JP2866226B2 - ホッパを備えたパイプコンベヤ - Google Patents

ホッパを備えたパイプコンベヤ

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JP2866226B2
JP2866226B2 JP3223376A JP22337691A JP2866226B2 JP 2866226 B2 JP2866226 B2 JP 2866226B2 JP 3223376 A JP3223376 A JP 3223376A JP 22337691 A JP22337691 A JP 22337691A JP 2866226 B2 JP2866226 B2 JP 2866226B2
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隆 原口
稔 佐々木
昭孝 木村
裕雄 井上
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Caterpillar Japan Ltd
Mitsubishi Nagasaki Machinery Mfg Co Ltd
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Mitsubishi Nagasaki Machinery Mfg Co Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプライン内にブ
レードやバケット等の押出体を所定間隔に連結した搬送
手段を内装し、ホッパを備えたパイプコンベヤの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】リンクチェーンにブレードまたはバケッ
ト等の押出体を等間隔に連結した搬送手段を内蔵したパ
イプコンベヤでは、上記搬送手段を循環駆動させて種々
の固体物質(一例を挙げれば、木材または金属チップ、
土砂、鉱物原料、金属性物質、紙製品、プラスチック、
魚貝類、雪、生ゴミ等)やその他の顆粒状物質等を搬送
している。図5は、従来のリンクチェーン式パイプコン
ベヤの一例を示すものであって、直管1と、略L状やU
状に曲成されたエルボ管2との組合せにより蛇行状に形
成されたパイプラインが設けられている。このパイプラ
インには適宜箇所に被搬送物の投入口となるホッパ3が
設けられ、所定箇所に上記被搬送物を廃棄又は搬送する
ための排出部4が配設されている。そして、このリンク
チェーン式パイプコンベヤの内部には、無端チェーン5
が内蔵されており、排出部4が形成された駆動ケーシン
グ10に設けられてモータにより駆動する駆動輪9に掛
け渡され、上記パイプライン内をその最短距離を結ぶよ
うに張設されて循環するようになっている(図6、図7
参照)。ここで上記リンクチェーン式パイプコンベヤで
は駆動輪9による無端チェーン6の折返し方向は特に限
定されるものではなく、上下方向(図示例)でも左右方
向でもよい。また、パイプラインは折返しのない一方通
行的にレイアウトされていてもよい。上記無端チェーン
5は卵形リンク6の向きを互いに直交して多数連結した
ものからなり、適宜間隔毎に円形状の外周を有するブレ
ード7が固着されていて該ブレード7により被搬送物を
搬送するようになっている。従って、無端チェーン5は
パイプラインの各コーナー部の内側コーナーの内周面に
常に接して循環し、且つブレード7が上記内周面と衝合
し無端チェーン5を捻りながら旋回しており、パイプラ
インのコーナー部を越えるとブレード7は無端チェーン
の捻れの反発力で逆方向に旋回して復帰しこれを繰り返
しながら循環して被搬送物を排出するようになってい
る。このようなリンクチェーン式パイプコンベヤにおい
て、従来は図7及び図8に示すように、パイプラインの
パイプの一部を切欠いて開口を形成し、その開口に被搬
送物を受け入れるためのホッパ3を溶接している。
【0003】この構成では、被搬送物が小量で、また嵩
ばらない場合には、自重により投下されるとブレードに
よりパイプ内に支障なく引き込むことができるが、被搬
送物が多量となり、また嵩張る場合には、チェーンの移
送方向(搬送方向)に対して直角に立ち上がるホッパの
内壁面3Aが障害となって、被搬送物が衝合してしま
い、スムーズにパイプ内に引き込むことができない欠点
がある。
【0004】そこで、従来は、実開昭60−16433
号、実開昭60−19535号に示すように開口を徐々
に狭めるレジューサが知られているが、傾斜角度を一定
にした場合には長さを長く設定することができず、投入
された被搬送物が引き込みにくいという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたもので、この発明の課題は、偏心レジ
ューサを用いてホッパに投入される被搬送物を段階的に
スムーズにパイプ内に受け入れることができるホッパを
備えたパイプコンベヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願は上記課題を解
決するため、パイプライン内に循環駆動する搬送手段を
内装しホッパを備えたパイプコンベヤにおいて、ホッパ
に投入された被搬送物が搬送される側のパイプラインと
の連通口をパイプラインの径よりも大径に設定する、該
連通口とパイプラインとの間に、徐々に開口を狭めると
共にホッパの投入口方向へ偏心した筒状の偏心レジュー
サを介設する、該偏心レジューサが段階的に開口を狭め
るように形成されてなる、という技術的手段を講じてい
る。
【0007】
【作用】これにより、連通口とパイプラインとの間に、
徐々に開口を狭めると共にホッパの投入口方向へ偏心し
た筒状の偏心レジューサを介設し、その偏心レジューサ
が段階的に開口を狭めるように形成されているので、長
く設定できると共にホッパから投入された被搬送物がチ
ェーンで搬送される際に、その移送方向(搬送方向)に
対して立ち上がるホッパの内壁面は偏心レジューサによ
って徐々にパイプの開口に近ずくように小さくなってい
く。従って、ホッパに投入された被搬送物は搬送方向で
対向する壁面と衝合しにくくなり、スムーズにパイプ内
