JP5988343B1 - ロール状シート用ホルダまたはそれ用の補助ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール状シートから引き出したシート先端部を、簡単かつ衛生的に片手で切断可能なロール状シート用ホルダまたはそれ用の補助ホルダを提供する。【解決手段】内部空間にトイレットペーパー11を載置収納するロール収納部12と、シート先端部11aの引出口13とを有するホルダ本体14と、ホルダ本体14の引出口13から離間した部分に設けたカッタ15と、ホルダ本体14に設け、かつシート切断により新たに現出したシート先端部11aを支持する垂下支持部材16と、引出口13とカッタ15との間に設けられ、かつシート切断時に、シート先端部11a付近が面接触状態または線接触状態で押し当てられることでシート先端部11aに張力を付与するシート摩擦当接部17とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、ロール状シートから繰り出されたシート先端部を片手で簡単かつ衛生的に切断可能なロール状シート用ホルダまたはそれ用の補助ホルダに関する。
ロール状のトイレットペーパーを支持するホルダとして、従来、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この従来ホルダは、中空の巻芯を有するトイレットペーパーに軸棒を通し、この状態で、軸棒をホルダ本体の左側板と右側板とに掛け渡してトイレットペーパーを支持するとともに、ホルダ本体の上部に軸支されたカバーにより、トイレットペーパーの上部を覆うように構成したものである。使用時には、一方の手で所定長さだけトイレットペーパーの先端部を引き出し、残りの手でカバーを押さえながらカバーの先端に設けたカッタによりこれを切断する。
特開2008−54878号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、トイレットペーパー(ロール状シート)をホルダ本体に支持する軸棒を有していた。そのため、巻芯無しのトイレットペーパーの場合には軸棒をホルダに装着できず、使用可能なトイレットペーパーの種類が限定されるという課題があった。
また、特許文献1によれば、トイレットペーパーの先端部をカバー先端のカッタにより切断するため、切断後のペーパー先端がカバーの裏側に隠れてしまい、次回の使用時には、ペーパー先端部(シート先端部)を直接摘んで引き出せなかった。その結果、次回は片方の手でカバーを上方へ回動し、残りの手でパーパー先端部を摘んでこれを適当な長さだけ引き出し、再びカバーを閉じてこれをトイレットペーパーに押さえ付けながらカッタによって切断しなければならなかった。
そのため、トイレットペーパーの使用に手間がかかるとともに、両手を使用しなければならず、例えば怪我等により片手が不自由な場合には、ペーパー先端部のカッタによる切断が難しかった。しかも、使用時に不衛生なカバーを触らなければならず、かつトイレットペーパーが薄い紙であるため、ロール側に巻かれたパーパー先端部を摘む際に、このロール側を汚すおそれもあった。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ロール状シートから引き出したシート先端部を、簡単かつ衛生的に片手で切断することができるロール状シート用ホルダまたはそれ用の補助ホルダを提供することにある。
請求項1に記載の本発明は、内部空間にロール状シートを載置状態で収納するロール収納部を有し、かつ前記ロール状シートの先端部の引出口が形成されたホルダ本体と、該ホルダ本体の外面側のうち、前記引出口から離間した部分に設けられ、該引出口から引き出したロール状シートの先端部を切断するカッタと、前記ホルダ本体に設けられ、かつそのシート切断によって、前記ロール状シートに新たに現出した先端部を垂れ下がり状態で支持する垂下支持部材と、前記引出口と前記カッタとの間のホルダ本体の外面側に設けられ、かつそのシート切断時に、前記ロール状シートの先端部付近が面接触状態または線接触状態で押し当てられることで、該ロール状シートの先端部に張力を付与するシート摩擦当接部とを備えたことを特徴とするロール状シート用ホルダである。
請求項2に記載の発明は、前記ロール状シートはトイレットペーパーで、前記シート摩擦当接部は、前記ホルダ本体の外面側の一部からなり、かつ前記ロール状シートの引き出し方向の長さが、前記ロール状シートの幅の10〜50%の長さである平坦な矩形状の傾斜面で、前記シート摩擦当接部の4つの辺部のうち、前記ロール状シートの入側および出側の2つの辺部は、その屈曲角がそれぞれ鈍角で、かつその頂上部がR面取りされたことを特徴とする請求項1に記載のロール状シート用ホルダである。
請求項3に記載の発明は、前記ホルダ本体には、カセット出入口が形成され、前記ロール収納部は、前記カセット出入口から前記ホルダ本体の内部空間に出し入れ自在なカセットケースであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロール状シート用ホルダである。
請求項4に記載の発明は、前記引出口は、前記ホルダ本体の前板の上端部に形成され、前記垂下支持部材は、前記ホルダ本体の前板の外側面のうち、前記引出口の下側縁の形成部分に基端部が固定された下方へ傾斜する板で、前記カッタは、前記垂下支持部材より前方に配置され、前記シート摩擦当接部は、前記垂下支持部材より前方で、かつ前記カッタより後方に配置されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載のロール状シート用ホルダである。
請求項5に記載の発明は、前記ホルダ本体は、トイレの壁に背板が固定され、かつ前記ロール状シートの投入用の上面開口に上蓋を有するとともに、前記ホルダ本体の奥下部に前記引出口が形成されたもので、前記ロール収納部は、前記背板との間に、上端開口が前記内部空間の上端部に配置され、かつ下端開口が前記引出口となった垂直方向に延びるシート導出路を区画形成するように、前記背板から離間して前記ホルダ本体の内部空間に収納され、前記垂下支持部材は、前記引出口より下方に配置され、かつ前記引出口から引き出されたロール状シートの先端部を、前記トイレの壁より前方へ離間させる下方へ傾斜した板で、前記ホルダ本体には、前記シート導出路の上端付近に、前記ロール状シートの先端部をいったん上方へ導いて前記シート導出路に落とし込むシート導出ガイド部材が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載のロール状シート用ホルダである。
