JPH0648102A - キャスタのロック/フリー操作機構 - Google Patents

キャスタのロック/フリー操作機構

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JPH0648102A
JPH0648102A JP4201495A JP20149592A JPH0648102A JP H0648102 A JPH0648102 A JP H0648102A JP 4201495 A JP4201495 A JP 4201495A JP 20149592 A JP20149592 A JP 20149592A JP H0648102 A JPH0648102 A JP H0648102A
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JP
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lock
operating arm
stepping
operating
rod
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JP4201495A
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Koji Ishikawa
康志 石川
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏み込むだけの操作で、車輪のロック、ロッ
ク解除ができるようにする。 【構成】 ベッド等のキャスタ2に設けられたロック機
構12を作動させるためのカム部材15の回動軸3に、
屈曲形状の第1の作動腕4の中間部を取り付けると共
に、この第1作動腕4の一端部に、第1の踏み込み操作
杆5を取り付ける。前記第1作動腕4の他端部に、連結
部材6を介して、屈曲形状の第2の作動腕7の中間部を
連結し、この第2作動腕7の一端部をフレーム8に回動
自在に取り付けると共に、他端部にロック解除操作専用
の第2の踏み込み操作杆9を取り付ける。 【効果】 踏み込むだけの操作で、車輪のロック、ロッ
ク解除ができるから、操作性が格段に向上し、緊急な場
合にも、充分に対応できるという大きな利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、踏み込むだけの操作に
よってロック機構をロック操作すると共に、フリー操作
する機能を有した、キャスタのロック/フリー操作機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッド等の脚部に取り付けられる
移動用のキャスタは、ロック機構を具備するものが多
い。すなわち、このロック機構は車輪に当接して車輪を
ロックさせる制動片と、この制動片を押圧する作動棒
と、この作動棒を押圧作動させるためのカム部材とを有
し、このカム部材の回動軸に踏み込み式ペダルの回動軸
を直結する構成のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる踏み込み式のも
のによると、作動棒を作動させて車輪をロックさせると
きは、踏み込み式ペダルの踏み込み操作によってなされ
るが、ロックを解除するときは、踏み込み式ペダルを逆
に持ち上げるように操作するか、別にロック解除用のペ
ダルを設けて操作を行うようにしなければならない。こ
の場合、車輪をロックさせるときに踏み込み式ペダルを
強く踏みつけられるため、その踏み込み式ペダルを逆に
持ち上げる操作には、大きな力が必要となり、不自然な
操作を強いられることとなる。本発明は前記した課題に
鑑みてなされたものであって、踏み込むだけの操作で、
車輪のロック、ロック解除ができるようにしたキャスタ
のロック/フリー操作機構を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ロック機構を備えたキャスタにおい
て、前記ロック機構は、ロック作用をなす回動自在なカ
ム部材を有し、このカム部材の回動軸に、屈曲形状の第
1の作動腕を取り付けると共に、この第1作動腕の一端
部に、第1の踏み込み操作杆を取付ける一方、前記第1
作動腕の他端部に連結部材を介して、屈曲形状の第2の
作動腕を連結し、この第2作動腕の一端部をフレームに
回動自在に取り付けると共に、他端部に第2の踏み込み
操作杆を取付ける構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】ベッド等におけるキャスタのロック操作をする
ときは、第1踏み込み操作杆を踏み込む。そうすると、
第1作動腕は回転変位し、カム部材の回動軸が回転し
て、ロック機構は作動して車輪がロックされる。第1作
動腕の他端部は、回転変位するので、第2作動腕は連結
部材を介して連動する。すなわち、第2作動腕は、フレ
ームに取り付けられた一端部を中心に回動し、第2作動
腕の他端部は上方に変位し、第2踏み込み操作杆は上方
に連動変位する。
【0006】キャスタがロック状態にあるときは、第2
踏み込み操作杆は上方に変位した状態にあるので、第2
踏み込み操作杆の踏み込み操作をすることにより、キャ
スタのロック解除を行うことができる。第2踏み込み操
作杆の踏み込み操作をすることにより、第2作動腕はフ
レームに取り付けられた一端部を中心に逆に回動し、連
結部材を介して第1作動腕が連動変位する。第1作動腕
は中間部の屈曲点を中心に回転するので、カム部材の回
動軸が回転して、ロック機構はロック解除がなされ、車
輪はフリーとなる。
【0007】
【実施例】次に、本発明にかかるキャスタのロック/フ
リー操作機構について、一実施例を挙げ、添付の図面を
参照しながら以下説明する。図1において、参照符号1
はベッド等に適用されるキャスタのロック/フリー操作
機構を示し、このロック/フリー操作機構1は、ベッド
等のキャスタ2に設けられたロック機構(後述)をロック
操作するためのものである。すなわち、前記ロック/フ
リー操作機構1は、ベッド等のキャスタ2に設けられた
ロック機構(後述)を作動させるためのカム部材(後述)
の回動軸3に、屈曲形状の第1の作動腕4の中間部が取
り付けられると共に、この第1作動腕4の一端部に、第
1の踏み込み操作杆5が取り付けられる(図2参照)。
【0008】前記第1作動腕4の他端部には、連結部材
6を介して、屈曲形状の第2の作動腕7の中間部が連結
され、この第2作動腕7の一端部はフレーム8に回動自
在に取り付けると共に、他端部にはロック解除操作専用
の第2の踏み込み操作杆9が取り付けられている。な
お、前記回動軸3は、図3に示すように、ベッド長手方
向におけるフレーム8の両端部の隅に取り付けた一対の
キャスタ2のロック機構(後述)を連動可能に連結した
ものであり、さらに、これらフレーム8両端部における
キャスタ2回動軸3間には、回動腕10を介して連動自
在に接続した連動杆11が設けられている。
【0009】ここで、かかるキャスタ2に設けられたロ
ック機構について説明すると、ロック機構12は図4に
示すように、キャスタ2を構成する車輪13とこの車輪
13を保持する支柱14内に内蔵されたものである。前
記支柱14上部において回動軸3が貫通し、カム部材1
5が軸支されている。このカム部材15には作動棒16
が当接しており、作動棒16先端近傍に、車輪13と連
動する内輪17に当接すべき作動片18を有するもので
ある。
【0010】本発明にかかるキャスタのロック/フリー
操作機構1は以上のように構成されるものであり、次
に、この作用を説明する。キャスタ2のロック操作する
ときは、図5に示すように、第1踏み込み操作杆5を踏
み込む。そうすると、第1作動腕4は回転変位し、カム
部材15の回動軸3が回転して、ロック機構12は作動
して車輪13がロックされる。第1作動腕4の他端部
は、回転変位するので、第2作動腕7は連結部材6を介
して連動する。すなわち、第2作動腕7は、フレーム8
に取り付けられた一端部を中心に回動し、第2作動腕7
の他端部は上方に変位し、第2踏み込み操作杆9は上方
に連動変位する。
【0011】一方、ロック解除するときは、フリー操作
用の第2踏み込み操作杆9を踏み込み操作をする。する
と、第2作動腕7はフレーム8に取り付けられた一端部
を中心に逆に回動し、連結部材6を介して第1作動腕4
が連動変位する。第1作動腕4は中間部の屈曲点を中心
に回動するので、カム部材15の回動軸3が回転して、
ロック機構12はロック解除がなされ、車輪13はフリ
ーとなる。また、カム部材15の回動軸3が回転するこ
とにより、回動腕10を介して連動杆11が連動し、ベ
ッド他端部に位置する他のキャスタ2のロック機構12
もロック解除がなされ、第1踏み込み操作杆5は上方に
連動変位する(図6参照)。
【0012】このように、キャスタ2のロック機構12
をロックしたり、ロック解除したりするにあたり、ロッ
ク操作の場合は、第1踏み込み操作杆5を踏み込み、ロ
ック解除する場合は、第2踏み込み操作杆9を踏み込む
ことによって達成することができ、操作性が格段に向上
する。
【0013】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、踏み込む
だけの操作で、車輪のロック、ロック解除ができるか
ら、操作性が格段に向上し、緊急な場合にも、充分に対
応できるという大きな利点がある。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるキャスタのロック/フリー操作
機構の一実施例を示す要部側面図である。
【図2】図1に示すキャスタのロック/フリー操作機構
の機構図の拡大説明図である。
【図3】図1に示すキャスタのロック/フリー操作機構
の要部平面図である。
【図4】図1に示すキャスタの構成を示す要部断面説明
図である。
【図5】本発明にかかるキャスタのロック/フリー操作
機構のロック操作を説明する図である。
【図6】本発明にかかるキャスタのロック/フリー操作
機構のロック解除操作を説明する図である。
【符号の説明】
1 ロック/フリー操
作機構 2 キャスタ 3 回動軸 4 第1作動腕 5 第1踏み込み操作
杆 6 連結部材 7 第2作動腕 8 フレーム 9 第2踏み込み操作
杆 10 回動腕 11 連動杆 12 ロック機構 13 車輪 14 支柱 15 カム部材 16 作動棒 17 内輪 18 作動片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック機構を備えたキャスタにおい
    て、前記ロック機構は、ロック作用をなす回動自在なカ
    ム部材を有し、このカム部材の回動軸に、屈曲形状の第
    1の作動腕を取り付けると共に、この第1作動腕の一端
    部に、第1の踏み込み操作杆を取付ける一方、前記第1
    作動腕の他端部に連結部材を介して、屈曲形状の第2の
    作動腕を連結し、この第2作動腕の一端部をフレームに
    回動自在に取り付けると共に、他端部に第2の踏み込み
    操作杆を取付ける構成としたことを特徴とするキャスタ
    のロック/フリー操作機構。
JP4201495A 1992-07-28 1992-07-28 キャスタのロック/フリー操作機構 Expired - Fee Related JPH0822647B2 (ja)

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