JPH0648147B2 - 二重管式オープンラック型気化装置 - Google Patents

二重管式オープンラック型気化装置

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JPH0648147B2
JPH0648147B2 JP8637690A JP8637690A JPH0648147B2 JP H0648147 B2 JPH0648147 B2 JP H0648147B2 JP 8637690 A JP8637690 A JP 8637690A JP 8637690 A JP8637690 A JP 8637690A JP H0648147 B2 JPH0648147 B2 JP H0648147B2
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【発明の詳細な説明】 利用産業分野 この発明は、海水などの熱媒体で液化天然ガスを気化さ
せるためのオープンラック型気化装置に係り、熱交換管
を伝熱促進体を有する二重管構造となし、上端部から内
管に液化天然ガスを供給して外管上部へとU型フローに
て気化ガスを導出する構成となして、流量ハンチングの
防止、氷着の低減、海水量の低減、ガス流れの安定化を
図った二重管式オープンラック型気化装置に関する。
背景技術 海水などの熱媒体を用いて液化天然ガス(以下LNGとい
う)を気化させるためのオープンラック型気化装置とし
ては、従来、単管式オープンラック型気化装置が主流で
ある。
単管式オープンラック型気化装置は、第6図に示す如
く、単管の熱交換管を多数連立させた熱交換用パネル
(1)の下端に設けた下部ヘッダータンク(2)からLNGを供
給し、熱交換用パネル(1)の上部両側に配置したトラフ
(3)から散水される海水により、LNGが管内を上昇するに
つれて管外の熱媒体たる海水により加熱され気化して、
熱交換用パネル(1)の上端に設けた上部ヘッダータンク
(4)から天然ガス(以下NGという)として外部に供給
される構成からなる。
単管式オープンラック型気化装置は上述の如く構造が簡
単で製造で容易であるが、熱媒体である海水と極低温の
LNGとが熱交換用パネル(1)の単管壁を介して直接熱交換
するため、管外、すなわち熱交換用パネル(1)表面に氷
着が発生し増大する問題がある。
詳述すると、熱交換用パネル(1)の各熱交換管に供給さ
れる散水流量に偏流があると、管外面に発生する氷着高
さにアンバランスが生じる。LNG流量が増加する事によ
り氷着のアンバランス量は増大する。
この結果、各熱交換管自体の温度が不均一となり、各熱
交換管の収縮量に差ができ、熱応力が増大するため気化
装置としての能力向上には大きな制約を受けることにな
る。
そこで、従来は熱交換用パネル(1)表面への氷着のアン
バランスを防止するため、各熱交換管への散水量を均一
にしたり、熱応力の緩和を図るなどの手段が提案された
が、単管式オープンラック型気化装置の根本的な欠点を
解消することができなかった。
かかる問題を解決する方法として、熱交換管を二重管式
としてLNGを間接的に加熱する構成が考えられるが、伝
熱効率が悪くNGの温度が極低温LNGにより降温し、常
温のガスを供給するには気化装置を出た低温ガスを加熱
する必要があるなどの多数の問題があり、ヘッダータン
ク、トラフの配設位置の選定、伝熱効率を考慮した内管
と外管の通路の利用方法など、LNGの気化装置として最
適の構成は提案されていない。
発明の目的 この発明は、従来の単管式オープンラック型気化装置に
おいて問題となっていた熱交換パネル表面への氷着を減
少させるため、熱交換管を二重管構造となした気化装置
の提供を目的とし、流量ハンチングの防止、氷着の低
減、海水量の低減、ガス流れの安定化を図った二重管式
オープンラック型気化装置の提供を目的としている。
発明の概要 この発明は、 二重管構造の熱交換管を多数連立させて熱交換パネルを
