JPH0648246Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0648246Y2 JPH0648246Y2 JP1988135680U JP13568088U JPH0648246Y2 JP H0648246 Y2 JPH0648246 Y2 JP H0648246Y2 JP 1988135680 U JP1988135680 U JP 1988135680U JP 13568088 U JP13568088 U JP 13568088U JP H0648246 Y2 JPH0648246 Y2 JP H0648246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- drain pan
- fixing member
- drain
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は筐体に熱交換器、ドレンパン等が収納された空
気調和機に関する。
気調和機に関する。
（ロ）従来の技術 実公昭53-7560号公報では熱交換器につながれた冷媒管
の接続具を筐体内の一側に寄せると共に、この接続具の
下方にドレンパンを配置させた空気調和機が示されてい
る。そして、接続具やこの接続具の取付部材に付着して
滴下したドレン水はドレンパンで受けるようにしてい
る。
の接続具を筐体内の一側に寄せると共に、この接続具の
下方にドレンパンを配置させた空気調和機が示されてい
る。そして、接続具やこの接続具の取付部材に付着して
滴下したドレン水はドレンパンで受けるようにしてい
る。
（ハ）考案が解決しようとする課題 このような空気調和機において、筐体の一側に接続具や
ドレンパンを置くスペースが十分とれれば、接続具やこ
の接続具の取付部材に付着して滴下したドレン水は確実
にドレンパンに導びかれるものの、上述したスペースが
十分確保できない場合すなわち接続具がドレンパンの上
方からはみ出した場合は、上述のドレン水がドレンパン
で確実に受けられないおそれが考えられる。
ドレンパンを置くスペースが十分とれれば、接続具やこ
の接続具の取付部材に付着して滴下したドレン水は確実
にドレンパンに導びかれるものの、上述したスペースが
十分確保できない場合すなわち接続具がドレンパンの上
方からはみ出した場合は、上述のドレン水がドレンパン
で確実に受けられないおそれが考えられる。
本考案は上述の課題を解決することを目的としたもので
ある。
ある。
（ニ）課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は配管の固定部材を
ドレンパンの上方に配置し、且つこの固定部材配管の接
続具から流下したドレン水をドレンパンへ案内する導水
片を設けるようにしたものである。
ドレンパンの上方に配置し、且つこの固定部材配管の接
続具から流下したドレン水をドレンパンへ案内する導水
片を設けるようにしたものである。
（ホ）作用 接続具や固定部材に付着して流下したドレン水は導水片
によってドレンパンへ導びかれるようになる。
によってドレンパンへ導びかれるようになる。
（ヘ）実施例 第１図において、１は箱形の空気調和機で、家屋の天井
に隠蔽されるものである。２はサービス点検口兼底面吸
込口、３は背面吸込口である。そして上面にも吸込口
（図示せず）が設けられており、空気調和機の設置状態
に応じて３つの吸込口のうちどれか１つの吸込口を開放
し、残りの２つの吸込口をパネル部材（後述する）で塞
ぐようにする。４は吐出口で、必要に応じてダクトが取
り付けられる。５はこの空気調和機１の筐体内を前後に
区画する仕切板で、前室６と後室７とをつなぐ開口８が
設けられている。９は前室に収納された熱交換器、10は
２つ並べられた送風機で、シロッコファン11とこのファ
ンケーシング12とから構成されている。13はこのシロッ
コファンを駆動する電動機、14はドレンポンプで、これ
ら機器は後室７に収納されている。ここで送風機10はサ
ービス点検口２から臨まれる筐体内の一方に、電動機13
はこの筐体内の他方に配置されている。
に隠蔽されるものである。２はサービス点検口兼底面吸
込口、３は背面吸込口である。そして上面にも吸込口
（図示せず）が設けられており、空気調和機の設置状態
に応じて３つの吸込口のうちどれか１つの吸込口を開放
し、残りの２つの吸込口をパネル部材（後述する）で塞
ぐようにする。４は吐出口で、必要に応じてダクトが取
り付けられる。５はこの空気調和機１の筐体内を前後に
区画する仕切板で、前室６と後室７とをつなぐ開口８が
設けられている。９は前室に収納された熱交換器、10は
２つ並べられた送風機で、シロッコファン11とこのファ
ンケーシング12とから構成されている。13はこのシロッ
