JP2006295280A - テレビ - Google Patents
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Abstract
【課題】2画面表示の際に主画面および副画面についてのチャンネル切替や音量調整を確実かつ容易に行い得るテレビを提供する。
【解決手段】1つのチャンネルの映像を表示部11に表示させる1画面表示処理の実行時にチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられる所定のスイッチを少なくとも備えたリモコン3と、1画面表示処理並びに2つのチャンネルの各映像をそれぞれ主画面および副画面として表示部11に表示させる2画面表示処理をリモコン3の操作に従って実行する主制御部19とを備え、主制御部19は、その所定のスイッチが2画面表示処理の実行時に操作されたときに、その所定のスイッチの操作に従い、主画面および副画面のいずれか一方についてのチャンネル切替および音量調整のいずれかを実行する。
【選択図】図1
【解決手段】1つのチャンネルの映像を表示部11に表示させる1画面表示処理の実行時にチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられる所定のスイッチを少なくとも備えたリモコン3と、1画面表示処理並びに2つのチャンネルの各映像をそれぞれ主画面および副画面として表示部11に表示させる2画面表示処理をリモコン3の操作に従って実行する主制御部19とを備え、主制御部19は、その所定のスイッチが2画面表示処理の実行時に操作されたときに、その所定のスイッチの操作に従い、主画面および副画面のいずれか一方についてのチャンネル切替および音量調整のいずれかを実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、1画面表示処理と2画面表示処理とを実行可能に構成されたテレビに関するものである。
この種のテレビとして、特開2003−143432号公報に開示されたテレビジョン受像機が知られている。このテレビジョン受像機では、2つのテレビ放送チャンネルの番組を主画面および副画面として2画面表示している状態において、チャンネル切替用のキー釦が操作された(押し下げられた)ときに、キー釦の操作時間の長短に基づいて主画面および副画面のいずれのチャンネルを切り替えるかを制御部が判別する。具体的には、制御部は、キー釦の操作時間が設定された時間(例えば1秒)以上のときには、副画面のチャンネルをそのキー釦に対応するチャンネルに切り替え、キー釦の操作時間が1秒よりも短いときには、主画面のチャンネルをそのキー釦に対応するチャンネルに切り替える。このため、このテレビジョン受像機では、チャンネルを切り替える際に、チャンネル切替の対象とする画面を専用の選択キー釦等を用いて選択する必要がない分だけ、操作の簡略化が可能となっている。
特開2003−143432号公報(第5−6頁、第1−3図)
ところが、上記のテレビ受像機には、以下の問題点がある。すなわち、このテレビ受像機では、制御部が、チャンネル切替の対象となる画面が主画面および副画面のいずれであるかをキー釦の操作時間の長短に基づいて判別している。このため、例えば、副画面のチャンネル切替を意図して、キー釦を長めに操作したつもりであっても、実際の操作時間が、設定された1秒よりも短かったときには、意図していない主画面のチャンネル切替が行われることとなる。このようなときには、主画面のチャンネルを元に戻すためのキー釦の操作と、副画面のチャンネルを切り替えるためのキー釦の再操作とを行う必要があり、却って操作が煩雑となる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、2画面表示の際に主画面および副画面についてのチャンネル切替や音量調整を確実かつ容易に行い得るテレビを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るテレビは、1つのチャンネルの映像を表示部に表示させる1画面表示処理の実行時にチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられる所定のスイッチを少なくとも備えた操作部と、前記1画面表示処理並びに2つのチャンネルの各映像をそれぞれ主画面および副画面として当該表示部に表示させる2画面表示処理を前記操作部の操作に従って実行する制御部とを備えたテレビであって、前記制御部は、前記所定のスイッチが前記2画面表示処理の実行時に操作されたときに、当該所定のスイッチの操作に従い、前記主画面および前記副画面のいずれか一方についての前記チャンネル切替および前記音量調整のいずれかを実行する。
