JPH0648519A - 自動倉庫制御装置 - Google Patents

自動倉庫制御装置

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Publication number
JPH0648519A
JPH0648519A JP19952892A JP19952892A JPH0648519A JP H0648519 A JPH0648519 A JP H0648519A JP 19952892 A JP19952892 A JP 19952892A JP 19952892 A JP19952892 A JP 19952892A JP H0648519 A JPH0648519 A JP H0648519A
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JP
Japan
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unloading
crane
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request
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Application number
JP19952892A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Kimura
繁裕 木村
Eiichi Inoue
栄一 井上
Masako Takahashi
理子 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動倉庫設備の効率を最大限に発揮させ、即応
性のある入出庫制御を可能にすることにある。 【構成】倉庫内に配設された各棚に物品を出入れする複
数のクレーンを備えた自動倉庫設備において、外部から
の入出庫要求を受付する入出庫受付部 1と、この入出庫
受付部で受付けた入出庫要求データを記憶する要求デー
タ記憶部 2と、自動倉庫設備よりクレーン状態を取込ん
で記憶するクレーン状態記憶部 5と、倉庫内の各棚の在
庫情報を取込んで記憶する在庫情報記憶部 6と、クレー
ン状態記憶部のクレーン状態と在庫情報記憶部の在庫情
報を参照して停止状態のクレーンに棚割付を行なう棚割
付部10と、入出庫要求データを読出す要求データ読出部
7と、この要求データ読出部 7により起動され棚割付部
により棚割付されたクレーンを要求データ読出部 7によ
り読出された入出庫要求に応じて制御する入出庫制御部
8.9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動倉庫設備に物品を入
出庫制御する自動倉庫制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動倉庫設備は、図6および図7
に示すように倉庫内にn段構成の棚Aがn列にして配設
され、これら各列の各段の棚Aに物品の出入れを行うた
めに複数のクレーンBを備え、これらクレーンBは同時
動作が可能になっている。また、各列の棚Aに出入れさ
れる物品は各列の棚に対応させて入、出庫コンベアCに
より棚列方向に移動する軌道台車Dとの間で受渡しさ
れ、倉庫内外に運ばれるようになっている。
【0003】このような自動倉庫を制御するには、倉庫
内の各列の各棚に棚アドレスを付け、この棚アナドレス
毎に在庫情報を記憶しておき、入庫の際にはこの在庫情
報の空棚に入庫を行うと共に、入庫した棚の在庫情報を
在庫在りに更新し、入庫した物品の品種コードで入庫時
刻の最古の棚の出庫を行い、出庫した棚の在庫情報を空
棚に更新している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動倉庫制御装置では、入出庫の要求された
順に在庫の検索が行われ、しかもこの在庫の検索は予め
決められた棚の順番に検索が行われ、検索された棚Aに
対応するクレーンBに対し入出庫制御が行なわれている
ため、動作中にクレーンBに対しては制御待ちの状態が
発生する。
【0005】しかも、近年では自動倉庫が大型化される
につれ、クレーン数を増やし、設備の高速化が行なわれ
ているが、これに反してクレーンに対する入出庫制御の
動作中の待ち状態が益々大きくなり、問題点をさらに大
きくしている。本発明は、このような従来の問題点を解
決し、自動倉庫設備の効率を最大限に発揮させ、即応性
