JPH0646323Y2 - 足裏を押圧する突起物の経穴移動溝を設けた履物底 - Google Patents

足裏を押圧する突起物の経穴移動溝を設けた履物底

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JPH0646323Y2
JPH0646323Y2 JP12342189U JP12342189U JPH0646323Y2 JP H0646323 Y2 JPH0646323 Y2 JP H0646323Y2 JP 12342189 U JP12342189 U JP 12342189U JP 12342189 U JP12342189 U JP 12342189U JP H0646323 Y2 JPH0646323 Y2 JP H0646323Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、足裏を押圧する突起物の経穴(ツボ)移動溝
を設けた履物底に関する考案である。
〔従来の技術〕
従来、足の裏を押圧刺激する履物としては、例えばサン
ダル、スリッパ等の履物底(中底)の足裏接当面に上向
きに半円形、或は、棒状等の突起物を多数設けて、履用
した時に、自然に足裏を下側より押圧刺激する構造のも
のがよく知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
周知の如く足裏には、漢方医学上の各種の経穴が存在
し、例えば、足の指の第1趾は肝経に係わっており、厥
陰肝経(けっちんかんけい)の大敦(たいとん)及び大
陰脾経(たいいんひけい)の隠白(いんぱく)等の経穴
が親指位置に存在し、従って肝臓の悪い時には親指に刺
激を与えると好結果が得られ、また、第2趾、第3趾は
胃径に属し、胃疾患に影響を与える陽明胃径(ようめい
いけい)のれい兌(れいだ)等が存在し、第4趾には腎
経と関連した竅陰(きよういん)、第5趾には膀胱経に
関連した至陰(しいん)等の経穴が各々存在している。
また、足裏の中心位置には有名な湧泉、さらにその外側
には太白等の数多くの経穴が足裏に存在するが、これら
を刺激すると大腸や心臓、胃等に好結果が得られること
が知られている。このように、足裏に存在する経穴は、
個々にその効果が異なり、しかも各個人によっては足の
大きさ、形も異なるが故に、各個人の最適の経穴刺激位
置は異なる筈である。にも拘わらず従来の足裏の押圧刺
激履物は、突起物を設けた位置が一定で移動さすことが
できないために、各個人の足裏の最適位置を押圧しない
ことが多く、不快感を覚えるのみでなく必要な経穴部分
を適切に押圧し得ないという問題点があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、各固
人の足裏の経穴の最適の所望位置に押圧突起物を移動さ
すことができ、各個人が最良の経穴の押圧効果を期待す
ることのできる履物を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における履物底は、
履物底の足裏の載置面(靴、サンダル類では中底の表
面、下駄では台の表面)に、足裏の経穴の存在位置に対
応する位置の各線上を通り、且つ、押圧突起物の上端部
の一部は載置面より突出し、下半部が嵌入移動のできる
内巾に形成した経穴移動溝を刻設し、該、経穴移動溝中
に上半部が膨出した略倒伏D字形状の押圧突起物を嵌入
し、経穴移動溝の一端に、押圧突起物の出入孔を設けて
なるものである。
〔作用〕
押圧突起物の出入孔より押圧突起物を経穴移動溝中に嵌
入すると、押圧突起物を所望位置に自由に経穴移動溝中
を移動さすことができ、各個人の最適の経穴位置及び所
望個所のみに押圧突起物を位置させることができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、履物底1は、例えばゴム材
で靴底、又はサンダル底形に形成し、履物底1の足裏の
載置面2に、履用した時の足裏の経穴が存在する位置に
対応する各位置を通過して連通させた経穴移動溝3を刻
設する。さらに詳しくは経穴移動溝3の縦断面は、例え
ば略 形に下半部を外張りに形成することが望ましく、この形
に形成すると後述のその中に嵌入する押圧突起物の抜け
落ち及び移動が最も簡単確実に行なえる。また経穴移動
溝3中に嵌入する押圧突起物4は、例えば上半部が半球
形に膨出した略倒伏D字形に形成することが望ましい。
さらに押圧突起物4は強力な磁気を有する鋼材で形成す
ることが一層好ましい。押圧突起物の出入孔5は、押圧
