JPS60175043A - 露光装置における可動原稿載置台のガイド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、露光装置における可動原稿載置台のガイド
装置に関し、特に、上面に原稿を載置して往復動を行う
可動原稿載置台を露光装置の光学系からほぼ一定の距離
とすることのできる露光装置における可動原稿載置台の
ガイド装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、原稿を載置して本体の上面を水平方向に往復動し
て複写を行う、いわゆる可動原稿台を有する複写機にあ
っては、前記可動原稿台がその往動時および復動時に本
体外に走行したとき、可動原稿台はその自重により本体
の中心部側よりも突出端部に至る程低くなるように、い
いかえれば可動原稿台の中心部が浮き上がって傾斜して
しまった。

そして、このように傾斜した場合には、可動原稿台の下
面と像担持体との距離が変動してしまうので、原稿画像
は結像位置にある像担持体の表面で正しく結像されなく
なるという不都合を有し、この傾向は光学系に焦点深度
の浅い集束性光伝送体（たとえばセルフォックレンズ）
を用いた場合には、深刻な問題になるという欠点を有し
ていた。

この欠点を解決するために、たとえば特開昭５５−１５
３９６７号に示されるようなものが提案されており、こ
のものにあっては、原稿載置台をその移動方向の両側で
支持するような構造となっていて、後述するこの発明の
実施例と同一の部材には同一の番号を付しておくと、原
稿載置台の一例を精密レール（商品名ニアキュライドレ
ール）で、また他側をガイドレールでそれぞれ支持する
構造となっている。

すなわち、第１図に示すように前記ガイドレール３０は
中央部が高く、両側に行（に従って順次低くなる山形状
をなしていて、可動原稿台２がその移動域の中間部に位
置して本体の上部に位置しているときは、可動原稿台の
下面はガイドレール３０の中央頂部と当接する位置であ
るとともに、いずれか一方向に最大に移動して本体外に
走行した場合であっても、露光される部分に対応する可
動原稿台２の下面は、前記と同様にガイドレール３０の
中央頂部に当接しているために常に露光され得る可動原
稿台の下面と像担持体との距離は一定に保持することが
できるものである。しかし、可動原稿台２の下面は、第
２図にも示すように前記ガイドレール３０によって可動
原稿台の下面を保持しているために可動原稿台の往復移
動時にすべり摩擦が生じ、この摩擦力が移動に対しての
負荷となってしまうために円滑なる往復移動ができなく
なってしまって複写画像に乱れが生じる恐れがあるとい
う欠点を有してした。

〔発明の目的〕

この発明は、前記のような従来のもののもつ欠点を排除
して常に可動原稿台の下面と像担持体との距離を一定に
保つことができるとともに、可動原稿台の往復移動時に
摩擦力が生じて前記可動原稿台の往復移動に対して負荷
となることを防止して円滑なる往復動を可能とし、これ
らによって複写画像に乱れが生じる恐れを確実に防止す
ることのできる露光装置における可動原稿台のガイド装
置を提供する。

〔発明の構成〕

この発明は、水平方向に往復移動する原稿載置台上の原
稿載置面からの反射光を光学系を介して像担持体に導く
露光装置において、前記原稿載置台の一例下面に、しか
もその移動方向に延びた軌条部材と、前記原稿載置台の
他側下面と当接するとともに、前記光学系の位置に対応
する位置に転勤部材とを設けた構成を有している。

〔発明の実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

第３〜５図には、この発明を適用した電子写真複写装置
が示されており、本体１の上面には後述するガイド装置
で支持されて図の左右方向に往復動可能な原稿載置台２
が配設されるとともに、この原稿載置台２にはその上面
を開放、被覆可能なプラテンカバー３が設けられている
。