このテレビでは、1画面表示処理の実行時にチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられる所定のスイッチが2画面表示処理の実行時に操作されたときに、制御部が、その所定のスイッチの操作に従い、主画面および副画面のいずれか一方についてのチャンネル切替および音量調整のいずれかを実行する。このため、2画面表示の実行時において、チャンネルスイッチや音量調整スイッチを用いることなく、主画面および副画面のいずれか一方についてのチャンネル切替や音量調整を行うことができる。このため、主画面および副画面についてのチャンネル切替や音量調整を互いに異なるスイッチの操作で行うことができる。したがって、キー釦の操作時間の長短に基づいてチャンネル切替の対象となる画面が主画面および副画面のいずれであるかが判別される従来のテレビジョン受像機とは異なり、2画面表示の実行時における主画面および副画面についてのチャンネル切替や音量調整を確実かつ容易に行うことができる。
また、本発明に係るテレビは、上記のテレビにおいて、前記所定のスイッチは、カーソルキーで構成されている。
このテレビでは、2画面表示処理の実行時においてカーソルキーが操作されたときに、制御部が、主画面および副画面のいずれか一方についてのチャンネル切替および音量調整を実行する。この場合、一般的なカーソルキーには矢印が付されているため、チャンネルのアップダウンや音量の増減と各カーソルキーとの対応関係をこの矢印によって直感的に認識させることができる。したがって、このテレビ1によれば、操作ミスを確実に防止することができる。
以下、本発明に係るテレビの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すテレビ1は、リアプロジェクションテレビであって、本体部2およびリモコン3を備えて構成されている。本体部2は、表示部11、映像表示処理部12、選局処理部13、チューナ14a,14b(以下、区別しないときには「チューナ14」ともいう)、映像音声処理部15a,15b(以下、区別しないときには「映像音声処理部15」ともいう)、音量調整部16、音声出力部17a,17b(以下、区別しないときには「音声出力部17」ともいう)、受光部18および主制御部19を備えている。
表示部11は、図1に示すように、光学エンジン31およびスクリーンパネル32を備えている。光学エンジン31は、本体部2の内部に配設されて、映像表示処理部12から出力される表示用信号Seに基づいて変調した投射光Lをスクリーンパネル32の背面側から投射する。具体的には、光学エンジン31は、例えば、光源と、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えている。なお、このテレビ1では、実際には、光学エンジン31からの投射光Lが図外の反射ミラーによって反射されてスクリーンパネル32に投射される。スクリーンパネル32は、投射光Lを受光して映像を表示する。
映像表示処理部12は、主制御部19の制御に従い、映像音声処理部15aから出力された映像データDpに基づき、例えば、図2に示すように、テレビ映像Pt1(以下、映像の内容を区別しないときには「テレビ映像Pt」ともいう)を表示部11のスクリーンパネル32に1画面表示させるための表示用信号Seを生成して光学エンジン31に出力する。また、映像表示処理部12は、主制御部19の制御に従い、映像音声処理部15a,15bからそれぞれ出力された映像データDp,Dpに基づき、例えば、図5に示すように、2つのテレビ映像Pt2,Pt3をそれぞれ主画面および副画面として表示部11のスクリーンパネル32に2画面表示させるための表示用信号Seを生成して光学エンジン31に出力する。選局処理部13は、主制御部19の制御に従って制御信号Sc2を出力することにより、チューナ14a,14bおよび映像音声処理部15a,15bを制御する。
チューナ14a,14bは、選局処理部13から出力された制御信号Sc2に従い、その制御信号Sc2によって指定されたチャンネルの放送信号Sbを図外のアンテナで受信した放送波から抽出して、映像音声処理部15a,15bにそれぞれ出力する。映像音声処理部15は、例えば、IF回路、音声検波回路、映像検波回路およびA/D変換部(いずれも図示せず)などを備えて構成されている。この場合、映像音声処理部15aは、チューナ14aから出力された放送信号Sbに基づいて映像データDpおよび音声データDsを生成して、映像表示処理部12および音声出力部17aにそれぞれ出力する。また、映像音声処理部15bは、チューナ14bから出力された放送信号Sbに基づいて映像データDpおよび音声データDsを生成して、映像表示処理部12および音声出力部17bにそれぞれ出力する。
音量調整部16は、主制御部19の制御に従って制御信号Sc3を出力することにより、音声出力部17a,17bから出力される音声信号Ssの音量(レベル)を調整する。音声出力部17aは、映像音声処理部15aから出力された音声データDsに基づいて音声信号Ssを生成してスピーカ20(図1,2参照)に出力する。音声出力部17bは、映像音声処理部15bから出力された音声データDsに基づいて音声信号Ssを生成してヘッドホン端子21(図1,2参照)に出力する。この場合、音声出力部17a,17bは、音量調整部16から出力された制御信号Sc3によって指定された音量で音声信号Ssを出力する。受光部18は、リモコン3から出力された赤外線信号Siを受光して光電変換することにより、リモコン3による操作内容を示す操作信号Soを主制御部19に出力する。
