JPH064822Y2 - 化粧料サンプルケース - Google Patents

化粧料サンプルケース

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JPH064822Y2
JPH064822Y2 JP8462789U JP8462789U JPH064822Y2 JP H064822 Y2 JPH064822 Y2 JP H064822Y2 JP 8462789 U JP8462789 U JP 8462789U JP 8462789 U JP8462789 U JP 8462789U JP H064822 Y2 JPH064822 Y2 JP H064822Y2
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JP
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mount
sample case
recess
cosmetic
cosmetics
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JP8462789U
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JPH0324015U (ja
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虎造 伊藤
信夫 白石
邦昭 遠藤
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Key Trading Co Ltd
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Key Trading Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、試供用の化粧料を収容する化粧料サンプル
ケースに関するものである。
〔従来の技術〕
化粧料サンプルケースは、顧客に試用させる口紅等の見
本を収容するものであり、小形ケースか、または複数の
収容部を有する1個のケースで構成されている。このよ
うな化粧料サンプルケースの中に、実開昭63−121
010号公報に開始されているようなものがある。すな
わち、このサンプルケースは、複数の収容凹部が設けら
れた合成樹脂製の基板の表面に表装シート材を接着して
複数の収容部を有するパックを形成するとともに、その
パックの所定部分に切り離し部を設けて、上記各収容部
を互いに切り離し自在にして構成されている。そして、
使用の際には、使用する収容部の部分を他の部分から切
り離し、その状態の収容部の表装シート材を基板から剥
離して化粧料を取り出し使用するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のサンプルケースでは、基板がかな
り高強度に形成されているため、使用の際、収容部を切
り離しにくく使い勝手が悪いという問題がある。また、
一旦、表装シート材を基板から剥離すると、再び収容部
を閉塞することができないため、収容凹部内に化粧料が
残っている場合でもこれを切り離した収容部とともに廃
棄しなければならず化粧料に無駄が生じるという問題も
有している。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、化
粧料の取り出しが容易になるとともに、開封した収容凹
部を再度閉塞できるようにすることにより、収容凹部内
の化粧料を完全に使い尽くすることができるようになる
化粧料サンプルケースの提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案の化粧料サンプル
ケースは、化粧料を収容する複数の収容凹部が裏面に一
定間隔で設けられた透明の収容部材の上記裏面に、複数
の穴部が設けられた台紙を、その穴部を上記収容凹部に
合わせた状態で貼着し、上記台紙の裏面における穴部の
周囲部に、着脱自在に接着可能な粘着性接着剤が塗布さ
れたシール蓋を貼着し、このシール蓋で上記収容凹部を
閉塞したという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この化粧料サンプルケースでは、従来例のよ
うに、口紅等の化粧料が収容された収容部を他の部分か
ら切り離したのち、その収容部を開け収容凹部内の化粧
料を取り出して使用するのではなく、着脱自在に接着可
能な粘着性接着剤が塗布されたシール蓋を、収容部材の
裏面に貼着された穴部材の台紙から剥離して収容凹部を
開放し、収容凹部内の化粧料を取り出して使用するよう
になっている。したがって、収容部材等に高強度を有す
る材質のものを使用しても、化粧料を容易に取り出し使
用できる。また、上記シール蓋は、台紙から剥離したの
ちに再度台紙に貼着することができるため、使用後に、
収容凹部内の化粧料が残った場合には、シール蓋で収容
凹部を閉塞しておき、次回に、再度収容凹部を開けて化
粧料を使用することができる。その結果、化粧料を全部
使い尽くすまで、閉塞状態の収容凹部内に残りの化粧料
を収容しておくことができるようになり、従来例のよう
に、残りの化粧料を収容部とともに廃棄してしまうとい
うような化粧料の無駄がなくなる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図および第2図は、この考案の一実施例を示してい
る。すなわち、このサンプルケースは、裏面(紙面の表
面側)に3個の収容凹部1が一定間隔で設けられた透明
フィルムからなる収容部材2と、上記収容凹部1と同間
隔で3個の穴部3が設けられた台紙4と、3個のタック
シール5からなっており、収容凹部1に穴部3を合わせ
た状態で、収容部材2の裏面に台紙4を貼着し、その台
紙4の裏面に、穴部3を塞いだ状態でタックシール5を
貼着して構成されている。そして、上記収容凹部1内に
は、それぞれ異なる種類の口紅が数回使用量分づつ収容
されている。
上記サンプルケースは、例えばつぎのようにして製造す
ることができる。すなわち、まず、PVC真空成形によ
って、ポリ塩化ビニル製の透明フィルムからなる収容部
材2を作り、その収容凹部1内に口紅6を充填して、第
