JPH02266389A - 変色印刷物 - Google Patents

変色印刷物

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JPH02266389A
JPH02266389A JP1089168A JP8916889A JPH02266389A JP H02266389 A JPH02266389 A JP H02266389A JP 1089168 A JP1089168 A JP 1089168A JP 8916889 A JP8916889 A JP 8916889A JP H02266389 A JPH02266389 A JP H02266389A
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JP
Japan
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color
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printed
coloring agent
colors
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JP1089168A
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English (en)
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Seiji Kawashima
清治 川嶋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無色から発色剤の作用により異なる色に変色
する変色剤を含む複数のインクを用いて印刷することに
より、色彩を含めて魅力的な教育、娯楽をなしうる変色
印刷に関する。
〔従来の技術〕
従来印刷物は可視インクにて紙面被印刷体に印刷されて
おり、その印刷された後に発色させることは殆ど意図さ
れていない、ましてや不可視に印刷されたものから利用
者自らの手によって異なる色を発色させて複数の色によ
って画かれた絵、模様、文字を描出しうるものは提案さ
れていない。
他方、市場にはカラフルな書物が多数出版されており、
幼児にあってもこれ等の書物を通じて形状色彩感覚を身
に付けるようになった。IMえば草花、動物等の固有の
形状、色彩に関する知識はその過半が原色で印刷された
前記書物を介して修得される。
〔発明が解決しようとする1lffi)しかし、書物を
媒体とした視覚による知漠の習得は、読者においては想
像力、判断力を要することなく吸収できるため、刺激が
なく、又迫力に欠けることによって、修得効率が低い。
従ってこのような草花、動物などのもつ固有の形状及び
色に関する教育は自ら考え、その正、誤を比較対照しな
がら修得するのが有効であるが、このような印刷物、書
物は市場になく、その出現が期待されていた。 前記問
題点の一端を解決するものとした、不可視印刷物を加熱
して可視色に変色させるもの、又印刷した文字を色ドツ
トを用いて迷彩し所定の色フィルタを通すことによって
可視するものも存在するが、前者にあっては、発熱体が
必要となり、幼児においては作業に危険が伴う他、異な
る色を同時に発色させることは困雛である。後者にあっ
ては、読取時にフィルターを要しかつ綱かい?j[雑な
絵を表出させるのは困雛であり、又使用勝手も悪くしか
も印刷に手間取るという欠点があり、何れも前記問題点
の解決に至ってはいない。
本発明は、発色剤を塗布することにより、不可視の無色
から可視の異なる色に変色する変色剤を含むインクで印
刷されたlI数域の変色域を具えることを基本として、
思考力、判断力を渦養しつつ物体の形状、色彩を修得で
き前記間H点を解決しうる変色印刷物の提供を目的とし
ている。
〔問題を解決するための課題〕
前記問題点を解決するため、本発明の変色印刷物にあっ
ては、発色剤を塗布する塗布具による前記発色剤により
、実質的に不可視の無色か可視のかつ異なる色に変色す
る変色剤を夫々含むインクを用いて印刷された襟欽域の
変色域を具え、ている。
〔作用〕
前記変色は、発色剤を塗布することによりなされるため
、加熱臭を必要とせず作業を安全になしうる。又複敞域
の変色域を具えることによって、多槽な色、及びその混
合色の発色を可能とするため、カラフルな表出が可能と
なり、きめこまかい形状及び色彩教育ができる。さらに
発色は読者自身によって行うため、発色までの時間差を
もうけることができ、読者をして想像力、!I’JJ断
力を渦養することができ、又その表示j7た形状、色に
対して強く印象づげうる結果、有効にかつ記憶に残る色
彩教育をなしうる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図(a)及び第1図(ロ)において本発明の変色印
刷物lは、物体の一部を表示し、その全体の形状、名称
、ざらには要部の色彩を思考しつつ学習しうる教育シー
ト11として形成される。
第1図(a)は可視色でチエ−リップの茎および隼21
を色彩を付して表示するとともに、その上部の点線枠2
2内には印刷時には不可視で烏る変色材を用いて印刷さ
れるとともに、発色剤を点締枠22の略全域に亘り塗布
することにより、例えば紫、黄、赤等の色彩を有する花
の形状が表示される。又同様に下部の実線枠23にはそ
の花の名称である「チューリップ」なる文字が変色剤を
用いて印刷され、発色剤の塗布によりこの文字が可視し
うるように形成される。第1図(b)は前記発色剤によ
る発色後の状態を示す。
以下本実施例に用いる変色剤及び発色剤について述べる
ここで変色剤として無色のpH領域をもつp I(指示