のある自動倉庫制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段を講じたものである。
【0007】請求項1に対応する発明は、倉庫内に配設
された各棚に物品を出入れする複数のクレーンを備えた
自動倉庫設備との間で制御信号を入出力して前記各クレ
ーンを入出庫制御する自動倉庫制御装置において、外部
からの入出庫要求を受付する入出庫受付手段と、この入
出庫受付手段で受付けた入出庫要求データを記憶する要
求データ記憶手段と、前記自動倉庫設備よりクレーン状
態を取込んで記憶するクレーン状態記憶手段と、前記倉
庫内の各棚の在庫情報を取込んで記憶する在庫情報記憶
手段と、前記クレーン状態記憶手段のクレーン状態と前
記在庫情報記憶手段の在庫情報を参照して停止状態のク
レーンに棚割付を行なう棚割付手段と、前記要求データ
記憶手段より入出庫要求データを読出す要求データ読出
手段と、この要求データ読出手段により起動され前記棚
割付手段により棚割付されたクレーンに対して前記要求
データ読出手段により読出された入出庫要求に応じて制
御する入出庫制御手段とを備える。
【0008】請求項2に対応する発明は、倉庫内に配設
された各棚に物品を出入れする複数のクレーンを備えた
自動倉庫設備との間で制御信号を入出力して前記各クレ
ーンを入出庫制御する自動倉庫制御装置において、外部
からの入出庫要求を受付する入出庫受付手段と、この入
出庫受付手段で受付けた入出庫要求データを記憶する要
求データ記憶手段と、前記倉庫内の各棚の在庫情報を取
込んで記憶する在庫情報記憶手段と、前記要求データ記
憶手段の入出庫要求データに基づくクレーン入出庫要求
内容と前記在庫情報記憶手段の在庫情報とを参照してク
レーン毎の未完了入出庫要求から入出庫に要する動作時
間の総和を算出し、この動作時間の総和の少ないクレー
ンに割付を行なう棚割付手段と、この棚割付手段により
起動されると共に棚割付されたクレーンに対して前記要
求データ記憶手段の入出庫要求に応じて制御する入出庫
制御手段とを備える。
【0009】請求項3に対応する発明は、倉庫内に配設
された各棚に物品を出入れする複数のクレーンを備えた
自動倉庫設備との間で制御信号を入出力して前記各クレ
ーンを入出庫制御する自動倉庫制御装置において、外部
からの入出庫要求を受付する入出庫受付手段と、この入
出庫受付手段で受付けた入出庫要求データを記憶する要
求データ記憶手段と、前記倉庫内の各棚の在庫情報を取
込んで記憶する在庫情報記憶手段と、前記要求データ記
憶手段の入出庫要求データに基づくクレーン入出庫要求
内容と前記在庫情報記憶手段の在庫情報とを参照してク
レーン毎の未完了入出庫要求個数をカウントし、未完了
入出庫要求個数の少ないクレーンに棚割付を行なう棚割
付手段と、この棚割付手段により起動されると共に棚割
付されたクレーンに対して前記要求データ記憶手段の入
出庫要求に応じて制御する入出庫制御手段とを備える。
【0010】
【作用】従って、請求項1に対応する発明の自動倉庫制
御装置にあっては、入出庫要求受付手段により受付けら
れた入出庫要求データが順次要求データ記憶手段に記憶
され、一方自動倉庫設備のクレーン状態がクレーン状態
記憶手段に記憶された状態で要求データ読出手段により
棚割付手段が起動されると、この棚割付手段によりクレ
ーン状態記憶手段のクレーン状態と在庫情報記憶手段の
在庫情報を参照して棚割付された停止状態のクレーンが
入出庫制御手段により要求データ読出手段により読出さ
れた入出庫要求に応じて制御されるので、入出庫の制御
待ち状態がなくなり、しかも運転状態のクレーンに対し
て入出庫要求があった場合には次に制御待ちされている
入出庫要求データの先取り制御を行うことができる。
【0011】また、請求項2に対応する発明の自動倉庫
制御装置にあっては、入出庫要求受付手段により受付け
られた入出庫要求データが順次要求データ記憶手段に記
憶されると、棚割付手段により要求データ記憶手段の入
出庫要求データに基づくクレーン入出庫要求内容と在庫
情報記憶手段の在庫情報とを参照してクレーン毎の未完
了入出庫要求から入出庫に要する動作時間の総和を算出
して割付けられた動作時間の少ないクレーンが入出庫制
御手段により要求データ記憶手段の入出庫要求に応じて
制御されるので、自動倉庫設備内のクレーンに対して負
荷の均一化を図ることが可能となる。
【0012】さらに、請求項3に対応する発明の自動倉
庫制御装置にあっては、入出庫要求受付手段により受付
けられた入出庫要求データが順次要求データ記憶手段に
