JP2603409Y2 - カッタ付トイレットペーパホルダ - Google Patents

カッタ付トイレットペーパホルダ

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JP2603409Y2
JP2603409Y2 JP1993030013U JP3001393U JP2603409Y2 JP 2603409 Y2 JP2603409 Y2 JP 2603409Y2 JP 1993030013 U JP1993030013 U JP 1993030013U JP 3001393 U JP3001393 U JP 3001393U JP 2603409 Y2 JP2603409 Y2 JP 2603409Y2
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toilet paper
paper
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toilet
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▲隆▼作 尾谷
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▲隆▼作 尾谷
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カッタ付のトイレッ
トペーパホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、一般によく知られたトイレット
ペーパホルダは図5に示すように、トイレットペーパ3
1の筒芯32を両側から保持する側板33と、カバー板
34からなり、側板33はトイレの壁35に固定され、
カバー板34は壁側で軸支され、先端側は、上下自在に
動くように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来のトイレ
ットペーパホルダでは、トイレットペーパを所望の長さ
にカットしようとする場合、トイレットペーパにミシン
目が入れてあるものでも、カバー板34は固定されてい
ないし、ロール状のトイレットペーパ31は、引張れば
回転して、ペーパが出てくるのみであり、片手では不可
能であった。そのため右手でペーパ31の先端を所望な
長さに出した後、左手でカバー板34を押さえ、ペーパ
31をカバー板34の端縁に沿って、上方に引張り、カ
ットしており、片手しか使えない事情の時は、不便であ
り、またカバー板34を左手で押さえるとなると、沢山
の人が共用する施設等では不衛生であるという問題があ
った。
【0004】この考案は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、片手でトイレットペーパを所望の長さ
に切断し得る、しかも直接触れる必要のないトイレット
ペーパホルダを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願の実用
新案登録請求の範囲の請求項1記載のカッタ付トイレッ
トペーパホルダは、ロール状のトイレットペーパを回転
可能に収納する筒状のトイレットペーパ収納部と、この
トイレットペーパ収納部から前方に連設され、前記トイ
レットペーパの先端を引出し、所要に応じペーパをカッ
トする直方体状の室としてのケース延設部とからなり、
このケース延設部内に、前記トイレットペーパ収納部か
らのペーパをケース延設部の下面に沿ってケース延設部
の外部に誘導するガイド部と、側面視く字状で、く字状
の二辺の連結点が軸支され、トイレットペーパをケース
延設部の外部に引出すときの張力によって回動力を受
け、後方の辺の先端でトイレットペーパをケース延設部
の下面に押付けることで、トイレットペーパの引出しを
一時的に阻止するペーパ引出し阻止手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】このトイレットペーパホルダでは、ペーパ
を所望の長さまで引出した後、例えば上方に向きを変え
て引っ張ると、ペーパ引出し阻止手段が回動し、その阻
止手段の後方の辺の先端でペーパがケース延設部の下面
に押付けられ、ペーパの引出しが一時的に阻止される。
これにより、ペーパをケース延設部の端縁等に沿わせて
