JPH0648126Y2 - 汎用内燃機関のガバナ装置 - Google Patents

汎用内燃機関のガバナ装置

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JPH0648126Y2
JPH0648126Y2 JP1988122821U JP12282188U JPH0648126Y2 JP H0648126 Y2 JPH0648126 Y2 JP H0648126Y2 JP 1988122821 U JP1988122821 U JP 1988122821U JP 12282188 U JP12282188 U JP 12282188U JP H0648126 Y2 JPH0648126 Y2 JP H0648126Y2
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JP
Japan
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governor
spring
lever
governor spring
adjusting screw
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JP1988122821U
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English (en)
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JPH0246036U (ja
Inventor
和之 小林
孝次 高橋
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は汎用内燃機関に適用されるガバナ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
エンジンの負荷状態に拘らずエンジン回転数をほぼ一定
に保つことを要求される定回転型の汎用エンジンでは、
ガバナ装置を備える必要があるが、従来は第9図に示す
ように、コントロールパネル60にボルト2等で支持され
たコントロールレバー3により、ガバナスプリング30を
介し、ガバナレバー33の移動量を調整し、ガバナレバー
33に係合されたガバナロツド34により、気化器スロツト
ルレバー35の開度を調整している。一方、エンジンの回
転数はカム軸40に装着された遠心重錘式のスライダ31に
よるガバナレバー33に対する回動モーメントにより気化
器スロツトル35に伝動され、ガバナスプリング30のばね
力とバランスするようになっている。
さらにエンジンの最高回転数はコントロールレバー3に
設けられた接触部5に対してコントロールパネル60に設
けられたネジ穴に係合する回転調整ネジ7の接触位置を
変更することで調整される。
また、ガバナスプリング30はその両端をフツク形状とし
コントロールレバー3とガバナレバー33に係合されてい
る。
さらに機関の低速セツト回転は気化器のデツドスロー開
度により調整されガバナ機構は作用していない状態で設
定される構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のような従来のコントロール装置では、エンジンの
設定最高回転数により回転調整ネジ7の出入り量が変化
するため、コントロールレバー3の回転角θが変化し、
作業機(図示しない)のコントロールレバーAの作動量
が変化し、デテント機構を備えたコントロールレバーA
などでは作動量を同一とする必要性より、ガバナスプリ
ング30の長さを変更し対応する必要があった。
また、ガバナスプリング30の両端がフツク形状のため、
組立時ガバナスプリング30もしくはガバナレバー33を90
°ひねりの位置にして組立てる必要があり、作業性が悪
かった。
〔課題を解決するための手段〕
前述の問題点を解決するための本考案の構成は機関の設
定最高回転数を調整する調整ネジをコントロールレバー
に螺合し、同調整ネジにガバナスプリングの一端を係合
すると共に、ガバナスプリングの他端をガナバレバーに
係合せしめ、同ガバナレバーとガバナスプリングとの係
合構造をガバナレバーにガバナスプリングの縮み方向に
のみ自由度を与える形状で、かつガバナスプリングの線
径より大きいスリツトを設けて形成された係合部と、ガ
バナスプリングの端部にスプリングのねじれ方向に拘束
力を発生しない形状に形成した係合部とにより構成した
ことを特徴とする。
〔作用〕
ガバナスプリングの回転セツト時の長さを変更すること
により機関最高回転数を設定する構造のため、コントロ
ールレバーの同一の作動量にてセツト回転を種々変更す
ることが可能である。
また、ガバナスプリングの一端の係合部を、バネを回転
自在なようねじれを防止する形状にすると共に、ばねの
縮み方向にのみ拘束しない係合構造としたため、ガバナ
レバーもしくはガバナスプリングをひねることなく組立
可能となった。
〔実施例〕
以下第1図〜第8図を参照して、本考案の実施例を説明
する。
図において105はコントロールレバー、105aはコントロ
ールレバーと一体に形成されて回転調整ねじ100を係合
させるボス部であり、101は調整ネジ遊動防止のスプリ
ングである。103はガバナスプリングで、調整ネジ100と
係合する端部はフツク形状に、また他端は第4図の様に
103aで示す傘形状に成形されている。
110はコントロールレバー105をコントロールパネル60に
かしめるためのカシメピンで、133ははガバナレバーで
ある。
ガバナレバー133のスプリング係合部133aは、ガバナス
プリング103の線径φdよりも若干大きいスリツトが巾
Lで成形され、第6図の様にスプリング103を引っ張る
ことにより、ガバナスプリング103を90°ひねることな
く、組付け可能となっている。
