JPH0646158A - Isdn通信システムの遠隔電源制御装置 - Google Patents

Isdn通信システムの遠隔電源制御装置

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JPH0646158A
JPH0646158A JP4195635A JP19563592A JPH0646158A JP H0646158 A JPH0646158 A JP H0646158A JP 4195635 A JP4195635 A JP 4195635A JP 19563592 A JP19563592 A JP 19563592A JP H0646158 A JPH0646158 A JP H0646158A
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JP
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power supply
power
unit
supply control
main
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JP4195635A
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Muneaki Ikeda
宗明 池田
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信端末での消費電力を極力少なくし、また通
信を開始するまでの時間を極力短くする。 【構成】電源制御端末(親機)29は、ソケットのc〜
fピンを介して呼設定メッセージを受けるプロトコル処
理部38と、呼設定メッセージの受信により主電源を投
入する主電源制御部39と、呼設定メッセージの受信に
応動してソケットのg,hピンを介して電源制御端末
(子機)30に対する給電を行う給電制御部43と、子
機の給電状態を電源制御端末(子機)31からの給電を
受電して識別する受電識別部45を設け、各電源制御端
末(子機)は、ソケットのa,bピンから給電がある
と、主電源を投入制御する電源制御リレー46,47
と、主電源投入が行われるとソケットのg,hピンに給
電を行う整流変圧部48,49を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNインターフェ
ースを介して複数の通信端末との通信を行うISDN通
信システムの遠隔電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遠隔電源制御装置として
は図5に示すものが知られている。これは、デジタル加
入者線1に接続された網終端装置2に非常用給電を行う
給電部3を設け、この給電部3から8本のケーブルのう
ち4本のケーブル4に電位差をかけて給電するようにな
っている。ケーブル4の途中にはソケット5a,5b,
5c,5d,5eが設けられ、この各ソケットのうち、
例えばソケット5a,5c,5eに通信端末の電源制御
端末6a,6b,6cが接続されている。電源制御端末
6a,6b,6cは、給電部3からケーブル4への給電
を受電する受電部7、網終端装置2とケーブル4を介し
て送受信される信号を処理するプロトコル処理部8、こ
のプロトコル処理部8を制御し、プロトコル処理部8が
呼設定メッセージを受信すると、主電源制御部9を制御
してその主電源制御部9に通信端末本体の主電源を投入
させ、またその後、呼が確立すると選択スイッチ回路1
0を制御して通信を開始させる主制御部11を設けてい
る。この主制御部11はまた通信が終了して呼が解放さ
れるか、もしくは呼が確立できなかったときには主電源
制御部9を制御して主電源をOFFさせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
装置では、電源制御端末6a,6b,6cがすべて呼設
定メッセージを識別して主電源を投入する構成になって
いるため、各電源制御端末の制御回路部には常に電源が
供給されていなければならず、接続される通信端末の台
数が増加するとそれだけ消費電力が大きくなる問題があ
った。また各電源制御端末がそれぞれ呼設定メッセージ
を受信して自己の主電源を投入するため、通信端末にお
いて電源投入制御が開始されてから通信を開始するまで
の時間が長くなり、通信にそれだけ時間がかかるという
問題があった。
【0004】そこで本発明は、未通信状態における通信
端末での消費電力を極力少なくでき、しかも電源が投入
されてから通信を開始するまでの時間を極力短くできる
ISDN通信システムの遠隔電源制御装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
ISDNインターフェースを介して複数の通信端末との
通信を行うISDN通信システムにおいて、各通信端末
の1つを親機とし、残りを子機とし、親機は、端末と網
終端装置との間のS/T点で使用状態にあるコネクタピ
ン及びケーブルを介して発信者からの呼設定メッセージ
を受けるプロトコル処理部と、このプロトコル処理部の
