JP2002186062A - テレビ装置 - Google Patents

テレビ装置

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JP2002186062A
JP2002186062A JP2000380937A JP2000380937A JP2002186062A JP 2002186062 A JP2002186062 A JP 2002186062A JP 2000380937 A JP2000380937 A JP 2000380937A JP 2000380937 A JP2000380937 A JP 2000380937A JP 2002186062 A JP2002186062 A JP 2002186062A
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JP
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infrared signal
detection distance
intensity
viewer
television device
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JP2000380937A
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Takahiro Nakano
隆廣 中野
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン装置に設けられたキーを押すことに
よって、検知距離が設定され、設定された検知距離を変
更できるようにし、検知距離の範囲内に視聴者が入った
とき、テレビ装置の電源を切るようにして、テレビ装置
の画面近傍での視聴を防止する。 【解決手段】 画面前方の視聴者に向けて赤外線信号を
送信する発光手段と、視聴者によって反射された赤外線
信号の反射光を受信する受光手段と、受信した赤外線信
号が所定の強さ以上か否かを判断して、テレビ装置の電
源を制御する第1の制御手段と、送信される赤外線信号
の強さを制御して検知距離を設定する第2の制御手段
と、送信される赤外線信号の強さを制御する制御データ
を記憶する記憶手段と、検知距離を設定する第1のキ
ー、検知距離を拡大する第2のキー及び検知距離を縮小
する第3のキーとが設けられたリモコン装置とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】テレビ装置の画面近傍での視
聴を防止する機能を備えたテレビ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ放送等の映像などを視聴し
ているとき、幼児などはテレビ装置の画面に近寄ってテ
レビ放送等の映像を見る傾向があるため、幼児などが近
視になったり、漏洩微弱X線の影響を受けたりしないよ
うに、親がテレビ装置の画面に近寄ってテレビ放送等の
映像を見ないように注意していた。
【0003】テレビ装置の画面に近寄ってテレビ放送等
の映像を視聴できないようにした従来技術としては、例
えば、特開平8−307800号公報に記載されている
ように、テレビ装置の画面近傍にテレビ近傍視聴防止器
を設置し、画面前方に向けて超音波を送信して、予め設
定された検知距離の範囲内に入った視聴者によって反射
された超音波を受信したとき、赤外線信号を視聴者に向
けて送信し、視聴者によって反射された赤外線信号の反
射光をリモコン受信部によって受信して、テレビの電源
を切ったり、画面を切り換えたりすることができるよう
にしたものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、テレビ装置の画面から予め設定された検知
距離の範囲内に入った視聴者を検知するために、超音波
によって検知する検知距離を設定ツマミで調節して設定
しなければならないという不都合があった。
【0005】本発明は前記の点に鑑みてなされたもので
あり、テレビ装置の画面より所定距離離れた位置におい
て、リモコン装置に設けられた検知距離を設定するキー
を押すことによって検知距離が設定されるようにして、
設定された検知距離の範囲内に視聴者が入ったとき、テ
レビ装置の電源が切られるようにし、設定された検知距
離の範囲内から視聴者が離れたとき、テレビ装置の電源
が元の状態に戻されるようにしようとするものである。
【0006】また、リモコン装置に設けられた検知距離
を拡大するキーを押す毎に、設定されている検知距離を