薬を使用できる。このようなpH権示薬として、T−ジ
ニトロフェノール、m−二)・ロフェノール、O−二ト
ロフェノール、ρ−ニトロフェノール、シアニン、α−
ナフI・・−ルフタ1/イン、フェノールフタレイン、
クレゾ・−ルフタレイン、チモールフタ1/イン、エチ
ルビス酢酸、ブロムフェノールパープル、ヘキサメトキ
シ1/ツド、ヘプタメトキシレッド等があり、表出され
る色彩に応じて使い分けうる。又一種類の他複数種類を
混合して用いてもよい。
又発色剤として、p、 Hを調整17うる酸性、アルカ
リ性、もしくは中性の化合物又はその溶液であって、p
H7〜14の範囲のアルカリ性のpHを有するものとし
ては、アンモニア8、モノエタノールアミン、エチルア
ミン類、プロピルアミン類、2−エチルへキシルオキシ
プロピルアミン、3−エトキシブービルアミン、ジイソ
ブチルアミン、5ec−ブチルアミン、イソプロパツー
ルアミン、エタノールアミン類 、エタノールアミン類
、2−呈チルヘキシルアミン、エチレンアミン類等があ
る。又発色剤のpH1〜7の範囲の酸性のp Hを有す
るものの例としては、酢酸、ギ酸等がある。
なお本発明では彩色変化を鮮明にするとともに、退色を
防止するために、多価アルコール、例えばエチレングリ
コール、フロピレンゲリコール、ポリエチレングリコー
ル、グリセリン等を、変色剤あるいは発色剤とともに約
5〜501i量%の濃度の水溶液として使用することが
好ましい。
また発色剤は、!R色割が発色するpHの値によりその
種類、#11度が決定される。又発色剤も、例えばニト
ロフェノール類のように発色するpHIJI域が中性に
近いものについては、予め希硫酸、酒石酸、クエン酸等
の不揮発性のp14111整剤にて呈色側インクビヒク
ルのpHを低く調整する。これは印刷後の変色を防止す
るのに役立つ。
変色剤はインクとして調合されかつ通常無色状態に調整
される。なお印刷後の乾燥等によって無色となるように
調合することもできる。
変色剤を変色インクとして調合するには、例えばアルコ
ール等の変色剖用の溶媒を用いてかつ多価アルコール、
界面活性剤、各種の樹脂類等を添加する。なお印刷後に
水又はアルコールなどの発色剤を用いて発色さ(・る時
には変色副インクとして水性変色剤インクビヒクルを利
用することが好ましいや水性変色剤インクビヒクルを作
成するための添加剤として、ジメチルスルホアマイド、
ジメチルスルホメ゛キサイド、アルコール類、多価ある
コール類、又増粘剤としてロジン、シェラツク、第  
1 表 牲・ (イ)を簡町軟 @田lv市Sを承幻グアガム、
メチルイζルロース、エチルセルロース類を用いること
ができる。
又変色剤を微粒子状に粉砕したのち各種のインクビヒク
ルに混練することにより変色剤インクを調整することも
、溶削に溶かした変色剤を無機、有機の適宜の粉末る@
着させたのち、各種インクビヒクルに混線することもで
き、いずれの方法によっても発色網インクを調整できる
なお印刷に際して複敞種類の変色剤インクを用いて重刷
すすることもできる。
第4表に本発明の印刷物に利用できる変色剤、発色剤の
組み合わせ例と、その変色剤が発色するpH値即ち発色
pH1消色するpH値即ち消色PH1色の種類、を示す
。発色f3Hは発色の作用によって印刷部分が容品に人
の目で識別あるいは読解できる濃度となる値である。又
消色p Hは通常の肉眼で殆ど感知てきない程度の消色
状態となる値であり、両者の値開で変色、消色領域を自
在に選択できる。消色から発色法の時間は、変色剤のp
H!11整剤の濃度、添加物の種類等により調整可能で
ある。なお変色インクには、そのビヒクル組織として、
変成アルコール、75部、水、15部、界面活性剤、1
0部、酒石酸O・・10部を含ませうる。
発色剤を印刷物に作用させる塗布具としては、いわゆる
フェルトベンの他、先端にアクリルチップ、ポリエステ
ルチップを有するアンダーライン用マーカー類等のベン
タイプがある。又先端にスポンジ状塗布用具を存する容
器類、スプレーの他、容器に収納した」二、刷毛、ゴム
、スポンジローラ笠を用いて塗布するのも本発明の塗布
具を形成しうる。
然して第1図(a)において教育シード11の点線枠2
2及び実線枠23の内側を変色剤を用いてかつその変色
剤の無色のpH領域のp i(にt周整した変色剤イン
クを用いて印刷する。
従って点線枠22及び実線枠23の枠内は印刷時におい
て不可視であり、読者は教育シート11の可視部分であ
る茎葉の部分21からその草木固有の花の形状、花の色
、及び草木の名称を思考する0、然る後筆記具を用いし
て発色剤を前記点繍枠22、実線枠23の枠内に塗布す
ることによって、第1図(b)に示すごとく、変色剤は
発色し、点線枠22内に、例えば紫色を呈するチューリ
ップの花を描出することができる。又実線枠23内には
同時に「チューリップ」なる文字が点線枠23内で発色
する色とは異なる例えば黒色の可視色で発色し、読者は
花の形状、色に加えてその名前を同時に認識することが
できる。このように読者自らの手によって発色剤を塗布
する作業を行なうことにより、効率のよく知識を修得で
きかつ学習が単調になるのを防ぐ。
又点線枠22内は、変色剤を適宜選択することによって
、花の色を例えば黄、赤等に発色させることもできる。
さらに第1図(a)、(b)に示すごとく教育シート1
1の表面に、乾燥状態の発色剤Pを塗着したシール24
を張りつけるとともに市水を含滲させた絵筆を用いて前
記発色剤Pを溶かしつつ呈色部分に塗付し可視色に発色
させることもできる。なお発色剤Pとして例えば炭酸ソ
ーダのような弱アルカリ性のものが危険性が少なく、好
適に採用できる。
第2図(a)、第2図(ロ)、第2図(C)は本発明の
他の実施例を示す。
本例では提起欄25を第1の提起1126と第2の提起
6127とからなる2段階に設定しており、系統的にか
つ段階的に学習しうるよう形成されている。
読者は第1の提起欄26に従って頭に発色剤を塗布する
ことによって、第2図ら)に示すごとく発色剤は顔の部
分29に予め印刷された変色剤と反応しその部分29が
赤色に変色し、読者をして、酒気を帯びた状態を認識さ
せることができる。又第2の提起欄27による作業によ
り第2図(C)に示すごとく料理30が描出される。こ
のような頭の部分29の変色及び料理30の出現によっ
て読者の興味を一層増大させることができる。なお料理
30の表出に際しては、複数種類の変色剤を用いて印刷
することにより、カラフルな色彩を有する絵が描出でき
、学習の効果を一層充実させることができる。
又このような教育シート11は複数枚のシートを連続さ
せることによりストリーを具える絵本として構成するこ
ともでき、本発明は幼児の教育として有効に利用するこ
とができる。
さらに本発明は第3図(a)、第3図ら)に示すごとく
自作の絵本としても形成することもできる。第3図(a
)において可視の印刷インクを用いて輪郭を画いた下絵
32の各部分ASB%C,D、E、、F。
G、Hにそれぞれ異なる変色剤を用いてかつ印刷時には
不可視に印刷する。
該下絵32上に塗布具を用いて発色剤を塗布することに
より、夫々の変色剤は、発色剤と反応することによりそ
れぞれ固有の色に発色し、カラフルな仕上り絵33(第
3図(ロ)参照)が完成する。
本実施例のものは、発色剤との反応により多色に発色す
るため仕上がり絵33の見映えが向上し、又従来の色鉛
筆、クレヨン等を用いて画く塗り絵のように着色部分の
はみ出しがなく、しかも作業が簡易であるため、幼児の
教育、娯楽用とし好適に採用しうる。
このように本発明の変色印刷物は種々な態様のものに変
形できる。
〔発明の効果〕
畝上のごとく、本発明の変色印刷物は、発色剤との反応
により不可視の無色から可視のかつ異なる色に変色する
変色剤を含むインクを用いて印刷された複数域の変色域
を具えているため、きめ細かい形状及び色彩教育ができ
、しかも複数段階、さらには時間差を与えた教育が可能
であるため、教育効果が増大する。又変色作業が簡易に
なしうるため、幼児であっても容易に発色させることが
でき、幼児を対象とするシートとしても好適に採用しう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(ロ)は本発明の一実施例を示す正面図
、第2図(a)〜(C)は他の実施例を示す正面図、第
3図(a)、(ロ)はさらに他の実施例を示す正面図で
ある。 特許出願人      川  嶋   清  治代理人
  弁理士   苗  村      正ml 図(a) 凭1 図(1)) 第3区(a) 第3図(b) 平成1年6月26日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発色剤を塗布する塗布具による前記発色剤により、
    実質的に不可視の無色か可視のかつ異なる色に変色する
    変色剤を夫々含むインクを用いて印刷された複数域の変
    色域を具えるなる変色印刷物。
JP1089168A 1989-04-06 1989-04-06 変色印刷物 Pending JPH02266389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1089168A JPH02266389A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 変色印刷物

Applications Claiming Priority (1)

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JP1089168A JPH02266389A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 変色印刷物

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JPH02266389A true JPH02266389A (ja) 1990-10-31

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ID=13963274

Family Applications (1)

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JP1089168A Pending JPH02266389A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 変色印刷物

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07276796A (ja) * 1993-12-08 1995-10-24 Cullman Ventures Inc レコード上に情報の特徴を描くための装置およびその方法
JP2005344003A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Satoshi Akaha 発色剤を塗布して発色させる描画材料
JP2007154062A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Pilot Corporation 変色もしくは消色可能な水性ボールペン用インキ組成物
JP2009042311A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Kiyoshi Kato 文字習得知育用具

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