前記本体１の内部の上部には、前記原稿載置台２の下面
に光を照射する露光ランプ４が設けられ、また中央部に
は感光体ドラム５が矢印方向に回転可能に設けられると
ともに、この感光体ドラム５の上方近傍には、それに対
向する帯電装置６およびこの帯電装置６の前記感光体ド
ラム５０回転方向前方に集束性光伝送体くセルフォック
レンズ）７を有する露光装置８が設けられている。さら
に、現像装置９、転写装置１０、分離装置１１、除電お
よびクリーニング装置１２がそれぞれ前記感光体ドラム
５に近接して対向するように配置されている 前記本体ｌの内部下部の一例には、カセットケース１３
が挿脱可能に設けられるとともに、カセットケース１３
が挿入された際に、それに積重ねられた用紙束のうちの
最上位の用紙の上面に当接する給紙ローラ１４が設けら
れ、そして給紙ローラ１４の近傍と前記転写装置ｌＯの
近傍との間には、カセットケース１３内の用紙を前記転
写装置１０へ搬送する給紙路１５が設けられている。こ
の給紙路１５の一部は、切欠されるとともに、この切欠
された部分に上下一対のレジストローラ１６が配設され
ている。

前記本体ｌの内部下部の他側（図の左方）には、定着装
置１７が設けられ、この定着装置１７と前記感光体ドラ
ム５の近傍に設けられた分離装置１１との間には用紙の
搬送路１８が設けられており、そして前記定着装置１７
の前記搬送路１８と反対側には、排紙部１９と排紙トイ
レ２０とが設けられている。

そして、前記ガイド装置は、第３〜５図に示すように前
記原稿載置台２の往復移動方向の一側を支持する精密レ
ール（アキュライドレール）２１と、他側を支持するロ
ーラ２２とを有し、この精密レール２１はその案内レー
ル部２２ａが基板２８に固定されるとともに、該案内レ
ール部２２ａと多数の鋼球２３を介して摺動自在に摺動
体２４が嵌着され、そしてこの摺動体２４はヒンジ２５
を介して原稿載置台２を構成する細長いガラス保持部材
２６と連結されている。

このガラス保持部材２６は、連結杆２７を介して無端チ
ェノ２９により走査方向へ移動されるように構成されて
いる。

また、前記原稿載置台２の他側は、前記集束性光伝送体
（セルフォックレンズ）７の位置に対応する位置に回転
可能に配設された前記ローラ２２の上面に支持されてい
る。

次ぎに前記のものの作用について説明する。

まず、原稿載置台２上に原稿を載置したのちにプラテン
カバー３で被覆し、操作パネルのコピースタートボタン
（図示せず）を押すと、原稿載置台２は、往復移動を開
始するとともに、この移動時に露光ランプ４が前記集束
性光伝送体７の上方に対応する原稿載置台４の下面を照
射するので原稿からの反射光は、前記集束性光伝送体７
を介して感光体ドラム５に達する。

一方、この反射光が達する感光体ドラム５の位置よりも
感光体ドラム５の回転方向手前側には、帯電装置６が位
置していて感光体ドラム５の表面に帯電を行ない、これ
により前記感光体ドラム５の表面には原稿載置台２上に
載置した原稿画像に対応した静電潜像が形成され、この
のち前記現像装置９で現像されてトナー像となるもので
ある。

一方、前記給紙ローラ１４が回転してカセットケース１
３内の用紙の内の最上位の用紙が給紙路１５を介してレ
ジストローラ１６に達し、前記感光体ドラム５の表面に
形成されたトナー像が転写装置１０に達するのと同期し
そ前記レジストローラ１６によって給送されてトナー像
が転写され、分離装置１１で分離されたのちに定着装置
１７で定着されて排紙部１９を介して排紙トレイ２０上
に排出される。

