JPH07323915A - スクリュー・コンベヤ - Google Patents
スクリュー・コンベヤInfo
- Publication number
- JPH07323915A JPH07323915A JP14393694A JP14393694A JPH07323915A JP H07323915 A JPH07323915 A JP H07323915A JP 14393694 A JP14393694 A JP 14393694A JP 14393694 A JP14393694 A JP 14393694A JP H07323915 A JPH07323915 A JP H07323915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- shaft
- wall
- screw conveyor
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Screw Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構成され
ている場合に、被搬送物の移動に伴い比較的大きさの小
さい被搬送物は外側に押し出され搬送されにくくなるの
で、効率よく移動することを可能とするなどの効果を有
するスクリュー・コンベヤの提供を目的とする。 【構成】 搬送部外壁１Ｃに回転可能に取付けられた軸
１Ａにおける始端部分の外周に沿ってスクリュー部１Ｄ
が巻付け固定されて構成され、スクリュー部１Ｄのスク
リューの外径は被搬送物の搬送方向に徐々に大きくなる
ように構成されている。
ている場合に、被搬送物の移動に伴い比較的大きさの小
さい被搬送物は外側に押し出され搬送されにくくなるの
で、効率よく移動することを可能とするなどの効果を有
するスクリュー・コンベヤの提供を目的とする。 【構成】 搬送部外壁１Ｃに回転可能に取付けられた軸
１Ａにおける始端部分の外周に沿ってスクリュー部１Ｄ
が巻付け固定されて構成され、スクリュー部１Ｄのスク
リューの外径は被搬送物の搬送方向に徐々に大きくなる
ように構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体物、粒塊物、塊状
物、泥状物を搬送するために好適なスクリュー・コンベ
ヤに関するものである。
物、泥状物を搬送するために好適なスクリュー・コンベ
ヤに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来用いられているスクリュー・
コンベヤ３の概略図である。３Ａはスクリュー・コンベ
ヤの軸であり、その軸端は軸受３Ｂを介して搬送部外壁
３Ｃに回転可能に固定されていると共に、この軸３Ａの
外径に沿って板状の部材をねじ状に構成したスクリュー
部３Ｄが巻付け固定されて構成されている。従って、こ
のスクリュー部３Ｄの巻付け方向により、軸３Ａの回転
と共に被搬送物を軸方向に移動させうる構成となってい
ることになる。
コンベヤ３の概略図である。３Ａはスクリュー・コンベ
ヤの軸であり、その軸端は軸受３Ｂを介して搬送部外壁
３Ｃに回転可能に固定されていると共に、この軸３Ａの
外径に沿って板状の部材をねじ状に構成したスクリュー
部３Ｄが巻付け固定されて構成されている。従って、こ
のスクリュー部３Ｄの巻付け方向により、軸３Ａの回転
と共に被搬送物を軸方向に移動させうる構成となってい
ることになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従来
用いられているスクリュー・コンベヤではスクリュー部
の外径（山径）はほぼ一定であり、異なる大きさの粒塊
物などを搬送する場合には、比較的小さな大きさのもの
は外側に押し出され、比較的大きなものだけが搬送され
てしまい、搬送効率、搬送速度が必ずしも良好でない欠
点があった。この被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構
成されている場合には、被搬送物の移動に伴い比較的大
きさの小さい被搬送物は外側に押し出され、搬送されに
くくなり搬送効率が悪くなる欠点を有する。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従来
用いられているスクリュー・コンベヤではスクリュー部
の外径（山径）はほぼ一定であり、異なる大きさの粒塊