主制御部19は、本発明における制御部に相当し、受光部18から出力された操作信号So、つまりリモコン3における各スイッチおよびキーの操作に従って制御信号Sc1を出力することにより、映像表示処理部12、選局処理部13および音量調整部16を制御する。また、主制御部19は、リモコン3における表示モード切替スイッチ45(図2参照)の操作に応じて、1つのテレビ映像Ptを表示部11に表示させる1画面表示処理、および2つのテレビ映像Pt,Ptをそれぞれ主画面および副画面として表示部11に表示させる2画面表示処理を実行する。この場合、主制御部19は、2画面表示処理の実行時においてリモコン3のカーソルキー44a,44b(同図参照)が操作されたときに、副画面についてのチャンネル切替をその操作に従って実行する。また、主制御部19は、2画面表示処理の実行時においてカーソルキー44c,44d(同図参照)が操作されたときに、副画面についての音量調整をその操作に従って実行する。
リモコン3は、本発明における操作部に相当し、図2に示すように、本体部2とは別体に構成されている。また、リモコン3は、電源スイッチ41、チャンネルスイッチ42,42・・、音量調整スイッチ43a,43b(以下、区別しないときには「音量調整スイッチ43」ともいう)、カーソルキー44a,44b,44c,44d(以下、区別しないときには「カーソルキー44」ともいう)、表示モード切替スイッチ45、設定画面表示スイッチ46および決定スイッチ47(いずれも本発明におけるスイッチに相当する)などの各種スイッチやキーが配列されて構成され、これらが操作されたときに、各スイッチやキーに対応する操作信号を赤外線信号Siに変換して出力する。この場合、チャンネルスイッチ42,42・・は、1画面表示の実行時においてチャンネル切替に用いられると共に、2画面表示の実行時において主画面についてのチャンネル切替に用いられる。また、音量調整スイッチ43は、1画面表示の実行時において音量調整に用いられると共に、2画面表示の実行時において主画面についての音量調整に用いられる。さらに、カーソルキー44a〜44dは、本発明における所定のスイッチに相当し、1画面表示の実行時においてチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられるスイッチであって、チャンネルのプリセットや、コントラスト等の画質設定の際に用いられる。また、カーソルキー44a,44bは、2画面表示の実行時において副画面についてのチャンネル切替の操作が割り当てられ、カーソルキー44c,44dは、2画面表示の実行時において副画面についての音量調整の操作が割り当てられる。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。このテレビ1では、リモコン3の電源スイッチ41が操作されたときに、表示部11の光学エンジン31に電源が供給されて光源が発光し、主制御部19が1画面表示処理を実行する。具体的には、主制御部19は、直前の電源切断時に選択されていたチャンネル(例えばチャンネルCH3)を選局させる制御信号Sc1を選局処理部13に出力すると共に、そのチャンネルのテレビ映像Ptを1画面表示(1画面モードで表示)させる制御信号Sc1を映像表示処理部12に出力する。また、主制御部19は、そのチャンネルの音声を直前の電源切断時に設定されていた例えば「18」の音量レベル(図2に示す音量レベル画像Pv1参照)で出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。次に、選局処理部13が、制御信号Sc1に従ってチューナ14aおよび映像音声処理部15aに制御信号Sc2を出力する。次いで、チューナ14aが、制御信号Sc2に従ってチャンネルCH3の放送信号Sbを抽出し、映像音声処理部15aが、制御信号Sc2に従って放送信号Sbに基づく映像データDpおよび音声データDsを映像表示処理部12および音声出力部17aにそれぞれ出力する。
続いて、映像表示処理部12が、映像データDpに基づく表示用信号Seを生成して表示部11の光学エンジン31に出力する。これに応じて、光学エンジン31が、光源からの光を表示用信号Seに基づく投射光Lに変調してスクリーンパネル32に投射する。これにより、図2に示すように、チャンネルCH3のテレビ映像Pt1がスクリーンパネル32に1画面表示される。一方、音量調整部16は、主制御部19から出力された制御信号Sc1に従い、音声信号Ssを「18」の音量レベルで出力させる制御信号Sc3を音声出力部17aに出力する。これに応じて、音声出力部17aが、映像音声処理部15aからの音声データDsに基づく音声信号Ssを生成してスピーカ20に出力する。これにより、チャンネルCH3の音声が「18」の音量レベルでスピーカ20から出力される。
