JPH0648346B2 - 電子写真複写機 - Google Patents

電子写真複写機

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JPH0648346B2
JPH0648346B2 JP62286703A JP28670387A JPH0648346B2 JP H0648346 B2 JPH0648346 B2 JP H0648346B2 JP 62286703 A JP62286703 A JP 62286703A JP 28670387 A JP28670387 A JP 28670387A JP H0648346 B2 JPH0648346 B2 JP H0648346B2
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雅彦 小林
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三田工業株式会社
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6207Holders for the original in copying cameras
    • G03B27/6221Transparent copy platens
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、原稿台が機体に対して移動する形式の電子
写真複写機における原稿台の移動制御の改良に関するも
のである。
<従来の技術> 原稿台が機体に対して移動する形式の電子写真複写機が
知られている。この形式の電子写真複写機においては、
通常、原稿台と機体との間がスライドレール機構によっ
て連結されている。最も一般的なスライドレール機構
は、商品名「アキュライド(登録商標)」として複写機
業界では公知である。
また、この形式の電子写真複写機では、原稿台の移動制
御方式として、原稿の大きさに応じて原稿台の移動量を
変える方式と、原稿の大きさにかかわらず常に原稿台を
最大量移動させる方式とが知られている。複数枚の複写
を撮る場合、特に小サイズの原稿を複数枚複写する場合
において、前者は後者に比べて複写に要する時間が短い
という利点があり、前者の方式が採用されている複写機
が多い。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、前者の方式が採用されている複写機におい
て、小サイズの原稿を多数枚複写した後、それよりも大
サイズの原稿を複写しようとした場合に、「アキュライ
ド」等のスライドレール機構がスムーズに動作しない場
合があった。
この原因は次の通りである。「アキュライド」等のスラ
イドレール機構は、原稿台の移動方向に延びる長手のア
ウタメンバと、アウタメンバの長手方向にスライド可能
なインナメンバと、アウタメンバおよびインナメンバの
間に挿入された中間メンバとを含んでおり、中間メンバ
はアウタメンバとインナメンバとの間のスライドを円滑
にするための球体を有している。そして通常は、アウタ
メンバは原稿台に取付けられ、インナメンバは機体に取
付けられていて、原稿台の移動時には、アウタメンバと
インナメンバとが中間メンバを介して相対移動してい
る。
ところが、小サイズの原稿を多数枚複写する場合等のよ
うに、一定の範囲内で原稿台が相対的に遅い露光速度で
前進し、相対的に速いリターン速度で後退する動作が繰
返されると、原稿台の移動が前進から後退に切換わる際
に中間メンバがアウタメンバとインナメンバとの動きが
変化に追従できなくなり、中間メンバの球体とアウタメ
ンバまたはインナメンバとが転がり接触すべきところを
滑り接触を起こしてしまう。この結果、アウタメンバと
中間メンバまたはインナメンバと中間メンバの相対的な
位置関係がずれてしまう。つまり、中間メンバのマイグ
レーションが生じる。
このマイグレーションが生じた状態で、それまで複写を
行なった原稿よりも大サイズの原稿の複写を行なおうと