3図の状態にする。ついで、紙の表面に塩化ビニルシー
トをラミネートするとともに、これに穴部3を穿設して
台紙4を作り、この台紙4を加熱圧着することによっ
て、上記収容部材2の裏面に貼着し、第4図の状態にす
る。つぎに、タックシール5の裏面(図示の下側)の周
縁部(第2図の斜線aの部分)に、着脱自在に接着可能
な粘着性接着剤を塗布し、これを第5図に示すように、
台紙4の裏面(図示の上側)における穴部3の周囲に部
分に貼着することによって上記サンプルケースが得られ
る。この場合、上記台紙4を構成する紙に、商品名や品
質表示の文字等を印刷しておくとともに、塩化ビニルシ
ートを透明にしておき、サンプルケースの表面からその
文字等が見えるようにしておくこともできる。
この構成において、不使用時には、第5図に示すような
収容凹部1を閉塞した状態にしておく。この場合、表面
の収容部材2が透明であるため、収容部材2側を上方に
向けて載置しておくことにより、収容凹部1内の口紅6
が外部から見える。そして、使用時には、まず、使用す
る口紅6が収容された収容凹部1を閉塞しているタック
シール5の把持部7を引っ張って、そのタックシール5
を台紙4から剥離し、収容凹部1を開放状態にする。つ
いで、その状態の収容凹部1内の口紅6を指または筆等
に付着させて取り出し、これを唇に延ばしながら塗布す
る。使用後、収容凹部1内に口紅6が残っていれば、上
記台紙4から剥離したタックシール5を再び台紙4に貼
着して収容凹部1を閉塞し、次回の使用に備えておく。
このように、このサンプルケースによれば、口紅6の取
り出しが、タックシール5の把持部7を引っ張るだけで
すむため容易になり、使い勝手がよくなる。また、タッ
クシール5が台紙4に着脱自在になっているため、収容
凹部1を開封したのちも、収容凹部1内の口紅6がなく
なるまで、何度でもタックシール5を台紙4に貼着し、
残りの口紅6を収容凹部1内に密封状態で収容しておく
ことができる。その結果、口紅6を完全に使い尽くすこ
とができるようになり、口紅6の無駄が無くなる。さら
に、収容部材2が透明であるため外部から収容凹部1内
の口紅6がよく見え、好きなものを自由に選ぶことがで
きるようになる。
なお、上記サンプルケースの各部材に使用する材料は、
紙や塩化ビニルに限定するものではなく、PETフィル
ム,アルミ箔,その他のフィルム,アルミ箔や紙にPV
CやPETフィルム等のフィルムをラミネートしたもの
等を適宜組合わせて使用することができる。また、口紅
6以外の化粧料を収容凹部1内に収容するようにしても
よい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の化粧料サンプルケースは、シ
ール蓋を剥離することにより収容凹部を開け、収容凹部
内の化粧料を取り出して使用するようになっているた
め、化粧料の取り出しが容易になり、使い勝手がよくな
る。また、そのシール蓋が、剥離したのち再度台紙に貼
着することができるため、化粧後に、収容凹部内の化粧
料が残った場合、シール蓋で収容凹部を閉塞しておき、
次回に、再度収容凹部を開けて化粧料を使用することが
できる。その結果、化粧料を全部使い尽くすまで、収容
凹部内に、密封状態で残りの化粧料を収容しておくこと
ができるようになり、残りの化粧料を収容部とともに廃
棄してしまうというような化粧料の無駄がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図はそ
の分解斜視図、第3図、第4図および第5図はその製造
方法を説明する縦断面図である。 1……収容凹部、2……収容部材、3……穴部、4……
台紙、5……タックシール、6……口紅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧料6を収容する複数の収容凹部1が裏
    面に一定間隔で設けられた透明の収容部材2の上記裏面
    に、複数の穴部3が設けられた台紙4を、その穴部3を
    上記収容凹部1に合わせた状態で貼着し、上記台紙4の
    裏面における穴部3の周囲部に、着脱自在に接着可能な
    粘着性接着剤が塗布されたシール蓋5を貼着し、このシ
    ール蓋5で上記収容凹部1を閉塞したことを特徴とする
    化粧料サンプルケース。
JP8462789U 1989-07-18 1989-07-18 化粧料サンプルケース Expired - Lifetime JPH064822Y2 (ja)

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JP8462789U JPH064822Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 化粧料サンプルケース

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JP8462789U JPH064822Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 化粧料サンプルケース

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JPH0324015U JPH0324015U (ja) 1991-03-13
JPH064822Y2 true JPH064822Y2 (ja) 1994-02-09

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ID=31633229

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JP2009125256A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Kandado:Kk 安眠枕
JP2015134739A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 株式会社トキワ 化粧品
JP7325749B2 (ja) * 2019-04-03 2023-08-15 株式会社東陽化学研究所 名刺

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