JPH0435731Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435731Y2 JPH0435731Y2 JP1984154491U JP15449184U JPH0435731Y2 JP H0435731 Y2 JPH0435731 Y2 JP H0435731Y2 JP 1984154491 U JP1984154491 U JP 1984154491U JP 15449184 U JP15449184 U JP 15449184U JP H0435731 Y2 JPH0435731 Y2 JP H0435731Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- finch
- tube
- pressure loss
- liquefied gas
- fluid passage
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 24
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 15
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 8
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 30
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
利用産業分野
この考案は、液化天然ガスを気化するためのオ
ープンラツク型熱交換器の改良に係り、熱交換パ
ネルへの散水量の不均一が生じた際に、散水量が
減少した箇所のフインチユーブにおける液化ガス
流量が増大する偏流状態を防止したオープンラツ
ク型液化ガス気化器に関する。
ープンラツク型熱交換器の改良に係り、熱交換パ
ネルへの散水量の不均一が生じた際に、散水量が
減少した箇所のフインチユーブにおける液化ガス
流量が増大する偏流状態を防止したオープンラツ
ク型液化ガス気化器に関する。
背景技術
オープンラツク型熱交換器は、直径方向に少な
くとも一対のフインを突出させたフインチユーブ
1を所定のフイン方向に配列して一枚のパネル状
となし、その上下端部にヘツダータンク2,3を
設けて熱交換パネル4を構成し、該パネル4の上
方に配設した散水器5より熱媒体の海水等をパネ
ル4面に流下させる構造である。
くとも一対のフインを突出させたフインチユーブ
1を所定のフイン方向に配列して一枚のパネル状
となし、その上下端部にヘツダータンク2,3を
設けて熱交換パネル4を構成し、該パネル4の上
方に配設した散水器5より熱媒体の海水等をパネ
ル4面に流下させる構造である。
従来、熱交換パネル4の各フインチユーブ1内
の流体通路は、熱交換面積を増大させるため、通
路内表面に凹凸を設けたり、棒やスパイラル型材
などの乱流促進体が挿入される等、液化ガスの気
化促進と流体の円滑な流れを得るべく、種々の工
夫がなされていた。
の流体通路は、熱交換面積を増大させるため、通
路内表面に凹凸を設けたり、棒やスパイラル型材
などの乱流促進体が挿入される等、液化ガスの気
化促進と流体の円滑な流れを得るべく、種々の工
夫がなされていた。
しかし、かかる構成の気化器においても、パネ
ル表面の流下海水の不均一分布等により熱バラン
スが狂つたとき、海水量の減少したパネル部分で
は、液化ガスの流量が増え、気化されないまま上
ヘツダータンクに流入するなど、当該チユーブ部
分への偏流を起し、パネル面全体の均一な熱交換
を悪化させる問題があつた。
ル表面の流下海水の不均一分布等により熱バラン
スが狂つたとき、海水量の減少したパネル部分で
は、液化ガスの流量が増え、気化されないまま上
ヘツダータンクに流入するなど、当該チユーブ部
分への偏流を起し、パネル面全体の均一な熱交換
を悪化させる問題があつた。
考案の目的
この考案は、オープンラツク型液化ガス気化器
において、熱媒体の海水等の流下量が減少した部
分のフインチユーブへの液化ガス流量が増える現
象を防止し、熱交換パネル全体の均一でかつ効率
の良い熱交換を可能にした気化器を目的としてい
る。
において、熱媒体の海水等の流下量が減少した部
分のフインチユーブへの液化ガス流量が増える現
象を防止し、熱交換パネル全体の均一でかつ効率
の良い熱交換を可能にした気化器を目的としてい
る。
