JPH0647855A - 自動車用内装材 - Google Patents
自動車用内装材Info
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- JPH0647855A JPH0647855A JP1151493A JP1151493A JPH0647855A JP H0647855 A JPH0647855 A JP H0647855A JP 1151493 A JP1151493 A JP 1151493A JP 1151493 A JP1151493 A JP 1151493A JP H0647855 A JPH0647855 A JP H0647855A
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- interior material
- mold
- automobile interior
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- polypropylene resin
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 押圧したときにソフトでしなやかな触感を付
与し、緩衝性にすぐれ、重厚感を有し、高温時に悪臭を
発生せず、燃焼時の有害ガスの発生量が少なく、軽量で
あり、かつリサイクルが容易な自動車用内装材を提供す
ること。 【構成】 ポリプロピレン系樹脂シートおよびポリプロ
ピレン系樹脂型内発泡体が積層された自動車用内装材。
与し、緩衝性にすぐれ、重厚感を有し、高温時に悪臭を
発生せず、燃焼時の有害ガスの発生量が少なく、軽量で
あり、かつリサイクルが容易な自動車用内装材を提供す
ること。 【構成】 ポリプロピレン系樹脂シートおよびポリプロ
ピレン系樹脂型内発泡体が積層された自動車用内装材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用内装材に関す
る。さらに詳しくは、たとえば自動車用ドア材、サンバ
イザー、天井材、ドアトリム、リアパッケージ、ニーボ
ルスター、エアバッグドア、ヘッドレスト、アームレス
ト、各種ピラー、クォータートリム、フロントサイドト
リム、フロントシートバック、クラッシュパッド、コン
ソールボックス、コンソールリッド、ラッゲージフロア
ーカバー、パーティションボード、センターコンソー
ル、コンソールボックスの蓋などの自動車用内装材に関
する。
る。さらに詳しくは、たとえば自動車用ドア材、サンバ
イザー、天井材、ドアトリム、リアパッケージ、ニーボ
ルスター、エアバッグドア、ヘッドレスト、アームレス
ト、各種ピラー、クォータートリム、フロントサイドト
リム、フロントシートバック、クラッシュパッド、コン
ソールボックス、コンソールリッド、ラッゲージフロア
ーカバー、パーティションボード、センターコンソー
ル、コンソールボックスの蓋などの自動車用内装材に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用内装材としては、ポリ塩
化ビニルなどのレザーシート、ポリプロピレン発泡体な
どの発泡体シートおよびABS樹脂などの芯材を順次重
合し、接着剤でたがいに一体的に結着した積層体を加熱
軟化した状態で成形型で加圧成形したものなどが知られ
ている(特開昭54−158471号公報)。
化ビニルなどのレザーシート、ポリプロピレン発泡体な
どの発泡体シートおよびABS樹脂などの芯材を順次重
合し、接着剤でたがいに一体的に結着した積層体を加熱
軟化した状態で成形型で加圧成形したものなどが知られ
ている(特開昭54−158471号公報)。
【0003】しかしながら、前記自動車用内装材は、発
泡体シートを有するとはいうものの、押圧したときの触
感が硬く、しかも緩衝性に劣るとともに、重厚感がない
という欠点があった。
泡体シートを有するとはいうものの、押圧したときの触
感が硬く、しかも緩衝性に劣るとともに、重厚感がない
という欠点があった。
【0004】前記自動車用内装材の欠点を解消しうるも
のとしては、ポリ塩化ビニルからなるレザーシート、ポ
リプロピレン発泡体などの発泡体シート、発泡ポリウレ
タン層およびABS樹脂などの芯材を順次積層し、一体
化した積層物が知られている。
のとしては、ポリ塩化ビニルからなるレザーシート、ポ
リプロピレン発泡体などの発泡体シート、発泡ポリウレ
タン層およびABS樹脂などの芯材を順次積層し、一体
化した積層物が知られている。
【0005】前記積層物は、その中間層に発泡ポリウレ
タン層を有するものであるから、確かに押圧したときに
ソフトな触感が付与され、かつ緩衝性が前記自動車用内
装材と対比して向上したものであるが、その重量が該自
動車用内装材と対比して大きくなり、しかも高温時には