突起物4が出入できる大きさに窪設し、押圧突起物の出
入孔5の円周の一部を経穴移動溝3の一端に連通して設
ける。
第3図及び第4図の実施例では、履物底11が下駄の場合
を示すものであり、この場合、足裏の載置面21は下駄の
台の表面であり、該足裏の載置面21に前記と同様に経穴
移動溝31を刻設し、経穴移動溝31中に押圧突起物41を押
圧突起物の出入孔51より嵌入し、経穴移動溝31内を押圧
突起物41が滑動可能に嵌入する。
第5図に示す実施例では、足裏の載置面22の表面の土踏
まず部分の対応位置を膨出させて土踏まず膨出面6を形
成し、該土踏まず膨出面6の頂上に経穴移動溝32を通す
と足裏の窪んだ土踏まず部分も押圧突起物42で押圧が可
能である。
第6図に示す実施例では経穴移動溝33が円形のカーブを
多く採用している。さらに経穴移動溝3及び押圧突起物
4の平面的及び立体的構造はかならずしも実施例に示さ
れる形状に限定されるものではなく、経穴の存在する範
囲内であれば経穴移動溝の平面的形状は自由に選択でき
また押圧突起物は経穴移動溝より抜け出さない形状であ
ればよい。また、経穴移動溝3は、シート等に刻設して
からそのシートを履物底の表面に接着して経穴移動溝を
刻設した足裏の載置面を形成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
各個人が所望し、且つ、経穴の刺激効果が最も期待でき
る最適の経穴存在位置に押圧突起物を移動さすことがで
き、例えば第7図に示す足裏の経穴の刺激効能の一例、
(堤 芳郎 著「こんなときには、ここを押せ!!手と足
のツボ77」1988.5.10.日東書院発行)等を参考に各個人
の体調に応じて自由に押圧突起物の位置変えや、数量の
増減を楽しく簡単に行なえて足裏の経穴への押圧効果の
みならず磁気による相剰効果とも相俟って各種経穴の活
溌な循環機能が期待でき特に一枚歯下駄に実施した場合
は踵側と爪先側に傾き易いために、おのずと足に力が入
り静脈血の帰路循環の活性効果も加わり、各個人が各々
好みの位置に押圧突起物を移動させ足裏の押圧快感をも
楽しみながら健康の増進が一層期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は履物底の斜視図、第2図は第1図のA−A線上
の縦断面図、第3図及び第4図は下駄に実施した場合の
斜視図、第5図は他の実施例を示す第1図のB−B線上
の縦断面図、第6図は経穴移動溝の他の実施例を示す斜
視図、第7図は足裏の経穴の刺激効能の一例を示す図で
ある。 1、11、12、13…履物底 2、21、22、23…足裏の載置面 3、31、32、33…経穴移動溝 4、41、42、43…押圧突起物 5、51、52、53…押圧突起物の出入孔 6…土踏まず膨出面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】履物底(1、11、12、13)の足裏の載置面
    (2、21、22、23)に、足裏の経穴の存在位置に対応する
    位置の各線上を通り、且つ、押圧突起物(4、41、42
    43)の上端一部は載置面より突出し、下半部が嵌入移動
    可能な内巾に経穴移動溝(3、31、32、33)を刻設し、
    該、経穴移動溝(3、31、32、33)に上半部が膨出した略
    倒伏D字形状の押圧突起物(4、41、42)を嵌入し、前
    記経穴移動溝(3、31、32、33)の一端に押圧突起物の出
    入孔(5、51、52、53)を設けてなる足裏を押圧する突起
    物の経穴移動溝を設けた履物底。
JP12342189U 1989-10-20 1989-10-20 足裏を押圧する突起物の経穴移動溝を設けた履物底 Expired - Lifetime JPH0646323Y2 (ja)

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JPH0364003U JPH0364003U (ja) 1991-06-21
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JP2013048874A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Toyoda-Kogyo Inc 足裏刺激構造体及び当該構造体を有する履物

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