JPH0646399Y2 - 自動車シート - Google Patents
自動車シートInfo
- Publication number
- JPH0646399Y2 JPH0646399Y2 JP1989001445U JP144589U JPH0646399Y2 JP H0646399 Y2 JPH0646399 Y2 JP H0646399Y2 JP 1989001445 U JP1989001445 U JP 1989001445U JP 144589 U JP144589 U JP 144589U JP H0646399 Y2 JPH0646399 Y2 JP H0646399Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- strip
- wire
- terminal
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動車シートに関する。
背景技術 従来、自動車シートでは、表皮の端末がホグ・リングで
シート・フレームやワイヤに止められるので、その表皮
は、そのホグ・リングで止められる部分のみが強く引っ
張られ、その結果、外観が一定されない難点があった。
また、取付け作業にも難点があった。
シート・フレームやワイヤに止められるので、その表皮
は、そのホグ・リングで止められる部分のみが強く引っ
張られ、その結果、外観が一定されない難点があった。
また、取付け作業にも難点があった。
また、実開昭62−197998号、実開昭63−67000号、およ
び実開昭63−103461号公報には、表皮の端末をシート・
フレームに止める技術が開示されたが、それらは何れも
表皮端末に結合された細帯片を止めるにはために横断面
Ｕ字はめ込みあるいは切起しフックがそのシート・フレ
ームに必要になって表皮の端末の止め構造が複雑にな
る。
び実開昭63−103461号公報には、表皮の端末をシート・
フレームに止める技術が開示されたが、それらは何れも
表皮端末に結合された細帯片を止めるにはために横断面
Ｕ字はめ込みあるいは切起しフックがそのシート・フレ
ームに必要になって表皮の端末の止め構造が複雑にな
る。
そして、それは差込み隙が狭く、表皮端末と一緒にその
細帯片をその隙間に差し込むのが困難になって組立作業
が厄介であった。
細帯片をその隙間に差し込むのが困難になって組立作業
が厄介であった。
考案の目的・課題 この考案の目的・課題は、表皮端末を止める構造を簡略
にさせ、その表皮端末を止める作業を簡単にさせてその
表皮端末を一様に引っ張って止め、そして、表皮の外観
仕上りを向上させて外観品質を向上するところの自動車
シートの提供にある。
にさせ、その表皮端末を止める作業を簡単にさせてその
表皮端末を一様に引っ張って止め、そして、表皮の外観
仕上りを向上させて外観品質を向上するところの自動車
シートの提供にある。
具体例の説明 以下、図面に示された具体例に基づいて、この考案の自
動車シートを説明するに、第１ないし３図は、乗用車の
リア・シートに具体化されたこの考案の自動車シートの
具体例10を示し、このリア・シート10では、細帯片18が
その幅方向のほぼ中間において表皮端末17に縫い付けら
れる表皮16と、パイプ製シート・クッション・フレーム
11に隣接されて配置されるワイヤ14とが備えられ、そし
て、その表皮16がそのパイプ製シート・クッション・フ
レーム11の外側を通ってそのワイヤ14に巻き付けられな
がらその表皮端末17とその細帯片18とを一緒にそのパイ
プ製シート・クッション・フレーム11とそのワイヤ14と
の間の隙間に上方から差し込まれて通され、そして、そ
の細帯片18をそのパイプ製シート・クッション・フレー
ム11およびワイヤ14に引っ掛けて止められる。
動車シートを説明するに、第１ないし３図は、乗用車の
リア・シートに具体化されたこの考案の自動車シートの
具体例10を示し、このリア・シート10では、細帯片18が
その幅方向のほぼ中間において表皮端末17に縫い付けら
れる表皮16と、パイプ製シート・クッション・フレーム
11に隣接されて配置されるワイヤ14とが備えられ、そし
て、その表皮16がそのパイプ製シート・クッション・フ
レーム11の外側を通ってそのワイヤ14に巻き付けられな
がらその表皮端末17とその細帯片18とを一緒にそのパイ
プ製シート・クッション・フレーム11とそのワイヤ14と
の間の隙間に上方から差し込まれて通され、そして、そ
の細帯片18をそのパイプ製シート・クッション・フレー
ム11およびワイヤ14に引っ掛けて止められる。
また、このリア・シート10において、12はシート・スプ
リング、13はシート・クッション・パッド、そして、15
はフックである。
リング、13はシート・クッション・パッド、そして、15
はフックである。
