JPH0646147Y2 - 赤外線リモコン受信装置 - Google Patents
赤外線リモコン受信装置Info
- Publication number
- JPH0646147Y2 JPH0646147Y2 JP1987023207U JP2320787U JPH0646147Y2 JP H0646147 Y2 JPH0646147 Y2 JP H0646147Y2 JP 1987023207 U JP1987023207 U JP 1987023207U JP 2320787 U JP2320787 U JP 2320787U JP H0646147 Y2 JPH0646147 Y2 JP H0646147Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared
- light receiving
- remote control
- infrared remote
- infrared light
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- Optical Communication System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、赤外線を用いて遠隔操作を行うリモコン受信
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来の技術 近年、赤外線を利用した遠隔操作装置(リモコン)は、
エアコンディショナー,テレビジョン受像機等の家庭用
電気機器の中に多く見られる。
エアコンディショナー,テレビジョン受像機等の家庭用
電気機器の中に多く見られる。
従来における赤外線リモコン受信装置について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第3図は従来の赤外線リモコン装置であり、送信装置5
から発信された赤外線コントロール信号10は受信側装置
9の赤外線受光部9aにて受信され、そのコントロール信
号のモードに応じて受信側装置の各機能を動作させるよ
うになっている。
から発信された赤外線コントロール信号10は受信側装置
9の赤外線受光部9aにて受信され、そのコントロール信
号のモードに応じて受信側装置の各機能を動作させるよ
うになっている。
考案が解決しようとする課題 ところが、このような装置においては、受信側装置は、
設置した位置または向きを変えないようなもの、例えば
テレビジョン受像機やエアコンディショナーのようなも
のならば、操作者がリモコンを定位置で操作することに
より、受信側装置の動作モードを選択できるが、もし受
信側装置が比較的小さく、事情に応じて設置場所を変え
たいような装置、例えば室内インターホン装置等の場
合、その設置方向が第4図のように壁掛け式で使用した
場合、受信側装置9の赤外線受光部9aは送信装置5から
の赤外線コントロール信号を受光できないようなことも
あった。
設置した位置または向きを変えないようなもの、例えば
テレビジョン受像機やエアコンディショナーのようなも
のならば、操作者がリモコンを定位置で操作することに
より、受信側装置の動作モードを選択できるが、もし受
信側装置が比較的小さく、事情に応じて設置場所を変え
たいような装置、例えば室内インターホン装置等の場
合、その設置方向が第4図のように壁掛け式で使用した
場合、受信側装置9の赤外線受光部9aは送信装置5から
の赤外線コントロール信号を受光できないようなことも
あった。
そこで、受信側装置9に、互いに異なる側面に2個の赤
外線受光素子を配置することにより、設置方向を変えた
場合でも赤外線コントロール信号を受光するようにする
ことができる。
外線受光素子を配置することにより、設置方向を変えた
場合でも赤外線コントロール信号を受光するようにする
ことができる。
しかしながら2個の赤外線受光素子にリモコンからの赤
外線コントロール信号が入力されるとしても、その赤外
線の波長は同相ではなく、特に、一方の赤外線受光素子
に周辺の壁や物体を反射して信号が入力されたときに
は、位相が大きく遅れた信号となる。このため一方の赤
外線受光素子で受光した信号に対して、他方の赤外線受
光素子で受光した信号がノイズとなり、装置の誤動作を
引き起こす可能性がある。
外線コントロール信号が入力されるとしても、その赤外
線の波長は同相ではなく、特に、一方の赤外線受光素子
に周辺の壁や物体を反射して信号が入力されたときに
は、位相が大きく遅れた信号となる。このため一方の赤
外線受光素子で受光した信号に対して、他方の赤外線受
光素子で受光した信号がノイズとなり、装置の誤動作を
引き起こす可能性がある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本考案の赤外線リモコン
受信装置は、それぞれの受光面が互いに異なる方向に向
いて筐体に取り付けられた複数の赤外線受光素子と、前
記赤外線受光素子で受光した赤外線リモコンからのコン
トロール信号により制御される制御系と、前記筐体の設
置方向に応じて自動的に前記制御系にただ一つの赤外線