請求項6に記載の発明は、ロール状シートを支持するロール状シート用ホルダの下方に配置され、かつ該ロール状シート用ホルダから下方へ導出した前記ロール状シートの先端部を切断するとともに、このシート切断により、前記ロール状シートに新たに現出した先端部を垂れ下がり状態で支持するロール状シート用補助ホルダであって、前記ロール状シート用ホルダから下方へ導出したロール状シートの先端部が挿通され、かつ下端開口が該ロール状シートの先端部の引出口となったシート挿通路を奥部に有する補助ホルダ本体と、該補助ホルダ本体の下面側の前部に設けられ、かつ前記引出口から引き出された前記ロール状シートの先端部を切断するカッタと、前記補助ホルダ本体に設けられ、かつそのシート切断によって、前記ロール状シートに新たに現出した先端部を垂れ下がり状態で支持する垂下支持部材と、前記引出口と前記カッタとの間の補助ホルダ本体の外面側に設けられ、かつそのシート切断時に、前記ロール状シートの先端部付近が面接触状態または線接触状態で押し当てられることで、該ロール状シートの先端部に張力を付与するシート摩擦当接部とを備えたことを特徴とするロール状シート用補助ホルダである。
ロール状シートの素材としては、例えば各種の紙、各種の布帛(織布、不織布、編布)、各種のプラスチック、各種の金属等を採用することができる。
ロール状シートの具体例としては、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ラッピングフィルム、アルミホイルなどが挙げられる。
ロール状シートは、巻芯を有するものでも、巻芯を有しないものでもよい。巻芯の有無に拘わらず何れのロール状シートも、ホルダ本体のロール収納部に回転自在に載置して使用される。
ホルダ本体、ロール収納部および補助ホルダ本体の素材としては、例えば、各種のプラスチック、各種の金属、各種の木、各種のセラミックスなどを採用することができる。
ホルダ本体、ロール収納部および補助ホルダ本体の形状は任意である。
ホルダ本体は、蓋体(カバー)によりロール状シートの投入口を塞いだものでもよい。蓋を有する場合、ロール状シートの盗難防止策として、鍵付きのものが望ましい。
ホルダ本体は、例えば、トイレの壁(埋め込み式でもよい)等に対してビス止め、接着、両面テープによる貼着などにより固定することができる。そのほか、棚、テーブル、床などにこれらの方法で固定または載置してもよい。
ロール収納部の形状は任意である。例えば矩形ボックス状でも、底板と前板と背板とがなだらかに一体形成された側面視してU字形状のボックス状でもよい。
ロール収納部は、ホルダ本体と一体的に形成されても、別体で形成されてもよい。例えば、ロール収納部がホルダ本体と一体的に形成されたものの場合、ロール収納部を構成する例えば前板、底板、左右の側板が、ホルダ本体の対応する前板、底板、左右の側板を兼用してもよい。
ロール収納部に収納されるロール状シートの数は、1つでも2つ以上でもよい。
また、シート引き出し時のロール状シートの回転が円滑となるように、ロール収納部の底面には、ロール状シートの軸線に直交する方向(前後方向)に長い突条を、1条または複数条設けてもよい。
さらに、ロール収納部に収納されたロール状シートを除菌するため、ロール収納部の内部空間(特に、平行に離間した2本の前記突条の間)に、通気性を有した袋体の内部空間に二酸化塩素等を収納した除菌パックを配置してもよい。
ホルダ本体における引出口の形成位置は任意である。例えば、ロール収納部の底板やホルダ本体の前板の所定位置でもよい。その他、ホルダ本体の背板や左右の側板の所定位置でもよい。
引出口の形状およびサイズは、ロール状シートの先端部を抵抗なく引き出せれば任意である。具体的な形状としては、例えば矩形状、長穴形状などを採用することができる。
また、ホルダ本体として、カセット方式のものを採用してもよい。そうすれば、トイレ外で事前にロール状シートをロール収納用カセットに収納・セットできる。これにより、不衛生になりがちなトイレ内でのロール状シート用ホルダへのロール状シートの収納作業が不要となる。しかも、カセット方式であるため、ロール収納部へのロール状シートの収納(補充)作業が簡単かつ短時間でできる。
ホルダ本体におけるカセット出入口の形成位置は限定されない。例えば、ホルダ本体の前面、上面、下面、右側面、左側面などである。
カセット出入口の形状およびサイズは、ロール収納部の形状およびサイズに合わせて適宜変更される。
カッタの素材としては、例えば、金属、プラスチック、セラミックス、紙などを採用することができる。
カッタは全体視して直線状が一般的であるが、その他、シート切断時にシート先端部が摘まみ易くなるように、弧状や波状などでもよい。
カッタの刃先形状としては、ノコ刃形状、片刃形状、両刃形状などを採用することができる。
ホルダ本体におけるカッタの形成位置は、ホルダ本体の外面側であって、引出口から離間した位置(上方位置、下方位置、前方位置など)であれば限定されない。
「ロール状シートに新たに現出した先端部」とは、ロール状シートの先端部の切断に伴い、新たにロール状シートの先端部となった部分をいう。
垂下支持部材の素材としては、例えば、前記ホルダ本体の素材の記載欄に記載したものを採用することができる。垂下支持部材はホルダ本体(ロール収納部)と同一素材でも、別素材でもよい。また、同一素材の場合、垂下支持部材はホルダ本体と一体的に形成してもよい。
垂下支持部材の形状としては、例えば、平板、湾曲板といった板形状のほか、丸棒、角棒などのロッド形状、パイプ形状、各種のブロック形状などを採用することができる。
ホルダ本体における垂下支持部材の形成位置は、ホルダ本体の外面側(内側面でも可能)であって、シート切断後、ロール状シートに新たに現出した先端部を垂れ下がり状態で支持可能な位置であれば任意である。例えば、引出口とカッタとの間でもよい。この場合、垂下支持部材がシート摩擦当接部より引出口側でも、カッタ側でもよい。
ここでいう“シート摩擦当接部”とは、ロール状シートの先端部を固定式のカッタに押し当てて切断する際に必要な所定の張力(テンション)をシート先端部に付与するものである。具体的には、引出口から引き出されたロール状シートの先端部付近をシート摩擦当接部に押し当て、これにより発生した摩擦力によってシート先端部のさらなる引き出しを規制し、この状態でシート先端部に所定の張力を与えながら、シート先端部の切断箇所をカッタの刃先に押し当てて切断可能とするものである。シート摩擦当接部がなければ、シート先端部をカッタに押し当てて切断する際、切断位置が定まらない。
シート摩擦当接部は、ロール状シートの先端部付近が面接触または線接触するものであれば任意である。面接触の場合、シート摩擦当接部は平面、湾曲面の何れでもよい。
また、シート摩擦当接部は、例えばホルダ本体の一部でも、ホルダ本体とは別体でもよい。別体の場合、シート摩擦当接部の素材としては、例えば、前記ホルダ本体の素材の記載欄に挙げたものを採用することができる。また、ホルダ本体と別体とした場合のシート摩擦当接部としては、例えばシート材、板材、ブロック材、棒材などを採用することができ、各材の形状は任意である。例えば、棒材の場合、パイプ状でもよい。また、シート摩擦当接部において、ロール状シートと接触する各端部(辺部)には、R面取りを施した方が好ましい。
