JPH0647368Y2 - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
- Publication number
- JPH0647368Y2 JPH0647368Y2 JP1647989U JP1647989U JPH0647368Y2 JP H0647368 Y2 JPH0647368 Y2 JP H0647368Y2 JP 1647989 U JP1647989 U JP 1647989U JP 1647989 U JP1647989 U JP 1647989U JP H0647368 Y2 JPH0647368 Y2 JP H0647368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- container
- lid
- engaging
- rotator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、コンパクト容器に係る。
「従来の技術」 容器本体と該容器本体上面を開閉する蓋体とを共に硬質
合成樹脂材で成形して、それ等を各後部で枢着すると共
に、容器本体前部に形成した係合突条下面に、蓋体前部
から垂下するフック下端を係合させて、蓋体閉塞状態を
保持させ、その等係合突条とフックとの係合を外すため
の開蓋手段、例えば、下部前面を後方へ押込み回動させ
ることで上面後部が上記フック下端面或いは蓋体周壁の
前部下端面を押上げして上記係合を外すように、容器本
体前面に回動子を枢着したコンパクト容器が知られてい
る。
合成樹脂材で成形して、それ等を各後部で枢着すると共
に、容器本体前部に形成した係合突条下面に、蓋体前部
から垂下するフック下端を係合させて、蓋体閉塞状態を
保持させ、その等係合突条とフックとの係合を外すため
の開蓋手段、例えば、下部前面を後方へ押込み回動させ
ることで上面後部が上記フック下端面或いは蓋体周壁の
前部下端面を押上げして上記係合を外すように、容器本
体前面に回動子を枢着したコンパクト容器が知られてい
る。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のコンパクト容器は、傷がつき難く合成樹脂製
品成形時のヒケも少く、艶があって印刷等も綺麗に仕上
る等の理由により、容器本体および蓋体を硬質合成樹脂
で成形しており、蓋体閉塞手段として容器本体前部に設
ける係合突条は容器本体と、また蓋体前部から垂下して
上記係合突条下面に下端を係合させるフックも蓋体と、
それぞれ一体成形され、よって、それ等係合突条および
フックは硬質合成樹脂材で形成されている。
品成形時のヒケも少く、艶があって印刷等も綺麗に仕上
る等の理由により、容器本体および蓋体を硬質合成樹脂
で成形しており、蓋体閉塞手段として容器本体前部に設
ける係合突条は容器本体と、また蓋体前部から垂下して
上記係合突条下面に下端を係合させるフックも蓋体と、
それぞれ一体成形され、よって、それ等係合突条および
フックは硬質合成樹脂材で形成されている。
しかしてそのようにすると、上記係合の際に、フック下
端または係合突条が、係合突条下方の容器本体部分また
はフックの下部を強打し、蓋体閉塞音が大きくなる欠点
があった。
端または係合突条が、係合突条下方の容器本体部分また
はフックの下部を強打し、蓋体閉塞音が大きくなる欠点
があった。
本案は、そのような欠点を除去したものである。
「課題を解決するための手段」 容器本体１と該容器本体上面を開閉する蓋体４とを、各
後部で枢着すると共に、容器本体前部に設けた第１係合
突条３下面に蓋体前部から垂下するフック５下端の第２
係合突条８を係合させて蓋体閉蓋状態を維持させ、かつ
容器本体前部に上面および前面開口の凹部２を形成し
て、該凹部内に、上記第１、第２係合突条３、８の係合
を取外すための回動子９を枢着したコンパクト容器にお
いて、上記回動子９内に弾性体11を、上記第２係合突条
８を第１係合突条３下面に係合させたとき上記フック５
の下端部が弾性体11を弾性圧縮するよう、嵌着させた。
後部で枢着すると共に、容器本体前部に設けた第１係合
突条３下面に蓋体前部から垂下するフック５下端の第２
係合突条８を係合させて蓋体閉蓋状態を維持させ、かつ
容器本体前部に上面および前面開口の凹部２を形成し
て、該凹部内に、上記第１、第２係合突条３、８の係合
を取外すための回動子９を枢着したコンパクト容器にお
いて、上記回動子９内に弾性体11を、上記第２係合突条
８を第１係合突条３下面に係合させたとき上記フック５
の下端部が弾性体11を弾性圧縮するよう、嵌着させた。
「作用」 第１図の状態から、回動子９の下部前面を後方へ押込み
回動させると、該回動子の上面後部がフック５を押上
げ、該フックが弾性変形して、第２係合突条８が第１係
合突条３を乗越え、よって、両係合突条の係合が外れ
て、蓋体が開蓋する。該状態から、蓋体を閉蓋方向へ回
動させると、第２係合突条８が第１係合突条３を乗越え
て該第１係合突条下面に係合することとなるが、該係合
に先立って、フック５の下端部が弾性体11を弾性圧搾す
る。
回動させると、該回動子の上面後部がフック５を押上
げ、該フックが弾性変形して、第２係合突条８が第１係
合突条３を乗越え、よって、両係合突条の係合が外れ
て、蓋体が開蓋する。該状態から、蓋体を閉蓋方向へ回
動させると、第２係合突条８が第１係合突条３を乗越え
て該第１係合突条下面に係合することとなるが、該係合
に先立って、フック５の下端部が弾性体11を弾性圧搾す
る。
「実施例」 １は容器本体であり、その前壁中央部に上面および前面
開口の凹部２を形成し、該凹部の後壁上部中央に第１係
合突条３を形成している。
開口の凹部２を形成し、該凹部の後壁上部中央に第１係
合突条３を形成している。
上記容器本体１の後部には、蓋体４後部を枢着させる。
該蓋体は、その前部中央からフック５を垂下しており、
該フックは、基板部６の中央部から小板部７を垂設し
て、該小板部後面下端に第２係合突条８を形成したもの
であり、該第２係合突条８を上記第１係合突条３の下面
に係合させている。
該蓋体は、その前部中央からフック５を垂下しており、
該フックは、基板部６の中央部から小板部７を垂設し
て、該小板部後面下端に第２係合突条８を形成したもの
であり、該第２係合突条８を上記第１係合突条３の下面
に係合させている。
上記凹部２内には、回動子９を回動可能に枢着させる。
該回動子は、後面開口の箱状のもので、その左右両端面
を凹部２の左右両壁面に枢着し、かつその上壁後部の左
右方向中間部を切欠き、該切欠き部10を通して既述フッ
クの小板部７を凹部２内に垂下させ、かつ切欠き部10左
右両側の回動子上壁部分に基板部６の左右両側下面を載
置させている。
該回動子は、後面開口の箱状のもので、その左右両端面
を凹部２の左右両壁面に枢着し、かつその上壁後部の左
右方向中間部を切欠き、該切欠き部10を通して既述フッ
クの小板部７を凹部２内に垂下させ、かつ切欠き部10左
右両側の回動子上壁部分に基板部６の左右両側下面を載
置させている。
上記回動子９内には弾性体11を嵌着させる。該弾性体
は、前板部上端から水平板部を後方へ突出すると共に、
該水平板部後端から斜下後方へ後板部を突出させたもの
であり、既述第２係合突条８を第１係合突条３下面に係
合させたとき、既述フック５の下端部が弾性体後板部を
弾性圧縮するよう形成している。
は、前板部上端から水平板部を後方へ突出すると共に、
該水平板部後端から斜下後方へ後板部を突出させたもの
であり、既述第２係合突条８を第１係合突条３下面に係
合させたとき、既述フック５の下端部が弾性体後板部を
弾性圧縮するよう形成している。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、回動子９内に弾性体
11を装着させて、第２係合突条８を第１係合突条３下面
に係合させたとき、フック５の下端部が弾性体11を弾性
圧縮するよう形成したから、蓋体閉塞音が軽減される。
即ち、第１、第２両係合突条３、８が係合する際、第１
係合突条３または第２係合突条８が、第２係合突条上方
のフック部分または第１係合突条下方の容器本体部分を
強打するが、該強打に先だってフック５下端部が弾性体
11に圧接するから、その強打にともなう蓋体閉塞音が軽
減されることになる。
11を装着させて、第２係合突条８を第１係合突条３下面
に係合させたとき、フック５の下端部が弾性体11を弾性
圧縮するよう形成したから、蓋体閉塞音が軽減される。
即ち、第１、第２両係合突条３、８が係合する際、第１
係合突条３または第２係合突条８が、第２係合突条上方
のフック部分または第１係合突条下方の容器本体部分を
強打するが、該強打に先だってフック５下端部が弾性体
11に圧接するから、その強打にともなう蓋体閉塞音が軽
減されることになる。
第１図は、本案容器の要部の縦断面図、第２図は、容器
要部の開蓋状態を示す縦断面図、第３図は、容器要部の
開蓋状態を示す斜視図である。 ５……フック、11……弾性体
要部の開蓋状態を示す縦断面図、第３図は、容器要部の
開蓋状態を示す斜視図である。 ５……フック、11……弾性体
Claims (1)
- 【請求項１】容器本体１と該容器本体上面を開閉する蓋
体４とを、各後部で枢着すると共に、容器本体前部に設
けた第１係合突条３下面に蓋体前部から垂下するフック
５下端の第２係合突条８を係合させて蓋体閉塞状態を維
持させ、かつ容器本体前部に上面および前面開口の凹部
２を形成して、該凹部内に、上記第１、第２係合突条
３、８の係合を取外すための回動子９を枢着したコンパ
クト容器において、上記回動子９内に弾性体11を、上記
第２係合突条８を第１係合突条３下面に係合させたとき
上記フック５の下端部が弾性体11を弾性圧縮するよう、
嵌着させたことを特徴とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1647989U JPH0647368Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1647989U JPH0647368Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02109509U JPH02109509U (ja) | 1990-09-03 |
| JPH0647368Y2 true JPH0647368Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31229452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1647989U Expired - Fee Related JPH0647368Y2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647368Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4614667B2 (ja) * | 2004-01-29 | 2011-01-19 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1647989U patent/JPH0647368Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02109509U (ja) | 1990-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |