JPH0647940Y2 - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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Publication number
JPH0647940Y2
JPH0647940Y2 JP947492U JP947492U JPH0647940Y2 JP H0647940 Y2 JPH0647940 Y2 JP H0647940Y2 JP 947492 U JP947492 U JP 947492U JP 947492 U JP947492 U JP 947492U JP H0647940 Y2 JPH0647940 Y2 JP H0647940Y2
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JP
Japan
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snow
grader
shutter
plow
shutter device
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Application number
JP947492U
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English (en)
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JPH068421U (ja
Inventor
雅之 室谷
Original Assignee
株式会社協和機械製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社協和機械製作所 filed Critical 株式会社協和機械製作所
Priority to JP947492U priority Critical patent/JPH0647940Y2/ja
Publication of JPH068421U publication Critical patent/JPH068421U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、スノープラウ本体あるい
はグレーダ本体の端部背面に装着し、交差点や人家の前
などに除雪した雪を残せない場所で一時的に雪を遮断す
ることができる装置で、しかも、スノープラウあるいは
グレーダの除雪作業時に格納したシャッター装置の一部
分により雪堤を崩し、また、縁石に接触することがない
装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。実開昭62−120516号
においては、シャッターの昇降の支点がプレート背面上
部にあるため作動が大きく、また、フィックスプレート
とフリープレートの2重構造となり、機械的にも複雑で
ある。実公昭58−51217号及び実公昭63−24
96号は、シャッターを収納する門型フレーム及びシャ
ッターハウジングを設けているが、いずれもプラウ端部
より外側へ突出しているため、スノープラウ及びグレー
ダの除雪作業時に門型フレーム及びシャッターハウジン
グで雪堤を崩し、また、縁石に接触するため車道の端部
までの除雪が不可能である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。すな
わち、従来のシャッター装置においては、プラウ及びグ
レーダの端部より装置が格納姿勢時においても突出して
いるためプラウ及びグレーダの除雪作業時に雪堤を崩
し、また、縁石に接触するため車道の端部まで除雪がで
きないことであり、さらに、端部より装置が突出してい
るため視界が良くないことである。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。シャッター装置格納姿勢時におけるプラウあ
るいはグレーダの除雪作業において、シャッタ装置の一
部分により雪堤を崩したり、縁石に接触することがない
ことであり、本考案のシャッター装置は格納姿勢時には
プラウ及びグレーダの背面にあり、端部より外側には装
置の一部分も突出していないものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、スノープラウ本体あるいはグレーダ
本体の端部背面に装着され、スノープラウ及びグレーダ
の除雪作業による雪の流れを交差点や人家の前など除雪
した雪を残すことができない場所で雪を遮断し、また、
通過後は速やかに開放することを迅速にできる装置にお
いて、シャッターの格納時にスノープラウ本体あるいは
グレーダ本体の端部より外側にシャッター装置の一部分
も突出させずスノープラウ及びグレーダの除雪作業時に
おいて縁石や雪堤にシャッター装置の外方部分が接触す
ることがないよう構成したシャッター装置である。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。ス
ノープラウ本体あるいはグレーダ本体Aの背面にベース
2を上下のサポート5によりボルトで固定し、ベース2
の中央部に設けた2個のブラケット3により連結されて
いる開閉シリンダ14のロッドの先端部をピン6を介し
てシフター7側に進行方向に向け設けた長穴16に連結
し、シフター7にはキー13を介してシフトシリンダ1
5が連結され、シフトシリンダ15はベース2の下部に
設けた2個所の軸受部17にブッシュ8を介して支持さ
れている。
【0007】また、シフトシリンダロッド15Aの先端
はブラケット4に連結支持されている。シフトシリンダ
15のボトム側にはシャッター1の後端に設けた連結口
を嵌合した後、エンドプレート9をボルト9Aにより当
該シャッター1を固定し抜け止めとしている。また、シ
リンダボトム側とシャッター側には過負荷防止用のシャ
ーピン10が設置され、シャーピン10は2個のブッシ
ュ11で支持されている。また、12はシリンダボトム
側とシャッター側間を連結したキーで、作業時シャッタ
ー1に過負荷がかかった場合、安全装置としてのシャー
ピン10が切断され、シャッター10が上方に逃げる時
