JPH064850U - マーク検査装置 - Google Patents

マーク検査装置

Info

Publication number
JPH064850U
JPH064850U JP4193392U JP4193392U JPH064850U JP H064850 U JPH064850 U JP H064850U JP 4193392 U JP4193392 U JP 4193392U JP 4193392 U JP4193392 U JP 4193392U JP H064850 U JPH064850 U JP H064850U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
color
inspection
pulley
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4193392U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2578288Y2 (ja
Inventor
常悦 高橋
清秀 阿部
悟 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP1992041933U priority Critical patent/JP2578288Y2/ja
Publication of JPH064850U publication Critical patent/JPH064850U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578288Y2 publication Critical patent/JP2578288Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プーリーに塗布したマークの色及び大きさの
良否を自動的に検査する。 【構成】 色の異なる複数のマークが付されたプーリー
1は、撮影装置20のカラーカメラ23で撮影される。
カラーカメラは三種の色信号R,G,Bを出力する。制
御盤30の画像処理装置32は色信号R,G,Bを個別
に処理することにより、マークの色及び大きさを判定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はマーク検査装置に関し、検査対象物に付けたマークの色及び大きさが 適切であるか否かを自動的に判定できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
図9に示すように、自動車部品のプーリーのうち、例えばクランク軸に取り付 けられるプーリー1には、その周面にタイミング合せのためにマークMが塗布さ れている。マークMのうちMW で示すものは白色であり、MY で示すものは黄色 であり、MO で示すものは橙色である。これらマークMは人手により、決められ たマーク位置に決められた色で決められた大きさに塗布して形成されている。こ のプーリー1を自動車エンジンに組み込むときには、エンジンの特性等に応じて 特定の色のマークMの位置を基準にして他の部品との位相合せ等をする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでマークMは手作業で塗布されるため、マークMが正確に塗布されてい るかどうかを検査しなければならず、従来ではこの検査を人間が行っていた。つ まり、決められたマーク位置に決められた色のマークを決められた大きさに塗布 されているかどうかを、目視により検査していた。このため疲労が大きく、また 検査ミスをするおそれがあった。
【0004】 本考案は、上記従来技術に鑑み、マークの色及び大きさが適正であるかとうか を自動的且つ正確に検査することのできるマーク検査装置を提供するものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案の構成は、色の異なる複数のマークが付されたワー クの、前記マークの色及び大きさが良好であるか否かを検査するマーク検査装置 であって、 前記マークを撮影して三種の色信号を出力するカラーカメラと、 前記三種の色信号を2値化して得た三種の各画像の中で、マークの像が形成さ れる位置に計測エリアを生成し、各計測エリア内においてマークを示す画素の数 をカウントすることによりマークの大きさを判定するとともに、各計測エリア内 においてどの色の画素が存在するかを基にマークの色を判定し、色の良否を判定 する処理装置と、 を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案では、三種の信号を個別に画像処理することによりマークの色が判定で き、この色が設定した色であるかどうかの検査ができる。また画素数のカウント によりマークの大きさの検査ができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0008】 まずはじめに図1を基に、本考案の実施例に係るマーク検査装置10の構成及 び動作を説明し、その後に画像処理手順を説明する。 図1に示すようにマーク検査装置10は、撮影装置20と制御盤30を有して いる。
【0009】 撮影装置20では、下部が床面にアンカー止めされたカメラスタンド21の頂 部に、遮光ケース22が備えられている。遮光ケース22はカメラスタンド21 に対し分離可能となっている。遮光ケース22内には、CCDカラーカメラ23 ,照明ランプ24及び近接センサ25が設置されている。図2に示すようにカラ ーカメラ23は、α方向にスライドしたり、点線で示すように上方位置に移動す ることができる。また遮光ケース22内には、横面に形成した窓22aを通して コンベア26によりプーリー1が搬送されてくる。
【0010】 近接センサ25により、プーリー1が遮光ケース22内の検査位置に達したこ とを検出すると、コンベア26が停止するとともに治具(図示省略)によりプー リー1の位置が固定され、更に照明ランプ24によりプーリー1を照明しカラー カメラ23により、プーリー1の周面に塗布されているマークを撮影する。カラ ーカメラ23から出力されたカラー画像信号はケーブル27を介して制御盤30 に送られる。詳細は後述するが、制御盤30ではカラー画像信号を基にマークの 適否検査をする。
【0011】 マークの適否検査が終了するとプーリー1を固定していた治具が解除されると ともにコンベア26が動き出し、検査済のプーリー1が遮光ケース22から搬出 されるとともに、別の新たなプーリー1が遮光ケース22内に搬入される。
【0012】 なお、遮光ケース22の上面はメンテナンス用蓋22bとなっており、この蓋 22bは通常は閉められているが、カラーカメラ23の姿勢調整をしたりメンテ ナンス等をするときに開けられる。
【0013】 一方、制御盤30は、ブレーキ付キャスターを有する制御ケース31内に、画 像処理装置32,ノート型のパソコン33,モニタ34,表示・設定装置35等 を備えて構成されている。 そして画像処理装置32及びパソコン33が中心となって、カラー画像信号の 処理をしてマークの適否検査をする。また表示・設定装置35により検査のため のデータ設定等をする。データ設定としては、どのマーク位置に何色のマークが 塗布されているか等を示すプログラムを設定したり、判定のための閾値の設定を したりする。
【0014】 次に画像処理によりマーク適否を判定する手法を説明する。 まずプーリー1が遮光ケース22内に入り検査位置に達すると、図3に示すよ うに、プーリー1は治具2により挾持される。これによりプーリー1の鉛直方向 (Y方向)の位置は精度よく規定位置に合う。この状態でカラーカメラ23がマ ークMを撮影して、三原色信号、つまり赤色信号R,緑色信号G,青色信号Bを 出力する。
【0015】 制御盤30では色信号R,G,Bを受けて画像処理をしてマークMの良否判定 をする。処理としては「教示」と「検査」がある。 そこで図4を参照して処理の全体的な手順を説明し、次に図5を参照して「教 示」処理について説明し、図6〜図8を参照して「検査」処理について説明する 。
【0016】 全体のフローは図4に示す手順のとうりに行う。つまり初期設定をしてデータ を入力し(ステップ1,2)、プログラム呼出をする(ステップ3)。このとき 表示・設定装置35により教示指令を出すと教示が行なわれる(ステップ4)。
