JPH0647389B2 - スペアタイヤキヤリア - Google Patents

スペアタイヤキヤリア

Info

Publication number
JPH0647389B2
JPH0647389B2 JP63122758A JP12275888A JPH0647389B2 JP H0647389 B2 JPH0647389 B2 JP H0647389B2 JP 63122758 A JP63122758 A JP 63122758A JP 12275888 A JP12275888 A JP 12275888A JP H0647389 B2 JPH0647389 B2 JP H0647389B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive gear
housing
wire rope
gear plate
spare tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63122758A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01293282A (ja
Inventor
康夫 紀藤
勝典 槇林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP63122758A priority Critical patent/JPH0647389B2/ja
Priority to US07/340,038 priority patent/US4997164A/en
Publication of JPH01293282A publication Critical patent/JPH01293282A/ja
Publication of JPH0647389B2 publication Critical patent/JPH0647389B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D43/00Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements
    • B62D43/02Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body
    • B62D43/04Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body
    • B62D43/045Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body the wheel or its cradle being attached to one or more chains or cables for handling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、自動車のスペアタイヤキヤリアに係り、特
に、ワイヤロープを利用してスペアタイヤを持上げるよ
うにしたスペアタイヤキヤリアの改良に関する。
【従来の技術】
従来、この種のスペアタイヤキヤリヤとしては、巻き上
げ力の低減を図るために差動歯車機構を利用したものが
ある。 このような差動歯車機構において、吊上げたスペアタイ
ヤを下す場合は手動もしくは動力でハンドルを回すこと
により、ワイヤロープを巻き取つているワイヤホイール
を逆転させて、ワイヤロープを巻き戻す構造が一般的で
ある。 このような構造の場合、従来、スペアタイヤを下す際
に、ワイヤロープの巻き戻しが終了したにもかかわら
ず、作業者がそのことを知らないで更にハンドルを回転
させて、ワイヤホイールを駆動し、一旦、巻き戻しが完
了したワイヤロープを逆方向に巻き取つてしまうことが
あるという問題点があつた。 これに対しては、例えば特開昭63−53183号に記
載されるように、ハウジングにおけるワイヤロープの出
入口で、ワイヤロープの巻き取り、巻き戻し時の該出入
口でのワイヤロープの移動軌跡に沿つて移動自在に配置
され、且つ、該ワイヤロープが、巻き取り、巻き戻し自
在に挿通される貫通孔を備えたスライドストツパと、ワ
イヤホイールの外周に形成され、該ワイヤホイールによ
るワイヤロープ巻き戻し終了時に、前記スライドストツ
パと巻き戻し回転方向に係合する切欠きとを設けたもの
がある。
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、このような、スペアタイヤキヤリアは、
スライドストツパがハウジングに設けられたガイドに案
内され摺動するとき、このガイドと噛み合つてしまい、
スライドストツパがワイヤホイール側の切欠きと係合す
る位置まで摺動しないことがあるという問題点がある。 又、スライドストツパとハウジングの案内溝との摺動に
より、両者が摩耗し易く、且つ製造コストが高くなると
いう問題点がある。
【発明の目的】
この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、スライドストツパあるいはこのガイド機構を設
けたりすることなく、ワイヤホイールによるワイヤロー
プ巻き戻し完了時にワイヤホイールの過回転を防止し、
これによつてワイヤロープを逆方向に巻き取ることを防
止することができるようにしたスペアタイヤキヤリアを
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は、ハウジングと、このハウジングに回動自在
に取付けられたドライブシヤフトと、このドライブシヤ
フトにより前記ハウジングに回動自在に保持され、且
つ、スペアタイヤを吊下するワイヤロープを巻き上げ、
巻き下しするためのワイヤホイールと、このワイヤホイ
ールと同軸一体的に設けられた内歯歯車と、この内歯歯
車と噛み合うドライブギヤと、このドライブギヤと同軸
一体的に設けられ、前記ハウジングに当接して、該ドラ
イブギヤのワイヤロープ巻き下し方向への回転を阻止す
るドライブギヤプレートと、を有してなり、前記ドライ
ブギヤは前記ドライブシヤフトの偏心軸部に回動可能に
嵌合されたスペアタイヤキヤリアにおいて、前記ハウジ
ング及び前記ドライブギヤプレートに、該ドライブギヤ
プレートが前記ハウジングへの当接位置からワイヤロー
プ巻き取り方向に回動したとき、該ドライブギヤプレー
トの偏心運動を阻止するストッパ機構を設けることによ
り上記目的を達成するものである。 又、前記ドライブギヤプレートを、前記ドライブギヤの
外周よりも外側に延在され、前記ハウジングに当接する
ことにより、該ドライブギヤプレートのワイヤロープ巻
き下げ方向への回動を阻止する制御アームを備えて構成
し、前記ストツパ機構を、該制御アームのワイヤロープ
巻き上げ方向側端面に形成された切欠きと、この切欠き
に接近して、且つ、前記制御アームの端面からワイヤロ
ープ巻き上げ方向に離間して、前記ハウジングに形成さ
れた係合突起と、から構成することにより上記目的を達
成するものである。 又、前記ドライブギヤプレートを、前記ドライブギヤの
外周よりも外側に延在し、前記ハウジングに当接するこ
とにより、該ドライブギヤプレートのワイヤロープ巻き
下げ方向への回動を阻止する制御アームを備え、前記ス
トッパ機構を、該ドライブギヤプレートにおける前記制
御アームの反対側で、前記ドライブギヤの外周よりも外
側に延在され、前記制御アームが前記ハウジングから離
間したとき、前記ハウジングに当接することにより、該
ドライブギヤプレートのワイヤロープ巻き上げ方向への
回動を阻止するストッパアームと、このストッパアーム
の先端のワイヤロープ巻き下げ方向にわずかに離間し
て、前記ハウジングに形成されたハウジング側係合突起
と、から構成することにより上記目的を達成したもので
ある。 又、前記ドライブギヤプレートをワイヤロープ巻き下げ
方向に付勢するばねを設けることにより上記目的を達成
するものである。 又、前記ワイヤロープの前記ワイヤホイールへの取付け
端部を、該ワイヤホイールの回転面内で揺動自在とする
ことにより上記目的を達成するものである。
【作用】
この発明において、ワイヤロープが巻き下され、巻き下
しが完了し、更にワイヤホイールがワイヤロープの逆巻
きを開始するとき、ドライブギヤプレートが、正常時と
反対方向の回転力を受けることを利用し、該反対方向に
揺動した状態で偏心運動をしようとするドライブギヤプ
レートの偏心運動を、ストッパ機構によつて阻止し、ワ
イヤホイールが逆回転することを防止するものである。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されるように、ハ
ウジング12と、このハウジング12に回動自在に取付
けられたドライブシヤフト14と、このドライブシヤフ
ト14により前記ハウジング12に回動自在に保持さ
れ、且つ、スペアタイヤ16を吊下するワイヤロープ1
8を巻き上げ、巻き下しするためのワイヤホイール20
と、このワイヤホイール20と同軸一体的に設けられた
内歯歯車22と、この内歯歯車22と噛み合うドライブ
ギヤ24と、このドライブギヤ24と同軸一体的に設け
られ、前記ハウジング12の底面12Aに当接して、該
ドライブギヤ24のワイヤロープ巻き下し方向への回転
を阻止するドライブギヤプレート26と、を有してな
り、前記ドライブギヤ24は前記ドライブシヤフト14
の偏心軸部14Aに回転可能に嵌合されたスペアタイヤ
キヤリア10において、前記ハウジング12及び前記ド
ライブギヤプレート26に、該ドライブギヤプレート2
6が前記ハウジング12の底面12Aへの当接位置から
ワイヤロープ巻き取り方向に回動したとき、該ドライブ
ギヤプレート26の偏心運動を阻止するストッパ機構2
8を設けたものである。 前記ハウジング12は前記ドライブシヤフト14と平行
な縦方向断面の形状が略U字形状とされ、底面12Aに
よつて連結された対向する一対の側壁12B、12Cの
間に、前記ワイヤホイール20、内歯歯車22、ドライ
ブギヤ24、ドライブギヤプレート26を挾み込むよう
にされている。 又、前記ドライブシヤフト14は側壁12B、12Cに
形成された取付孔13A、13Bに挿通されることによ
つて、ハウジング12に回動自在に取付けられている。 前記ドライブギヤプレート26は、前記ドライブギヤ2
4の外周よりも外側に延在され、前記ハウジング12の
底面12Aに当接することにより、該ドライブギヤプレ
ート26のワイヤロープ巻き下げ方向への回動を阻止す
る制御アーム27を備えている。 又、前記ストッパ機構28は、該制御アーム27のワイ
ヤロープ巻き上げ方向側端面即ち、第2図及び第4図に
おいて上側端面27Aに形成された切欠き30と、この
切欠き30に接近して、且つ、前記制御アーム27の上
側端面27Aからワイヤロープ巻き上げ方向(図におい
て上方)に離間して、前記ハウジング12の側壁12C
に形成された係合突起32と、から構成されている。 ここで、前記ドライブギヤプレート26は、ドライブシ
ヤフト14の偏心軸部14Aの偏心量を半径とする、該
ドライブシヤフト14の中心軸線を中心とする偏心運動
をしつつ、その制御アーム27の先端がハウジング12
の底面12Aと摺接する運動を行う。 前記切欠き30は、前記ドライブギヤプレート26の偏
心運動における、制御アーム27先端方向への運動軌跡
と略直交するように、上側端面27Aから切込まれた係
合端面30Aと、この係合端面30Aの端部から制御ア
ーム27先端方向への傾斜面30Bとから構成されてい
る。 前記係合突起32は、前記ハウジング12の側壁12C
の内側に突出して形成され、前記切欠き30における係
合端面30Aと平行な係合端面32Aを備えている。 前記ドライブシヤフト14の一端には巻き上げハンドル
(図示省略)が挿入係合される切欠部14Bが形成され
ている。又、ドライブシヤフト14の、前記切欠部14
Bと反対側の、側壁12Bからの突出端面にはEワツシ
ヤ34が嵌合されて、ドライブシヤフト14の抜け止め
を構成している。 図の符号36は前記ドライブギヤプレート26に形成さ
れた掛止孔36Aとハウジング12の掛止切欠き36B
との間に張架され、該ドライブギヤプレート26を、そ
の制御アーム27が底面12Aに当接する方向、即ち図
において反時計方向に付勢するためのばねを示す。又、
符号38は、ワイヤロープ18をワイヤホイール20の
巻き取り溝に案内するためのガイド板を示す。 前記ワイヤロープ18のワイヤホイール側端部には、円
柱形状の止金具40が取付けられている。この止金具4
0は、ワイヤホイール20に形成された取付孔20B
に、ワイヤホイール20の回転面と平行な面内で揺動自
在に嵌合されている。 又、前記ワイヤロープ18の他端には、スペアタイヤ1
6を載置するためのアンカプレート42が取付けられて
いる。前記ハウジング12の底面12Aには、前記ワイ
ヤロープ18が挿通されるガイドブツシユ43が取付け
られている。 前記ワイヤホイール20は、第4図及び第5図に示され
るように、一対の大径プレート21A、21Bの間に小
径プレート21Cを挾み込み、複数のピン21Dによつ
て三者を結合することにより、大径プレート21A、2
1Bの間であつて、小径プレート21Cの外周に前記巻
き取り溝20Aを構成するようにされている。 又、このワイヤホイール20には、ピン21Eにより、
前記内歯歯車22が形成されたギヤプレート22Aが一
体的に取付けられている。 又、前記ドライブギヤ24は、ドライブギヤプレート2
6に、ピン26Aにより一体的に連結されている。 前記ドライブシヤフト14が、巻き上げハンドルによつ
て回転駆動されることにより、偏心軸部14Aは、ドラ
イブシヤフト14の回転中心軸に対して公転する。 この偏心軸部14Aに回動自在に嵌合するドライブギヤ
24は、偏心軸部14Aの公転に従つて、該偏心軸部1
4Aの1公転につき、内歯歯車22とドライブギヤ24
の歯数差に相当する角度だけ自転しようとする。 このとき、ドライブギヤプレート26の制御アーム27
は、ハウジング12の底面12Aに、ワイヤロープ18
巻き下し方向(第2図で反時計方向)に当接して、回動
できないので、ドライブギヤ24の自転角度に相当する
角度だけ、前記ワイヤホイール20が回動される。又、
このとき、ドライブギヤ24及びドライブギヤプレート
26は偏心軸部14Aの偏心量に相当する半径で、ドラ
イブシヤフト14の中心軸を中心とした偏心揺動運動の
み行う。ここで第6図(A)、第6図(C)における符
号1A〜4Aは偏心軸部14Aの中心の偏心運動の軌跡
上の90度間隔の4点を示す。又、符号1B〜4B及び
1C〜4Cは、ドライブギヤプレート26及び掛止孔3
6Aの、前記4点1A〜4Aに対応する状態及び位置を
示す。 このようにして、ワイヤホイール20は減速且つ増大ト
ルクでワイヤロープ18を巻き上げる。スペアタイヤ1
6を下すためにワイヤロープ18を巻き戻す場合も同様
に、ワイヤホイール20が減速回動され、ワイヤロープ
18は巻き取り溝20Aから順次繰出されることにな
る。 ここで、前記ドライブギヤプレート26が、そのドライ
ブシヤフト14の回転駆動方向にかかわりなく、常に制
御アーム27が底面12Aに当接する方向に力を受ける
のは、前記ばね36による付勢力の他に、ワイヤホイー
ル20がワイヤロープ18及びこれに加わるアンカプレ
ート42、スペアタイヤ16の荷重によつて、第6図で
反時計方向に引張られるからである。 ワイヤロープ18の巻き戻しが完了した後、更に、ドラ
イブシヤフト14が、第6図(B)に示されるように、
ワイヤロープ18の巻き戻し方向に過回転されると、ワ
イヤホイール20に加わる、ワイヤロープ18、アンカ
プレート42及びスペアタイヤ16の荷重は、正常時と
逆方向に、即ちドライブギヤプレート26における制御
アーム27が底面12Aから離間する方向(第6図で時
計方向)に作用する。 このため、ドライブギヤプレート26は、第6図(C)
に示されるように、制御アーム27が底面12Aから離
間する方向に変位しつつ、ドライブシヤフト14の中心
軸を中心とした偏心運動を行う。 制御アーム27が底面12Aから離間して、その上側端
面27Aが係合突起32に当接し、ここで、ドライブギ
ヤプレート26は、底面12Aから離間する方向の揺動
運動が阻止される。この状態で、ドライブシヤフト14
の過回転により、制御アーム27は、係合突起32に摺
接しつつ偏心揺動運動を行う。 この偏心揺動運動の過程で、制御アーム27が、その先
端方向に戻るとき、切欠き30の係合端面30Aが、係
合突起32の係合端面32Aに当接して、制御アーム2
7先端方向への運動が阻止される。 即ち、第6図(C)の符号4A、4B、4Cに示される
状態でドライブギヤプレート26及びドライブギヤ24
の偏心運動がブロツクされ、これにより、ドライブシヤ
フト14の回転が不能となる。 このため、ワイヤホイール20の、逆巻きが防止され
る。 上記のように、ストッパ機構28が作動し、切欠き30
と係合突起32が係合した状態から、ドライブシヤフト
14を、ワイヤロープ18巻き上げ方向に駆動すると、
ワイヤホイール20にはワイヤロープ18、スペアタイ
ヤ16及びアンカプレート42の荷重によつて、ワイヤ
ロープ18巻き戻し方向のトルクがかかる。 同時に、ドライブギヤプレート26は、その偏心揺動運
動を、切欠き30が係合突起32から離間する方向に開
始する。 従つて、制御アーム27は係合突起32から容易に離脱
して、ワイヤロープ18を巻き取る方向の偏心揺動運動
をすることができる。 ここで、前記ワイヤロープ20のワイヤホイール側端部
には、円柱形状の止金具40が取付けられ、この止金具
40がワイヤホイール20の取付孔20Bに、ホール回
転面内で揺動自在に嵌合されるため、該ワイヤホイール
20のホイール側端部は、ワイヤホイール20が、ワイ
ヤロープ18の巻き戻し完了後、逆巻きを開始したとき
も、ワイヤロープ18の端部に無理な力が作用すること
がない。 なお、上記実施例において、ストッパ機構28は制御ア
ーム27に形成された切欠き30と、ハウジング12の
側壁12Bに形成された係合突起32とから構成されて
いるが、本発明はこれに限定されるものでなく、要すれ
ば、ワイヤホイール20が逆巻きを開始したとき、ドラ
イブギヤプレート26の偏心揺動運動を阻止することが
できるようにするものであればよい。 従つて、例えば第7図に示される第2実施例のように、
ドライブギヤプレート26に係合突起44を、又、これ
に対応して、ハウジング12側にも係合突起46をそれ
ぞれ設けて、ストッパ機構48を形成するようにしても
よい。 又、第8図に示される第3実施例のように、前記ドライ
ブギヤプレート26における前記制御アーム27の反対
側で、前記ドライブギヤ24の外周よりも外側に延在さ
れ、前記制御アーム27が前記ハウジング12から離間
した時、前記ハウジング12の底面12Aに当接するこ
とにより、該ドライブギヤプレート26のワイヤロープ
巻き上げ方向への回動を阻止するストッパアーム50
と、このストッパアーム50の先端50Aのワイヤロー
プ巻き下げ方向にわずかに離間して、前記底面12Aに
形成された係合突起52と、からストッパ機構54を構
成してもよい。 又、上記実施例は、ばね36によりドライブギヤプレー
ト26を、その制御アーム27が底面12Aに当接する
方向に付勢しているが、本発明では、ストッパ機構2
8、48により、ドライブギヤプレート26の、ワイヤ
ロープ18巻き取り方向への回動を阻止するようにして
いるので、必ずしも設ける必要はない。但し、ばね36
を設けると、制御アーム27を安定して底面12Aに当
接させることができるので、ワイヤホイール20の回転
駆動を円滑なものにすることができる。 又、上記実施例は、ワイヤホイール20の巻き取り溝2
0Aが、ワイヤロープ18を渦巻状に巻き取るように構
成されたものであるが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、ワイヤホイール20は、ワイヤロープ18を、
ワイヤホイール厚さ方向にコイル状に巻き取ることがで
きるようにしたものであつてもよい。 又、上記実施例は、ドライブギヤプレート26の制御ア
ーム27が、ハウジング12の底面12Aに当接して、
ワイヤロープ巻き戻し方向への回転を阻止するようにし
ているが、これは、例えば、ハウジング12に突起を設
ける等して、底面12A以外の個所で、制御アーム27
がハウジング12に当接するようにしてもよい。
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、ワイヤホイール
によるワイヤロープの逆巻きを確実に防止することがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスペアタイヤキヤリアの実施例を
示す断面図、第2図及び第3図は第1図のII−II線及び
III−III線に沿う断面図、第4図は同実施例の分解斜視
図、第5図は同実施例におけるワイヤホイール、ドライ
ブギヤ、ドライブプレートを示す分解斜視図、第6図は
同実施例におけるドライブギヤプレートとストッパ機構
の作用を示す略示断面図、第7図は本発明の第2実施例
におけるストッパ機構を示す斜視図、第8図は本発明の
第3実施例を示す断面図である。 10……スペアタイヤキヤリア、 12……ハウジング、 12A……底面、 14……ドライブシヤフト、 14A……偏心軸部、 16……スペアタイヤ、 18……ワイヤロープ、 20……ワイヤホイール、 22……内歯歯車、 24……ドライブギヤ、 26……ドライブギヤプレート、 27……制御アーム、 27A……上側端面、 28、48、54……ストッパ機構、 30……切欠き、 32、44、46、52……係合突起、 36……ばね、 40……止金具、 50……ストッパアーム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、このハウジングに回動自在
    に取付けられたドライブシヤフトと、このドライブシヤ
    フトにより前記ハウジングに回動自在に保持され、且
    つ、スペアタイヤを吊下するワイヤロープを巻き上げ、
    巻き下しするためのワイヤホイールと、このワイヤホイ
    ールと同軸一体的に設けられた内歯歯車と、この内歯歯
    車と噛み合うドライブギヤと、このドライブギヤと同軸
    一体的に設けられ、前記ハウジングに当接して、該ドラ
    イブギヤのワイヤロープ巻き下し方向への回転を阻止す
    るドライブギヤプレートと、を有してなり、前記ドライ
    ブギヤは前記ドライブシヤフトの偏心軸部に回動可能に
    嵌合されたスペアタイヤキヤリアにおいて、前記ハウジ
    ング及び前記ドライブギヤプレートに、該ドライブギヤ
    プレートが前記ハウジングへの当接位置からワイヤロー
    プ巻き取り方向に回動したとき、該ドライブギヤプレー
    トの偏心運動を阻止するストッパ機構を設けたスペアタ
    イヤキヤリア。
  2. 【請求項2】前記ドライブギヤプレートは、前記ドライ
    ブギヤの外周よりも外側に延在され、前記ハウジングに
    当接することにより、該ドライブギヤプレートのワイヤ
    ロープ巻き下げ方向への回動を阻止する制御アームを備
    え、前記ストツパ機構は、該制御アームのワイヤロープ
    巻き上げ方向側端面に形成された切欠きと、この切欠き
    に接近して、且つ、前記制御アームの端面からワイヤロ
    ープ巻き上げ方向に離間して、前記ハウジングに形成さ
    れた係合突起と、から構成された請求項1記載のスペア
    タイヤキヤリア。
  3. 【請求項3】前記ドライブギヤプレートは、前記ドライ
    ブギヤの外周よりも外側に延在され、前記ハウジングに
    当接することにより、該ドライブギヤプレートのワイヤ
    ロープ巻き下げ方向への回動を阻止する制御アームを備
    え、前記ストッパ機構は、該ドライブギヤプレートにお
    ける前記制御アームの反対側で、前記ドライブギヤの外
    周よりも外側に延在され、前記制御アームが前記ハウジ
    ングから離間したとき、前記ハウジングに当接すること
    により、該ドライブギヤプレートのワイヤロープ巻き上
    げ方向への回動を阻止するストッパアームと、このスト
    ッパアームの先端のワイヤロープ巻き下げ方向にわずか
    に離間して、前記ハウジングに形成されたハウジング側
    係合突起と、から構成された請求項1記載のスペアタイ
    ヤキヤリア。
  4. 【請求項4】前記ドライブギヤプレートをワイヤロープ
    で巻き下げ方向に付勢するばねを設けてなる請求項1、
    2又は3記載のスペアタイヤキヤリア。
  5. 【請求項5】前記ワイヤロープの前記ワイヤホイールへ
    の取付け端部は、該ワイヤホイールの回転面内で摺動自
    在とされた請求項1、2、3又は4記載のスペアタイヤ
    キヤリア。
JP63122758A 1988-05-19 1988-05-19 スペアタイヤキヤリア Expired - Lifetime JPH0647389B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63122758A JPH0647389B2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 スペアタイヤキヤリア
US07/340,038 US4997164A (en) 1988-05-19 1989-04-18 Spare tire carrier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63122758A JPH0647389B2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 スペアタイヤキヤリア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01293282A JPH01293282A (ja) 1989-11-27
JPH0647389B2 true JPH0647389B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=14843885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63122758A Expired - Lifetime JPH0647389B2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 スペアタイヤキヤリア

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4997164A (ja)
JP (1) JPH0647389B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101372221B1 (ko) * 2013-10-30 2014-03-07 (주)삼풍하이텍 스페어 타이어 고정용 와이어 타입 캐리어

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2024565C (en) * 1990-09-04 1996-03-12 Bill Ng Tire lifting device
US6390452B1 (en) 1991-01-10 2002-05-21 Tka Fabco Corp. Safety latch for a tire carrier and improvements therefor
US6293522B2 (en) 1991-01-10 2001-09-25 Tka Fabco Corp. Safety latch for a tire carrier and improvements therefor
US6554253B1 (en) * 1991-01-10 2003-04-29 Tka Fabco Corp. Safety latch for a tire carrier and improvements therefor
US5314288A (en) * 1991-06-10 1994-05-24 Build-A-Mold Limited Wheel-lift mechanism
US5251876A (en) * 1991-09-12 1993-10-12 Stallings Hulon D Drive for a tire lift mechanism and method for assembling same
GB9315403D0 (en) * 1993-07-24 1993-09-08 Metallifacture Ltd Winching device
US5681137A (en) * 1996-11-04 1997-10-28 Stallings; Hulon D. Drive for a tire lift mechanism
JP4185610B2 (ja) * 1998-12-28 2008-11-26 万能工業株式会社 車両用スペアタイヤの格納構造
KR100320812B1 (ko) * 1999-07-27 2002-01-18 이계안 자동차용 스페어 타이어 캐리어
US6276889B1 (en) * 2000-09-29 2001-08-21 Fred Dortch Spare tire storage bracket assembly
KR100376437B1 (ko) * 2000-10-09 2003-03-15 현대자동차주식회사 차량의 스페어 타이어 캐리어
KR100380438B1 (ko) * 2000-10-09 2003-04-26 현대자동차주식회사 자동차의 스페어 타이어 캐리어장치
IL149079A0 (en) * 2002-04-11 2002-11-10 Mag Eh Ltd A reeling device for a hoisting system
US7028989B2 (en) * 2002-11-27 2006-04-18 Dura Global Technologies, Inc. Tire carrier
KR100530112B1 (ko) * 2003-06-26 2005-11-21 기아자동차주식회사 차량용 예비타이어의 권양기 샤프트
US7404545B2 (en) * 2004-08-31 2008-07-29 Dura Global Technologies, Inc. Spare tire carrier having overload protection with controlled cable payout
US7837179B2 (en) * 2004-08-31 2010-11-23 Dura Global Technologies, Llc Spare tire carrier having overload protection with controlled cable payout
US7621507B2 (en) * 2006-10-09 2009-11-24 Dura Global Technologies, Inc. Break-away cable sheave for tire carrier
CN103420300B (zh) * 2012-05-14 2016-03-30 北汽福田汽车股份有限公司 备胎安装装置
ES2531283B1 (es) 2013-09-11 2016-01-22 Batz, S.Coop. Unidad de recogida de ruedas de repuesto
ES2531206B1 (es) 2013-09-11 2016-01-22 Batz, S.Coop. Unidad de recogida de ruedas de repuesto
CN109774804A (zh) * 2019-03-05 2019-05-21 张俊华 一种备胎升降器
US11794826B2 (en) * 2021-04-22 2023-10-24 Ventra Group Co. Hoist system for a motor vehicle

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242345B2 (ja) * 1972-05-20 1977-10-24
JPS497640A (ja) * 1972-05-25 1974-01-23
US3874536A (en) * 1973-07-25 1975-04-01 Yoshio Watanabe Spare tire holder for an automobile
GB1506244A (en) * 1975-02-01 1978-04-05 Manno Kogyo Co Ltd Spare tyre carriers
US4625947A (en) * 1984-07-02 1986-12-02 Deuer Manufacturing, Inc. Tire lift/carrier
US4544136A (en) * 1981-06-25 1985-10-01 Joseph Deuer Tire lift/carrier
US4535973A (en) * 1984-01-11 1985-08-20 Kent Products, Inc. Vehicle tire carrier
US4693453A (en) * 1986-05-19 1987-09-15 Wickes Manufacturing Company Cable drum latching and unlatching mechanism
JPS6353183A (ja) * 1986-08-25 1988-03-07 Toyota Motor Corp スペアタイヤキヤリア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101372221B1 (ko) * 2013-10-30 2014-03-07 (주)삼풍하이텍 스페어 타이어 고정용 와이어 타입 캐리어

Also Published As

Publication number Publication date
US4997164A (en) 1991-03-05
JPH01293282A (ja) 1989-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0647389B2 (ja) スペアタイヤキヤリア
US4125231A (en) Emergency locking retractor with comfort belt tension
US5257754A (en) Retractor
JP3078799B1 (ja) 予備タイヤ保持装置における吊り索の切断防止機構
US4081153A (en) Safety belt tensioning and rewinding retractor
WO1998035595A1 (en) Bottom stop mechanism for a window covering
JP2840907B2 (ja) ベルト巻取り機
JPH0118371Y2 (ja)
US5367917A (en) Retractor
US5639042A (en) Brake mechanism for magnetic-drum tape machines
US20010002640A1 (en) Oneway clutch bearing
US4345723A (en) Retractor provided with a take-up force reducing mechanism
JPH0248304Y2 (ja)
JPH0546552Y2 (ja)
JPH11255484A (ja) クレ−ンの過巻防止装置
JPH0840201A (ja) リトラクタのロック構造
US5991553A (en) Mechanism for preventing reversal of rotation
JPS6353183A (ja) スペアタイヤキヤリア
CZ285484B6 (cs) Navíjecí ústrojí pásu pro bezpečnostní pásy vozidla
JP2000193128A (ja) バルブ用アクチュエ―タ
JPH0613982Y2 (ja) 排煙窓用開閉操作ボツクス
JPH0245425Y2 (ja)
KR200388793Y1 (ko) 좌석벨트용 리트랙터의 웨빙 잠김장치
JP2925255B2 (ja) ケーブル式ウインドレギュレータ用駆動装置
JPH0631457Y2 (ja) フィルムの巻上巻戻機構