JP2002344768A - テレビ装置 - Google Patents

テレビ装置

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JP2002344768A
JP2002344768A JP2001144858A JP2001144858A JP2002344768A JP 2002344768 A JP2002344768 A JP 2002344768A JP 2001144858 A JP2001144858 A JP 2001144858A JP 2001144858 A JP2001144858 A JP 2001144858A JP 2002344768 A JP2002344768 A JP 2002344768A
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screen
infrared signal
television device
light receiving
remote control
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JP2001144858A
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Hiroshi Nishigaki
博史 西垣
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のコード信号の赤外線信号をリモコン装
置から送信して、所定のコード信号の赤外線信号を送信
したリモコン装置の方向に、テレビ装置の画面の向きを
調整する。 【解決手段】 赤外線を利用したリモコン装置によって
遠隔操作が可能なテレビ装置において、所定のコード信
号の赤外線信号をリモコン装置から送信して、テレビ装
置の画面近傍の水平方向に配置された第1の受光手段と
第2の受光手段とが赤外線信号を受信するように、テレ
ビ装置の画面の水平方向の向きを調整するようにする。
また、第1、第2の受光手段と、テレビ装置の画面近傍
の垂直方向中央に配置された第3の受光手段とが赤外線
信号を受信するように、テレビ装置の画面の水平方向の
向きとテレビ装置の画面の垂直方向の向きとを調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線を利用した
リモコン装置によって遠隔操作が可能なテレビ装置に係
り、特にテレビ装置の画面の方向を自動調整するテレビ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば、特開平7−14
7656号公報に記載されているように、リモコン装置
から赤外線信号と超音波信号とを送信して、送信された
超音波信号をテレビ受像機やビデオ再生装置等の映像表
示装置の画面の近傍の水平方向に配置された1対の超音
波信号の受信手段によって受信し、リモコン装置から発
信された超音波信号を検出したときの時間差により距離
を演算して、映像表示装置の画面の水平方向の向きを調
整するようにし、送信された超音波信号を映像表示装置
の画面の近傍の垂直方向に配置された1対の超音波信号
の受信手段によって受信し、リモコン装置から発信され
た超音波信号を検出したときの時間差により距離を演算
して、映像表示装置の画面の垂直方向の向きを調整する
ようにし、映像表示装置の画面を正面から視聴すること
ができるようにしたものがあった。
【0003】また、例えば、実開平4−12762号公
報に記載されているように、リモコン装置から赤外線信
号と超音波信号とを送信して、送信された赤外線信号を
テレビ受像機に配置された赤外線受光部によって受光
し、送信された超音波信号をテレビ受像機の画面近傍に
配置された一対の超音波受信部によって受信して、赤外
線受光部によって受光された赤外線信号と各超音波受信
部によって受信されたそれぞれの超音波信号との到達時
間差を比較して距離を演算し、テレビ受像機の画面の向
きを調整するようにして、テレビ受像機の画面を正面か
ら視聴することができるようにしたものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、リモコン装置から送信された赤外線信号
と超音波信号とを受信して、赤外線信号を受信したとき
から超音波信号を受信したときまでの時間差を検出する
ことによって、映像表示装置の画面の水平方向の向き或
いは垂直方向の向きを調整することができるようになっ
ていたが、映像表示装置の画面の向きを調整するために