すると、原稿台がそれまでの小サイズの原稿領域を越え
て露光方向に移動する際に、マイグレーションを起こし
た中間メンバがアウタメンバの動きに伴なってマイグレ
ーションを起こす前の状態に戻されるため、アウタメン
バと中間メンバの球体またはインナメンバと中間メンバ
の球体との間に滑り接触が発生する。これにより露光中
の原稿台に負荷がかかるから、露光ずれ、つまり複写像
がずれて判読不可能または判読しにくい像が形成される
という問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解消するためになさ
れたものであり、原稿台が機体に対して移動する形式の
電子写真複写機において、スライドレール機構にマイグ
レーションが生じても、それが複写内容に影響を及ぼさ
ないように改善された電子写真複写機を提供することを
目的とする。
<問題点を解決するための手段> この発明は、原稿台が機体に対して移動する形式の電子
写真複写機であって、原稿台と機体との間がスライドレ
ール機構によって連結されており、該スライドレール機
構は、原稿台の移動方向に延びる長手部材で、原稿台ま
たは機体のいずれか一方に取付けられるアウタメンバ
と、原稿台の移動方向に延びる長手部材で、原稿台また
は機体のいずれか他方に取付けられ、前記アウタメンバ
に対してスライド可能なインナメンバと、アウタメンバ
とインナメンバとの間に挿入され、両者間のスライドを
円滑にするための中間メンバとを含んでおり、複写時に
おいて、原稿台は原則として搭載された原稿の大きさに
応じた量を移動するようにされたものにおいて、 一連の複写動作時における最終複写動作の際に、搭載さ
れた原稿の大きさにかかわらず、前記原稿台を最大量移
動させる移動制御手段を設けたことを特徴とする。
<作用> 比較的小サイズの原稿を連続的に複写枚複写することに
よりスライドレール機構にマイグレーションが生じて
も、一連の複写動作の最後の動作の際に、原稿台が最大
量移動されるため、その最大量の移動によってスライド
レール機構のマイグレーションが解消される。このと
き、スライドレール機構がマイグレーションを起こして
いると、原稿台の移動中に途中から余分な負荷がかかる
ことになるが、負荷がかかるのは最後の複写のための露
光が終了した後であり、複写内容に影響はない。
<実施例> 以下には、図面を参照して、この発明の一実施例につい
て詳細に説明をする。
第2図は、この発明の一実施例に係る複写機の外観を表
わす斜視図である。第2図に示されるように、複写機1
は、機体2の上面に原稿台3が設けられている。原稿台
3はガラス取付部4に取付けられたコンタクトガラス5
およびコンタクトガラス5の上を覆うためのカバー6を
備えている。この原稿台3全体は、スライドレール7を
介して機体2の上面に取付けられており、スライドレー
ル7の作用により、原稿台3は機体2に対して左右に、
すなわち矢印8方向に移動することができる。
このスライドレール7は、たとえば日本アキュライド株
式会社製のスライドレール「アキュライド(登録商
標)」を用いることができる。
なお、機体2の上面前部には各種の操作ボタンや表示部
を有する操作パネル9が設けられ、また機体2の右側面
下方には転写紙の入ったカセット10を差し込めるよう
になっており、機体2の左側面には複写完了した転写紙
を受取るための排出トレイ11が取付けられるようにな
っている。
第3図は、第2図の線III−IIIに沿う切断面部分端面図
である。スライドレール7は機体2の上面に取付けられ
たインナメンバ12と、ガラス取付部4の下面に取付け
られたアウタメンバ13と、インナメンバ12とアウタ
メンバ13との間に配置された中間メンバ14とを含ん
でおり、中間メンバ14は鋼球等の球体15を回転自在
に保持している。そして、インナメンバ12とアウタメ
ンバ13との間はこの球体15を介して当接している。
したがって、アウタメンバ13を含む原稿台3は、イン
ナメンバ12を含む機体2に対して左右方向(紙面に垂
直方向)にスライドすることができ、その際両者の間は