【0017】 検査をするにはステップ5にてプログラム番号を設定してプーリー1の品番を 設定する。なお未教示のときには検査はしない(ステップ6)。呼出完了ランプ を点灯し検査開始スイッチを投入してデータを取り込むと(ステップ7,8)、 検査が開始され(ステップ9)検査ランプが点灯し(ステップ10)、検査が実 行される(ステップ11)。なお上述した各種ランプ、各種スイッチは表示・設 定装置35に備えられている。 結局図4に示すメインフローから、「教示」が先に行なわれてから「検査」が 行なわれることが理解される。
【0018】 次に「教示」の手順を図5を参照して説明する。まずパラメータ設定のため教 示用メニューを表示する(ステップ21,22)。そしてステップ23にて各色 信号R,G,Bについてのそれぞれの2値化レベルを設定し、ステップ24にて 計測エリアA1〜A12(図6参照)の位置及び大きさを設定し、ステップ25 にてプログラム番号を設定してプーリー1の設定をする。更にステップ26にて 画素数(面積)の判定値(塗布広さの大小)を設定し、ステップ27にて位置補 正ラインHX1,HX2,HX3,HX4,HY (図7参照)を設定する。なお「教示」 は主にパソコン33により行なわれる。
【0019】 次に「検査」の手順及び手法を説明する。検査をする際にはまず補正計測をす る。つまり、図3に示すように、プーリー1は治具2で保持されるためY方向位 置は精確であるが、回転する可能性があるため、マークMの検査をするには特に X方向の補正が必要となる。そこで画像処理装置32は、図7に示すように、画 像上においてX方向に伸びる複数本の位置補正ラインHX1,HX2,HX3,HX4を 生成する。これら位置補正ラインHX1〜HX4の中での変化点Pを検出し、変化点 Pから数画素だけ内側の位置に、Y方向に伸びる位置補正ラインHY を生成する 。そして位置補正ラインHX2,HY の交点の座標(x,y)を補正座標として教 示しておく。
【0020】 補正計測が終了したら各色信号R,G,B毎に個別に画素数のカウントをする 。つまり、まず赤信号Rを2値化するとともに図6に示すように計測エリアA1 〜A12を設定する。各計測エリアA1〜A12はマークMの像が生じる部分に 、マークの大きさに対応して設定されており、しかも補正座標(x,y)の分だ け位置シフトしている。そして各計測エリアA1〜A12内の画素数をカウント する。以下同様にして、緑信号G,青信号Bについても、各計測エリアA1〜A 12内の画素数をカウントする。
【0021】 マークMの色が白色であれば計測エリアA内はR,G,Bすべての画素が存在 し、マークMの色が黄色であれば計測エリアA内にはR,Gの画素が存在し、マ ークMの色が橙色であれば計測エリアA内にはRの画素が存在する。なおプーリ ー1の周面は黒色となっている。したがって各計測エリアA内にどの色の画素が 存在するかを検査することによりマークMの色判別ができる。このマークの色と あらかじめ教示されたマークの色とを比べることにより、正しい色のマークMが 塗布されているかどうかを判定することができる。
【0022】 更に、各計測エリアA内の画素のカウント数と、あらかじめ教示された値とを 比較することにより、マークMの大きさが適正であるかどうかを判定することが できる。
【0023】 次に検査の全体手順を図8を参照して説明する。まずプログラム番号によりパ ラメータの設定をし(ステップ31)、ワーク(プーリー)が存在し且つ検査が 終了していないことを確認して色信号R,G,Bを画像として取り込む(ステッ プ32〜37)。検査は補正計測をしてからR,G,Bの画素数をカウントする (ステップ38〜40)。マークの色及び大きさを判定し、良否を判定する(ス テップ41,42)。マークが正常であれば次のプーリーの検査を行い、マーク が異常でブザーが鳴る(ステップ44)。
【0024】 マーク異常のときは再度検査をする(ステップ45〜48)。再検査で正常を 判定すれば次のプーリーの検査を行い、あいかわらず異常であればマーク異常と 判定し、ブザーを停止させる(ステップ49,50)。
【0025】
【考案の効果】
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によれば、マークの色及び マークの大きさの良否を自動的に且つ正確・迅速に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のマーク検査装置を示す構成図。
【図2】撮影装置を示す構成図。
【図3】プーリーを保持した状態を示す説明図。
【図4】実施例のメイン動作を示すフロー図。
【図5】実施例の教示動作を示すフロー図。
【図6】計測エリアを示す説明図。
【図7】位置補正ラインを示す説明図。
【図8】実施例の検査動作を示すフロー図。
【図9】マーカーしたプーリーを示す斜視図。
【符号の説明】
1 プーリー 2 治具 10 マーク検査装置 20 撮影装置 21 カメラスタンド 22 遮光ケース 22a 窓 22b メンテナンス用蓋 23 カラーカメラ 24 照明ランプ 25 近接センサ 26 コンベア 27 ケーブル 30 制御盤 31 制御ケース 32 画像処理装置 33 パソコン 34 モニタ 35 表示・設定装置 M,MW1,MY ,MO マーク A1〜A12 計測エリア HX1,HX2,HX3,HX4,HY 位置補正ライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色の異なる複数のマークが付されたワー
    クの、前記マークの色及び大きさが良好であるか否かを
    検査するマーク検査装置であって、 前記マークを撮影して三種の色信号を出力するカラーカ
    メラと、 前記三種の色信号を2値化して得た三種の各画像の中
    で、マークの像が形成される位置に計測エリアを生成
    し、各計測エリア内においてマークを示す画素の数をカ
    ウントすることによりマークの大きさを判定するととも
    に、各計測エリア内においてどの色の画素が存在するか
    を基にマークの色を判定し、色の良否を判定する処理装
    置と、 を有することを特徴とするマーク検査装置。
JP1992041933U 1992-06-18 1992-06-18 マーク検査装置 Expired - Fee Related JP2578288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041933U JP2578288Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 マーク検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041933U JP2578288Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 マーク検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH064850U true JPH064850U (ja) 1994-01-21
JP2578288Y2 JP2578288Y2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=12622036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992041933U Expired - Fee Related JP2578288Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 マーク検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578288Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673519A (en) * 1979-11-20 1981-06-18 Sumitomo Cement Co Ltd Dust collector for heat exchanger of powder material
JPH03213109A (ja) * 1990-01-18 1991-09-18 Fukagawa:Kk 換気用パイプフィルター