ポリ塩化ビニルに基づく悪臭が放たれ、また燃焼時には
有害ガスが発生するという欠点がある。
タン層を有するものであるから、確かに押圧したときに
ソフトな触感が付与され、かつ緩衝性が前記自動車用内
装材と対比して向上したものであるが、その重量が該自
動車用内装材と対比して大きくなり、しかも高温時には
ポリ塩化ビニルに基づく悪臭が放たれ、また燃焼時には
有害ガスが発生するという欠点がある。
【0006】また近年、自動車工業界においては、自動
車の燃費向上のため、自動車を構成している部品(パー
ツ)の軽量化が厳しく要求されており、その一環として
より一層軽量化が図られた自動車用内装材、および資源
の再生利用の観点からリサイクルが容易な自動車用内装
材の開発が待ち望まれている。
車の燃費向上のため、自動車を構成している部品(パー
ツ)の軽量化が厳しく要求されており、その一環として
より一層軽量化が図られた自動車用内装材、および資源
の再生利用の観点からリサイクルが容易な自動車用内装
材の開発が待ち望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
前記従来技術に鑑みて、押圧したときにソフトでしな
やかな触感が付与され、緩衝性にすぐれ、重厚感が
あり、高温時に悪臭を発生せず、燃焼時に有害ガス
の発生量が少なく、軽量化が図られ、リサイクルが
容易であるといった数多くの要求を満足しうる自動車用
内装材を開発するべく鋭意研究を重ねた結果、これらの
要求をいずれも同時に満足しうるまったく新しい自動車
用内装材をようやく見出し、本発明を完成するにいたっ
た。
前記従来技術に鑑みて、押圧したときにソフトでしな
やかな触感が付与され、緩衝性にすぐれ、重厚感が
あり、高温時に悪臭を発生せず、燃焼時に有害ガス
の発生量が少なく、軽量化が図られ、リサイクルが
容易であるといった数多くの要求を満足しうる自動車用
内装材を開発するべく鋭意研究を重ねた結果、これらの
要求をいずれも同時に満足しうるまったく新しい自動車
用内装材をようやく見出し、本発明を完成するにいたっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はポリ
プロピレン系樹脂シートおよびポリプロピレン系樹脂型
内発泡体が積層されてなる自動車用内装材に関する。
プロピレン系樹脂シートおよびポリプロピレン系樹脂型
内発泡体が積層されてなる自動車用内装材に関する。
【0009】
【作用および実施例】本発明の自動車用内装材は、従来
のものでは必要とされていた重量が大きいABS樹脂な
どからなる芯材を不要とした従来に例をみない軽量化が
大幅に改善されたものである。本発明がこのような芯材
を不要としたのは、自動車用内装材の特質に鑑みて、か
かる自動車用内装材に要求される機械的性質、とくに圧
縮強度および曲げ強度を本発明に用いられるポリプロピ
レン系樹脂型内発泡体が充分に有することに基づく。
のものでは必要とされていた重量が大きいABS樹脂な
どからなる芯材を不要とした従来に例をみない軽量化が
大幅に改善されたものである。本発明がこのような芯材
を不要としたのは、自動車用内装材の特質に鑑みて、か
かる自動車用内装材に要求される機械的性質、とくに圧
縮強度および曲げ強度を本発明に用いられるポリプロピ
レン系樹脂型内発泡体が充分に有することに基づく。
【0010】また、本発明の自動車用内装材は、押圧し
たときには、表皮を形成しているポリプロピレン系樹脂
シートの裏面に形成されたポリプロピレン系樹脂型内発
泡体が従来の樹脂からなる芯材と対比して非常にソフト
な触感を付与し、本発明の自動車用内装材に接触する手
指などにかかるソフトでしなやかな触感を付与すること
により、該自動車用内装材の重厚感や高級感がもたらさ
れるのである。
たときには、表皮を形成しているポリプロピレン系樹脂
シートの裏面に形成されたポリプロピレン系樹脂型内発
泡体が従来の樹脂からなる芯材と対比して非常にソフト
な触感を付与し、本発明の自動車用内装材に接触する手
指などにかかるソフトでしなやかな触感を付与すること
により、該自動車用内装材の重厚感や高級感がもたらさ
れるのである。
【0011】また、本発明の自動車用内装材は、前記し
たように、ポリプロピレン系樹脂型内発泡体という衝撃
を吸収しうる層が設けられているため、緩衝性にもすぐ
れたものである。
たように、ポリプロピレン系樹脂型内発泡体という衝撃
を吸収しうる層が設けられているため、緩衝性にもすぐ
れたものである。
【0012】さらに、本発明の自動車用内装材は、従来
のものでは表皮に主としてポリ塩化ビニルなどからなる
レザーシートが用いられていたため、たとえば夏季など
のように自動車内の気温が高温に達したときにいやな臭
気が発せられていたのに対し、このような悪臭を発生す
る基材が用いられていないものであるため、高温時にお
ける臭気の点でも問題を解決したものである。