形成し、熱交換パネルの上部あるいは下部に液化ガス入
口ヘッダータンク及び気化ガス出口ヘッダータンクを配
置し、該パネル上部に散水用トラフを配設し、 液化ガスを内管のの一端から流入させ、外管閉塞端に対
向した内管の開口端で反転した気化ガスを外管と内管と
の間の円環状通路を移動させて導出する構成からなり、 あるいは、液化ガスを内管の一端から流入させ、内管の
閉塞他端側外周に設けた小孔より外管内で気液混合可能
に、かつ気化ガスを外管と内管との間の円環状通路を通
過させて導出する構成からなり、 上記内管、円環状通路のいずれかに伝熱促進体を挿入し
たことを特徴とする二重管式オープンラック型気化装置
である。
この発明による二重管式オープンラック型気化装置は種
々の構成が考えられるが、一例を詳述すると、 熱交換パネルの熱交換管の上端側あるいは下端側に設け
た入口ヘッダータンクから内管内に液化ガスを導入し、
入口ヘッダータンクとは反対位置の閉塞他端側の内管外
周に設けた小孔より外管内で気液混合可能にし、 外管と内管間の環状通路を上昇あるいは下降移動する流
体と、外管外面の散水及び内管内液化ガスと熱交換可能
となし、 気化昇温させた気化ガスを入口ヘッダータンク側の外管
に接続した出口ヘッダータンクから導出可能にした構成
において、内管、円環状通路のいずれかに伝熱促進体を
挿入した構成である。
また、 一端を閉塞し他端に出口ヘッダータンクを設けた外管内
に、外管より短い内管をその開口端が外管閉塞端に対向
するよう同軸に挿入し、入口ヘッダータンクを接続した
内管閉塞端を出口ヘッダータンクより所要距離だけ離し
た位置に配置した二重管構造の熱交換管を多数連立させ
て熱交換パネルを形成し、該ヘッダータンクを上部また
は下部に配置して立設し、該パネル上部に散水用トラフ
を配設して加熱可能となし、 内管閉塞端側に接続した入口ヘッダータンクから内管内
に液化ガスを導入し、内管の閉塞他端側外周に設けた小
孔より外管内で気液混合可能にし、外管と内管との円環
状の通路を上昇あるいは下降移動する流体と、外管外面
の散水及び内管内液化ガスと熱交換可能となし、外管端
部に接続した出口ヘッダータンクから気化ガスを導出す
る構成において、内管、円環状通路のいずれかに伝熱促
進体を挿入した構成である。
発明の構成 この発明は、従来のオープンラック型気化装置の如き熱
交換パネルへの氷着を減少させた二重管構造のオープン
ラック型気化装置を目的に種々検討した結果、伝熱促進
体を挿入した二重管構造の熱交換管を多数連立させて熱
交換パネルを形成し、液化ガスを内管のの一端から流入
させ、外管の閉塞端に対向した内管の開口端で反転した
気化ガスを外管と内管との間の円環状通路を移動させて
導出するかあるいは、液化ガスを内管の一端から流入さ
せ、内管の閉塞他端側外周に設けた小孔より外管内で気
液混合可能に、かつ気化ガスを外管と内管との間の円環
状通路を通過させて導出する構成となし、従来装置では
不可避の氷着を低減して海水量を減らすことができ、揚
水ポンプの使用量を削減し、流量及びカロリーハンチン
グの防止が可能で、LNG及びNG流れが安定した気化装
置が得られることを知見し、この発明を完成した。
この発明において、二重管構造は、LNGを内管の一端か
ら流入させて、開口端より反転あるいは、閉塞他端の外
周等に設けた小孔より、LNGとNGが混合して外管と内
管間の環状通路を通過させてNGが導出できれば、内管
の上端が外管より突出する、内管上端より高い位置に設
けた外管上端よりNGを導出させる等、どのような構成
でも採用できる。
また、外管には外周面にスターフインを突設したフイン
付きチューブを用いることができる。さらに、内管及び
外管ともその内面に切り込みあるには凹凸を設けて伝熱
面積を増加させるのもよい。
この発明において、管内にスパイラル状の伝熱促進体を
挿入するが、これは攪拌と乱流を発生させて伝熱を促進