特に、ロール状シートがトイレットペーパーのとき、シート摩擦当接部は、ホルダ本体の外面側の一部からなり、かつロール状シートの幅の10〜50%の長さを有する平坦な矩形状の傾斜面(傾斜面部)で、シート摩擦当接部のロール状シートの入側の辺部の屈曲角と、シート摩擦当接部のロール状シートの出側の辺部の屈曲角とがそれぞれ鈍角で、その頂上部がR面取りされたものが望ましい。もちろん、鈍角のみでも、R面取りのみでもよい。さらには、これらの辺部を側面視して円形となるように加工してパイプ状としたものでもよい。
ここでいう“シート摩擦当接部の長さ”とは、シート摩擦当接部に入側の辺と出側の辺とを最短距離で結ぶ方向の長さをいう。
ここでいう“シート摩擦当接部のロール状シートの入側の辺部の屈曲角“とは、矩形状の平坦な傾斜面であるシート摩擦当接部の4つの辺部のうち、引出口からシート摩擦当接部を経てカッタへ引き回されるロール状シートの先端部がシート摩擦当接部の領域に入る側の辺部と、この辺部に突き合わされるホルダ本体の外面側の部分とがなす角(屈曲角)である。
また、ここでいう“シート摩擦当接部のロール状シートの出側の辺部の屈曲角“とは、シート摩擦当接部の4つの辺部のうち、ロール状シートの先端部がシート摩擦当接部の領域から出て行く側(離間する側)の辺部と、この辺部に突き合わされるホルダ本体の外面側の部分とがなす角である。
“シート摩擦当接部の引き出し方向の長さ”とは、シート摩擦当接部のうち、引出口からシート摩擦当接部を経てカッタへ引き回されるロール状シートの先端部がシート摩擦当接部の領域を通過する方向の長さである。
シート摩擦当接部の長さがロール状シートの幅の10%未満では、ロール状シートの先端部との接触面積が小さすぎて、十分な摩擦力をシート先端部に付与できないおそれがある。また、50%を超えれば、ロール状シートの先端部との接触面積が大きすぎて摩擦力が過剰となり、シート先端部の通常引き出し時に、円滑なシート先端部の引き出しができないおそれがある。シート摩擦当接部の好ましい長さは、ロール状シートの幅の20〜30%である。この範囲であれば、シート摩擦当接部がホルダ本体の外面側の一部であっても、十分な摩擦力をシート先端部に付与できるとともに、シート先端部の通常引き出し時、シート先端部がシート摩擦当接部と接触しても、円滑なシート先端部の引き出しが可能となる。
シート摩擦当接部のシート当接面(表面)には、摩擦係数を高める表面処理を施してもよい。例えば、面を粗くしたり、滑り止め用の塗料を塗布する。
また、前述したように、引出口をホルダ本体の前板の上端部に形成し、垂下支持部材として、ホルダ本体の前板の外側面のうち、引出口の下側縁の形成部分に基端部が固定された下方傾斜する板材を採用し、カッタを垂下支持部材より前方に配置し、シート摩擦当接部を、垂下支持部材より前方で、かつカッタより後方に配置するように構成してもよい。
このときの垂下支持部材の傾斜角度は任意であるものの、垂直面を基準として15°〜60°が好ましい。15°未満では、ホルダ本体の前板からのシート端部の離間距離が短すぎてしまい、垂下支持部材から垂れ下がるシート端部を摘まみにくい。また、60°を超えれば、垂下支持部材の傾斜角度が大きすぎて、ロール状シートをホルダ本体に収納する際に、シート先端部を垂下支持部材とシート摩擦当接部との隙間に差し込み難い。
このようなシート端部の前方引き出し方式のホルダ本体は、トイレに設置された棚、テーブルや床などに載置した方が好ましい。その場合には、ホルダ本体に錘を取り付けることで、容易には移動しないように構成した方がよい。もちろん、シート端部の前方引き出し方式のホルダ本体であっても、トイレの壁にビス、接着剤、両面テープなどで固定することができる。
さらに、ホルダ本体としては、上面開口が上蓋により塞がれ、かつホルダ本体の背板とロール収納部との間に、ロール状シートからのシート端部がシート導出ガイド部材に掛け渡されていったん上方へ導かれて、シート導出路に落とし込む方式のものを採用してもよい。シート導出路に落とし込まれたシート先端部は、その後、シート導出路の下端開口である引出口からホルダ本体の下面側に沿って前方へ引き出され、カッタにより切断される。シート切断で新たに現出したシート端部は、その後、トイレの壁から前方へ離間した位置で垂下支持部材により垂れ下げられる。
シート導出路の高さは、ボックス本体の内部空間において、ボックス本体の上板(上蓋)と、ロール収納部の背面側の板(以下、収納部側背板)の上端との間に、ロール状シートの先端部の挿通空間(例えば高さ5〜30mm)が現出する高さである。
シート導出路の縦方向の長さ(高さ)は任意であるが、例えば、50〜200mmが好ましい。50mm未満ではシート導出路が短すぎて、トイレ掃除時の水しぶきや子供の悪戯などでロール状シートが濡れるおそれがある。また、200mmを超えれば、ホルダ本体が大型化すぎて、狭いトイレには設置し難くかつ不経済である。シート導出路の好ましい長さは100〜150mmである。この範囲であれば、コンパクトなホルダ本体でありながら、ロール状シートの高い水濡れ防止機能を有する。
シート導出ガイド部材の素材は任意である。例えば、前記ホルダ本体の素材の記載欄に挙げたものを採用することができる。
シート導出ガイド部材としては、例えば、丸棒、角棒などの棒材などを採用することができる。その他、各種の板材やブロックでもよい。シート導出ガイド部材は、固定式でも回転自在としてもよい。なお、シート導出ガイド部材に、引き出し中のシート先端部が当たる角部が存在する場合には、その角部に接した時に応力が集中したり、シート先端部の接触部分に過度の摩擦抵抗が生じてシートが破れないように、角部を丸めた(R面取り)方が好ましい。
ここでいう“ホルダ本体の内部空間でのシート導出ガイド部材の位置”とは、シート導出路の上端開口より外側(内部空間の中央側)でも、この上端開口の直上でもよい。もちろん、シート導出路の上端開口の内側でもよいが、そのときにはシート導出ガイド部材の配置スペース分だけシート導出路が狭くなる。
また、本発明の特徴である「ホルダ本体の外面側のうち、引出口からの離間位置にカッタを設け、かつ引出口とカッタとの間に垂下支持部材を設けることで、垂下支持部材により垂れ下がったロール状シートの先端部を、簡単かつ衛生的に片手で切断する技術」は、このようにロール状シートを収納するボックス本体を具備したロール状シート用ホルダのみに適用されるものではなく、請求項6に記載されたもののように、従来のロール状シート用ホルダの下方に併設されるロール状シート用補助ホルダにも適用することができる。
ここでいう“ロール状シート用補助ホルダ”とは、ロール状シート用ホルダとは別体で、これの下方に配置される補助用のホルダであって、ロール状シート用ホルダから引き下げられたシート先端部をカッタにより切断し、切断後に新たに現出したシート先端部を垂れ下がり状態で支持するものである。
補助ホルダ本体の素材としては、例えば、前記ホルダ本体の欄に記載された各種の素材を採用することができる。
トイレの壁に対する補助ホルダ本体の固定方法は任意である。例えば、ビス止め、接着、両面テープによる貼着などを採用することができる。