次に、例えば、テレビ映像Pt1に代えて、チャンネルCH1のテレビ映像Ptを1画面表示させるときには、リモコン3におけるチャンネルCH1に対応するチャンネルスイッチ42(図2に示す「1」の数字が付されたチャンネルスイッチ42)を操作する。この際に、リモコン3がチャンネルスイッチ42に対応する赤外線信号Siを出力し、受光部18が赤外線信号Siを受光して操作信号Soを出力する。次いで、主制御部19は、操作信号Soに従い、チャンネルCH1を選局させる制御信号Sc1を選局処理部13に出力すると共に、チャンネルCH1のテレビ映像Ptを1画面表示させる制御信号Sc1を映像表示処理部12に出力する。また、主制御部19は、チャンネルCH1の音声を上記の「18」の音量レベルで出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。続いて、映像表示処理部12、選局処理部13、チューナ14a、映像音声処理部15a、音量調整部16、音声出力部17aおよび光学エンジン31が上記と同様に動作することにより、図3に示すように、チャンネルCH1のテレビ映像Pt2がスクリーンパネル32に1画面表示されると共に、チャンネルCH1の音声が「18」の音量レベルでスピーカ20から出力される(同図に示す音量レベル画像Pv2参照)。
次に、チャンネルCH1の音量レベルを「18」から「20」に増加させるときには、リモコン3の音量調整スイッチ43aを操作する。この際に、主制御部19は、操作信号Soに従い、音声を「20」の音量レベルで出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力し、音量調整部16が制御信号Sc1に従って制御信号Sc3を出力する。これに応じて、音声出力部17aは、映像音声処理部15aからの音声データDsに基づく音声信号Ssを「20」の音量レベルで出力する。これにより、チャンネルCH1の音声が「20」の音量レベルで出力される(図4に示す音量レベル画像Pv3参照)。
次いで、例えば、表示中のチャンネルCH1のテレビ映像Pt2を主画面とし、チャンネルCH6のテレビ映像Ptを副画面として両テレビ映像Pt,Ptを2画面表示させる(2画面モードに切り替える)ときには、リモコン3の表示モード切替スイッチ45を操作した後に、チャンネルCH6に対応するチャンネルスイッチ42(図2に示す「6」の数字が付されたチャンネルスイッチ42)を操作する。この際に、主制御部19は、操作信号Soに従い、2画面表示処理を実行する。この場合、主制御部19は、チャンネルCH1,CH6を選局させる制御信号Sc1を選局処理部13に出力すると共に、チャンネルCH1,CH6の各テレビ映像Pt,Ptを2画面表示させる制御信号Sc1を映像表示処理部12に出力する。また、主制御部19は、チャンネルCH1,CH6の各音声を現在選択されている「20」の音量レベルで出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。続いて、選局処理部13が、制御信号Sc1に従ってチューナ14a,14bおよび映像音声処理部15a,15bに制御信号Sc2を出力する。
これに応じて、チューナ14aがチャンネルCH1の放送信号Sbを抽出し、映像音声処理部15aがその放送信号Sbに基づく映像データDpおよび音声データDsを映像表示処理部12および音声出力部17aにそれぞれ出力する。また、チューナ14bがチャンネルCH6の放送信号Sbを抽出し、映像音声処理部15bがその放送信号Sbに基づく映像データDpおよび音声データDsを映像表示処理部12および音声出力部17bにそれぞれ出力する。次いで、映像表示処理部12が、映像音声処理部15a,15bからそれぞれ出力された映像データDp,Dpに基づいて2画面表示用の表示用信号Seを生成して光学エンジン31に出力する。この場合、映像表示処理部12は、チャンネルCH1のテレビ映像Ptが主画面である旨を示す枠画像Pf(図5参照)を表示可能に表示用信号Seを生成する。続いて、光学エンジン31が表示用信号Seに基づく投射光Lを投射することにより、同図に示すように、チャンネルCH1のテレビ映像Pt2とチャンネルCH6のテレビ映像Pt3とがスクリーンパネル32に2画面表示され、テレビ映像Pt2の周囲には、枠画像Pfが表示される。
一方、音量調整部16は、制御信号Sc1に従って音声出力部17a,17bに制御信号Sc3を出力する。これに応じて、音声出力部17aは、映像音声処理部15aからの音声データDsに基づく音声信号Ssを「20」の音量レベルでスピーカ20に出力する。これにより、チャンネルCH1の音声が「20」の音量レベル(図5に示す音量レベル画像Pv4参照)でスピーカ20から出力される。また、音声出力部17bは、映像音声処理部15bからの音声データDsに基づく音声信号Ssを「20」の音量レベルでヘッドホン端子21に出力する。この場合、例えば、図1,2に示すヘッドホン4をヘッドホン端子21に接続することで、チャンネルCH6の音声が「20」の音量レベル(図5に示す音量レベル画像Pv5参照)でヘッドホン4から出力される。