させるもので、ねじりピッチや形態などは、所望の熱交
換効率等に応じて適宜選定するとよい。
この発明において、ヘッダータンクは、LNG入口側が二
重管の端部に設けられる場合は、NG出口側はLNG入口
側であればどの位置であってもよい。
また、NG出口ヘッダータンクを外管の上端部に設ける
場合は、流入直後のLNGにより冷却されされたNGを十
分加熱するため、LNG入口ヘッダータンクは、該NG出
口より所要距離だけ離れるように配置するが、熱交換パ
ネルの中央より上部側であればどの位置であってもよ
い。
この発明において、散水用トラフは、熱交換パネルの上
部より外管には外周面に海水が流下するように散水でき
れば何れの構成でもよいが、少なくともLNG入口ヘッダ
ータンクに散水することがないよう配置する必要があ
り、各ヘッダータンクの位置に応じて配置するとよい。
この発明において、NG出口ヘッダータンクを外管の上
端部に設ける場合は、流入直後のLNGにより導出させる
NGが冷却されないよう、内管の上部外周に断熱材を被
覆する必要があり、ベークライト、ステンレス等の公知
の断熱材料を用いて、前述した二重管構造、入口ヘッダ
ータンク位置、NG出口位置などの条件に応じて、被覆
位置や範囲およびその量等を適宜選定するとよい。
図面に基づく発明の開示 第1図〜第3図はこの発明による二重管式オープンラッ
ク型気化装置の構成を示す縦断説明図である。
第4図と第5図は海水、LNG、NGの各温度を熱交換パ
ネルの高さ位置の違いで示すグラフである。
構成1 第1図に示すこの発明による二重管式オープンラック型
気化装置は、二重管構造の熱交換管を多数並列し、熱交
換パネルを構成して立設配置してあり、該パネルの上部
にLNG入口ヘッダータンク及びNG出口ヘッダータンク
が設けてある。
各熱交換管は、所要長さ、内径を有し下端を閉塞した外
管(10)に内管(11)を内挿入するが、内管(11)は外管(10)
内底にその下端開口を望ませてあり、内管(11)上端がLN
G入口ヘッダータンク(12)に接続されてLNGを導入流下可
能にし、かつヘッダータンク(12)で外管(10)の上端部を
閉塞する構成からなる。
上記の内管(11)内には所要のねじりを加えたリボン状の
伝熱促進体(30)を挿入してあり、また、内管(11)と外管
(10)との間の円環状通路内には所要ピッチのスパイラル
状の伝熱促進体(31)を挿入してある。
NG出口ヘッダータンク(14)は、LNG入口ヘッダータン
ク(12)の下方の外管(10)に接続したNG出口管(13)を介
して配置してある。
また、熱交換パネルを構成する各外管(10)の外面には、
NG出口管(13)側の下方及びその反対側のLNG入口ヘッ
ダータンク(12)の下方に対向配置した散水トラフ(15)(1
6)からの溢水が流下する。
さらに、内管(11)には、LNG入口ヘッダータンク(12)へ
の接続部からNG出口管(13)側下方の散水トラフ(15)位
置より下方の所要長さの外周面に、断熱材(17)が被着し
てある。
作用効果 供給されたLNGは、入口ヘッダータンク(12)から内管(1
1)を下方へ流下し、内管(11)開口下端より外管(10)内底
で反転するまでに後述するNGで加熱されて一部気化す
る。
一部気化したLNGが外管(10)と内管(11)間の環状通路を
上昇する間にさらに加熱されて、外管(10)上方に接続し
たNG出口管(13)を介してNG出口ヘッダータンク(14)
へと常温のNGとして導出される。
この発明によるオープンラック型気化装置は、熱交換管
を二重管で構成したことにより、熱媒体の海水と極低温
のLNGとは直接熱交換せず、円環状通路内のNGを介し
て熱交換するため、外管(10)表面への氷着が低減すると
共に、伝熱面積の増加により気化装置を小型化すること
ができる。
従って、氷着の低減により供給すべき海水量を減らすこ
とが可能であり、海水の汲上げポンプの電力消費量が大
幅に削減できる。
