JPH0646815Y2 - 嵌合容器 - Google Patents
嵌合容器Info
- Publication number
- JPH0646815Y2 JPH0646815Y2 JP1986155953U JP15595386U JPH0646815Y2 JP H0646815 Y2 JPH0646815 Y2 JP H0646815Y2 JP 1986155953 U JP1986155953 U JP 1986155953U JP 15595386 U JP15595386 U JP 15595386U JP H0646815 Y2 JPH0646815 Y2 JP H0646815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- skirt portion
- fitting
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、少くとも一方が弾性を有する合成樹脂で形
成された蓋と容器本体のスカート部とを互いに嵌め合せ
て密閉する形態の容器に関する。
成された蓋と容器本体のスカート部とを互いに嵌め合せ
て密閉する形態の容器に関する。
〔従来の技術〕 この種の容器で特に使い捨てのものは、比較的薄い合成
樹脂で形成されているため、嵌合力が弱く、かつ衝撃に
よって変形し易いので、蓋が自然に外れる問題があっ
た。
樹脂で形成されているため、嵌合力が弱く、かつ衝撃に
よって変形し易いので、蓋が自然に外れる問題があっ
た。
そのため、容器の厚みを大きくすると、蓋の取り付け取
り外しが困難になり、また蓋と容器本体の精度を高める
必要が生じ、材質面と製造面の両面からコストを高める
原因となっていた。
り外しが困難になり、また蓋と容器本体の精度を高める
必要が生じ、材質面と製造面の両面からコストを高める
原因となっていた。
さらに、この種の容器では、嵌合力を高めれば高めるほ
ど、蓋を取り外す際に力を要するため、蓋が急激に外れ
てその衝撃で容器本体を動揺させ、内容物をこぼすこと
がしばしば生じていた。
ど、蓋を取り外す際に力を要するため、蓋が急激に外れ
てその衝撃で容器本体を動揺させ、内容物をこぼすこと
がしばしば生じていた。
そこで、この考案の課題は、比較的薄い合成樹脂を用い
ても嵌合力が高く密閉性が良好で、しかもスムーズに蓋
を取り付け、取り外すことができる嵌合容器を提供する
ことである。
ても嵌合力が高く密閉性が良好で、しかもスムーズに蓋
を取り付け、取り外すことができる嵌合容器を提供する
ことである。
上記の課題を解決するため、この考案は、外縁から垂下
する第１のスカート部を有する容器本体に、外縁から垂
下する第２のスカート部を有する蓋を、第１のスカート
部が第２のスカート部の内面側になるように圧接嵌合す
る容器であって、前記容器本体と蓋の嵌合部近辺の対向
位置に、前記容器本体には上方に向かう小突起を設け、
蓋にはこれに対応する凹部を設け、前記突起と凹部をス
ナップ係合せしめるようにしたのである。
する第１のスカート部を有する容器本体に、外縁から垂
下する第２のスカート部を有する蓋を、第１のスカート
部が第２のスカート部の内面側になるように圧接嵌合す
る容器であって、前記容器本体と蓋の嵌合部近辺の対向
位置に、前記容器本体には上方に向かう小突起を設け、
蓋にはこれに対応する凹部を設け、前記突起と凹部をス
ナップ係合せしめるようにしたのである。
第１及び第２のスカート部による外嵌合に加えて上記の
ような小突起と凹部はスナップボタンの機能を果し、異
なったタイプの二重嵌合となって嵌合力を増加させるこ
とができる。
ような小突起と凹部はスナップボタンの機能を果し、異
なったタイプの二重嵌合となって嵌合力を増加させるこ
とができる。
また、開封時には、まずスナップボタンの部分を押圧し
ながら同時に外嵌合の部分を外して行くことができるの
で、二重嵌合の部分をスムーズかつゆるやかに外すこと
ができる。
ながら同時に外嵌合の部分を外して行くことができるの
で、二重嵌合の部分をスムーズかつゆるやかに外すこと
ができる。
第１図に示すように、嵌合容器は、容器本体１と蓋10と
を組み合わせたものであって、容器本体１は、比較的薄
い合成樹脂によって一体に形成された底壁２、それに連
なる周壁３、その開口部４の周縁に設けられたフランジ
５及びこのフランジの周縁から垂下する第１のスカート
部６から成っている。また蓋10は、比較的薄い合成樹脂
から成る蓋板11と、その周縁から垂下する第２のスカー
ト部12から成っている。そして、前記第１及び第２スカ
ート部６、12は、共に先端に向って狭くなるテーパ状を
なし、第１のスカート部６の外面は、第２のスカート部
12の内面に対して「しまり嵌め」になっている。この容
器本体１に対する蓋10の嵌め合せは、いわゆる外嵌合で
ある。
を組み合わせたものであって、容器本体１は、比較的薄
い合成樹脂によって一体に形成された底壁２、それに連
なる周壁３、その開口部４の周縁に設けられたフランジ
５及びこのフランジの周縁から垂下する第１のスカート
部６から成っている。また蓋10は、比較的薄い合成樹脂
から成る蓋板11と、その周縁から垂下する第２のスカー
ト部12から成っている。そして、前記第１及び第２スカ
ート部６、12は、共に先端に向って狭くなるテーパ状を
なし、第１のスカート部６の外面は、第２のスカート部
12の内面に対して「しまり嵌め」になっている。この容
器本体１に対する蓋10の嵌め合せは、いわゆる外嵌合で
ある。
第２図及び第３図に示すように、前記容器本体１のフラ
ンジ５には、好ましくは隅角部において、上方に向く小
突起７が形成され、前記蓋10の蓋板11には、前記小突起
７に対応して、凹部13が設けられ、これらの小突起７及
び凹部13は、共に先端方向にテーパ状になっており、凹
部13は、小突起７に対して「しまり嵌め」或はスナップ
係合になっている。なお、小突起及び凹部は、一以上の
任意の数を選択できる。また、それらを設ける位置も適
宜選択すればよい。
ンジ５には、好ましくは隅角部において、上方に向く小
突起７が形成され、前記蓋10の蓋板11には、前記小突起
７に対応して、凹部13が設けられ、これらの小突起７及