請求項1に記載の発明によれば、ロール収納部に載置状態で収納されたロール状シートの先端部をホルダ本体の引出口から引き出し(繰り出し)、垂下支持部材に沿って垂れ下げる。その後、この垂れ下がった部分を片手で摘まみ、次いでこの部分をカッタの方向に引っ張ることで、シート先端部付近がシート摩擦当接部に面接触状態または線接触状態で押し当てられる。この状態を維持したまま、シート先端部の所定の切断箇所をカッタに当てて切断する。これにより、シート切断後には、新たに現出したシート先端部が、次回の使用時に片手で摘まめるように垂下支持部材に沿って垂れ下がる。その結果、ロール状シートから引き出したシート先端部を、簡単かつ衛生的に片手で切断することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、ロール状シートがトイレットペーパーの場合において、シート摩擦当接部を、ホルダ本体の外面側の一部からなり、かつロール状シートの引き出し方向の長さが、ロール状シートの幅の10〜50%である平坦な矩形状の傾斜面(傾斜面部)とし、シート摩擦当接部のロール状シートの入側の辺部の屈曲角と、シート摩擦当接部のロール状シートの出側の辺部の屈曲角とをそれぞれ鈍角となるようにしたため、以下の作用効果を有する。
すなわち、シート摩擦当接部をホルダ本体の外面側の一部から構成することで、ロール状シート用ホルダの製造が容易となり、コスト低減も図れる。また、一般的に薄くて湾曲自在なトイレットペーパーを引っ張り、この状態を維持して切断に必要な張力を作用させれば、シート摩擦当接部のうちのトイレットペーパーの入側の辺部や出側の辺部とのシート摩擦当接部に応力が集中し、これらの箇所でシートが切れ易い。しかしながら、請求項2の発明ではシート摩擦当接部のロール状シートの入側の辺部の屈曲角と、シート摩擦当接部のロール状シートの出側の辺部の屈曲角とをそれぞれ鈍角とし、かつシート摩擦当接部をロール状シートの幅の10〜50%の長さを有する平坦な傾斜面としたため、これらの部分と接するシート部分に応力集中が発生せず、シートが破断し難い。その結果、トイレットペーパーのカッタによる切断に際して、製造の容易性およびコストの観点から採用した“ホルダ本体の外面側の一部からなるシート摩擦当接部”であっても、破断することなくかつシート先端部に良好な張力を付与することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ホルダ本体としてカセット方式のものを採用したため、あらかじめトイレの外でロール状シートをロール収納部に収納・セットすることができる。これにより、不衛生となりがちなトイレ内での例えば蓋の開閉を伴うロール収納部へのロール状シートの収納作業が不要となる。しかも、ロール状シート用ホルダへのロール状シートの収納(補充)作業が簡単で、その作業時間の短縮を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ロール状シート用ホルダとして、シート端部の前方引き出し方式のものを採用したため、垂下支持部材により垂れ下がるシート先端部をロール状シート用ホルダの前側に配置することができる。これにより、シート端部の吊下位置がホルダ奥側のものに比べて、垂れ下がったシート端部を摘まんで切断する操作が容易となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、このようにホルダ本体として、内部空間の奥部に縦長なシート導出路を有するものを採用したため、上蓋を開けてロール状シートをホルダ本体に投入する際に、シート先端部をシート導出路に落とし込むだけで、シート先端部は自重により、シート導出路から引出口を通過し、垂下支持部材により垂れ下げることができる。このとき、シート先端部の垂れ下げ位置がトイレの壁から前方へ離間した位置であるため、シート先端部を摘まむ際、使用者はトイレの壁に触れることなくシート先端部を摘まむことができる。また、シート導出路の上端付近にシート導出ガイド部材を設けたため、ロール収納部内のロール状シートの先端部の引き出し時には、いったんシート先端部が上方へ導かれてシート導出ガイド部材を介して下方へ折り返され、その後、順次シート導出路に落とし込まれる。
また、引出口がボックス状のホルダ本体の奥部に配置され、かつこの引出口と連通するシート導出路を、ホルダ本体の内部空間の上端部に上端開口が配置された縦長な通路としたため、仮にトイレ掃除時の水しぶきが引出口にかかったり、子供や痴ほう症の患者等が汚れた手で引出口に差し込みロール状シートを触ろうとしても、引出口がホルダ本体の下面側の奥部に配され、かつホルダ本体の略全高と同じ長さ(高さ)を有する縦長のシート導出路が存在するため、ロール収納部内のロール状シートに水しぶきがかかったり、汚れた手で触られることはない。なお、従来のホルダの場合には、引出口の直近にロール状シートが配置されていたため、トイレ掃除時の水しぶきがかかったり、子供の悪戯等で、ロール収納部内のロール状シートが汚れるおそれがあった。
請求項6に記載の発明によれば、ロール状シート用ホルダから下方へ導出されたシート先端部を、補助ホルダ本体の奥部に設けたシート挿通路を通して引出口から引き出し、垂下支持部材に沿って垂れ下げる。その後、この垂れ下がった部分を片手で摘まみ、この部分をカッタの方向に引っ張ることで、シート先端部付近がシート摩擦当接部に面接触状態または線接触状態で押し当てられる。次に、この状態を維持したまま、シート先端部の所定の切断箇所をカッタに当てて切断する。これにより、シート切断後には、新たに現出したシート先端部が、次回の使用時に片手で摘まめるように垂下支持部材に沿って垂れ下がる。その結果、既存のロール状シート用ホルダの下方にロール状シート用補助ホルダを併設するだけで、この補助ホルダを利用して、ロール状シートから引き出したシート先端部を、簡単かつ衛生的に片手で切断することができる。
本発明の実施例1に係るロール状シート用ホルダの使用状態の斜視図である。 本発明の実施例1に係るロール状シート用ホルダのロール状シートのロール収納部への投入状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例1に係るロール状シート用ホルダのロール状シートの先端部の切断状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例2に係るロール状シート用ホルダの使用状態の斜視図である。 本発明の実施例2に係るロール状シート用ホルダにおけるロール収納部のカセット出入口への挿入直前の状態を示す一部要部拡大図を含む側面図である。 本発明の実施例3に係るロール状シート用ホルダの使用状態の斜視図である。 本発明の実施例4に係るロール状シート用ホルダの使用状態の斜視図である。 本発明の実施例4に係るロール状シート用ホルダの使用状態の縦断面図である。
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。ここでは、トイレットペーパーを支持するロール状シート用ホルダを例にとる。