考案の概要
この考案は、フインチユーブを連立して熱交換
パネルを構成し、この熱交換パネル上方部に配設
した散水器より熱媒体を流下するオープンラツク
型液化ガス気化器において、熱媒体である海水等
がある程度偏流するのは避けられないが、その
際、流下量が減少した部分でのフインチユーブへ
の液化ガス流量が増える現象の原因としてその防
止策について種々検討した結果、従来のフインチ
ユーブの如く、流体通路の全長にわたつて、乱流
促進体を挿入しないか、あるいは同一の乱流促進
体を挿入するのに代えて、 フインチユーブ内の流体通路全長における液相
及び蒸発域に、摩擦圧力損失の小さい乱流促進用
スパイラルプレートを挿入し、 残りの上方の気相域流体通路に、前記よりスパ
イラルプレート摩擦圧力損失の大きい乱流促進用
スパイラルバーを挿入した構成、 あるいはさらに流体通路出口部にオリフイスを
設けて圧力損失を大きくした構成とすることによ
り、 従来フインチユーブの流体通路内のように、圧
力損失が通路全長にわたつて、同一でなく、各チ
ユーブの上方気相域部分における圧力損失が、通
路の下方の液相及び蒸発域部分に比べて高いた
め、熱媒体の海水等の流下量が減少した部分での
フインチユーブにおける液化ガス流量の増加を、
極僅かにとどめることができることを知見したも
のである。
パネルを構成し、この熱交換パネル上方部に配設
した散水器より熱媒体を流下するオープンラツク
型液化ガス気化器において、熱媒体である海水等
がある程度偏流するのは避けられないが、その
際、流下量が減少した部分でのフインチユーブへ
の液化ガス流量が増える現象の原因としてその防
止策について種々検討した結果、従来のフインチ
ユーブの如く、流体通路の全長にわたつて、乱流
促進体を挿入しないか、あるいは同一の乱流促進
体を挿入するのに代えて、 フインチユーブ内の流体通路全長における液相
及び蒸発域に、摩擦圧力損失の小さい乱流促進用
スパイラルプレートを挿入し、 残りの上方の気相域流体通路に、前記よりスパ
イラルプレート摩擦圧力損失の大きい乱流促進用
スパイラルバーを挿入した構成、 あるいはさらに流体通路出口部にオリフイスを
設けて圧力損失を大きくした構成とすることによ
り、 従来フインチユーブの流体通路内のように、圧
力損失が通路全長にわたつて、同一でなく、各チ
ユーブの上方気相域部分における圧力損失が、通
路の下方の液相及び蒸発域部分に比べて高いた
め、熱媒体の海水等の流下量が減少した部分での
フインチユーブにおける液化ガス流量の増加を、
極僅かにとどめることができることを知見したも
のである。
考案の構成と効果
オープンラツク型液化ガス気化器において、フ
インチユーブ内の圧力損失は、液化ガス流量の増
加により、増加するが、熱媒体の海水量が減少す
ると、加熱量が減少するため、チユーブ内におけ
る液化ガスの液相及び蒸発域長さが増加し、気相
域長さが減少する。
インチユーブ内の圧力損失は、液化ガス流量の増
加により、増加するが、熱媒体の海水量が減少す
ると、加熱量が減少するため、チユーブ内におけ
る液化ガスの液相及び蒸発域長さが増加し、気相
域長さが減少する。
このためフインチユーブ内部の全圧力損失は減
少する。このときの全圧力損失と液化ガス流量及
び海水量との相関関係の概念を示したのが第4図
である。
少する。このときの全圧力損失と液化ガス流量及
び海水量との相関関係の概念を示したのが第4図
である。
第4図において、液化ガス流量が定格QAでか
つ流下海水量も定格の場合、フインチユーブ内の
全圧力損失は交点Aの値になるが、このA点を通
る水平線と流下海水量の減少曲線との交点Bでの
液化ガス流量QBと、定格液化ガス流量QAとの差、
△Qが図表より求められる。
つ流下海水量も定格の場合、フインチユーブ内の
全圧力損失は交点Aの値になるが、このA点を通
る水平線と流下海水量の減少曲線との交点Bでの
液化ガス流量QBと、定格液化ガス流量QAとの差、
△Qが図表より求められる。
この流量△Qが、流下海水量が定格値より或値
に減少したことにより引き起こされる液化ガスの
増加偏流量となるが、この考案は、かかる偏流量
を従来気化器に比べて著しく減少させたものであ
る。
に減少したことにより引き起こされる液化ガスの
増加偏流量となるが、この考案は、かかる偏流量
を従来気化器に比べて著しく減少させたものであ
る。
この考案において、フインチユーブ内の流体通
路の液相及び蒸発域に挿入する乱流促進用のスパ
イラルプレートは、第2図B図に示す如く一枚の
長尺プレートを螺線状に下ものであれば、公知の
いかなる形状のものも適用できる。
路の液相及び蒸発域に挿入する乱流促進用のスパ
イラルプレートは、第2図B図に示す如く一枚の
長尺プレートを螺線状に下ものであれば、公知の
いかなる形状のものも適用できる。
また、流体通路流路の残り上方の気相域に挿入
する乱流促進用のスパイラルバーは、下方の液相
及び蒸発域の摩擦圧力損失より大きいように構成
してあればよいが、下方のスパイラルプレートの
捩じりピツチを増す程度では、上述のこの考案の
効果が得られず、前記スパイラルプレート以外の
型材を螺旋状に捩り摩擦圧力損失を大きくした乱
流促進体がよく、第2図A図に示す如く断面十字
型の型材を螺旋状に捩つたスパイラルバー等が最
適である。
する乱流促進用のスパイラルバーは、下方の液相
及び蒸発域の摩擦圧力損失より大きいように構成
してあればよいが、下方のスパイラルプレートの
捩じりピツチを増す程度では、上述のこの考案の
効果が得られず、前記スパイラルプレート以外の
型材を螺旋状に捩り摩擦圧力損失を大きくした乱
流促進体がよく、第2図A図に示す如く断面十字
型の型材を螺旋状に捩つたスパイラルバー等が最
適である。
また、流体通路内の摩擦圧力損失が連続的に変
化する場合でも同様に上記のこの考案の効果が得
られる。
化する場合でも同様に上記のこの考案の効果が得
られる。
また、この考案において、フインチユーブには
第1図のスターフインチユーブのほか、第3図の
一対のフインを有するチユーブのほか、いかなる
形状のチユーブでも適用できる。
第1図のスターフインチユーブのほか、第3図の
一対のフインを有するチユーブのほか、いかなる
形状のチユーブでも適用できる。
図面に基づく考案の開示
第1図はオープンラツク型液化ガス気化器の正
面説明図とC−C線縦断面図である。第2図A図
はこの考案による熱交換パネルの上部の横断面図
(第1図A−A線断面相当)、B図は同パネルの下
部の横断面図(第1図B−B線断面相当)であ
る。第3図は他の熱交換パネルの横断面図であ
る。
面説明図とC−C線縦断面図である。第2図A図
はこの考案による熱交換パネルの上部の横断面図
(第1図A−A線断面相当)、B図は同パネルの下
部の横断面図(第1図B−B線断面相当)であ
る。第3図は他の熱交換パネルの横断面図であ
る。
構 成
フインチユーブ10は、放射方向に突出量が大
小2種のフイン11,12が2対ずつ設けられた
スターフイン型からなり、内部の流体通路13は
通路表面に全長にわたつて線状の細かな凹凸が設
けてある。
小2種のフイン11,12が2対ずつ設けられた
スターフイン型からなり、内部の流体通路13は
通路表面に全長にわたつて線状の細かな凹凸が設
けてある。
このフインチユーブ10内の流体通路13には
乱流促進体が挿入配置されており、流体通路13
の上部気相域には、第2図A図に示す如く、断面
十字型の型材からなり、螺旋状に捩つたスパイラ
ルバー14が挿入されている。
乱流促進体が挿入配置されており、流体通路13
の上部気相域には、第2図A図に示す如く、断面
十字型の型材からなり、螺旋状に捩つたスパイラ
ルバー14が挿入されている。
また、流体通路13の下部液相及び蒸発域に
は、第2図B図に示す如く、細長い板からなり、
これを螺旋状に捩つたスパイラルプレート15が
挿入されている。
は、第2図B図に示す如く、細長い板からなり、
これを螺旋状に捩つたスパイラルプレート15が
挿入されている。
さらに、流体通路13の出口部に、オリフイス
16を設置してある。
16を設置してある。
作用効果
スパイラルバー14とスパイラルプレート15
の2種の乱流促進体を挿入配置したこの考案によ
る流体通路13内は、内部の摩擦圧力損失が、気
相域と蒸発過程領域たる気液混相域とを境に、流
体入口のある下部側が小さく、気体出口のある上
側が大きくなつており、例えば、熱媒体の海水等
の流下量が減少した部分のフインチユーブ10に
おいて、液化ガス流量が増大するのを防止でき、
流量増を著しく減少させることができる。
の2種の乱流促進体を挿入配置したこの考案によ
る流体通路13内は、内部の摩擦圧力損失が、気
相域と蒸発過程領域たる気液混相域とを境に、流
体入口のある下部側が小さく、気体出口のある上
側が大きくなつており、例えば、熱媒体の海水等
の流下量が減少した部分のフインチユーブ10に
おいて、液化ガス流量が増大するのを防止でき、
