JPH0646496Y2 - 圧縮空気源装置 - Google Patents

圧縮空気源装置

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JPH0646496Y2
JPH0646496Y2 JP12562688U JP12562688U JPH0646496Y2 JP H0646496 Y2 JPH0646496 Y2 JP H0646496Y2 JP 12562688 U JP12562688 U JP 12562688U JP 12562688 U JP12562688 U JP 12562688U JP H0646496 Y2 JPH0646496 Y2 JP H0646496Y2
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compressed air
oil separator
pressure
oil
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JP12562688U
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勝実 小島
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株式会社ナブコ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等のエアブレーキ装置等の圧縮空気源装
置に関する。
〔従来の技術〕
この種の圧縮空気源装置は、空気圧縮機から吐出される
圧縮空気中の水分を再生可能な乾燥剤を通過させて除去
する乾燥装置と、乾燥した圧縮空気を貯溜する貯槽と、
オイルセパレータを備えている。この乾燥装置はドレン
弁を有しており、貯槽内の圧力を監視して該圧力が第1
の所定圧力まで上昇するとアンロード信号(空気圧信
号)を送出するガバナ装置の該アンロード信号を導入し
て開弁し、ドレンを排出するとともに再生用貯槽内の乾
燥した圧縮空気を逆流させて乾燥剤の再生を行う。空気
圧縮機が吐出する圧縮空気は上記水分の他に油分を含ん
でいるので、乾燥装置には油分除去可能なフイルタを内
蔵させてあるが、この内蔵フイルタでは油分除去効率を
充分に高めることが難しいので、より、強力に油分の除
去を行う必要がある場合に、上記オイルセパレータを設
けるようにする。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、オイルセパレータ内の油分吸着部材も再生す
る必要があるので、乾燥装置とオイルセパレータの両者
に上記アンロード信号により作動するドレン弁を設ける
ことになるため、設置に要する手間が大変になるという
問題があった。
本考案は上記問題を解消するためになされたもので、従
来に比し、設置の手間を軽減することができる圧縮空気
源装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、個別に作成したオイ
ルセパレータと乾燥装置とを、再生装置を共用させ、一
体化したものである。
〔作用〕
本考案では、乾燥装置の再生装置を収納する基部にオイ
ルセパレータのドレンを投入する入口が設けられ、上記
再生装置の作動時に、乾燥装置とオイルセパレータのド
レンが共に上記再生装置を通して外部に排出される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は乾燥装置、2は再生用空気貯槽を
区画するケーシング、3はオイルセパレータである。こ
のオイルセパレータ3の入口は配管を通して空気圧縮機
100の吐出口に接続される。4は乾燥装置1の容器であ
って、上端が開口する凹部5を有し、この開口6近傍の
周部からボス部7を突出させて入口8を形成してあり、
厚肉の基部(底部)9には、上面にボス部10を形成して
凹部5の底から隆起する中空の隆起部11が形成され、こ
の隆起部11内は、基部9の下面に開口するドレン弁収納
用凹所12の一部となっている。容器4の開口6は蓋部材
13で蓋され、この蓋部材13上にケーシング2が載置・固
定されている。ケーシング2は出口2Aを有する筒状体で
あって、下開口を蓋部材13で閉鎖され、内部に再生用空
気貯槽Aを区画している。この出口2Aは逆止弁101を介
して空気貯槽102に連絡される。上記蓋部材13は逆止弁
体14を収納する出口孔15を有し、この出口孔15の凹部5
側端に形成されて逆止弁体14を受ける内向きフランジ状
部分に絞り孔16が形成されている。
17は乾燥筒であって、複数の入口孔18aが形成された底
壁18の外面にフイルタ装置19を当て、その底壁18外面か
ら突出する突部20をボス部10内に嵌入するとともに、上
端側を蓋部材13の凹部13A内に嵌合して、上記凹部5内
に収納されている。フイルタ装置19は環状の2部材から
なるフイルタ部材21を保持する保持枠22をボス部10上に
載せ、この保持枠22を貫通する突部20で半径方向移動を
規制されて、凹部5内に、その底との間に入口空間を残
して収納されている。乾燥筒17とフイルタ装置19は凹部
5の周面との間に入口通路となる空間23を区画してい
る。乾燥筒17は、底から内向きに突出する座部24を有
し、この座部24上に載置され多孔板25を覆うフイルタ部
材26上に再生可能な乾燥剤27を収納しており、この乾燥
剤27の層は層上面を覆うフイルタ部材28、多孔板29を介
してばね30による下向き押力を受けている。
ドレン弁収納用凹所12内にはドレン弁31のプラグ32が止
め環33で抜止めされて嵌入されており、該プラグ32は弁
ばね34で上向きに付勢されて凹所12の上底との間に制御
室35を区画するピストン36を収納している。ピストン36
の下端には弁部材37がボルトで取着されており、この弁
部材37は、常時は、プラグ32に形成された弁孔38の周部
に着座している。プラグ32には一端がプラグ周面に開口
し他端が弁孔38近傍に開口する半径方向の通孔39を有し
ている。
基部9には、凹所12の他に、下面に開口して該開口が盲
栓40で閉鎖される凹部41が形成されており、この凹部41
は上端で、凹部5の底に開口し、側部で、通路42と43を
通してそれぞれ通孔39と基部9の周面に開口する接続口
44に連通し、内部に、再生を充分に行わせるように開弁
圧を非常に低くした逆止弁45を収納している。この逆止
弁45は、常時は、弁ばね46で凹部5の底側に付勢されて
上記凹部5の底の開口47の周部に着座している。また、
基部9には一端が周面に開口し他端が凹所12内に開口す
るコンドロールポート48が形成されている。
オイルセパレータ3の基台50は周面に開口する入口孔51
が形成された入口部52と周面に開口する出口孔53が形成
された出口部54、下面(台面)55に開口し、側部に上記
出口孔53の一端が開口する凹所56を有している。基台50
の台面55には出口孔57Aを有する大径の筒状のケーシン
グ57が固定されており、このケーシング57内には該ケー
シング57との間に空間58を区画する本体59が設けられて
いる。この本体59は多孔の底を有し上蓋部材60で蓋され
た筒状体であって、この上蓋部材60で凹部56の開口を閉
鎖して基台50の台面55に取着されており、内部には、メ
ッシユ部材、フエルト部材の積層体あるいはクラッシユ
ドアルミニウムのような網目状部材の上下面を多孔板60
a,60bでサンドウイッチした油分吸着部61を収納してい
る。上蓋部材60には出口孔62を有し、出口孔62には逆止
弁64が設けられている。
オイルセパレータ3は出口孔53を乾燥装置の入口8に連
結され、ケーシング57の出口57Aは管路65により基台9
の接続口44に連絡されている。
103はガバナ装置であって、空気貯槽102内の圧力を監視
し、該圧力が第1の所定圧力に達すると、空気圧縮機10
0のアンロードにするための空気圧信号(アンロード信
号)を送出し、第2の所定圧力まで低下すると、空気圧
縮機100をロードさせるための空気圧信号を送出する。
このアンロード信号は乾燥装置1のコントロールポート
48に導入される。
この構成において、空気圧縮機100が吐出した圧縮空気
はオイルセパレータ3の入口孔51から空間58内に導入さ
れ、本体59の底から該本体59内に入り、油分吸着部61を
上昇し、この上昇中に、油分を除去され、逆止弁64を押
し開いて、出口孔62から出口孔53へ向い、乾燥装置1の
入口8を通って入口通路23内に入る。入口通路23内に入
った圧縮空気は該入口通路23を流下し、フイルタ装置19
の底から該フイルタ装置19を通って容器4内に進入す
る。容器4内に入った圧縮空気は乾燥剤17の層を上昇
し、この上昇中に水分を除去されて出口孔15に達し、こ
の出口孔15から貯槽A内に入る。圧縮空気はこの貯槽A
を充満した後、出口2Aから流出し、逆止弁101を通って
空気貯槽102内に入る。
空気貯槽102内の圧力が前記第1の所定圧力に達する
と、ガバナ装置103がアンロード信号を発生するので、
ドレン弁31が開弁し、即ち、ピストン36が下降し、弁部
材37が弁座から離座して弁孔38が開き、基部9の凹部41
内が大気に連通する。この結果、差圧によって、逆止弁
45が開口47の周部から離座し、ケーシング57の内部と乾
燥装置1の内部とが大気に連通することになり、オイル
セパレータ3のドレンと乾燥装置1のドレンとが、弁孔
38を通って外部に排出され、オイルセパレータ3では、
油分吸着部61に付着しているオイルが本体59内の圧縮空
気によってケーシング57の出口57A側に吹き飛ばして吸
着部61の再生を行うとともに、ドレンの初期放出が完了
した後、貯槽A内の乾燥圧縮空気が絞り孔16を通して容
器4内に入り、乾燥剤27を再生しつつ流下し、開口47、
弁孔38を通って大気中に流出する。
このように、本実施例では、乾燥装置1が有するドレン
弁31をオイルセパレータ3に共用させ、乾燥装置1の入
口8を形成したボス部7とオイルセパレータ3の出口部
54とを直接に接続して一体化するので、両者は別々に作
られるが、一体物として取り扱うことができる。
なお、オイルセパレータの油分吸着部は、クラッシュド
アルミニウムのような網目状部材、メッシユ部材、フエ
ルト部材の積層体などの他に、多孔板の積層体、迷路状
の通路を形成した構造体などでもよく、また、油分の脱
着を確実にするため、油分吸着部と逆止弁64との間に比
較的大きな空所を形成し、空気溜めにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、乾燥装置の再生装置を収納
する基部に、オイルセパレータのドレンを導入する入口
を設け、上記再生装置の作動時に、乾燥装置とオイルセ
パレータのドレンが上記再生装置を通して外部に排出さ
れる構成としたことにより、オイルセパレータにはドン
レ弁を設けなくても、配管で上記入口に接続するだけで
よいので、両者を一体物として取り扱うことができるた
め、乾燥装置の前段にオイルセパレータを設ける場合の
設置の手間を従来に比して軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。 1……乾燥装置、2……ケーシング、3……オイルセパ
レータ、27……乾燥剤、31……ドレン弁、45……逆止
弁。100……空気圧縮機、102……空気貯槽、103……ガ
バナ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気圧縮機の下流に配置され圧縮空気中の
    油分を除去するオイルセパレータと、該オイルセパレー
    タの下流に配置され再生可能な乾燥剤を収容し圧縮空気
    中の水分を除去する乾燥装置と、該乾燥装置の下流に設
    けられ圧縮空気を貯える貯槽と、該貯槽内の圧力が第1
    の所定圧力に達すると空気圧縮機をアンロードとし第1
    の所定圧力より低い第2の所定圧力に低下するとロード
    するガバナ装置と、前記アンロード時前記オイルセパレ
    ータ及び乾燥装置の上流側を外気に連絡する再生装置と
    を備えた圧縮空気源装置において、前記オイルセパレー
    タと乾燥装置とを個別に作成して一体化し、再生装置を
    共用した圧縮空気源装置。
JP12562688U 1988-09-28 1988-09-28 圧縮空気源装置 Expired - Lifetime JPH0646496Y2 (ja)

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