受光素子が接続されるように切り換える切り換えスイッ
チとを有することを特徴とするものである。
受信装置は、それぞれの受光面が互いに異なる方向に向
いて筐体に取り付けられた複数の赤外線受光素子と、前
記赤外線受光素子で受光した赤外線リモコンからのコン
トロール信号により制御される制御系と、前記筐体の設
置方向に応じて自動的に前記制御系にただ一つの赤外線
受光素子が接続されるように切り換える切り換えスイッ
チとを有することを特徴とするものである。
作用 上記構成によって、本考案の赤外線リモコン受信装置
は、受信側装置の設置方向を変えた場合にも、設置方向
に応じて自動的に適当な赤外線受光素子が選択され、他
方の赤外線受光素子には赤外線コントロール信号が受光
されない。このため受信側装置が、前記他方の赤外線受
光素子が位相の遅れた信号を受光することにより、誤動
作を起こすことがなくなる。
は、受信側装置の設置方向を変えた場合にも、設置方向
に応じて自動的に適当な赤外線受光素子が選択され、他
方の赤外線受光素子には赤外線コントロール信号が受光
されない。このため受信側装置が、前記他方の赤外線受
光素子が位相の遅れた信号を受光することにより、誤動
作を起こすことがなくなる。
実施例 以下、本考案の一実施例における赤外線リモコン受信装
置について図面を参照して説明する。
置について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の赤外線受信装置における電
気的ブロック図である。図において、1a,1bは、互いに
直交して配置された赤外線受光素子であり、2a,2bはそ
れぞれ前記赤外線受光素子1a,1bで受信した信号を遮断
または通過させるートであり、3は水銀リードスイッチ
等により赤外線リモコン受信装置本体が、水平方向に配
置されているか又は垂直方向に配置されているかを検出
する設置方向検出回路であり、第2図に示したような構
成で、設置方向に応じて水銀11は重力によって枠12内を
移動し水平方向のときはリード線13bをつなぎ垂直方向
のときはリード線13aをつなぐようになっている。4は
動作制御回路である。
気的ブロック図である。図において、1a,1bは、互いに
直交して配置された赤外線受光素子であり、2a,2bはそ
れぞれ前記赤外線受光素子1a,1bで受信した信号を遮断
または通過させるートであり、3は水銀リードスイッチ
等により赤外線リモコン受信装置本体が、水平方向に配
置されているか又は垂直方向に配置されているかを検出
する設置方向検出回路であり、第2図に示したような構
成で、設置方向に応じて水銀11は重力によって枠12内を
移動し水平方向のときはリード線13bをつなぎ垂直方向
のときはリード線13aをつなぐようになっている。4は
動作制御回路である。
次にこの動作を説明する。まず赤外線リモコン受信装置
6が水平方向に設置されると、前記したような水銀11に
よる移動切換えで設置方向検出回路3で水平方向に設置
されたことを検出してゲート2bを開きゲート2aを閉じ
る。赤外線リモコン送信装置5からの送信信号をうけた
赤外線受光素子1bの出力はゲート2bを通り動作制御回路
4に入力され、赤外線リモコン送信装置5で設定された
所定の動作を行なう。また赤外線リモコン受信装置本体
6が垂直に設置された場合には、設置方向検出回路3で
垂直方向に設置されたことを検出してゲート2aを開け、
ゲート2bを閉じる。赤外線リモコン送信装置5からの送
信信号を受けた赤外線受光素子1aの出力はゲート2aを通
り動作制御回路4に入力され、赤外線リモコン送信装置
5で設定された所定の動作を行なうものである。
6が水平方向に設置されると、前記したような水銀11に
よる移動切換えで設置方向検出回路3で水平方向に設置
されたことを検出してゲート2bを開きゲート2aを閉じ
る。赤外線リモコン送信装置5からの送信信号をうけた
赤外線受光素子1bの出力はゲート2bを通り動作制御回路
4に入力され、赤外線リモコン送信装置5で設定された
所定の動作を行なう。また赤外線リモコン受信装置本体
6が垂直に設置された場合には、設置方向検出回路3で
垂直方向に設置されたことを検出してゲート2aを開け、
ゲート2bを閉じる。赤外線リモコン送信装置5からの送
信信号を受けた赤外線受光素子1aの出力はゲート2aを通
り動作制御回路4に入力され、赤外線リモコン送信装置
5で設定された所定の動作を行なうものである。
このように赤外線リモコン受信装置6の設置方向に応じ
て、2つの赤外線受光素子1a,1bのうち一方のみが送信
信号を受け付けるようにしたので、他方の赤外線受光素
子は位相の遅れた送信信号を受信しないので、赤外線リ
モコン受信装置6を正確に動作させることができる。
て、2つの赤外線受光素子1a,1bのうち一方のみが送信
信号を受け付けるようにしたので、他方の赤外線受光素
子は位相の遅れた送信信号を受信しないので、赤外線リ
モコン受信装置6を正確に動作させることができる。
考案の効果 以上のように本考案は、赤外線リモコン受信装置の設置
方向を変えた場合にも充分な受信範囲が得られるよう
に、2個の赤外線受光素子を備えたものにおいて、設置