のものでは表皮に主としてポリ塩化ビニルなどからなる
レザーシートが用いられていたため、たとえば夏季など
のように自動車内の気温が高温に達したときにいやな臭
気が発せられていたのに対し、このような悪臭を発生す
る基材が用いられていないものであるため、高温時にお
ける臭気の点でも問題を解決したものである。
【0013】またさらに、本発明の自動車用内装材は、
これを構成している基材がいずれもポリプロピレン系樹
脂からなるものであるため、そのリサイクルが容易であ
り、しかも発泡ポリウレタンが燃焼したときに発生する
とされている人体に危害を及ぼす有害ガスの発生が少な
く、人体に対して有害なガスの発生量が少ないという性
質を有するものである。
これを構成している基材がいずれもポリプロピレン系樹
脂からなるものであるため、そのリサイクルが容易であ
り、しかも発泡ポリウレタンが燃焼したときに発生する
とされている人体に危害を及ぼす有害ガスの発生が少な
く、人体に対して有害なガスの発生量が少ないという性
質を有するものである。
【0014】本発明の自動車用内装材は、前記したよう
に、ポリプロピレン系樹脂シートおよびポリプロピレン
系樹脂型内発泡体が積層されたものである。
に、ポリプロピレン系樹脂シートおよびポリプロピレン
系樹脂型内発泡体が積層されたものである。
【0015】前記ポリプロピレン系樹脂とは、プロピレ
ンホモポリマー、エチレン−プロピレンランダムコポリ
マー、エチレン−プロピレンブロックコポリマー、エチ
レン−プロピレン−ブテンランダムターポリマー、プロ
ピレン−塩化ビニルコポリマー、プロピレン−ブテンコ
ポリマー、プロピレン−無水マレイン酸コポリマーなど
のプロピレンの含有量が50重量%以上の樹脂をいい、こ
れらの樹脂は単独でまたは2種以上を混合して用いられ
る。前記ポリプロピレン系樹脂は、無架橋の状態のもの
が好ましいが、パーオキサイドや放射線などにより架橋
させたものであってもよい。
ンホモポリマー、エチレン−プロピレンランダムコポリ
マー、エチレン−プロピレンブロックコポリマー、エチ
レン−プロピレン−ブテンランダムターポリマー、プロ
ピレン−塩化ビニルコポリマー、プロピレン−ブテンコ
ポリマー、プロピレン−無水マレイン酸コポリマーなど
のプロピレンの含有量が50重量%以上の樹脂をいい、こ
れらの樹脂は単独でまたは2種以上を混合して用いられ
る。前記ポリプロピレン系樹脂は、無架橋の状態のもの
が好ましいが、パーオキサイドや放射線などにより架橋
させたものであってもよい。
【0016】また、前記ポリプロピレン系樹脂として、
該ポリプロピレン系樹脂と混合しうる他の熱可塑性樹脂
が混合されたものを用いてもよい。かかる他の熱可塑性
樹脂の具体例としては、たとえば低密度ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリブテン、アイオノマーなどがあげら
れ、これらの熱可塑性樹脂の配合量は、通常前記ポリプ
ロピレン系樹脂100 部(重量部、以下同様)に対して20
部以下、なかんづく5〜10部程度であることが好まし
い。
該ポリプロピレン系樹脂と混合しうる他の熱可塑性樹脂
が混合されたものを用いてもよい。かかる他の熱可塑性
樹脂の具体例としては、たとえば低密度ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリブテン、アイオノマーなどがあげら
れ、これらの熱可塑性樹脂の配合量は、通常前記ポリプ
ロピレン系樹脂100 部(重量部、以下同様)に対して20
部以下、なかんづく5〜10部程度であることが好まし
い。
【0017】前記ポリプロピレン系樹脂シートの厚さ
は、とくに限定はないが、あまりにも小さいばあいに
は、重厚感が劣るようになり、またあまりにも大きいば
あいには、柔軟性が劣るようになる傾向があるので、通
常0.3 〜2mm、なかんづく0.5 〜1.5mm であることが好
ましい。
は、とくに限定はないが、あまりにも小さいばあいに
は、重厚感が劣るようになり、またあまりにも大きいば
あいには、柔軟性が劣るようになる傾向があるので、通
常0.3 〜2mm、なかんづく0.5 〜1.5mm であることが好
ましい。
【0018】前記ポリプロピレン系樹脂型内発泡体は、
ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を型内発泡成形する
ことによってえられるものである。
ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を型内発泡成形する
ことによってえられるものである。
【0019】前記ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を
フィーダーを通じて型内発泡成形型内に充填するに際し
ては、あらかじめ該予備発泡粒子を加圧ガスを用いて加