赤外線信号の他に、超音波信号をリモコン装置から送信
し、それらの信号を受信したときの時間差を検出して、
映像表示装置の画面の向きを調整しなければならないと
いう不都合があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、テレビ装置を所望動作させる所定のコード信号の
赤外線信号をリモコン装置から送信して、所定のコード
信号の赤外線信号を送信したリモコン装置の方向に、テ
レビ装置の画面の向きを調整することができるようにし
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明においては、赤外線を利用したリモコン装置によ
って遠隔操作が可能なテレビ装置において、所定のコー
ド信号の赤外線信号を送信するリモコン装置と、テレビ
装置の画面近傍の水平方向に配置され、赤外線信号を受
信する第1、第2の受光手段と、前記受光手段が受信し
た赤外線信号が所定のコード信号であるか否かを判断す
る判断手段と、前記テレビ装置の画面の水平方向の向き
を調整する調整手段とを備え、前記第1又は第2の受光
手段が受信した赤外線信号が、所定のコード信号の赤外
線信号であると判断されたとき、前記第1の受光手段と
前記第2の受光手段とが前記赤外線信号を受信するよう
に、前記テレビ装置の画面の水平方向の向きを調整する
ようにする。
【0007】また、前記テレビ装置の画面近傍の垂直方
向中央に配置され、赤外線信号を受信する第3の受光手
段と、前記テレビ装置の画面の垂直方向の向きを調整す
る調整手段とを備え、前記第1、第2又は第3の受光手
段が受信した赤外線信号が、所定のコード信号の赤外線
信号であると判断されたとき、前記第1の受光手段と前
記第2の受光手段と前記第3の受光手段とが前記赤外線
信号を受信するように、前記テレビ装置の画面の水平方
向の向きと前記テレビ装置の画面の垂直方向の向きとを
調整するようにする。
【0008】これらの手段により、テレビ装置を所望動
作させる所定のコード信号の赤外線信号をリモコン装置
から送信して、所定のコード信号の赤外線信号を送信し
たリモコン装置の方向に、テレビ装置の画面の向きを調
整することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の実施の形
態に係るテレビ装置を示す斜視図であり、図2は本発明
の実施の形態に係るテレビ装置の構成を示すブロック図
であり、図3は本発明の実施の形態に係るテレビ装置の
動作を示すフローチャートであり、図4、図5は本発明
の実施の形態に係るテレビ装置の画面の水平方向の向き
の調整動作を示す説明図であり、図6は本発明の実施の
形態に係る他のテレビ装置を示す斜視図であり、図7は
本発明の実施の形態に係る他のテレビ装置の構成を示す
ブロック図であり、図8は本発明の実施の形態に係る他
のテレビ装置の動作を示すフローチャートであり、図
9、図10は本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画
面の垂直方向の向きの調整動作を示す説明図である。
【0010】まず、図1の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置を示す斜視図を基に説明する。
【0011】テレビ装置1は、テレビ装置の画面1aの
水平方向の向きを調整する機能を有する載置台1bに取
り付けられ、リモコン装置10から送信された赤外線信
号を受信するリモコン受信部2a、2bがテレビ装置の
画面1a近傍の水平方向に配置されている。
【0012】テレビ装置の画面1a近傍の水平方向に配
置されたリモコン受信部2a、2bは指向性を有し、赤
外線信号を検知する検知エリアが狭くなっていて、テレ
ビ装置1の画面1aに正対する位置から送信された赤外
線信号を受信するようになっている。
【0013】リモコン装置10には、テレビ装置1の電
源を入切するための指令信号を送信する電源キーやテレ
ビ放送のチャンネルを選択するための指令信号を送信す
るテンキー等が設けられていて、ユーザがリモコン装置
10に設けられたこれらのキーを操作する毎に、所定の
コード信号の赤外線信号がリモコン装置10に設けられ
た赤外LED(図示せず)から送信される。
【0014】リモコン装置10から所定のコード信号の
赤外線信号を送信することによって、リモコン装置10
から送信された赤外線信号と別の装置のリモコン装置か
ら送信された赤外線信号とを識別することができ、別の
装置のリモコン装置のキー操作によるテレビ装置1の誤
