JPH0647758Y2 - 平行定規におけるスケール支持装置 - Google Patents

平行定規におけるスケール支持装置

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JPH0647758Y2
JPH0647758Y2 JP1988161566U JP16156688U JPH0647758Y2 JP H0647758 Y2 JPH0647758 Y2 JP H0647758Y2 JP 1988161566 U JP1988161566 U JP 1988161566U JP 16156688 U JP16156688 U JP 16156688U JP H0647758 Y2 JPH0647758 Y2 JP H0647758Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は図板に対してスケールを離反させて斜め角に支
持することのできるスケール支持装置に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、図板両側に配設されたレールと、該レール中を
互いに連動して同方向に移動するキャリッジと、該キャ
リッジに一端部を回動軸に回動自在に連結するとともに
他端部をスケールに連結してなる平行定規にあっては、
図板上の用紙を貼り替えたり、図板面を掃除したりする
際はこのスケールをキャリッジに対して回転させること
により、図板面から離反させていた。これらの平行定規
にはその回転量を規制する規制手段がないから、スケー
ルを図板面に対して略90°となるように回動させて支持
させるか、あるいは90°以上回転させてその重心位置を
スケールの回転軸と逆の側まで回転させて元の状態に戻
らないようにしていた。
したがって、図面設計者は用紙の貼り替え時に図板面と
の必要以上にスケールを回動操作しなければならず、操
作が煩わしいほか、スケール上に三角スケール等を載せ
た状態でスケールの回動操作を行なってしまった場合、
スケールは回動軸を中心に少なくとも90度以上回動する
ため、三角スケール等はこの回動によりスケールから落
下し、図板上の図面を汚したり傷つけたりすることがあ
った。
(考案の技術的課題) 本考案は上記欠点を解消し、特に必要最小限の回転によ
り、スケールと図板との間に必要な間隔を確保できるよ
うに平行定規におけるスケール支持装置を提供すること
をその技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係る平行定規におけ
るスケール支持装置は、図板上に配置されたスケールの
両端をサポート部材の一端に固定し、該サポート部材の
他端に回動軸を取付け、該回動軸を図板両側のレールに
沿って移動する各キャリッジ上に配置し、且つ該キャリ
ッジの下方に引き寄せるようにバネで付勢するととも
に、上記回動軸を中心サポート部材が回動したときに上
記キャリッジの上面に当るサポート部材の角部に傾斜面
を形成し、上記バネにより上記傾斜面がキャリッジの上
面に当接したときにサポート部材をキャリッジ上面に安
定させることを特徴とする。
(作用) 上記構成において、サポート部材を回動させると、スケ
ールは図板面から離反する。そして、サポート部材の傾
斜面がキャリッジ上面と接面して面接触状態となると、
回動軸はキャリッジの下方に引き寄せられているから、
サポート部材はこの状態で安定して支持される。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施例について説明する。
第1図は平行定規を示すもので、この平行定規は図板1
の表面に沿ってスケール2を平行に移動可能に設けたも
ので、スケール2の上面には把持部材3が設けられ、そ
の両端はサポート部材4の一端に固定されている。該サ
ポート部材4は第2図に示すように、断面コ字形に形成
され、その他端には回動軸5が取付けられている。ま
た、回動軸5は図板1両側のレール(図示せず)に沿っ
て移動する各キャリッジ6上に配置されたブラケット7
の長孔20に軸受けされている。なお、ブラケット7の内
部にはブロック8が装着され、上記回動軸5はブロック
8に貫通されている。また、ブロック8はキャリッジ6
上のネジ9に固定され、該ネジ9は引き寄せバネ10によ
りキャリッジ6の下方に引き寄せるように付勢されてい
る。
キャリッジ6は図板1両側のレールに摺接するコロ11を
左右に対向して備え、該コロ11をレールに沿って転動さ
せることによりスケール2を平行移動させることができ
る。なお、12はゴムストッパで、レールの端部に当接す
ることによりキャリッジ6を停止させるものである。
次に、上記サポート部材4の下面4aと上記他端の端面4b
との間の角部には傾斜面13が形成されている。この傾斜
面13の傾斜角はサポート部材4の下面4aに対して150°
程度に形成されている。
なお、スケール2は図板1面に対してわずかに浮き上が
り、その浮き量が調整できるように構成されている。こ
の浮き量調整装置はキャリッジ6にネジ軸14を固設し、