圧し、該加圧ガスが該予備発泡粒子中に充分に浸透さ
れ、内圧が付与された状態で型内発泡成形型内に充填し
てもよく、該予備発泡粒子を加圧ガスを用いて圧縮した
状態で型内発泡成形型内に充填してもよく、また該予備
発泡粒子に内圧を付与したり、圧縮することなく、その
ままの状態で型内発泡成形型内に充填してもよく、本発
明はかかる充填方法によって限定されるものではない。
フィーダーを通じて型内発泡成形型内に充填するに際し
ては、あらかじめ該予備発泡粒子を加圧ガスを用いて加
圧し、該加圧ガスが該予備発泡粒子中に充分に浸透さ
れ、内圧が付与された状態で型内発泡成形型内に充填し
てもよく、該予備発泡粒子を加圧ガスを用いて圧縮した
状態で型内発泡成形型内に充填してもよく、また該予備
発泡粒子に内圧を付与したり、圧縮することなく、その
ままの状態で型内発泡成形型内に充填してもよく、本発
明はかかる充填方法によって限定されるものではない。
【0020】前記ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子お
よびポリプロピレン系樹脂型内発泡体の発泡倍率は、あ
まりにも大きすぎるばあいには、えられる自動車用内装
材の触感が柔かくなりすぎるようになり、またあまりに
も小さすぎるばあいには、えられる自動車用内装材の触
感が硬くなりすぎるようになる傾向があるので、通常5
〜30倍、好ましくは7〜27倍、さらに好ましくは10〜25
倍であることが望ましい。
よびポリプロピレン系樹脂型内発泡体の発泡倍率は、あ
まりにも大きすぎるばあいには、えられる自動車用内装
材の触感が柔かくなりすぎるようになり、またあまりに
も小さすぎるばあいには、えられる自動車用内装材の触
感が硬くなりすぎるようになる傾向があるので、通常5
〜30倍、好ましくは7〜27倍、さらに好ましくは10〜25
倍であることが望ましい。
【0021】前記ポリプロピレン系樹脂型内発泡体の厚
さは、あまりにも小さすぎるばあいには、えられる自動
車用内装材の圧縮強度、曲げ強度などの機械的性質が劣
るようになり、またあまりにも大きすぎるばあいには、
えられる自動車用内装材の設計上に問題が発生するよう
になる傾向があるので、通常3〜50mm、好ましくは5〜
30mm、さらに好ましくは5〜20mm程度であることが望ま
しい。
さは、あまりにも小さすぎるばあいには、えられる自動
車用内装材の圧縮強度、曲げ強度などの機械的性質が劣
るようになり、またあまりにも大きすぎるばあいには、
えられる自動車用内装材の設計上に問題が発生するよう
になる傾向があるので、通常3〜50mm、好ましくは5〜
30mm、さらに好ましくは5〜20mm程度であることが望ま
しい。
【0022】前記ポリプロピレン系樹脂シートと、前記
ポリプロピレン系樹脂型内発泡体との一体化は、たとえ
ばそれぞれ樹脂シートおよび型内発泡体の接触面を加熱
溶融させたのち、重ね合わせて融着して一体化する方
法、前記樹脂シートを接着剤で型内発泡体と一体化する
方法などによって行なうことができるが、本発明におい
てはさらに樹脂シートを型内発泡成形型内に装着したの
ちに、ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を充填し、型
内発泡成形体の成形と同時に、前記積層物を該型内発泡
成形体と一体化させる方法などを採用することができ
る。
ポリプロピレン系樹脂型内発泡体との一体化は、たとえ
ばそれぞれ樹脂シートおよび型内発泡体の接触面を加熱
溶融させたのち、重ね合わせて融着して一体化する方
法、前記樹脂シートを接着剤で型内発泡体と一体化する
方法などによって行なうことができるが、本発明におい
てはさらに樹脂シートを型内発泡成形型内に装着したの
ちに、ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子を充填し、型
内発泡成形体の成形と同時に、前記積層物を該型内発泡
成形体と一体化させる方法などを採用することができ
る。
【0023】前記樹脂シートと成形された型内発泡体と
を一体化させる際に接着剤を用いるばあいには、かかる
接着剤としてたとえば塩素化ポリプロピレンなどをトル
エンなどの有機溶媒に溶解したものなどを用い、これを
樹脂シートや型内発泡体の接着面に適量で塗布すればよ
い。
を一体化させる際に接着剤を用いるばあいには、かかる
接着剤としてたとえば塩素化ポリプロピレンなどをトル
エンなどの有機溶媒に溶解したものなどを用い、これを
樹脂シートや型内発泡体の接着面に適量で塗布すればよ
い。
【0024】また、前記樹脂シートを型内発泡成形型内
に装着したのち、型内発泡成形体を成形すると同時に樹
脂シートと型内発泡成形体とを一体化させるばあいに
は、前記接着剤としては、たとえば塩素化ポリプロピレ
ンなどの接着剤を樹脂シートの接着面にあらかじめ適量
で付着させておけばよい。
に装着したのち、型内発泡成形体を成形すると同時に樹
脂シートと型内発泡成形体とを一体化させるばあいに
は、前記接着剤としては、たとえば塩素化ポリプロピレ
ンなどの接着剤を樹脂シートの接着面にあらかじめ適量
で付着させておけばよい。
【0025】かくして本発明の自動車用内装材がえられ
るが、本発明においては、前記ポリプロピレン系樹脂シ
ートをたとえば真空成形法などにより所望の形状に成形
しておき、これを型内発泡成形用金型内に装着し、つい
で予備発泡粒子を充填して型内発泡成形して一体化し、
所望の形状を有する自動車用内装材としてもよく、また
所定形状の型内発泡成形体に加熱により軟化させた前記
樹脂シートを重ね合わせて一体化し、所望の形状を有す
る自動車用内装材としてもよい。
るが、本発明においては、前記ポリプロピレン系樹脂シ
ートをたとえば真空成形法などにより所望の形状に成形
しておき、これを型内発泡成形用金型内に装着し、つい
で予備発泡粒子を充填して型内発泡成形して一体化し、
所望の形状を有する自動車用内装材としてもよく、また
所定形状の型内発泡成形体に加熱により軟化させた前記
樹脂シートを重ね合わせて一体化し、所望の形状を有す
る自動車用内装材としてもよい。
【0026】つぎに、本発明の自動車用内装材の概略断
面図を図1に示す。
面図を図1に示す。
【0027】図1において、1はポリプロピレン系樹脂
シート、2はポリプロピレン系樹脂型内発泡体である。
ポリプロピレン系樹脂シート1の下面にはポリプロピレ
ン系樹脂型内発泡体2が形成されている。なお、ポリプ
ロピレン系樹脂型内発泡体2は、直接表皮として外部に
現れることがないので、軽量化のためその内部に肉盗み
4が形成されていてもよく、また他の部材と接続するた
めの取付具などのインサート材3などが設けられていて
もよい。かかる取付具などのインサート材4は、型内発
泡体の製造時に該型内発泡体と一体化することができ
る。
シート、2はポリプロピレン系樹脂型内発泡体である。
ポリプロピレン系樹脂シート1の下面にはポリプロピレ
ン系樹脂型内発泡体2が形成されている。なお、ポリプ
ロピレン系樹脂型内発泡体2は、直接表皮として外部に
現れることがないので、軽量化のためその内部に肉盗み
4が形成されていてもよく、また他の部材と接続するた
めの取付具などのインサート材3などが設けられていて
もよい。かかる取付具などのインサート材4は、型内発
泡体の製造時に該型内発泡体と一体化することができ
る。
【0028】つぎに本発明の自動車用内装材を実施例に
基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
【0029】実施例1 ポリプロピレン系樹脂シート(厚さ0.75mm)の片面に塩
素化ポリプロピレンを付着させたのち、該樹脂シートの
非接着面を蒸気孔を有しない平板状の金型面に接するよ
うに貼付した。
素化ポリプロピレンを付着させたのち、該樹脂シートの
非接着面を蒸気孔を有しない平板状の金型面に接するよ
うに貼付した。
【0030】また、蒸気孔を有する金型(たて300mm 、
よこ500mm 、奥行200mm )の内面の一部に、止めネジを
固定するための鉄製フック(表面被膜:エチレン−酢酸
ビニル樹脂)をインサート材として固定した。
よこ500mm 、奥行200mm )の内面の一部に、止めネジを
固定するための鉄製フック(表面被膜:エチレン−酢酸
ビニル樹脂)をインサート材として固定した。
【0031】ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子として
エペランPP(鐘淵化学工業(株)製、商品名、発泡倍
率15倍)をあらかじめ耐圧容器内に入れて内圧2 kg/cm
2 ・G が空気により付与されたものを用い、前記金型か
らなる型内発泡成形型内に充填した。
エペランPP(鐘淵化学工業(株)製、商品名、発泡倍
率15倍)をあらかじめ耐圧容器内に入れて内圧2 kg/cm
2 ・G が空気により付与されたものを用い、前記金型か
らなる型内発泡成形型内に充填した。
【0032】つぎに蒸気孔を有する金型から水蒸気(蒸
気圧0.6kg/cm2 ・G 、温度112 〜115 ℃)を型内発泡成
形型内に導入して予備加熱をし、約10秒間予備発泡粒子
の蒸らしを行なったのち、型内発泡成形型内の内圧が50
0mmHg 以下となるように真空ポンプを用いてドレインお
よび水蒸気を吸引し、除去した。
気圧0.6kg/cm2 ・G 、温度112 〜115 ℃)を型内発泡成
形型内に導入して予備加熱をし、約10秒間予備発泡粒子
の蒸らしを行なったのち、型内発泡成形型内の内圧が50
0mmHg 以下となるように真空ポンプを用いてドレインお
よび水蒸気を吸引し、除去した。
【0033】そののち、蒸気孔を有する金型から水蒸気
(蒸気圧3.5kg/cm2 ・G 、温度146〜148 ℃)を型内発
泡成形型内に導入し、25秒間保持したのち、冷却し、型