呼設定メッセージ受信に応動して自己の主電源を投入す
る主電源制御部と、プロトコル処理部の呼設定メッセー
ジ受信に応動してS/T点で未使用状態となっているコ
ネクタピンとケーブルを介して子機に対する給電を行う
給電制御部と、子機の給電状態を子機からの給電を受電
して識別する受電識別部とを設け、子機は、S/T点で
未使用状態となっているコネクタピンとケーブルを介し
て給電があると、自己の主電源を投入する主電源制御部
と、この主電源制御部により主電源投入が行われるとS
/T点で未使用状態となっているコネクタピンとケーブ
ルを介して他の子機への給電を行う給電制御部とを設け
たものである。
【0006】請求項2対応の発明は、親機は、端末と網
終端装置との間のS/T点で使用状態にあるコネクタピ
ン及びケーブルを介して発信者からの呼設定メッセージ
を受けるプロトコル処理部と、このプロトコル処理部の
呼設定メッセージ受信に応動してS/T点で未使用状態
となっているコネクタピンとケーブルを介して給電を行
う給電制御部と、この給電制御部による給電に応動して
自己の主電源を投入する主電源制御部と、給電制御部に
よる給電を識別して自己及び子機への給電を識別する給
電識別部とを設け、子機は、S/T点で未使用状態とな
っているコネクタピンとケーブルを介して給電がある
と、自己の主電源を投入する主電源制御部を設けたもの
である。
【0007】
【作用】請求項1対応の発明においては、発信者からの
呼設定メッセージを親機のプロトコル処理部が受ける
と、親機では主電源制御部により自己の主電源投入を行
う。またプロトコル処理部の呼設定メッセージ受信に応
動して給電制御部からS/T点で未使用状態となってい
るコネクタピンとケーブルを介して子機への給電を行
う。親機からの給電を受けた子機では主電源制御部によ
り自己の主電源投入を行う。さらに給電制御部によりS
/T点で未使用状態となっているコネクタピンとケーブ
ルを介して他の子機への給電を行う。他の子機では子機
からの給電があると主電源制御部により自己の主電源投
入を行う。さらに給電制御部によりS/T点で未使用状
態となっているコネクタピンとケーブルを介して他の子
機への給電を行う。こうして接続されている子機への給
電が順次行われ、最後の子機への給電が行われるとその
子機の給電制御部による給電を親機の受電識別部が受電
し各子機への給電が終了したことを識別する。
【0008】請求項2対応の発明においては、発信者か
らの呼設定メッセージを親機のプロトコル処理部が受け
ると、親機では給電制御部からS/T点で未使用状態と
なっているコネクタピンとケーブルを介して給電を行
う。この給電制御部による給電に応動して親機は主電源
制御部により自己の主電源を投入する。また給電制御部
による給電が行われると給電識別部はその給電を識別し
て自己及び子機への給電が行われたことを識別する。一
方、子機では、S/T点で未使用状態となっているコネ
クタピンとケーブルを介して給電があると、主電源制御
部により自己の主電源投入を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1において22は網終端装置で、この網
終端装置22はデジタル加入者線21による網からの信
号を4芯メタルケーブルの宅内配線24に変換し、逆に
宅内配線24からの信号をデジタル加入者線21の信号
に変換する。前記網終端装置22内には給電部23が設
けられ、デジタル加入者線21からの非常用給電を前記
宅内配線24にファントム給電方式によって行うように
なっている。これにより各通信端末の主電源が停電等で
供給されない場合であっても発着信通話ができるように
なっている。
【0011】図2に示すように前記宅内配線24はa〜
hピンからなる8ピンのソケット25aのc〜fピンに
接続されている。またa〜hピンからなる8ピンのソケ
ット25b,25c,25d,25eを設け、前記ソケ
ット25aのc,d,e,f,g,hピンをソケット2
5bのb,a,c,d,e,fピンに配線により接続
し、前記ソケット25bのc,d,e,f,g,hピン
をソケット25cのb,a,c,d,e,fピンに配線
により接続し、前記ソケット25cのc,d,e,f,
g,hピンをソケット25dのb,a,c,d,e,f
ピンに配線により接続し、前記ソケット25dのc,
d,e,f,g,hピンをソケット25eのb,a,
c,d,e,fピンに配線により接続し、前記ソケット
25eのg,hピンを前記ソケット25aのb,aピン
に配線により接続している。このように前記ソケット2
5a〜25e間は8芯の宅内配線26a,26b,26
c,26dにより接続されている。
【0012】前記各ソケット25a,25c,25eに
はプラグ27a,27b,27cがそれぞれ接続され、
そのプラグ27a,27b,27cから8芯の端末終端
線28a,28b,28cを介して通信端末の電源制御
端末29,30,31が接続されている。
【0013】前記各ソケット25b,25dには非電源
制御用プラグ32a,32bが接続され、このプラグ3
2a,32bはソケット25b,25dのaピンとhピ
ン、bピンとgピンを短絡している。前記非電源制御用