物などを搬送する場合には、比較的小さな大きさのもの
は外側に押し出され、比較的大きなものだけが搬送され
てしまい、搬送効率、搬送速度が必ずしも良好でない欠
点があった。この被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構
成されている場合には、被搬送物の移動に伴い比較的大
きさの小さい被搬送物は外側に押し出され、搬送されに
くくなり搬送効率が悪くなる欠点を有する。
【０００４】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、このようなスクリュー・コンベヤの欠点を除去し、
異なる大きさの粒塊物が混在する被搬送物であっても、
その粒塊の大きさに依らず一様に搬送することが可能な
効率の良いスクリュー・コンベヤを提供することにあ
る。本発明は、スクリュー・コンベヤのスクリュー部の
形状を異なる外径（山径）のスクリューをもって構成す
ることに特徴がある。すなわち、スクリューの外径（山
径）を搬送方向に対して徐々に大きくする構成にする
か、或はスクリューの外径（山径）の異なるスクリュー
を多量に構成したものである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、このようなスクリュー・コンベヤの欠点を除去し、
異なる大きさの粒塊物が混在する被搬送物であっても、
その粒塊の大きさに依らず一様に搬送することが可能な
効率の良いスクリュー・コンベヤを提供することにあ
る。本発明は、スクリュー・コンベヤのスクリュー部の
形状を異なる外径（山径）のスクリューをもって構成す
ることに特徴がある。すなわち、スクリューの外径（山
径）を搬送方向に対して徐々に大きくする構成にする
か、或はスクリューの外径（山径）の異なるスクリュー
を多量に構成したものである。
【０００５】
【作用】作用について効果と共に説明する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。第１発明
は、搬送部外壁１Ｃに回転可能に取付けられた軸１Ａに
おける始端部分の外周に沿って板状の部材をねじ状に構
成したスクリュー部１Ｄが巻付け固定されて構成され、
かつ、このスクリュー部１Ｄのスクリューの外径は、被
搬送物の搬送方向に徐々に大きくなるように構成されて
いるスクリュー・コンベヤである。第２発明は、搬送部
外壁１１Ｃに回転可能に取付けられた軸１１Ａにおける
始端部分の外周に沿って板状の部材をねじ状に構成した
第１スクリュー部１１Ｄが巻付けた状態で固定されてい
ると共に、この第１スクリュー部の外径はほぼ一定に構
成され、一方、この第１スクリュー部１１Ｄの外径と異
なるよう板状の部材をねじ状に構成した第２スクリュー
部１１Ｄ１が、第１スクリュー部１１Ｄの間にねじ状に
軸１１Ａの外周に沿って巻付け固定されていると共に、
スクリュー部の間隔が搬送方向に徐々に大きくなるよう
に構成されているスクリュー・コンベヤである。この場
合、外径の異なるスクリュー部を、第１スクリュー部，
第２スクリュー部，第３スクリュー部．．．と連なった
状態で軸の外径に沿って巻付け固定して構成することが
できる。上記第１発明と第２発明において、搬送部外壁
におけるスクリュー部の始端部分にはホッパ状の搬入口
１Ｅが上方に向け設けられ、この搬入口１Ｅ内には、前
後壁１Ｅ１とほぼ同一形状の隔壁１Ｆが搬送方向と直交
状態で配設され、かつ、この隔壁１Ｆは前後方向に移動
自在に構成することができる。
に、本発明は下記のようになるものである。第１発明
は、搬送部外壁１Ｃに回転可能に取付けられた軸１Ａに
おける始端部分の外周に沿って板状の部材をねじ状に構
成したスクリュー部１Ｄが巻付け固定されて構成され、
かつ、このスクリュー部１Ｄのスクリューの外径は、被
搬送物の搬送方向に徐々に大きくなるように構成されて
いるスクリュー・コンベヤである。第２発明は、搬送部
外壁１１Ｃに回転可能に取付けられた軸１１Ａにおける
始端部分の外周に沿って板状の部材をねじ状に構成した
第１スクリュー部１１Ｄが巻付けた状態で固定されてい
ると共に、この第１スクリュー部の外径はほぼ一定に構
成され、一方、この第１スクリュー部１１Ｄの外径と異
なるよう板状の部材をねじ状に構成した第２スクリュー
部１１Ｄ１が、第１スクリュー部１１Ｄの間にねじ状に
軸１１Ａの外周に沿って巻付け固定されていると共に、