このような複写動作時に、前記原稿載置台２は、ガイド
装置で支持されて水平方向に往復動を行うが、その−側
の下面は精密レール（アキュライドレール）２１によっ
て支持されており、しかも前記精密レール（アキュライ
ドレール）２１によって平面保持されているので往復移
動中に安定して水平状態を保持するとともに、他側の下
面は前記集束性光伝送体７の位置に対応した位置に設け
られた前記ローラ２２によって一点保持されているので
従来のガイドレール３ｏの支持と比較して発生する摩擦
力が少なく、しがも前記ローラ２２はそれ自体回転可能
に支持されているので前記原稿載置台２の往復移動に対
して負荷となることがなく円滑なる原稿載置台２の往復
移動を確保することができるものである。

さらに、既述のように前記原稿載置台２は、その−例の
下面を前記精密レール（アキュライドレール）２１で平
面保持され、他側下面を集束性光伝送体７の位置に対応
した位置となっている回転自在のローラ２２によって一
点保持されているので原稿載置台２が最大限に移動して
本体の上面から外れた位置となった際でも原稿載置台２
の水平性がくずれる恐れがなく、これにより常に集束性
光伝送体（セルフォックレンズ）７に入光する露光ラン
プ４の反射光の反射位置、すなわち集束性光伝送体（セ
ルフォックレンズ）７と露光ランプ４が反射する原稿載
置台２の下面の位置との距離ば、原稿載置台２の往復移
動時に変動する恐れがなく原稿画像は、結像位置にある
感光体ドラム２の表面で正しく結像されるので複写画像
には画像の乱れが生じる恐れはなく、鮮明なる複写画像
を得ることができるものである。

〔発明の効果〕

この発明は、前記のように構成したことにより、原稿載
置台の往復移動時には常に原稿載置台の下面と露光装置
との距離が変動することがなく、原稿画像は結像位置に
ある像担持体の表面で正しく結像されるので、常に安定
した画像を得ることができるとともに、移動時に摩擦力
が作用することが少ないので円滑なる原稿載置台の往復
移動を確保することができるなどのすぐれた効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は従来の中のを
示す概略正面図第２図は第１図のものの概略縦断面図、
第３図はこの発明の実施例を示す概略正面図、第４図は
第３図のものの概略正面図、第５図は第３図の中の概略
縦断面図である。 １−・・−一一一一本体　２−・−・−原稿載置台３−
−−−−−−プランテンカバー ４−・・−・露光ランプ　５−・・−・・感光体ドラム
６−・−・帯電装置　７−・・・・・集束性光伝送体８
−−−−−−一露光装置　９−−−−−−一現像装置１
　（Ｌ−−−−−・・転写装置　１１−−−−−−一分
離装置１２−・−クリーニング装置 １３−−−−−一カセントケース １４−−−−−−一給紙ローラ　１５−−−−−−一給
紙路１６・−一−−−−レジストローラ １７−−−−−−−一定着装置　１８・−・−・−搬送
路１９−・−・−排紙部　２（Ｌ−−−−−−一排紙ト
イレ２１−・・−・精密レール　２２−−−−−−一案
内レール２３−−−−−−−鋼球　２４−−−−−−一
摺動体２５−・−ヒンジ　２６−・−・−保持部材２７
−・一連結　２８−・−・一基板 ２９−−−−−−・無端チェノ ３０−−−−−・−ガイドレール 第１図 第２図 コ　花 第３図 第４図 １ 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１水平方向に往復移動する原稿載置台上の原稿載置
   面からの反射光を光学系を介して像担持体に導く露光装
   置において、前記原稿載置台の一例下面に、しかもその
   移動方向に延びた軌条部材と、前記原稿載置台の他側下
   面に当接するとともに、前記光学系の位置に対応する位
   置に転動部材とを設けたことを特徴とする露光装置にお
   ける可動原稿載置台のガイド装置。 （２）　前記転動部材は、回転可能であるとともに、そ
   の上面に前記原稿載置台の他側部が載置した状態となっ
   ている特許請求の範囲第１項記載の露光装置における可
   動原稿載置台のガイド装置。