方向に応じて、自動的に一つの赤外線受光素子にのみに
赤外線リモコンからの送信信号が受信されるように構成
したので、他の赤外線受光素子が位相の遅れた信号を受
光することはなく、このため誤動作を起こすことはなく
なる。
方向を変えた場合にも充分な受信範囲が得られるよう
に、2個の赤外線受光素子を備えたものにおいて、設置
方向に応じて、自動的に一つの赤外線受光素子にのみに
赤外線リモコンからの送信信号が受信されるように構成
したので、他の赤外線受光素子が位相の遅れた信号を受
光することはなく、このため誤動作を起こすことはなく
なる。
第1図は本考案の一実施例における赤外線リモコン受信
装置の電気的ブロック図、第2図は同要部構成図、第3
図及び第4図は赤外線リモコン受信装置の異なる使用状
態を説明するための説明図である。 1a,1b……赤外線受光素子、2a,2b……ゲート、3……設
置方向検出回路、4……動作制御回路、5……赤外線リ
モコン送信装置、6,9……赤外線リモコン受信装置、9a
……赤外線受光部、10……赤外線信号。
装置の電気的ブロック図、第2図は同要部構成図、第3
図及び第4図は赤外線リモコン受信装置の異なる使用状
態を説明するための説明図である。 1a,1b……赤外線受光素子、2a,2b……ゲート、3……設
置方向検出回路、4……動作制御回路、5……赤外線リ
モコン送信装置、6,9……赤外線リモコン受信装置、9a
……赤外線受光部、10……赤外線信号。
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれの受光面が互いに異なる方向に向
いて筐体に取り付けられた複数の赤外線受光素子と、前
記赤外線受光素子で受光した赤外線リモコンからのコン
トロール信号により制御される制御系と、前記筐体の設
置方向に応じて自動的に前記制御系にただ一つの赤外線
受光素子が接続されるように切り換える切り換えスイッ
チとを有することを特徴とする赤外線リモコン受信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987023207U JPH0646147Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 赤外線リモコン受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987023207U JPH0646147Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 赤外線リモコン受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63131476U JPS63131476U (ja) | 1988-08-29 |
JPH0646147Y2 true JPH0646147Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=30821296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987023207U Expired - Lifetime JPH0646147Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | 赤外線リモコン受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646147Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4918581B2 (ja) | 2009-09-25 | 2012-04-18 | 三洋電機株式会社 | リモコン受光装置及び電子機器 |
JP6485017B2 (ja) * | 2014-12-01 | 2019-03-20 | ヤマハ株式会社 | 受信装置及びスピーカ装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917660U (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-02 | 日本ビクター株式会社 | 光信号伝送装置 |
JPS602232U (ja) * | 1983-06-08 | 1985-01-09 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機の受信部の構造 |
JPS6170454U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-14 |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP1987023207U patent/JPH0646147Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63131476U (ja) | 1988-08-29 |
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