内発泡成形型を型開きして自動車用内装材をえた。
(蒸気圧3.5kg/cm2 ・G 、温度146〜148 ℃)を型内発
泡成形型内に導入し、25秒間保持したのち、冷却し、型
内発泡成形型を型開きして自動車用内装材をえた。
【0034】えられた自動車用内装材の物性として、触
感、緩衝性、高温時の臭気、リサイクル性、燃焼時の有
害ガスの発生を以下の方法にしたがって調べた。その結
果を表1に示す。
感、緩衝性、高温時の臭気、リサイクル性、燃焼時の有
害ガスの発生を以下の方法にしたがって調べた。その結
果を表1に示す。
【0035】(イ)触感 従来の自動車用内装材として、ポリ塩化ビニルシート
(厚さ 0.5mm)およびABS樹脂板(厚さ2〜3mm)を
積層してえられたもの(以下、従来品Aという)を用意
した。
(厚さ 0.5mm)およびABS樹脂板(厚さ2〜3mm)を
積層してえられたもの(以下、従来品Aという)を用意
した。
【0036】つぎに、えられた自動車用内装材の触感を
指で押圧することによって調べ、前記従来品Aと対比し
て以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
指で押圧することによって調べ、前記従来品Aと対比し
て以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
【0037】(評価基準) A:えられた自動車用内装材のほうが明らかに従来品A
よりもソフトでしなやかな触感を有する。
よりもソフトでしなやかな触感を有する。
【0038】B:えられた自動車用内装材のほうがやや
従来品Aよりもソフトでしなやかな触感を有する。
従来品Aよりもソフトでしなやかな触感を有する。
【0039】C:えられた自動車用内装材と従来品Aと
の触感の差異がほとんどない。
の触感の差異がほとんどない。
【0040】D:従来品Aのほうがえられた自動車用内
装材よりも触感がよい。
装材よりも触感がよい。
【0041】(ロ)緩衝性 えられた自動車用内装材および従来品Aの表皮側の平面
部分に、それぞれ重さ100gの鋼球を高さ50cmの位置から
落下し、以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
部分に、それぞれ重さ100gの鋼球を高さ50cmの位置から
落下し、以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
【0042】(評価基準) A:鋼球を落下させ、はね返ったときの鋼球の高さが従
来品Aのほうがより高い。
来品Aのほうがより高い。
【0043】B:鋼球を落下させ、はね返ったときの鋼
球の高さが従来品Aおよびえられた自動車用内装材のい
ずれもほぼ等しい。
球の高さが従来品Aおよびえられた自動車用内装材のい
ずれもほぼ等しい。
【0044】C:鋼球を落下させ、はね返ったときの鋼
球の高さがえられた自動車用内装材のほうがより高い。
球の高さがえられた自動車用内装材のほうがより高い。
【0045】(ハ)高温時の臭気 えられた自動車用内装材および従来品Aのテストピース
(20×20cm)を、それぞれ別個に温度60℃、相対湿度50
%の恒温恒湿室中に24時間放置したのち、以下の評価基
準に基づいて評価を行なった。
(20×20cm)を、それぞれ別個に温度60℃、相対湿度50
%の恒温恒湿室中に24時間放置したのち、以下の評価基
準に基づいて評価を行なった。
【0046】(評価基準) A:恒温恒湿室の扉を開けたとき、えられた自動車用内
装材による臭気が感じられない。
装材による臭気が感じられない。
【0047】B:恒温恒湿室の扉を開けたとき、えられ
た自動車用内装材による臭気が感じられるが、従来品A
よりも弱い。
た自動車用内装材による臭気が感じられるが、従来品A
よりも弱い。
【0048】C:恒温恒湿室の扉を開けたとき、えられ
た自動車用内装材による臭気が従来品とほとんど変わら
ない。
た自動車用内装材による臭気が従来品とほとんど変わら
ない。
【0049】D:恒温恒湿室の扉を開けたとき、えられ
た自動車用内装材による臭気が従来品Aよりも強い。
た自動車用内装材による臭気が従来品Aよりも強い。
【0050】(ニ)リサイクル性 えられた自動車用内装材のリサイクル性を以下の評価基
準に基づいて評価を行なった。
準に基づいて評価を行なった。
【0051】(評価基準) A:えられた自動車用内装材を各構成材料ごとに分解し
なくても、そのままリサイクルに使用できる。
なくても、そのままリサイクルに使用できる。
【0052】B:えられた自動車用内装材を各構成材料
ごとに分解すれば、いずれもリサイクルに使用できる。
ごとに分解すれば、いずれもリサイクルに使用できる。
【0053】C:えられた自動車用内装材には、リサイ
クルに使用できない材料が含まれる。
クルに使用できない材料が含まれる。