片手で簡単にカットできる。また、請求項2記載のトイ
レットペーパホルダは、請求項1記載のものに加えて、
ケース延設部に一端縁が支着され、他端縁に沿ってカッ
タが設けられ、トイレットペーパの引出し力により開か
れ、トイレットペーパのカッティングで、元の状態に復
帰する蓋体を備えている。
【0007】このトイレットペーパホルダでは、ペーパ
を所望の長さまで引出した後、上方に向きを変えて引っ
張ると、ペーパ引出し阻止手段でペーパの引出しが止め
られるとともに、蓋体の先端のカッタでペーパが切断さ
れる。切断後は、ペーパ及び蓋体ともに下がり、蓋体の
幅分だけペーパが余分に下がり、次の引出しが容易とな
る。
【0008】
【実施例】以下、実施例により、この考案をさらに詳細
に説明する。図1は、この考案の一実施例トイレットペ
ーパホルダの断面図である。このトイレットペーパホル
ダは、トイレットペーパ収納部1と、ペーパ引出し部
(ケース延設部)2とから構成されている。ペーパ収納
部1は、トイレットペーパ3を収納し得る円筒状の室と
なっている。ペーパ引出し部2は、ペーパ収納部1に対
して一対的に連設されるほぼ直方体状の室である。ま
た、ペーパ収納部1とペーパ引出し部2は、下部ケース
体4と上部ケース体5とからなり、図示していないが下
部ケース体4と上部ケース体5は、蝶番等により連結さ
れ、開閉自在とされ、トイレットペーパ3の収納が容易
なようにしている。
【0009】ペーパ引出し部3内の上部ケース体5に
は、ペーパ2を下部ケース体4に沿って、引出すための
ガイドとしてのローラ6a、6bと、側面視く字状であ
り、辺板7a、7bからなり、上部ケース体5の天板に
軸支されるペーパ引出し阻止板7と、ペーパ引出し部2
の外部への開口部に設けられ、ケース体5の天板端縁
に、蝶番等で外側に回転可能であり、他方の端縁に鋸歯
状のカッタ9を持つ蓋板8を備えている。ペーパ引出し
部2の下部ケース体4の端縁にローラ6cが設けられて
いる。なおローラ6bは、図3に示すように、若干、上
下移動可能に構成されており、ペーパ3の厚さが薄くな
ると、その位置が上がり抵抗を持たせるようにしてい
る。
【0010】また、基板8の両端縁にペーパ3が左右に
ずれてはみ出ないように、針金による阻止部10が設け
られている。次に、この実施例トイレットペーパホルダ
の使用方法及び作用について説明する。先ずホルダは、
図1に示す姿勢で、トイレの壁等に取付けられているも
のとする。ペーパ3の収納は、下部ケース体4に対し、
上部ケース体5を開き、ペーパ3をペーパ収納部1に入
れる。ペーパ2の引出しは、ペーパ収納部1の上から、
あるいは下からのいずれでも良いが、ガイドローラ6
a、6bの下を経て、ローラ6cの上、蓋板8の下端よ
り、ペーパ3の先端部3aを下方にたらしておく。
【0011】使用に際しては、右手でペーパ3の先端部
3aを持って、下方あるいは横方向に引張ると、ペーパ
収納部1のペーパ3が回転し、ペーパ3は必要な分だけ
引き出される。ペーパ3を切断するときは、右手で持っ
たペーパ3を図1に示すように上方に軽く引張る。これ
により、蓋板8は、矢符Aの方向に上がる。軽い引張力
で、ガイドローラ6bと蓋板8先端間のペーパ3は、テ
ンションがかかる。このペーパ3によって、ペーパ阻止
板7の辺板7bが上方に上がり、ペーパ阻止板7は、軸
点を中心に右方向に回動する。そのため、辺板7aの先
端は下方に移動し、先端でペーパ3を下部ケース体4に
押しつけ、ペーパ2が外方に向かうのを阻止する。この
阻止力に対し、ペーパ3の先端部をカッタ9に沿って力
を入れると、ペーパ3はカッタ9によって切断される。
ペーパ3が切断されると、蓋板8及びペーパ3の先端3
aは、自重で矢符Bの方向に移動し、図1に示す元の状
態となる。ペーパ3の先端部3aは、下部ケース体4の
ペーパ引出し部2の端縁より、かなり長い点でカットさ
れるので、蓋板8が元の状態に復帰した状態は、図1の
ように、下方に垂れ下がり、次に使用する場合につかみ
やすい。
【0012】なお、上記実施例において、蓋板8の先端
にカッタ9を特別に設けているが、この考案においては
必須ではなく、蓋板8の端縁でもペーパの切断は可能で
ある。また、ガイドローラも3個設ける必要はない。ま
た、蓋板8を設ける代わりに、上部ケース5の天板を、
図2に示す基板8の先端程度まで延設しておいてもよ