次に、表示中のチャンネルCH1のテレビ映像Pt2に代えて、他のチャンネルのテレビ映像Ptを主画面として表示させるときには、リモコン3のチャンネルスイッチ42を操作する。この場合、主制御部19は、2画面表示処理の実行時においてチャンネルスイッチ42に対応する操作信号Soが出力されたときには、主画面についてのチャンネル切替が指示されたと判別する。したがって、例えば、チャンネルCH2に対応するチャンネルスイッチ42(図2に示す「2」の数字が付されたチャンネルスイッチ42)が操作されたときには、主制御部19は、チャンネルCH1に代えて、チャンネルCH2を選局させる制御信号Sc1を選局処理部13に出力する。また、主制御部19は、主画面用として現在選択されている「20」の音量レベルで音声信号Ssを出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。
次いで、映像表示処理部12、選局処理部13、チューナ14a、映像音声処理部15a、音量調整部16、音声出力部17aおよび光学エンジン31が上記と同様に動作することにより、図6に示すように、テレビ映像Pt2に代えて、チャンネルCH2のテレビ映像Pt4が主画面として表示される。また、チャンネルCH2の音声が、チャンネルスイッチ42の操作前と同じ「20」の音量レベル(同図に示す音量レベル画像Pv6参照)でスピーカ20から出力される。以下、2画面表示の実行状態においてチャンネルスイッチ42が操作される度に、主制御部19は上記と同様の処理を実行する。これにより、チャンネルスイッチ42の操作に応じて主画面についてのチャンネル切替が行われる。
一方、主画面についての音量レベルを変更するときには、リモコン3の音量調整スイッチ43を操作する。この場合、主制御部19は、2画面表示処理の実行時において音量調整スイッチ43に対応する操作信号Soが出力されたときには、主画面についての音量を増減する旨が指示されたと判別する。したがって、例えば、音量調整スイッチ43aが操作されたときには、主制御部19は、主画面についての音量を増加させて、例えば「24」の音量レベルで出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。次いで、音量調整部16および音声出力部17a,17bが上記と同様に動作することにより、チャンネルCH2の音声が、「24」の音量レベル(図7に示す音量レベル画像Pv7参照)でスピーカ20から出力され、チャンネルCH6の音声が、音量調整スイッチ43aの操作前と同じ「20」の音量レベルでヘッドホン端子21に接続されているヘッドホン4から出力される。以下、2画面表示の実行状態において音量調整スイッチ43が操作される度に、主制御部19は、上記と同様の処理を実行する。これにより、音量調整スイッチ43の操作に応じて主画面についての音量調整が行われる。
次に、表示中のチャンネルCH6のテレビ映像Pt3に代えて、他のチャンネルのテレビ映像Ptを副画面として表示させるときには、リモコン3のカーソルキー44a(上カーソルキー)またはカーソルキー44b(下カーソルキー)を操作する。この際に、主制御部19は、操作信号Soに従い、図8に示す上下カーソルキー入力判定処理50を実行する。この上下カーソルキー入力判定処理50では、主制御部19は、カーソルキー44a,44bに対応する操作信号Soが出力されたときに、その時点における表示モードが2画面モードであるか否かを判別する(ステップ51)。この場合、表示モードが2画面モードであるときには、主制御部19は、操作信号Soに従って副画面についてのチャンネル切替処理を実行する(ステップ52)。具体的には、主制御部19は、表示モードが2画面モードであるとき、つまり2画面表示処理の実行時において、カーソルキー44aに対応する操作信号Soが出力されたときには、副画面についてのチャンネルをアップさせる旨が指示されたと判別し、カーソルキー44bに対応する操作信号Soが出力されたときには、副画面についてのチャンネルをダウンさせる旨が指示されたと判別する。したがって、例えば、カーソルキー44aが1回操作されたときには、主制御部19は、チャンネルCH6に代えて、チャンネルCH7を選局させる制御信号Sc1を選局処理部13に出力する。また、主制御部19は、副画面用として現在選択されている「20」の音量レベルで音声信号Ssを出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。
次いで、映像表示処理部12、選局処理部13、チューナ14b、映像音声処理部15b、音量調整部16、音声出力部17bおよび光学エンジン31が上記と同様に動作することにより、図9に示すように、テレビ映像Pt3に代えて、チャンネルCH7のテレビ映像Pt5が副画面として表示される。また、チャンネルCH2の音声が、カーソルキー44aの操作前と同じ「24」の音量レベル(同図に示す音量レベル画像Pv7参照)でスピーカ20から出力され、チャンネルCH7の音声が、カーソルキー44aの操作前と同じ「20」の音量レベル(同図に示す音量レベル画像Pv8参照)でヘッドホン端子21に接続されているヘッドホン4から出力される。以下、2画面表示の実行状態においてカーソルキー44a,44bが操作される度に、主制御部19は上記と同様のチャンネル切替処理を実行する。これにより、カーソルキー44a,44bの操作に応じて副画面についてのチャンネル切替が行われる。
一方、副画面についての音量レベルを変更するときには、リモコン3のカーソルキー44c(左カーソルキー)またはカーソルキー44d(右カーソルキー)を操作する。この際に、主制御部19は、操作信号Soに従い、図10に示す左右カーソルキー入力判定処理60を実行する。この左右カーソルキー入力判定処理60では、主制御部19は、カーソルキー44c,44dに対応する操作信号Soが出力されたときに、その時点における表示モードが2画面モードであるか否かを判別する(ステップ61)。この場合、表示モードが2画面モードであるときには、主制御部19は、操作信号Soに従って副画面についての音量調整処理を実行する(ステップ62)。具体的には、主制御部19は、表示モードが2画面モードであるとき、つまり2画面表示処理の実行時において、例えば、カーソルキー44cに対応する操作信号Soが出力されたときには、副画面についての音量を減少させる旨が指示されたと判別し、カーソルキー44dに対応する操作信号Soが出力されたときには、副画面についての音量を増加させる旨が指示されたと判別する。したがって、例えば、カーソルキー44cが操作されたときには、主制御部19は、副画面についての音量を減少させて、例えば「18」の音量レベルで出力させる制御信号Sc1を音量調整部16に出力する。次に、音量調整部16および音声出力部17a,17bが上記と同様に動作することにより、チャンネルCH2の音声が、カーソルキー44cの操作前と同じ「24」の音量レベルでスピーカ20から出力され、チャンネルCH7の音声が、「18」の音量レベル(図11に示す音量レベル画像Pv9参照)でヘッドホン端子21に接続されているヘッドホン4から出力される。以下、2画面表示の実行状態においてカーソルキー44c,44dが操作される度に、主制御部19は、上記と同様の音量調整処理を実行する。これにより、カーソルキー44c,44dの操作に応じて副画面についての音量調整が行われる。
また、例えば、1画面表示および2画面表示の実行時においてチャンネルのプリセットや画質設定などの各種の設定を行うときには、リモコン3の設定画面表示スイッチ46を操作する。この際に、主制御部19は、操作信号Soに従い、1画面表示処理および2画面表示処理を中断すると共に、設定用の画面を表示させる制御信号Sc1を映像表示処理部12に出力する。これにより、図12に示すように、スクリーンパネル32に設定画面Psが表示される。次いで、設定画面Psの指示に従い、カーソルキー44および決定スイッチ47等を用いて各種の設定を行う。この場合、主制御部19は、設定画面Psを表示させている状態においてカーソルキー44に対応する操作信号Soが出力されたときには、上記した上下カーソルキー入力判定処理50(図8参照)のステップ51、および上記した左右カーソルキー入力判定処理60(図10参照)のステップ61において、その時点における表示モードが2画面モードではないと判別して、設定画面Ps内においてカーソルを上下左右に移動させる処理、つまり通常のカーソルキー機能に対応する処理を実行する(上下カーソルキー入力判定処理50のステップ53、および左右カーソルキー入力判定処理60のステップ63)。したがって、この状態においては、カーソルキー44が、通常のカーソルキーとして機能する。
このように、このテレビ1によれば、1画面表示処理の実行時にチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられるリモコン3のスイッチやキーが2画面表示処理の実行時に操作されたときに、主制御部19が、副画面についてのチャンネル切替処理および音量調整処理をそのスイッチやキーの操作に従って実行することにより、2画面表示の実行時において、チャンネルスイッチ42や音量調整スイッチ43を用いることなく、副画面についてのチャンネル切替および音量調整を行うことができる。このため、主画面および副画面についてのチャンネル切替および音量調整を互いに異なるスイッチやキーの操作で行うことができる。したがって、キー釦の操作時間の長短に基づいてチャンネル切替の対象となる画面が主画面および副画面のいずれであるかが判別される従来のテレビジョン受像機とは異なり、2画面表示の実行時における主画面および副画面についてのチャンネル切替および音量調整を確実かつ容易に行うことができる。