プラグ32aには8芯の端末終端線33と接続されてい
るプラグ34が接続されている。
【0014】前記ソケット25eのc,fピン間には終
端抵抗35が接続され、d,eピン間には終端抵抗36
が接続されている。
【0015】前記宅内配線24の信号線24a〜24d
は、信号線24aが端末送信+極線、信号線24bが端
末受信+極線、信号線24cが端末受信−極線、信号線
24dが端末送信−極線となっている。
【0016】前記端末終端線28a,28b,28cは
ケーブルL1 〜L8 からなり、うちケーブルL3 〜L6
が通信用として使用されるソケット25a,25c,2
5eのc〜fピンに接続され、残りのケーブルL1 ,L
2 ,L7 ,L8 が通信用として使用されないソケット2
5a,25c,25eのa,b,g,hピンに接続され
ている。
【0017】前記電源制御端末29は親機としての機能
を持ち、内部に前記給電部23からの給電を受電する受
電部37、前記網終端装置22と送受信される信号を処
理するプロトコル処理部38、このプロトコル処理部3
8を制御し、プロトコル処理部38が呼設定メッセージ
を受信すると、主電源制御部39を制御してその主電源
制御部39に通信端末本体の主電源を投入させ、その
後、呼が確立すると選択スイッチ回路40を制御して通
信を開始させる主制御部41を設けている。すなわち前
記受電部37及びプロトコル処理部38は前記端末終端
線28aのケーブルL3 〜L6 及びプラグ27aを介し
て前記ソケット25aのc〜fピンに接続されている。
【0018】前記電源制御端末29はまた内部に給電部
42及びこの給電部42を制御する給電制御部43、受
電部44及びこの受電部44が受電したことを識別する
受電識別部45を設け、前記プロトコル処理部38が受
信した呼設定メッセージに含まれる発信者番号通知等に
よって子機も含む遠隔制御が指示されていると前記主制
御部41は、前記給電制御部43を制御して前記給電部
42から前記端末終端線28aのケーブルL7 ,L8 及
びプラグ27aを介して前記ソケット25aのg,hピ
ンに給電するようになっている。また前記受電部44が
前記ソケット25aのa,bピンからプラグ27a及び
前記端末終端線28aのケーブルL1 ,L2 を介して流
れ込む受電電流を検出すると前記受電識別部45がその
受電を識別し、これにより前記主制御部41が自己の主
電源及び他の通信端末の主電源が投入されたことを認知
するようになっている。
【0019】前記電源制御端末30,31は子機として
の機能を持ち、内部に主電源制御部を構成する電源制御
リレー46,47及び給電制御部を構成する整流変圧部
48,49を設けている。
【0020】前記電源制御端末30は前記ソケット25
cのa,bピンからプラグ27b及び前記端末終端線2
8bのケーブルL1 ,L2 を介して給電があると前記電
源制御リレー46が動作して自己の主電源を投入させ、
同時に前記整流変圧部48から前記端末終端線28bの
ケーブルL7 ,L8 及びプラグ27bを介して前記ソケ
ット25cのg,hピンに給電するようになっている。
【0021】前記電源制御端末31は前記ソケット25
eのa,bピンからプラグ27c及び前記端末終端線2
8cのケーブルL1 ,L2 を介して給電があると前記電
源制御リレー47が動作して自己の主電源を投入させ、
同時に前記整流変圧部49から前記端末終端線28cの
ケーブルL7 ,L8 及びプラグ27cを介して前記ソケ
ット25eのg,hピンに給電するようになっている。
【0022】このような構成の実施例装置では、図3に
示すように、デジタル加入者線21及び網終端装置22
を介して遠隔地から電源制御端末(親機)29に呼設定
メッセージの発信があると、電源制御端末29はプロト
コル処理部38により呼設定メッセージを受信し、これ
により主制御部41は主電源制御部39を制御して自己
の主電源の投入を行う。また呼設定メッセージの発信者
番号通知等により子機も含む遠隔電源制御であるか否か
を識別する。
【0023】そしてもし子機を含まない遠隔電源制御で
あれば発信者に対して電源制御端末(親機)29のみが
着信応答を行って呼を確立し発信者と通信を開始する。
【0024】また子機も含む遠隔電源制御であれば、主
制御部41は給電制御部43を制御し給電部42からの
給電を開始する。この給電はソケット25aのg,hピ
ンからソケット25bのb,aピンへ、ソケット25b
のb,aピンからプラグ32aを介して同ソケット25
bのg,hピンへ、ソケット25bのg,hピンからソ
ケット25cのb,aピンへと行われ、電源制御端末
(子機)30の電源制御リレー46に行われる。
【0025】これにより電源制御端末(子機)30の電
源制御リレー46が動作し自己の主電源を投入する。同
時に電源制御端末(子機)30の整流変圧部48からソ
ケット25cのg,hピンに給電を開始する。この給電
はソケット25cのg,hピンからソケット25dの
b,aピンへ、ソケット25dのb,aピンからプラグ
32bを介して同ソケット25dのg,hピンへ、ソケ
ット25dのg,hピンからソケット25eのb,aピ