コファンを駆動する電動機、14はドレンポンプで、これ
ら機器は後室７に収納されている。ここで送風機10はサ
ービス点検口２から臨まれる筐体内の一方に、電動機13
はこの筐体内の他方に配置されている。
15は天井に固定された吊り具、16はこの空気調和機の左
右両側面の前後に取り付けられた吊り金具で、この金具
16を吊り具15へ装着することによってこの空気調和機１
が天井に設置される。17はこの空気調和機１の本体19の
側板18に固定された収納箱で、この空気調和機１の運転
を制御する電気部品が収納されている。
右両側面の前後に取り付けられた吊り金具で、この金具
16を吊り具15へ装着することによってこの空気調和機１
が天井に設置される。17はこの空気調和機１の本体19の
側板18に固定された収納箱で、この空気調和機１の運転
を制御する電気部品が収納されている。
第２図はこの空気調和機１の後部を示し、20は冷媒管の
接続具、21は温水管の接続具、22はドレン配管でいずれ
も後面にまとめられている。23はサービス点検口を塞ぐ
パネル部材で、第１パネル24と第２パネル25とから構成
されている。この第１パネル24は電動機13の下方に、第
２パネル25は送風機10の下方になるようにしている。す
なわち、第１パネル24をサービス点検口２から外すと電
動機13が見えて第２パネル25を外すと送風機10が見える
ようにしている。ここで第２パネル25の左縁には段差26
があり、第１パネル24の右縁27がこの段差に位置するよ
うにしている。これら２つのパネル24,25は螺子28で底
板30に取り付けられている。
接続具、21は温水管の接続具、22はドレン配管でいずれ
も後面にまとめられている。23はサービス点検口を塞ぐ
パネル部材で、第１パネル24と第２パネル25とから構成
されている。この第１パネル24は電動機13の下方に、第
２パネル25は送風機10の下方になるようにしている。す
なわち、第１パネル24をサービス点検口２から外すと電
動機13が見えて第２パネル25を外すと送風機10が見える
ようにしている。ここで第２パネル25の左縁には段差26
があり、第１パネル24の右縁27がこの段差に位置するよ
うにしている。これら２つのパネル24,25は螺子28で底
板30に取り付けられている。
第３図はこの空気調和機の後部の断面図で、31はドレン
パン、32はこのドレンパンの上方に配置された固定部材
で空気調和機１の天板33に固定されている。この固定部
材32には前述の温水管34の接続具21や冷媒管35の接続具
20が取り付けられている。この温水管34や冷媒管35は熱
交換器９につながれており、冷房時は冷媒管35を介して
凝縮液冷媒を熱交換器９へ流し、暖房時は温水管34を介
して温水を熱交換器９へ流すようにしている。36は固定
部材32の両側縁並びに下縁を折り曲げた導水片である。
このように導水片36を固定部材32の縁に設けて、この固
定部材32そのものの強度をアップさせている。従って、
夫々の接続具20,21に冷媒管37や温水管38をつなぐ時
に、夫々の接続具20,21をぐらつきにくくして、この作
業を行ないやすくしている。39は空気調和機１の後部に
取り付けられる後パネルである。
パン、32はこのドレンパンの上方に配置された固定部材
で空気調和機１の天板33に固定されている。この固定部
材32には前述の温水管34の接続具21や冷媒管35の接続具
20が取り付けられている。この温水管34や冷媒管35は熱
交換器９につながれており、冷房時は冷媒管35を介して
凝縮液冷媒を熱交換器９へ流し、暖房時は温水管34を介
して温水を熱交換器９へ流すようにしている。36は固定
部材32の両側縁並びに下縁を折り曲げた導水片である。
このように導水片36を固定部材32の縁に設けて、この固
定部材32そのものの強度をアップさせている。従って、
夫々の接続具20,21に冷媒管37や温水管38をつなぐ時
に、夫々の接続具20,21をぐらつきにくくして、この作
業を行ないやすくしている。39は空気調和機１の後部に
取り付けられる後パネルである。
そして冷房運転時に、冷媒管35,37へ凝縮液冷媒を流す
と、この冷媒によって冷媒管35や接続具20にドレン水40
が付着する。そして、このドレン水40は固定部材32の両
面41,42を伝わって流下する。そして、流下したドレン
水40は導水片36によってドレンパン31の土手43よりも内
方へ滴下する。
と、この冷媒によって冷媒管35や接続具20にドレン水40
が付着する。そして、このドレン水40は固定部材32の両
面41,42を伝わって流下する。そして、流下したドレン
水40は導水片36によってドレンパン31の土手43よりも内
方へ滴下する。
このように夫々の接続具20,21の一部がドレンパン31よ
