JPH0646394Y2 - ロール状シートペーパーの取出し容器 - Google Patents

ロール状シートペーパーの取出し容器

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Publication number
JPH0646394Y2
JPH0646394Y2 JP2080892U JP2080892U JPH0646394Y2 JP H0646394 Y2 JPH0646394 Y2 JP H0646394Y2 JP 2080892 U JP2080892 U JP 2080892U JP 2080892 U JP2080892 U JP 2080892U JP H0646394 Y2 JPH0646394 Y2 JP H0646394Y2
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JP
Japan
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opening
sheet paper
container
perforation line
cover member
Prior art date
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Application number
JP2080892U
Other languages
English (en)
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JPH0572300U (ja
Inventor
芳明 杉山
Original Assignee
株式会社杉山
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、広いシート面をもつ水
溶性の薄葉紙からなる便座用敷紙などのシートペーパー
を切離し用ミシン目線に沿って使用単位シートごとに区
分けした帯状のシートペーパーをロール巻きにしたシー
トペーパーロールを収容し、収容されたシートペーパー
ロールを使用単位シートごと切り離して取出し容器から
取り出すようにしたロール状シートペーパーの取出し容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】広いシート面をもつ水溶性の薄葉紙から
なる便座用敷紙などのシートペーパーの取出し容器とし
ては、予め使用単位シートごとに切り離したシートペー
パーを容器内に吊り下げ状態に収容し、取り出し開口部
から一枚づつ取り出すようにしたものが実開昭60−1
4798号公報に開示されている。
【0003】また、一方、切離し用ミシン目線に沿って
使用単位シートごとに区分けされた帯状シートをロール
巻きにしたものとしては、トイレットペーパーとして公
知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、広いシート
面をもつ水溶性の薄葉紙からなる便座用敷紙などのシー
トペーパーの取出し容器として用いられるものであり、
この便座用敷紙などのシートペーパーを切離し用ミシン
目線に沿って使用単位シートごとに区分けした帯状のシ
ートペーパーをロール状に巻いたシートペーパーロール
から切離し用ミシン目線に添って使用単位シートごと一
枚づつ切り離して取り出せるようにした取出し容器を提
供するものであり、特に、切離し用ミシン目線に沿って
切り離された次位のシートペーパーの引き出し端部を簡
単に摘めるようにして取出し容器からの引き出し操作が
簡単であり、かつ容器から引き出されたシートペーパー
を切離し用ミシン目線に沿って使用単位シートごと一枚
づつ切り離す操作が簡単なロール状シートペーパーの取
出し容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のロール状シートペーパーの取出し容器は、
切離し用ミシン目線に沿って使用単位シートごとに区分
けされ、かつこの切離し用ミシン目線の両端部近くに切
離し用ミシン目線不形成部を形成し、この切離し用ミシ
ン目線不形成部に切り込み線によってシートペーパーの
引き出し方向に突出する引き出し用舌片をそれぞれ形成
した帯状のシートペーパーをロール巻きしたシートペー
パーロールの取出し容器であり、この取出し容器は、底
壁と前壁と背面壁と側壁とからなり前記前壁の開口上端
部から背面壁方向に向けてシートペーパーロール出し入
れ用開口部を形成し、かつこのシートペーパーロールの
芯管を両側壁方向より回転自在に支承しえる支承部材を
形成した容器部材と、該容器部材のシートペーパーロー
ル出し入れ用開口部を開閉自在に覆うカバー部材とで構
成され、前記カバー部材は、その後部側を前記容器部材
の開口部の後部側に枢着され、この枢着部を支点として
前部側を開閉可能な開閉可動部とされ、カバー部材の閉
止状態において引き出しシートペーパー面に前記切離し
用ミシン目線に沿ってカバー部材の荷重がかかるよう開
閉可動部の開口下端部を前記前壁の開口上端部に当接さ