動作を防止することができる。
【0015】リモコン装置10から送信された赤外線信
号はリモコン受信部2a又は2bのいずれかによって受
信され、受信された赤外線信号が所定のコード信号の赤
外線信号であるとき、テレビ装置1はユーザが所望した
動作をする。
【0016】そして、リモコン受信部2a又は2bのい
ずれかのみがリモコン装置10から送信された所定のコ
ード信号の赤外線信号を受信している場合、リモコン受
信部2aとリモコン受信部2bとがリモコン装置10か
ら送信された所定のコード信号の赤外線信号を受信する
ように、載置台1bに取り付けられたテレビ装置1の画
面1aの水平方向の向きが調整され、所定のコード信号
を送信したリモコン装置10の方向にテレビ装置1の画
面1aの向きが制御される。
【0017】次に、図2の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
【0018】テレビ装置1は、リモコン装置10から送
信された赤外線信号を受信するリモコン受信部2a、2
bと、テレビ装置1のシステムの制御をするマイコン3
と、画面の水平方向の向きを調整する水平方向駆動モー
タ5と、水平方向駆動モータ5を制御する駆動回路4と
を備えている。
【0019】リモコン装置10から所定のコード信号の
赤外線信号が送信されると、送信された赤外線信号はリ
モコン受信部2a又は2bによって受信される。
【0020】リモコン受信部2a又は2bのいずれかに
よって赤外線信号が受信されると、受信された赤外線信
号が所定のコード信号の赤外線信号であるか否かが、マ
イコン3によって判断される。
【0021】そして、受信された赤外線信号が所定のコ
ード信号の赤外線信号であると判断されたとき、リモコ
ン受信部2aとリモコン受信部2bとが赤外線信号を受
信しているか否かが、マイコン3によって判断される。
【0022】リモコン装置10から送信された赤外線信
号がリモコン受信部2a又は2bのいずれかのみによっ
て受信されていると判断されたとき、マイコン3によっ
て駆動回路4が制御されて、水平方向駆動モータ5が駆
動され、リモコン受信部2aとリモコン受信部2bとが
赤外線信号を受信するように、テレビ装置1の画面の水
平方向の向きが調整され、所定のコード信号を送信した
リモコン装置10の方向にテレビ装置1の画面の向きが
制御される。
【0023】次に、図3の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置の動作を示すフローチャートを基に、図4、図
5の本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画面の水平
方向の向きの調整動作を示す説明図を参照しながら説明
する。
【0024】リモコン装置からの赤外線信号を受信する
と、ステップS1からステップS2に進み、ステップS
2で、受信した赤外線信号が所定のコード信号の赤外線
信号であるか否かが判断され、受信した赤外線信号が所
定のコード信号の赤外線信号である場合、ステップS3
に進み、受信した赤外線信号が所定のコード信号の赤外
線信号でない場合、ステップS7に進んでテレビ装置の
画面の向きの調整を行わずに処理を終了する。
【0025】ステップS3で、リモコン受信部2aによ
って、赤外線信号を受信されているか否かが判断され、
リモコン受信部2aによって赤外線信号が受信されてい
る場合は、ステップS5に進み、リモコン受信部2aに
よって赤外線信号が受信されていない場合は、ステップ
S4に進む。
【0026】ステップS4で、所定のコード信号の赤外
線信号を送信したリモコン装置10の位置がリモコン受
信部2aの検知エリア外にあり、リモコン受信部2aに
よって赤外線信号が受信されていないので(図4の
(a)参照)、テレビ装置の画面を反時計方向に回転し
て、リモコン受信部2aによって赤外線信号が受信され
るまで、ステップS3からステップS4のステップを繰
り返す(図4の(b)参照)。
【0027】ステップS5で、リモコン受信部2bによ
って、赤外線信号を受信されているか否かが判断され、
リモコン受信部2bによって赤外線信号が受信されてい
る場合は、ステップS7に進んで処理を終了し、リモコ
ン受信部2bによって赤外線信号が受信されていない場
合は、ステップS6に進む。
【0028】ステップS6で、所定のコード信号の赤外
線信号を送信したリモコン装置10の位置がリモコン受
信部2bの検知エリア外にあり、リモコン受信部2bに
よって赤外線信号が受信されていないので(図5の
(a)参照)、テレビ装置の画面を時計方向に回転し
