JPH0648043A - 被転写体及び転写体 - Google Patents

被転写体及び転写体

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JPH0648043A
JPH0648043A JP4225274A JP22527492A JPH0648043A JP H0648043 A JPH0648043 A JP H0648043A JP 4225274 A JP4225274 A JP 4225274A JP 22527492 A JP22527492 A JP 22527492A JP H0648043 A JPH0648043 A JP H0648043A
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JP
Japan
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dye
resin
laser light
transfer
layer
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JP4225274A
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English (en)
Inventor
Kenji Shinozaki
研二 篠崎
Eiki Hirano
栄樹 平野
Mari Natori
万里 名取
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レーザー光を加熱手段とする感熱転写方式に
おいて、転写記録時にインク層に含まれるレーザー光吸
収剤が被転写体の染料受容層に移行しないようにする。 【構成】 基材上に染料受容性樹脂からなる染料受容層
が積層された被転写体と、支持体上に染料とレーザー光
吸収剤とバインダー樹脂とからなるインク層を有する転
写体とを用い、染料受容層とインク層とを向かい合わせ
て重ね合わせ、転写体側からレーザー光を照射すること
により記録を行う際に、レーザー光吸収剤と染料受容性
樹脂との相溶性Δχが以下の式 Δχ=RTln(C/C)≧5kJ/mol (Rは気体定数であり、Cはアルコール可溶化ポリア
ミド中の、Cは染料受容性樹脂中のそれぞれレーザー
光吸収剤濃度を示し、Tはアルコール可溶化ポリアミド
と染料受容性樹脂との接触時の絶対温度である)を満足
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱手段としてレーザ
ー光を用いる感熱転写記録に用いる被転写体及び転写体
に関する。
【0002】
【従来の技術】支持体上に染料を含有するインク層が積
層された構造の転写体の当該インク層に熱を印加するこ
とにより、染料受容性樹脂からなる染料受容層を有する
被転写体に染料を転写して画像を形成する転写記録方法
は、安価なハードコーピーを得る方法として種々のプリ
ンターに広く適用されている。中でも、いわゆる昇華転
写方式は容易にカラー階調表現ができるために、ビデオ
信号から画像をハードコピーするためのビデオプリンタ
ー等に適用されている。
【0003】このような昇華転写方式において、プリン
ターの小型化、低消費電力化、また得られる画像品質の
向上を実現するために、加熱手段として従来の感熱ヘッ
ドに代わりレーザー光を用いることが近年試みられてい
る。このようなレーザー光としては赤外線半導体レーザ
ー光を利用する場合がほとんどであり、この場合、転写
体のインク層には、染料やバインダー樹脂の他に、レー
ザー光を受けて染料を転写するために要する熱を発熱す
るレーザー光吸収剤、例えばカーボンブラック、赤外線
吸収色素を含有させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような転写体と被転写体とを用い、更に加熱手段とし
て赤外線半導体レーザー光を用いて転写体のインク層中
の染料を被転写体の染料受容層に転写した場合、染料だ
けでなくレーザー光吸収剤も被転写体の染料受容層に移
行してしまい、画像品質が低下するという問題があっ
た。
【0005】これを解決する手段として、従来インク層
中に配合されていたレーザー光吸収剤を別の層に含有さ
せること、即ち支持体、レーザー光吸収層及びインク層
を順次積層することにより転写体を構成することが試み
られている。しかし、この場合には、レーザー光吸収層
からインク層への熱の伝達効率が低下し、転写感度が低
下するという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決しようとすることであり、レーザー光を加熱手段と
する感熱転写方式において、レーザー光吸収剤と染料と
を同じインク層に含有させた際に、転写時にレーザー光
吸収剤が被転写体の染料受容層に移行しないようにする
ことを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、転写体の
インク層に含有させるレーザー光吸収剤及び被転写体の
染料受容層を構成する染料受容性樹脂として、互いの相
溶性が低いものを選択して使用することにより、上述の
目的が達成できることを見出し、この発明を完成させる
に至った。
