JPH0545381Y2 - - Google Patents

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JPH0545381Y2
JPH0545381Y2 JP1988126474U JP12647488U JPH0545381Y2 JP H0545381 Y2 JPH0545381 Y2 JP H0545381Y2 JP 1988126474 U JP1988126474 U JP 1988126474U JP 12647488 U JP12647488 U JP 12647488U JP H0545381 Y2 JPH0545381 Y2 JP H0545381Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばエアブレーキ装置等の圧縮空
気回路に使用される圧縮空気圧力源装置に関す
る。
〔従来技術〕
従来、この種のものとして、例えば特開昭60−
104786号公報に示されるように、空気圧縮装置
と、該空気圧縮装置の吐出圧縮空気の水分を再生
可能な吸着剤により除去する乾燥装置と、該乾燥
装置からの乾燥圧縮空気を貯える空気貯槽と、外
部からの指令に応じて前記吸着剤の前記空気圧縮
装置側を外気に連絡する再生弁とを備えたものが
知られている。こうしたものにおいては、空気圧
縮装置から乾燥装置に流入した圧縮空気中の水分
を吸着剤に吸着させて、圧縮空気の乾燥を行い、
外部からの指令が再生弁に与えられたとき、空気
貯槽側から乾燥圧縮空気を吸着剤に対して逆流さ
せ、吸着剤に吸着されていた水分を再生弁を介し
て圧縮空気とともに外気に放出して、吸着剤の除
湿能力を回復させる、つまり、吸着剤の再生を行
うようになつている。
ところが、空気圧縮装置から吐出された圧縮空
気には水分のみならず油分が含まれているため、
そうした油分が乾燥装置に流入して吸着剤に付着
するということが起こり、前述した吸着剤の再生
を行つても、油分により汚染された吸着剤はその
除湿能力が充分に回復されず、乾燥能力が低下し
てしまうという問題が生ずる。
〔本考案が解決しようとする課題〕
このため、乾燥装置において吸着剤の上流側に
オイルフイルタを配設することが行われるが、こ
うしたものでは、使用期間が長くなるとフイルタ
の油分除去能力が低下して、油分による吸着剤の
汚染を確実に防止できない。また、充分な油分除
去能力が得られるようにフイルタの手入れ、交換
等の作業を頻繁に要するのでは、圧力源装置の保
守が煩雑となり好ましくない。
本考案は、上記問題に鑑みて成されたものであ
つて、吸着剤の空気圧縮装置側で圧縮空気から油
分を除去するにあたり、保守の手間を省いて長期
にわたり所望の油分除去能力が持続されるように
することを課題とする。
〔本考案の手段〕
本考案は、上記課題を解決するために、前記空
気圧縮装置から前記乾燥装置に至る経路でしかも
前記再生弁よりも前記空気圧縮装置側に位置させ
て、前記乾燥装置側から前記空気圧縮装置側に向
かう流体移動を阻止する逆止弁を設け、該逆止弁
と前記空気圧縮装置との間に、前記空気圧縮装置
の吐出圧縮空気が接触しつつ通過することにより
その空気中に含まれる油分を除去する再生可能な
トラツプ部材を有したトラツプ装置を配置して、
さらに、前記トラツプ装置の前記空気圧縮装置側
には、前記再生弁に対して与えられる指令と同じ
指令に応じて前記トラツプ部材の前記空気圧縮装
置側を外気に連絡するドレン弁を設けたものであ
る。
〔手段の作用〕
再生弁に指令が与えられて乾燥装置における吸
着剤の再生が行われる都度、これと連動してドレ
ン弁が開き、逆止弁とトラツプ部材との間に溜ま
つている油分を除去された圧縮空気が確実にトラ
ツプ部材を逆流し、ドレン弁を介して外気に放出
されることにより、トラツプ部材に付着していた
油分がドレン弁から排出され、自動的にトラツプ
装置における油分除去能力が回復される。
〔実施例〕
以下、図示した本考案の一実施例について説明
する。
第1図に概略を示す圧縮空気圧力源装置は、空
気圧縮装置50、この吐出圧縮空気中の水分を除
去する再生可能な吸着剤(例えば合成ゼオライト
粒体)を内部に収容した乾燥装置52、乾燥され
た圧縮空気の一部を貯えるパージ貯槽53、これ
と逆止弁54Bを介して接続され乾燥圧縮空気を
貯える空気貯槽55を備えており、空気圧縮装置
50の吐出口と乾燥装置52の入口とが、吐出圧
縮空気中の油分を除去するためのトラツプ装置5
1、及び、乾燥装置52側からトラツプ装置51
に向う流れを阻止する逆止弁54Aを介して接続
されている。乾燥装置52の下部には吸着剤の入
口側を外気に連絡可能な再生弁52Aが一体的に
設けられており、また、トラツプ装置51にはそ
の入口側を外気に連絡可能なドレン弁30が設け
られている。56は、空気貯槽55内の圧力が所
定の上限圧力に達しその後低下して所定の下限圧
力となるまで、空気圧縮装置50に制御圧力信号
の供給によりアンロード指令を与えるカバナ装置
であつて、空気圧縮装置50のアンローダに接続