流量増を著しく減少させることができる。
また、さらに、フインチユーブ10の流体通路
13出口部にオリフイス16を設けて圧力損失を
大きくすることにより、熱媒体の海水等の流下量
が減少した部分のフインチユーブ10における液
化ガス流量の増大を減少させる効果が向上する。
13出口部にオリフイス16を設けて圧力損失を
大きくすることにより、熱媒体の海水等の流下量
が減少した部分のフインチユーブ10における液
化ガス流量の増大を減少させる効果が向上する。
実施例
前記第1図のように、内部流体通路長さが6m
のスターフインチユーブを用い、乱流促進体とし
て、流体通路の下部に3mのスパイラルプレート
を挿入し、上部には3mのスパイラルバーを挿入
し、複数本のチユーブを連立して熱交換パネルを
組立てた。
のスターフインチユーブを用い、乱流促進体とし
て、流体通路の下部に3mのスパイラルプレート
を挿入し、上部には3mのスパイラルバーを挿入
し、複数本のチユーブを連立して熱交換パネルを
組立てた。
この熱交換パネルを使用し、設計定格の流下海
水量を100%(GW)として、海水量定格の80%と
70%に減量した場合、液化天然ガス流量(LNG
流量)と全圧力損失との関係を調べたところ、第
5図に示す関係を得た。使用した海水温度8℃で
あつた。
水量を100%(GW)として、海水量定格の80%と
70%に減量した場合、液化天然ガス流量(LNG
流量)と全圧力損失との関係を調べたところ、第
5図に示す関係を得た。使用した海水温度8℃で
あつた。
また、同じスターフインチユーブを用い、流体
通路の全長にわたつて、前記のスパイラルバーを
乱流促進体として挿入した従来の熱交換パネルを
使用した場合における、LNG流量と全圧力損失
との関係を調べたところ、第6図の関係が得られ
た。
通路の全長にわたつて、前記のスパイラルバーを
乱流促進体として挿入した従来の熱交換パネルを
使用した場合における、LNG流量と全圧力損失
との関係を調べたところ、第6図の関係が得られ
た。
第5図と第6図から明らかなように、例えば、
流下海水量が、定格の70%に減少したフインチユ
ーブに引き起される液化天然ガスの増加偏流量
は、本考案の場合が1%増、従来が16%増とな
り、従来の気化器に比較して、本考案の気化器の
増加偏流量が著しく小さく、気化器における液化
ガスの偏流防止に極めて有効なことが分る。
流下海水量が、定格の70%に減少したフインチユ
ーブに引き起される液化天然ガスの増加偏流量
は、本考案の場合が1%増、従来が16%増とな
り、従来の気化器に比較して、本考案の気化器の
増加偏流量が著しく小さく、気化器における液化
ガスの偏流防止に極めて有効なことが分る。
第1図はオープンラツク型液化ガス気化器の正
面説明図とC−C線縦断面図である。第2図A図
はこの考案による熱交換パネルの上部の横断面図
(第1図A−A線断面相当)、B図は同パネルの下
部の横断面図(第1図B−B線断面相当)であ
る。第3図は他の実施例の熱交換パネルの横断面
図である。第4図は流下海水量と全圧力損失及び
液化ガス流量との相関関係の概念を示すグラフで
ある。第5図は実施例における海水流下量を、
100%(GW)から80%(GW)と70%(GW)に
減量した場合のLNG流量と全圧力損失との関係
を示すグラフである。第6図は従来気化器におけ
るLNG流量と全圧力損失との関係を示すグラフ
である。 1,10……フインチユーブ、2,3……ヘツ
ダータンク、4……熱交換パネル、5……散水
器、11,12……フイン、13……流体通路、
14……スパイラルバー、15……スパイラルプ
レート、16……オリフイス。
面説明図とC−C線縦断面図である。第2図A図
はこの考案による熱交換パネルの上部の横断面図
(第1図A−A線断面相当)、B図は同パネルの下
部の横断面図(第1図B−B線断面相当)であ
る。第3図は他の実施例の熱交換パネルの横断面
図である。第4図は流下海水量と全圧力損失及び
液化ガス流量との相関関係の概念を示すグラフで
ある。第5図は実施例における海水流下量を、
100%(GW)から80%(GW)と70%(GW)に
減量した場合のLNG流量と全圧力損失との関係
を示すグラフである。第6図は従来気化器におけ
るLNG流量と全圧力損失との関係を示すグラフ
である。 1,10……フインチユーブ、2,3……ヘツ
ダータンク、4……熱交換パネル、5……散水
器、11,12……フイン、13……流体通路、