ンへと行われ、電源制御端末(子機)31の電源制御リ
レー47に行われる。これにより電源制御端末(子機)
31の電源制御リレー47が動作し自己の主電源を投入
する。同時に電源制御端末(子機)31の整流変圧部4
9からソケット25eのg,hピンに給電を開始する。
【0026】こうしてソケット25eのg,hピンに給
電が行われると、その給電はソケット25aのb,aピ
ンを介して電源制御端末(親機)29の受電部44に行
われる。こうして電源制御端末(親機)29の主制御部
41は電源制御端末(子機)31から給電があったこと
を識別し、プロトコル処理部38から発信者に着信応答
を行う。そして電源制御発信者と電源制御端末(親機)
29及び各電源制御端末(子機)30,31との間で通
信が開始されることになる。
【0027】その後、電源制御発信者から電源制御端末
(親機)29に対して終了メッセージの発信が行われ、
これを電源制御端末(親機)29が受信すると、主制御
部41は給電制御部43を制御して各電源制御端末(子
機)30,31への給電を終了させる。さらに主制御部
41は主電源制御部39を制御して自己の主電源を遮断
させる。
【0028】また子機も含む遠隔電源制御において電源
制御端末(親機)29が各電源制御端末(子機)30,
31への給電を開始したにもかかわらず電源制御端末
(子機)31から電源制御端末(親機)29への給電、
すなわち受電部44による受電が無かったときには電源
制御端末(親機)29は発信者に対して着信拒否を送信
し、主電源制御部39を制御して自己の主電源を遮断さ
せる。
【0029】このように発信者からの遠隔電源制御に対
して電源制御端末(親機)29のみが呼設定メッセージ
を受信し、その呼設定メッセージの発信者番号通知等に
各電源制御端末(子機)30,31への給電指示があれ
ば電源制御端末(親機)29が各電源制御端末(子機)
30,31に給電を開始させるようになっているので、
常に電源制御端末(親機)29のみが網からの信号を識
別できる状態にしておけばよく、従って電源制御端末
(親機)29のみが網からの信号を識別する回路への電
力供給を行い、各電源制御端末(子機)30,31につ
いては全く電力供給を行う必要が無く、従って全体とし
て消費電力の低減化を図ることができる。
【0030】また各電源制御端末(子機)30,31へ
の給電指示があれば電源制御端末(親機)29及び各電
源制御端末(子機)30,31の主電源が略同一タイミ
ングで投入され、その後直ちに発信者との通信に移行で
きるので、発信者との通信を開始するまでの立上がりが
早くなり、電源投入制御が開始されてから通信を開始す
るまでの時間を極力短くできる。
【0031】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、前記実施例と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0032】これは図4に示すように電源制御端末(親
機)として主電源制御部39、給電制御部43、受電部
44及び受電識別部45を省き、代って主制御部41に
制御され、給電部42に給電を開始させるとともに給電
識別を行う給電識別制御部51及びソケット25aの
a,bピンから給電を受けると動作して主電源の投入制
御を行う電源制御リレー52を設けた電源制御端末(親
機)50を使用している。
【0033】また電源制御端末(子機)として整流変圧
部 48,49を省いた電源制御端末(子機)53,5
4を使用している。
【0034】そしてソケット25aのa,bピン、ソケ
ット25bのa,bピン、ソケット25cのa,bピ
ン、ソケット25dのa,bピン、ソケット25eの
a,bピンを配線で接続し、各ソケット25a〜25e
のg,hピンは非接続ピンとしている。またソケット2
5aのa,bピン間及びソケット25eのa,bピン間
にもそれぞれ終端抵抗55,56を接続している。
【0035】この実施例装置においては、デジタル加入
者線21及び網終端装置22を介して遠隔地から電源制
御端末(親機)50に呼設定メッセージの発信がある
と、電源制御端末50はプロトコル処理部38により呼
設定メッセージを受信し、これにより主制御部41は給
電識別制御部51を制御して給電部42からの給電を開
始する。この給電はソケット25aのa,bピン、ソケ
ット25bのa,bピン、ソケット25cのa,bピ
ン,、ソケット25dのa,bピン、ソケット25eの
a,bピンに対して行われ、電源制御端末(親機)50
及び電源制御端末(子機)53,54の電源制御リレー
52,45,46がそれぞれ動作する。こうして電源制
御端末(親機)50及び電源制御端末(子機)53,5
4の主電源が投入される。
【0036】また給電識別制御部51が電源制御端末
(親機)50及び電源制御端末(子機)53,54の主
電源が投入されたことを識別する。
【0037】この実施例においても発信者からの遠隔電
源制御に対して電源制御端末(親機)50のみが呼設定
メッセージを受信し、自己の主電源及び各電源制御端末
(子機)53,54の主電源を投入制御するようになっ
ているので、常に電源制御端末(親機)50のみが網か