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120686A (ja) * 1987-11-05 1989-05-12 Bridgestone Corp タイヤのカラーマーク自動検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120686A (ja) * 1987-11-05 1989-05-12 Bridgestone Corp タイヤのカラーマーク自動検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673519A (en) * 1979-11-20 1981-06-18 Sumitomo Cement Co Ltd Dust collector for heat exchanger of powder material
JPH03213109A (ja) * 1990-01-18 1991-09-18 Fukagawa:Kk 換気用パイプフィルター

Also Published As

Publication number Publication date
JP2578288Y2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6945245B2 (ja) 外観検査装置
JP5228490B2 (ja) 画像解析によって欠陥検査を行う欠陥検査装置
JP5239314B2 (ja) 物体認識方法およびこの方法を用いた基板外観検査装置
TWI590725B (zh) 印刷電路板外觀的檢查裝置及檢查方法
JPH0736001B2 (ja) びんの欠陥検査方法
JPH07107514B2 (ja) 基板検査装置における表示方法および表示装置
JP2578288Y2 (ja) マーク検査装置
JP2009080004A (ja) 検査装置
JP2002156338A (ja) 缶蓋接合部の検査装置
JP2000046651A (ja) ワイヤーの外観検査装置
JPH11132720A (ja) 点欠陥検出装置及び方法
JP3008683B2 (ja) マーク検査装置
JP7362324B2 (ja) 画像表示装置の検査方法、製造方法及び検査装置
KR20040053558A (ko) 비젼 시스템을 이용한 코일 스프링 마킹 검사 방법
JP2008292398A (ja) 部品電極の浮き不良の検査方法および基板検査装置
JP3584507B2 (ja) パタンムラ検査装置
JP4967132B2 (ja) 対象物表面の欠陥検査方法
JPH01213509A (ja) 表面平滑度自動検査装置
JPH08327497A (ja) カラー液晶表示パネルの検査方法
JPH1114323A (ja) パターン検査方法及びパターン検査装置
JP2000337999A (ja) マスク板を用いた表示素子の自動画質検査方法及び装置
JP2001083474A (ja) 液晶表示パネルの検査方法
JPH0735699A (ja) 表面欠陥検出方法およびその装置
JPH08241402A (ja) 外観検査装置
JPH01210807A (ja) 塗膜平滑度自動検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980421

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees