JPH0647307B2 - スタンプセツト - Google Patents
スタンプセツトInfo
- Publication number
- JPH0647307B2 JPH0647307B2 JP58058438A JP5843883A JPH0647307B2 JP H0647307 B2 JPH0647307 B2 JP H0647307B2 JP 58058438 A JP58058438 A JP 58058438A JP 5843883 A JP5843883 A JP 5843883A JP H0647307 B2 JPH0647307 B2 JP H0647307B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- color
- stamp
- impregnated
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41K—STAMPS; STAMPING OR NUMBERING APPARATUS OR DEVICES
- B41K1/00—Portable hand-operated devices without means for supporting or locating the articles to be stamped, i.e. hand stamps; Inking devices or other accessories therefor
- B41K1/36—Details
- B41K1/38—Inking devices; Stamping surfaces
- B41K1/54—Inking pads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41K—STAMPS; STAMPING OR NUMBERING APPARATUS OR DEVICES
- B41K1/00—Portable hand-operated devices without means for supporting or locating the articles to be stamped, i.e. hand stamps; Inking devices or other accessories therefor
- B41K1/36—Details
- B41K1/58—Stands or other means for keeping hand stamps or the like within easy reach
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は呈色剤又は呈色助剤の一方を含む第１の溶液を
スタンプ台に含み、この第１の溶液を用いて捺印した捺
印部に呈色剤又は呈色助剤の他方を含む第２の溶液を塗
布することにより、発色、消色又は変色を行うようにし
たスタンプセットに関する。
スタンプ台に含み、この第１の溶液を用いて捺印した捺
印部に呈色剤又は呈色助剤の他方を含む第２の溶液を塗
布することにより、発色、消色又は変色を行うようにし
たスタンプセットに関する。
従来、事務用スタンプ、玩具用スタンプはいずれも顔
料、染料を用いて定められた色に着色されたインクを用
いており、当初より色が施されているため、興趣に欠け
る。従って玩具等でもスタンプのデザインに主眼がおか
れインクの色の変化については見るべき成果が少ない。
料、染料を用いて定められた色に着色されたインクを用
いており、当初より色が施されているため、興趣に欠け
る。従って玩具等でもスタンプのデザインに主眼がおか
れインクの色の変化については見るべき成果が少ない。
本発明はかかる従来のスタンプと異なり、捺印をその後
において色を変化させることによって、使用者をして興
趣を起こさせうるスタンプセットの提供を目的としてい
る。
において色を変化させることによって、使用者をして興
趣を起こさせうるスタンプセットの提供を目的としてい
る。
本発明は、呈色剤又は呈色助剤の一方を含む第１の溶液
を含浸したスタンプ台と、このスタンプ台に含浸された
前記第１の溶液を受取りかつ被捺印体に捺印しうる捺印
用具と、前記第１の溶液を用いて捺印した被捺印体上の
捺印部分に塗布することにより、前記捺印部分を発色、
消色又は変色しうる呈色剤又は呈色助剤の他方を含む第
２の溶液を含浸した塗布具とからなるスタンプセットで
ある。
を含浸したスタンプ台と、このスタンプ台に含浸された
前記第１の溶液を受取りかつ被捺印体に捺印しうる捺印
用具と、前記第１の溶液を用いて捺印した被捺印体上の
捺印部分に塗布することにより、前記捺印部分を発色、
消色又は変色しうる呈色剤又は呈色助剤の他方を含む第
２の溶液を含浸した塗布具とからなるスタンプセットで
ある。
第１の変化させる方法は、無色又は有色の呈色剤を含む
第１の溶液を含浸したスタンプ台と、呈色助剤を含む第
２の溶液を含浸した塗布具とを用いる場合であり、前記
スタンプ台の第１の溶液を受取った捺印具を用いて被捺
印体に捺印するとともに、呈色助剤の第２の溶液を含浸
した塗布具を用いてこの第２の溶液を捺印部分に塗布す
ることにより、第１の溶液の呈色剤は、塗布具からの呈
色助剤を含む第２の溶液と反応して捺印部分は発色、又
は変色する。他方、第２の溶液に、前記呈色助剤と異な
る種類の呈色助剤を用いた場合には、前記捺印部分を異
なる色に発色又は変色させることができる。
第１の溶液を含浸したスタンプ台と、呈色助剤を含む第
２の溶液を含浸した塗布具とを用いる場合であり、前記
スタンプ台の第１の溶液を受取った捺印具を用いて被捺
印体に捺印するとともに、呈色助剤の第２の溶液を含浸
した塗布具を用いてこの第２の溶液を捺印部分に塗布す
ることにより、第１の溶液の呈色剤は、塗布具からの呈
色助剤を含む第２の溶液と反応して捺印部分は発色、又
は変色する。他方、第２の溶液に、前記呈色助剤と異な
る種類の呈色助剤を用いた場合には、前記捺印部分を異
なる色に発色又は変色させることができる。
さらに捺印部分を前記のごとく呈色助剤により反応させ
た後、さらに異なる種類の呈色助剤を含む他の第２の溶
液を塗布具に含浸させてこの捺印部分に再塗布すること
により、捺印部分を消色、又はもとの色に戻すことも可
能である。
た後、さらに異なる種類の呈色助剤を含む他の第２の溶
液を塗布具に含浸させてこの捺印部分に再塗布すること
により、捺印部分を消色、又はもとの色に戻すことも可
能である。
第２の変化させる方法は、前記第１の場合とは逆に呈色
助剤からなる第１の溶液を含浸したスタンプ台と、呈色
剤を含む第２の溶液を含浸した塗布具とを用いる場合で
あり、この場合は、捺印時には例えば無色の状態であっ
た捺印部分が塗布具を用いて呈色剤を含む第２の溶液を
塗布することにより発色する。
助剤からなる第１の溶液を含浸したスタンプ台と、呈色
剤を含む第２の溶液を含浸した塗布具とを用いる場合で
あり、この場合は、捺印時には例えば無色の状態であっ
た捺印部分が塗布具を用いて呈色剤を含む第２の溶液を
塗布することにより発色する。
本発明に使用される呈色剤としては、第１表にその代表
的なものの変色ｐＨ領域を示すｐＨ指示薬、第２表にそ
の代表的なものの変色ｐＨ領域を示す変色性色素、又は
ｐＨ変化に加えて酸化還元反応塩化第２鉄、メトロキシ
ル基の有無により変色するフラボノイド系色素、更には
アントシアニンとベタシアニン色素、カスチノイド系色
素、クロロフィル系色素、キノン性色素のようにｐＨ変
化に加えて特定の試薬、酸化還元、金属イオンの有無な
ど各要素に応じて特定の変色処理を行うことによって変
色しうる種々の色素を含む。又、呈色剤に補助的に後記
ｐＨ調整剤を含ませることもできる。
的なものの変色ｐＨ領域を示すｐＨ指示薬、第２表にそ
の代表的なものの変色ｐＨ領域を示す変色性色素、又は
ｐＨ変化に加えて酸化還元反応塩化第２鉄、メトロキシ
ル基の有無により変色するフラボノイド系色素、更には
アントシアニンとベタシアニン色素、カスチノイド系色
素、クロロフィル系色素、キノン性色素のようにｐＨ変
化に加えて特定の試薬、酸化還元、金属イオンの有無な
ど各要素に応じて特定の変色処理を行うことによって変
色しうる種々の色素を含む。又、呈色剤に補助的に後記
ｐＨ調整剤を含ませることもできる。
次に本発明で用いられる呈色助剤は、前記呈色剤がｐＨ
指示薬又は変色性色素の場合はｐＨを調 整しうる酸性、アルカリ性もしくは中性の化合物又はそ
の溶液、いわゆるｐＨ調整剤である。酸性の化合物とし
ては塩酸、硫酸等の強酸、酢酸、炭酸、シュウ酸等の無
機弱酸、クエン酸、価石酸等の有機撒、硫酸アンモニウ
ム、硫酸銅、塩化アンモニウム等の強酸と弱塩基の塩等
であり、水溶液で１〜７の範囲のｐＨを示すものであ
る。アルカリ性の化合物は水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の強塩基あるいは炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の塩、アンモニウム溶液、エタノールアミン、イソ
プロパノールアミン、メチルアミノプロピルアミン等の
アミン基を含む有機薬品類等がある。中性の呈色助剤と
しては酸、アルカリの中和塩及び溶液の他、水及びアル
コール類、ケトン類、等の有機溶剤がある。呈色剤がフ
ラボノイド系色素の場合は、前記以外にマグネシウム塩
酸系の還元剤、塩化第２鉄、銅、錫等の金属イオンが使
用できる。揮発性呈色助剤の液を使用する場合は発色あ
るいは変色後、一定の時間経過後のものと状態に戻すこ
とができる。又呈色剤に例えばｐＨ指示薬を用いる場
合、同時ｐＨ調整剤等を混入する一方、呈色助剤として
水、アルコール、ケトン類等有機溶剤を使用することに
より発色あるいは変色する。さらに乾燥することにより
もとの状態に戻るようにもできる。このとき、水、アル
コール、ケトン類等有機溶剤にｐＨ調整剤他添加物を含
ませてもよい。発色した後もとの状態に戻る迄の時間は
種々条件の調整により変化させることが可能である。
指示薬又は変色性色素の場合はｐＨを調 整しうる酸性、アルカリ性もしくは中性の化合物又はそ
の溶液、いわゆるｐＨ調整剤である。酸性の化合物とし
ては塩酸、硫酸等の強酸、酢酸、炭酸、シュウ酸等の無
機弱酸、クエン酸、価石酸等の有機撒、硫酸アンモニウ
ム、硫酸銅、塩化アンモニウム等の強酸と弱塩基の塩等
であり、水溶液で１〜７の範囲のｐＨを示すものであ
る。アルカリ性の化合物は水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の強塩基あるいは炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の塩、アンモニウム溶液、エタノールアミン、イソ
プロパノールアミン、メチルアミノプロピルアミン等の
アミン基を含む有機薬品類等がある。中性の呈色助剤と
しては酸、アルカリの中和塩及び溶液の他、水及びアル
コール類、ケトン類、等の有機溶剤がある。呈色剤がフ
ラボノイド系色素の場合は、前記以外にマグネシウム塩
酸系の還元剤、塩化第２鉄、銅、錫等の金属イオンが使
用できる。揮発性呈色助剤の液を使用する場合は発色あ
るいは変色後、一定の時間経過後のものと状態に戻すこ
とができる。又呈色剤に例えばｐＨ指示薬を用いる場
合、同時ｐＨ調整剤等を混入する一方、呈色助剤として
水、アルコール、ケトン類等有機溶剤を使用することに
より発色あるいは変色する。さらに乾燥することにより
もとの状態に戻るようにもできる。このとき、水、アル
コール、ケトン類等有機溶剤にｐＨ調整剤他添加物を含
ませてもよい。発色した後もとの状態に戻る迄の時間は
種々条件の調整により変化させることが可能である。
呈色剤を第１の溶液又は第２の溶液として調整するに
は、添加剤として、水、アルコール類の他、ケトン類、
多価アルコール類、エーテル類、エステル類、芳香族、
窒素化合物、硫黄化合物、炭化水素等の有機溶剤、又各
種増粘剤、ロジン、シエラック、セルロース類、アクリ
ル、エポキシ、シリコーン樹脂、フェノール樹脂等を添
加し、水性又は油性の溶液として調整することができ
る。
は、添加剤として、水、アルコール類の他、ケトン類、
多価アルコール類、エーテル類、エステル類、芳香族、
窒素化合物、硫黄化合物、炭化水素等の有機溶剤、又各
種増粘剤、ロジン、シエラック、セルロース類、アクリ
ル、エポキシ、シリコーン樹脂、フェノール樹脂等を添
加し、水性又は油性の溶液として調整することができ
る。
呈色助剤を第１の溶液又は第２の溶液として調整するに
は水、アルコール類の他前記有機溶剤がある。また、添
加物として各種増粘剤、防腐剤等を混入することもでき
る。アンモニアあるいはアミン基を有する各種有機等は
ガス状で添加することによって前記溶液を形成すること
ができる。
は水、アルコール類の他前記有機溶剤がある。また、添
加物として各種増粘剤、防腐剤等を混入することもでき
る。アンモニアあるいはアミン基を有する各種有機等は
ガス状で添加することによって前記溶液を形成すること
ができる。
本発明のスタンプセットの一実施例を図面に基づき説明
する。
する。
スタンプセット１は、第１図に示すようにスタンプ台２
と、捺印用具３と、塗布具４とからなり、本実施例で
は、呈色剤を含む第１の溶液及び呈色助剤からなる第２
の溶液をそれぞれ装填した補充液容器５Ａ、５Ｂを付属
させ、これらの用具は、全体ケース６に収納される。
と、捺印用具３と、塗布具４とからなり、本実施例で
は、呈色剤を含む第１の溶液及び呈色助剤からなる第２
の溶液をそれぞれ装填した補充液容器５Ａ、５Ｂを付属
させ、これらの用具は、全体ケース６に収納される。
スタンプ台２は、第２図に示す如くケース１１の中に呈
色剤を含む第１の溶液を含浸した含浸体１２を収容して
いる。なお含浸体１２としつフェルト等を布カバーで覆
ったもの、又は有機スポンジ体等が用いられる。捺印用
具３は、下面に前記インクを付着しうる転写面１４を具
え前記スタンプ台２に含浸する第１の溶液を転写面１４
に受取ることが出来、又この転写面１４を受取り紙、布
などの被捺印体上に密着させることによって、被捺印体
に前記第１の溶液が付着し捺印される。
色剤を含む第１の溶液を含浸した含浸体１２を収容して
いる。なお含浸体１２としつフェルト等を布カバーで覆
ったもの、又は有機スポンジ体等が用いられる。捺印用
具３は、下面に前記インクを付着しうる転写面１４を具
え前記スタンプ台２に含浸する第１の溶液を転写面１４
に受取ることが出来、又この転写面１４を受取り紙、布
などの被捺印体上に密着させることによって、被捺印体
に前記第１の溶液が付着し捺印される。
塗布具４は例えば第４図に示す如くハンドル１６の先端
に設けるフレーム１７に、気孔を有しかつ呈色助剤から
なる第２の溶液を含浸させたウレタンフォーム等の弾性
体からなるロール１９を装着して構成される。この塗布
具４を被捺印体の前記捺印部分の上で転動させることに
よって塗布具４に含浸した前記呈色助剤を含む第２の溶
液は、捺印部分に存在する呈色剤を含む第１の溶液と反
応し、捺印部分を発色、消色、又は変色させることが出
来る。
に設けるフレーム１７に、気孔を有しかつ呈色助剤から
なる第２の溶液を含浸させたウレタンフォーム等の弾性
体からなるロール１９を装着して構成される。この塗布
具４を被捺印体の前記捺印部分の上で転動させることに
よって塗布具４に含浸した前記呈色助剤を含む第２の溶
液は、捺印部分に存在する呈色剤を含む第１の溶液と反
応し、捺印部分を発色、消色、又は変色させることが出
来る。
なおスタンプ台２には、呈色剤に代えて呈色助剤を含む
第１の溶液を含浸させてもよく、このときは、塗布具４
のロール１９に呈色剤からなる第２の溶液を含浸させ
る。このようなスタンプセット１は、スタンプ台２と、
捺印用具３と、第２の溶液を含浸した塗布具４とを含む
セットとして販売される。
第１の溶液を含浸させてもよく、このときは、塗布具４
のロール１９に呈色剤からなる第２の溶液を含浸させ
る。このようなスタンプセット１は、スタンプ台２と、
捺印用具３と、第２の溶液を含浸した塗布具４とを含む
セットとして販売される。
叙上の如く本発明のスタンプセットは、前記構成を具え
ることにより、捺印時は無色であり、後に第２の溶液を
作用させることにより鮮やかに発色させることや、捺印
時は有色であり、後に第２の溶液を作用させることによ
り、捺印部分を変色、消色させうる興趣あるスタンプセ
ットを利用者に提供できる。このセットは通常の玩具、
クリスマスカード、年賀状等の他、隠しNo.、隠しネー
ムを打つ一般事務用にも応用でき、実用的価値も大き
い。
ることにより、捺印時は無色であり、後に第２の溶液を
作用させることにより鮮やかに発色させることや、捺印
時は有色であり、後に第２の溶液を作用させることによ
り、捺印部分を変色、消色させうる興趣あるスタンプセ
ットを利用者に提供できる。このセットは通常の玩具、
クリスマスカード、年賀状等の他、隠しNo.、隠しネー
ムを打つ一般事務用にも応用でき、実用的価値も大き
い。
〔具体例１〕 下記組成にて呈色剤を含む第１の溶液を調整した。
エチルアルコール １００重量部 水 １０重量部 プロピレングリコール １０重量部 界面活性剤 １０重量部 エチレングリコール １０重量部 エチルビス酢酸 ２重量部 上記呈色剤を含む第１の溶液を第２図に示すスタンプ台
に含浸させ、第３図に示す捺印用具にて葉書に捺印し
た。葉書には隠し捺印が押してあることを表記し、同じ
セットを持つ対象者に郵送した。一方、第４図に示すロ
ールには下記組成を持つ呈色助剤を含む第２の溶液を交
互に含浸させた。
に含浸させ、第３図に示す捺印用具にて葉書に捺印し
た。葉書には隠し捺印が押してあることを表記し、同じ
セットを持つ対象者に郵送した。一方、第４図に示すロ
ールには下記組成を持つ呈色助剤を含む第２の溶液を交
互に含浸させた。
Ａ 液 水 １００重量部 ５％カセイソーダ １５重量部 エチレングリコール ５重量部 Ｂ 液 水 １００重量部 ５％塩酸水溶液 １５重量部 エチレングリコール ５重量部 最初Ａ液をロールに含ませ、葉書に塗布すると、捺印が
青色に発色し、捺印用具と転写面の絵が鮮やかに現れ
た。十分乾燥後Ｂ液をロールに含ませ、葉書に塗布する
と絵が消色した。十分乾燥後再びＡ液をロールに含ませ
塗布すると再び青い絵が現れた。この変化は可逆的であ
り、子供同士の年賀状等通信には非常に好評を得た。
青色に発色し、捺印用具と転写面の絵が鮮やかに現れ
た。十分乾燥後Ｂ液をロールに含ませ、葉書に塗布する
と絵が消色した。十分乾燥後再びＡ液をロールに含ませ
塗布すると再び青い絵が現れた。この変化は可逆的であ
り、子供同士の年賀状等通信には非常に好評を得た。
〔具体例２〕 具体例１に示す呈色助剤からなるＡ液を第１の溶液とし
て用いスタンプ台に含浸させ、かつ捺印用具により紙面
に捺印した。捺印後、乾燥することによって前記捺印部
分は無色であった。次にその捺印部分に、前記具体例１
に示す呈色剤を含む第２の溶液を塗布具のロールに含ま
せ前記捺印部分に塗布すると捺印部分は青色に発色し
た。従って呈色助剤を第１の溶液として用いかつ呈色剤
をこの第１の溶液の上に塗布することによって、発色、
変色することが確かめ得た。
て用いスタンプ台に含浸させ、かつ捺印用具により紙面
に捺印した。捺印後、乾燥することによって前記捺印部
分は無色であった。次にその捺印部分に、前記具体例１
に示す呈色剤を含む第２の溶液を塗布具のロールに含ま
せ前記捺印部分に塗布すると捺印部分は青色に発色し
た。従って呈色助剤を第１の溶液として用いかつ呈色剤
をこの第１の溶液の上に塗布することによって、発色、
変色することが確かめ得た。
〔具体例３〕 下記呈色剤を含む第１の溶液を調整した。
エチルアルコール １００重量部 水 １０重量部 プロピレングリコール １０重量部 界面活性剤 １０重量部 エチレングリコール １０重量部 シコニン ４重量部 ５％塩酸溶液 １０重量部 上記呈色剤の第１の溶液を第２図に示すスタンプ台に含
浸させた。第３図に示す捺印用具にて第１の溶液を紙面
に捺印すると、当初捺印された捺印用具の転写面の絵は
青色であった。次に下記に示す各溶液からなる第２の溶
液をロールに順次含浸させた。
浸させた。第３図に示す捺印用具にて第１の溶液を紙面
に捺印すると、当初捺印された捺印用具の転写面の絵は
青色であった。次に下記に示す各溶液からなる第２の溶
液をロールに順次含浸させた。
Ａ 液 水 １００重量部 ５％カセイソーダ液 １５重量部 エチレングリコール ５重量部 Ｂ 液 水 １００重量部 ５％カセイソーダ液 １５重量部 エチレングリコール ５重量部 Ｃ 液 水 １００重量部 ５％カセイソーダ液 ２０重量部 エチレングリコール ５重量部 当初Ａ液を塗布すると前記の液は赤色から赤紫色に変色
した。次にＢ液をロールに含浸させ塗布すると、紫色に
変色した。十分乾燥させた後ロールにＣ液を含浸させ塗
布すると青色に変色した。この変化は子供の遊びとして
非常に好評であった。
した。次にＢ液をロールに含浸させ塗布すると、紫色に
変色した。十分乾燥させた後ロールにＣ液を含浸させ塗
布すると青色に変色した。この変化は子供の遊びとして
非常に好評であった。
第１図は本発明のスタンプセットの全体を示す平面図、
第２図はそのスタンプ台を例示する斜視図、第３図はそ
の捺印用具を例示する斜視図、第４図は塗布具を例示す
る斜視図、第５図はその補助液容器を例示する斜視図で
ある。 ２……スタンプ台、３……捺印用具、 ４……塗布具。
第２図はそのスタンプ台を例示する斜視図、第３図はそ
の捺印用具を例示する斜視図、第４図は塗布具を例示す
る斜視図、第５図はその補助液容器を例示する斜視図で
ある。 ２……スタンプ台、３……捺印用具、 ４……塗布具。
Claims (1)
- 【請求項１】呈色剤又は呈色助剤の一方を含む第１の溶
液を含浸したスタンプ台と、このスタンプ台に含浸され
た前記第１の溶液を受取りかつ被捺印体に捺印しうる捺
印用具と、前記第１の溶液を用いて捺印した被捺印体上
の捺印部分に塗布することにより、前記捺印部分を発
色、消色又は変色しうる呈色剤又は呈色助剤の他方を含
む第２の溶液を含浸した塗布具とからなるスタンプセッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58058438A JPH0647307B2 (ja) | 1983-04-02 | 1983-04-02 | スタンプセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58058438A JPH0647307B2 (ja) | 1983-04-02 | 1983-04-02 | スタンプセツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59182776A JPS59182776A (ja) | 1984-10-17 |
| JPH0647307B2 true JPH0647307B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=13084400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58058438A Expired - Lifetime JPH0647307B2 (ja) | 1983-04-02 | 1983-04-02 | スタンプセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647307B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003096309A1 (fr) * | 2002-05-10 | 2003-11-20 | National Food Research Institute | Procede d'evaluation des conditions de stockage d'aliments, de boissons, de medicaments et analogues, et indicateur associe |
| JP5550358B2 (ja) * | 2010-01-18 | 2014-07-16 | 株式会社ツキネコ | スタンプ用スポンジ、スタンプ台およびスタンプ台セット |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829849U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-12 | ||
| JPS5017894A (ja) * | 1973-06-16 | 1975-02-25 | ||
| JPS5217922A (en) * | 1975-07-29 | 1977-02-10 | Kaken Kk | Method of manufacturing novel writing device |
| JPS51135720A (en) * | 1976-02-25 | 1976-11-24 | Chuo Senkou Kk | Device for applying coloring liquid |
| JPS53135734A (en) * | 1977-05-02 | 1978-11-27 | Nippon Fine Chemical Co | Training special paper |
| JPS5936303Y2 (ja) * | 1979-09-28 | 1984-10-05 | トヨタ自動車株式会社 | ガラス端縁に対する接着剤塗布装置 |
| JPS5698268A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-07 | Adogaa Kogyo Kk | Tool for recording letter and design |
| JPS6017434B2 (ja) * | 1980-07-04 | 1985-05-02 | アドガ−工業株式会社 | 消色性インク組成物 |
| JPS5758180U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-06 | ||
| JPS57145169A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-08 | Nippon Chiyakopeepaa Kk | Liquid-type ink with water-erasable trace |
-
1983
- 1983-04-02 JP JP58058438A patent/JPH0647307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59182776A (ja) | 1984-10-17 |
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