JPH0553563U - シート・フレームに使用されるスプリング・リテイナ - Google Patents
シート・フレームに使用されるスプリング・リテイナInfo
- Publication number
- JPH0553563U JPH0553563U JP11302991U JP11302991U JPH0553563U JP H0553563 U JPH0553563 U JP H0553563U JP 11302991 U JP11302991 U JP 11302991U JP 11302991 U JP11302991 U JP 11302991U JP H0553563 U JPH0553563 U JP H0553563U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- raised
- cut
- seat
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フックのかしめ位置のばらつきを回避し、自
動かしめも可能にしてシート・スプリングのスプリング
面出しを可能にし、そしてそのフックの剛性を向上す
る。 【構成】 切起しフック12が、リテイニング・プレー
ト11の上面に切り起され、シート・スプリング21の
端末を締め付けて止可能にし、そして、かしめ位置設定
ビード13が、そのリテイニング・プレート11からそ
の切起しフック12に連続的に伸びてそのリテイニング
・プレート11および切起しフック12に成形されると
ころである。
動かしめも可能にしてシート・スプリングのスプリング
面出しを可能にし、そしてそのフックの剛性を向上す
る。 【構成】 切起しフック12が、リテイニング・プレー
ト11の上面に切り起され、シート・スプリング21の
端末を締め付けて止可能にし、そして、かしめ位置設定
ビード13が、そのリテイニング・プレート11からそ
の切起しフック12に連続的に伸びてそのリテイニング
・プレート11および切起しフック12に成形されると
ころである。
Description
【0001】
この考案は、乗り物シートのシート・フレームに使用されるスプリング・リテ イナに関する。
【0002】
自動車シートでは、シート・スプリングが切起しフック付きスプリング・リテ イナでシート・フレームに張られるのが一般で、その場合、そのシート・スプリ ングの端末がその切起しフックに引っ掛けられてその切起しフックをかしめるこ とによって止められるので、そのかしめ位置にばらつきを生じ、自動かしめが困 難になり、そのような結果として、張られたシート・スプリングのスプリング面 が出なくなる不具合があった。
【0003】
この考案の課題は、フックのかしめ位置ばらつきを回避し、自動かしめを可能 にしてシート・スプリングのスプリング面出しを可能にし、加えて、そのフック の剛性を向上するところのシート・フレームに使用されるスプリング・リテイナ の提供にある。
【0004】
この考案は、所定の位置において、シート・フレームに固定的に取り付けられ るリテイニング・プレートと、そのリテイニング・プレートの上面に切り起され 、そして、シート・スプリングの端末を締め付けて止め可能にする切起しフック と、そのリテイニング・プレートからその切起しフックに連続的に伸びてそのリ テイニング・プレートおよび切起しフックに成形されるかしめ位置設定ビードと を含み、そのビードによって、その切起しフックを所定の位置でかしめるところ である。
【0005】
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この考案のシート・フレーム に使用されるスプリング・リテイナを説明するに、図1ないし図3は、乗用車シ ートのシート・バック・フレーム20に適用されたこの考案のシート・フレーム に使用されるスプリング・リテイナの具体例10を示し、このスプリング・リテ イナ10では、リテイニング・プレート11が所定の位置において、シート・バ ック・フレーム20に溶接され、また、切起しフック12がそのリテイニング・ プレート11の上面に切り起され、そして、シート・スプリングの端末を締め付 けて止め可能にし、さらに、かしめ位置設定ビード13がそのリテイニング・プ レート11からその切起しフック12に連続的に伸びてそのリテイニング・プレ ート11および切起しフック12に成形された。
【0006】 勿論、そのスプリング・リテイナ10は、鋼板から所定の寸法の板片に切断さ れ、そしてさらに、プレス加工されたもので、そのプレス加工の際には、また、 所定の位置において、そのリテイニング・プレート11に一対の補強ビード14 ,14が成形された。
【0007】 したがって、そのシート・スプリング21は、図2および図3に示されたよう に、端末をその切起しフック12に引っ掛け、その切起しフック12を自動かし めすることによってそのシート・フレーム20に止められてそのシート・フレー ム20に張られた。この場合、その切起しフック12は、そのビード13によっ てかしめ位置が決められ、その結果、そのシート・スプリング21が張られた状 態であるところのスプリング面22が正確に出され、また、そのビード13によ ってその切起しフック12の剛性が上った。
【0008】 先のように、図面を参照して説明されたこの考案の具体例から明らかであるよ うに、この考案の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、こ の考案の内容は、その考案の課題を成し遂げるためにその考案の成立に必須であ ってその考案の性質であるところのその考案の技術的本質に由来し、そして、そ れを内在させると客観的に認められる態様に容易に具体化される。
【0009】
上述から理解されるように、この考案のシート・フレームに使用されるスプリ ング・リテイナは、所定の位置において、シート・フレームに固定的に取り付け られるリテイニング・プレートと、そのリテイニング・プレートの上面に切り起 され、そして、シート・スプリングの端末を締め付けて止め可能にする切起しフ ックと、そのリテイニング・プレートからその切起しフックに連続的に伸びてそ のリテイニング・プレートおよび切起しフックに成形されるかしめ位置設定ビー ドとを含むので、そのビードによって、その切起しフックのかしめ位置が決めら れ、その切起しフックのかしめのばらつきが避けられ、自動かしめも可能になっ て張られたシート・スプリングのスプリング面が正確に出され、加えて、そのビ ードによって、その切起しフックの剛性が向上され、乗り物シートにとって非常 に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車シートのシート・バック・フレームに適
用されたこの考案のシート・フレームに使用されるスプ
リング・リテイナの具体例を示した斜視図である。
用されたこの考案のシート・フレームに使用されるスプ
リング・リテイナの具体例を示した斜視図である。
【図2】図1に示されたスプリング・リテイナを使用し
た乗用車シートのシート・バック・フレームを示した部
分斜視図である。
た乗用車シートのシート・バック・フレームを示した部
分斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿って示した断面図である。
11 リテイニング・プレート 12 切起しフック 13 かしめ位置設定ビード
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の位置において、シート・フレーム
に固定的に取り付けられるリテイニング・プレートと、
そのリテイニング・プレートの上面に切り起され、そし
て、シート・スプリングの端末を締め付けて止め可能に
する切起しフックと、そのリテイニング・プレートから
その切起しフックに連続的に伸びてそのリテイニング・
プレートおよび切起しフックに成形されるかしめ位置設
定ビードとを含むシート・フレームに使用されるスプリ
ング・リテイナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302991U JPH0553563U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | シート・フレームに使用されるスプリング・リテイナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11302991U JPH0553563U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | シート・フレームに使用されるスプリング・リテイナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553563U true JPH0553563U (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14601669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11302991U Pending JPH0553563U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | シート・フレームに使用されるスプリング・リテイナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553563U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011502861A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | ルノー・エス・アー・エス | 防音パネルを位置決めするための手段を有する剛構造体および対応する防音パネル |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11302991U patent/JPH0553563U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011502861A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | ルノー・エス・アー・エス | 防音パネルを位置決めするための手段を有する剛構造体および対応する防音パネル |
KR101531049B1 (ko) * | 2007-11-09 | 2015-06-23 | 르노 에스.아.에스. | 방음 패널을 위치시키기 위한 수단을 구비하는 강체 구조체 및, 대응하는 방음 패널 |
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