い。また、ペーパ3の引出し方向は、図1に示すよう
に、収納部1の上方向から引張り出してもよいが、図2
に示すように収納部1の下部から引張り出すようにして
もよい。
【0013】
【考案の効果】この出願の請求項1,2記載の考案は、
以上説明したように構成されているので、下記の効果を
有する。 (1)トイレットペーパをトイレットペーパ収納部の上
方向及び下方向のいずれの方向からも容易且つスムーズ
に引き出すことができ、トイレットペーパをトイレット
ペーパ収納部に収納する際にトイレットペーパの向きに
気を付ける必要がない。 (2)ペーパを片手だけで切断でき、またペーパ以外の
部分に手で直接触れることが少ないので衛生的である。 (3)請求項2記載の考案によれば、ペーパを切断した
後、ペーパの先端がケース延設部の開口部より常に余分
に垂れるので、次の使用時にペーパを引出し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すトイレットペーパホ
ルダの断面図である。
【図2】同トイレットペーパホルダにおけるペーパの他
の収納例を説明するための要部断面図である。
【図3】同トイレットペーパホルダのガイドローラを説
明するための図である。
【図4】同トイレットペーパホルダのカッタ付蓋体を説
明するための図である。
【図5】従来のトイレットペーパを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ペーパ収納部 2 ペーパ引出し部 3 ロール状トイレットペーパ 6a、6b、6c ガイドローラ 7 ペーパ引出し阻止板 8 蓋板 9 カッタ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状のトイレットペーパを回転可能に
    収納する筒状のトイレットペーパ収納部と、このトイレ
    ットペーパ収納部から前方に連設され、前記トイレット
    ペーパの先端を引出し、所要に応じペーパをカットする
    直方体状の室としてのケース延設部とからなり、このケ
    ース延設部に、前記トイレットペーパ収納部からのペ
    ーパをケース延設部の下面に沿ってケース延設部の外部
    に誘導するガイド部と、側面視く字状で、く字状の二辺
    の連結点が軸支され、トイレットペーパをケース延設部
    の外部に引出すときの張力によって回動力を受け、後方
    の辺の先端でトイレットペーパをケース延設部の下面に
    押付けることで、トイレットペーパの引出しを一時的に
    阻止するペーパ引出し阻止手段とを備えたことを特徴と
    するカッタ付トイレットペーパホルダ。
  2. 【請求項2】ロール状のトイレットペーパを回転可能に
    収納する筒状のトイレットペーパ収納部と、このトイレ
    ットペーパ収納部から前方に連設され、前記トイレット
    ペーパの先端を引出し、所要に応じペーパをカットする
    直方体状の室としてのケース延設部とからなり、このケ
    ース延設部に、前記トイレットペーパ収納部からのペ
    ーパをケース延設部の下面に沿ってケース延設部の外部
    に誘導するガイド部と、側面視く字状で、く字状の二辺
    の連結点が軸支され、トイレットペーパをケース延設部
    の外部に引出すときの張力によって回動力を受け、後方
    の辺の先端でトイレットペーパをケース延設部の下面に
    押付けることで、トイレットペーパの引出しを一時的に
    阻止するペーパ引出し阻止手段と、前記ケース延設部に
    一端縁が支着され、他端縁に沿ってカッタが設けられ、
    トイレットペーパの引出し力により開かれ、トイレット
    ペーパのカッティングで、元の状態に復帰する蓋体とを
    備えたことを特徴とするカッタ付トイレットペーパホル
    ダ。
JP1993030013U 1993-06-04 1993-06-04 カッタ付トイレットペーパホルダ Expired - Lifetime JP2603409Y2 (ja)

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JPH0686689U JPH0686689U (ja) 1994-12-20
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