されるとともに、前述した再生弁52A及びドレ
ン弁30に対して制御圧力信号の供給により開弁
指令を与えるべく接続されている。
トラツプ装置51及びドレン弁30の実施例に
ついて、第2図を参照して説明すると、1は上端
が開口した筒状の容器であつて、蓋部材2で蓋さ
れており、側壁の上部には圧縮空気の入口3が形
成され、底壁4には、その中央部から内面側に隆
起する隆起部5が形成され該隆起部5の上面には
ボス部6が突出形成されている。蓋部材2は内面
が凹状であつて、中央部に出口7が形成され、シ
ールリング8とシール装置9を介在して容器1の
上記開口に嵌合し、ボルト・ナツト10で該容器
1に固定されている。11は、再生可能なトラツ
プ部材としての第1トラツプ部17及び第2トラ
ツプ部18を収納する収納筒であつて、底外面か
ら突出する突部12をボス部6内にスペーサ14
を介在して嵌合し、上端部を蓋部材2の凹所2A
に嵌合して容器1内に配設されており、容器1の
側内面と底内面との間に流体通路15を画成して
いる。この収納筒11の底は複数の孔11aを有
し、底内面には座となる複数の突部16が形成さ
れており、この複数の突部16上に、第1のトラ
ツプ部17が載置され、このトラツプ部17上の
空間に第2のトラツプ部18を構成する粒状固形
物19が充填され、この粒状固形物充填層には多
孔押圧板20を介してばね21による押力が加わ
つている。多孔押圧板20は収納筒11の開口部
に嵌合され、該多孔押圧板20と蓋部材2との間
に上記ばね21が張設されている。第1のトラツ
プ部17は、多数の流通孔22aを有する板部材
22の複数枚を、枠材23を用いて、段々に組付
けた組体であつて、各板部材22の周縁は収納筒
11の内面に周接している。第2のトラツプ部1
8の粒状固形物19としてはセラミツクボール等
の単なる粒体が利用される。
ドレン弁30について説明すると、容器1の底
壁4には、下面に開口し隆起部5内まで延びる孔
13が形成され、該孔内にはプラグ24が嵌入さ
れている。このプラグ24は 下端に向かつて開
口する凹部25、該凹部25の中央部に形成され
た弁孔26、弁孔26に一端が臨む半径方向の通
路27を有し、孔13の上部側で該孔13との間
に通路28を画成している。29は排出弁30の
弁ピストンであつて、プラグ24に摺動自在に挿
入されており、下端には、弁孔26の周部を座と
する弁部材31がボルト32で取着され、常時
は、弁ばね33により上向きに付勢され、孔13
の上底との間に制御室34を画成している。底壁
4には、更に、縦孔35とコントロールポート3
6とが形成されており、縦孔35は上端が底面に
開口し他端が通路27に連通し、コントロールポ
ート36の一端はガバナ装置56との接続のため
に容器1の底側部に開口し他端は通路28に開口
する。37は排出筒であつて、フランジ部37A
をプラグ24の下端面に当接し止め輪38で抜け
止めされている。
以下、上述した装置の作動について説明する。
今、空気貯槽55内の圧力が所定の上限圧力に
達していないとすると、空気圧縮装置50が吐出
する圧縮空気はトラツプ装置51の入口3に供給
され、入口3から流体通路15を流下して、収納
筒11の底の孔11aから収納筒11に流入し、
第1のトラツプ部17内を、板部材22の流通孔
22aを通過しつつ上昇して第2のトラツプ部1
8内に侵入する。圧縮空気は第1のトラツプ部1
7を上昇中に下段から上段まで各板部材22に衝
突するので、油分及び水分の一部が除去され、除
去された油分や水分は収納筒11の底に落下して
孔11aから容器1の底に流出する。第1のトラ
ツプ部17を通過した圧縮空気は第2のトラツプ
部18内を上昇したのち出口7から流出するが、
このトラツプ部18は粒状固形物19で構成され
ているので、第1トラツプ部17で除去されずに
残留していた油分は該固形物19の表面に付着し
て除去される。この結果、入口3から容器1内に
流入した圧縮空気は、流入時に含んでいた油分と
水分を大幅に除去され、出口7を介して乾燥装置
52に送られる。そして乾燥装置52の吸着剤を
通過することによつて充分に乾燥され、この乾燥
圧縮空気がその一部をパージ貯槽53に貯えられ
た後空気貯槽55に供給されて貯えられる。
空気貯槽55内の圧力が上昇して前記所定の上
限圧力に達しガバナ装置56がアンロード指令を
発生すると、弁ピストン29が弁ばね33のばね
力に抗して下降し、弁部材31が離座し、ドレン
弁30が開弁する。ドレン弁30が開弁すると、
外気との圧力差により逆止弁54Aと第2トラツ
プ部18との間に溜まつている圧縮空気が外気に
向けて第2トラツプ部18、第1トラツプ部17
を逆流し、この圧縮空気とともに、第2トラツプ
部18の粒状固形物19表面に付着した油分及び
容器1の底に溜つていた油分、水分等のドレンが
排気筒37から外気に放出される。また、アンロ
ード指令に応じて再生弁52Aが開弁するので、
パージ貯槽53に貯えられていた圧縮空気が乾燥
装置52の吸着剤を逆流して、吸着剤に吸着され
