JPH0647641U - エンジンの回転数調整装置 - Google Patents

エンジンの回転数調整装置

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Publication number
JPH0647641U
JPH0647641U JP8986192U JP8986192U JPH0647641U JP H0647641 U JPH0647641 U JP H0647641U JP 8986192 U JP8986192 U JP 8986192U JP 8986192 U JP8986192 U JP 8986192U JP H0647641 U JPH0647641 U JP H0647641U
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JP
Japan
Prior art keywords
limit switch
lever
speed adjusting
speed
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8986192U
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 速度調整レバーが最高回転数設定位置にある
ことを検出するリミットスイッチの組付け作業を楽に行
えるエンジン回転数調整装置を提供する。 【構成】 エンジンのガバナレバーにガバナスプリング
を介して連動連結されている速度調整レバー(11)の揺動
作動領域に対応させて配置したリミットスイッチ(31)
を、速度調整レバー(11)を枢支している回転数調整機構
(10)のベース板(12)に取り付け位置調整可能な状態で支
持させるとともに、速度調整レバー(11)にリミットスイ
ッチ操作用ピン(27)を突設した。 【効果】 リミットスイッチ(31)を回転数調整機構(10)
のベース板(12)に組み付けることにより、リミットスイ
ッチ(31)をエンジン組み立てラインとは別の場所で高精
度かつ高い作業性で組み付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジンでの回転数調整装置に関し、特に火花点火エンジンでの回転 数調整装置に関する。
【0002】
【従来技術】
火花点火式エンジンでは、エンジンの側壁に配置したガバナレバーとこのガバ ナレバーに速度調整レバーをガバナスプリングを介して接続し、ガバナレバーの 先端部を気化器のスロットル弁操作具に連動したガバナ装置でエンジン回転数を 制御するようにしている。
【0003】 そして、農機等に搭載するエンジンの場合には、速度調整レバーを最高回転数 設定位置にセットした状態で負荷増大に伴う回転低下が生じた際に、作業機への 動力伝達系中に配置した変速機構を自動的に減速側に切り換える為に、速度調整 レバーが最高回転数設定位置にセットされていることを検出するリミットスイッ チを配置したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のエンジン回転制御装置では、クランクケースの側壁にベース 板を固定し、このベース板に速度調整レバーを揺動可能に支持させ、速度調整レ バーが最高回転数設定位置にセットされたことを検出するリミットスイッチをク ランクケースに取り付け位置調整可能な状態でベース板とは別に固定していた。 このため、従来では、リミットスイッチを速度調整レバーの揺動作動領域に対応 させてクランクケースの側壁に固定しなければならなかった。ところが、リミッ トスイッチを取り付る個所はいろいろな突出物や機器類が配置されていることか ら作業領域が狭く、組付け作業が困難であるという問題がある。 本考案は、このような点に着目してなされたもので、リミットスイッチの組付 けを楽に行えるエンジン回転数調整装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案は、速度調整レバーの揺動作動領域に対応 させて配置したリミットスイッチを、速度調整レバーを枢支しているベース板に 取り付け位置調整可能な状態で支持させるとともに、速度調整レバーにリミット スイッチ操作用ピンを突設したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案では、速度調整レバーの揺動作動領域に対応させて配置したリミットス イッチを、速度調整レバーを枢支しているベース板に取り付け位置調整可能な状 態で支持させるとともに、速度調整レバーにリミットスイッチ操作用ピンを突設 しているので、リミットスイッチのベース板への組み込みをエンジンの組み立て ラインとは別の場所で行うことができるから作業性が向上することになる。
【0007】
【実施例】
図面は本考案の実施例を示し、図1は回転数調整機構の分解斜視図、図2は空 冷頭上弁エンジンの側面図、図3は要部の正面図である。 このエンジンは、クランクケース(1)とシリンダバレル部分(2)とを一体に形 成したシリンダブロック(3)の上側にヘッドブロック(4)を固定した空冷頭上弁 エンジンであり、クランクケース(1)の側壁から突出したガバナ軸に縦長のガバ ナレバー(5)が固定してある。
【0008】 このガバナレバー(5)の上端に位置する揺動先端部は連結ロッド(6)で気化器 (7)のスロットル弁調整具(8)に接続してある。また、このガバナレバー(5)は ガバナスプリング(9)を介して回転数調整機構(10)の速度調整レバー(11)に連結 してあり、このガバナレバー(5)はガバナスプリング(9)のバネ力でスロツトル 弁全開側に付勢されている。
【0009】 回転数調整機構(10)は前述の速度調整レバー(11)と、この速度調整レバー(11) を揺動可能に支持しているベース板(12)とで構成してあり、ベース板(12)はエン ジンのヘッドブロック(3)の側面に固定してある。ベース板(12)は基板部分(13) と後述するリミットスイッチ取付用基台部分(14)とで形成してある。
【0010】 ベース板(12)の基板部分(13)には、その下部に速度調整レバー(11)の枢着穴(1 5)が透設してあり、その上部の一側にレリーズワイヤ(16)のアウターワイヤ保持 部(17)と高回転側速度規制用ボルト(18)の固定部(19)を折り曲げ形成してある。 また、基板部分(13)の他側中央部に低回転側速度規制用ボルト(20)の固定部が折 り曲げ形成してある。
【0011】 速度調整レバー(11)は、その下端部に枢支ピン(21)の挿通孔(22)が透設してあ り、速度調整レバー(11)とベース板(12)は枢着穴(15)及び挿通孔(22)に装着した 枢支ピン(21)をカシメめることにより相対揺動可能な状態で組付けてある。そし て、速度調整レバー(11)の上端寄り部分にレリーズワイヤ(16)のインナワイヤ保 持部(23)を折り曲げ形成するとともに、速度調整レバー(11)の上端部に、高回転 側速度規制用ボルト(18)の当接部(24)と低回転側速度規制用ボルト(20)の当接部 (25)とをそれぞれ折り曲げ形成してある。
【0012】 また、速度調整レバー(11)の中央部にガバナスプリング(9)の係合部(26)が後 ろ向きに折り返し形成してあり、このガバナスプリング係合部(26)は速度調整レ バー(11)をベース板(12)に組み付けた際、ベース板(12)の裏面側に位置するよう になっている。さらに、速度調整レバー(11)の中央部から、リミットスイッチ操 作用ピン(27)が突設してある。
【0013】 リミットスイッチ取付用基台部分(14)は、上下両端寄り部分を後ろ向きに折り 曲げ形成して取り付け用脚部(28)とし、この両取り付け用脚部(28)の内の下側脚 部(28L)を基板部分(13)の表面下部に、上側脚部(28H)を基板部分(13)の裏面中央 部にそれぞれスポット溶接で固定してある。そして、基板部分(13)から前面に張 り出している中央部分の左側縁部を前向きに折り出し、リミットスイッチ位置調 整ボルト(29)の取付部(30)としている。
【0014】 リミットスイッチ(31)は、リミットスイッチ支持板(32)に固定してあり、この リミットスイッチ支持板(32)に透設した2つの長孔(33)にそれぞれ固定用ボルト (34)を挿通させて固定用ボルト(34)をリミットスイッチ取付用基台部分(14)に螺 着することにより、リミットスイッチ支持板(32)をリミットスイッチ取付用基台 部分(14)に直線進退可能な状態で支持させてある。そして、このリミットスイッ チ支持板(32)の左端部を前向きに折り出すことにより形成した調整ボルト螺着部 (35)に基台部分(13)の取付部(30)を挿通する状態で配置したリミットスイッチ位 置調整ボルト(29)が螺合している。
【0015】 このように、リミットスイッチ(31)を回転数調整機構(8)のベース板(12)に支 持させた場合には、リミットスイッチ(31)の組み付けをエンジン本体とは別の個 所で行うことができることから、広い場所で高精度に組み込むことができること になる。
【0016】
【考案の効果】
本考案では、速度調整レバーの揺動作動領域に対応させて配置したリミットス イッチを、速度調整レバーを枢支しているベース板に取り付け位置調整可能な状 態で支持させるとともに、速度調整レバーにリミットスイッチ操作用ピンを突設 しているので、リミットスイッチのベース板への組み込みをエンジン組み立てラ インとは別の場所で行うことができ、組付けを高精度に行うことができるうえ、 作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転数調整機構の分解斜視図である。
【図2】空冷頭上弁エンジンの側面図である。
【図3】要部の正面図である。
【符号の説明】
5…ガバナレバー、8…スロットル弁調整具、9…ガバ
ナスプリング、10…回転数調整機構、11…速度調整レバ
ー、12…ベース板、27…リミットスイッチ操作用ピン、
31…リミットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの構造壁に回転数調整機構(10)
    のベース板(12)を固定支持し、このベース板(12)に速度
    調整レバー(11)を揺動可能に支持し、速度調整レバー(1
    1)とガバナレバー(5)との間にガバナスプリング(9)を
    張設し、ガバナレバー(5)と気化器のスロットル弁調整
    具(8)とを連動連結し、速度調整レバー(11)を最高回転
    数設定位置にセットしたことを検知するリミットスイッ
    チ(31)を速度調整レバー(11)の揺動作動領域に対応させ
    て配置したエンジンの回転数調整装置において、 リミットスイッチ(31)をベース板(12)に取り付け位置調
    整可能な状態で支持させるとともに、速度調整レバー(1
    1)にリミットスイッチ操作用ピン(27)を突設したことを
    特徴とするエンジンの回転数調整装置。
JP8986192U 1992-12-04 1992-12-04 エンジンの回転数調整装置 Pending JPH0647641U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8986192U JPH0647641U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 エンジンの回転数調整装置

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JP8986192U JPH0647641U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 エンジンの回転数調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0647641U true JPH0647641U (ja) 1994-06-28

Family

ID=13982570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8986192U Pending JPH0647641U (ja) 1992-12-04 1992-12-04 エンジンの回転数調整装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4107453B2 (ja) * 1998-11-26 2008-06-25 旭化成ケミカルズ株式会社 中空糸膜カートリッジ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4107453B2 (ja) * 1998-11-26 2008-06-25 旭化成ケミカルズ株式会社 中空糸膜カートリッジ

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