て、リモコン受信部2bによって赤外線信号が受信され
るまで、ステップS5からステップS6のステップを繰
り返す(図5の(b)参照)。
【0029】以上のステップS1からステップS7の処
理により、リモコン受信部2aとリモコン受信部2bと
が赤外線信号を受信するようにテレビ装置の画面の水平
方向の向きが調整され、所定のコード信号を送信したリ
モコン装置の方向にテレビ装置の画面の向きが制御され
る。
【0030】なお、赤外線信号を受信するリモコン受信
部2a、2bは、上述した形態に限定されるものではな
く、テレビ装置1の画面1a近傍の水平方向に配置すれ
ばよい。
【0031】次に、図6の本発明の実施の形態に係る他
のテレビ装置を示す斜視図を基に説明する。
【0032】テレビ装置1は、テレビ装置の画面1aの
水平方向の向きと垂直方向の向きとを調整する機能を有
する載置台1cに取り付けられ、リモコン装置10から
送信された赤外線信号を受信するリモコン受信部2a、
2bがテレビ装置の画面1a近傍の水平方向に配置さ
れ、リモコン装置10から送信された赤外線信号を受信
するリモコン受信部2cがテレビ装置の画面1a近傍の
垂直方向に配置されている。
【0033】テレビ装置の画面1a近傍の水平方向に配
置されたリモコン受信部2a、2b、2cは指向性を有
し、赤外線信号を検知する検知エリアが狭くなってい
て、テレビ装置1の画面1aに正対する位置から送信さ
れた赤外線信号を受信するようになっている。
【0034】リモコン装置10には、テレビ装置1の電
源を入切するための電源キーやテレビ放送のチャンネル
を選択するためのテンキー等が設けられていて、ユーザ
がリモコン装置10に設けられたこれらのキーを押す毎
に、別の装置のリモコン装置のキー操作による誤動作を
防止するため、所定のコード信号の赤外線信号がリモコ
ン装置に設けられた赤外LED(図示せず)から送信さ
れる。
【0035】リモコン装置10から送信された赤外線信
号がリモコン受信部2a、2b又は2cのいずれかによ
って受信され、受信された赤外線信号が所定のコード信
号の赤外線信号であるとき、テレビ装置1はユーザが所
望した動作をする。
【0036】そして、リモコン受信部2a、2b又は2
cのいずれかのみがリモコン装置10から送信された所
定のコード信号の赤外線を受信している場合、リモコン
受信部2aとリモコン受信部2bとリモコン受信部2c
とがリモコン装置10から送信された所定のコード信号
の赤外線信号を受信するように、テレビ装置1の画面1
aの水平方向の向きと垂直方向の向きとが調整され、所
定のコード信号を送信したリモコン装置10の方向にテ
レビ装置1の画面1aの向きが制御される。
【0037】次に、図7の本発明の実施の形態に係る他
のテレビ装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
【0038】テレビ装置1は、リモコン装置10から送
信された赤外線信号を受信するリモコン受信部2a、2
b、2cと、テレビ装置1のシステムの制御をするマイ
コン3と、画面の水平方向の向きを調整する水平方向駆
動モータ5と、水平方向駆動モータ5を制御する駆動回
路4と、画面の垂直方向の向きを調整する垂直方向駆動
モータ7と、垂直方向駆動モータ7を制御する駆動回路
6とを備えている。
【0039】リモコン装置10から所定のコード信号の
赤外線信号が送信されると、送信された赤外線信号はリ
モコン受信部2a、2b又は2cによって受信される。
【0040】リモコン受信部2a、2b又は2cのいず
れかによって赤外線信号が受信されると、受信された赤
外線信号が所定のコード信号の赤外線信号であるか否か
が、マイコン3によって判断される。
【0041】そして、受信された赤外線信号が所定のコ
ード信号の赤外線信号であると判断されたとき、リモコ
ン受信部2aとリモコン受信部2bとリモコン受信部2
cとによって赤外線信号が受信されているか否かがマイ
コン3によって判断される。
【0042】リモコン装置10から送信された赤外線信
号がリモコン受信部2a、2b又は2cのいずれかのみ
によって受信されていると判断されたとき、マイコン3
によって、駆動回路4が制御されて水平方向駆動モータ
5が駆動され、駆動回路6が制御されて垂直方向駆動モ
ータ7が駆動され、リモコン受信部2aとリモコン受信
部2bとリモコン受信部2cとが赤外線信号を受信する
ように、テレビ装置1の画面の水平方向の向きと垂直方
向の向きとが調整され、所定のコード信号を送信したリ
モコン装置10の方向にテレビ装置1の画面の向きが制
御される。
【0043】次に、図8の本発明の実施の形態に係る他
のテレビ装置の動作を示すフローチャートを基に、図
4、図5の本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画面
の水平方向の向きの調整動作を示す説明図と、図9、図
10の本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画面の垂
直方向の向きの調整動作を示す説明図とを参照しながら
説明する。
【0044】リモコン装置からの赤外線信号を受信する
と、ステップS11からステップS12に進み、ステッ
プS12で、受信した赤外線信号が所定のコード信号の
赤外線信号であるか否かが判断され、受信した赤外線信
号が所定のコード信号の赤外線信号である場合、ステッ
プS13に進み、受信した赤外線信号が所定のコード信
号の赤外線信号でない場合、ステップS21に進んでテ
レビ装置の画面の向きの調整を行わずに処理を終了す
る。
【0045】ステップS13で、リモコン受信部2a又
は2bによって、赤外線信号を受信されているか否かが
判断され、リモコン受信部2a又は2bによって赤外線
信号が受信されている場合は、ステップS15に進み、
リモコン受信部2aによって赤外線信号が受信されてい
ない場合は、ステップS14に進む。
【0046】ステップS14で、所定のコード信号の赤
外線信号を送信したリモコン装置10の位置がリモコン
受信部2a又は2bの検知エリア外にあり、リモコン受
信部2a又は2bによって赤外線信号が受信されていな
いので(図9の(a)参照)、テレビ装置の画面を上方
向に傾斜させて、リモコン受信部2a又は2bによって
赤外線信号が受信されるまで、ステップS13からステ
ップS14のステップを繰り返す(図9の(b)参
照)。
【0047】ステップS15で、リモコン受信部2aに
よって、赤外線信号を受信されているか否かが判断さ
れ、リモコン受信部2aによって赤外線信号が受信され
ている場合は、ステップS17に進み、リモコン受信部
2aによって赤外線信号が受信されていない場合は、ス
テップS16に進む。
【0048】ステップS16で、所定のコード信号の赤
外線信号を送信したリモコン装置10の位置がリモコン
受信部2aの検知エリア外にあり、リモコン受信部2a
によって赤外線信号が受信されていないので(図4の
(a)参照)、テレビ装置の画面を反時計方向に回転し
て、リモコン受信部2aによって赤外線信号が受信され
るまで、ステップS15からステップS16のステップ
を繰り返す(図4の(a)参照)。
【0049】ステップS17で、リモコン受信部2bに
よって、赤外線信号を受信されているか否かが判断さ
れ、リモコン受信部2bによって赤外線信号が受信され
ている場合は、ステップS19に進み、リモコン受信部
2bによって赤外線信号が受信されていない場合は、ス
テップS18に進む。
【0050】ステップS18で、所定のコード信号の赤
外線信号を送信したリモコン装置10の位置がリモコン
受信部2bの検知エリア外にあり、リモコン受信部2b
によって赤外線信号が受信されていないので(図5の
(a)参照)、テレビ装置の画面を時計方向に回転し
て、リモコン受信部2bによって赤外線信号が受信され
るまで、ステップS5からステップS6のステップを繰
り返す(図5の(b)参照)。
【0051】ステップS19で、リモコン受信部2cに
よって、赤外線信号を受信されているか否かが判断さ
れ、リモコン受信部2cによって赤外線信号が受信され
ている場合は、ステップS21に進んで処理を終了し、
リモコン受信部2cによって赤外線信号が受信されてい
ない場合は、ステップS20に進む。
【0052】ステップS20で、所定のコード信号の赤
外線信号を送信したリモコン装置10の位置がリモコン
受信部2cの検知エリア外にあり、リモコン受信部2c
によって赤外線信号が受信されていないので(図10の
(a)参照)、テレビ装置の画面を下方向に傾斜させ
て、リモコン受信部2cによって赤外線信号が受信され
るまで、ステップS19からステップS20のステップ
を繰り返す(図9の(b)参照)。
【0053】以上のステップS11からステップS21
の処理により、リモコン受信部2aとリモコン受信部2
bとリモコン受信部2cとが赤外線信号を受信するよう
にテレビ装置の画面の水平方向の向きが調整され、所定
のコード信号を送信したリモコン装置の方向にテレビ装
置の画面の向きが制御される。
【0054】なお、赤外線信号を受信するリモコン受信
部2a、2bをテレビ装置1の画面1a上方近傍の水平