所定距離拡大できるようにし、リモコン装置に設けられ
た検知距離を縮小するキーを押す毎に、設定されている
検知距離を所定距離縮小することができるようにして、
設定されている検知距離を変更することができるように
しようとするものである。
【0007】また、設定された検知距離を記憶して、テ
レビ装置の電源が入れられたとき、設定されて記憶され
ている検知距離の範囲内に視聴者が入ったか否かを判断
して、テレビ装置の電源を制御することができるように
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明においては、赤外線を利用したリモコン装置によ
って遠隔操作が可能なテレビ装置において、テレビ装置
の画面近傍に配置され、画面前方の視聴者に向けて赤外
線信号を送信する発光手段と、テレビ装置の画面近傍に
配置され、リモコン装置から送信された赤外線信号を受
信すると共に発光手段から送信され視聴者によって反射
された赤外線信号の反射光を受信する受光手段と、受光
手段が所定の強さ以上の赤外線信号の反射光を受信した
とき、テレビ装置の電源を切るようにし、受光手段が所
定の強さ未満の赤外線信号の反射光を受信したとき、テ
レビ装置の電源を元の状態に戻すようにテレビ装置の電
源を制御する第1の制御手段と、リモコン装置に設けら
れた検知距離を設定する第1のキーが押されたとき、受
光手段によって所定の強さの赤外線信号の反射光が受信
されるように、発光手段によって送信される赤外線信号
の強さを制御して検知距離を設定する第2の制御手段
と、押される毎に発光手段によって送信される赤外線信
号の強さを所定量強くして、検知距離を所定距離拡大す
るリモコン装置に設けられた第2のキーと、押される毎
に発光手段によって送信される赤外線信号の強さを所定
量弱くして、検知距離を所定距離縮小するリモコン装置
に設けられた第3のキーと、検知距離の範囲内に入った
視聴者を検知するように設定された、発光手段によって
送信される赤外線信号の強さを制御する制御データを記
憶する記憶手段とを備える。
【0009】これらの手段により、テレビ装置の画面よ
り所定距離離れた位置において、リモコン装置に設けら
れた検知距離を設定するキーを押すことによって検知距
離が設定され、設定された検知距離の範囲内に視聴者が
入ったとき、テレビ装置の電源を切るようにすることが
でき、設定された検知距離の範囲内から視聴者が離れた
とき、テレビ装置の電源を元の状態に戻すようにするこ
とができる。
【0010】また、リモコン装置に設けられた検知距離
を拡大するキーを押す毎に、設定されている検知距離を
所定距離拡大することができ、リモコン装置に設けられ
た検知距離を縮小するキーを押す毎に、設定されている
検知距離を所定距離縮小することができるので、設定さ
れている検知距離を変更することができる。
【0011】更に、設定或いは変更された検知距離が記
憶されるようにしているので、テレビ装置の電源が入れ
られたとき、設定されて記憶されている検知距離の範囲
内に視聴者が入ったか否かを判断して、テレビ装置の電
源を制御することができる。
【0012】また、親がテレビ放送等の映像を視聴して
いるときに、幼児が画面に近寄ってテレビ放送等の映像
を見ようとしたとき、親がリモコン装置に設けられた検
知距離を設定するキーを押すことによって、画面に接近
した幼児の位置を検知距離として設定することができる
ので、その検知距離の範囲内に幼児が入ったとき、テレ
ビの電源が切れるようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の実施の形
態に係るテレビ装置の斜視図であり、図2は本発明の実
施の形態に係るテレビ装置のリモコン装置の操作キー部
を示す図であり、図3は本発明の実施の形態に係るテレ
ビ装置の動作を示す説明図であり、図4は本発明の実施
の形態に係るテレビ装置の構成を示すブロック図であ
り、図5は本発明の実施の形態に係るテレビ装置の検知
距離設定の動作を示すフローチャートであり、図6は本
発明の実施の形態に係るテレビ装置の検知距離変更の動
作を示すフローチャートであり、図7は本発明の実施の
形態に係るテレビ装置の検知動作を示すフローチャート
である。
【0014】まず、図1、図2及び図3を基に本発明の
実施の形態に係るテレビ装置を説明する。
【0015】図1に示すように、テレビ装置1の画面1
aの近傍に、画面前方の視聴者に向けて赤外線信号を送
信する赤外LED5と、リモコン装置から送信された赤
外線信号を受信すると共に赤外LED5から送信され視
聴者によって反射された赤外線信号の反射光を受信する