また、極低温のLNGが供給されるLNG入口ヘッダータンク
(12)を、トラフ(15)(16)より上方に位置させたことで、
LNG入口ヘッダータンク(12)への海水の入熱が阻止で
き、各熱交換管への流量ハンチング及びカロリーハンチ
ングが防止できる。
内管(11)内及び外管(10)内にそれぞれ伝熱促進体(30)(3
1)を挿入して、管内を通過する流体に攪拌と乱流を発生
させることができ、内管(11)内のLNGと外管(10)内のN
Gとの熱伝達率が大幅に向上する、また、内管(11)内外
の伝熱促進体(30)(31)の性能を、例えばねじりピッチ等
を変化させることにより相違させることにより、外管(1
0)内のNGを所要温度に設定でき、外管(10)面への氷着
の防止を図ることができる。
また、熱交換管を二重管で構成したことにより、内管(1
1)の下端からNGを外管(10)内へ供給して管内を上昇し
て上端から外部へ出るU型フローとすることができ、管
内の圧力損失が増加し、ガスの流れが安定する。
さらにこの発明によるオープンラック型気化装置は、LN
G入口ヘッダータンク(12)から極低温のLNGが供給される
内管(11)の所要上部を断熱材(17)で包囲して、近接配置
されているNG出口付近でのNG温度の低下を防止して
いる。
詳述すると、第1図の構成からなるオープンラック型気
化装置において、内管(11)所要上部の断熱材(17)を除く
と、第4図に示す如く、NGの温度はNG出口管(13)付
近で低下するが、該断熱材(17)を装着すると、第5図に
示す如く、NGの温度は海水温度近くまで昇温される。
構成2 第2図に示すこの発明による二重管式オープンラック型
気化装置は、二重管構造の熱交換管を多数並列し、熱交
換パネルを構成して立設配置してあり、該パネルの上部
にLNG入口ヘッダータンク及びNG出口ヘッダータンク
が設けてある。
各熱交換管は、所要長さ、内径を有し下端を閉塞した外
管(20)に、外管(20)より短い内管(21)を内挿入するが、
外管(20)内底に内管(21)の閉塞下端を望ませてあり、ま
た、内管(21)下部には所要内径の小孔(21a)が設置範囲
や間隔、数を最適に選定して設けてあり、内管(21)上端
が外管(20)上端より所要距離だけ離れた下方に位置し、
外管(20)の上端部がNG出口ヘッダータンク(24)に接続
されてNGを導出可能にしている。
上記の内管(21)内には所要のねじりを加えたリボン状の
伝熱促進体(30)を挿入してあり、また、内管(21)と外管
(20)との間の円環状通路内には所要ピッチのスパイラル
状の伝熱促進体(31)を挿入してある。
LNG入口ヘッダータンク(22)は、前記NG出口ヘッダー
タンク(24)の下方の所要位置に、外管(20)を貫通して内
管(21)の上部に接続したLNG入口管(23)を介して配置し
てある。
また、LNG入口管(23)及びLNG入口ヘッダータンク(22)に
は、全面的に断熱材(28)が被着してある。
熱交換パネルを構成する各外管(20)の外面には、NG出
口ヘッダータンク(24)の下方に対向配置した散水トラフ
(25)(26)からの溢水が流下し、LNG入口管(23)側の下方
にも対向配置した散水トラフ(27)からの溢水が流下す
る。
さらに、LNG入口管(23)の断熱材(28)上には、NG出口
ヘッダータンク(24)下方の散水トラフ(26)からの溢水
が、LNG入口ヘッダータンク(22)側へ散水されないよう
に、飛散防止板(29)が周設してある。
作用効果 供給されたLNGは、入口ヘッダータンク(22)からLNG入口
管(23)を介して内管(21)に導入されて管内を下方へ流下
し、外管(20)と内管(21)間の環状通路を上昇するNGで
加熱されて気化するが、内管(21)下部に配設された小孔
(21a)より、内管(21)内のLNGと外管(20)内のNGとが小
孔(21a)を介して直接混合し、かつ内管(11)内外に配置
