JPH0648334B2 - 液晶プロジェクターシステム - Google Patents

液晶プロジェクターシステム

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JPH0648334B2
JPH0648334B2 JP2216222A JP21622290A JPH0648334B2 JP H0648334 B2 JPH0648334 B2 JP H0648334B2 JP 2216222 A JP2216222 A JP 2216222A JP 21622290 A JP21622290 A JP 21622290A JP H0648334 B2 JPH0648334 B2 JP H0648334B2
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JP
Japan
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liquid crystal
light
panel
polarizing plate
crystal projector
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JP2216222A
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光生 曽根田
康雄 中田
祐司 林
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は透過形の液晶セルを用いて画像をパネル面上に
投映するようにした液晶プロジェクターシステムに関す
る。
背景技術とその問題点 透過形の液晶セルを用いて画像を投映することができ
る。第１図において、(1)は透過形の液晶セルを用いた
ディスプレイ装置であって、このディスプレイ装置(1)
には表示画素を構成する液晶セルがマトリクス状に配さ
れ、駆動回路(2)からの例えば映像信号に基づいた駆動
信号により画像が形成される。
またランプ(3)からの光が偏光板(4)を通じてディスプレ
イ装置(1)に照射され、この透過光が検光用の偏光板(5)
を通じて取り出される。ここで、偏光板(4)，(5)の偏光
面は互いに直交して配され、駆動回路(2)からの信号が
ないときにランプ(3)からの光の成分の１／２が通過さ
れ、信号があるときランプ(3)からの光は偏光板(4)，
(5)で吸収されて上述の駆動信号による画像に基づく映
像光が形成される。
ひこの映像光がレンズ(6)を通じてパネル(7)の面に投映
される。
このようにして画像の投映が行われる。
ところがこの装置において、図中の(8)のように外光が
照射されると、パネル(7)上の投映像はコントラストが
著しく低下してしまう。
発明の目的 本発明はこのような点にかんがみ、外光の影響を抑圧
し、コントラストを向上させるものである。
発明の概要 本発明は、光源と、該光源からの光を変調するための透
過形液晶セルと、該透過形液晶セルをはさんで前後に設
けられた第一、及び第二の偏光板とを有する液晶プロジ
ェクター装置と、上記液晶プロジェクター装置からの画
像光が投映される反射パネルとからなり、該反射パネル
上に形成された画像を上記液晶プロジェクター装置側か
ら観察するとともに、上記第二の偏光板を上記反射パネ
ルの上記液晶プロジェクター装置側に近接して配置する
ことを特徴とする液晶プロジェクターシステムであっ
て、これによれば外光の影響を抑圧し、コントラストを
向上させることができる。
実施例 第２図において、検光用の偏光板をパネル(7)の面に近
接して(10)の位置に設ける。
この装置において、ランプ(3)からの光はｘ方向とｙ方
向の成分を持っており、偏光板(4)を通ることでいずれ
か一方向が吸収され、例えばｘ方向の成分Ｌｘのみが通
過する。この光が液晶ディスプレイ装置(1)を通ると、
例えば電界をかけていないとき（無信号時）には光が90
度の偏光を受けるためｙ方向の成分Ｌｙの光に変わる。
そしてパネル(7)上の偏光板(10)はＬｙ成分のみを通す
ので、パネル(7)上に光が到達し、その反射光が観察さ
れる。
これに対して外光(8)は、Ｌｘ＋Ｌｙの成分を持ってい
るが、パネル(7)に到達する前に偏光板(10)でＬｘの成
分が吸収される。ここで従来の装置では、Ｌｘ＋Ｌｙの
全ての光がパネル(7)に当ってしまうから上述のように
偏光板(10)をパネル(7)上におくことで外光の影響を１
／２にすることができる。
すなわち、偏光板(10)に入る前の映像光及び外光の強さ
を共に100とすると、パネル(7)が鏡面の場合に、映像光
は偏光面が偏光板(10)と一致しているために反射光は10
0の強さがそのまま取り出されるのに対し、外光はＬｘ
成分が吸収されて50の光のみが反射される。またパネル
(7)が完全散乱面の場合には、映像光の反射光は50、外
光の反射光25となって、いずれの場合も外光の影響を１
／２にすることができる。
さらに映像光のみについて考えると、液晶セル通過後の
信号成分はＬｘであり、無信号成分Ｌｙである。ここで
従来の装置で偏光板(5)のｙ方向の透過率をｔとする
と、パネル(7)でのコントラスト比は、 となる。これに対して偏光板(10)をパネル(7)面上に設
けた場合には、映像光が偏光板(10)を２回通過するた
め、そのコントラスト比は、 となり、例えばｔ＝0.9とすると、(1)式では (2)式では となってコントラスト比が９倍向上する。
なお、偏光板のコストは装置全体からみるとわずかであ
り、パネル(7)面の大きさにしてもあまり問題はない。
また上述の例ではＴＮ形の液晶セルの場合を示したが、
これはＧＨ形であってもよく、その場合は偏光板(4)が
不要となる。
発明の効果 本発明によれば、外光の影響を抑圧し、コントラストを
向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来の装置の構成図、第２図は本発明の一例の
構成図である。 (1)は液晶ディスプレイ装置、(2)は駆動回路、(3)はラ
ンプ、(4)，(10)は偏光板、(6)はレンズ、(7)はパネ
ル、(8)は外光である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−119243（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−79596（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−95853（ＪＰ，Ａ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】光源と、該光源からの光を変調するための
    透過形液晶セルと、該透過形液晶セルをはさんで前後に
    設けられた第一、及び第二の偏光板とを有する液晶プロ
    ジェクター装置と、 上記液晶プロジェクター装置からの画像光が投映される
    反射パネルとからなり、 該反射パネル上に形成された画像を上記液晶プロジェク
    ター装置側から観察するとともに、 上記第二の偏光板を上記反射パネルの上記液晶プロジェ
    クター装置側に近接して配置することを特徴とする液晶
    プロジェクターシステム。
JP2216222A 1990-08-16 1990-08-16 液晶プロジェクターシステム Expired - Lifetime JPH0648334B2 (ja)

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JPH03101712A JPH03101712A (ja) 1991-04-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5171697A (ja) * 1974-12-18 1976-06-21 Mitsubishi Electric Corp Toshagatahyojishisutemu

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JPH03101712A (ja) 1991-04-26

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