【0054】(ホ)有害ガスの発生 えられた自動車用内装材の構成材料に一般に燃焼時に有
害ガスを発生するといわれている素材が含まれていない
かを調べ、以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
害ガスを発生するといわれている素材が含まれていない
かを調べ、以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
【0055】(評価基準) A:一般に燃焼時に有害ガスを発生するといわれている
素材が含まれていない。
素材が含まれていない。
【0056】B:一般に燃焼時に有害ガスを発生すると
いわれている素材が一部含まれている。
いわれている素材が一部含まれている。
【0057】C:すべての素材が一般に燃焼時に有害ガ
スを発生するといわれているものである。
スを発生するといわれているものである。
【0058】実施例2 実施例1で用いた樹脂シートのかわりに、ポリプロピレ
ン系樹脂シート(厚さ0.5 mm)の非接着面が蒸気孔を有
しない金型面に接するように貼付し、インサート材を用
いなかったほかは、実施例1と同様にして自動車用内装
材をえた。
ン系樹脂シート(厚さ0.5 mm)の非接着面が蒸気孔を有
しない金型面に接するように貼付し、インサート材を用
いなかったほかは、実施例1と同様にして自動車用内装
材をえた。
【0059】えられた自動車用内装材の物性を実施例1
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0060】実施例3 表皮材として、ポリプロピレン系樹脂シート(厚さ0.75
mm)を用い、該樹脂シートの片面に塩素化ポリプロピレ
ンを付着させたのち、該樹脂シートの非接着面が蒸気孔
を有しない金型面に接するように貼付した。
mm)を用い、該樹脂シートの片面に塩素化ポリプロピレ
ンを付着させたのち、該樹脂シートの非接着面が蒸気孔
を有しない金型面に接するように貼付した。
【0061】また、蒸気孔を有する金型(たて300mm 、
よこ800mm 、奥行20mm)の内面の一部に、止めネジを固
定するためのポリオレフィン系樹脂製フック(表面被
膜:塩素化ポリプロピレン)をインサート材として固定
した。
よこ800mm 、奥行20mm)の内面の一部に、止めネジを固
定するためのポリオレフィン系樹脂製フック(表面被
膜:塩素化ポリプロピレン)をインサート材として固定
した。
【0062】ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子として
エペランPP(鐘淵化学工業(株)製、商品名、発泡倍
率30倍)をフィーダーを介して型内発泡成形型内に充填
した。
エペランPP(鐘淵化学工業(株)製、商品名、発泡倍
率30倍)をフィーダーを介して型内発泡成形型内に充填
した。
【0063】つぎに金型の蒸気孔から水蒸気(蒸気圧0.
5kg/cm2 ・G 、温度109 〜113 ℃)を型内発泡成形型内
に導入して予備加熱をし、除圧して10秒間予備発泡粒子
の蒸らしを行なったのち、型内発泡成形型内の内圧が50
0mmHg 以下となるように真空ポンプを用いてドレインお
よび水蒸気を吸引除去した。
5kg/cm2 ・G 、温度109 〜113 ℃)を型内発泡成形型内
に導入して予備加熱をし、除圧して10秒間予備発泡粒子
の蒸らしを行なったのち、型内発泡成形型内の内圧が50
0mmHg 以下となるように真空ポンプを用いてドレインお
よび水蒸気を吸引除去した。
【0064】そののち、金型の蒸気孔から水蒸気(蒸気
圧3.2kg/cm2 ・G 、温度144 〜146℃)を型内発泡成形
型内に導入し、20秒間保持したのち、冷却し、ついで該
型内発泡成形型を型開きして自動車用内装材をえた。
圧3.2kg/cm2 ・G 、温度144 〜146℃)を型内発泡成形
型内に導入し、20秒間保持したのち、冷却し、ついで該
型内発泡成形型を型開きして自動車用内装材をえた。
【0065】えられた自動車用内装材の物性を実施例1
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0066】実施例4 実施例3において、ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子
としてエペランPP(鐘淵化学工業(株)製、商品名、
発泡倍率15倍)を用い、インサート材を用いなかったほ
かは実施例3と同様にして予備発泡粒子の充填からドレ
インおよび水蒸気の吸引除去までを行なった。
としてエペランPP(鐘淵化学工業(株)製、商品名、
発泡倍率15倍)を用い、インサート材を用いなかったほ
かは実施例3と同様にして予備発泡粒子の充填からドレ
インおよび水蒸気の吸引除去までを行なった。
【0067】つぎに金型の蒸気孔から水蒸気(蒸気圧3.