スクリュー部の間隔が搬送方向に徐々に大きくなるよう
に構成されているスクリュー・コンベヤである。この場
合、外径の異なるスクリュー部を、第１スクリュー部，
第２スクリュー部，第３スクリュー部．．．と連なった
状態で軸の外径に沿って巻付け固定して構成することが
できる。上記第１発明と第２発明において、搬送部外壁
におけるスクリュー部の始端部分にはホッパ状の搬入口
１Ｅが上方に向け設けられ、この搬入口１Ｅ内には、前
後壁１Ｅ１とほぼ同一形状の隔壁１Ｆが搬送方向と直交
状態で配設され、かつ、この隔壁１Ｆは前後方向に移動
自在に構成することができる。
【０００７】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１を参照して、１は本発明のスクリュー・コンベヤであ
る。１Ａはスクリュー・コンベヤの軸であり、その軸端
は軸受１Ｂを介して搬送部外壁１Ｃに回転可能に取付け
られている。そして、この軸１Ａの外周に沿って板状の
部材をねじ状に構成したスクリュー部１Ｄが巻付け固定
されて構成され、かつ、このスクリュー部１Ｄのスクリ
ューの外径（山径）は、当該軸１Ａの始端から一定の範
囲の部分で被搬送物の搬送方向に徐々に大きくなるよう
に構成されていると共に、こののちスクリュー部１Ｄの
スクリューの外径（山径）は、終端まで被搬送物の搬送
方向に向かって同一に構成されている。従って、このス
クリュー部１Ｄの巻付け方向により軸１Ａの回転と共
に、被搬送物を軸方向に移動させうる構成となっている
ことになる。なお、スクリュー部１Ｄの間隔ａは同一で
ある。
１を参照して、１は本発明のスクリュー・コンベヤであ
る。１Ａはスクリュー・コンベヤの軸であり、その軸端
は軸受１Ｂを介して搬送部外壁１Ｃに回転可能に取付け
られている。そして、この軸１Ａの外周に沿って板状の
部材をねじ状に構成したスクリュー部１Ｄが巻付け固定
されて構成され、かつ、このスクリュー部１Ｄのスクリ
ューの外径（山径）は、当該軸１Ａの始端から一定の範
囲の部分で被搬送物の搬送方向に徐々に大きくなるよう
に構成されていると共に、こののちスクリュー部１Ｄの
スクリューの外径（山径）は、終端まで被搬送物の搬送
方向に向かって同一に構成されている。従って、このス
クリュー部１Ｄの巻付け方向により軸１Ａの回転と共
に、被搬送物を軸方向に移動させうる構成となっている
ことになる。なお、スクリュー部１Ｄの間隔ａは同一で
ある。
【０００８】搬送部外壁１Ｃはスクリュー部１Ｄの外周
を覆うよう構成され、始端部分にはホッパ状の搬入口１
Ｅが上方に向け設けられている。この搬入口１Ｅは被搬
送物の搬送方向と直交方向をもって正面略Ｖ字状に構成
された前後壁１Ｅ１と、この前後壁間に張設された左右
の傾斜面１Ｅ２とから構成されている。さらに、この搬
入口１Ｅ内には、前後壁１Ｅ１とほぼ同一形状の隔壁１
Ｆが搬送方向と直交状態で配設され、かつ、この隔壁１
Ｆは前後方向に移動自在に構成されている。この取付け
状態を説明すると、左右の傾斜面１Ｅ２の内面における
前後壁１Ｅ１間に所定間隔をもって隔壁１Ｆを挟持する
一対の隔壁固定用ビス１Ｆ１が突設されている。
を覆うよう構成され、始端部分にはホッパ状の搬入口１
Ｅが上方に向け設けられている。この搬入口１Ｅは被搬
送物の搬送方向と直交方向をもって正面略Ｖ字状に構成
された前後壁１Ｅ１と、この前後壁間に張設された左右
の傾斜面１Ｅ２とから構成されている。さらに、この搬
入口１Ｅ内には、前後壁１Ｅ１とほぼ同一形状の隔壁１
Ｆが搬送方向と直交状態で配設され、かつ、この隔壁１
Ｆは前後方向に移動自在に構成されている。この取付け
状態を説明すると、左右の傾斜面１Ｅ２の内面における
前後壁１Ｅ１間に所定間隔をもって隔壁１Ｆを挟持する
一対の隔壁固定用ビス１Ｆ１が突設されている。
【０００９】図２を参照して、１１は他の実施例のスク
リュー・コンベヤである。１１Ａはスクリュー・コンベ
ヤの軸であり、その軸端は軸受１１Ｂを介して搬送部外
壁１１Ｃに回転可能に取付けられていると共に、この軸
１１Ａの外周に沿って板状の部材をねじ状に構成した第
１スクリュー部１１Ｄが巻付け固定され、かつ、この第
１スクリュー部の外径（山径）はほぼ一定に構成されて
いる。さらに、このような第１スクリュー部１１Ｄと比
較して外径（山径）の異なる第２スクリュー部１１Ｄ１
が、当該第１スクリュー部１１Ｄの間にねじ状に軸１１
Ａの外周に沿って巻付け固定されている。
リュー・コンベヤである。１１Ａはスクリュー・コンベ
ヤの軸であり、その軸端は軸受１１Ｂを介して搬送部外
壁１１Ｃに回転可能に取付けられていると共に、この軸
１１Ａの外周に沿って板状の部材をねじ状に構成した第
１スクリュー部１１Ｄが巻付け固定され、かつ、この第
１スクリュー部の外径（山径）はほぼ一定に構成されて
いる。さらに、このような第１スクリュー部１１Ｄと比
較して外径（山径）の異なる第２スクリュー部１１Ｄ１
が、当該第１スクリュー部１１Ｄの間にねじ状に軸１１
Ａの外周に沿って巻付け固定されている。
【００１０】加えて、軸１１Ａの始端から一定の範囲の
部分で、各スクリュー部の間隔ａ，ｂ，ｃ，ｄは搬送方
向に向け徐々に大きくなるように構成されている。この
のち、スクリュー部の間隔ｄは終端まで被搬送物の搬送
方向に向かって同一間隔に構成されている。従って、こ
の第１スクリュー部１１Ｄ、第２スクリュー部１１Ｄ１
の巻付け方向により、軸１１Ａの回転と共に被搬送物を
軸方向に移動させうる構成となっていることになる。こ
の場合、図示は省略するが、外径（山径）の異なるスク
リュー部を、第１スクリュー部，第２スクリュー部，第
３スクリュー部．．．と連ねて軸１１Ａの外径に沿って
巻付け固定しても良好な効果が得られることは勿論であ
る。
部分で、各スクリュー部の間隔ａ，ｂ，ｃ，ｄは搬送方
向に向け徐々に大きくなるように構成されている。この
のち、スクリュー部の間隔ｄは終端まで被搬送物の搬送
方向に向かって同一間隔に構成されている。従って、こ
の第１スクリュー部１１Ｄ、第２スクリュー部１１Ｄ１
の巻付け方向により、軸１１Ａの回転と共に被搬送物を
軸方向に移動させうる構成となっていることになる。こ
の場合、図示は省略するが、外径（山径）の異なるスク
リュー部を、第１スクリュー部，第２スクリュー部，第
３スクリュー部．．．と連ねて軸１１Ａの外径に沿って
巻付け固定しても良好な効果が得られることは勿論であ
る。
【００１１】搬送部外壁１１Ｃはスクリュー部１１Ｄ，
１１Ｄ１の外周を覆うよう構成され、始端部分にはホッ
パ状の搬入口１Ｅが上方に向け設けられている。この搬
入口１Ｅは被搬送物の搬送方向と直交方向をもって正面
略Ｖ字状に構成された前後壁１Ｅ１と、この前後壁間に
張設された左右の傾斜面１Ｅ２とから構成されている。
さらに、この搬入口１Ｅ内には、前後壁１Ｅ１とほぼ同
一形状の隔壁１Ｆが搬送方向と直交状態で配設され、か
つ、この隔壁１Ｆは前後方向に移動自在に構成されてい
る。この取付け状態は、上述したスクリュー・コンベヤ
１での場合と同一である。
１１Ｄ１の外周を覆うよう構成され、始端部分にはホッ
パ状の搬入口１Ｅが上方に向け設けられている。この搬
入口１Ｅは被搬送物の搬送方向と直交方向をもって正面
略Ｖ字状に構成された前後壁１Ｅ１と、この前後壁間に
張設された左右の傾斜面１Ｅ２とから構成されている。
さらに、この搬入口１Ｅ内には、前後壁１Ｅ１とほぼ同
一形状の隔壁１Ｆが搬送方向と直交状態で配設され、か
つ、この隔壁１Ｆは前後方向に移動自在に構成されてい
る。この取付け状態は、上述したスクリュー・コンベヤ
１での場合と同一である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 １．スクリュー・コンベヤ１の効果は下記の通りであ
る。スクリュー部１Ｄの巻付け方向により、軸１Ａの回
転と共に被搬送物を軸方向に移動させることができる。
被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構成されている場合
には、被搬送物の移動に伴い比較的大きさの小さい被搬
送物は外側に押し出され、搬送されにくくなる。しか
し、被搬送物の移動方向に外径が大きくなるスクリュー
に構成されているので、外側に押し出された粒径の小さ
い被搬送物もスクリューに取込まれ、効率よく移動する
ことが可能となる。
で次に記載する効果を奏する。 １．スクリュー・コンベヤ１の効果は下記の通りであ
る。スクリュー部１Ｄの巻付け方向により、軸１Ａの回
転と共に被搬送物を軸方向に移動させることができる。
被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構成されている場合
には、被搬送物の移動に伴い比較的大きさの小さい被搬
送物は外側に押し出され、搬送されにくくなる。しか
し、被搬送物の移動方向に外径が大きくなるスクリュー
に構成されているので、外側に押し出された粒径の小さ
い被搬送物もスクリューに取込まれ、効率よく移動する
ことが可能となる。
【００１３】２．スクリュー・コンベヤ１１の効果は下
記の通りである。 Ａ．被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構成されている
場合には、被搬送物の移動に伴い比較的大きさの小さい
被搬送物は外側に押し出され、搬送されにくくなる。し
かし、被搬送物の移動方向に外径の大きなスクリューが
あるため、外側に押し出された粒径の小さい被搬送物も
スクリューに取込まれ、効率よく移動することが可能と
なる。また、泥状物でスクリューの間に粘着が発生して
定量搬送が困難な物性のものでも効率よく移動させるこ
とができる。このように異なる大きさの混在する粉体
物、塊状物、粒塊物などを搬送する場合に、被搬送物に
混在する粒塊物の大きさに関係なく一様に搬送可能とな
るので、搬送効率、搬送速度が良好なスクリュー・コン
ベヤを実現できる。 Ｂ．スクリューの間隔を搬送方向に徐々に大きくなるよ
うに構成したから、被搬送物がスクリューに取込みやす
くなる。塊状が比較的大きく粉砕しやすいもので、搬送
中に粉砕したいものに効果がある。すなわち、例えば、
フィルタープレスによる脱水汚泥などについては、これ
により粉砕効果を期待することができる。 Ｃ．搬入口に隔壁を取付け、入口部を複数として、異な
る被搬送物を混合しながら搬送することを可能とする。
隔壁は前後に移動可能に取付けられているので、混合割
合を調整することが可能である。
記の通りである。 Ａ．被搬送物が大きさの異なる粒塊物で構成されている
場合には、被搬送物の移動に伴い比較的大きさの小さい
被搬送物は外側に押し出され、搬送されにくくなる。し
かし、被搬送物の移動方向に外径の大きなスクリューが
あるため、外側に押し出された粒径の小さい被搬送物も
スクリューに取込まれ、効率よく移動することが可能と
なる。また、泥状物でスクリューの間に粘着が発生して
定量搬送が困難な物性のものでも効率よく移動させるこ
とができる。このように異なる大きさの混在する粉体
物、塊状物、粒塊物などを搬送する場合に、被搬送物に
混在する粒塊物の大きさに関係なく一様に搬送可能とな
るので、搬送効率、搬送速度が良好なスクリュー・コン
ベヤを実現できる。 Ｂ．スクリューの間隔を搬送方向に徐々に大きくなるよ
うに構成したから、被搬送物がスクリューに取込みやす
くなる。塊状が比較的大きく粉砕しやすいもので、搬送
中に粉砕したいものに効果がある。すなわち、例えば、
フィルタープレスによる脱水汚泥などについては、これ
により粉砕効果を期待することができる。 Ｃ．搬入口に隔壁を取付け、入口部を複数として、異な
る被搬送物を混合しながら搬送することを可能とする。
隔壁は前後に移動可能に取付けられているので、混合割
合を調整することが可能である。
【図１】第１発明のスクリュー・コンベヤの縦断面図で
ある。
ある。
【図２】第２発明のスクリュー・コンベヤの縦断面図で
ある。
ある。
【図３】Ａ−Ａ線断面図である。
【図４】従来用いられているスクリュー・コンベヤの概
略図である。
略図である。
１ スクリュー・コンベヤ １Ａ スクリュー・コンベヤの軸 １Ｂ 軸受 １Ｃ 搬送部外壁 １Ｄ スクリュー部 １Ｆ 隔壁 １１ スクリュー・コンベヤ １１Ａ スクリュー・コンベヤの軸 １１Ｂ 軸受 １１Ｃ 搬送部外壁 １１Ｄ 第１スクリュー部 １１Ｄ１ 第２スクリュー部
Claims (4)
- 【請求項１】 搬送部外壁（１Ｃ）に回転可能に取付け
られた軸（１Ａ）における始端部分の外周に沿って板状
の部材をねじ状に構成したスクリュー部（１Ｄ）が巻付
け固定されて構成され、かつ、このスクリュー部（１
Ｄ）のスクリューの外径は、被搬送物の搬送方向に徐々
に大きくなるように構成されていることを特徴とするス
クリュー・コンベヤ。 - 【請求項２】 搬送部外壁（１１Ｃ）に回転可能に取付
けられた軸（１１Ａ）における始端部分の外周に沿って
板状の部材をねじ状に構成した第１スクリュー部（１１
Ｄ）が巻付けた状態で固定されていると共に、この第１
スクリュー部の外径はほぼ一定に構成され、一方、この
第１スクリュー部（１１Ｄ）の外径と異なるよう板状の
部材をねじ状に構成した第２スクリュー部（１１Ｄ１）
が、第１スクリュー部（１１Ｄ）の間にねじ状に軸（１
１Ａ）の外周に沿って巻付け固定されていると共に、ス
クリュー部の間隔が搬送方向に徐々に大きくなるように
構成されていることを特徴とするスクリュー・コンベ
ヤ。 - 【請求項３】 外径の異なるスクリュー部を、第１スク
リュー部，第２スクリュー部，第３スクリュー部．．．
と連なった状態で軸の外径に沿って巻付け固定してなる
請求項２記載のスクリュー・コンベヤ。 - 【請求項４】 搬送部外壁におけるスクリュー部の始端
部分にはホッパ状の搬入口（１Ｅ）が上方に向け設けら
れ、この搬入口（１Ｅ）内には、前後壁（１Ｅ１）とほ
ぼ同一形状の隔壁（１Ｆ）が搬送方向と直交状態で配設
され、かつ、この隔壁（１Ｆ）は前後方向に移動自在に
構成されている請求項１ないし請求項３のいずれかに記
載のスクリュー・コンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14393694A JPH07323915A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | スクリュー・コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14393694A JPH07323915A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | スクリュー・コンベヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07323915A true JPH07323915A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15350521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14393694A Pending JPH07323915A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | スクリュー・コンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07323915A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006516015A (ja) * | 2003-01-10 | 2006-06-15 | テトラ ラヴァル ホールディング アンド ファイナンス エス．エー． | 冷却および冷凍ユニットの表面スクレーパとして使用するためのコンベヤスクリュー |
| ITBO20090620A1 (it) * | 2009-09-28 | 2011-03-29 | Wam Spa | Coclea di tipo perfezionato |
| JP2013190152A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Yazaki Energy System Corp | 回転スパイラル羽根装置及びこれを用いたペレット燃焼器の煙管式熱交換器 |
| DE102014112557A1 (de) * | 2014-09-01 | 2016-03-03 | Jkm-Ingenieure Gmbh | Schneckenförderer zur Förderung eines Mediums und Verfahren zum Fördern eines Mediums durch einen Schneckenförderer |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5441795A (en) * | 1977-09-01 | 1979-04-03 | Bendix Autolite Corp | Solid electrolyte detecting probe for detecting oxygen and production thereof |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP14393694A patent/JPH07323915A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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