図1において、10は本発明の実施例1に係るロール状シート用ホルダで、このロール状シート用ホルダ10は、内部空間にトイレットペーパー(ロール状シート)11を載置状態で収納するロール収納部12を有し、かつトイレットペーパー11の先端部11aの引出口13が形成されたホルダ本体14と、ホルダ本体14の外面側のうち、引出口13から離間した部分に設けられ、引出口13から引き出したトイレットペーパー11の先端部11aを切断するカッタ15と、ホルダ本体14に設けられ、かつそのシート切断によって、トイレットペーパー11に新たに現出した先端部11aを垂れ下がり状態で支持する垂下支持部材16と、引出口13とカッタ15との間のホルダ本体14の外面側に設けられ、かつそのシート切断時に、トイレットペーパー11の先端部11a付近が面接触状態で押し当てられることで、トイレットペーパー11の先端部11aに張力を付与するシート摩擦当接部17とを備えたものである。
以下、図1〜図3を参照して、これらの構成部品を具体的に説明する。
図1に示すように、ホルダ本体14はすべての板材が透明または不透明なアクリル板からなるもので、右側板18と左側板19と背板20とを平面視してコの字状に連結した縦長なケーシング21と、ケーシング21の内部空間の上半分の領域に配置され、かつ側面視してU字状のロール収納部12とを有している。
ケーシング21は、その背板20がトイレの壁にビス止めされている。
ロール収納部12は、正面視して矩形状の前板22と、それより高さが低い正面視して矩形状の奥板23と、これらの下端面同士を、側面視して半円形状の底板24により突き合わせ状態で一体的に連結したものである。この底板24の外面側の奥部分が円弧状のシート摩擦当接部17となっている。
奥板23の上端の直上には、前板22の上端と略高さを揃えて、かつトイレットペーパー11の先端部11aをいったん上方へ導いてシート導出路(後述)に落とし込むシート導出ガイド部材25が、その両端面の中央部から突出した左右一対の水平ピン26を介して、右側板18の奥側の上端部と、左側板19の奥側の上端部との間に軸支されている。シート導出ガイド部材25は、4つの角部がR面取りされた断面正方形のアクリル棒である。
また、図1および図2に示すように、ロール収納部12のケーシング21の内部空間における固定位置は、その奥板23と背板20との間に、垂直方向に延びるシート導出路27が現出される位置である。シート導出路27は、その上端開口が内部空間の上端部に配置され、かつその下端開口が引出口13となった横方向に細長い平面視して矩形状の通路である。シート導出路27の幅(ホルダ前後方向の長さ)は、トイレットペーパー11のロール収納部12への投入時、シート先端部(トイレットペーパー11の先端部)11aをシート導出路27に落とし込み易く、かつ仮にトイレ清掃時の掛け流し水のしぶきが引出口13にかかった場合でも、しぶきがシート導出路27を上昇し難いとともに、子供(幼児)等が悪戯して引出口13に手を差し込もうとしても差し込めない10〜20mm(ここでは15mm)である。
背板20の上端部の内面側には、左右一対のヒンジ28を介して、アクリル板からなる平面視して矩形状の上蓋29が、上方回動自在に軸支されている。これにより、ロール収納部12の上端開口が開閉自在に塞がれる。その結果、トイレ清掃時に床面に流し水を掛けても、そのしぶきがロール収納部12の上面開口からその内部へ侵入し、トイレットペーパー11を濡らすことがない。なお、この上蓋29には鍵を取り付け、トイレットペーパー11の盗難を防止するようにしてもよい。
また、背板20の内面側の高さ方向の略中間部には、ロール収納部12の底板24の奥側の端部と対峙するように、引出口13の直下に配置され、かつ引出口13から引き出されたシート先端部11aを、トイレの壁より前方へ離間させる下方傾斜した垂下支持部材16の基端部が固定されている。垂下支持部材16の傾斜角度は、背板20の内面を基準として30°である。
さらに、ロール収納部12の底板24の外面側の前部には、その幅方向の全長にわたり、厚肉で横長なカッタ支持板12aを介して、ノコ刃状の刃先を有する横長なカッタ15が固定されている。
次に、図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係るロール状シート用ホルダ10の使用方法を説明する。
図1および図2に示すように、まず上蓋29を開いてトイレットペーパー11をロール収納部12に投入する。このとき、シート導出ガイド部材25を介して、シート先端部11aをいったん上方へ導いてシート導出路27に落とし込む。その後、このシート導出路27に落とし込まれたシート先端部11aは、引出口13を通過後、前方へ下方傾斜した垂下支持部材16に沿って、トイレの壁から離間する位置に垂れ下がる。
次に、図3に示すように、この垂れ下がった部分を片手で摘まみ、次いでこの部分をカッタ15の方向に引っ張ることで、シート先端部11a付近が底板24の外面側の奥部分に形成された円弧状のシート摩擦当接部17に面接触状態で押し当てられる。その後、この状態を維持したまま、シート先端部11aの所定の切断箇所をカッタ15に当てて切断する。これにより、シート切断後、新たに現出したシート先端部11aが、次回の使用時に片手で摘まめるように垂下支持部材16に沿って垂れ下がる。その結果、トイレットペーパー11から引き出したシート先端部11aを、上蓋29を含むホルダ本体14に触れることなく、簡単かつ衛生的に片手で切断することができる。しかも、前の使用者が触れたシート先端部11aを使用することもない。
また、ホルダ本体14として、内部空間の奥部に縦長なシート導出路27を有するものを採用したため、上蓋29を開けてトイレットペーパー11をホルダ本体14に投入する際、シート先端部11aをシート導出路27に落とし込むだけで、シート先端部11aは自重によって、シート導出路27から引出口13を通過し、垂下支持部材16により垂れ下げることができる(図2および図3)。このとき、シート先端部11aの垂れ下げ位置がトイレの壁から前方へ離間した位置となるため、シート先端部11aを摘まむ際、使用者はトイレの壁に触れることなくかつ容易にシート先端部11aを摘まむことができる。また、シート導出路27の上端付近にシート導出ガイド部材25を設けたため、ロール収納部12内のトイレットペーパー11の先端部11aの引き出し時には、いったんシート先端部11aが上方へ導かれてシート導出ガイド部材25を介して下方へ折り返され、その後、順次シート導出路27に落とし込むことができる。この構成により、ロール収納部12の背後に、トイレ掃除時の水しぶきや悪戯好きな子供(幼児)の手がロール収納部12内に達しないだけの十分な長さのシート導出路27を現出することができる。しかも、シート導出ガイド部材25は、4つの角部がR面取りされた断面正方形の回転自在な角棒であるため、回転中に接触したシート先端部11aが角部で破れ難い。