5kg/cm2 ・G 、温度146 〜148 ℃)を型内発泡成形型内
に導入し、20秒間保持したのち、冷却し、ついで該型内
発泡成形型を型開きして自動車用内装材をえた。
5kg/cm2 ・G 、温度146 〜148 ℃)を型内発泡成形型内
に導入し、20秒間保持したのち、冷却し、ついで該型内
発泡成形型を型開きして自動車用内装材をえた。
【0068】えられた自動車用内装材の物性を実施例1
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0069】比較例1 従来の自動車用内装材として、ポリ塩化ビニルからなる
レザーシート(厚さ0.5mm )、発泡ポリウレタン層(厚
さ10mm)およびABS樹脂板(厚さ2mm)を順次積層
し、一体化して積層物(以下、従来品Bという)をえ
た。
レザーシート(厚さ0.5mm )、発泡ポリウレタン層(厚
さ10mm)およびABS樹脂板(厚さ2mm)を順次積層
し、一体化して積層物(以下、従来品Bという)をえ
た。
【0070】えられた従来品Bの物性を実施例1と同様
にして調べた。その結果を表1に示す。
にして調べた。その結果を表1に示す。
【0071】
【表1】
【0072】表1に示した結果から、実施例1〜4でえ
られた本発明の自動車用内装材は、従来品Aおよび従来
品Bではすべてを具備することができなかった、すぐれ
た触感、すぐれた緩衝性、高温時における無臭気、すぐ
れたリサイクル性および燃焼時の有害ガスの無発生など
を同時に具備するものであることがわかる。
られた本発明の自動車用内装材は、従来品Aおよび従来
品Bではすべてを具備することができなかった、すぐれ
た触感、すぐれた緩衝性、高温時における無臭気、すぐ
れたリサイクル性および燃焼時の有害ガスの無発生など
を同時に具備するものであることがわかる。
【0073】また、実施例1〜4でえられた本発明の自
動車用内装材は、いずれも重厚感を有するものであった
が、従来品Bよりも軽量であるから、自動車を構成して
いる部品の軽量化という要請に対して充分に応えること
ができるものであった。
動車用内装材は、いずれも重厚感を有するものであった
が、従来品Bよりも軽量であるから、自動車を構成して
いる部品の軽量化という要請に対して充分に応えること
ができるものであった。
【0074】
【発明の効果】本発明の自動車用内装材は、押圧したと
きにソフトでしなやかな触感を付与し、緩衝性にすぐ
れ、重厚感を有し、高温時に悪臭を発生せず、燃焼時に
有害ガスの発生量が少なく、軽量化が図られ、しかもリ
サイクルが容易であるなどの数多くのすぐれた効果を奏
する。
きにソフトでしなやかな触感を付与し、緩衝性にすぐ
れ、重厚感を有し、高温時に悪臭を発生せず、燃焼時に
有害ガスの発生量が少なく、軽量化が図られ、しかもリ
サイクルが容易であるなどの数多くのすぐれた効果を奏
する。
【図1】本発明の自動車用内装材の一実施例の概略断面
図である。
図である。
1 ポリプロピレン系樹脂シート 2 ポリプロピレン系樹脂型内発泡体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】実施例1 ポリプロピレン系樹脂シート(厚さ0.75mm)の片面に塩
素化ポリプロピレンを付着させたのち、該樹脂シートの
非接着面を蒸気孔を有しない金型面に接するように貼付
した。
素化ポリプロピレンを付着させたのち、該樹脂シートの
非接着面を蒸気孔を有しない金型面に接するように貼付
した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】C:恒温恒湿室の扉を開けたとき、えられ
た自動車用内装材による臭気が従来品Aとほとんど変わ
らない。
た自動車用内装材による臭気が従来品Aとほとんど変わ
らない。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂シートおよびポリ
プロピレン系樹脂型内発泡体が積層されてなる自動車用
内装材。 - 【請求項2】 インサート材を有する請求項1記載の自
動車用内装材。 - 【請求項3】 ポリプロピレン系樹脂型内発泡体の発泡
倍率が5〜30倍である請求項1または2記載の自動車用
内装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1151493A JPH0647855A (ja) | 1992-06-04 | 1993-01-27 | 自動車用内装材 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14431392 | 1992-06-04 | ||
JP4-144313 | 1992-06-04 | ||
JP1151493A JPH0647855A (ja) | 1992-06-04 | 1993-01-27 | 自動車用内装材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647855A true JPH0647855A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=26346947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1151493A Pending JPH0647855A (ja) | 1992-06-04 | 1993-01-27 | 自動車用内装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647855A (ja) |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP1151493A patent/JPH0647855A/ja active Pending
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