ていた水分が圧縮空気により奪取されて外気に放
出される。
空気貯槽55内の圧力が低下して所定の下限圧
力になると、ガバナ装置56はアンンロード指令
を発生しなくなり、これに応じてドレン弁30及
び再生弁52Aは閉弁する。従つて、前述したと
同様に、再び空気圧縮装置50からの吐出圧縮空
気がトラツプ装置51において油分を除去された
後、乾燥装置52において乾燥され空気貯槽55
に供給されるようになり、以後、ガバナ装置56
の動作に応じて、圧縮空気の油分除去及び乾燥を
行う工程とトラツプ装置51及び乾燥装置52に
対する再生を行う工程とが繰返される。
この実施例においては、トラツプ装置51はト
ラツプ部17での衝突作用と、トラツプ部18で
の吸着作用との2段階の除去作用を呈するので、
圧縮空気中の油分等を充分に除去することができ
る。しかも、トラツプ部18を構成する粒状固形
物19はセラミツクポールの如き単なる粒体であ
ることによりドレン弁30を開弁して内部の圧縮
空気をドレンとともに排出させることによつて簡
単に再生することができる。
また、ドレン弁30及び再生弁52Aをアンロ
ード指令に応じて開弁させるようにしているの
で、乾燥装置52における吸着剤の再生が行われ
る都度、自動的にトラツプ装置51の再生、つま
りは油分除去能力の回復がなされ、これによつ
て、面倒な保守作業等を要することなく長期にわ
たり油分除去能力を充分なものに持続させること
ができる。従つて、これらが相俟つて、乾燥装置
52における吸着剤の油分による汚染が長期間確
実に防止される。
以上、図示した実施例について説明したが、本
考案はこれに限定されることはなく、例えば、ト
ラツプ装置の再生可能なトラツプ部材として、金
属製線材が絡み合い線材間に細かな空気通路が形
成されるようにしたものを用いてもよく、トラツ
プ装置とその下流の逆止弁との間に、トラツプ装
置用のパージ貯槽を設けてもよい。また、再生弁
に対する指令をタイマー制御される切換装置によ
る指令等とした圧力源装置にも適用可能である。
〔本考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、保守の手間を省いて容易に油分除去能力が長
期にわたつて充分なものに持続されるようにする
ことができ、もつて、乾燥装置における吸着剤の
油分による汚染を長期間確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す概略図、第
2図は、トラツプ装置及びドレン弁の一実施例を
示す断面図である。 30……ドレン弁、50……空気圧縮装置、5
1……トラツプ装置、52……乾燥装置、52A
……再生弁、54A……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧縮装置と、該空気圧縮装置の吐出圧縮空
    気に含まれる水分を再生可能な吸着剤により除去
    する乾燥装置と、該乾燥装置から送出された乾燥
    圧縮空気を貯える空気貯槽と、外部からの指令に
    応じて前記吸着剤の前記空気圧縮装置側を外気に
    連絡する再生弁とを備えた圧縮空気圧力源装置に
    おいて、前記空気圧縮装置から前記乾燥装置に至
    る経路でしかも前記再生弁よりも前記空気圧縮装
    置側に位置させて、前記乾燥装置側から前記空気
    圧縮装置側に向かう流体移動を阻止する逆止弁を
    設け、該逆止弁と前記空気圧縮装置との間に、前
    記空気圧縮装置の吐出圧縮空気が接触しつつ通過
    することによりその空気中に含まれる油分を除去
    する再生可能なトラツプ部材を有したトラツプ装
    置を配置して、さらに、前記トラツプ装置の前記
    空気圧縮装置側には、前記再生弁に対して与えら
    れる指令と同じ指令に応じて前記トラツプ部材の
    前記空気圧縮装置側を外気に連絡するドレン弁を
    設けた圧縮空気圧力源装置。
JP1988126474U 1988-09-28 1988-09-28 Expired - Lifetime JPH0545381Y2 (ja)

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JPH0165635U JPH0165635U (ja) 1989-04-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338920U (ja) * 1976-09-08 1978-04-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338920U (ja) * 1976-09-08 1978-04-05

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JPH0165635U (ja) 1989-04-26

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