リモコン受信部6とが配置されている。
【0016】また、図2に示すように、リモコン装置9
には、テレビ装置の電源を入切するためのキーやテレビ
放送のチャンネルを選択するためのキー等と、検知距離
を設定するための検知距離設定キー9aと、検知距離設
定キー9aのキー操作によって設定された検知距離を所
定距離拡大するための検知距離拡大キー9bと、検知距
離を所定距離縮小するための検知距離縮小キー9cとが
設けられている。リモコン装置9に設けられたこれらの
キーを押す毎に、所定の赤外線信号がリモコン装置に設
けられた赤外LED(図示せず)から送信される。
【0017】そして、図3に示すように、テレビ装置1
の画面1a近傍に配置された赤外LED5によって、画
面前方の視聴者に向けて送信される。赤外LED5によ
って送信された赤外線信号は、視聴者10によって反射
され、反射された赤外線信号の反射光が、リモコン装置
9から送信される赤外線信号と同様に、リモコン受信部
6によって受信される。
【0018】次に、図4の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
【0019】リモコン装置9に設けられた検出距離を設
定する検知距離設定キーが押されると、検出距離設定を
指令する赤外線信号がリモコン装置9から送信され、送
信された赤外線信号がテレビ装置のリモコン受信部6に
よって受信される。
【0020】受信された検知距離設定を指令する赤外線
信号がマイコン2に送られ、マイコン2によって、駆動
電圧制御回路3が制御され、赤外LED5から送信され
る赤外線信号の強さが最も弱くなるように、最低駆動電
圧が赤外LED5に印加され、送信IC4が制御され
て、赤外LED5から赤外線信号がテレビ装置の画面前
方の視聴者10に向けて送信される。
【0021】赤外LED5から送信された赤外線信号が
視聴者10によって反射され、その赤外線信号の反射光
がリモコン受信部6によって受信される。そして、受信
された赤外線信号の反射波が所定の強さに満たない場
合、マイコン2によって駆動電圧制御回路3が制御され
て、赤外LED5に印加される駆動電圧が所定量上げら
れ、赤外線信号の強さが所定量強められた赤外線信号
が、赤外LED5から視聴者に向けて送信される。
【0022】そして、視聴者によって反射された赤外線
信号の反射波の強さが所定の強さになるまで、赤外LE
D5に印加される駆動電圧が所定量づつ徐々に上げられ
て、リモコン受信部6によって受信された赤外線信号の
反射波の強さが所定の強さとなったとき、赤外LED5
によって送信される赤外線信号の強さを制御する制御デ
ータが電気的に消去・再書き込み可能な読み出し専用メ
モリ(EEPROM)8に記憶され、検知距離が設定さ
れる。
【0023】そして、設定された制御データに基づいた
強さの赤外線信号が赤外LED5から画面前方の視聴者
に向けて送信され、リモコン受信部6によって受信され
た赤外線信号の反射波の強さによって、設定された検知
距離の範囲内に視聴者が入ったか否かがマイコン2によ
って判断され、電源制御回路7が制御されて、テレビ装
置の電源が制御され、設定された検知距離の範囲内に視
聴者が入ったとき、テレビ装置の電源が切られ、設定さ
れた検知距離の範囲内から視聴者が離れたとき、テレビ
装置の電源が元の状態に戻される。
【0024】また、リモコン装置に設けられた検知距離
を拡大する検知距離拡大キーが押されたとき、検出距離
拡大を指令する赤外線信号がリモコン装置9から送信さ
れ、リモコン受信部6によって受信され、マイコン2に
よって駆動電圧制御回路が制御されて、赤外LED6に
印加される駆動電圧が所定量上げられ、赤外LED6か
ら送信される赤外線信号の強さが所定量強められて検知
距離が所定距離拡大され、EEPROM8に記憶されて
いる制御データが書き換えられる。
【0025】また、リモコン装置に設けられた検知距離
を縮小する検知距離縮小キーが押されたとき、検出距離
縮小を指令する赤外線信号がリモコン装置9から送信さ
れ、リモコン受信部6によって受信され、マイコン2に
よって駆動電圧制御回路が制御されて、赤外LED6に
印加される駆動電圧が所定量下げられ、赤外LED6か
ら送信される赤外線信号の強さが所定量弱められて検知
距離が所定距離縮小され、EEPROM8に記憶されて
いる制御データが書き換えられる。
【0026】リモコン装置に設けられた検知距離拡大キ
ー或いは検知距離縮小キーが押される毎に検知距離を拡
大或いは縮小する距離としては、30cm程度から1m
程度変更するようにするのが望ましい。
【0027】また、テレビ装置の画面近傍に配置された
赤外LEDから送信する赤外線信号としては、リモコン
装置から送信されるテレビ装置の電源を切る赤外線信号
と同じ赤外線信号とするのが望ましい。
【0028】次に、図5の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置の検知距離設定の動作を示すフローチャートを
基に説明する。
【0029】リモコン装置から送信された赤外線信号を
受けると、ステップS1からステップS2に進み、検知
距離設定キー入力があるか否かが判断され、検知距離設
定キー入力がある場合は、ステップS3に進み、検知距
離設定キー入力がない場合は、ステップS7に進んでメ
インプログラム(図示せず)に戻る。
【0030】ステップS3で、赤外LEDから最も弱い
強さの赤外線信号が送信され、ステップS4に進む。
【0031】ステップS4で、赤外LEDから赤外線信
号が視聴者に向けて送信され、視聴者によって反射され
て、リモコン受信部によって受信された赤外線信号の反
射光の強さが所定の強さか否かが判断され、受信された
赤外線信号の反射光が所定の強さである場合、ステップ
S6に進み、受信された赤外線信号が所定の強さでない
場合、ステップS5に進む。
【0032】ステップS5で、赤外LEDから送信され
る赤外線信号の強さが所定量強められ、ステップS4に
戻る。そして、受信された赤外線信号の反射光の強さが
所定強さになるまで、ステップS4からステップS5が
繰り返され、視聴者によって反射された赤外線信号が検
知されるようにして検知距離が設定される。
【0033】ステップS6で、検知距離に位置する視聴
者を検知するように設定された、赤外LEDから送信さ
れる赤外線信号の強さを制御する制御データがEEPR
OMに記憶され、ステップS7に進みメインプログラム
に戻る。
【0034】次に、図6の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置の検知距離変更の動作を示すフローチャートを
基に説明する。
【0035】リモコン装置から送信された赤外線信号を
受けると、ステップS11からステップS12に進み、
検知距離を拡大する検知距離拡大キー入力があるか否か
が判断され、検知距離拡大キー入力がない場合、ステッ
プS13に進み、検知距離拡大キー入力がある場合、ス
テップS15に進む。
【0036】ステップS13で、検知距離を縮小する検
知距離縮小キー入力があるか否かが判断され、検知距離
縮小キー入力がある場合は、ステップS14に進み、検
知距離縮小キー入力がない場合、ステップS17に進み
メインプログラムに戻る。
【0037】ステップS14で、赤外LEDから送信さ
れる赤外線信号の強さが所定量弱められて検知距離が所
定距離縮小され、ステップS16に進む。
【0038】ステップS15で、テレビ装置の画面近傍
に配置された赤外LEDから送信される赤外線信号の強
さが強められて検知距離が所定距離拡大され、ステップ
S16に進む。
【0039】ステップS16で、EEPROMに記憶さ
れている赤外LEDから送信される赤外線信号の強さを
制御する制御データが、変更された制御データで書き換
えられて、メインプログラムに戻る。
【0040】次に、図7の本発明の実施の形態に係るテ
レビ装置の検知動作を示すフローチャートを基に説明す
る。
【0041】テレビ装置の電源が入れられると、ステッ
プS21からステップS22に進み、赤外LEDから送
信される赤外線信号の強さを制御する制御データがEE
PROMから読み出され、ステップS23に進む。
【0042】ステップS23で、EEPROMから読み
出された制御データに基づいて、検知距離の範囲内に入
った視聴者を検知するように設定された強さの赤外線信
号が赤外LEDからテレビ装置の画面前方の視聴者に向
けて送信され、ステップS24に進む。
【0043】ステップS24で、リモコン受信部によっ
て視聴者によって反射された赤外線信号の反射光が受信
され、受信された赤外線信号の反射光の強さが所定の強
さ以上であるが否かが判断され、設定された検知距離の
範囲内に視聴者が入ったか否かが判断される。そして、
受信された赤外線信号の反射光の強さが所定の強さ以上
の場合、即ち検知距離の範囲内に視聴者が入った場合、
ステップS25に進み、受信された赤外線信号の反射光
の強さが所定の強さ以上でない場合、即ち検知距離の範
囲内から視聴者が離れた場合、ステップS26に進む。
【0044】ステップS25で、テレビ装置の電源が切
られ、ステップS27に進み、メインプログラムに戻
る。
【0045】ステップS26で、テレビ装置の電源が元