14……スパイラルバー、15……スパイラルプ
レート、16……オリフイス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 フインチユーブを連立して熱交換パネルを構
成し、この熱交換パネル上方部に配設した散水
器より熱媒体を流下するオープンラツク型液化
ガス気化器において、 フインチユーブ内の流体通路全長における液
相及び蒸発域に、摩擦圧力損失の小さい乱流促
進用スパイラルプレートを挿入し、 残りの上方の気相域流体通路に、前記スパイ
ラルプレートより摩擦圧力損失の大きい乱流促
進用スパイラルバーを挿入したことを特徴とす
るオープンラツク型液化ガス気化器。 2 フインチユーブの流体通路出口部にオリフイ
スを設けて圧力損失を大きくしたことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のオー
プンラツク型液化ガス気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984154491U JPH0435731Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984154491U JPH0435731Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6169686U JPS6169686U (ja) | 1986-05-13 |
JPH0435731Y2 true JPH0435731Y2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=30712483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984154491U Expired JPH0435731Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435731Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100727824B1 (ko) | 2006-04-26 | 2007-06-13 | 김봉석 | 열 교환 패널 |
JP4958578B2 (ja) * | 2007-02-19 | 2012-06-20 | 東京電力株式会社 | 液化天然ガスの気化器伝熱管 |
JP5120567B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2013-01-16 | 昭和電工アルミ販売株式会社 | 空温式液化ガス気化器 |
JP5841980B2 (ja) * | 2013-08-02 | 2016-01-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 低温液化ガスの気化装置 |
JP6602577B2 (ja) * | 2015-07-08 | 2019-11-06 | 株式会社神戸製鋼所 | 気化装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116098A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-transmitting surface |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49123657U (ja) * | 1973-02-16 | 1974-10-23 |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP1984154491U patent/JPH0435731Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116098A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-transmitting surface |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6169686U (ja) | 1986-05-13 |
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