このネジ軸14にバネ15を介して浮かせ部材16を螺合し、
浮かせ部材16の上端にゴム17を取付け、該ゴム17をサポ
ート部材4の裏面に当接させるとともに、キャリッジ6
の外側に一部が突出した調整ネジ18を設け、該調整ネジ
18の外周と浮かせ部材16の外周とを噛合させてなるもの
である。上記構成において、調整ネジ18を回転させて浮
かせ部材16を回転させてネジ軸14に沿って上下動させ、
スケール2の浮き量を調整する。
上記構成において、通常の場合はスケール2は第3図
(a)に示すように図板1面からわずかに浮いている。
製図作業を行なうときは、スケール2を図板1に向けて
押すことによりスケール2は図板1面に当接し、描線作
業を行なうことができ、一つの描線が終った時はスケー
ル2から手を離せば、前記浮き量調整装置によりスケー
ル2がわずかに図板1面から浮き、図面1面を清潔に保
つことができる。
次に、図面設計者が図板1の用紙を貼り替えたり、図板
1の掃除をしたりするときは、サポート部材4の一端を
回動軸5を中心に回動させる。サポート部材4の他端は
キャリッジ6上面を摺動し、回動軸5はキャリッジ6に
設けられたブラケット7の長孔20に沿って移動し、所定
の角度だけ回動するとサポート部材4の端部の傾斜面13
がキャリッジ6上面に面接触する(同図(b)参照)。
サポート部材4の回動軸5は引き寄せバネ10によりキャ
リッジ6側に付勢されているので、サポート部材4はこ
の状態即ち、傾斜面13の角度に応じて傾きでキャリッジ
6に安定に支持される。この傾きは30°程度に設定され
ているから、設計者はスケール2を若干回動させるだけ
でスケール2を図板1との間の間隔を充分に確保した状
態で支持することができる。
なお、さらにスケール2と図板1面との間の間隔をあけ
るときは、サポート部材4を図板1面に対してほぼ直角
となる状態まで回動させればよい。
なお、傾斜面をサポート部材4の端部角部に複数個設け
ることにより、スケール2を図板1面に対して複数段階
の傾斜状態で支持することもできる。
(考案の効果) 上述のように、本考案によれば、図板面との間に必要な
間隔を確保するには、サポート部材をその角部の傾斜面
がキャリッジの上面に当接するまで回動させればよく、
必要以上にスケールを回転させる必要がないので、操作
が楽である。
サポート部材の傾斜面はキャリッジ上面に対し面接触状
態となり、しかも回動軸はキャリッジの下方に引き寄せ
るように付勢されるから、傾斜状態が安定に保持され
る。このため、スケールに不用意な力が作用しても逆回
転して簡単に元の状態に戻ってしまうおそれがない。ま
た、三角スケール等を載せた状態でスケールを回動操作
した場合であっても、三角スケール等はスケールから落
下し、図板上の図面を傷つけたり、汚したりするおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る平行定規の全体斜視図、第2図は
上記におけるスケール支持装置の斜視図、第3図(a)
(b)は上記平行定規の使用態様説明図である。 符号1……図板、2……スケール、4……サポート部
材、5……回動軸、6……キャリッジ、13……傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】図板上に配置されたスケールの両端をサポ
    ート部材の一端に固定し、該サポート部材の他端に回動
    軸を取付け、該回動軸を図板両側のレールに沿って移動
    する各キャリッジ上に配置し、且つ上記キャリッジの下
    方に引き寄せるようにバネで付勢するとともに、上記回
    動軸を中心にサポート部材が回動したときに上記キャリ
    ッジの上面に当るサポート部材の角部に傾斜面を形成
    し、上記バネにより上記傾斜面がキャリッジの上面に当
    接したときにサポート部材をキャリッジ上面に安定させ
    ることを特徴とする平行定規におけるスケール支持装
    置。
JP1988161566U 1988-12-13 1988-12-13 平行定規におけるスケール支持装置 Expired - Fee Related JPH0647758Y2 (ja)

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JPH0282595U JPH0282595U (ja) 1990-06-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860495U (ja) * 1981-10-20 1983-04-23 旭精密株式会社 自在平行定規におけるヘツド部支持装置
JPS59140890U (ja) * 1983-03-10 1984-09-20 武藤工業株式会社 平行定規装置

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JPH0282595U (ja) 1990-06-26

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