び凹部13は、共に先端方向にテーパ状になっており、凹
部13は、小突起７に対して「しまり嵌め」或はスナップ
係合になっている。なお、小突起及び凹部は、一以上の
任意の数を選択できる。また、それらを設ける位置も適
宜選択すればよい。
蓋10を取り外すには、第４図に示すように、親指Ａの先
端部を蓋10の凹部13の外面に当てがい、他の指Ｂを容器
本体１のスカート部６の下側に入れて支持しながら、前
記凹部13の外面を親指で押圧すると、容器本体１の小突
起７も共に下方に押圧される一方、スカート部12は他の
指Ｂで支持されているので、突起７と一体的に連続する
スカート部６にも下方に向う力が働く。従って第１と第
２のスカート部６と12には逆方向、即ち外れる方向の力
が働くため、簡単に蓋10を取り外すことができる。
端部を蓋10の凹部13の外面に当てがい、他の指Ｂを容器
本体１のスカート部６の下側に入れて支持しながら、前
記凹部13の外面を親指で押圧すると、容器本体１の小突
起７も共に下方に押圧される一方、スカート部12は他の
指Ｂで支持されているので、突起７と一体的に連続する
スカート部６にも下方に向う力が働く。従って第１と第
２のスカート部６と12には逆方向、即ち外れる方向の力
が働くため、簡単に蓋10を取り外すことができる。
この考案によれば、以上のように、第１と第２のスカー
ト部の外嵌合部分とスナップボタン嵌合部分の異なった
タイプの二重嵌合になるので嵌合が確実になり、また開
封時には両嵌合部の二段開封になるのでスムーズでソフ
トな開封が可能となり、蓋の取り外しの際に、余分な力
で容器本体に衝撃を与えず内容物をこぼす恐れがない。
ト部の外嵌合部分とスナップボタン嵌合部分の異なった
タイプの二重嵌合になるので嵌合が確実になり、また開
封時には両嵌合部の二段開封になるのでスムーズでソフ
トな開封が可能となり、蓋の取り外しの際に、余分な力
で容器本体に衝撃を与えず内容物をこぼす恐れがない。
第１図はこの考案の実施例を示す容器の断面図、第２図
は同上の容器本体の平面図、第３図は容器嵌合部の部分
拡大断面図、第４図は容器の蓋を取り外す際の作用を示
す断面図である。 １……容器本体、２……底壁、 ３……周壁、５……フランジ、 ６……第１のスカート部、７……小突起 12……第２のスカート部、13……凹部。
は同上の容器本体の平面図、第３図は容器嵌合部の部分
拡大断面図、第４図は容器の蓋を取り外す際の作用を示
す断面図である。 １……容器本体、２……底壁、 ３……周壁、５……フランジ、 ６……第１のスカート部、７……小突起 12……第２のスカート部、13……凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−78284（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−24714（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−157643（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−21546（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−115919（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−43213（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】外縁から垂下する第１のスカート部を有す
る容器本体に、外縁から垂下する第２のスカート部を有
する蓋を、第１のスカート部が第２のスカート部の内面
側になるように圧接嵌合する容器であって、前記容器本
体と蓋の嵌合部に近接する対向位置に、前記容器本体に
は上方に向かう小突起を設け、蓋にはこれに対応する凹
部を設け、前記突起と凹部をスナップ係合せしめるよう
にした嵌合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986155953U JPH0646815Y2 (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | 嵌合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986155953U JPH0646815Y2 (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | 嵌合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6362310U JPS6362310U (ja) | 1988-04-25 |
| JPH0646815Y2 true JPH0646815Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31077118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986155953U Expired - Lifetime JPH0646815Y2 (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | 嵌合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646815Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1455126A (en) * | 1973-03-09 | 1976-11-10 | Lunch Locker Systems Ltd | Packaging containers |
-
1986
- 1986-10-11 JP JP1986155953U patent/JPH0646815Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6362310U (ja) | 1988-04-25 |
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