方向に配置し、リモコン受信部2cをテレビ装置1の画
面1a下方近傍の中央に配置してもよい。
【0055】また、リモコン受信部2cは、テレビ装置
1の画面1a近傍の垂直方向に配置すればよいが、画面
1a近傍の中央に配置することが好ましい。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
テレビ装置によれば、所定のコード信号の赤外線信号を
リモコン装置から送信して、テレビ装置の画面近傍の水
平方向に配置された第1の受光手段と第2の受光手段と
が所定のコード信号の赤外線信号を受信するように、テ
レビ装置の画面の水平方向の向きを調整するようにして
いる。また、テレビ装置の画面近傍の水平方向に配置さ
れた第1と第2の受光手段と、テレビ装置の画面近傍の
垂直方向中央に配置された第3の受光手段とが赤外線信
号を受信するように、テレビ装置の画面の水平方向の向
きとテレビ装置の画面の垂直方向の向きとを調整するよ
うにしている。このことにより、テレビ装置を所望動作
させる所定のコード信号の赤外線信号をリモコン装置か
ら送信して、所定のコード信号の赤外線信号を送信した
リモコン装置の方向に、テレビ装置の画面の向きを調整
することができる。
【0057】請求項1記載の発明に係るテレビ装置は、
所定のコード信号の赤外線信号をリモコン装置から送信
して、テレビ装置の画面近傍の水平方向に配置された第
1、第2の受光手段とテレビ装置の画面近傍の垂直方向
中央に配置された第3の受光手段とが所定のコード信号
の赤外線信号を受信するように、テレビ装置の画面の水
平方向の向きとテレビ装置の画面の垂直方向の向きとを
調整するようにしている。
【0058】請求項2記載の発明に係るテレビ装置は、
所定のコード信号の赤外線信号をリモコン装置から送信
して、テレビ装置の画面近傍の水平方向に配置された第
1の受光手段と第2の受光手段とが所定のコード信号の
赤外線信号を受信するように、テレビ装置の画面の水平
方向の向きを調整するようにしている。
【0059】請求項3記載の発明に係るテレビ装置は、
所定のコード信号の赤外線信号をリモコン装置から送信
して、テレビ装置の画面近傍の水平方向に配置された第
1の受光手段と第2の受光手段とが所定のコード信号の
赤外線信号を受信するように、テレビ装置の画面の水平
方向の向きを調整し、第1、第2の受光手段とテレビ装
置の画面近傍の垂直方向中央に配置された第3の受光手
段とが所定のコード信号の赤外線信号を受信するよう
に、テレビ装置の画面の垂直方向の向きを調整するよう
にしている。
【0060】請求項4記載の発明に係るテレビ装置は、
テレビ装置の画面下方近傍の左右に配置された一対の受
光手段と、テレビ装置の画面上方近傍の中央に配置され
た受光手段とが、リモコン装置から送信された所定のコ
ードの赤外線信号を受信するように、テレビ装置の画面
の水平方向の向きと垂直方向の向きとを調整するように
している。
【0061】請求項5記載の発明に係るテレビ装置は、
テレビ装置の画面上方近傍の左右に配置された一対の受
光手段と、テレビ装置の画面下方近傍の中央に配置され
た受光手段とが、リモコン装置から送信された所定のコ
ードの赤外線信号を受信するように、テレビ装置の画面
の水平方向の向きと垂直方向の向きとを調整するように
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置を示す
斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の動作
を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画面
の水平方向の向きの調整動作を示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画面
の水平方向の向きの調整動作を示す説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る他のテレビ装置を
示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態に係る他のテレビ装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る他のテレビ装置の
動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画面
の垂直方向の向きの調整動作を示す説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の画
面の垂直方向の向きの調整動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テレビ装置 1a 画面 1b、1c 載置台 2a、2b、2c リモコン受信部2c 3 マイコン 4、6 駆動回路 5 水平方向駆動モータ 7 垂直方向駆動モータ 10 リモコン装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のコード信号の赤外線信号を送信す
    るリモコン装置によって遠隔操作が可能なテレビ装置に
    おいて、テレビ装置の画面近傍の水平方向に配置され、
    赤外線信号を受信する第1、第2の受光手段と、前記テ
    レビ装置の画面近傍の垂直方向中央に配置され、赤外線
    信号を受信する第3の受光手段と、前記受光手段が受信
    した赤外線信号が所定のコード信号であるか否かを判断
    する判断手段と、前記テレビ装置の画面の水平方向の向
    きを調整する調整手段と、前記テレビ装置の画面の垂直
    方向の向きを調整する調整手段とを備え、前記第1、第
    2又は第3の受光手段が受信した赤外線信号が所定のコ
    ード信号の赤外線信号であると判断されたとき、前記第
    1の受光手段と前記第2の受光手段と前記第3の受光手
    段とが前記赤外線信号を受信するように、前記テレビ装
    置の画面の水平方向の向きと前記テレビ装置の画面の垂
    直方向の向きとを調整するようにしたことを特徴とする
    テレビ装置。
  2. 【請求項2】 所定のコード信号の赤外線信号を送信す
    るリモコン装置によって遠隔操作が可能なテレビ装置に
    おいて、テレビ装置の画面近傍の水平方向に配置され、
    赤外線信号を受信する第1、第2の受光手段と、前記受
    光手段が受信した赤外線信号が所定のコード信号である
    か否かを判断する判断手段と、前記テレビ装置の画面の
    水平方向の向きを調整する調整手段とを備え、前記第1
    又は第2の受光手段が受信した赤外線信号が所定のコー
    ド信号の赤外線信号であると判断されたとき、前記第1
    の受光手段と前記第2の受光手段とが前記赤外線信号を
    受信するように、前記テレビ装置の画面の水平方向の向
    きを調整するようにしたことを特徴とするテレビ装置。
  3. 【請求項3】 前記テレビ装置の画面近傍の垂直方向中
    央に配置され、赤外線信号を受信する第3の受光手段
    と、前記テレビ装置の画面の垂直方向の向きを調整する
    調整手段とを備え、前記第1、第2又は第3の受光手段
    が受信した赤外線信号が所定のコード信号の赤外線信号
    であると判断されたとき、前記第1の受光手段と前記第
    2の受光手段と前記第3の受光手段とが前記赤外線信号
    を受信するように、前記テレビ装置の画面の水平方向の
    向きと前記テレビ装置の画面の垂直方向の向きとを調整
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載のテレビ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の受光手段は、前記テレ
    ビ装置の画面下方近傍の左右に配置された一対の受光手
    段であり、前記第3の受光手段は、前記テレビ装置の画
    面上方近傍の中央に配置された受光手段であることを特
    徴とする請求項3記載のテレビ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の受光手段は、前記テレ
    ビ装置の画面上方近傍の左右に配置された一対の受光手
    段であり、前記第3の受光手段は、前記テレビ装置の画
    面下方近傍の中央に配置された受光手段であることを特
    徴とする請求項3記載のテレビ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256824A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Tadano Ltd 遠隔操作装置
JP2009296094A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Sony Corp ポジショニング装置

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