球体15による転がり摩擦があるだけで、機体2に対し
て原稿台3は非常に軽くスライドすることができる。
第4図は、複写機1を正面側から見た図で、カバーが閉
じられた原稿台3が左右に動いた状態が二点鎖線で表わ
されるとともに、複写機1の内部構造が図解的に描かれ
ている。
第4図を参照して複写機1の構造と概略動作とについて
簡単に説明をする。移動可能な原稿台3に対応して、機
体2内には原稿を露光する露光ランプ16および露光さ
れた反射光を集光するための集光レンズ17からなる光
学系が備えられている。
また、集光レンズ17で集められた光に基づいて静電潜
像を形成するための感光体ドラム18が設けられてい
て、この感光体ドラム18の周囲には、順に、帯電チャ
ージャ19、現像装置20、帯電チャージャ21、分離
チャージャ22、クリーナ23が配置されている。ここ
に、帯電チャージャ19は感光体ドラム18の表面の感
光体層を一様に帯電させるためのもので、一様に帯電し
た感光体層に集光レンズ17からの光が照射されること
により、照射される光に応じた静電潜像が形成される。
現像装置20は感光体ドラム18表面にトナーを吸着さ
せて静電潜像を現像するための装置である。転写チャー
ジャ21は感光体ドラム18表面に形成されたトナー像
を転写紙に転写するためのものであり、分離チャージャ
21はトナー像が転写された転写紙を感光体ドラム18
表面から分離するためのものである。クリーナ23は感
光体ドラム18表面に残留するトナーを回収するための
ものである。
複写機には、さらに、感光体ドラム18の回転に連動し
て転写紙を搬送するための給紙機構24および搬送・定
着機構25が設けられている。給紙機構24は転写紙が
収容されたカセット10から転写紙を取出す給紙ローラ
26および2次給紙のタイミングをとるためのレジスト
ローラ対27を含んでおり、レジストローラ対27の直
前には2次給紙する転写紙の存在を確認するためのレジ
ストスイッチ28が配置されている。レジストスイッチ
28は送られてきた転写紙の先端を検出することにより
オンし、その転写紙の後端を検出したことによってオフ
するスイッチである。
搬送・定着機構25はトナー像が転写された転写紙を搬
送するための搬送ベルト29、転写されたトナー像を定
着するため定着装置30、トナー像が定着された転写紙
を排出トレイ11へ排出するための排出ローラ対31を
含んでいる。
複写機1の複写動作は概ね次のとおりである。複写開始
に伴ない感光体ドラム18は右方向に回転し、それに連
動して原稿台3が露光のため移動を始め、給紙機構24
によって転写紙の1次給紙が開始される。帯電チャージ
ャ19によって感光体ドラム18の表面に一様な電荷が
形成されたところへ走査露光された光が当たると原稿の
静電潜像が形成される。現像装置20によって形成され
た静電潜像にトナーが与えられ、現像される。これに同
期して、レジストローラ対27によって2次給紙が開始
され、静電潜像が現像された感光体ドラム18表面に転
写紙が密着され、転写チャージャ21によってトナー像
は転写紙に転写される。この転写紙は分離チャージャ2
2によって感光体ドラム18表面から分離され、搬送・
定着機構25に送られて定着装置30でトナー像が定着
され、排出ローラ対31によって排出トレイ11へ排出
される。転写紙が分離された感光体ドラム18の表面は
クリーナ23によってクリーニングされ、帯電チャージ
ャ19によって再び一定電荷が帯電されることになる。
次に、第5図を参照して、原稿台3が移動するときの位
置検出機構について説明をする。第5図は、原稿台3の
位置検出機構を図解的に示す平面図で、たとえば機体の
上面に配設された1対の位置検出スイッチ32a,32
bと、原稿台下面の所定位置に形成された5つの作用突
起33〜37を備えている。1対の位置検出スイッチ3
2a,32bと各作用突起33〜37との位置関係を述
べると、次のとおりである。原稿台3が予め定められた
ホームポジションのときに位置検出スイッチ32aを作
用突起33が押圧し、原稿台3がリターン方向に移動し