記憶されると、割付手段により要求データ記憶手段の入
出庫要求データに基づくクレーン入出庫要求内容と在庫
情報記憶手段の在庫情報とを参照してクレーン毎の未完
了入出庫要求個数をカウントして割付られた未完了入出
庫要求個数の少ないクレーンが入出庫制御手段により要
求データ記憶手段の入出庫要求に応じて制御されるの
で、各クレーンの負荷の軽い順に入出庫要求を行なうこ
とが可能となり、効率的な倉庫の運用を図ることが可能
となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1は本発明による自動倉庫制御装置の構
成例を示すブロック図である。図1において、1は外部
からの入出庫要求を受付する入出庫要求受付部、2はこ
の入出庫要求受付部1で受付けした入出庫要求データを
記憶する要求データ記憶部である。また、3は自動倉庫
設備との間で制御信号の入出力を行う制御信号入出力
部、4はこの制御信号入出力部3を通して自動倉庫設備
3におけるクレーンの状態を取込むクレーン状態入力
部、5はこのクレーン状態入力部4に取込まれたクレー
ン状態を記憶するクレーン状態記憶部、6は制御信号入
出力部3を通して倉庫の各棚の在庫情報を記憶する在庫
情報記憶部である。
【0015】一方、7は要求データ記憶部2より入出庫
要求データを読出し、入庫または出庫制御を起動する要
求データ読出部、8はこの要求データ読出部7により起
動され入庫の制御を行う入庫制御部、9は同様に要求デ
ータ読出部7により起動され出庫の制御を行う出庫制御
部である。また、10は入庫制御部8で入庫制御を行う
際にクレーン状態記憶部5のクレーン状態と在庫情報記
憶部6の在庫情報を参照して停止状態のクレーンに棚割
付を行う棚割付部、11は出庫制御部9で出庫制御を行
う際にクレーン状態記憶部5のクレーン状態と在庫情報
記憶部6の在庫情報を参照して停止状態のクレーンの棚
検索を行う棚検索部である。
【0016】ここで、上記要求データ記憶部2は、図2
に示す構成例のように要求毎にそれぞれ対応させて入出
庫区分、物品の品種コードおよび入庫時刻が書込まれる
ようになっている。また、上記クレーン状態記憶部5
は、図3に示す構成例のように各クレーン毎の運転また
は停止状態が書込まれるようになっている。
【0017】さらに、在庫情報記憶部6は、図4に示す
構成例のように各棚アドレス毎に物品の品種コードおよ
び入庫時間から書込まれるようになっており、同品種コ
ードが入っていない棚アドレスは空棚として扱われる。
次に上記のように構成された自動倉庫制御装置の作用に
ついて述べる。
【0018】図1において、いま外部から入出庫要求が
与えられると、入出庫要求受付部1では、外部からの入
出庫要求データS1を受付し、この入出庫要求データS
1を要求データ記憶部2に書込む。また、入出庫要求受
付部1から出される起動信号S2により要求データ読出
部7が起動される。
【0019】すなわち、この要求データ記憶部2への入
出庫要求データS1の書込みは、外部から入出庫要求が
与えられる度に行なわれ、書込まれた入出庫要求データ
S1は図2の要求データ記憶部2の構成例のように記憶
される。
【0020】一方、クレーン状態入力部4では、制御信
号入出力部3を介してクレーン状態S3を取込んでクレ
ーン状態記憶部5に書込み、クレーンの停止を検出した
際には、起動信号S4により要求データ読出部7の起動
が行なわれる。つまり、ここではクレーンの最新の状態
が取込まれ、この最新のクレーン状態は図3のクレーン
状態記憶部5の構成例のように書込まれる。
【0021】上記要求データ読出部7が起動されると、
この要求データ読出部7では要求データ記憶部2の入出
庫要求データS1の読出しが行なわれる。いま、要求デ
ータ記憶部2より読出した入出庫要求データS1が入庫
要求である場合には、起動信号S5により入庫制御部8
の起動が行なわれる。
【0022】この入庫制御部8が起動されると、入庫制
御部8ではその構成要素の一部である棚割付部10によ
ってクレーン状態記憶部5のクレーン状態S3と在庫情
報記憶部6の在庫情報S7を参照し、停止状態のクレー
ンに対応する空棚の検索が行なわれる。そして、空棚の
検索ができた場合には、制御信号入出力部3を介して該
当する空棚に対応するクレーンに入庫制御指令S8を出
力し、入庫制御が行なわれる。このとき、入庫制御部8
は要求データ記憶部2に対してデータ削除信号S9を出
して要求データ記憶部2の該当する入庫要求データを削
除すると同時に、要求データ読出部7に次の入出庫要求
データを処理するための起動信号S10を出し、要求デ