また、回転調整ネジ100は、その出入り量の変化によ
り、ガバナスプリング103の長さを変化する構成のた
め、エンジンセツト回転数が変化してもコントロールレ
バー105の回動角θによるストロークは変化しない。
(第7図を参照) また、60aはコントロールパネル60に設けられた高速セ
ツト点位置決め用のボスで、コントロールレバー105を
該ボス60aに当接させた状態にて回転調整ネジ100を調整
する構造となっている。
上記実施例では、ガバナスプリング103の一端を傘形状1
03aとしたが、この傘形状は例えば第8図に示すよう
に、球形状103bの金属等をロー付、溶接等で固着しても
同等の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案では機関の設定最高回転数
を調整する調整ネジをコントロールレバーに螺合し、同
調整ネジにガバナスプリングの一端を係合すると共にガ
バナスプリングの他端をガバナレバーに係合させたもの
であるからエンジンのコントロールレバーの作動量を同
一にしつつ、エンジンの設定最高回転数を変更すること
が可能となり、作業機の操作レバーがデテント付であつ
ても、長さの異なるばね等を準備することなく容易に対
応可能となり、而もガバナレバーとガバナスプリングと
の係合構造をガバナレバーにガバナスプリングの縮み方
向にのみ自由度を与える形状で、かつガバナスプリング
の線径より大きいスリツトを設けて形成された係合部と
ガバナスプリングの端部にスプリングのねじれ方向に拘
束力を発生しない形状に形成した係合部とにより構成し
たものであるからガバナレバーもしくはガバナスプリン
グをひねりながら組立てる必要がなく著しく組立て・分
解性が向上できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るガバナ装置の要部の
正面図、第2図は第1図に於けるII矢視断面図、第3図
は第1図に於けるIII矢視図、第4図は第1図に於けるI
V矢視断面図、第5図は第1図に於けるV矢視断面図、
第6図はガバナスプリングの脱着状態を示す第4図に対
応した図、第7図はガバナレバーとコントロールレバー
の作動状態を示す第1図に対応した図、第8図はガバナ
スプリングの他の実施例を示す正面図、第9図は従来の
ガバナ装置を示す側面図、第10図は第9図に於けるIX矢
視断面図である。 100……回転調整ネジ、105……コントロールレバー 103……ガバナスプリング、133……ガバナレバー 133a……係合部、L……スリツト幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−127507(JP,U) 実開 昭57−30337(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関の設定最高回転数を調整する調整ネジ
    をコントロールレバーに螺合し、同調整ネジにガバナス
    プリングの一端を係合すると共に、ガバナスプリングの
    他端をガナバレバーに係合せしめ、同ガバナレバーとガ
    バナスプリングとの係合構造をガバナレバーにガバナス
    プリングの縮み方向にのみ自由度を与える形状で、かつ
    ガバナスプリングの線径より大きいスリツトを設けて形
    成された係合部と、ガバナスプリングの端部にスプリン
    グのねじれ方向に拘束力を発生しない形状に形成した係
    合部とにより構成したことを特徴とする汎用内燃機関の
    ガバナ装置。
JP1988122821U 1988-09-21 1988-09-21 汎用内燃機関のガバナ装置 Expired - Lifetime JPH0648126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122821U JPH0648126Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 汎用内燃機関のガバナ装置

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JP1988122821U JPH0648126Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 汎用内燃機関のガバナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0246036U JPH0246036U (ja) 1990-03-29
JPH0648126Y2 true JPH0648126Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31371108

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988122821U Expired - Lifetime JPH0648126Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 汎用内燃機関のガバナ装置

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JP (1) JPH0648126Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127507U (ja) * 1980-02-26 1981-09-28
JPS5730337U (ja) * 1980-07-28 1982-02-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0246036U (ja) 1990-03-29

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