【0008】即ち、本発明は、基材上に染料受容性樹脂
からなる染料受容層が積層された被転写体であって、こ
の染料需要層と支持体上に染料とレーザー光吸収剤とバ
インダー樹脂とからなるインク層が積層された転写体の
当該インク層とを重ね合わせて画像情報に応じたレーザ
ー光を照射することにより転写体のインク層の染料を被
転写体の染料受容層に移行させて記録を行うための被転
写体において、染料受容性樹脂とレーザー光吸収剤との
相溶性Δχが以下の式 Δχ=RTln(C/C)≧5kJ/mol (式中、Rは気体定数であり、Cは、レーザー光吸収
剤を5〜10重量%含有させたアルコール可溶化ポリア
ミドと染料受容性樹脂とを接触させた場合のアルコール
可溶化ポリアミド中のレーザー光吸収剤濃度であり、C
は染料受容性樹脂中のレーザー光吸収剤濃度であり、
Tはアルコール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂との
接触時の絶対温度である)を満足することを特徴とする
被転写体を提供する。
【0009】また、本発明は、支持体上に染料とレーザ
ー光吸収剤とバインダー樹脂とからなるインク層が積層
された転写体であって、このインク層と基材上に染料受
容性樹脂からなる染料受容層が積層された被転写体の当
該染料受容層とを重ね合わせて画像情報に応じたレーザ
ー光を照射することにより被転写体の染料受容層に転写
体のインク層の染料を移行させて記録を行うための転写
体において、染料受容性樹脂とレーザー光吸収剤との相
溶性Δχが以下の式 Δχ=RTln(C/C)≧5kJ/mol (式中、Rは気体定数であり、Cは、レーザー光吸収
剤を5〜10重量%含有させたアルコール可溶化ポリア
ミドと染料受容性樹脂とを接触させた場合のアルコール
可溶化ポリアミド中のレーザー光吸収剤濃度であり、C
は染料受容性樹脂中のレーザー光吸収剤濃度であり、
Tはアルコール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂との
接触時の絶対温度である)を満足することを特徴とする
転写体を提供する。
【0010】更に、本発明は、上述の被転写体の染料受
容層と転写体のインク層とを重ね合わせ、画像情報に応
じてレーザー光を転写体側から照射することを特徴とす
る転写記録方法も提供する。
【0011】このように、本発明においては、転写体の
インク層中に含まれるレーザー光吸収剤と、被転写体の
染料受容層を構成する染料受容性樹脂として、両者間の
相溶性が低いものを選択し使用する。これにより、転写
時にレーザー光吸収剤が染料受容層に移行しないように
することができる。この場合、染料受容性樹脂とレーザ
ー光吸収剤との間の相溶性は、次式で定義するΔχに基
づいて判断する: Δχ=RTln(C/C) (式中、Rは気体定数であり、Cは、レーザー光吸収
剤を5〜10重量%含有させたアルコール可溶化ポリア
ミドと染料受容性樹脂とを接触させた場合のアルコール
可溶化ポリアミド中のレーザー光吸収剤濃度であり、C
は、染料受容性樹脂中のレーザー光吸収剤濃度であ
り、Tはアルコール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂
との接触時の絶対温度である)。
【0012】ここで、染料受容性樹脂とレーザー光吸収
剤との相溶性Δχを判断するにあたって、アルコール可
溶化ポリアミド中のレーザー光吸収剤濃度Cと染料受
容性樹脂中のレーザー光吸収濃度Cを対比するのは、
一般に、アルコール可溶化ポリアミドは染料受容性樹脂
に比べてレーザー光吸収剤に対する相溶性が高く、アル
コール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂とのレーザー
光吸収剤に対する相溶性を対比することが実際の転写時
のレーザー光吸収剤の被転写体(即ち、染料受容層)へ
の移行性を判断するのに好適なモデルとなるからであ
る。このようなアルコール可溶化ポリアミドとしては、
種々のアルコール可溶性のポリアミドを使用することが
できる。例えば、CM4000、CM8000(いずれ
も東レ株式会社製)を用いることができる。
【0013】また、染料受容性樹脂とレーザー光吸収剤
との相溶性Δχを求めるにあたり、レーザー光吸収剤含
有アルコール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂との接
触は、染料受容性樹脂のガラス転移温度よりも高い温度
で、レーザー光吸収剤のアルコール可溶化ポリアミド中
及び染料受容層中のそれぞれでの濃度が略平衡に達する
までの時間(例えば約2〜3時間)接触させることによ
り行う。
【0014】こうして求められるΔχは、その数値が大
きい程、即ち、C/Cの数値が大きい程、レーザー
光吸収剤が染料受容性樹脂に移行しにくく、両者の間の
相溶性が低いことを表している。実用的にはΔχが5k
J/mol以上、好ましくは8kJ/mol以上であれ
ば、転写時に転写体のインク層中のレーザー光吸収剤が
被転写体の染料受容層を構成する染料受容性樹脂に実質
的に移行しない。
【0015】本発明においては、染料受容性樹脂とレー
ザー光吸収剤との相溶性Δχが5kJ/mol以上とな
るようにそれらに構成材料を選択することを特徴とし、
それ以外の発明の構成は、従来と同様とすることができ
る。