の状態に戻され、ステップS27に進み、メインプログ
ラムに戻る。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
テレビ装置によれば、テレビ装置の画面より所定距離離
れた位置において、リモコン装置に設けられた検知距離
を設定するキーを押すことによって検知距離が設定さ
れ、設定された検知距離の範囲内に視聴者が入ったと
き、テレビ装置の電源を切るようにすることができ、設
定された検知距離の範囲内から視聴者が離れたとき、テ
レビ装置の電源を元の状態に戻すようにすることができ
る。また、リモコン装置に設けられた検知距離を拡大或
いは縮小するキーを押すことによって、設定されている
検知距離を変更することができる。このことにより、幼
児が画面に近寄ってテレビ放送等の映像を見ようとした
とき、親がリモコン装置に設けられた検知距離を設定す
るキーを押すことによって、検知距離の範囲内に幼児が
入ったとき、テレビの電源が切れるようにすることがで
きる。
【0047】請求項1記載の発明に係るテレビ装置は、
リモコン装置に設けられた検知距離を設定するキーを押
すことによって検知距離が設定され、リモコン装置に設
けられた検知距離を拡大或いは縮小するキーを押すこと
によって、設定されている検知距離が変更され、設定さ
れた検知距離の範囲内に視聴者が入ったとき、テレビ装
置の電源を切るようにすることができ、設定された検知
距離の範囲内から視聴者が離れたとき、テレビ装置の電
源を元の状態に戻すようにすることができるようにして
いる。
【0048】請求項2記載の発明に係るテレビ装置は、
リモコン装置に設けられた検知距離を設定するキーを押
すことによって検知距離が設定され、設定された検知距
離の範囲内に視聴者が入ったとき、テレビ装置の電源を
切るようにすることができ、設定された検知距離の範囲
内から視聴者が離れたとき、テレビ装置の電源を元の状
態に戻すようにすることができるようにしている。
【0049】請求項3記載の発明に係るテレビ装置は、
リモコン装置に設けられた検知距離を拡大するキーを押
すことによって、設定されている検知距離を拡大するこ
とができるようにしている。
【0050】請求項4記載の発明に係るテレビ装置は、
リモコン装置に設けられた検知距離を縮小するキーを押
すことによって、設定されている検知距離を縮小するこ
とができるようにしている。
【0051】請求項5記載の発明に係るテレビ装置は、
設定された検知距離を記憶して、テレビ装置の電源が入
れられたとき、記憶されている検知距離の範囲内に入っ
た視聴者を検知して、テレビ装置の電源を制御すること
ができるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の斜視
図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置のリモ
コン装置の操作キー部を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の動作
を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の検知
距離設定の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の検知
距離変更の動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態に係るテレビ装置の検知
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テレビ装置 1a 画面 2 マイコン 3 駆動電圧制御回路 4 送信IC 5 赤外LED 6 リモコン受信部 7 電源制御回路 8 EEPROM 9 リモコン装置 9a 検知距離設定キー 9b 検知距離拡大キー 9c 検知距離縮小キー 10 視聴者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を利用したリモコン装置によって
    遠隔操作が可能なテレビ装置において、テレビ装置の画
    面近傍に配置され、画面前方の視聴者に向けて赤外線信
    号を送信する発光手段と、前記テレビ装置の画面近傍に
    配置され、リモコン装置から送信された赤外線信号を受
    信すると共に前記発光手段から送信され視聴者によって
    反射された赤外線信号の反射光を受信する受光手段と、
    前記受光手段が所定の強さ以上の前記赤外線信号の反射
    光を受信したとき、前記テレビ装置の電源を切るように
    し、前記受光手段が所定の強さ未満の前記赤外線信号の