の位置決めストッパーの役目をするものである。
【0008】長穴16はシャッター装置の作業時(つま
りプラウ及びグレーダによる除雪作業中に除雪した雪を
一時的に遮断している状態)、シャッター1が路面の起
伏に追従可能になるための案内溝であり、また、長穴1
6はシャーピン10が切断しシャッター1が上方に逃げ
る時に開閉シリンダ14のロッドに無理がかからないた
めの安全機構である。各シリンダの作動は車両本体に設
備されている油圧を使用するもので、運転室内のレバー
操作によって行うものである。図中、18は縁石・雪堤
を示す。
【0009】シャッター1が雪を遮断している作業姿勢
は、図2及び図5に示すものである。また、シャッター
1が格納されている姿勢は図3及び図4に示すものであ
る。すなわち、シフトシリンダ15の作動によりシャッ
ター1がグレーダ端部より背面内側に移動し、グレーダ
の除雪作業時の障害及び視界の妨げとはならないもので
ある。この場合、シャッター1は従来のようにフィック
スプレート及びフリープレートの2重構造と異なり1枚
プレートのため、雪の詰まりもなく保守管理が容易であ
る。
【0010】作用は下記の通りである。プラウあるいは
グレーダの除雪作業時に車道の端部まで除雪ができるた
め、車道を最大に利用でき、交通安全上大変便利であ
る。また、雪堤を崩すことがなく除雪作業の効率上から
も有利である。なぜなら、除雪作業時に雪の崩落があれ
ば再度の除雪が必要であり、雪の崩落のままでは交通安
全上憂慮されるからである。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。シャッター装置の格納姿
勢時にスノープラウあるいはグレーダの除雪作業におい
て、シャッター装置がグレーダ背面中央方向へ移動し、
スノープラウ本体あるいはグレーダ本体の端部より内側
に収納され、外側には全く突出していないためにスノー
プラウあるいはグレーダが車道の端部までの除雪作業を
することができる。なおかつ、雪堤を崩したり、縁石に
接触することがない。これにより、車道幅を最大に利用
することが可能であり、交通安全上大変効果的である。
また、スノープラウ本体あるいはグレーダ本体の端部よ
り外側に突出していないため視界も良く、除雪作業時の
安全対策に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の作業姿勢すなわち雪を遮断し
ている状態の平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】シャッター装置の格納姿勢すなわち雪を開放し
ている状態の側面図である。
【図4】同上の背面図である。
【図5】シャッター装置の作業姿勢の背面図である。
【図6】シャッター装置の格納姿勢時におけるグレーダ
の作業姿勢の平面図である。
【符号の説明】
A スノープラウ本体あるいはグレーダ本体 1 シャッター 2 ベース 3、4 ブラケット 5 サポート 6 ピン 7 シフター 8、11 ブッシュ 9 エンドプレート 10 シャーピン 12、13 キー 14 開閉シリンダ 15 シフトシリンダ 16 長穴 17 軸受部 18 縁石・雪堤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノープラウ本体あるいはグレーダ本体
    の端部背面に装着され、スノープラウ及びグレーダの除
    雪作業による雪の流れを交差点や人家の前など除雪した
    雪を残すことができない場所で雪を遮断し、また、通過
    後は速やかに開放することを迅速にできる装置におい
    て、シャッターの格納時にスノープラウ本体あるいはグ
    レーダ本体の端部より外側にシャッター装置の一部分も
    突出させずスノープラウ及びグレーダの除雪作業時にお
    いて縁石や雪堤にシャッター装置の外方部分が接触する
    ことがないよう構成したことを特徴とするシャッター装
    置。
JP947492U 1992-01-30 1992-01-30 シャッター装置 Expired - Lifetime JPH0647940Y2 (ja)

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JP947492U JPH0647940Y2 (ja) 1992-01-30 1992-01-30 シャッター装置

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JP947492U JPH0647940Y2 (ja) 1992-01-30 1992-01-30 シャッター装置

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JPH068421U JPH068421U (ja) 1994-02-04
JPH0647940Y2 true JPH0647940Y2 (ja) 1994-12-07

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ID=11721257

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009102839A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Kyowa Kikai Seisakusho:Kk 排雪制御ブレードシュート装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4535399B2 (ja) * 2008-07-18 2010-09-01 岩崎工業株式会社 除雪車両におけるスノープラウの路側排雪調節機構
JP5171758B2 (ja) * 2009-08-20 2013-03-27 株式会社協和機械製作所 工事費低減を図る除雪装置及び除雪方法
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JPH068421U (ja) 1994-02-04

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