また、このテレビ1では、2画面表示処理の実行時においてカーソルキー44が操作されたときに、主制御部19が、副画面についてのチャンネル切替処理および音量調整処理を実行する。この場合、一般的なカーソルキーには矢印が付されているため、チャンネルのアップダウンや音量の増減と各カーソルキーとの対応関係をこの矢印によって直感的に認識させることができる。したがって、このテレビ1によれば、操作ミスを確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、カーソルキー44を用いて副画面についてのチャンネル切替および音量調整を行う例について上記したが、カーソルキー44に限定されず、1画面表示の実行時においてチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられる任意のスイッチを副画面についてのチャンネル切替および音量調整に用いることができる。この場合、副画面として表示させる映像を外部装置からの映像に切り替える操作等の、チャンネル切替および音量調整以外の操作をこれらのスイッチを用いて行うこともできる。また、カーソルキー44を用いてチャンネル切替および音量調整の両者を行う例について上記したが、これらのうちの一方だけをカーソルキー44を用いて行う構成を採用することもできる。
また、カーソルキー44の操作によってチャンネル切替および音量調整を行う対象を副画面とした例について上記したが、主画面についてのチャンネル切替および音量調整をカーソルキー44の操作によって行うと共に、副画面についてのチャンネル切替および音量調整をチャンネルスイッチ42および音量調整スイッチ43の操作によって行う構成を採用することもできる。また、表示部を備えていない受信装置等に本発明を適用することもできる。また、光学エンジン31およびスクリーンパネル32を備えて表示部11を構成した例について上記したが、表示部として、CRT、液晶表示パネルおよびプラズマディスプレイを採用することもできる。
1 テレビ、3 リモコン、11 表示部、19 主制御部、41 電源スイッチ、42 チャンネルスイッチ、43a,43b 音量調整スイッチ、44a〜44d カーソルキー、45 表示モード切替スイッチ、46 設定画面表示スイッチ、47 決定スイッチ
Claims (2)
- 1つのチャンネルの映像を表示部に表示させる1画面表示処理の実行時にチャンネル切替および音量調整以外の操作に割り当てられる所定のスイッチを少なくとも備えた操作部と、前記1画面表示処理並びに2つのチャンネルの各映像をそれぞれ主画面および副画面として当該表示部に表示させる2画面表示処理を前記操作部の操作に従って実行する制御部とを備えたテレビであって、
前記制御部は、前記所定のスイッチが前記2画面表示処理の実行時に操作されたときに、当該所定のスイッチの操作に従い、前記主画面および前記副画面のいずれか一方についての前記チャンネル切替および前記音量調整のいずれかを実行するテレビ。 - 前記所定のスイッチは、カーソルキーで構成されている請求項1記載のテレビ。
Priority Applications (1)
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JP2005109445A JP2006295280A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | テレビ |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2005109445A Withdrawn JP2006295280A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | テレビ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-04-06 JP JP2005109445A patent/JP2006295280A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8823716B2 (en) | 2010-10-08 | 2014-09-02 | Seiko Epson Corporation | Display device, method and computer program for displaying images from a plurality of input sources, including an input source selection menu |
US9172891B2 (en) | 2010-10-08 | 2015-10-27 | Seiko Epson Corporation | Display device, method of controlling display device, and computer program product |
US9544509B2 (en) | 2010-10-08 | 2017-01-10 | Seiko Epson Corporation | Display device, method of controlling display device, and computer program product |
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