れるように構成し、前記引き出し用舌片を形成した引き
出しシートペーパー面部分にはカバー部材の荷重がかか
らないよう該引き出し用舌片の形成位置に対応する前記
前壁の開口上端部とカバー部材の開口下端部との当接部
に切り欠き開口部を形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】本考案のロール状シートペーパーの取出し容器
は、カバー部材の閉止状態において引き出しシートペー
パー面に前記切離し用ミシン目線に沿ってカバー部材の
荷重がかかるよう開閉可動部の開口下端部を前記前壁の
開口上端部に当接されるように構成したものであるた
め、この当接部からシートペーパーロールの端部を引き
出すと、引き出しシートペーパー面に前記切離し用ミシ
ン目線に沿って摩擦抵抗がかかることになり、よってこ
の切離し用ミシン目線に沿って使用単位シートごと一枚
づつ切り離される。一方、この切離し用ミシン目線の両
端部近くに切離し用ミシン目線不形成部を形成し、この
切離し用ミシン目線不形成部に切り込み線によってシー
トペーパーの引き出し方向に突出する引き出し用舌片を
それぞれ形成し、この引き出し用舌片を形成した引き出
しシートペーパー面部分にはカバー部材の荷重がかから
ないよう該引き出し用舌片の形成位置に対応する前記前
壁の開口上端部とカバー部材の開口下端部との当接部に
切り欠き開口部を形成したものであるため、シートペー
パーの引き出しに際し、切離し用ミシン目線不形成部は
切離し用ミシン目線の延長線上に沿って切り離されず、
この切離し用ミシン目線不形成部を介した切離し用ミシ
ン目線の両端部から切り込み線に沿って切り離され引き
出し用舌片が形成される。この引き出し用舌片は取出し
容器の切欠き開口部すなわち当接部より引き出し方向に
突出した状態で残される。
【0007】
【実施例】図1は本考案の取出し容器の実施例を示す平
面図、図2は同じく正面図、図3は図2のA−A線に沿
う縦断側面図、図4は取出し容器内に収容されるシート
ペーパーロールを部分的に示す展開正面図である。図
中、1は本案取出し容器に収容されるシートペーパーロ
ールであり、このシートペーパーロール1は、切離し用
ミシン目線3に沿って使用単位シート2ごとに区分けさ
れ、かつこの切離し用ミシン目線3の両端部近くに切離
し用ミシン目線不形成部4を形成し、この切離し用ミシ
ン目線不形成部4に切り込み線5によってシートペーパ
ーの引き出し方向に突出する引き出し用舌片6,6をそ
れぞれ形成した帯状シートをロール巻きにしたものであ
る。このシートペーパーロール1の各使用単位シート2
は開口用切り込み線で形成された排便口7をもつ便座用
敷紙として用いられるものであり、この便座用敷紙とし
て用いられる各使用単位シート2は水溶性の薄葉紙から
なり、そのシート面の広さは引き出し方向の縦巾を42
cm、横巾を36cmとしてある。
【0008】図1ないし図3において、符号10は前記
シートペーパーロール1を収容する取出し容器であり、
この取出し容器10は容器部材11とカバー部材12と
で構成される。前記容器部材11は、底壁13と前壁1
4と背面壁15と側壁16,16とをもち、前記前壁1
4の開口上端部17から背面壁方向に向けてシートペー
パーロール出し入れ用開口部18を形成してある。そし
て、シートペーパーロール1の芯管8を両側壁方向より
回転自在に支承しえる支承部材19を形成してある。こ
の支承部材19は、前記両側壁16,16の内壁にそれ
ぞれ設けられたU字形状の支持部材20,20に上方よ
り着脱自在に嵌合される円柱状の支承管21とからなっ
ている。したがって、前記支承管21を支持部材20,
20から外すことによって取出し容器内にシートペーパ
ーロール1を補充できるようにしてある。
【0009】前記カバー部材12は、前記容器部材11
のシートペーパーロール出し入れ用開口部18を開閉自
在に覆うものであり、このカバー部材12はシートペー
パーロール1の円周面に倣って湾曲形成してある。この
カバー部材12は、その後部側を前記容器部材11のシ
ートペーパーロール出し入れ用開口部18の後部側に蝶
番22によって枢着され、この枢着部23を支点として
前部側を開閉可能な開閉可動部24とされ、カバー部材
12の閉止状態において引き出しシートペーパー面に前
記切離し用ミシン目線3に沿ってカバー部材の荷重がか
かるよう開閉可動部24の開口下端部25を前記前壁1
4の開口上端部17に当接されるように構成し、前記引
き出し用舌片6,6を形成した引き出しシートペーパー
面部分にはカバー部材の荷重がかからないよう該引き出
し用舌片6,6の形成位置に対応する前記前壁14の開
口上端部17とカバー部材12の開口下端部25との当
接部に切り欠き開口部26,26を形成してある。図4
に示したシートペーパーの例で示せば矢印Bの範囲をシ
ートペーパー面にカバー部材の荷重がかかる範囲として
ある。
【0010】
【考案の効果】本考案のロール状シートペーパーの取出
し容器は、以上説明したように構成されているので、広
