同一面である。
開閉機構40はゲート板39を開閉するもの
で、モータ41と、一対のスプロケツト42,4
3と、チエーン44と、ボールねじの駆動軸45
と、この駆動軸45によつて移動せしめられゲー
ト板39に連結された従動体46とで構成されて
いる。リミツトスイツチ47はゲート板39の開
閉位置を検知するものである。
レール34全体のうち開口部38を通過する部
分には、レール34の両側から切込量が幅方向に
重なり合うように交互に切欠50が形成してあ
る。
第4図の切欠50は、切込量がレール34の中
心線Cを越えて交互に切欠かれている。
即ち、レールの一方の側34bの切欠501
切欠深さL1と、他方の側34cの切欠502の切
欠深さL2との合計は、レール34の幅Wより大
である〔(L1+L2)>W〕。
尚、切欠50は、前記の寸法関係でレール34
の両側から切込量が幅方向に重なり合うように形
成されていればよいので、第5図、第6図に示す
ように、円弧状の切欠51、三角状の切欠52で
あつてもよい。
トラフ31の内部には粉粒体過送防止スクレー
パ48が傾動自在に設けられている。この粉粒体
過送防止スクレーパ48は、チエーン35が排出
ゲート32を通過する際に、排出ゲート32から
排出されずにチエーン35及び羽根36等の上面
に堆積付着した状態で排出ゲート32を通過しよ
うとする一部の粉粒体Aを、排出ゲート32上に
おいてチエーン35及び羽根36等の上面より払
い拭つて落下させるものである。
次に動作を説明する。
チエーン35が第1図と第4図乃至第6図にお
いて右から左に移動すると、流入口から流入され
た粉粒体Aは、チエーン35及び羽根36によつ
て底板33上を掻かれるようにして搬送され、開
口状態になつている排出ゲート32より排出され
る。
その際、羽根36によつて搬送されてきた粉粒
体Aは開口部38の縁38aから順次排出されて
いくが、レール34上でチエーン35のリンク3
7,37間にある粉粒体Aの内、レール34の一
方の側34bを搬送させられてきた粉粒体Aは最
初の切欠501から落下していき、他方の側34
cを搬送させられてきた粉粒体Aは次の切欠50
から落下していく。しかも、この切欠501,5
2の切込深さが幅方向に重なり合うようになつ
ているので、レール34上の粉粒体は全部落下し
ていく。たとえ、この2つの切欠501,502
ら落下しなくても、さらに先の切欠50から落下
し、チエーン35が開口部38を通過する間に確
実に落下する。
開口部38を閉じるときは、開閉機構40によ
り、ゲート板39を移動させる。ゲート板39の
上面39aはレール34の下面34aに接し、且
つ底板33の上面33aと同一面であるので、ゲ
ート板39の閉状態でも粉粒体Aが残留すること
は無い。
考案の効果 以上のように、本考案の粉粒体搬送コンベヤの
排出部構造によると、切欠によつて粉粒体を排出
ゲートから完全に排出できること、ゲート板の閉
状態でも搬送物が残留しないこと、コンベヤチエ
ーンが排出ゲートを通過するときレールに支持さ
れているので垂れ下がることなく安定して移動で
きること、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例であり、こ
のうち、第1図は排出ゲート部分のみの平面図、
第2図は粉粒体コンベヤの搬送方向に対し直角に
切断した縦断面図、第3図は第1図の左側面図、
第4図は第3図のレール部分の拡大図、第5図、
第6図は異なる実施例のレールで第4図に相当す
る図である。第7図乃至第9図は従来例であり、
このうち、第7図は第2図に相当する縦断面図、
第8図は排出ゲートを通過するチエーンの状態図
で一部省略した図、第9図は他の従来例の排出ゲ
ートの平面図である。 A……粉粒体、30……粉粒体搬送コンベヤ、
32……排出ゲート、33……底板、34……レ
ール、35……コンベヤチエーン、39……ゲー
ト板、36……羽根、50,51,52……切
欠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 レール上を案内されて移動するコンベヤチエー
    ンに具えた羽根により粉粒体を搬送して排出ゲー
    トより該粉粒体を排出する粉粒体搬送コンベヤに
    おいて、 前記排出ゲートを通過するレールが幅方向に切
    込量が重なり合うように両側から切欠を形成され
    ているとともに、開閉されるゲート板と底板とが
    略々同一面であることを特徴とする、 粉粒体搬送コンベヤの排出部の構造。
JP5516688U 1988-04-26 1988-04-26 Expired - Lifetime JPH0530014Y2 (ja)

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JP5516688U JPH0530014Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26

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Publication Number Publication Date
JPH01159616U JPH01159616U (ja) 1989-11-06
JPH0530014Y2 true JPH0530014Y2 (ja) 1993-07-30

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