らの信号を識別できる状態にしておけばよく、前記実施
例と同様消費電力の低減化を図ることができる。
【0038】また電源制御端末(親機)50及び各電源
制御端末(子機)53,54の主電源が略同一タイミン
グで投入され、その後直ちに発信者との通信に移行でき
るので、前記実施例と同様電源投入制御が開始されてか
ら通信を開始するまでの時間を極力短くできる。
【0039】なお、前記実施例では子機の電源制御端末
を2台接続したものについて述べたが必ずしもこれに限
定されるものではなく、1台又は3台以上接続したもの
であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、本発明によれば、未通信状態にお
ける通信端末での消費電力を極力少なくでき、しかも電
源が投入されてから通信を開始するまでの時間を極力短
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部回路構成図。
【図2】同実施例の部分回路構成図。
【図3】同実施例の作用を説明するための流れ図。
【図4】本発明の他の実施例を示す要部回路構成図。
【図5】従来例を示す要部回路構成図。
【符号の説明】
22…網終端装置、 23…給電部、 25a〜25e…ソケット、 29,50…電源制御端末(親機) 30,31,53,54…電源制御端末(子機) 37…受電部、 39…主電源制御部、 41…主制御部、 43…給電制御部、 45…受電識別部、 46,47…電源制御リレー(主電源制御部)、 48,49…整流変圧部(給電制御部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301 A 7170−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNインターフェースを介して複数
    の通信端末との通信を行うISDN通信システムにおい
    て、前記各通信端末の1つを親機とし、残りを子機と
    し、 前記親機は、端末と網終端装置との間のS/T点で使用
    状態にあるコネクタピン及びケーブルを介して発信者か
    らの呼設定メッセージを受けるプロトコル処理部と、こ
    のプロトコル処理部の呼設定メッセージ受信に応動して
    自己の主電源を投入する主電源制御部と、前記プロトコ
    ル処理部の呼設定メッセージ受信に応動して前記S/T
    点で未使用状態となっているコネクタピンとケーブルを
    介して子機に対する給電を行う給電制御部と、子機の給
    電状態を子機からの給電を受電して識別する受電識別部
    とを設け、 前記子機は、前記S/T点で未使用状態となっているコ
    ネクタピンとケーブルを介して給電があると、自己の主
    電源を投入する主電源制御部と、この主電源制御部によ
    り主電源投入が行われると前記S/T点で未使用状態と
    なっているコネクタピンとケーブルを介して他の子機へ
    の給電を行う給電制御部とを設けたことを特徴とするI
    SDN通信システムの遠隔電源制御装置。
  2. 【請求項2】 ISDNインターフェースを介して複数
    の通信端末との通信を行うISDN通信システムにおい
    て、前記各通信端末の1つを親機とし、残りを子機と
    し、 前記親機は、端末と網終端装置との間のS/T点で使用
    状態にあるコネクタピン及びケーブルを介して発信者か
    らの呼設定メッセージを受けるプロトコル処理部と、こ
    のプロトコル処理部の呼設定メッセージ受信に応動して
    前記S/T点で未使用状態となっているコネクタピンと
    ケーブルを介して給電を行う給電制御部と、この給電制
    御部による給電に応動して自己の主電源を投入する主電
    源制御部と、前記給電制御部による給電を識別して自己
    及び子機への給電を識別する給電識別部とを設け、 前記子機は、前記S/T点で未使用状態となっているコ
    ネクタピンとケーブルを介して給電があると、自己の主
    電源を投入する主電源制御部を設けたことを特徴とする
    ISDN通信システムの遠隔電源制御装置。
JP4195635A 1992-07-22 1992-07-22 Isdn通信システムの遠隔電源制御装置 Pending JPH0646158A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996027998A1 (de) * 1995-03-06 1996-09-12 Philips Electronics N.V. Telekommunikationssystem

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WO1996027998A1 (de) * 1995-03-06 1996-09-12 Philips Electronics N.V. Telekommunikationssystem

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