JPH0648341A - 自転車用発電機 - Google Patents

自転車用発電機

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Publication number
JPH0648341A
JPH0648341A JP20466692A JP20466692A JPH0648341A JP H0648341 A JPH0648341 A JP H0648341A JP 20466692 A JP20466692 A JP 20466692A JP 20466692 A JP20466692 A JP 20466692A JP H0648341 A JPH0648341 A JP H0648341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
poles
iron core
dynamo
bicycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP20466692A
Other languages
English (en)
Inventor
Norinobu Tomiya
宣布 富弥
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ISONIC KK
Original Assignee
ISONIC KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0648341A publication Critical patent/JPH0648341A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリッカーを確実に低減し得る自転車用発電
機を提供する。 【構成】 ハブダイナモ1は、ハブシャフト2に固定さ
れた複数の極3a、3b、3c、3dを構成する積層鉄
心4を有しており、それぞれの極3a、3b、3c、3
dにはコイル5が巻回されている。積層鉄心4及びコイ
ル5は、ハブケース6により覆われており、ハブケース
6の内側には永久磁石7が設けられている。それぞれの
極3a、3b、3c、3dの磁石に臨む先端には、複数
の突起9が設けられており、複数の突起9と、突起9間
の溝10とが複数(例えば32組)のN、S極を形成す
る。車輪が1回転する間に、ハブダイナモ1では、複数
の突起9と、突起9間の溝10とで形成された複数の
N、S極の組み数(32組×4)の周波数の電気が発生
し、従来例に比較して極数を大幅に増加して周波数を上
げ、低速域におけるフリッカーを確実に低減し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車に用いられる発
電機、特に自転車のハブ内に組み込まれた自転車用発電
機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の自転車を示す側面図であ
る。
【0003】従来、自転車に用いられる発電機は、図3
に示すように、フロントフォーク10に固定され、発電
時は回転部14が前輪11のリム12に接触することに
より発電を行うリムドライブ式ダイナモ13が用いられ
ている。
【0004】このリムドライブ式ダイナモ13は、図4
に示すように、前輪11のリム12に接触して前輪11
と共に回転する回転部14と、回転部14に固定され回
転部14と共に回転する鉄心15と、鉄心15の外周に
固定された永久磁石16と、ダイナモ本体13の永久磁
石16に臨む位置に巻回されたコイル17とから構成さ
れており、昼間は回転部14が前輪11のリム12に接
触しない位置に保持する保持手段(図示せず)が設けら
れている。
【0005】次に動作について説明する。
【0006】夜間等のライトを必要とする場合、自転車
に乗る人は保持手段を解除し、回転部14を前輪11の
リム12に接触させる。すると、前輪11の回転と共に
回転部14が回転し、回転部14の回転により鉄心15
及び永久磁石16が回転し、電磁誘導作用により電気が
発生する。そして、発生した電気を電線によりヘッドラ
ンプ18(図3参照)へ導いて発光させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のリムドライブ式ダイナモ13では、回転部14
を前輪11のリム12に接触させて回転部14、鉄心1
5及び永久磁石16を回転させるため、ペダルが重くな
るという欠点があった。
【0008】そこで、この欠点を解消するものとして、
ハブ1a(図1参照)内にダイナモを設けたハブダイナ
モが案出されている。
【0009】図5は、従来のハブダイナモを示す平面断
面図であり、図6は、従来のハブダイナモを示す側面断
面図である。
【0010】ハブダイナモ1は、図5及び図6に示すよ
うに、ハブシャフト2に固定された複数の極(図示例で
は4極)3a、3b、3c、3dを構成する積層鉄心4
を有しており、それぞれの極3a、3b、3c、3dに
はコイル5が巻回されている。そして、積層鉄心4及び
コイル5は、軸受け8により回転自在に支持されたハブ
ケース6により覆われており、ハブケース6の内側には
永久磁石7が設けられている。
【0011】次に動作について説明する。
【0012】自転車に乗る人がペダルを踏み、前輪11
が回転すると、ハブケース6と共に永久磁石7が回転
し、電磁誘導作用によりコイル5に電気が発生する。そ
して、コイル5に発生した電気を電線によりヘッドラン
プ18(図1参照)へ導いて発光させる。
【0013】しかし、ハブダイナモはペダルに対する負
荷は軽いが、車輪が1回転する間にハブダイナモも1回
転しかしないため、複数のN、S極の組み数(2組)の
周波数の電気が発生し、低速では光がちらつくいわゆる
フリッカーが目立つという問題点がある。そこで、フリ
ッカーを押さえるためには、コイル数を多くし、かつ極
数を多極にして周波数を上げる方法があるが、極数を増
やすに従ってコイル数も増やさなければならず、それ程
大きくないハブ内において極数を増加するには限界があ
り、このため、低速においてフリッカーを確実に低減す
ることができないという問題点があった。
【0014】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたものであって、フリッカーを確実に低減
し得る自転車用発電機を提供することを目的とするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、この発明に係る自転車用発電
機は、複数の極を構成する鉄心と、鉄心の極部分に巻回
されたコイルと、ハブケース内の鉄心に臨んだ位置に固
定した磁石と、それぞれの極の先端に磁石に臨んで設け
られた複数の突起と、を備えることを特徴とするもので
ある。
【0016】
【作用】上述構成に基づき、この発明における自転車用
発電機は、それぞれの極の先端に磁石に臨んで設けられ
た複数の突起と、突起間の溝とが複数の極を形成し、極
数を大幅に増加して周波数を上げ、フリッカーを確実に
低減し得る。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0018】図1は、本発明に係る自転車用発電機(ハ
ブダイナモ)を示す平面断面図であり、図2は、本発明
に係る自転車用発電機を示す側面断面図である。
【0019】ハブダイナモ1は、図1及び図2に示すよ
うに、ハブシャフト2に固定された複数の極(図示例で
は4極)3a、3b、3c、3dを構成する積層鉄心4
を有しており、それぞれの極3a、3b、3c、3dに
はコイル5が巻回されている。そして、積層鉄心4及び
コイル5は、軸受け8により回転自在に支持されたハブ
ケース6により覆われており、ハブケース6の内側には
永久磁石7が設けられている。
【0020】一方、それぞれの極3a、3b、3c、3
dの磁石に臨む先端には、複数(例えば32個)の突起
9が設けられており、複数の突起9と、突起9間の溝1
0とが複数(例えば32組)のN、S極を形成するよう
になっている。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
【0022】自転車に乗る人がペダルを踏み、前輪が回
転すると、ハブケース6と共に永久磁石7が回転し、電
磁誘導作用によりコイル5に電気が発生する。そして、
コイル5に発生した電気を電線によりヘッドランプ18
(図3参照)へ導いて発光させる。
【0023】この際、車輪が1回転する間に、ハブダイ
ナモ1では、複数の突起9と、突起9間の溝10とで形
成された複数のN、S極の組み数(32組×4)の周波
数(132)の電気が発生し、従来例に比較して極数を
大幅に増加して周波数を上げ、低速域におけるフリッカ
ーを確実に低減する。
【0024】なお、上述実施例においては、積層鉄心4
をハブシャフト2に固定すると共にハブケース6に永久
磁石7を設けたが、これとは逆に、永久磁石7をハブシ
ャフト2に固定すると共にハブケース6に積層鉄心4を
固定しても同様の効果を奏することはもちろんである。
【0025】また、上述実施例においては、磁石として
永久磁石7を用いて説明したが、これに限らず、電磁石
でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
それぞれの極の先端に磁石に臨んで複数の突起を設けた
ので、複数の突起と、突起間の溝とが複数の極を形成
し、極数を大幅に増加して、周波数を上げることにより
フリッカーを確実に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自転車用発電機(ハブダイナモ)
を示す平面断面図である。
【図2】本発明に係る自転車用発電機を示す側面断面図
である。
【図3】従来の自転車を示す側面図である。
【図4】従来のリムドライブ式ダイナモを示す断面図で
ある。
【図5】従来のハブダイナモを示す平面断面図である。
【図6】従来のハブダイナモを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 ハブダイナモ 2 ハブシャフト 3a、3b、3c、3d 極 4 積層鉄心 5 コイル 6 ハブケース 7 永久磁石 9 突起 10 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のハブ内に組み込まれた自転車用
    発電機において、 複数の極を構成する鉄心と、 鉄心の極部分に巻回されたコイルと、 ハブケース内の鉄心に臨んだ位置に固定した磁石と、 それぞれの極の先端に磁石に臨んで設けられた複数の突
    起と、 を備えることを特徴とする自転車用発電機。
JP20466692A 1992-07-31 1992-07-31 自転車用発電機 Pending JPH0648341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20466692A JPH0648341A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 自転車用発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20466692A JPH0648341A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 自転車用発電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0648341A true JPH0648341A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16494280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20466692A Pending JPH0648341A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 自転車用発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0648341A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016146713A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 学校法人金沢工業大学 発電機
JP2016146712A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 学校法人金沢工業大学 発電機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016146713A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 学校法人金沢工業大学 発電機
JP2016146712A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 学校法人金沢工業大学 発電機

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