    反射光を受信したとき、前記テレビ装置の電源を元の状
    態に戻すようにテレビ装置の電源を制御する第1の制御
    手段と、前記リモコン装置に設けられた検知距離を設定
    する第1のキーが押されたとき、前記受光手段によって
    所定の強さの前記赤外線信号の反射光が受信されるよう
    に、前記発光手段によって送信される赤外線信号の強さ
    を制御して検知距離を設定する第2の制御手段と、押さ
    れる毎に前記発光手段によって送信される赤外線信号の
    強さを所定量強くして、前記検知距離を所定距離拡大す
    る前記リモコン装置に設けられた第2のキーと、押され
    る毎に前記発光手段によって送信される赤外線信号の強
    さを所定量弱くして、前記検知距離を所定距離縮小する
    前記リモコン装置に設けられた第3のキーと、前記検知
    距離の範囲内に入った視聴者を検知するように設定され
    た、前記発光手段によって送信される赤外線信号の強さ
    を制御する制御データを記憶する記憶手段とを備え、前
    記テレビ装置の電源が入れられたとき、前記発光手段に
    よって前記記憶手段に記憶されている制御データに基づ
    いた強さの赤外線信号を送信し、前記受光手段が受信し
    た前記赤外線信号の反射光の強さによって、視聴者が前
    記検知距離の範囲内に入ったか否かを判断して、テレビ
    装置の電源を制御するようにしたことを特徴とするテレ
    ビ装置。
  2. 【請求項2】 赤外線を利用したリモコン装置によって
    遠隔操作が可能なテレビ装置において、テレビ装置の画
    面近傍に配置され、画面前方の視聴者に向けて赤外線信
    号を送信する発光手段と、前記テレビ装置の画面近傍に
    配置され、リモコン装置から送信された赤外線信号を受
    信すると共に前記発光手段から送信され視聴者によって
    反射された赤外線信号の反射光を受信する受光手段と、
    前記受光手段が所定の強さ以上の前記赤外線信号の反射
    光を受信したとき、前記テレビ装置の電源を切るように
    し、前記受光手段が所定の強さ未満の前記赤外線信号の
    反射光を受信したとき、前記テレビ装置の電源を元の状
    態に戻すようにテレビ装置の電源を制御する第1の制御
    手段と、前記リモコン装置に設けられた検知距離を設定
    する第1のキーが押されたとき、前記受光手段によって
    所定の強さの前記赤外線信号の反射光が受信されるよう
    に、前記発光手段によって送信される赤外線信号の強さ
    を制御して検知距離を設定する第2の制御手段と、前記
    検知距離の範囲内に入った視聴者を検知するように設定
    された、前記発光手段によって送信される赤外線信号の
    強さを制御する制御データを記憶する記憶手段とを備え
    たことを特徴とするテレビ装置。
  3. 【請求項3】 前記リモコン装置に設けられた検知距離
    を拡大する第2のキーを備え、前記第2のキーが押され
    る毎に、前記記憶手段に記憶されている前記制御データ
    を書き換えて、前記発光手段によって送信される赤外線
    信号の強さを所定量強くし、前記検知距離を所定距離拡
    大することができるようにしたことを特徴とする請求項
    2記載のテレビ装置。
  4. 【請求項4】 前記リモコン装置に設けられた検知距離
    を縮小する第3のキーを備え、前記第3のキーが押され
    る毎に、前記記憶手段に記憶されている前記制御データ
    を書き換えて、前記発光手段によって送信される赤外線
    信号の強さを所定量弱くし、前記検知距離を所定距離縮
    小することができるようにしたことを特徴とする請求項
    2記載のテレビ装置。
  5. 【請求項5】 前記テレビ装置の電源が入れられたと
    き、前記発光手段によって前記記憶手段に記憶されてい
    る制御データに基づいた強さの赤外線信号を送信し、前
    記受光手段が受信した前記赤外線信号の反射光の強さに
    よって、視聴者が前記検知距離の範囲内に入ったか否か
    を判断して、テレビ装置の電源を制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4のいずれ
    かに記載のテレビ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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