いシート面をもつ水溶性の薄葉紙からなる便座用敷紙な
どのシートペーパーを切離し用ミシン目線に沿って使用
単位シートごとに区分けした帯状のシートペーパーをロ
ール状に巻いたシートペーパーロールから切離し用ミシ
ン目線に添って使用単位シートごと一枚づつ切り離して
取り出せるようにした取出し容器として用いた場合、前
壁の開口上端部にカバー部材の開閉可動部の開口下端部
を当接した当接部からシートペーパーロールの端部を引
き出すと、引き出しシートペーパー面に前記切離し用ミ
シン目線に沿って摩擦抵抗がかかることになり、よって
この切離し用ミシン目線に沿って使用単位シートごと一
枚づつ切り離されため、取出し容器から引き出されたシ
ートペーパーを切離し用ミシン目線に沿って使用単位シ
ートごと一枚づつ切り離す操作が簡単であり、また、シ
ートペーパーの引き出しに際し、切離し用ミシン目線不
形成部は切離し用ミシン目線の延長線上に沿って切り離
されず、この切離し用ミシン目線不形成部を介した切離
し用ミシン目線の両端部から切り込み線に沿って切り離
され引き出し用舌片が形成され、この引き出し用舌片は
取出し容器の切欠き開口部より引き出し方向に突出した
状態で残されるため、取出し容器の切欠き開口部すなわ
ち当接部より引き出し方向に突出した状態で残されたこ
の引き出し用舌片を取出し容器外から摘むことによって
切離し用ミシン目線に沿って切り離された次位のシート
ペーパーを取出し容器から簡単に引き出すことができ
る、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取出し容器を示す平面図である。
【図2】本考案の取出し容器を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う縦断側面図である。
【図4】本考案の取出し容器内に収容されるシートペー
パーロールを部分的に示す展開正面図である。
【符号の説明】
1 シートペーパーロール 2 使用単位シート 3 切離し用ミシン目線 4 切離し用ミシン目線不形成部 5 切り込み線 6 引き出し用舌片 10 取出し容器 11 容器部材 12 カバー部材 13 底壁 14 前壁 15 背面壁 16 側壁 17 開口上端部 18 シートペーパーロール出し入れ用開口部 19 支承部材 23 枢着部 24 開閉可動部 25 開口下端部 26 切欠き開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切離し用ミシン目線に沿って使用単位シ
    ートごとに区分けされ、かつこの切離し用ミシン目線の
    両端部近くに切離し用ミシン目線不形成部を形成し、こ
    の切離し用ミシン目線不形成部に切り込み線によってシ
    ートペーパーの引き出し方向に突出する引き出し用舌片
    をそれぞれ形成した帯状のシートペーパーをロール巻き
    したシートペーパーロールの取出し容器であり、この取
    出し容器は、底壁と前壁と背面壁と側壁とからなり前記
    前壁の開口上端部から背面壁方向に向けてシートペーパ
    ーロール出し入れ用開口部を形成し、かつこのシートペ
    ーパーロールの芯管を両側壁方向より回転自在に支承し
    える支承部材を形成した容器部材と、該容器部材のシー
    トペーパーロール出し入れ用開口部を開閉自在に覆うカ
    バー部材とで構成され、前記カバー部材は、その後部側
    を前記容器部材の開口部の後部側に枢着され、この枢着
    部を支点として前部側を開閉可能な開閉可動部とされ、
    カバー部材の閉止状態において引き出しシートペーパー
    面に前記切離し用ミシン目線に沿ってカバー部材の荷重
    がかかるよう開閉可動部の開口下端部を前記前壁の開口
    上端部に当接されるように構成し、前記引き出し用舌片
    を形成した引き出しシートペーパー面部分にはカバー部
    材の荷重がかからないよう該引き出し用舌片の形成位置
    に対応する前記前壁の開口上端部とカバー部材の開口下
    端部との当接部に切り欠き開口部を形成したことを特徴
    とするロール状シートペーパーの取出し容器。
JP2080892U 1992-03-06 1992-03-06 ロール状シートペーパーの取出し容器 Expired - Lifetime JPH0646394Y2 (ja)

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JPH0572300U JPH0572300U (ja) 1993-10-05
JPH0646394Y2 true JPH0646394Y2 (ja) 1994-11-30

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CN107440591A (zh) * 2017-09-26 2017-12-08 韩彪 一种卷筒式马桶坐垫纸及其生产方法

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