りはみ出しても、この接続具20,21や固定部材32に付着
滴下したドレン水40はドレンパン31で受けられるように
している。
りはみ出しても、この接続具20,21や固定部材32に付着
滴下したドレン水40はドレンパン31で受けられるように
している。
（ト）考案の効果 以上述べたように本考案は、配管の固定部材をドレンパ
ンの上方に配置し、且つこの固定部材には配管の接続具
等から流下したドレン水をドレンパンへ案内する導水片
を設けたので、ドレンパンの縁の近くに配管の接続具を
配置しても、この接続具に付着したドレン水をドレンパ
ンへ導びくことができる。これによって接続具の収納ス
ペース並びにドレンパンの小型化を図り空気調和機の大
きさを小さくすることができる。
ンの上方に配置し、且つこの固定部材には配管の接続具
等から流下したドレン水をドレンパンへ案内する導水片
を設けたので、ドレンパンの縁の近くに配管の接続具を
配置しても、この接続具に付着したドレン水をドレンパ
ンへ導びくことができる。これによって接続具の収納ス
ペース並びにドレンパンの小型化を図り空気調和機の大
きさを小さくすることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は空気調和
機の外装板の一部を切り欠いた斜視図、第２図は同機の
後部を示す斜視図、第３図は同機の後部の要部を示す断
面図である。 １……空気調和機、９……熱交換器、20,21……接続
具、31……ドレンパン、32……固定部材、36……導水
片。
機の外装板の一部を切り欠いた斜視図、第２図は同機の
後部を示す斜視図、第３図は同機の後部の要部を示す断
面図である。 １……空気調和機、９……熱交換器、20,21……接続
具、31……ドレンパン、32……固定部材、36……導水
片。
フロントページの続き (72)考案者 宇口 隆彦 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 福本 孝之 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 森 和夫 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実公 昭61−20424（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】筐体内に熱交換器と、この熱交換器の下方
に位置しこの熱交換器から滴下するドレン水を受けるド
レンパンと、この熱交換器から延びた配管の接続具を固
定する固定部材とを備えた空気調和機において、この固
定部材を前記ドレンパンの上方に配置させると共に、こ
の固定部材には前記接続具から流下したドレン水を前記
ドレンパンへ案内する導水片を設けたことを特徴とする
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988135680U JPH0648246Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988135680U JPH0648246Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255021U JPH0255021U (ja) | 1990-04-20 |
| JPH0648246Y2 true JPH0648246Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31395524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988135680U Expired - Lifetime JPH0648246Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648246Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6120424U (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-06 | 株式会社 大井製作所 | 自動車用スライドドアの案内支持装置 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP1988135680U patent/JPH0648246Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0255021U (ja) | 1990-04-20 |
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