JPS6111027Y2 - - Google Patents

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JPS6111027Y2
JPS6111027Y2 JP5407179U JP5407179U JPS6111027Y2 JP S6111027 Y2 JPS6111027 Y2 JP S6111027Y2 JP 5407179 U JP5407179 U JP 5407179U JP 5407179 U JP5407179 U JP 5407179U JP S6111027 Y2 JPS6111027 Y2 JP S6111027Y2
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JP
Japan
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vertical rail
rail
drawing board
magnet
horizontal
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JP5407179U
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JPS55154194U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案はレールタイプ自在平行定規・座標解析
機などの縦レールの尾部側を支持する装置に関す
る。
縦レールの尾部側を図板外側方において支持す
る装置は実開昭51−27247号公報に開示されてい
る。該装置は第7図に示す如く、腕部材7に傾斜
面7bを設け、該傾斜面7bをコロから成る支持
手段8によつて支持する構成となつている。この
構成によると、縦レール4が図板1外側方に移動
するときガタンという音やシヨツクが生じないと
いう効果が生じる。しかるに、縦レールの延長支
持時における前記シヨツク取りを、上記の如く腕
部材7に形成した傾斜面7bと支持手段8とによ
つて達成しようとすると次の如き問題が生じる。
即ち、第7図において、縦レール4が図板1の左
端部に移動してきたとき、手段8が傾斜面7bに
接し得るようにするには、手段8の上端が傾斜面
の上端と下端との間Sの範囲内に設定されなくて
はならない。しかしながら上記手段8の上端が上
記Sの範囲内に正確に位置するように上記手段8
が図板1に位置決めされても、縦レール4に対す
る尾部コロ4c及び腕部材7の取付高さ精度に誤
差が生じると上記手段8の上端Sの範囲から外れ
てしまう。第7図における点線は縦レール4に対
する腕部材7の取付高さ位置が狂つた状態を示し
たものであるが、図板1に対する支持手段8の取
付高さ位置が狂つた場合及び縦レール4に対する
尾部コロ4cの取付高さ位置が狂つた場合、及び
縦レール4に対する尾部コロ4C及び腕部材7の
取付高さ位置が共に狂つた場合も同様である。上
記の如く、手段8の上端が上記Sの範囲から外れ
ると、縦レール4が図板1の左側方に移動してき
たとき、腕部材7の端面が手段8に衝突し、シヨ
ツクと衝突音が生じてしまう。このシヨツクと衝
突音が生じないようにするには、上記の如く、手
段8、腕部材7及び尾部コロ4Cの3個の部品の
取付高さ精度が要求され、製作が容易でなかつ
た。
本考案は、磁気力による縦レール完全浮上作用
を利用して上記問題を解消することを目的とする
ものであり、縦レールが図板外側方に移動してく
ると磁気力が減少し、この磁気力の減少によつて
腕部材が徐々に下降して該腕部材が支持手段によ
つて図板側に移動自在に支持されるようにしたも
のである。
以下に本考案の構成を添付図面に示すレールタ
イプ自在平行定規の実施例に付き詳細に説明す
る。
第1図乃至第4図において、2は図板、4は図
板2の上縁部に固定された横レールであり、該横
レール4の左端は、図板2の左側面より、左方向
に所定長さ突出している。6は横レール4にコロ
を介して走行自在に取付けられた横カーソルであ
り、これに縦レール8の上端が図板2面に対して
垂直な平面内でのみ回転自在に即ち横レール2に
平行な軸線を中心として回転自在に枢支されてい
る。10は縦レール8にコロを介して走行自在に
取付けられた縦カーソルであり、これにヒンジ連
結部材を介してヘツド12が取付けられている。
前記ヘツド12の取付板には直定規14,16が
着脱可能に固定されている。尚、レールタイプ座
標解析機の場合には、上記縦カーソル10に十字
線指標が形成されたルーペ等の読み取りヘツドが
取付けられるものである。18は縦レール8の尾
部に固定された腕部材であり、縦レール8の長手
方向に対して右側方に所定長さ突出している。腕
部材18の端部にはコロから成る支持手段20が
回転自在に軸支されている。22は図板2の下縁
部にこれの全長に亘つて配設された固定レールで
あり、該レール22の上面には全長に亘つて磁石
24が固設され、該磁石24の上面と図板2の上
面は同一面上に位置している。前記磁石24の上
面の直上に前記支持手段20が位置している。2
6は腕部材18に固定された磁石であり、該磁石
26は縦レール8の尾部8aの直下に、前記磁石
24と平行となるように配設され、該磁石24の
長さは、縦レール8の横幅と同一長に設定されて
いる。前記磁石24と26は同一磁極面が対向
し、両磁石24,26の反発力によつて磁石26
及び支持手段20は磁石24上面から完全浮上し
ている。該浮上状態において磁石24と26との
対向間隔に対して支持手段20と磁石24との対
向間隔は若干短く設定されている。即ち、手段2
0の下端は、縦レール8が図板2内に位置した状
態において、縦レール8に下向き外部応力を加え
て該縦レール8の尾部を下降させたとき、磁石2
6が磁石24に接する手前で、磁石24即ち支持
面に接する位置に設定すれば良い。
次に本実施例の作用について説明する。
ヘツド12を手で握り、図板2面に対して平行
な任意の方向に加圧すると、横カーソル6が横レ
ール4に沿つて移動し、縦カーソル10が縦レー
ル8に沿つて移動して、ヘツド12を図板2上の
任意の位置に移動させることができる。横カーソ
ル6の移動と連動して縦レール8が図板2上を左
右方向に移動するとき、縦レール8の尾部8a側
は磁石24,26の反発磁力によつて完全浮上し
た状態にある。従つて縦レール8の尾部8a側と
図板2面側との間に接触摩擦が生じないため縦レ
ール8を軽い力で円滑に移動させることができ
る。横カーソル6が横レール4の左側突出部4a
に移動してくると、縦レール8は図板2外側方に
移動してくる。縦レール8の図板2外側方の移動
に伴つて磁石26は磁石24の上面から第4図に
示す如く外れてゆき、磁石24と26との間に作
用する反発力が減少する。磁石24と26との反
発力が減少すると、縦レール8の尾部8aは若干
図板2面方向に下降し、磁石26が磁石24上面
に接触しない状態で支持手段20端部が磁石24
の上面(支持面)に当接する。なをも縦レール8
が左方向に移動すると、支持手段20は磁石24
の上面に沿つて左方向に回転走行するとともに、
磁石26は磁石24の直上の重なつた状態から完
全に外れた位置に移動する。垂直定規16が図板
2の左端に位置したところで横カーソル6の横レ
ール4に沿つた移動が係止され、それ以上左方向
に移動することができないように構成されてい
る。第1図の如く、縦レール8が図板2外側方限
界位置まで移動した状態において、垂直定規16
の図板2の左側における移動不可能範囲即ちデツ
ドスペースを完全に除去することができる。ヘツ
ド12を右方向に加圧し、縦レール8を図板2外
側方位置から右方向に移動すると、磁石26が磁
石24の直上に重なるによれて磁石26,24間
の反発力が増大し、縦レール8が図板2のほぼ横
幅範囲内に位置したところで、支持手段20は磁
石24の上面即ち支持面から浮上する。
以上の説明から明らかな如く、縦レール8の図
板2内位置と図板2外位置との間の移動運動にお
いて、支持手段20の、その支持面24に対する
着地及び浮上動作は、何らのシヨツクをともなわ
ずに極めて円滑に行われるものである。しかもこ
の作用は支持手段20のみの取付高さ精度で達成
することができる。即ち、支持手段20の端部
は、磁石26が磁石24に接する手前で、磁石2
4(支持面)に当接すべく、その高さ位置設定す
れば良い。尚、本実施例では磁石26の浮上力
が、縦レール8に対してその長手方向軸線を中心
とする回転方向に作用しないように、該磁石26
の位置が縦レール尾部8aの直下に設定されてい
る。従つて縦レール8には、磁石24,26の反
発磁力が、こじれ方向に作用せず、縦レール8と
連結する横カーソル6に偏荷重がかかることがな
いものである。
次に他の実施例を第5図及び第6図を参照して
説明する。
50は、腕部材52に磁石54と対向するよう
に固設された磁石であり、該磁石50の位置は縦
レール56に対して所定長さ右側方に離反してい
る。58は支持手段、60はレール部材である。
上記した構成において、磁石50の磁極面の大
部分が磁石54に重なつているときは、磁石50
と54との反発磁力によつて、支持手段58はレ
ール部材60の上面に対して浮上する。縦レール
56が図板の横幅の範囲内から左側方に移動し、
磁石50の磁極面が磁石54から外れると支持手
段58がレール部材60の上面に載置されて縦レ
ール56の尾部は図板外側方位置にて支持され
る。本実施例の場合、磁石50が、腕部材52の
右端部に固設されているため、支持手段58のレ
ール部材60の上面に対する接触移動距離を、上
記の実施例より短く設定することができ、縦レー
ル56の図板外移動にともなう部材60と支持手
段58との間の摩擦の影響を少なくすることがで
きるものである。
尚、腕部材52のスムーズな着地動作は支持手
段58の下端を、縦レール56が図板内に位置す
る状態において縦レール56を下向きに加圧した
とき、磁石50が磁石54に当接する手前で、磁
石54に当接する高さ位置に設定することによつ
て達成される。
本考案は上述の如く、縦レールの尾部側を磁気
力によつて完全浮上させたので縦レールの図板内
における移動をスムーズに行うことができるとと
もに縦レールの図板内と図板外との間の移動を、
腕部材を支持する支持手段を所定位置に設定する
ことにより、何んらのシヨツクを伴わないで、き
わめて円滑に行うことができ冒頭所載の目的を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体平面図、第2図は第一の実施例を
示す正面図、第3図は同側面図、第4図は同動作
説明図、第5図は第二の実施例を示す正面図、第
6図は同動作説明図、第7図は従来技術の説明図
である。 2……図板、4……横レール、6……横カーソ
ル、8……縦レール、10……縦カーソル、12
……ヘツド、14,16……直定規、18……腕
部材、20……支持手段、22……固定レール、
24,26……磁石、30……レール部材、32
……ローラ走行面、34……磁石、50……磁
石、52……腕部材、54……磁石、56……縦
レール、58……支持手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 図板2に配設された横レール4と、図板2の一
    方の側部より側方に所定長さ延長して移動し得る
    ように前記横レール4に取付けられた横カーソル
    6と、前記横レール4に対して直角で一端部が前
    記横カーソル6に前記横レール4に平行な軸線を
    中心として回転自在に取付けられた縦レール8
    と、該縦レール8に移動自在に取付けられたヘツ
    ド12と、前記縦レールの尾部8aに、該縦レー
    ル8の長手方向に対してヘツド取付側に直角方向
    に所定長さ突出すべく取付けられた腕部材18
    と、反発磁力によつて前記縦レール8の尾部8a
    側を図板2側に対して完全浮上させるとともに前
    記縦レール8が図板2外側方に移動するにつれて
    互いの対向面積が順次減少するように前記縦レー
    ル8側と前記図板2側に配設された磁性体24,
    26と、該磁性体24,26間の対向面積が減少
    したとき前記腕部材18を移動自在に支持する支
    持手段20とから成るレールタイプ自在平行定規
    等の縦レール尾部支持装置。
JP5407179U 1979-04-21 1979-04-21 Expired JPS6111027Y2 (ja)

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JPS55154194U JPS55154194U (ja) 1980-11-06
JPS6111027Y2 true JPS6111027Y2 (ja) 1986-04-08

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ID=28948089

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