【0016】例えば、転写体のインク層に使用するレー
ザー光吸収剤としては、被転写体に使用する染料受容性
樹脂やレーザーの波長などにより異なるが、赤外線レー
ザー光を用いた場合にはカーボンブラックや式(1)〜
(13)で表される赤外線吸収色素を好ましく使用する
ことができる。
【0017】
【化1】
【0018】
【化2】
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】
【化6】
【0023】
【化7】
【0024】
【化8】
【0025】
【化9】
【0026】
【化10】
【0027】
【化11】
【0028】
【化12】
【0029】
【化13】 また、インク層には、必要に応じて分散剤などの種々の
添加剤を添加することができる。
【0030】転写体の支持体としては、コンデンサーペ
ーパーやポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム
などを好ましく使用でき、インク層を構成するバインダ
ー樹脂としては、ポリビニルブチラール、エチルセルロ
ース、酢酸セルロース、ポリ酢酸ビニル等を好ましく使
用することができる。
【0031】被転写体の基材としては、従来から使用さ
れているような合成紙、コート紙などを好ましく使用で
き、また、染料受容性樹脂としては、種々のポリエステ
ル、酢酸セルロース、、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン等を好ましく使用することができる。なお、染料
受容性樹脂には、必要に応じて種々の添加剤を添加する
ことができる。
【0032】本発明の被転写体と転写体とを用いる画像
記録は、被転写体の染料受容層と転写体のインク層とが
向かい合うように重ね合わせ、画像情報に応じてレーザ
ー光を転写体側から照射することにより行うことができ
る。
【0033】本発明の被転写体及び転写体は、常法に従
って製造することができる。例えば、被転写体は、基材
に染料受容性樹脂をワイヤーバー等により塗工し乾燥す
ることにより製造できる。また、転写体は、支持体上
に、染料とレーザー光吸収剤とバインダー樹脂と溶剤と
からなるインク組成物をワイヤーバーにより塗工し、乾
燥することにより製造することができる。
【0034】
【作用】本発明の被転写体および転写体は、被転写体の
染料受容層を構成する染料受容性樹脂と転写体のインク
中に含まれるレーザー光吸収剤との相溶性を低下させて
いるので、転写時にレーザー光吸収剤が染料受容層へ染
料とともに移行しないようになる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例に従ってさらに詳細に
説明する。
【0036】実施例1 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、以下のインク組成物をワイヤーバーにより、乾燥厚
で1μmとなるように塗工し、乾燥してインク層を形成
することにより転写体を製造した。なお、得られた転写
体の780nmにおける光学密度は3.4であった。
【0037】 インク組成物(メタノール中では741nmに吸収ピークを有する) 転写染料(マゼンタ)(ESC451、三菱化成製) 1g 赤外線吸収剤(NK125、日本感光色素製) 0.2g ポリビニルブチラール 1g メチルエチルケトン 5cc トルエン 5cc この転写体のインク層と、染料受容性樹脂としてポリエ
ステル(V200、東洋紡績製)を用いた染料受容層を
有する印画紙の当該染料受容層とを重ね合わせ、転写体
側から、印画紙を2cm/sで搬送しながら、半導体レ
ーザー(SLD203V)で30mWのパワーで照射し
たところ、光学密度約1.0で、幅約110μmの線を
描くことができた。この場合、赤外線吸収剤(NK12
5)の染料受容性樹脂(V200)に対する相溶性Δχ
は9.5kJ/mol(接触時間120℃、2時間)で
あった。
【0038】得られた転写画像の光吸収スペクトルを顕
微分光光度計で測定したところ、転写染料のESC45
1以外による吸収ピークは観察できなかった。即ち、赤
外線吸収剤は染料受容層へ移行しなかった。
【0039】実施例2 以下のインク組成物を使用する以外は実施例1と同様に
して転写体を製造した。なお、得られた転写体の780
nmにおける光学密度は1.90であった。
【0040】 インク組成物 転写染料(マゼンタ)(ESC451、三菱化成製) 1g 赤外線吸収剤(カーボンブラック、デグサAG製) 0.4g ポリビニルブチラール 1g メチルエチルケトン 5cc トルエン 5cc この転写体を用いて、実施例1と同様に転写記録を行っ
たところ、光学密度約0.9で、幅約100μmの線を
描くことができた。この場合、赤外線吸収剤(カーボン
ブラック)の染料受容性樹脂(V200)に対する相溶
性Δχは10kJ/mol以上(接触時間120℃、2
時間)であった。
【0041】得られた転写画像の光吸収スペクトルを顕
微分光光度計で測定したところ、転写染料のESC45
1以外による吸収ピークは観察できなかった。即ち、赤
外線吸収剤は染料受容層へ移行しなかった。
【0042】比較例1 実施例1の転写体と、染料受容性樹脂としてポリビニル
アルコールを用いた染料受容層を有する印画紙とを用い