そのように構成されるので、その表皮16を引っ張りなが
ら、その細帯片18をその表皮端末17と一緒にそのパイプ
製シート・クッション・フレーム11とそのワイヤ14との
間のその隙間に差し込み、そして、その細帯片18にその
ワイヤ14を交わさせるまで、その細帯片18を押し込む。
ら、その細帯片18をその表皮端末17と一緒にそのパイプ
製シート・クッション・フレーム11とそのワイヤ14との
間のその隙間に差し込み、そして、その細帯片18にその
ワイヤ14を交わさせるまで、その細帯片18を押し込む。
特に、その際、その隙間は開放部分が広く、加えて、そ
のパイプ製シート・クッション・フレーム11のアール表
面が差込み案内に利用可能になってその細帯片18はその
表皮端末17と一緒にその隙間に簡単に差し込まれる。
のパイプ製シート・クッション・フレーム11のアール表
面が差込み案内に利用可能になってその細帯片18はその
表皮端末17と一緒にその隙間に簡単に差し込まれる。
その細帯片18がそのワイヤ14を交わすと、その表皮16は
そのシート・クッション・パッド13によって引き戻さ
れ、それに伴って、その細帯片18は、第３図に示される
ように、そのワイヤ14に引っ掛けられ、そのようにし
て、その表皮端末17は、そのパイプ製シート・クッショ
ン・フレーム11に一様に止められる。その結果、その細
帯片18を止めるためにそのパイプ製シート・クッション
・フレーム11に必要になるはめ込み溝、Ｕ字フック、お
よび切起しフックなどが省かれてその表皮端末17の止め
構造が簡略化される。
そのシート・クッション・パッド13によって引き戻さ
れ、それに伴って、その細帯片18は、第３図に示される
ように、そのワイヤ14に引っ掛けられ、そのようにし
て、その表皮端末17は、そのパイプ製シート・クッショ
ン・フレーム11に一様に止められる。その結果、その細
帯片18を止めるためにそのパイプ製シート・クッション
・フレーム11に必要になるはめ込み溝、Ｕ字フック、お
よび切起しフックなどが省かれてその表皮端末17の止め
構造が簡略化される。
先に図面を参照して説明されたところのこの考案の特定
された具体例から明らかであるように、この考案の属す
る技術分野における通常の知識を有する者にとって、こ
の考案の内容は、その考案の性質（nature）および本質
（substance）に由来し、そして、それらを内在させる
と観客的に認められるその他の態様に具体化される。勿
論、この考案の内容は、その考案の課題に相応してその
考案の成立に必須である。
された具体例から明らかであるように、この考案の属す
る技術分野における通常の知識を有する者にとって、こ
の考案の内容は、その考案の性質（nature）および本質
（substance）に由来し、そして、それらを内在させる
と観客的に認められるその他の態様に具体化される。勿
論、この考案の内容は、その考案の課題に相応してその
考案の成立に必須である。
考案の利便・利益 上述から理解されるように、この考案の自動車シート
は、細帯片が、その幅方向のほぼ中間において表皮端末
に縫い付けられる表皮と、パイプ・シート・フレームに
隣接されて配置されるワイヤとを備え、そして、その表
皮がそのパイプ・シート・フレームの外側を通ってその
ワイヤに巻き付けられながらその表皮端末とその細帯片
とを一緒にそのパイプ・シート・フレームとそのワイヤ
との間の隙間に上方から差し込まれて通され、そして、
その細帯片をそのパイプ・シート・フレーム及びワイヤ
に引っ掛けて止められるので、その細帯片を止めるため
にそのパイプ・シート・フレームに必要になるところの
はめ込み溝、Ｕ字フック、および切起しフックなどが省
かれてその表皮の端末を止める構造が簡略化され、ま
た、その隙間は開放部分が広く、加えて、そのパイプ・
シート・フレームのアール表面が差込み案内に利用可能
になってその細帯片がその表皮端末と一緒にその隙間に
簡単に差し込まれて、その表皮の取付け作業が極めて簡
単になり、それに伴って組立作業性が向上され、そし
て、その表皮端末が一様に引っ張られてそのパイプ・シ
ート・フレームおよびワイヤに止められ、その表皮の外
観仕上りが向上され、そして、外観品質が向上され、そ
の結果、自動車シートとして非常に有用で実用的にな
る。
は、細帯片が、その幅方向のほぼ中間において表皮端末
に縫い付けられる表皮と、パイプ・シート・フレームに
隣接されて配置されるワイヤとを備え、そして、その表
皮がそのパイプ・シート・フレームの外側を通ってその
ワイヤに巻き付けられながらその表皮端末とその細帯片
とを一緒にそのパイプ・シート・フレームとそのワイヤ
との間の隙間に上方から差し込まれて通され、そして、
その細帯片をそのパイプ・シート・フレーム及びワイヤ
に引っ掛けて止められるので、その細帯片を止めるため