て露光開始位置に来たときに位置検出スイッチ32bを
作用突起34が押圧し、原稿台3が露光方向に移動を開
始した直後に原稿の先端にタイミングをとるために位置
検出スイッチ32aを作用突起35が押圧し、原稿台3
が露光方向にその末端まで移動したときに位置検出スイ
ッチ32aおよび32bを作用突起36および37がそ
れぞれ押圧する関係にされている。これによって、位置
検出スイッチ32a,32aの出力に基づき、原稿台3
の位置が検出可能である。
第6図は、スライドレール7の分解斜視図であり、説明
の便宜上、第3図に示される実際に複写機に取付けられ
る場合と上下逆にして描かれている。
スライドレール7のインナメンバ12およびアウタメン
バ13は、それぞれ、断面略C字形の長手部材で、断面
略C字形の開口面同士が対向するように組合わされる。
インナメンバ12とアウタメンバ13との長さは、ほぼ
等しくされている。中間メンバ14は、インナメンバ1
2およびアウタメンバ13の約半分の長さをしており、
その幅方向両側の折曲げられた側板部で、それぞれ、複
数個(図示では7個)の球体15を回転自在に保持して
いる。アウタメンバ13の先端および後端各近傍には、
中間メンバ14の移動を阻止するための突片38が形成
されている。
スライドレール7は、これらインナメンバ12、アウタ
メンバ13および中間メンバ14が第3図に示されるよ
うに組合わされ、3つのメンバが一定の相対的な位置関
係を保ちながらその長さ方向にスライドする。
第7図は、上述の複写機1において、複写動作のために
原稿台3が移動した状態と、そのときのスライドレール
7におけるインナメンバ12、アウタメンバ13および
中間メンバ14の相対的な位置関係を表わす図で、
(A)〜(D)が原稿台3の位置を、(a)〜(d)が
それぞれ対応するアルファベット大文字符号の状態にお
けるスライドレールの状態を平面的に表わしている。
第7図(A)のように、原稿台3がホームポジションで
は、(a)に示されるように、スライドレール7のアウ
タメンバ13はインナメンバ12と完全に重なり合った
状態であり、中間メンバ14は重なり合ったアウタメン
バ13およびインナメンバ12の長さ方向中央部に位置
している。
第7図(B)のように、原稿台3が露光開始位置になっ
たときには、(b)に示されるように、スライドレール
7は、アウタメンバ13が左方向にほぼ最大量スライド
し、インナメンバ12の左半分強とアウタメンバ13の
右半分強とが重なり合い、その重なり合った部分の中央
に中間メンバ14が位置する。
第7図(C)のように、原稿台3が露光方向に最大量移
動した状態では、(c)に示されるように、スライドレ
ール7のアウタメンバ13は右方向にほぼ最大量スライ
ドし、インナメンバ12の右半分強とアウタメンバ13
の左半分強とが重なり合い、その重なり合った部分の中
央に中間メンバ14が位置する。
ところが、複写する原稿が小サイズで、たとえば第7図
(D)に示される位置まで原稿台3が露光方向に移動し
た後、露光開始位置までリターン動作を繰返すと、
(d)に示されるように、スライドレール7のインナメ
ンバ12およびアウタメンバ13に対する中間メンバ1
4の相対的な位置がマイグレーションを起こす場合があ
る。つまり、インナメンバ12とアウタメンバ13とが
(d)に示される重なり状態の場合、正常であれば中間
メンバ14は一点鎖線で示される14′の位置、つまり
インナメンバ12とアウタメンバ13との重なり合った
部分の中央に位置しなければならないのに、マイグレー
ションによって実線で示す14の位置にずれるのであ
る。
かかるずれが生ずると、次に大サイズの原稿を複写しよ
うとした場合、アウタメンバ14はスライドの途中から
マイグレーションを起こしたインナメンバ14をその突
片38(第6図参照)によって引きずりながらスライド
をすることになる。
そこで、この実施例では、原稿台3の移動制御を、次の
ように行っている。
第8図は、複写機1における制御部の概略構成ブロック
図であり、この実施例の特徴に係る制御動作に必要なも
のだけが描かれている。第8図に示されるように、制御
処理はマイクロコンピュータ39によって行なわれ、マ
イクロコンピュータ39内には必要な動作プログラムや
データが予め記憶されておりまたは必要に応じて記憶さ
れるメモリ40が含まれている。前述したレジストスイ
ッチ28および位置検出スイッチ32a,32bの信号
はマイクロコンピュータ39へ与えられる。マイクロコ
ンピュータ39は、係る入力信号および動作プログラム
に基づいて制御処理を実行し、露光ランプ16、ドライ
ブモータ41、原稿台3および給紙機構24を制御す
る。
第1図は、第8図のマイクロコンピュータ39の制御動
作を表わすフローチャートである。
次に、第1図の流れに沿って、かつ、必要に応じて第2
図ないし第8図を参照しつつ、複写機1の特徴的な動作
について説明をする。
複写開始になると、マイクロコンピュータ39はドライ
ブモータ41を駆動させ、原稿台3および給紙機構24
を動作可能な状態とする(ステップS1)。次いで、給
紙機構24へ動作開始信号を与え、給紙機構24によっ
て1次給紙を開始させ(ステツプS2)、また、原稿台
3を露光開始位置へ向かって移動開始させる(ステツプ
S3)。
1次給紙された転写紙の先端がレジストスイッチ28
(第4図参照)をオンしたことによって1次給紙の終了
を判別し(ステツプS4)、位置検出スイッチ32bが
原稿台3の作用突起34(第5図参照)によって押圧さ
れオンしたことによって原稿台3が露光開始位置に達し
たことを判別する(ステツプS5)。
次いで、マイクロコンピュータ39は原稿台3を露光方
向へ移動開始させ(ステツプS6)、原稿台3の作用突
起35が位置検出スイッチ32aをオンさせることによ
って転写紙の先端タイミングを確認し(ステップS
7)、給紙機構24のレジストローラ対27によって1
次給紙された転写紙を感光体ドラム18へ送り出し2次
給紙を開始させる(ステップS8)。そして、公知の複
写プロセス制御が実行される(ステップS9)。
レジストローラ対27によって転写紙の2次給紙が行な
われ、やがて転写紙の後端が送り出されるときに、レジ
ストスイッチ28はオフするので、マイクロコンピュー
タ39はこのレジストスイッチ28のオフ信号によって
2次給紙される転写紙の後端を判別し(ステップS1
0)、次いで、メモリ40に設定された複写枚数が
「0」に達したか否かを判断する(ステップS11)。
そして、複写の残り枚数が「0」でなく、引続いて複写
を行なうと判別したときには、マイクロコンピュータ3
9は原稿台3を直ちに停止させ(ステップS12)、上
述したステップS2からの処理を再度実行する。この結
果、複写機1の原稿台3は、原稿サイズに応じた量だけ
露光のために移動した後直ちに次の複写処理のために露
光開始位置へリターンするので、連続複写時における複
写時間を短時間で済ますことができる。
一方、ステップS11において、複写の残り枚数が
「0」と判別したときは、マイクロコンピュータ39は
そのまま原稿台3を移動させ続け、原稿台3が露光方向
に最大量移動するのを待つ(ステップS13)。
このように、原稿台3を露光方向に最大量移動させるこ
とにより、第7図(d)に示されるように中間メンバ1
4がマイグレーションを起こしていても、アウタメンバ
13が右方向最大位置まで移動することによって中間メ
ンバ14のマイグレーションが解消される。
また、このとき原稿台3の移動に対して途中から負荷が
かかるが、既に複写処理は完了しているため、転写紙の
複写像がずれたりぼけたりすることはない。
原稿台3が露光方向に最大量移動したときには、原稿台
3の作用突起36および37が位置検出スイッチ32a
および32bをオンさせる。したがって、マイクロコン
ピュータ39は、位置検出スイッチ32a,32bのオ
ン信号に基づいて原稿台3を停止させ(ステップS1
3,S14)、原稿台3をリターン方向へ移動開始させ
る(ステップS15)。
そして、原稿台3の作用突起33が位置検出スイッチ3
2aをオンさせたとき、原稿台3がホームポジションに
達したと判別して(ステップS16)、原稿台3を停止
させ(ステップS17)、ドライブモータ41を停止さ
せる(ステップS18)。
上述の制御の場合、連続複写ではなく、原稿を1枚だけ
複写する場合においては、原稿台3は原稿のサイズに関
わりなく、常に露光方向に最大量移動することになる。
このため、1枚複写のときの複写速度が遅くなるかのよ
うに思える。しかしながら、複写プロセスを経た転写紙
は、第4図に示されるように、搬送ベルト29で送ら
れ、定着装置30で像が定着されて後に排出ローラ対3
1で排出されるため、それに要する時間が多少かかる。
上記制御では、その間に原稿台3を露光方向に最大量移
動させてリターンさせられるため、実質上、原稿台3の
移動が複写速度を遅くするという心配はない。
上述の実施例においては、ステップS11、S12に示
されるように、連続複写時において、複写残り枚数が
「0」でないときは、原稿の露光が終了後直ちに原稿台
3を停止させ、リターン方向へ移動させるようにした
が、ごく小サイズの原稿を露光する際、原稿の露光が終
了してもそのまま原稿台3を露光方向へ移動させ、原稿
台3がホームポジションに達したときに停止させて、リ
ターン方向へ移動させるようにしてもよい。
<発明の効果> 以上のように、この発明は、一連の複写動作における最
終複写動作の際に、原稿の大きさに関わらず、原稿台を
最大量移動させるようにしたので、原稿台を移動させる
ためのスライドレール機構にマイグレーションが生じて
も、そのマイグレーションは最終露光を完了後も最大移
動位置まで移動を続ける動作によって解消できるため、
その後の複写に複写不良を生じることのない装置にでき
る。
また、この発明は簡単なソフトウェア処理によって行な
えるため、従来の電子写真複写機を、いわゆるハード的
に何ら変更する必要はなく、安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る複写機の特徴とな
る制御動作を表わすフローチャート、 第2図は、この発明の一実施例に係る複写機の外観を表
わす斜視図、 第3図は、第2図の線III−IIIに沿う切断面部分端面
図、 第4図は、この発明の一実施例に係る複写機を正面側か
ら見た図解図、 第5図は、原稿台の位置検出機構の構成例を示す図解的
な平面図、 第6図は、スライドレールの分解斜視図、 第7図は、原稿台の移動位置とスライドレールの動きと
の関係を表わす図、 第8図は、この発明の一実施例に係る複写機の制御部の
構成ブロック図を示す。 図において、1…複写機、2…機体、3…原稿台、7…
スライドレール、12…インナメンバ、13…アウタメ
ンバ、14…中間メンバ、15…球体、24…給紙機
構、27…レジストローラ対、28…レジストスイッ
チ、32a,32b…位置検出スイッチ、33,34,
35,36,37…作用突起、39…マイクロコンピュ
ータを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台が機体に対して移動する形式の電子
    写真複写機であって、原稿台と機体との間がスライドレ
    ール機構によって連結されており、該スライドレール機
    構は、原稿台の移動方向に延びる長手部材で、原稿台ま
    たは機体のいずれか一方に取付けられるアウタメンバ
    と、原稿台の移動方向に延びる長手部材で、原稿台また
    は機体のいずれか他方に取付けられ、前記アウタメンバ
    に対してスライド可能なインナメンバと、アウタメンバ
    とインナメンバとの間に挿入され、両者間のスライドを
    円滑にするための中間メンバとを含んでおり、複写時に
    おいて、原稿台は原則として搭載された原稿の大きさに
    応じた量を移動するようにされたものにおいて、 一連の複写動作時における最終複写動作の際に、搭載さ
    れた原稿の大きさにかかわらず、前記原稿台を最大量移
    動させる移動制御手段を設けたことを特徴とする、電子
    写真複写機。
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