て実施例1と同様に転写記録を行ったところ、光学密度
約0.15で幅約20μmの線を描くことができた。こ
の場合、赤外線吸収剤(NK125)のポリビニルアル
コールに対する相溶性Δχは3.4kJ/molであっ
た。
【0043】得られた転写画像の光吸収スペクトルを顕
微分光光度計で測定したところ、転写染料のESC45
1以外による吸収ピーク以外に赤外線吸収剤(NK12
5)に起因する吸収ピークが観察され、転写記録時に赤
外線吸収剤(NK125)も染料受容層へ移行している
ことが分かった。
【0044】比較例2 実施例2の転写体と、染料受容性樹脂としてポリビニル
アルコールを用いた染料受容層を有する印画紙とを用い
て実施例2と同様に転写記録を行ったところ、光学密度
約0.1で幅約20μmの線を描くことができた。この
場合、赤外線吸収剤(カーボンブラック)のポリビニル
アルコールに対する相溶性Δχは4.5kJ/molで
あった。
【0045】得られた転写画像の光吸収スペクトルを顕
微鏡で観察したところ、転写記録時にカーボンブラック
も染料受容層へ移行していることが分かった。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、レーザー光を加熱手段
とする熱転写方式において、レーザー光吸収剤と染料と
を同じインク層に含有させた際に、転写時にレーザー光
吸収剤が被転写体の染料受容層に移行しないようにする
ことができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に染料受容性樹脂からなる染料受
    容層が積層された被転写体であって、この染料需要層と
    支持体上に染料とレーザー光吸収剤とバインダー樹脂と
    からなるインク層が積層された転写体の当該インク層と
    を重ね合わせて画像情報に応じたレーザー光を照射する
    ことにより転写体のインク層の染料を被転写体の染料受
    容層に移行させて記録を行うための被転写体において、
    染料受容性樹脂とレーザー光吸収剤との相溶性Δχが以
    下の式 Δχ=RTln(C/C)≧5kJ/mol (式中、Rは気体定数であり、Cは、レーザー光吸収
    剤を5〜10重量%含有させたアルコール可溶化ポリア
    ミドと染料受容性樹脂とを接触させた場合のアルコール
    可溶化ポリアミド中のレーザー光吸収剤濃度であり、C
    は染料受容性樹脂中のレーザー光吸収剤濃度であり、
    Tはアルコール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂との
    接触時の絶対温度である)を満足することを特徴とする
    被転写体。
  2. 【請求項2】 染料受容性樹脂とレーザー光吸収剤との
    相溶性Δχが Δχ≧8kJ/mol を満足する請求項1記載の被転写体。
  3. 【請求項3】 支持体上に染料とレーザー光吸収剤とバ
    インダー樹脂とからなるインク層が積層された転写体で
    あって、このインク層と基材上に染料受容性樹脂からな
    る染料受容層が積層された被転写体の当該染料受容層と
    を重ね合わせて画像情報に応じたレーザー光を照射する
    ことにより被転写体の染料受容層に転写体のインク層の
    染料を移行させて記録を行うための転写体において、染
    料受容性樹脂とレーザー光吸収剤との相溶性Δχが以下
    の式 Δχ=RTln(C/C)≧5kJ/mol (式中、Rは気体定数であり、Cは、レーザー光吸収
    剤を5〜10重量%含有させたアルコール可溶化ポリア
    ミドと染料受容性樹脂とを接触させた場合のアルコール
    可溶化ポリアミド中のレーザー光吸収剤濃度であり、C
    は染料受容性樹脂中のレーザー光吸収剤濃度であり、
    Tはアルコール可溶化ポリアミドと染料受容性樹脂との
    接触時の絶対温度である)を満足することを特徴とする
    転写体。
  4. 【請求項4】 染料受容性樹脂とレーザー光吸収剤との
    相溶性Δχが Δχ≧8kJ/mol を満足する請求項3記載の転写体。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の被転写体の染料受容層と
    請求項3記載の転写体のインク層とを重ね合わせ、画像
    情報に応じてレーザー光を転写体側から照射することを
    特徴とする転写記録方法。
JP4225274A 1992-07-31 1992-07-31 被転写体及び転写体 Pending JPH0648043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167121A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Funai Electric Co Ltd デジタル放送受信装置
JP2010532882A (ja) * 2007-07-10 2010-10-14 フラウンホーファーゲゼルシャフト ツール フォルデルング デル アンゲヴァンテン フォルシユング エー.フアー. 電磁放射線を投射するマイクロメカニカル装置及び方法

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