にそのパイプ・シート・フレームに必要になるところの
はめ込み溝、Ｕ字フック、および切起しフックなどが省
かれてその表皮の端末を止める構造が簡略化され、ま
た、その隙間は開放部分が広く、加えて、そのパイプ・
シート・フレームのアール表面が差込み案内に利用可能
になってその細帯片がその表皮端末と一緒にその隙間に
簡単に差し込まれて、その表皮の取付け作業が極めて簡
単になり、それに伴って組立作業性が向上され、そし
て、その表皮端末が一様に引っ張られてそのパイプ・シ
ート・フレームおよびワイヤに止められ、その表皮の外
観仕上りが向上され、そして、外観品質が向上され、そ
の結果、自動車シートとして非常に有用で実用的にな
る。
第１図は、この考案の自動車シートの具体例を示した部
分断面図、および第２および３図は、第１図に示された
自動車シートの表皮の取付け説明図である。 16…表皮、17…表皮端末、18…細帯片。
分断面図、および第２および３図は、第１図に示された
自動車シートの表皮の取付け説明図である。 16…表皮、17…表皮端末、18…細帯片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願昭61−86027号（実開昭62−197998 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ) 実願昭61−160872号（実開昭63−67000 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ) 実願昭61−200391号（実開昭63−103461 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】細帯片がその幅方向のほぼ中間において表
皮端末に縫い付けられる表皮と、パイプ・シート・フレ
ームに隣接されて配置されるワイヤとを備え、そして、
その表皮がそのパイプ・シート・フレームの外側を通っ
てそのワイヤに巻き付けられながらその表皮端末とその
細帯片とを一緒にそのパイプ・シート・フレームとその
ワイヤとの間の隙間に上方から差し込まれて通され、そ
して、その細帯片をそのパイプ・シート・フレームおよ
びワイヤに引っ掛けて止められるところの自動車シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989001445U JPH0646399Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 自動車シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989001445U JPH0646399Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 自動車シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292799U JPH0292799U (ja) | 1990-07-24 |
| JPH0646399Y2 true JPH0646399Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31201337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989001445U Expired - Lifetime JPH0646399Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 自動車シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646399Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0418463Y2 (ja) * | 1986-06-05 | 1992-04-24 | ||
| JPS6367000U (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-06 | ||
| JPH0440549Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1992-09-22 |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP1989001445U patent/JPH0646399Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0292799U (ja) | 1990-07-24 |
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