また、ここでは、引出口13がボックス状のホルダ本体14の奥部に配置され、かつその引出口13と連通するシート導出路27を、その上端開口が、ホルダ本体14の内部空間の上端部に配置された縦長な通路としている。そのため、仮にトイレ掃除時、ホースやバケツ等で床に掛けた流し水のしぶきが引出口13にかかったり、子供(幼児)や痴ほう症の患者等が汚れた手を引出口13に差し込んで、トイレットペーパー11を触ろうとしても、引出口13がホルダ本体14の下面側の奥部に配され、かつホルダ本体14の略全高と同じ長さ(高さ)を有する縦長のシート導出路27が存在するため、これらの問題は生じない。
なお、従来のホルダの場合には、引出口の直近にトイレットペーパーが配置されていたため、トイレ掃除時の水しぶきがかかったり、子供の悪戯等で、ロール収納部内のトイレットペーパーが汚れるというおそれがあった。なお、上蓋29の上面には、観葉植物、芳香剤や予備のトイレットペーパー11などを載置することができる。
次に、図4および図5を参照して、本発明の実施例2に係るロール状シート用ホルダを説明する。
図4に示すように、実施例2のロール状シート用ホルダ10Aの特徴は、ホルダ本体14Aのケーシング21Aの略上半分の前面にカセット出入口30を形成し、ロール収納部12Aをカセット出入口30からケーシング21Aの内部空間に出し入れ自在なカセットケースとするとともに、シート摩擦当接部17Aを、ロール収納部12Aの外面側の一部からなり、かつトイレットペーパー11の引き出し方向の長さをトイレットペーパー11の幅の20%となる長さとした平坦な矩形状の傾斜面とし、さらにシート摩擦当接部17Aの4つの辺部のうち、トイレットペーパー11の入側および出側の2つの辺部の屈曲角をそれぞれ鈍角とし、かつその頂部にR面取りを施した点である。
以下、これらの特徴点を具体的に説明する。
図4および図5に示すように、ケーシング21Aの上面は平面視して矩形状の上板31により封止されている。また、ケーシング21Aの右側板18Aと左側板19Aとは、各下半部の前側部分が斜め45°でカットされている。また、ケーシング21Aの右側板18Aと左側板19Aとのうち、各上端部を除いた前側部分には、縦長で矩形状の切欠部18a,19aがそれぞれ形成されている。これにより、ロール収納部12Aのケーシング挿入時、これらの切欠部18a,19aを通して、ロール収納部12Aをケーシング21Aから引き出す際のロール収納部12Aの掴み部を確保することができる。
さらに、ケーシング21Aの右側板18Aと左側板19Aとのうち、各上端部より若干下方の内面には、横長な肉盛り板32が固着されている。各肉盛り板32の幅方向(高さ方向)の中間部には、カセットケースであるロール収納部12Aをカセット出入口30からケーシング21Aの内部空間に水平に出し入れさせる一対のスライドガイド溝33が刻設されている。各スライドガイド溝33の長さは、ロール収納部12Aをケーシング21Aに挿入したとき、背板20Aとロール収納部12Aの奥板23Aとの間に、シート導出路27Aが形成される長さである。なお、各スライドガイド溝33の奥下部には、短尺なロック用掛止凹部34がそれぞれ配設されている。
また、背板20Aの外面側(露出面側)には、その高さ方向の中間部に、背板20Aの外面を基準にして45°の傾斜角で下方傾斜した垂下支持部材16Aの基端部が固定されている。
さらに、ロール収納部12Aは、前板22A、奥板23A、底板24A、右側板37、左側板38からなる上面が開口した平面視して矩形状のケースである。このロール収納部12Aの奥板23Aの上端部の内面側(ローラ収納空間側)には、角棒状のシート導出ガイド部材25Aが、その水平な上面と、奥板23Aの上縁との高さを揃えて一体的に固定されている。
さらに、ロール収納部12Aの奥板23Aの下端部には、シート摩擦当接部17Aが設けられている。このシート摩擦当接部17Aは、ロール収納部12Aの外面側の一部からなり、かつシート摩擦当接部17Aにおけるトイレットペーパー11の引き出し方向の長さを、トイレットペーパー11の幅(軸線方向の長さ、120mm)の約30%の長さ(40mm)とした、平坦でかつ矩形状の傾斜面である。また、このシート摩擦当接部17Aは、その4つの辺部のうち、トイレットペーパー11の入側および出側の2つの辺部の屈曲角をそれぞれ鈍角(135°)とし、かつその頂上部をR面取りしている。さらに、ロール収納部12Aの右側板18Aと左側板19Aとの各上端部の外面側には、対応するスライドガイド溝33に抜き差し自在に挿入される左右一対の横長なスライド突条35がそれぞれ配設されている。各スライド突条35の先端下部には、前記各ロック用掛止凹部34に対応する一対のロック用掛止凸部36が一体的に形成されている。
なお、ロール収納部12Aの下部の内面側には、前板から底板24Aを経て奥板23Aに達する前後方向に長い2本の突条部39を、左右方向に平行に離間して配設してもよい(図5部分拡大図)。これにより、シート先端部11aの引き出し時におけるトイレットペーパー11の回転が円滑となる。
また、奥板23Aの裏面に、一定ピッチ(例えば縦横2〜5mmの間隔)で多数の半球突起部(またはエンボス突起部)39Aを配設してもよい。これにより、仮にトイレ清掃時の水しぶきがシート導出路27に達したり、特に梅雨時期の屋外トイレ等で問題となる、シート導出路27の壁面に結露が発生した場合でも、各半球突起部39Aの先端の乾きが早まる。これにより、奥板23Aの裏面に沿ってシート先端部11aを引き出す際、この壁面に付着した水分によりトイレットペーパー11が湿って破れるおそれは少ない。なお、これらの半球突起部39Aは、シート摩擦当接部17Aの全域に配設しても同様の効果が得られる。ただし、その場合には、シート先端部11aの切断に必要な上記張力を得やすいように、各半球突起部39Aの頂上部をその直径の10〜50%の高さ分だけ均一かつ平坦にカットした方がよい。
図5に示すように、使用時には、まずロール収納部12Aにトイレットペーパー11を投入する。その際、シート導出ガイド部材25Aを介して、シート先端部11aをいったん上方へ導いた後に奥板23Aの外方へ落とし込んでおく。この状態のまま、各ロック用掛止凹部34に各ロック用掛止凸部36を挿入しながら、ロール収納部12Aをカセット出入口30からケーシング21Aの内部空間へ水平に挿入し、セットする(図4)。この時、各ロック用掛止凹部34に各ロック用掛止凸部36が掛止され、ロール収納部12Aのケーシング21Aの内部空間への挿入状態が確保される。
このように、ホルダ本体14Aとして、カセット出入口30を有するケーシング21Aとロール収納部12Aとを有したカセット方式を採用したため、あらかじめトイレの外でトイレットペーパー11をロール収納部12Aに収納・セットすることができる。これにより、不衛生となりがちなトイレ内での例えば蓋の開閉を伴うロール状シート用ホルダへのトイレットペーパーの収納作業が不要となる。また、カセット方式を採用したため、ロール状シート用ホルダ10Aへのトイレットペーパー11の収納(補充)作業が簡単で、その作業時間の短縮を図ることができる。
