JPS6244188Y2 - - Google Patents

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JPS6244188Y2
JPS6244188Y2 JP1983035020U JP3502083U JPS6244188Y2 JP S6244188 Y2 JPS6244188 Y2 JP S6244188Y2 JP 1983035020 U JP1983035020 U JP 1983035020U JP 3502083 U JP3502083 U JP 3502083U JP S6244188 Y2 JPS6244188 Y2 JP S6244188Y2
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JP
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belt
tension
pulley
pointer
vertical direction
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JP1983035020U
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JPS59158749U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0861Means for varying tension of belts, ropes, or chains comprising means for sensing tensioner position

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のエンジン周りに装備されるベ
ルト伝動機構におけるベルトの張力を調整するた
めのベルトの張力調整装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、ベルトの張力調整装置として、例え
ば実開昭53−41579号公報等に開示されているよ
うに、複数のプーリ間に張架されたベルトをテン
シヨンプーリにより押圧し、該テンシヨンプーリ
のベルト押圧方向への移動量をアジヤストボルト
等で調整することにより、ベルトの張力を設定張
力に調整するようにしたものはよく知られてい
る。
しかし、上記従来のものでは、ベルトの伸びに
対してテンシヨンプーリが上記ベルトに追従しな
いためにベルトの張力が極端に低下してしまうと
ともに、ベルト張力低下の検出およびベルト張力
の再調整作業が容易に行えないという問題があつ
た。
そこで、従来、実公昭28−1019号公報に開示さ
れているように、ベルトが伸びたときにおいても
テンシヨンプーリを上記ベルトに追従させるとと
もに、ベルトの張力低下の検出およびベルト張力
の再調整作業を行い得るように、ベルトの張力を
設定張力に調整できるようにしたものが提案され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、車両のエンジン周りには、エンジン
によつて駆動される各種補機類のベルト伝動機構
が配備されている。このようなベルト伝動機構に
おけるベルトに対して、上記の如きベルト張力調
整装置を装備する場合、搭載性や取替性の面から
ユニツト化、コンパクト化が要求される。しかる
に、上記提案のものはかかる点には何ら配慮がな
されておらず、その取替えや他のエンジンへの移
替えに手間を要するものであつた。また、ベルト
張力の調整の正確性や作業安定性に欠けるもので
あつた。
本考案は斯かる点に鑑みてなされたものであ
り、ベルト張力調整を容易にかつ正確に行い得る
とともに、装置をユニツト化及びコンパクト化し
て搭載性、取替性を改善することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案の解決手段
は、エンジン本体に取付けられる装置基盤と、該
装置基盤の上端部に折曲形成されたボルト取付部
と、該ボルト取付部に上下方向に螺動可能に設け
られたアジヤストボルトと、上記装置基盤の前端
部に折曲形成され、上下方向に延びる長孔状のプ
ーリガイド孔を有するプーリ取付部と、該プーリ
取付部に上下方向に摺動自在に取付けられたテン
シヨンプーリと、該テンシヨンプーリの支軸部に
設けられた支持部材と、該支持部材に下端部が支
持された上下方向に伸縮可能な弾性部材と、該弾
性部材の上端部に設けられ、上記アジヤストボル
トの螺動により上下動されるスプリングシート
と、該スプリングシートに形成された突片状の指
針と、上記支持部材に立設され、上記指針が摺動
自在に係合する上下方向に延びる長孔状の指針ガ
イド孔を有する指示板と、該指示板の指針ガイド
孔周縁部に設けられたマーキング部を有する指示
部とからなる構成としたものである。
(作用) このことにより、本考案では、アジヤストボル
トの螺動操作により、指針が指示部の所定位置
(ベルトの設定張力に対応する弾性部材の変位位
置と相関する位置)に一致するように弾性部材を
変位させると、該弾性部材を介してテンシヨンプ
ーリが移動して、ベルトの張力を設定張力に調整
することができる。
その場合、アジヤストボルトの上下方向の螺動
は直接、指針の上下方向の動きに、また上下方向
に変位する弾性部材を介してテンシヨンプーリの
上下方向の動きに伝えられるので、作動が正確に
かつ安定して行われ、ベルト張力調整の正確性、
信頼性の向上を図ることができる。さらに、上記
のテンシヨンプーリと、アジヤストボルト及び弾
性部材よりなるテンシヨナとは、装置基盤上に一
体的に設けられていて、ユニツト化されており、
またこれによりコンパクト化可能であるので、エ
ンジン本体に対する取替えや他のエンジンへの移
替えを簡単かつ容易に行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はエンジンによつて駆動される各種補機
類のベルト伝動機構を示し、aはエンジン前部に
おいてクランクシヤフトに装着されたクランクプ
ーリ、b〜dはそれぞれオルタネータ、エアコン
用コンプレツサおよびパワーステアリング用オイ
ルポンプの各駆動軸に装着された従動プーリであ
つて、これら各プーリa〜d間にはベルトeが張
架されていて、クランクプーリaの回転によりベ
ルトeを介して各従動プーリb〜dを回転駆動す
るようにしている。そして、上記ベルトeに対し
て該ベルトeを押圧するテンシヨンプーリ16を
備えた本考案に係るベルト張力調整装置Aが設け
られている。
上記ベルト張力調整装置Aは第2図および第3
図に詳示されている。同図において、1は装着基
盤であつて、該装着基盤1はその取付孔2…にて
ボルトによつてエンジン本体に取付けられてい
る。該装置基盤1の前端部(第2図では左側端
部)には直角に折曲形成されたプーリ取付部3が
設けられ、該プーリ取付部3には上下方向に延び
る長孔状のブーリガイド孔4が形成されている。
該プーリガイド孔4下側のプーリ取付部3には円
筒状のガイド部材5が固着されており、該ガイド
部材5には上下に貫通するロツド挿通孔6が形成
されている。さらに、上記装置基盤1上端部には
直角に折曲形成されたボルト取付部7が設けら
れ、該ボルト取付部7には上記ガイド部材5のロ
ツド挿通孔6に対向してボルト挿通孔8が形成さ
れているとともに、ボルト取付部7下面には該ボ
ルト挿通孔8に対応してナツト9が固着されてい
る。
10はテンシヨンプーリ16を支持する支持部
材であつて、該支持部材10は、その下端部に
は、下方に延び上記ガイド部材5のロツド挿通孔
6に摺動自在に挿通ガイドされるロツド11が一
体形成されているとともに、前端部には、外周が
雄ネジ12aに形成された支軸部12が上記プー
リ取付部3のプーリガイド孔4を通して前方に突
出せしめて設けられていて、装置基盤1に対して
上下に摺動自在となつている。上記支軸部12に
は、ナツト13とロツクリング14とによつて固
定されたベアリング15を介して、上記ベルトe
に押圧当接するテンシヨンプーリ16が回転自在
に支承されている。
一方、上記ボルト取付部7にはアジヤストボル
ト17がボルト挿通孔8に挿通されかつナツト9
に螺合されて上下方向に螺動可能に設けられてお
り、該アジヤストボルト17により後述のスプリ
ング18を介して上記支持部材10およびテンシ
ヨンプーリ16を押圧しベルトeを矢印X方向に
押圧するとともに、アジヤストボルト17を回転
操作することにより上記押圧力を変えてベルトe
の張力を調整するようにしている。
そして、上記支持部材10上には上下方向に伸
縮可能な弾性部材としてのスプリング18がその
下端部を支持せしめて配設されており、該スプリ
ング18の上端部はスプリング保持用のスプリン
グシート19およびスペーサ20を介して上記ア
ジヤストボルト17先端部(下端部)に当接して
おり、よつて上記テンシヨンプーリ16は装置基
盤1に対してベルトe押圧方向(第2図の矢印X
方向)にスプリング18を介して弾性的に支持さ
れるようになつている。
また、上記スプリングシート19の後端部には
後方に突出する突片状の指針21が一体形成され
ている。一方、上記支持部材10の後端部には、
第4図に示すように指示板22が一体に立設され
ていて、該指示板22には上下方向に延び上記指
針21が摺動自在に係合する長孔状の指針ガイド
孔23が形成されており、指示板22に対する指
針21の相対位置によつてスプリング18の変位
位置を表示するようになされている。
さらに、上記したベルトeの設定張力に対応す
るスプリング18の変位位置と相関する指針21
の変位位置に対応して、指示板22背面には、指
針ガイド孔23周縁部の上下方向に等間隔で打刻
されたマーキング部としての目盛25を有する指
示部24が設けられており、ベルトeが設定張力
で張架されたことを指針21が指示部24に位置
することによつて示すように構成されている。
したがつて、上記実施例では、エンジンの組立
時に各プーリa〜d間に張架されたベルトeを設
定張力に調整する場合、アジヤストボルト17を
回転操作して、指針21が指示板22の指示部2
4に位置するまで締付けることにより、スプリン
グ18のセツト荷重が所定値となり、該スプリン
グ18を介するテンシヨンプーリ16の押圧力に
よつて、ベルトeは正確に設定張力で張架され
る。その後、ベルトeが伸びて張力が低下して
も、これを指針21と指示部24との位置ズレに
よつて早期に発見でき、また指針21が指示部2
4に位置するようにアジヤストボルト17を増し
締めすれば、ベルトeは再び正確に設定張力で張
架される。よつて、ベルトeの張力の調整を正確
にかつ作業性良く行うことができる。
しかも、テンシヨンプーリ16は装置基盤1に
対してベルト押圧方向にスプリング18を介して
弾性的に支持されているので、ベルトeの張力の
変化に対応したテンシヨンプーリ16の移動量は
スプリング18の変位の分だけ大きなものとな
り、その結果、アジヤストボルト17による設定
張力への微調整も正確かつ容易に行うことができ
る。
また、アジヤストボルト17の上下方向の螺動
は直接、指針21の上下方向の動きに、また上下
方向に変位するスプリング18を介してテンシヨ
ンプーリ16の上下方向の動きに伝えられるの
で、作動が正確にかつ安定して行われ、ベルト張
力調整の正確性、信頼性の向上を図ることができ
る。さらに、上記のテンシヨンプーリ16と、ア
ジヤストボルト17及びスプリング18よりなる
テンシヨナとは、装置基盤1上に一体的に設けら
れていて、ユニツト化されており、またこれによ
りコンパクト化可能であるので、エンジン本体に
対する取替えや他のエンジンへの移替えを簡単か
つ容易に行こうとができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のベルトの張力調
整装置によれば、ベルトが伸びたときにおいても
テンシヨンプーリをベルトに追従させ得るととも
に、ベルトの張力低下の検出およびベルト張力の
再調整を正確にかつ作業性良く容易に行うことが
できる。しかも、装置がユニツト化、コンパクト
化されているので、エンジン本体に対する取替え
や他のエンジンへの取替えを簡易に行うことがで
き、搭載性及びメインテナンス性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体概
略図、第2図は要部の拡大側面図、第3図は第2
図における−線断面図、第4図は第2図にお
けるZ方向矢視図である。 a……クランクプーリ、b〜d……従動プー
リ、e……ベルト、A……ベルト張力調整装置、
1……装置基盤、3……プーリ取付部、4……プ
ーリガイド孔、7……ボルト取付部、10……支
持部材、12……支軸部、16……テンシヨンプ
ーリ、17……アジヤストボルト、18……スプ
リング、19……スプリングシート、21……指
針、22……指示板、23……指針ガイド孔、2
4……指示部、25……目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン本体に取付けられる装置基盤と、該装
    置基盤の上端部に折曲形成されたボルト取付部
    と、該ボルト取付部に上下方向に螺動可能に設け
    られたアジヤストボルトと、上記装置基盤の前端
    部に折曲形成され、上下方向に延びる長孔状プー
    リガイド孔を有するプーリ取付部と、該プーリ取
    付部に上下方向に摺動自在に取付けられたテンシ
    ヨンプーリと、該テンシヨンプーリの支軸部に設
    けられた支持部材と、該支持部材に下端部が支持
    された上下方向に伸縮可能な弾性部材と、該弾性
    部材の上端部に設けられ、上記アジヤストボルト
    の螺動により上下動されるスプリングシートと、
    該スプリングシートに形成された突片状の指針
    と、上記支持部材に立設され、上記指針が摺動自
    在に係合する上下方向に延びる長孔状の指針ガイ
    ド孔を有する指示板と、該指示板の指針ガイド孔
    周縁部に設けられたマーキング部を有する指示部
    とからなることを特徴とするベルトの張力調整装
    置。
JP3502083U 1983-03-10 1983-03-10 ベルトの張力調整装置 Granted JPS59158749U (ja)

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JPS59158749U JPS59158749U (ja) 1984-10-24
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JP2011144819A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Ntn Corp 油圧密封式チェーンテンショナ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312998Y2 (ja) * 1987-07-03 1991-03-26
WO2011135705A1 (ja) * 2010-04-28 2011-11-03 三菱重工業株式会社 駆動力伝達装置とその調節方法

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