された伝熱促進体(30)(31)により、効率よく熱交換で
き、例えば熱交換管を短く小型化できる。
得られた低温のNGが外管(20)と内管(21)間の環状通路
を上昇する間にさらに加熱され、内管(21)の上端を過ぎ
て外管(20)内をさらに上昇し、外管(20)上端に接続した
NG出口ヘッダータンク(24)へと常温のNGとして導出
される。
さらにこの発明によるオープンラック型気化装置は、LN
G入口ヘッダータンク(22)から極低温のLNGが供給される
内管(21)の上端より、所要距離Lを空けた上部にNG出
口ヘッダータンク(24)を設けてあり、該L区間ではNG
は極低温のLNGと間接的にも熱交換しない構成であり、
NG温度の低下を防止している。
構成3 第1図に示すこの発明による二重管式オープンラック型
気化装置は、前述した第1図の構成と同様構成の熱交換
パネルを上下を逆にして、LNG入口ヘッダータンク(12)
をパネル下端に配置してあり、NG出口ヘッダータンク
(14)も同様に並設してあり、パネル上部に配置される散
水トラフ(15)(16)近傍には全くヘッダータンクがない。
供給されたLNGは、入口ヘッダータンク(12)から伝熱促
進体(30)を内蔵した内管(11)を上昇し、内管(11)上部に
配設された小孔(11a)より、内管(11)内のLNGと外管(10)
内のNGとが小孔(11a)を介して直接混合し、効率よく
熱交換でき第1図の構成と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明による二重管式オープンラッ
ク型気化装置の構成を示す縦断説明図である。 第4図と第5図は海水、LNG、NGの各温度を熱交換パ
ネルの高さ位置の違いで示すグラフである。 第6図は単管式オープンラック型気化装置の斜視説明図
である。 10,20……外管、11,21……内管、 12,22……LNG入口ヘッダータンク、 13,23……NG出口管、 14,24……NG出口ヘッダータンク、 15,16,25,26,27……散水トラフ、 17,18,27,28……断熱材、21a……小孔、 29……飛散防止板、30,31……伝熱促進体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 洋治 兵庫県尼崎市西長洲本通2丁目6番地 住 友精密工業株式会社内 (72)発明者 秋山 優 兵庫県尼崎市西長洲本通2丁目6番地 住 友精密工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重管構造の熱交換管を多数連立させて熱
    交換パネルを形成し、熱交換パネルの上部あるいは下部
    に液化ガス入口ヘッダータンク及び気化ガス出口ヘッダ
    ータンクを配置し、該パネル上部に散水用トラフを配設
    し、 液化ガスを内管の一端から流入させ、外管閉塞端に対向
    した内管の開口端で反転した気化ガスを外管と内管との
    間の円環状通路を移動させて導出する構成からなり、 上記内管、円環状通路のいずれかに伝熱促進体を挿入し
    たことを特徴とする二重管式オープンラック型気化装
    置。
  2. 【請求項2】二重管構造の熱交換管を多数連立させて熱
    交換パネルを形成し、熱交換パネルの上部あるいは下部
    に液化ガス入口ヘッダータンク及び気化ガス出口ヘッダ
    ータンクを配置し、該パネル上部に散水用トラフを配設
    し、 液化ガスを内管の一端から流入させ、内管の閉塞他端側
    外周に設けた小孔より外管内で気液混合可能に、かつ気
    化ガスを外管と内管との間の円環状通路を通過させて導
    出する構成からなり、 上記内管、円環状通路のいずれかに伝熱促進体を挿入し
    たことを特徴とする二重管式オープンラック型気化装
    置。
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