また、シート摩擦当接部17Aをロール収納部12Aの外面側の一部から構成することで、ロール状シート用ホルダ10Aの製造が容易となり、コスト低減も図れる。また、一般的に薄くて湾曲自在なトイレットペーパー11を引っ張り、この状態を維持して切断に必要な張力を作用させれば、シート摩擦当接部17Aの4つの辺部のうち、トイレットペーパー11の入側の辺部や出側の辺部に応力が集中し、これらの箇所でシートが切れ易い。しかしながら、ここではシート摩擦当接部17Aのトイレットペーパー11の入側の辺部の屈曲角と、シート摩擦当接部17Aのトイレットペーパー11の出側の辺部の屈曲角とをそれぞれ鈍角の135°とし、かつ各頂上部をR面取りするとともに、シート摩擦当接部17Aをトイレットペーパー11の幅の30%の長さ(40mm)を有する平坦な傾斜面としたため、これらの部分と接するシート部分に応力集中が発生せず、シート先端部11aが破断し難い。その結果、トイレットペーパー11のカッタ15Aによる切断に際して、製造の容易性およびコストの観点から採用した“ホルダ本体14Aの外面側の一部からなるシート摩擦当接部17A”であっても、破断することなくかつシート先端部11aに良好な張力を付与することができる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1から推測可能であるため、説明を省略する。
次に、図6を参照して、本発明の実施例3に係るロール状シート用ホルダを説明する。
図6に示すように、実施例3のロール状シート用ホルダ10Bの特徴は、トイレの壁に取り付けられた棚40に載置されるロール状シート用ホルダ10Bであって、引出口13Bをホルダ本体14Bの前板22Bの上端部に形成し、垂下支持部材16Bを、ホルダ本体14Bの前板22Bの外側面のうち、引出口13Bの下側縁の形成部分に基端部が固定された下方へ傾斜する板とし、カッタ15Bを垂下支持部材16Bより前方に配置し、シート摩擦当接部17Bを、垂下支持部材16Bより前方で、かつカッタ15Bより後方に配置し、シート導出ガイド部材25を省略した点である。
以下、これらの特徴点を具体的に説明する。
図6に示すように、実施例3のホルダ本体14Bは、右側板18B、左側板19B、背板20B、前板22B、底板24Bおよび上蓋29Bを構成板とする矩形ボックスのケーシング21Bと、トイレットペーパー11を収納するロール収納部12Bとが、それぞれの構成板を兼用して一体化したものである。
前板22Bの上端には、その全長にわたって傾斜角が45°の垂下支持部材16Bの基端部が一体的に形成されている。
底板24Bの上面には、棚40への載置時におけるロール状シート用ホルダ10Bの安定性を高める平面視して矩形状の錘板Wと、トイレットペーパー11が載置される平面視して矩形状の載置板24aとが、順次、出し入れ自在に積層されている。そのため、必要により錘板Wの増減が可能となる。この載置板24aの上面の前端部および後端部には、トイレットペーパー11の載置位置を中央部に位置決めする2本の位置決め用突条24bが平行に配設されている。
また、上蓋29Bは、平面視して前後方向に長い矩形状の板材で、その先端部が垂下支持部材16Bより前方へ大きく(5cm程度)突出している。右側板18Bと左側板19Bとは、側面視して上辺の方が下辺より長い台形状の板材で、その上端部間に上蓋29Bの基端部が、角棒状に肉厚化されたカッタ支持板12aの両端面から突出する一対の回動軸41を介して軸支されている。また、背板20Bの上端部付近の内面側には、閉蓋時の上蓋29Bを前板22Bの上端より5mmだけ上方位置で水平支持する横長な上蓋支持突条42が固定されている。これにより、閉蓋時、前板22Bの上端と上蓋29Bの裏面側との間に引出口13Bが現出する。
この上蓋29Bの先端の裏面側には、横長なカッタ15Bが固定されている。また、上蓋29Bの先端部の裏面側には、頂角が135°の下向きの二等辺三角形状を有するアングル状フレーム43が、その長さ方向を上蓋29B方向に向けて固定されている。このアングル状フレーム43の引出口13B側の斜面がシート摩擦当接部17Bを構成している。なお、垂下支持部材16Bとシート摩擦当接部17Bとの隙間は引出口13Bの隙間と同じ5mmである。
なお、ホルダ本体14Bは、錘Wを省略して背板20Bをトイレの壁にビス止めしてもよい。
次に、図6を参照して、この実施例3のロール状シート用ホルダ10Bの使用方法を説明する。
図6に示すように、使用時には、まず上蓋29Bを矢印方向に開け、ロール収納部12Bにトイレットペーパー11を投入する。その際、シート先端部11aをいったん上方へ導いた後に垂下支持部材16Bの外方へ落とし込んでおく。この状態で閉蓋し、上蓋29Bの先端部を上蓋支持突条42に掛止する。これにより、前板22Bの上端と上蓋29Bの裏面側との間に引出口13Bが現出し、シート先端部11aは引出口13Bを通り、垂下支持部材16Bに沿ってホルダ本体14Bの前方に垂れ下がる。
次に、この垂れ下がった部分を片手で摘まみ、その後、この部分をカッタ15Bの方向に引っ張ることで、シート先端部11a付近が、垂下支持部材16Bより前方に配置されたアングル状フレーム43のシート摩擦当接部17Bに面接触状態で押し当てられる。その後、この状態を維持したまま、シート先端部11aの所定の切断箇所をカッタ15Bに当てて切断する。
このように、ロール状シート用ホルダ10Bとして、シート端部の前方引き出し方式のものを採用したため、垂下支持部材16Bに沿って垂れ下がるシート先端部11aをロール状シート用ホルダ10Bの前側に配置することができる。これにより、シート端部の吊下位置がホルダ奥側のものに比べて、垂れ下がったシート端部を摘まんで切断する操作が容易となる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1および実施例2から推測可能であるため、説明を省略する。
次に、図7および図8を参照して、本発明の実施例4に係るロール状シート用補助ホルダを説明する。
図7に示すロール状シート用補助ホルダ50は、トイレットペーパー11を支持する既存のロール状シート用ホルダ51の下方に配置され、かつこのロール状シート用ホルダ51から下方へ導出したトイレットペーパー11の先端部11aを切断するとともに、このシート切断により、トイレットペーパー11に新たに現出した先端部11aを垂れ下がり状態で支持するものである。
図8に示すように、ロール状シート用補助ホルダ50は、既存のロール状シート用ホルダ51から下方へ導出したトイレットペーパー11の先端部11aが挿通され、かつ下端開口がトイレットペーパー11の先端部11aの引出口52となったシート挿通路53を奥部に有する補助ホルダ本体54と、補助ホルダ本体54の下面側の前部に設けられ、かつ引出口52から引き出されたトイレットペーパー11の先端部11aを切断するカッタ55と、補助ホルダ本体54に設けられ、かつそのシート切断によって、トイレットペーパー11に新たに現出した先端部11aを垂れ下がり状態で支持する垂下支持部材56と、引出口52とカッタ55との間の補助ホルダ本体54の外面側に設けられ、かつそのシート切断時に、トイレットペーパー11の先端部11a付近が面接触状態で押し当てられることで、トイレットペーパー11の先端部11aに張力を付与するシート摩擦当接部57とを備えている。
補助ホルダ本体54は、プラスチック製の門型ケーシング58と、門型ケーシング58の内部空間に配置されるプラスチック製の横架プレート59とを有している。
門型ケーシング58は、平行に離間した先細り状の右側板60と左側板61と、これらの基端部を直交状態で連結し、かつトイレの壁にビス止めされる横長で矩形状の背板62とを有している。背板62の前面側には、背板62の前面を規準として45°の傾斜角で下方傾斜した垂下支持部材56の基端部が固定されている。
横架プレート59は、平面視して横長な矩形状の板材で、その奥部が横架プレート59の水平な下面を規準にして、45°の傾斜角で上方傾斜している。この傾斜部分の下面がシート摩擦当接部57を構成している。門型ケーシング58における横架プレート59の固定位置は、対峙する垂下支持部材56とシート摩擦当接部57との間に、幅10mmのシート挿通路53が現出する位置としている。また、横架プレート59の前端部付近の下面には、横長なカッタ55が固定されている。なお、横架プレート59の前側の端部と奥側の端部とには、補強のために上方へコの字状に屈曲した前後一対の屈曲部59aが配設されている。
次に、図7および図8を参照して、この発明の実施例4に係るロール状シート用補助ホルダ50の使用方法を説明する。
図7および図8に示すように、この使用時には、ロール状シート用ホルダ51に支持されたトイレットペーパー11から下方へ導出したシート先端部11aを、補助ホルダ本体54の奥部に設けたシート挿通路53を通して引出口52から引き出す。これにより、シート先端部11aが垂下支持部材56に沿って垂れ下がる。その後、この垂れ下がった部分を片手で摘まみ、次いでこの部分をカッタ55の方向に引っ張ることで、シート先端部11a付近がシート摩擦当接部57に面接触状態で押し当てられる。次に、この状態を維持したまま、シート先端部11aの所定の切断箇所をカッタ55に当てて切断する。
これにより、シート切断後には、新たに現出したシート先端部11aが、次回の使用時に片手で摘まめるように垂下支持部材56に沿って垂れ下げることができる(図8)。その結果、既存のロール状シート用ホルダ51の下方にロール状シート用補助ホルダ50を併設するだけで、このロール状シート用補助ホルダ50を利用し、トイレットペーパー11から引き出したシート先端部11aを、既存のロール状シート用ホルダ51およびロール状シート用補助ホルダ50に触れることなく、簡単かつ衛生的に片手で切断することができる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1〜実施例3から推測可能な範囲であるため、説明を省略する。
本発明は、ロール状シートから繰り出されたシート先端部を片手で簡単かつ衛生的に切断可能なロール状シート用ホルダまたはそれ用の補助ホルダとして有用である。
10,10A,10B,51 ロール状シート用ホルダ
11 トイレットペーパー(ロール状シート)
11a 先端部
12,12A,12B ロール収納部
13,13A,13B,52 引出口
14,14A,14B ホルダ本体
15,15A,15B,55 カッタ、
16,16A,16B,56 垂下支持部材、
17,17A,17B,57 シート摩擦当接部
20、20A 背板
22B 前板
25,25A シート導出ガイド部材
27,27A シート導出路
30 カセット出入口
50 ロール状シート用補助ホルダ
53 シート挿通路
54 補助ホルダ本体

Claims (3)

  1. 内部空間にロール状シートを載置状態で収納するロール収納部を有し、かつ前記ロール状シートの先端部の引出口が形成されたホルダ本体と、
    該ホルダ本体の外面側のうち、前記引出口から離間した部分に設けられ、該引出口から引き出したロール状シートの先端部を切断するカッタと、
    前記ホルダ本体に設けられ、かつそのシート切断によって、前記ロール状シートに新たに現出した先端部を垂れ下がり状態で支持する垂下支持部材と、
    前記引出口と前記カッタとの間のホルダ本体の外面側に設けられ、かつそのシート切断時に、前記ロール状シートの先端部付近が面接触状態で押し当てられることで、該ロール状シートの先端部に張力を付与するシート摩擦当接部とを備え
    前記ロール状シートはトイレットペーパーで、
    前記シート摩擦当接部は、前記ホルダ本体の外面側の一部からなり、かつ前記ロール状シートの引き出し方向の長さが、前記ロール状シートの幅の10〜50%の長さである平坦な矩形状の傾斜面で、
    前記シート摩擦当接部の4つの辺部のうち、前記ロール状シートの入側および出側の2つの辺部は、その屈曲角がそれぞれ鈍角で、かつその頂上部がR面取りされたことを特徴とするロール状シート用ホルダ。
  2. 内部空間にロール状シートを載置状態で収納するロール収納部を有し、かつ前記ロール状シートの先端部の引出口が形成されたホルダ本体と、
    該ホルダ本体の外面側のうち、前記引出口から離間した部分に設けられ、該引出口から引き出したロール状シートの先端部を切断するカッタと、
    前記ホルダ本体に設けられ、かつそのシート切断によって、前記ロール状シートに新たに現出した先端部を垂れ下がり状態で支持する垂下支持部材と、
    前記引出口と前記カッタとの間のホルダ本体の外面側に設けられ、かつそのシート切断時に、前記ロール状シートの先端部付近が面接触状態で押し当てられることで、該ロール状シートの先端部に張力を付与するシート摩擦当接部とを備え、
    前記ロール状シートはトイレットペーパーで、
    前記ホルダ本体は、トイレの壁に背板が固定され、かつ前記ロール状シートの投入用の上面開口に上蓋を有するとともに、前記ホルダ本体の奥下部に前記引出口が形成されたもので、
    前記ロール収納部は、前記背板との間に、上端開口が前記内部空間の上端部に配置され、かつ下端開口が前記引出口となった垂直方向に延びるシート導出路を区画形成するように、前記背板から離間して前記ホルダ本体の内部空間に収納され、
    前記垂下支持部材は、前記引出口より下方に配置され、かつ前記引出口から引き出されたロール状シートの先端部を、前記トイレの壁より前方へ離間させる下方へ傾斜した板で、
    前記ホルダ本体には、前記シート導出路の上端付近に、前記ロール状シートの先端部をいったん上方へ導いて前記シート導出路に落とし込むシート導出ガイド部材が設けられたことを特徴とするロール状シート用ホルダ。
  3. 前記シート摩擦当接部のロール状シートの先端部付近が押し当てられる面は、平面または湾曲面であることを特徴とする請求項2に記載のロール状シート用ホルダ。
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