ータ読出部7を起動する。
【0023】但し、空棚の検索ができなかった場合に
は、入庫制御を行わずに要求データ読出部7に次の入出
庫要求データを処理するための起動信号S10を出し、
要求データ読出部7だけを起動する。
【0024】なお、在庫情報は在庫情報記憶部6に図4
の構成例のように記憶され、各棚のアドレスの在庫情報
に物品の品種コードが入っていない場合に空棚として扱
われる。
【0025】また、要求データ読出部7により読出され
た入出庫要求データS1が出庫要求の場合には、起動信
号S6により出庫制御部9が起動され、この出庫制御部
9ではその構成要素の一部である棚検索部11によって
クレーン状態記憶部5のクレーン状態S3と在庫情報記
憶部6の在庫情報S7を参照し、停止状態のクレーンに
対応する在庫情報から出庫要求された在庫の検索が行な
われる。そして、空棚の検索ができた場合には、制御信
号入出力部3を介して該当する空棚に対応するクレーン
に出庫制御指令S11を出力し、出庫制御が行なわれ
る。このとき、出庫制御部9は要求データ記憶部2に対
してデータ削除信号S12を出して要求データ記憶部2
の該当する出庫要求データを削除すると同時に、要求デ
ータ読出部7に次の入出庫要求データを処理するための
起動信号S13を出し、要求データ読出部7を起動す
る。
【0026】但し、空棚の検索ができなかった場合に
は、出庫制御を行わずに要求データ読出部7に次の入出
庫要求データを処理するための起動信号S13を出し、
要求データ読出部7だけを起動する。なお、在庫情報記
憶部6内に記憶されている入庫時刻は、出庫要求の在庫
の検索の際に、在庫の先入れ、先出し制御を行なうため
に参照される。
【0027】このように本実施例では、外部からの入出
庫要求データを順次受付し、複数の入出庫要求データを
要求データ記憶部2に記憶し、一方では絶えずクレーン
の運転状態を取込んでクレーン状態記憶部5に最新のク
レーン状態を記憶しておき、この状態で要求データ記憶
部2から順次入出庫データを読出し、この入出庫データ
が入庫要求である場合にはクレーン状態記憶部5と在庫
情報記憶部6を参照して停止状態のクレーンの空棚に入
庫制御の処理を行ない、出庫要求の場合には同様にクレ
ーン状態記憶部5と在庫情報記憶部6を参照して停止状
態のクレーンの棚から要求された要求された在庫を検索
して出庫制御の処理を行ない、停止状態のクレーンの空
棚もしくは在庫が検索できない場合には次の入出庫要求
データの処理を行なうようにしたので、入出庫要求をし
てから入出庫制御されるまでの制御待ちの状態がなくな
り、しかも次に制御待ちされている入出庫要求データの
先取り制御を行なうことができる。次に本発明の他の実
施例について説明する。
【0028】図5は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図5において、11は外部からの入出
庫要求を受付する入出庫受付部、12はこの入出庫受付
部11で受付した入出庫受付データを記憶する要求デー
タ記憶部である。
【0029】また、13は自動倉庫設備との間で制御信
号の入出力を行なう制御信号入出力部、14はこの制御
信号入出力部13を通して取込まれるクレーン毎に管理
される各棚の在庫情報が記憶される在庫情報記憶部であ
る。
【0030】さらに、15は要求データ読出部16によ
り読出された要求データ記憶部12の要求データを取込
んで在庫情報記憶部14より自動倉庫設備のクレーン毎
に管理される各棚の在庫情報を検索して棚番号を決定す
る棚割付部で、この棚割付部15は要求デー読出部16
により読出された入出庫要求データからのクレーン入出
庫要求内容と在庫情報記憶部14の在庫情報とを参照し
て全てのクレーンの入出庫が完了するまでの入出庫動作
時間を算出して各棚番に対応した入出庫に要する動作時
間を書込むテーブルを有し、未完了入出庫の棚番をキー
に動作時間を検索してその総和をとる機能を備えてい
る。
【0031】17は棚割付部15で入庫要求に該当する
棚のクレーンが割り付けられると入庫要求指令を出力す
る入庫制御部、18は棚割付部15で出庫要求に該当す
る棚のクレーンが割り付けられると出庫要求指令を出力
する出庫制御部で、これら入庫制御部17または出庫制
御部18から出される入出庫指令は制御信号入出力部1
3を介して自動倉庫設備に送出される。次に上記のよう
に構成された自動倉庫制御装置の作用について述べる。
【0032】図5において、いま入出庫要求受付部11
に外部から入出庫要求が与えられると、この入出庫要求
受付部11で受付けた入出庫要求データは要求データ記
憶部12に書込まれる。この場合、要求データ記憶部1
2への入出庫要求データの書込みは、外部から入出庫要
求が与えられる度に行なわれる。一方、在庫情報記憶部
14には自動倉庫設備より制御信号入出力部13を介し
てクレーン毎に管理された在庫情報が記憶されている。
【0033】このような状態で、入出庫要求受付部11
からの起動信号により要求データ読出部16が起動され
ると、この要求データ読出部16により要求データ記憶
部12の入出庫要求データが読み出され、棚割付部15
に入力する。この棚割付部15では、自身に有するメモ
リに格納された各クレーン毎の未完了入出庫要求が全て
入出庫完了するまでの入出庫動作に要する時間を算出
し、各棚番に対する入出庫に要する動作時間をテーブル
に書込み、このテーブルを参照して前記要求データ記憶
部2からの入出庫要求データを入出庫動作に要する時間
の少ないクレーンの順に在庫情報記憶部14に記憶され
ているクレーン毎に管理された未完了要求の棚番をキー
に検索して棚番号を決定する。
【0034】以上の処理がなされ、棚割付部15で各ク
レーンに割り付けられた入庫要求信号または出庫要求信
号は入庫制御部17または出庫制御部18に与えられ、
この入庫制御部17または出庫制御部18より制御信号
入出力部13を介して自動倉庫設備に出される入庫制御
指令または出庫制御指令により自動倉庫設備に対する入
出庫制御が行なわれる。
【0035】また、自動倉庫設備で入出庫が完了する
と、入出庫完了信号により棚割付部15の未完了入出庫
要求の同要求データが削除され、在庫情報記憶部14で
は棚割付部15にて決定された棚番号に該当する在庫情
報を更新し記憶する。
【0036】この場合、在庫情報とは棚割付部15から
出される入出庫要求データが入庫であれば、棚割付部1
5にて決定された棚番号をもとに該当する棚番号の在庫
情報に入出庫要求データに含まれる品種コードを書込
み、また入出庫要求データが出庫であれば棚割付部15
にて決定された棚番号をもとに該当する棚番号の在庫情
報をクリアする。
【0037】これにより入庫時の空棚検索は品種コード
が入っていない空の棚を検索することにより可能とな
り、また出庫時においては要求される品種コードを検索
することにより可能になる。
【0038】このように本実施例では、入出庫未完了の
要求データの入出庫に要する時間を算出してその総和を
とり、この総和時間の短いクレーンに新たな要求データ
を割り付けることにより、クレーンの運転負荷を均一に
して待ち状態が短くなるようにしたので、自動倉庫設備
の効率を最大限に発揮させることができる。
【0039】上記実施例では、棚割付部15に対してク
レーン毎の未完了入出庫要求から入出庫に要する動作時
間の総和を算出し、その動作時間の総和の少ないクレー
ンに棚割付を行なう機能をもたせた場合について述べた
が、この棚割付部15に次のような機能を持たせて棚番
号を決定するようにしてもよい。
【0040】すなわち、棚割付部15にクレーンの未完
了入出庫個数をカウントするカウンタを備え、要求デー
タ記憶部12のクレーン入出庫要求内容とアウンタに記
憶されているクレーン毎の未完了入出庫要求個数を参照
し、未完了要求個数の少ないクレーン順に在庫情報記憶
部12のクレーン毎に管理された在庫情報を検索し、棚
番号を決定するようにしたものである。この場合、棚割
付部15は決定した棚番号に該当するクレーンの未完了
入出庫個数を1加算し、また入庫制御部または出庫制御
部で入出庫要求に基づいて入出庫処理が終了した場合に
は、入出庫の完了した棚番号に該当するクレーンの未完
了要求個数を1減算する機能を備えている。
【0041】このような棚割付部を備えた自動倉庫制御
装置とすれば、各クレーン毎に入出庫要求個数がカウン
タによりカウントされ、各クレーンの負荷上京を知るこ
とができるので、各クレーンの負荷の軽い順にクレーン
に対して入出庫要求を行なうことができ、効率的な倉庫
の運用を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、自動
倉庫設備の効率を最大限に発揮させ、即応性のある自動
倉庫制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動倉庫制御装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】同実施例における要求データ記憶部の入出庫要
求データの構成例を示す図。
【図3】同実施例におけるクレーン状態記憶部のクレー
ン状態の構成例を示す図。
【図4】同実施例における在庫情報記憶部の在庫情報の
構成例を示す図。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図6】一般の自動倉庫設備の構造例を示す正面図。
【図7】同自動倉庫設備の構造例を示す平面図。
【符号の説明】
1,11……入出庫要求受付部、2.12……要求デー
タ記憶部、3……制御信号入出力部、4……クレーン状
態入力部、5……クレーン状態記憶部、6……在庫情報
記憶部、7,16……要求データ読出部、8,17……
入庫制御部、9,18……出庫制御部、10,15……
棚割付部、11……棚検索部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倉庫内に配設された各棚に物品を出入れ
    する複数のクレーンを備えた自動倉庫設備との間で制御
    信号を入出力して前記各クレーンを入出庫制御する自動
    倉庫制御装置において、外部からの入出庫要求を受付す
    る入出庫受付手段と、この入出庫受付手段で受付けた入
    出庫要求データを記憶する要求データ記憶手段と、前記
    自動倉庫設備よりクレーン状態を取込んで記憶するクレ
    ーン状態記憶手段と、前記倉庫内の各棚の在庫情報を取
    込んで記憶する在庫情報記憶手段と、前記クレーン状態
    記憶手段のクレーン状態と前記在庫情報記憶手段の在庫
    情報を参照して停止状態のクレーンに棚割付を行なう棚
    割付手段と、前記要求データ記憶手段より入出庫要求デ
    ータを読出す要求データ読出手段と、この要求データ読
    出手段により起動され前記棚割付手段により棚割付され
    たクレーンに対して前記要求データ読出手段により読出
    された入出庫要求に応じて制御する入出庫制御手段とを
    備えたことを特徴とする自動倉庫制御装置。
  2. 【請求項2】 倉庫内に配設された各棚に物品を出入れ
    する複数のクレーンを備えた自動倉庫設備との間で制御
    信号を入出力して前記各クレーンを入出庫制御する自動
    倉庫制御装置において、外部からの入出庫要求を受付す
    る入出庫受付手段と、この入出庫受付手段で受付けた入
    出庫要求データを記憶する要求データ記憶手段と、前記
    倉庫内の各棚の在庫情報を取込んで記憶する在庫情報記
    憶手段と、前記要求データ記憶手段の入出庫要求データ
    に基づくクレーン入出庫要求内容と前記在庫情報記憶手
    段の在庫情報とを参照してクレーン毎の未完了入出庫要
    求から入出庫に要する動作時間の総和を算出し、この動
    作時間の総和の少ないクレーンに割付を行なう棚割付手
    段と、この棚割付手段により起動されると共に棚割付さ
    れたクレーンに対して前記要求データ記憶手段の入出庫
    要求に応じて制御する入出庫制御手段とを備えたことを
    特徴とする自動倉庫制御装置。
  3. 【請求項3】 倉庫内に配設された各棚に物品を出入れ
    する複数のクレーンを備えた自動倉庫設備との間で制御
    信号を入出力して前記各クレーンを入出庫制御する自動
    倉庫制御装置において、外部からの入出庫要求を受付す
    る入出庫受付手段と、この入出庫受付手段で受付けた入
    出庫要求データを記憶する要求データ記憶手段と、前記
    倉庫内の各棚の在庫情報を取込んで記憶する在庫情報記
    憶手段と、前記要求データ記憶手段の入出庫要求データ
    に基づくクレーン入出庫要求内容と前記在庫情報記憶手
    段の在庫情報とを参照してクレーン毎の未完了入出庫要
    求個数をカウントし、未完了入出庫要求個数の少ないク
    レーンに棚割付を行なう棚割付手段と、この棚割付手段
    により起動されると共に棚割付されたクレーンに対して
    前記要求データ記憶手段の入出庫要求に応じて制御する
    入出庫制御手段とを備えたことを特徴とする自動倉庫制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020117376A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社Ihi 自動倉庫制御装置及び自動倉庫のクレーン割付方法

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