に受け入れることができる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明のホッパを備えたパイプコ
ンベヤの好適実施例について図面を参照して説明する。
図1及び図3に示すパイプコンベヤは、ホッパ13とパ
イプ(図示例では直管)11との間に従来の偏心レジュ
ーサ12を介設している。
【0009】ホッパ13は、その前後に形成されてパイ
プラインと連通する側の連通口13a、13bをパイプ
ラインのパイプの径よりも大径で且つ下端の位置を合わ
せて設定してある。偏心レジューサ12は、基端側の開
口12aが上記連通口13a(13b)と整合してお
り、徐々に開口12bを狭めて先端側の開口12bが前
記パイプ11の開口11aと整合するように設定された
筒状の形状からなっている。そして、この偏心レジュー
サ12の底面は上記パイプ11と同一面となるように配
置しているので、偏心レジューサ12はホッパの開口方
向へ偏心し、上記ホッパ13とパイプ11の間に一体に
連結される。
【0010】これによりホッパ13の投入口14からパ
イプ内へ投入された被搬送物は、チェーン搬送方向に対
して直角に立ち上がる内壁面13Aが高位置に設定さ
れ、連通口13a(13b)が広い面積となり、徐々に
狭い面積へと変形してパイプ11に連通しているので、
偏心レジューサ12の上壁面が図示例の場合傾斜面に設
定され、被搬送物をスムーズにパイプライン内へ引き込
むことができる。本実施例では、ブレード7を連結した
リンクチェーン5は正逆いずれにも移送することができ
るので、上記偏心レジューサ12をホッパ13の前後両
側に一対設けた実施例を示したが、移送方向が1方向の
場合には、ホッパ13の搬出側の連通口に接して偏心レ
ジューサを設ければよい。また上壁面は湾曲状となって
徐々に小径となるものでもよい。
【0011】図4に示すホッパ23は、本発明の実施例
として示す偏心レジューサ22をホッパ23の搬出側に
だけ設けた場合で、この偏心レジューサ22は、その中
途部に水平面22Hを形成して2段階に開口を狭めるよ
うに形成している。このホッパ23では、偏心レジュー
サ22の部分を長く設定することができるので、従来の
レジューサに比べて被搬送物の引き込みを徐々に且つ一
層確実に行なうことができる。ここで偏心レジューサの
形状は上記実施例に限定されるものではなく、少なくと
もパイプの開口面積を含み、ホッパの投入口側に段階的
に開口面積が大きく設定されていればよい。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、偏心レジューサを用
いることによる、嵩の張る被搬送物であっても傾斜面な
いし湾曲面を利用してスムーズにパイプ内へ引き込むこ
とができ、ホッパの壁面が障害となって搬送を阻害する
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏心レジューサを連接したホッパの斜視図であ
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】本発明の実施例となる偏心レジューサを設けた
ホッパの断面図である。
【図5】従来のリンクチェーン式パイプコンベヤの一例
を示す斜視図である。
【図6】従来のパイプラインのコーナー部の内部状態を
示す断面図である。
【図7】従来のパイプラインの内部を示す一部破断斜視
図である。
【図8】従来のホッパを示す側面図である。
【図9】従来のホッパを示す断面図である。
【符号の説明】
1 直管 2 エルボ管 3 供給口 4 排出部 5 無端チェーン 7 円盤 8 被搬送物 9 駆動輪 10 補強板 11 パイプ 12 偏心レジューサ 13 ホッパ 14 投入口 22 偏心レジューサ 23 ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 昭孝 神奈川県相模原市田名3700番地 シーエ ムゼネラルサービス株式会社内 (72)発明者 井上 裕雄 東京都港区北青山一丁目2番3号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−230906(JP,A) 実開 昭60−19535(JP,U) 実開 昭60−16433(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 19/14 B65G 65/30 - 65/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプライン内に循環駆動する搬送手段
    を内装しホッパを備えたパイプコンベヤにおいて、 ホッパに投入された被搬送物が搬送される側のパイプラ
    インとの連通口をパイプラインの径よりも大径に設定
    し、 該連通口とパイプラインとの間に、徐々に開口を狭める
    と共にホッパの投入口方向へ偏心した筒状の偏心レジュ
    ーサを介設してなり、 該偏心レジューサが段階的に開口を狭めるように形成さ
    れてなることを特徴とするホッパを備えたパイプコンベ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 前記ホッパとパイプラインとの他方の連
    通口にも偏心レジューサが設けられてなることを特徴と
    する請求項1に記載のホッパを備えたパイプコンベヤ。
JP3223376A 1991-08-08 1991-08-08 ホッパを備えたパイプコンベヤ Expired - Fee Related JP2866226B2 (ja)

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KR1019920002818A KR100221182B1 (ko) 1991-08-08 1992-02-24 호퍼를 구비한 파이프 컨베이어

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JP4501139B2 (ja) * 2006-01-11 2010-07-14 株式会社ダイコー 被処理物冷却装置
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